JP4725141B2 - ドアハンドル構造 - Google Patents
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Description
例えば、携帯機を携帯したユーザが対応する本体機を搭載した車両のドアに近づくと、上記携帯機と本体機との間で双方向通信が行われ、必要な照合確認を経て、施錠状態にあったドアの錠装置に開錠指令が自動的に出力され、車両ドアが開錠される。
ところで、上述したように、パッシブエントリーシステムは、本来ユーザの意識的な操作を必要とせずにドアのロック・アンロックを行うようにしたものであるが、このようなシステムでは、携帯機を持ったユーザが車両に近づくと、ユーザの意に反して開錠が行われる場合がある。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、安価な構成で、且つ、ユーザがドアの開錠を望んでいるときにのみ確実に且つ瞬時にドアを開錠できるようした、ドアハンドル構造を提供することを目的とする。
また、該変位部材と該歪みセンサとの間に可撓性を有するカバー部材を配設してもよい(請求項3)。
また、ドアレバーとベース部材との間の僅かな空間に歪みセンサを配設できるので、レイアウト上の自由度が高いという利点がある。また、ユーザが僅かにドアレバーを操作しただけでも確実に歪みセンサの断面形状の歪みを復元させることができ、ドアレバーの操作(動き)を瞬時に検出することができる(請求項1)。
また、変位部材と歪みセンサとの間に可撓性を有するカバー部材を配設することにより歪みセンサの耐久性が向上するとともに、防塵性を高めることができる(請求項3)。
図4は、パッシブエントリーシステムを備えた自動車のドアに適用されるドアハンドルであって、図中符号1はドアレバー、符号2はドアレバー1の周囲に設けられるベースである。
また、このセンサ5は、図3及び図4に示す回路基盤5bを介して図示しないパッシブエントリー用のECU(コントローラ)に接続されている。このパッシブエントリーは、すでに説明したように、例えば携帯機を携帯したユーザが対応する本体機を搭載した車両のドアに近づくと、上記携帯機と本体機との間で双方向通信が行われて、ドアのアンロックが可能になるようなシステムである。
また、ピエゾケーブルセンサ5と上記変位部材6との間には可撓性を有するカバー部材7が配設されている。このカバー部材7は変位部材6が直接センサ5に当接してケーブルの表皮が劣化するのを防止する機能と、図示しないドア内部に埃等が侵入するのを防止する防塵カバーとしての機能とを有している。
そして、このような構成により、ドアレバー1の非操作時には、このドアレバー1の押し付け力(圧縮荷重)によりピエゾケーブルセンサ5の断面形状が押し潰されて変形するようになっている。
本発明の一実施形態に係るドアハンドル構造は上述のように構成されているので、携帯機を持ったユーザが車両に近づき、ドアアンロックリクエスト動作が検出されると、車両の本体機とユーザの携帯機との間で通信が行われ認証確認が実行される。そして、携帯機が車両本体機に予め登録された正規の携帯機であると確認されると、ドアアンロック信号を発信し、ドアが開錠される。
そして、このように歪みが検出されると、ドアレバー1が操作された(即ちアンロックリクエスト動作が実行された)として、車両の本体機とユーザの携帯機との間の通信が行われ、必要な照合確認を行い、ある一定の条件を満たした場合に、ECUからドアロック解除信号が出力されて、ドアが開錠される。
また、変位部材6とピエゾケーブルセンサ5との間にカバー部材7を配設しているので防塵性を高めることができるとともに、歪みセンサの耐久性が向上する利点がある。また、歪みセンサとしてピエゾケーブルセンサ5を用いることにより、ドアレバー1とベース2との間の僅かな空間にセンサを配設できる。
また、本発明は車両にのみ適用されるものではなく、住宅やオフィス等、パッシブエントリーをそなえたドアに広く適用できる。また、ドアレバーやベースの形状等は適宜変更可能であるのはいうまでもない。
2 ベース
3 ピン
4a,4b 開口部
5 歪みセンサとしてピエゾケーブルセンサ
6 変位部材
7 カバー部材
Claims (3)
- ベース部材と、
該ベース部材に対して所定の回転軸を中心に揺動可能に設けられたドアレバーと、
該ドアレバーにおける該ベース部材と対向する位置に設けられ、該ドアレバーの操作に連動して該回転軸を中心として回動する変位部材と、
該ベース部材における該ドアレバーと対向する部位に形成された凹状の溝部と、
該溝部の中で該回転軸と略平行に配設されたケーブル状の歪みセンサとをそなえ、
該溝部の深さが、該ドアレバーの非操作時に該変位部材によって該歪みセンサの断面径方向に圧縮荷重が与えられるように、かつ、該ドアレバーの操作時に該圧縮荷重が該ドアレバーの非操作時よりも小さくなるように設定されている
ことを特徴とする、ドアハンドル構造。 - 該ドアレバーと該変位部材とが一体形成されている
ことを特徴とする、請求項1記載のドアハンドル構造。 - 該変位部材と該歪みセンサとの間に可撓性を有するカバー部材が配設されている
ことを特徴とする、請求項1又は2記載のドアハンドル構造。
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