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JP4722309B2 - 回転電機及びこの回転電機を用いた滑車駆動装置 - Google Patents

回転電機及びこの回転電機を用いた滑車駆動装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トルク特性及び低トルクリップルの要求が厳しい分野に用いられる回転電機及びこの回転電機を用いた滑車駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、誘導電動機などの回転電機においては、固定子あるいは回転子に、コイルを収めるための鉄心に打ち抜いた溝、いわゆるスロットが空隙部近傍に形成され、このスロット部と鉄心部との磁気抵抗の差異により、空隙部に形成される磁界の磁束密度には、疎密が生じる。このために空隙部の磁束分布に多くの高調波成分が含まれ、誘導電導機にトルクの大小が発生する。この誘導電導機に発生するトルクの大小は、いわゆるトルクリップル(トルク脈動)といわれるものであり、このトルクリップルの問題を解決することが必要になる。
【0003】
従来は、この問題を解決するために、固定子または回転子に形成されたスロットを回転軸方向から斜めにずらす、いわゆる斜めスロットが採用される。また、実開平4−97459号公報に開示された回転電機のように、1つの回転子に対して複数個の固定子を設けて、この複数個の固定子に形成されるスロットの位置を互いに回転方向にずらしたり、1つの固定子に対して回転子を複数個設けて、この複数個の回転子のスロットの位置を互いに回転方向にずらすとともに、スロット内に納められた各巻線を直列に接続したものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
エレベータ用の回転電機等においては、低トルクリップルに対する厳しい要求とともに、トルク力に対しても厳しい要求がある。しかし、上記斜めスロットを採用した回転電機あるいは実開平4−97459号公報に開示された回転電機では、回転子の磁極と固定子の磁極との対向面積が減少する等のため、上記要求を満足させるトルク力を得ることが困難であるという問題があった。
【0005】
特に、固定子を構成するコアに形成されたティースに巻線を集中的に巻回した、いわゆる磁極集中巻の回転電機においては、上記のような従来のトルクリップルの低減方法では、トルク力の低下が大きくなるという問題があった。
【0006】
本発明は上記のような問題を解決するためになされたものであり、トルク力を低下させないようにするとともに、トルクリップルを低減することができる回転電機及びこの回転電機を用いた滑車駆動装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1の回転電機は、回転軸と、この回転軸に沿って直列に固定された複数個の回転子とこの複数個の回転子それぞれに対向した固定子との組からなる複数のモータ部と、この複数のモータ部それぞれを独立に駆動する電源とを備え、上記各モータ部の固定子および/または回転子は、上記回転軸周方向に複数個に分割されたものを溶接により接合して一体化した構造であり、上記固定子および/または回転子の溶接位置は、当該溶接個所が存在する部材における同一磁極に対する上記回転軸周方向位置が上記各モータ部で互いに同一となるようにし、上記モータ部における回転子および固定子の同一磁極の上記回転軸周方向における相対距離を、上記各モータ部で互いに異なるようにしたものである。
【0008】
本発明に係る第2の回転電機は、上記第1の回転電機において、2組のモータ部それぞれが三相交流の電源で駆動され、該モータ部の相対距離の差を位相差で表したとき、上記モータ部間の位相差が電気角で90度の奇数倍であるものである。
【0009】
本発明に係る第3の回転電機は、上記第1または第2の回転電機において、固定子は、固定子を構成する固定子コアに形成されたティースそれぞれに巻線を集中的に巻回した、磁極集中巻型であるものである。
【0010】
本発明に係る第4の回転電機は、上記第1ないし第3の回転電機のいずれかにおいて、固定子を構成する固定子コアのティースは、個々に分割されている、またはティースのコイルを巻回する巻回部が隣合うティースとの間で広げることができるように接続されているものである。
【0011】
本発明に係る第5の回転電機は、上記第1ないし第4の回転電機のいずれかにおいて、固定子と回転子の対向面が、回転軸の軸方向に対して平行に配置されているラジアルギャップ型であるものである。
【0012】
本発明に係る第6の回転電機は、上記第1ないし第4の回転電機のいずれかにおいて、固定子と回転子の対向面が、回転軸の軸方向に対して垂直に配置されているアキシャルギャップ型のものである。
【0013】
本発明に係る第7の回転電機は、上記第5の回転電機において、固定子に設けられた磁極、または回転子に設けられた磁極のいずれか一方または両方が回転軸の軸方向に対して斜めに配置されているものである。
【0014】
