JP4707782B2 - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオカメラなどで得られたビデオ信号に対して陰面処理などのグラフィック(図形)処理を行うことができる画像処理装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
種々のCAD(Computer Aided Design) システムや、アミューズメント装置などにおいて、コンピュータグラフィックスがしばしば用いられている。特に、近年の画像処理技術の進展に伴い、3次元コンピュータグラフィックスを用いたシステムが急速に普及している。
このような3次元コンピュータグラフィックスでは、各画素(ピクセル)に対応する色を決定するときに、各画素の色の値を計算し、この計算した色の値を、当該画素に対応するディスプレイバッファメモリ(フレームバッファメモリ)のアドレスに書き込むレンダリング(Rendering) 処理を行う。
レンダリング処理の手法の一つに、ポリゴン(Polygon)レンダリングがある。この手法では、立体モデルを三角形の単位図形(ポリゴン)の組み合わせとして表現しておき、このポリゴンを単位として描画を行なうことで、表示画面の色を決定する。
【0003】
また、3次元コンピュータグラフィックスでは、zバッファメモリを用いた陰面処理が行われる。
すなわち、ディスプレイバッファメモリに既に記憶されている第1の画像データ(色データ)とグラフィック処理された第2の画像データとを合成しようとする場合に、zバッファメモリに記憶されている第1のzデータと、第2の画像データに対応する第2のzデータとを比較することで、第2の画像データに応じた画像が第1の画像データに応じた画像の手前に位置するか否かを判断する。そして、手前に位置すると判断したときに、zバッファメモリに記憶されている第1のzデータを第2のzデータで更新すると共に、ディスプレイバッファメモリに記憶されている第1の画像データを第2の画像データで更新する。
【0004】
そして、ディスプレイバッファメモリから画像データを読み出してCRT(Cathode Ray Tube)などのディスプレイに出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ビデオカメラなどの撮像装置で自然画などを撮像して得られたビデオ信号を3次元コンピュータグラフィックスシステムで用いて処理を行いたいという要請がある。
しかしながら、ビデオ信号はzデータを持っていないため、撮像装置で得られたビデオ信号を3次元コンピュータグラフィックシステムにそのまま入力したのでは、当該入力したビデオ信号を、通常のグラフィック処理を経て得られた画像信号と同様に扱うことはできないという問題がある。例えば、当該ビデオ信号については、陰面処理などを行うことができないという問題がある。
【0006】
本発明は上述した従来技術に鑑みてなされ、撮像装置で得られたビデオ信号を用いた多様なグラフィック処理を行うことができる画像処理装置およびその方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した従来技術の問題点を解決し、上述した目的を達成するために、第1のメモリであって、ディスプレイに出力する画像データを、当該第1のメモリで定義されたデータフォーマットで記憶するディスプレイバッファメモリと、第2のメモリであって、前記画像データの奥行きデータを、当該第2のメモリで定義されたデータフォーマットで記憶する奥行きバッファメモリと、3次元図形処理を行って第1の画像データおよび前記第1の画像データに対応した第1の奥行きデータを生成する画像処理回路と、奥行きデータを持たないビデオ信号に、当該ビデオ信号に対応した奥行きデータを付加し、当該ビデオ信号を第2の画像データとして、上記付加した奥行きデータを第2の奥行きデータとして出力する画像データ生成装置と、前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリへのアクセスを行うメモリインターフェース回路と、を有し、前記メモリインターフェース回路は、前記画像処理回路からの前記第1の画像データおよび前記第1の奥行きデータをそれぞれ前記画像データおよび前記奥行きデータとして前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリに書き込み、前記画像データ生成装置からの前記第2の画像データおよび前記第2の画像データに対応した第2の奥行きデータを入力したときに、前記第2の画像データおよび前記第2の奥行きデータをそれぞれ前記画像データおよび前記奥行きデータとして前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリで定義されたデータフォーマットで前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリに書き込む機能と、前記奥行きバッファメモリに前記定義されたデータフォーマットで記憶