JP4720081B2 - 磁気メモリ - Google Patents
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Description
しかし、DRAMは電源を切ると情報が消えてしまう揮発性メモリであるため、情報が消えない不揮発のメモリが望まれている。
しかし、保磁力を大きくすると、情報の記録に大きな磁場が必要となるため、磁気記憶素子に磁場を印加する導体配線に流す記録電流を大きくする必要がある。このため、消費電力の増加や電流駆動回路の大型化が不可避となり、高密度メモリを実現する上で問題となる。
このような構造とすることにより、アドレス配線に電流を流して発生させた電流磁界を、軟磁性体を通じて効率良く磁気記憶素子に印加することができるため、情報の記録の際にアドレス配線に流す電流量を低減することが可能になる。
日経エレクトロニクス 2001.2.12号(第164頁−171頁)
このため、記録に必要な電流量を、さらに低減することができる構成の磁気メモリが求められている。
本発明の他の磁気メモリは、情報を磁性体の磁化状態により保持する記憶層を少なくとも有する磁気記憶素子と、この磁気記憶素子に磁場を印加する配線とを有し、磁気記憶素子に磁場を印加する配線として、互いに交差する2種類の配線を備え、磁気記憶素子の記憶層が、複数層の磁性層が非磁性層を介して反強磁性結合して構成され、2種類の配線の交点付近に磁気記憶素子が配置され、かつ磁気記憶素子の記憶層の磁化容易軸方向が、2種類の配線に対して、それぞれ傾斜角度を有し、2種類の配線のそれぞれの配線に接して、それぞれの配線の周囲に磁性体が配置され、それぞれの配線に接する磁性体の内、磁気記憶素子の記憶層側の部分に、硬質磁性体が配置されている、又は、それぞれの配線とは反対側で接する反強磁性体により磁化の向きが固定された軟磁性体が配置され、それぞれの配線に接する磁性体の内、記憶層側の部分以外に軟磁性体が配置され、情報の記録の際に、それぞれの配線には、硬質磁性体からの磁場とは、又は、反強磁性体と接する部分の軟磁性体からの磁場とは、概ね逆向きとなる電流磁場を発生するように、電流を流すものである。
従って、本発明により、情報の記録動作を行うために配線に流す電流量を低減して、消費電力を低減することができ、少ない電力で動作可能な磁気メモリを実現することができる。
図中前後方向に延びるアドレス配線101と、図中左右方向に延びるアドレス配線102とが、それぞれ複数本ずつ設けられ、これら2種類のアドレス配線101,102の交差点に、記憶層を含む磁気記憶素子110が配置されている。アドレス配線101は磁気記憶素子110の上方に配置され、アドレス配線102は磁気記憶素子110の下方に配置されている。
そして、矩形の断面形状を有するアドレス配線10の上面及び両側面に、軟磁性体11が配置されている。
なお、図1では、磁気記憶素子のうち、記憶層1以外の部分は図示を省略している。
また、アドレス配線10の上面及び両側面の軟磁性体11の材料は、NiFe、CoFe等の結晶質材料、CoNbZr,CoFeB,CoFeP等の非晶質材料、或いはCoZrN、FeN等の微結晶材料等を使用することが可能である。
図14Aに示すように、アドレス配線61に電流を流していない非通電時は、磁束の漏洩はない。
図14Bに示すように、アドレス配線61に電流Iを流した通電時には、電流磁場Hに従って軟磁性体62が磁化する。電流Iの向きが図14Bに示す紙面に垂直に手前から奥に向かうとすると、軟磁性体62の磁化Mの向きが右回りとなる。このとき、軟磁性体62が付着していない下の面から漏洩磁束63が発生する。この漏洩磁束63によって、磁気記憶素子の記憶層51に磁場を印加して、記憶層51の磁化の向きを変化させる(例えば反転させる)ことができる。
なお、アドレス配線61に流す電流の向きを、図14Bとは反対向き(紙面に垂直に奥から手前に向かう)とすると、軟磁性体62の磁化Mの向きが左回りとなり、漏洩磁束63の向きも反対向きになる。