本発明に係る第8の回転電機は、上記第6の回転電機において、固定子に設けられた磁極、または回転子に設けられた磁極のいずれか一方または両方が回転軸の径方向に対して斜めに配置されているものである。
【0015】
本発明に係る第1の滑車駆動装置は、回転軸と、この回転軸に沿って直列に固定された複数個の回転子とこの複数個の回転子それぞれに対向した複数個の固定子との組からなる複数のモータ部と、上記回転軸の軸方向に上記回転子と直列に配置され、上記回転軸に固定された滑車部と、上記複数のモータ部それぞれを独立に駆動する電源とを備え、上記各モータ部の固定子および/または回転子は、上記回転軸周方向に複数個に分割されたものを溶接により接合して一体化した構造であり、上記固定子および/または回転子の溶接位置は、当該溶接個所が存在する部材における同一磁極に対する上記回転軸周方向位置が上記各モータ部で互いに同一となるようにし、上記モータ部における回転子および固定子の同一磁極の上記回転軸周方向における相対距離を、上記各モータ部で互いに異なるようにしたものである。
【0016】
本発明に係る第2の滑車駆動装置は、上記第1の滑車駆動装置において、回転子を構成する鉄心部と滑車部とが一体に形成されているものである。
【0017】
本発明に係る第3の滑車駆動装置は、上記第1または第2の滑車駆動装置において、複数のモータ部は、回転軸の軸方向において滑車部の片側に配置されたものである。
【0018】
本発明に係る第4の滑車駆動装置は、上記第1または第2の滑車駆動装置において、複数のモータ部は、回転軸の軸方向において滑車部の両側に配置されたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明における実施の形態1の構成を示す部分断面図である。図において、1は回転機部、2は回転機部1を駆動する駆動部である。回転機部1は概略回転対称であるため、回転軸の片側のみ示してある。
【0020】
まず、回転機部1の構成について説明する。回転機部1には、モータA3およびモータB4が配置されている。回転子6a,6bは、ヨーク部(鉄心部)3a,4aが一体に形成されて回転軸5に固定されている。ヨーク部3aに永久磁石3eが固定され、ヨーク部4aに永久磁石4eが固定されている。フレーム7に固定された固定子3bと回転子6aが組をなし、フレーム7に固定された固定子4bと回転子6bが組をなして、モータA3およびモータB4が構成されている。すなわち、モータA3およびモータB4は回転軸5の同軸上に回転軸5に沿って直列に配置された構成になっている。フレーム7およびブラケット8と回転軸5との間にはベアリング9が配置され、回転軸5を回転可能に支持している。
【0021】
モータA3の回転子6aの内部に形成された空間には、回転位置検出装置として機能するエンコーダ10が配置され、エンコーダ10の回転部は回転軸5に固定され、エンコーダ10の固定部はブラケット8に固定されている。
【0022】
次に、駆動部2との関係について説明する。回転機部1の駆動用として、2つの電圧および周波数を可変とする可変電源2aおよび2bが設けられ、それぞれモータA3とモータB4に接続され、モータA3にはパワー部Aより、また、モータBにはパワー部Bよりそれぞれ電流が供給される。すなわち、モータA3とモータB4はそれぞれ独立の可変電源2aおよび可変電源2bにより駆動される。エンコーダ10から出力される回転位置信号は、可変電源2aのコントローラAに伝えられ、このコントローラAからさらに、可変電源2bのコントローラBに伝えられる。即ち、エンコーダ信号をコントローラAおよびコントローラBで共有する構成となっている。
【0023】
次に、モータA3およびモータB4について説明する。モータA3およびモータB4は同一の構成であり、回転子6a,6bはヨーク部3a,4aと永久磁石3e,4eを有し、固定子3b,4bは電機子巻線3c,4cと固定子コア3d,4dを有する、いわゆる回転界磁型の同期電動機である。
【0024】
図2(a)および(b)は、図1中のII−II断面およびIII−III断面(ただし巻線省略)を示す図であり、図3は、図2の巻線の様子を説明するための部分拡大図であり、図4は、電機子巻線の結線を示す図であり、図5は固定子コアを構成するティースを示す平面図である。これらの図を用いて、モータA3およびモータB4の構成を説明する。
【0025】
本実施の形態では図2に示したように、回転子6a,6bに固定された永久磁石3e,4eの極数を16、固定子3bおよび4bに形成されたスロット数を18としている。また、図3に示したように、固定子3b,4bに配置された電機子巻線3c,4cは、それぞれのティース3f,4fに巻線3c,4cが集中的に巻回された、いわゆる磁極集中巻により構成されている。固定子コア3d,4dに形成されたティース3f,4fは、1個ずつに分割され、巻線工程の後にリング状に形成される、分割構造のコアとなっている。この分割構造については、各ティース3f,4fが完全に分離していてもよいし、例えば図5(a)に示したように、分割されたティース3f,4fが薄肉部3h,4hで連結された構造、あるいは図5(b)に示したように、分割されたティース3f,4fがジョイント部3j,4jによりつながった構造でもよい。すなわち、各ティース3f,4fのコイル巻回部3k,4kの間隔をコイル巻回時には広げ、コイル巻回後に狭めて円形状にするための薄肉部3h,4hあるいはジョイント部3j,4jといった接続部を設けるものである。また、図4に示したように、電機子巻線3c,4cの結線については同相の集中巻きコイルが3つずつ直列につながったものがさらに2組並列につながった三相星型結線としている。