された前記奥行きデータを読み出して陰面処理を行う機能と、前記画像処理回路からの前記第1の画像データと前記ディスプレイバッファメモリに記憶され、当該ディスプレイバッファメモリから読み出した前記画像データとの混合処理を行い、混合後の画像データを表示データとして前記ディスプレイバッファに書き込む機能と、表示を行う際、前記ディスプレイバッファメモリから読み出した表示データを前記ディスプレイ側に出力する機能と、を含み、前記メモリインターフェース回路は、前記第2の画像データを示すフレームデータと、前記第2の奥行きデータを示すフレームデータとを交互に入力し、前記第2の画像データを示すフレームデータを前記ディスプレイバッファメモリに書き込み、前記第2の奥行きデータを示すフレームデータを前記奥行きバッファメモリに書き込む。
【0008】
本発明の画像処理装置では、書き込み回路によって、例えば撮像装置の撮像データに応じた第2の画像データおよび前記第2の画像データに対応した第2の奥行きデータが入力されたときに、前記第2の画像データおよび前記第2の奥行きデータがそれぞれ前記第1のメモリおよび前記第2のメモリに書き込まれる。
そのため、以後、画像処理装置において、第1のメモリに記憶された第2の画像データを、第2のメモリに記憶された第2の奥行きデータを用いて通常の3次元図形処理された第1の画像データと同様に扱うことが可能になる。
【0009】
また、本発明の画像処理装置は、好ましくは、前記メモリインターフェース回路は、前記第2の画像データを示すフレームデータと、前記第2の奥行きデータを示すフレームデータとを交互に入力し、前記第2の画像データを示すフレームデータを前記ディスプレイバッファメモリに書き込み、前記第2の奥行きデータを示すフレームデータを前記奥行きバッファメモリに書き込む。
【0010】
また、本発明の画像処理装置は、好ましくは、前記メモリインターフェース回路は、1水平同期期間毎に、前記第2の画像データを示すラインデータと、前記第2の奥行きデータを示すラインデータとを交互に入力し、前記第2の画像データを示すラインデータを前記ディスプレイバッファメモリに書き込み、前記第2の奥行きデータを示すラインデータを前記第奥行きバッファメモリに書き込む。
【0011】
また、本発明の画像処理装置は、好ましくは、前記メモリインターフェース回路は、
前記第2の画像データと前記第2の奥行きデータとを各々含む複数のデータブロックを順次に入力し、前記複数のデータブロックを入力する毎に、当該入力したデータブロックに含まれる前記第2の画像データを前記ディスプレイバッファメモリに書き込み、前記第2の奥行きデータを前記奥行きバッファメモリに書き込む。
【0012】
また、本発明の画像処理装置は、好ましくは、前記メモリインターフェース回路は、前記第2の画像データに前記第2の奥行きデータをクロマキー合成した第3の画像データを入力し、前記第3の画像データから前記第2の奥行きデータを抽出し、当該抽出した奥行きデータを前記奥行きバッファメモリに書き込む。
【0013】
また、本発明の画像処理装置は、好ましくは、前記奥行きバッファメモリは、前記入力した前記第2の画像データおよび前記第2の奥行きデータを、前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリにそれぞれ直接書き込む。
【0014】
また、本発明の画像処理装置は、好ましくは、前記メモリインターフェース回路は、前記入力した前記第2の画像データおよび前記第2の奥行きデータを前記ディスプレイバッファメモリに書き込み、前記ディスプレイバッファメモリから前記第2の奥行きデータを読み出して前記奥行きバッファメモリに書き込む。
【0015】
また、本発明の画像処理装置は、好ましくは、前記メモリインターフェース回路は、前記入力した前記第2の画像データおよび前記第2の奥行きデータを前記奥行きバッファメモリに書き込み、前記奥行きバッファメモリから前記第1の画像データを読み出して前記ディスプレイバッファメモリに書き込む。
【0016】
また、本発明の画像処理方法は、3次元図形処理を行って第1の画像データおよび前記第1の画像データに対応した第1の奥行きデータを生成する第1のステップと、前記第1の画像データおよび前記第1の奥行きデータを、それぞれ第1のメモリであってディスプレイに出力する画像データを、当該第1のメモリで定義されたデータフォーマットで記憶するディスプレイバッファメモリおよび第2のメモリであって前記画像データの奥行きデータを、当該第2のメモリで定義されたデータフォーマットで記憶する奥行きバッファメモリに書き込む第2のステップと、奥行きデータを持たないビデオ信号に、当該ビデオ信号に対応した奥行きデータを付加し、当該ビデオ信号を第2の画像データとして、上記付加した奥行きデータを第2の奥行きデータとして生成する第3のステップと、前記第2の画像データおよび前記第2の画像データに対応した第2の奥行きデータを入力したときに、前記第2の画像データおよび前記第2の奥行きデータをそれぞれ前記画像データおよび前記奥行きデータとして前