図2Aに示すように、アドレス配線10に電流が流れていない非通電時には、アドレス配線10の下面に配置された硬質磁性体(硬磁性体)12の磁化M2が右向きに固定されているため、硬質磁性体(硬磁性体)12からの磁場が、アドレス配線10の上面及び両側面の軟磁性体11を通って閉磁路を形成するため、記憶層1には磁場がかからない。
このとき、硬質磁性体(硬磁性体)12の磁化M2の向きに対応して、軟磁性体11の磁化M1の向きが左回りになる。
これにより、軟磁性体11の磁化M1は、向きが固定されていないため、電流磁場Hと同じ向き、即ち電流Iを流していないときとは反対向き(右回り)になり、磁化M2の向きが固定された硬質磁性体(硬磁性体)12との境界で、それぞれの磁化M1,M2が対向するようになる。このため、硬質磁性体(硬磁性体)12の磁化M2と、電流Iにより発生した軟磁性体11の磁化M1とによる、合成磁化が漏洩磁束14となり、記憶層1により大きな磁場がかかる。
そして、記憶層1を含む磁気記憶素子の下方に配置されたアドレス配線に対して、磁気記憶素子の側に硬質磁性体(硬磁性体)を設けることも可能である。
従って、本実施の形態によれば、情報の記録動作を行うために配線に流す電流量を低減することができ、消費電力の小さい磁気メモリを実現することができる。
なお、図3では、磁気記憶素子のうち、記憶層1以外の部分は図示を省略している。
アドレス配線10の材料は、半導体回路等で標準的な配線材料である、Al,Cu及びその合金が適当であるが、W,Mo等の他の金属材料でもよい。
これにより、反強磁性体13に接する部分の軟磁性体11において、磁化M1Aの向きが、例えば図3に示す右向きに固定される。
また、反強磁性体13の材料としては、PtMn、RhMn、IrMn等を使用することが可能である。
図4Aに示すように、アドレス配線10に電流が流れていない非通電時には、アドレス配線10の周囲に設けられた軟磁性体11のうち、反強磁性体13に接する部分の磁化M1Aが右向きに固定されているため、この部分からの磁場が、アドレス配線10の周囲を囲む軟磁性体11を通って閉磁路を形成するため、記憶層1には磁場がかからない。
このとき、反強磁性体13に接する部分の磁化M1Aの向きに対応して、軟磁性体11の他の部分の磁化M1の向きが左回りになる。
これにより、軟磁性体11の他の部分の磁化M1は、向きが固定されていないため、電流磁場Hと同じ向き、即ち電流Iを流していないときとは反対向き(右回り)になり、磁化M1Aの向きが固定された部分との境界で、それぞれの磁化M1,M1Aが対向するようになるため、これらの合成磁化が漏洩磁束14となり、記憶層1により大きな磁場がかかる。
そして、記憶層1を含む磁気記憶素子の下方に配置されたアドレス配線に対して、磁気記憶素子の側に硬質磁性体(硬磁性体)を設けることも可能である。
従って、本実施の形態によれば、情報の記録動作を行うために配線に流す電流量を低減することができ、消費電力の小さい磁気メモリを実現することができる。
さらに、磁化固定層3の磁化を固定する反強磁性層4が、磁化固定層3の下に形成され、電極を接続するための導電層5が、記憶層1の上に形成されて、磁気記憶素子6が構成されている。
記憶層1・トンネル絶縁層2・磁化固定層3と導電層5は、絶縁層7に埋め込まれて形成されている。
反強磁性層4は、磁気記憶素子6の下部電極を兼ねており、記憶層1・トンネル絶縁層2・磁化固定層3よりも大きいパターンに形成されている。導電層5は、図示しない部分で、磁気記憶素子6の上部電極に接続される。
そして、磁気記憶素子6の上部電極と下部電極4との間に電圧を加えて、磁気記憶素子6に流れるトンネル電流を検出することにより、記憶層1と磁化固定層(参照層)3の相対的な磁化方向を検出することにより記憶層1に記録された情報の内容を検出することができる。
このうち、反強磁性体13と、アドレス配線10の下面及び両側面に接する軟磁性体11Aと、アドレス配線10とは、絶縁層8に埋め込まれて形成されている。