【0026】
図2に示したように、モータA3の回転子6aとモータB4の回転子6bの磁極は同一の極性の磁極が回転軸5の周方向における同一位置に配置し、モータA3の固定子3bの磁極(+U1)とモータB4の固定子4bの磁極(+U1)とは回転軸5の周方向の位置をずらして配置している。例えば、ある基準位置θを定めたとき、回転子6a,6bのN極中心が、モータA3およびモータB4の双方においてθ=0゜の位置にきている。一方、固定子3b,4bについては、モータA3における1つのU相巻線軸の中心がθ=0゜の位置に置かれるが、モータB4における同じU相巻線軸の中心がθ=11.25°の位置に置かれている。すなわち、回転子6a,6bは回転軸5に対して回転軸5の周方向が同じ位置に取り付けられているのに対し、固定子3b,4bの設置角度は機械角で11.25°の位相差が生じるようにしている。本実施の形態では16極機なので、この設置角度のずれは、後述するように電気角11.25×(16/2)=90°に相当する。このように、本発明では、モータ部A3,B4における回転子6a,6bおよび固定子3b,4bの同一磁極の回転軸5周方向における相対距離を、モータ部A3,B4で互いに異なるようにするものである。
【0027】
次に、モータA3およびモータB4に発生するトルクリップルについて説明する。永久磁石モータにおいては、永久磁石が形成する磁界分布に含まれる空間高調波成分に起因してトルクリップル(トルクの脈動)が発生することが知られている。本実施の形態のように三相星型結線により駆動されるモータにおいては、3次高調波磁束に起因する誘起電圧はキャンセルされるので、5次、7次、11次、13次、…の誘起電圧高調波成分が発生する。この誘起電圧と電流との積がトルクになるが、三相巻線の機械的な配置を考慮すると、一般にトルクは次式(1)であらわされる。
T=T_0+T_6・cos(6・ω・t+δ_6)+T_12・cos(12・ω・t+δ_12)+… (1)
ただし、T_0は平均トルク、ωは電源電流の角周波数、T_nはn次のトルク脈動成分の振幅、δ_nはn次成分トルクリップルの初期位相である。
【0028】
一般に、このようなトルクリップルの中で、より低次の成分のほうが絶対値が大きいことが知られており、実用上問題となるのは6次成分である。
【0029】
次に、固定子に工作誤差がある場合、一般に2n次のトルクリップルが発生することが知られている。すなわち、この時のトルクTは、次式(2)とあらわされ、式の中で、特に2次の成分の値が大きい。
T=T_0+T_2・cos(2・ω・t+δ_2)+T_4・cos(4・ω・t+δ_4)+T_6・cos(6・ω・t+δ_6)+T_8・cos (8・ω・t+δ_8)+T_10・cos(10・ω・t+δ_10)+T_12・cos(12・ω・t+δ_12)+… (2)
ただし、T_0は平均トルク、ωは電源の角周波数、T_nはn次のトルク脈動成分の振幅、δ_nはn次成分トルクリップルの初期位相である。
【0030】
上記式(1)および(2)のように、永久磁石の作る高調波に起因する成分と、固定子の工作誤差に起因する成分とが合成されて、トルクリップルが発生し、そのうち、特に、2次と6次の成分が大きくなる。
【0031】
工作誤差に起因するトルクリップルの要因としては、各相巻線のアンバランス、偏心、固定子内径歪などが挙げられる。これらの要因のうち、特に、分割構造のコアを用いた場合において、固定子の内径の歪がトルクリップルに対して大きく影響する。
【0032】
発明者らの実験により、固定子の歪は溶接位置でほぼ規定される傾向にあり、特に分割構造のコアの場合は、その傾向が顕著であることがわかっている。例えば、図6に示したように、9個のティース3f,4fからなる2つのコアブロック3g,4gを溶接することで円形のコアに仕上げた場合、図7に模式的に示したように2箇所の溶接部3y,4yにより上下矢印の方向に歪が生じ、楕円形状に変形してしまう。従って、モータA3とモータB4において、溶接部3y,4yの位置を同一としておけば、上記説明の位相差をモータA3とモータB4の間で設けることによって、安定に再現性よく、トルクリップルを低減することができる。
【0033】
次に、モータA3とモータB4とを独立の可変電源2a,2bで駆動し、独立に制御した場合のトルクリップル抑制方法について説明する。
【0034】