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリで定義されたデータフォーマットで前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリに書き込む第4のステップと、前記奥行きバッファメモリに前記定義されたデータフォーマットで記憶された前記奥行きデータを読み出して陰面処理を行う第5のステップと、前記生成された第1の画像データと前記ディスプレイバッファメモリに記憶され、当該ディスプレイバッファメモリから読み出した前記画像データとの混合処理を行い、混合後の画像データを表示データとして前記ディスプレイバッファに書き込む第6のステップと、表示を行う際、前記ディスプレイバッファメモリから読み出した表示データを前記ディスプレイ側に出力する第7のステップと、を有し、前記第2の画像データを示すフレームデータと、前記第2の奥行きデータを示すフレームデータとを生成し、前記第2の画像データを示すフレームデータの前記ディスプレイバッファメモリへの書き込みと、前記第2の奥行きデータを示すフレームデータの前記奥行きバッファメモリへの書き込みとを交互に行う。
【0017】
【発明の実施の形態】
第1実施形態
以下、本実施形態においては、任意の3次元物体モデルに対する所望の3次元画像をCRT(Cathode Ray Tube)などのディスプレイ上に高速に表示する3次元コンピュータグラフィックシステムに、本発明を適用した場合について説明する。
図1は、本実施形態の3次元コンピュータグラフィックシステム1のシステム構成図である。
3次元コンピュータグラフィックシステム1は、立体モデルを単位図形である三角形(ポリゴン)の組み合わせとして表現し、このポリゴンを描画することで表示画面の各画素の色を決定し、ディスプレイに表示するポリゴンレンダリング処理を行うシステムである。
また、3次元コンピュータグラフィックシステム1では、平面上の位置を表現する(x,y)座標の他に、奥行きを表すz座標を用いて3次元物体を表し、この(x,y,z)の3つの座標で3次元空間の任意の一点を特定する。
【0018】
図1に示すように、3次元コンピュータグラフィックシステム1では、メインメモリ2、I/Oインタフェース回路3、メインプロセッサ4およびレンダリング回路5が、メインバス6を介して接続されている。
また、3次元コンピュータグラフィックシステム1は、ビデオ信号生成装置30およびCRT31を有する。
【0019】
以下、各構成要素の機能について説明する。
〔メインプロセッサ4〕
メインプロセッサ4は、例えば、プログラムの実行に応じて、レンダリング回路5内の構成要素を制御するための制御信号を生成し、当該制御信号をメインバス6を介してレンダリング回路5に出力する。
【0020】
また、メインプロセッサ4は、プログラム内の所定の命令を実行すると、メインメモリ2から必要なグラフィックデータを読み出し、このグラフィックデータに対してクリッピング(Clipping)処理、ライティング(Lighting)処理およびジオメトリ(Geometry)処理などを行い、ポリゴンレンダリングデータを生成する。メインプロセッサ4は、ポリゴンレンダリングデータS4aを、メインバス6を介してレンダリング回路5に出力する。
【0021】
ここで、ポリゴンレンダリングデータは、ポリゴンの各3頂点の(x,y,z,R,G,B,α,s,t,q,F)のデータを含んでいる。
ここで、(x,y,z)データは、ポリンゴの頂点の3次元座標を示し、(R,G,B)データは、それそれ当該3次元座標における赤、緑、青の輝度値を示している。
データαは、これから描画する画素と、ディスプレイバッファメモリ21に既に記憶されている画素とのR,G,Bデータのブレンド(混合)係数を示している。
(s,t,q)データのうち、(s,t)は、対応するテクスチャの同次座標を示しており、qは同次項を示している。ここで、「s/q」および「t/q」に、それぞれテクスチャサイズUSIZEおよびVSIZEを乗じてテクスチャ座標データ(u,v)が得られる。テクスチャバッファメモリ20に記憶されたテクスチャデータへのアクセスは、テクスチャ座標データ(u,v)を用いて行われる。
ここで、テクスチャデータとは、3次元グラフィックス表示する物体の表面の模様を表すデータである。
Fデータは、フォグのα値を示している。
すなわち、ポリゴンレンダリングデータは、三角形(単位図形)の各頂点の物理座標値と、それぞれの頂点の色とテクスチャおよびフォグの値のデータを示している。
【0022】
〔I/Oインタフェース回路3〕
I/Oインタフェース回路3は、必要に応じて、外部からポリゴンレンダリングデータを入力し、これをメインバス6を介してレンダリング回路5に出力する。
【0023】
〔ビデオ信号生成装置30〕
ビデオ信号生成装置30は、nを1以上の整数とした場合に、ビデオカメラなどの撮像装置から得た自然画像などのビデオ信号にzデータを付加してフレームデータ100n を生成し、当該フレームデータ100n をフレーム(垂直)同期信号FSyncに同期させてメモリI/F回路13に出力する。