即ち、軟磁性体11Aの反強磁性体13と接する部分からの磁場に対して、概ね逆向きの電流磁場を発生するようにアドレス配線10に電流を流し、軟磁性体11(11A,11B)のその他の部分(両側面及び上面)の磁化を、軟磁性体11Aの反強磁性体13と接する部分の磁化と反対向きにして、合成磁化による強い漏洩磁界を、磁気記憶素子6の記憶層1に印加することができる。
まず、下部電極を兼ねる反強磁性層4の上に、磁気記憶素子6を構成する各層3,2,1,5を順次成膜した後に、これら各層3,2,1,5をパターニングする。そして、表面を覆って絶縁層7を形成した後に、図6Aに示すように、表面に導電層5が露出するように加工する。
次に、図6Cに示すように、表面を覆って絶縁層8を形成する。
続いて、図6Dに示すように、絶縁層8の一部を除去して、アドレス配線を形成するための窪みを形成する。
続いて、図7Fに示すように、表面を平坦化して、軟磁性膜16から成る軟磁性体11Aと、導体層17から成るアドレス配線10を形成する。
さらに、表面に軟磁性膜を成膜して、これをパターニングして、図7Gに示すように、アドレス配線10の上面に軟磁性体11Bを形成する。
本実施の形態は、アドレス配線の周囲に設けられた軟磁性体の一部の磁化の向きを固定する反強磁性体(反強磁性層)と、磁気記憶素子の記憶層に対する記憶の基準となる磁化固定層(参照層)の磁化の向きを固定する反強磁性体(反強磁性層)とを共通にした構成である。
また、アドレス配線30の周囲に設けられた軟磁性体31のうち、反強磁性層24に接する部分(上面の部分)も、反強磁性層24により、磁化の向きが固定される。
即ち、軟磁性体31の一部の磁化の向きを固定する反強磁性層と、記憶層に対する記憶の基準となる磁化固定層(参照層)23の磁化の向きを固定する反強磁性層とを、同一の反強磁性層24で兼用している。
これにより、先に示した各実施の形態の磁気メモリと同様の記録動作を行うことが可能であり、大きい磁場を記憶層21に印加して、情報の記録を行うことができる。
また、本実施の形態の構成によれば、反強磁性層24と、アドレス配線30と記憶層21との距離が小さくなり、記憶層21にさらに効率良く電流磁場を印加することができるため、記録電流をさらに低減することが可能になる。
さらに、軟磁性体31を形成した後に、引き続き、反強磁性層24、磁化固定層(参照層)23の形成工程を行うことが可能になる。
比較例として、図14に示した構成(アドレス配線の上面及び両側面に軟磁性体を設けた構成)の場合の測定結果を、図9Aに示す。また、本発明の構成として、図3に示した構成(アドレス配線を囲んで軟磁性体を設け、軟磁性体の下面に接して反強磁性体を設けた構成)の場合の測定結果を、図9Bに示す。
これは、他方の極性、例えば、図2Bや図4Bの電流磁場Hとは反対向き(左回り)の電流磁場を発生させると、アドレス配線の周囲に閉磁路が形成され、記憶層に印加される磁場が弱くなったり、磁場が印加されなかったりするからである。
磁化容易軸方向に電流磁場を印加する方のアドレス配線は、記憶層の磁化の向きを可逆的に反転させるために、両方の極性で記憶層に磁場を印加する必要があるからである。
従って、本発明を、スイッチング特性を利用して磁気記憶素子の記憶層に情報の記録を行う磁気メモリに適用する場合には、2種類のアドレス配線の両方に本発明の構成を適用することができ、記録電流の低減に有効である。
このスイッチング特性を利用して磁気記憶素子の記憶層に情報の記録を行う構成の磁気メモリに本発明を適用した場合の実施の形態を次に示す。
そして、この記憶層44を有する磁気記憶素子40を構成する。
また、ワード線(WL)45及びビット線(BL)46が、格子状に配置され、両者のなす角度αは一定(図11ではほぼ直交している)である。磁気記憶素子40の記憶層44は、その磁化容易軸47がワード線45に対して傾斜角度θ(0<θ<90°)を有するように、ワード線45及びビット線46の交点に配置されている。
そして、電流磁界Hb,Hwの印加によって、第1の磁性層41の磁化M41の向き及び第2の磁性層42の磁化M42の向きを変えることにより、記憶層44に情報(例えば、情報”1”又は情報”0”)を記録することができる。