モータA3とモータB4の6次トルクリップルおよび2次トルクリップルの位相を反転させることによって、トルクリップルを相殺することが可能である。反転させるための角度は、6次トルクリップルについては、基本波成分(電源周波数)の1/6であるから、電気角で180/6=30°の奇数倍(30°、90°、150°、…)であればよい。また、2次トルクリップルについては、基本波成分(電源周波数)の1/2であるから、電気角で180/2=90°の奇数倍(90°、270°、450°、…)であればよい。すなわち、これらの電気角度に共通する位相差として、電気角で90°の奇数倍であれば、6次および2次の双方のトルクリップルを相殺することが可能である。
【0035】
このときの駆動電流波形としては、モータA3,モータB4それぞれに最適な通電位相で通電されることになる。即ち、モータA3とモータB4とでは、通電タイミングが電気角90°分だけずれるようになる。
【0036】
以上の説明から明らかなように、固定子3b,4bおよび回転子6a,6bの組からなるモータA3およびモータB4における固定子3b,4bと回転子6a,6bの磁極の位置関係を互いに回転軸5の周方向にずらし、モータA3およびモータB4を回転軸5の軸方向に直列に配置し、モータA3およびモータB4それぞれを独立に可変電源2a,2bで駆動することによって、トルク力が低下しないようにするとともに、トルクリップルを低減することができる。
【0037】
特に、従来、トルクリップル対策によってトルク力の低下が大きくなった集中巻モータに対して、本実施の形態のモータA3およびモータB4を備えた場合、特に、トルク力を低下させず、かつトルクリップルを抑制する効果が顕著になる。
【0038】
また、モータA3およびモータB4それぞれが三相交流の可変電源で駆動される回転電機において、モータA3とモータB4との間の位相差を電気角で90度の奇数倍とすることによって、高調波磁束に起因して発生するトルクリップル(電源周波数の6倍の周期)、および、固定子の工作誤差(回転子との対向面の歪、あるいは偏心など)に起因して発生するトルクリップル(電源周波数の2倍の周期)の両者を相殺することができる。
【0039】
なお、上記本実施の形態の説明においては、2つのモータ部の位相関係を用いてトルクリップルを低減し、斜めスロット構成を採用しない場合について説明してきたが、さらに、それぞれのモータ部に斜めスロット(スキュー)構成を採用してもよい。スキュー構成を採用することによって、トルクリップルをより確実に除去できる。また、高調波磁束に起因して発生するトルクリップルおよび固定子の工作誤差に起因して発生するトルクリップル以外のトルクリップルをも除去することができる。
【0040】
図14は、スキュー構成の一例として、回転子側の永久磁石(磁極)をスキュー構成とした例について示したものであり、図14(a)は、回転子と固定子の対向面が回転軸の軸方向と平行に配置されたラジアルギャップ型における回転子の永久磁石を平面展開図で示しており、図14(b)は、後述のアキシャルギャップ型の回転子の永久磁石を示す平面図である。図14(a)において、永久磁石3eは回転軸の軸方向を示す矢印に対して斜めになるように設置されている。このように、永久磁石3eを軸方向に対して斜めになるように設置することによって、固定子に鎖交する磁束の位相が軸方向でずれることになり、その結果、トルクリップルを相殺することができる。
【0041】
スキュー角は軸方向に対して斜めになっている割合であり、図14(a)中に示したa(軸方向から傾けたときの下端のずれ量),b(S+N磁石の幅)を用いて定義すると、電気角で360×a/b(deg)で表される。このスキュー角を適当に調整することで、以下のような効果を得ることができる。
すなわち、スキュー角を電気角で180°相当にすることによって、電源周波数の6倍の周期を持つ成分と、電源周波数の2倍の周期をもつ成分の両者を相殺することが可能となり、2つの独立したモータを設け、位相をずらすことと相俟って、より確実にトルクリップルを低減することができる。
【0042】
また、スキュー角を電気角で180°以外の値にした場合であっても、上記電源周波数と関係した成分以外の成分が発生した場合に、この成分を相殺することも可能になる。例えば、回転子の工作誤差(界磁磁極の位置ずれ等)に起因して、1回転当りのスロット数と同数のトルク脈動(本実施の形態では1回転あたり18回のトルク脈動となる)が発生する場合があるが、この場合、スキュー角を電気角で160°とすることによって、上記18回のトルク脈動を低減することが可能になる。
【0043】
図14(b)に示したアキシャルギャップ型の場合には、スキューなしの場合に比較して、永久磁石の回転軸径方向の角度をずらせばよく、このずらした角度がスキュー角であり、このスキュー角を調整することによって、図14(a)のラジアルギャップ型の場合と同様の効果が得られる。
【0044】
なお、図14(c)に示したように、永久磁石3eを2段に構成し、各段を横方向にずらすスキュー構成としても、図14(a)のように斜めにしたスキュー構成と同様の効果が得られる。
【0045】
なお、図14では、回転子側の磁極をスキュー構成にした例について示したが、固定子側の磁極をスキュー構成にしてもよく、また、回転子側および固定子側両方の磁極を互いに逆方向になるようなスキュー構成としてもよい。
【0046】
実施の形態2.
図8は、本発明における実施の形態2の構成を示す部分断面図であり、上記実施の形態1の回転電機を用いたモータ一体形の滑車駆動装置の例である。図において、実施の形態1と同一符号は同一部分または相当部分を示し、その詳細説明は省略する。
【0047】
図に示したように、巻上機11は、中央に滑車部12、滑車部12の左右にモータA3およびモータB4が配置され、モータA3およびモータB4の回転子6a,6bのヨーク部(鉄心部)3a,4aと滑車部12の滑車13とは、一体に構成され、この一体構成されたものが回転軸5に固定されている。すなわち、滑車13を介して、モータA3とモータB4は回転軸5の同軸上に一体型に配置されている。
【0048】
モータA3及びモータB4の回転子6a,6bの内部空間には、ブレーキ14a,14bが配置され、フレーム7またはブラケット8に固定されている。
【0049】
巻上機11を駆動する駆動部2には、実施の形態1と同様、2つの可変電源2a,2bが設けられ、それぞれモータA3とモータB4に接続される。すなわち、モータA3とモータB4はそれぞれ別の可変電源2a,2bによって駆動される。
【0050】
本実施の形態においては、実施の形態1に示した回転電機を用いて滑車駆動装置を構成したので、トルクリップルを低減できるとともに、巻上機11のトルク力が低下しないようにすることができる。
【0051】
また、負荷が掛かる滑車部12をモータA3とモータB4との間に配置し、負荷に対してモータA3とモータB4を対称に配置したので、滑車部12に対して働く負荷をバランスさせ、滑車部12とモータ部A3,B4に働く力を分散させることができるので、滑車部とモータ部との接続部分における強度を必要以上に高める必要がなく、小型化が可能となる。
【0052】
なお、上記実施の形態1および2においては、図2に示したように、回転子6a,6bの同一磁極が回転軸5の周方向において同一位置になるように取り付け、固定子3b,4bの磁極が回転軸5の周方向に電気角90°ずれるようにした例について示したが、トルクリップル(トルク脈動)を相殺できる配置であればこれに限られるものではない。図9(a)および(b)はその一例であり、それぞれ、図1のII−II断面およびIII−III断面を示している。図9に示したように、この例では固定子3b,4bの同一の磁極が回転軸5の周方向における同一位置になるように取り付け、回転子6a,6bの同一極性の磁極が回転軸5の周方向に電気角90°ずれるように構成している。
【0053】
また、回転子6a,6bの極数を16、固定子のスロット数を18とした例について示したが、これに限られるものではない。
【0054】
また、モータA3とモータB4の2つの場合を示したが、3つ以上のモータとしてもよい。この場合も、2つのモータの場合と同様に、モータ部における回転子および固定子の同一磁極の回転軸周方向における相対距離を、各モータ部でずらすようにして設ければよい。
【0055】
また、回転位置検出装置としてエンコーダを用いた例について記したが、これに限られるものではなく、レゾルバなどでもよい。
【0056】
また、エンコーダからの回転位置信号は、センサ信号のまま共有し、双方のコントローラにおいて演算処理を行ってもよいし、マスタースレーブのようにして、一方(マスター側)のみで信号処理を行い、他方(スレーブ側)はスイッチングのタイミング情報のみをマスター側から受け取ってもよい。
【0057】
実施の形態3.
図10は、本発明における実施の形態3を示す断面図であり、図8と同一符号は同一部分または相当部分を示す。
【0058】
本実施の形態においては、フレームがその中心部分においてフレーム7aとフレーム7bに分割されている。このような構成とすることで、モータA3の固定子3bをフレーム7aに、モータB4の固定子4bをフレーム7bに焼きばめした後、組み立てることによって固定子3b,4bを構成することができる。すなわち、工作時に高精度な位置決めが要求される焼きばめ工程において、固定子3bと固定子4bの焼きばめを独立に行えるので、生産性が向上する。
【0059】
また、図11に示したように、フレームをフレーム7a,7bとブラケット8a,8bに4分割してもよい。この場合、固定子3bと固定子4bの焼きばめが独立して行えるのは図10の場合と同様である。さらに、フレーム7a,7bとブラケット8a,8bに分けたことによって、回転子6の内径側空間へのアクセスが容易になり、例えばエンコーダなどの部品を組み立てる際の組み立て作業性が向上する。
【0060】
実施の形態4.