これに対して、本実施の形態の磁気メモリでは、スイッチング特性を利用して情報の記録を行う構成であるため、磁気記憶素子40の特に記憶層44の磁化容易軸47の方向が、2種類のアドレス配線(ワード線45及びビット線46)に対して、傾斜するように配置されている。このように、磁気記憶素子40の特に記憶層44の磁化容易軸47の方向が、2種類のアドレス配線(ワード線45及びビット線46)に対して、傾斜するように配置されていることにより、2種類のアドレス配線(ワード線45及びビット線46)に流す電流が共に一方の極性のみでも、回転磁界を印加して、記憶層44の2層の磁性層41,42の磁化M41,M42の向きを可逆的に反転することができる。
これにより、記録時のワード電流Iw及びビット線電流Ibを小さくしても情報の記録を行うことが可能になり、消費電力の少ない磁気メモリを実現することができる。
比較例の場合を図12Aに示し、本発明の構造を適用した場合を図12Bに示す。
従って、本発明の構造を適用することにより、動作電流を低減することが可能になる。
Claims (4)
- 情報を磁性体の磁化状態により保持する記憶層を少なくとも有する磁気記憶素子と、
前記磁気記憶素子に磁場を印加する配線とを有し、
前記磁気記憶素子に磁場を印加する配線として、互いに交差する2種類の配線を備え、
前記2種類の配線の交点付近に前記磁気記憶素子が配置され、
前記2種類の配線は、前記磁気記憶素子の前記記憶層の磁化困難軸方向に磁場を印加する一方の配線と、前記磁気記憶素子の前記記憶層の磁化容易軸方向に磁場を印加する他方の配線であり、
前記2種類の配線の内、前記磁気記憶素子の前記記憶層の磁化困難軸方向に磁場を印加する一方の配線に接して、前記一方の配線の周囲に磁性体が配置され、
前記一方の配線に接する前記磁性体の内、前記磁気記憶素子の前記記憶層側の部分に、硬質磁性体が配置されている、又は、前記一方の配線とは反対側で接する反強磁性体により磁化の向きが固定された軟磁性体が配置され、
前記一方の配線に接する前記磁性体の内、前記記憶層側の部分以外に軟磁性体が配置され、
情報の記録の際に、前記一方の配線には、前記硬質磁性体からの磁場とは、又は、前記反強磁性体と接する部分の軟磁性体からの磁場とは、概ね逆向きとなる電流磁場を発生するように、電流を流す
磁気メモリ。 - 情報を磁性体の磁化状態により保持する記憶層を少なくとも有する磁気記憶素子と、
前記磁気記憶素子に磁場を印加する配線とを有し、
前記磁気記憶素子に磁場を印加する配線として、互いに交差する2種類の配線を備え、
前記磁気記憶素子の前記記憶層が、複数層の磁性層が非磁性層を介して反強磁性結合して構成され、
前記2種類の配線の交点付近に前記磁気記憶素子が配置され、かつ前記磁気記憶素子の前記記憶層の磁化容易軸方向が、前記2種類の配線に対して、それぞれ傾斜角度を有し、
前記2種類の配線のそれぞれの配線に接して、前記それぞれの配線の周囲に磁性体が配置され、
前記それぞれの配線に接する前記磁性体の内、前記磁気記憶素子の前記記憶層側の部分に、硬質磁性体が配置されている、又は、前記それぞれの配線とは反対側で接する反強磁性体により磁化の向きが固定された軟磁性体が配置され、
前記それぞれの配線に接する前記磁性体の内、前記記憶層側の部分以外に軟磁性体が配置され、
情報の記録の際に、前記それぞれの配線には、前記硬質磁性体からの磁場とは、又は、前記反強磁性体と接する部分の軟磁性体からの磁場とは、概ね逆向きとなる電流磁場を発生するように、電流を流す
磁気メモリ。 - 前記反強磁性体が、前記記憶層の記憶の基準となる参照層の磁化を固定する反強磁性体を兼ねている請求項1又は請求項2に記載の磁気メモリ。
- 周囲に前記磁性体が配置された配線が矩形の断面形状を有し、前記矩形の断面形状の前記記憶層側の面に、前記硬質磁性体、又は前記磁化の向きが固定された軟磁性体が配置されている請求項1又は請求項2に記載の磁気メモリ。
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