図12は、本発明における実施の形態4を示す断面図であり、図8と同一符号は同一部分または相当部分を示す。
【0061】
本実施の形態においては、モータA3、モータB4を滑車部12の片側に集中的に配置している。また、フレーム7およびブラケット8は、3分割構造としている。このような構成にすることで、以下の利点がある。
1.モータA3とモータB4との間の距離が小さくなるため、このモータ間のねじり剛性が高くなり、このねじれに起因する制御応答遅れがなくなる。そのため、負荷トルクの大小にかかわらず、トルクリップルの相殺が可能となる。
2.一方向組み立てが可能となり、生産性が向上する。
3.実施の形態と同様に、モータA3の固定子3bをフレーム7aに、モータB4の固定子4bをフレーム7bに焼きばめした後、組み立てることで固定子3b,4bを構成することができる。すなわち、工作時に高精度な位置決めが要求される焼きばめ工程において、固定子3bおよび固定子4bの焼きばめをそれぞれ独立に行うことができるので、生産性が向上する。
4.回転子6の内径側の空間がより広くとれるため、この空間に配置する機器の設計自由度が増す。
図2に示したように、固定子3b,4bの位置関係を回転軸の周方向にずらし、回転子6を回転軸の周方向に同位置とした場合には、回転子6の加工工程において永久磁石3e,4eの周方向位置決め加工を2つのモータ部で同時に行うことができ、生産性がさらに向上する。
【0062】
実施の形態5.
図13は、本発明における実施の形態5を示す断面図であり、図8と同一符号は同一部分または相当部分を示す。
【0063】
本実施の形態においては、モータA3およびモータB4において、固定子3b,4bと回転子6の対向面を円筒面とせずに回転軸5と垂直な面を有する側面(平面部)としている、いわゆるアキシャルフラックス型のモータとしている。このような構成では、対向面にかかる電磁力に抗して空隙長を保持するための支持構造をより強固にする必要があるが、機械的な面精度は円筒面に比べて向上するため、この面精度に起因するトルクリップルを低減させることができる。
【0064】
【発明の効果】
本発明に係る第1の回転電機によれば、回転軸と、この回転軸に沿って直列に固定された複数個の回転子とこの複数個の回転子それぞれに対向した固定子との組からなる複数のモータ部と、この複数のモータ部それぞれを独立に駆動する電源とを備え、上記各モータ部の固定子および/または回転子は、上記回転軸周方向に複数個に分割されたものを溶接により接合して一体化した構造であり、上記固定子および/または回転子の溶接位置は、当該溶接個所が存在する部材における同一磁極に対する上記回転軸周方向位置が上記各モータ部で互いに同一となるようにし、上記モータ部における回転子および固定子の同一磁極の上記回転軸周方向における相対距離を、上記各モータ部で互いに異なるようにしたものであるので、トルクを低下させることなく、トルクリップルを低減することができ、高性能な回転電機を提供することができる。
【0065】
本発明に係る第2の回転電機によれば、2組のモータ部それぞれが三相交流の電源で駆動され、該モータ部の相対距離の差を位相差で表したとき、上記モータ部間の位相差が電気角で90度の奇数倍であるので、高調波磁束に起因して発生するトルクリップル(電源周波数の6倍の周期)、および、固定子の工作誤差(回転子との対向面の歪、あるいは偏心など)に起因して発生するトルクリップル(電源周波数の2倍の周期)の両者を相殺できるという効果がある。
【0066】
本発明に係る第3の回転電機によれば、固定子は、固定子を構成する固定子コアに形成されたティースそれぞれに巻線を集中的に巻回した、磁極集中巻型であるものであり、従来、トルクリップル対策によってトルク特性の低下が大きくなった集中巻モータに対して、トルク特性を低下させず、かつトルクリップルを抑制することができる。また、生産性が向上するという効果がある。
【0067】
本発明に係る第4の回転電機によれば、固定子を構成する固定子コアのティースは、個々に分割されている、またはティースのコイルを巻回する巻回部が隣合うティースとの間を広げることができるように接続されているので、巻線時の生産性が向上するという効果がある。
【0068】
本発明に係る第5の回転電機によれば、固定子と回転子の対向面が、回転軸の軸方向に対して平行に配置されているラジアルギャップ型であるものであるので、固定子と回転子との間に働く電磁力を周方向で相殺し、ベアリングに働く力を小さく抑えることができ、ベアリング寿命を延ばすことができるという効果がある。
【0069】
本発明に係る第6の回転電機によれば、固定子と回転子の対向面が、軸方向に対して垂直に配置されているアキシャルギャップ型であるので、対向面の面精度を高めることができ、工作誤差に起因するリップルを抑制できる。
【0070】
本発明に係る第7の回転電機によれば、固定子に設けられた磁極、または回転子に設けられた磁極のいずれか一方または両方が回転軸の軸方向に対して斜めに配置されているものであるので、より確実にトルクリップルを低減することができる。また、電源周波数の種々の成分と関係したトルクリップル、あるいは電源周波数の成分以外の成分が発生した場合に、この成分を相殺することも可能になる。
【0071】
本発明に係る第8の回転電機によれば、固定子に設けられた磁極、または回転子に設けられた磁極のいずれか一方または両方が回転軸の径方向に対して斜めに配置されているものであるので、より確実にトルクリップルを低減することができる。また、電源周波数の種々の成分と関係したトルクリップル、あるいは電源周波数の成分以外の成分が発生した場合に、この成分を相殺することも可能になる。
【0072】
本発明に係る第1の滑車駆動装置によれば、回転軸と、この回転軸に沿って直列に固定された複数個の回転子とこの複数個の回転子それぞれに対向した固定子との組からなる複数のモータ部と、上記回転軸の軸方向に上記回転子と直列に配置され、上記回転軸に固定された滑車部と、上記複数のモータ部それぞれを独立に駆動する電源とを備え、上記各モータ部の固定子および/または回転子は、上記回転軸周方向に複数個に分割されたものを溶接により接合して一体化した構造であり、上記固定子および/または回転子の溶接位置は、当該溶接個所が存在する部材における同一磁極に対する上記回転軸周方向位置が上記各モータ部で互いに同一となるようにし、上記モータ部における回転子および固定子の同一磁極の上記回転軸周方向における相対距離を、上記各モータ部で互いに異なるようにしたものであるので、トルクを低下させることなく、トルクリップルを低減することができ、高性能な滑車駆動装置を提供することができる。
【0073】
本発明に係る第2の滑車駆動装置によれば、回転子を構成する鉄心部と滑車部とが一体に形成されているので、それぞれの接続部分での剛性を高めることができ、トルクリップルの位相を正確に逆位相に合わせることができるので、安定してトルクリップルを低減することが可能となる。
【0074】
本発明に係る第3の滑車駆動装置によれば、複数のモータ部は、回転軸の軸方向において滑車部の片側に配置されたものであるので、組立工程において、片側から順に行うことができ、生産性が向上する。また、モータ間の距離が近づくため、この間の機械的な剛性が高まり、トルクリップルの位相あわせがさらに容易となる。また、大口径のモータにおいて固定子内径側の空間を有効に活用できる。
【0075】
本発明に係る第4の滑車駆動装置によれば、複数のモータ部は、回転軸の軸方向において滑車部の両側に配置されたものであるので、滑車部に対して働く力をバランスさせ、滑車部とモータ部に働く力を分散させることができるので、滑車部とモータ部との接続部分における強度を必要以上に高める必要がなく、小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における実施の形態1の構成を示す部分断面図である。
【図2】 図1のII−II断面(a)およびIII−III断面(b)を示す図である。
【図3】 本発明における実施の形態1の巻線の様子を説明するための部分拡大図である。
【図4】 本発明における実施の形態1の巻線の結線状態を説明する図である。
【図5】 実施の形態1における固定子コアのティースの接続状態を示す平面図である。
【図6】 実施の形態1におけるモータコアの溶接の様子を説明するための図である。
【図7】 実施の形態1におけるモータコア溶接時の固定子内径変形の様子を説明するための図である。
【図8】 本発明における実施の形態2の構成を示す部分断面図である。
【図9】 実施の形態1および2の固定子と回転子の位置関係の別例を示す平面図である。
【図10】 本発明における実施の形態3の構成を示す断面図である。
【図11】 本発明における実施の形態3の別の構成を示す断面図である。
【図12】 本発明における実施の形態4の構成を示す断面図である。
【図13】 本発明における実施の形態5の構成を示す断面図である。
【図14】 本発明における固定子のスキュー構成を示す平面図である。
【符号の説明】
1 回転機部、2 駆動部、2a,2b 可変電源、3 モータA、
3a,4a ヨーク部、3b,4b 固定子、3c,4c 電機子巻線、
3d,4d 固定子コア、3e,4e 永久磁石、3f,4f ティース、
3g,4g コアブロック、3h,4h 薄肉部、3j,4j ジョイント部、
3k,4k コイル巻回部、3y,4y 溶接部、4 モータB、5 回転軸、
6,6a,6b 回転子、7,7a,7b フレーム、
8,8a,8b ブラケット、9 ベアリング、10 エンコーダ、
11 巻上機、12 滑車部、13 滑車、14,14a,14b ブレーキ。

Claims (16)

  1. 回転軸と、この回転軸に沿って直列に固定された複数個の回転子とこの複数個の回転子それぞれに対向した固定子との組からなる複数のモータ部と、この複数のモータ部それぞれを独立に駆動する電源とを備え、上記各モータ部の固定子および/または回転子は、上記回転軸周方向に複数個に分割されたものを溶接により接合して一体化した構造であり、上記固定子および/または回転子の溶接位置は、当該溶接個所が存在する部材における同一磁極に対する上記回転軸周方向位置が上記各モータ部で互いに同一となるようにし、上記モータ部における回転子および固定子の同一磁極の上記回転軸周方向における相対距離を、上記各モータ部で互いに異なるようにした回転電機。
  2. 2組のモータ部それぞれが三相交流の電源で駆動され、該モータ部の相対距離の差を位相差で表したとき、上記モータ部間の位相差が電気角で90度の奇数倍である請求項1記載の回転電機。
  3. 固定子は、固定子を構成する固定子コアに形成されたティースそれぞれに巻線を集中的に巻回した、磁極集中巻型である請求項1または2記載の回転電機。
  4. 固定子を構成する固定子コアのティースは、個々に分割されている、またはティースのコイルを巻回する巻回部が隣合うティースとの間で広げることができるように接続されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の回転電機。
  5. 固定子と回転子の対向面が、回転軸の軸方向に対して平行に配置されているラジアルギャップ型である請求項1ないし4のいずれか1項に記載の回転電機。
  6. 固定子と回転子の対向面が、回転軸の軸方向に対して垂直に配置されているアキシャルギャップ型である請求項1ないし4のいずれか1項に記載の回転電機。
  7. 固定子に設けられた磁極、または回転子に設けられた磁極のいずれか一方または両方が回転軸の軸方向に対して斜めに配置されている請求項5記載の回転電機。
  8. 固定子に設けられた磁極、または回転子に設けられた磁極のいずれか一方または両方が回転軸の径方向に対して斜めに配置されている請求項6記載の回転電機。
  9. 回転軸と、この回転軸に沿って直列に固定された複数個の回転子とこの複数個の回転子それぞれに対向した固定子との組からなる複数のモータ部と、上記回転軸の軸方向に上記回転子と直列に配置され、上記回転軸に固定された滑車部と、上記複数のモータ部それぞれを独立に駆動する電源とを備え、上記各モータ部の固定子および/または回転子は、上記回転軸周方向に複数個に分割されたものを溶接により接合して一体化した構造であり、上記固定子および/または回転子の溶接位置は、当該溶接個所が存在する部材における同一磁極に対する上記回転軸周方向位置が上記各モータ部で互いに同一となるようにし、上記モータ部における回転子および固定子の同一磁極の上記回転軸周方向における相対距離を、上記各モータ部で互いに異なるようにした滑車駆動装置。
  10. 回転子を構成する鉄心部と滑車部とが一体に形成されている請求項9記載の滑車駆動装置。
  11. 複数のモータ部の全部は、回転軸の軸方向において滑車部の片側に配置された請求項9または10記載の滑車駆動装置。
  12. 複数のモータ部は、回転軸の軸方向において滑車部の両側に配置された請求項9または10記載の滑車駆動装置。
  13. 滑車部の外径は、モータ部の径よりも小さい請求項9ないし12のいずれか1項に記載の滑車駆動装置。
  14. 回転子の内部空間に配置され、回転軸の回転を制動するブレーキを備えた請求項9ないし13のいずれか1項に記載の滑車駆動装置。
  15. 固定子は、滑車部の外周側空間を除く範囲に配置された電機子巻線を有する請求項9ないし14のいずれか1項に記載の滑車駆動装置。
  16. 複数のモータ部は、第1のモータ部および第2のモータ部の2つであり、回転軸の一端側から順に、滑車部、上記第1のモータ部、および上記第2のモータ部が配置された滑車駆動装置であって、上記回転軸の両端をベアリングを介して支持する滑車部側ブラケットおよび第2のモータ部側ブラケットと、これら2つのブラケットの外周端間を結合する筒状のフレームとからなるケーシングを備え、上記ケーシングは、上記滑車部側ブラケットと上記第1のモータ部の固定子とを焼きばめにて固定するフレーム部分が一体となった第1のケーシング部と、上記第2のモータ部の固定子を焼きばめにて固定するフレーム部分からなる第2のケーシング部と、上記第2のモータ部側ブラケットからなる第3のケーシング部とを結合してなる3分割構造である請求項9ないし11のいずれか1項に記載の滑車駆動装置。
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