ここで、図2に示すように、nが奇数のフレームデータ1002k-1は、画像データを示しており、nが偶数のフレームデータ1002kは、フレームデータ1002k-1が示す画像データのzデータ(奥行きデータ)を示している。
このとき、例えば、60フレームのフレームデータ100n をメモリI/F回路13に出力することで、30フレーム分のzデータ付きのビデオ信号をレンダリング回路5に供給できる。
【0024】
〔レンダリング回路5〕
以下、レンダリング回路5について詳細に説明する。
図1に示すように、レンダリング回路5は、DDA(Digital Differential Analyzer) セットアップ回路10、トライアングルDDA回路11、テクスチャエンジン回路12(画像処理回路)、メモリI/F回路13(書き込み回路)、CRTコントローラ回路14、RAMDAC回路15、DRAM16およびSRAM17を有し、これらがメインプロセッサ4からの制御信号に基づいて動作する。
DRAM16は、テクスチャバッファメモリ20、ディスプレイバッファメモリ21(第1のメモリ)、zバッファメモリ22(第2のメモリ)およびテクスチャCLUTバッファメモリ23として機能し、例えば、ディスプレイバッファメモリ21としては、フレームバッファメモリが用いられる。
【0025】
<DDAセットアップ回路10>
DDAセットアップ回路10は、後段のトライアングルDDA回路11において物理座標系上の三角形の各頂点の値を線形補間して、三角形の内部の各画素の色と深さ情報を求めるに先立ち、ポリゴンレンダリングデータS4aが示す(z,R,G,B,α,s,t,q,F)データについて、三角形の辺と水平方向の差分などを求めるセットアップ演算を行う。
このセットアップ演算は、具体的には、開始点の値と終点の値と、開始点と終点との距離を用いて、単位長さ移動した場合における、求めようとしている値の変分を算出する。
DDAセットアップ回路10は、算出した差分を、変分データS10としてトライアングルDDA回路11に出力する。
【0026】
<トライアングルDDA回路11>
トライアングルDDA回路11は、DDAセットアップ回路10から入力した変分データS10を用いて、三角形内部の各画素における線形補間された(z,R,G,B,α,s,t,q,F)データを算出する。
トライアングルDDA回路11は、各画素の(x,y)データと、当該(x,y)座標における(z,R,G,B,α,s,t,q,F)データとを、DDAデータ(補間データ)S11としてテクスチャエンジン回路12に出力する。
本実施形態では、トライアングルDDA回路11は、並行して処理を行う矩形内に位置する8(=2×4)画素分のDDAデータS11をテクスチャエンジン回路12に出力する。
【0027】
<テクスチャエンジン回路12>
テクスチャエンジン回路12は、「s/q」および「t/q」の算出処理、テクスチャ座標データ(u,v)の算出処理、テクスチャバッファメモリ20からの(R,G,B,α)データの読み出し処理、および、混合処理(テクスチャαブレンディング処理)を順にパイプライン方式で行う。
なお、テクスチャエンジン回路12は、所定の矩形内に位置する8画素についての処理を同時に並行して行う。
【0028】
また、テクスチャエンジン回路12は、DDAデータS11が示す(s,t,q)データについて、sデータをqデータで除算する演算と、tデータをqデータで除算する演算とを行う。
【0029】
また、テクスチャエンジン回路12は、除算結果である「s/q」および「t/q」に、それぞれテクスチャサイズUSIZEおよびVSIZEを乗じて、テクスチャ座標データ(u,v)を生成する。
また、テクスチャエンジン回路12は、メモリI/F回路13を介して、SRAM17に、前記生成したテクスチャ座標データ(u,v)を含む読み出し要求を出力し、メモリI/F回路13を介して、テクスチャ座標データ(u,v)によって特定されるSRAM17上のアドレスから読み出されたテクスチャデータである(R,G,B,α)データS17を得る。
ここで、テクスチャバッファメモリ20には、MIPMAP(複数解像度テクスチャ)などの複数の縮小率に対応したテクスチャデータが記憶されており、SRAM17には、テクスチャバッファメモリ20に記憶されているテクスチャデータのコピーが記憶されている。
本実施形態では、上述したようにテクスチャ座標(u,v)を生成することで、単位図形である三角形を単位として、所望の縮小率のテクスチャデータをSRAM17から読み出すことができる。
【0030】
テクスチャエンジン回路12は、SRAM17から読み出した(R,G,B,α)データS17の(R,G,B)データと、前段のトライアングルDDA回路11からのDDAデータS11に含まれる(R,G,B)データとを、(R,G,B,α)データS17に含まれるαデータ(テクスチャα)が示す割合で混合し(テクスチャαブレンディング処理を行い)、画素データS12を生成する。
テクスチャエンジン回路12は、この画素データS12を、メモリI/F回路13に出力する。
【0031】
テクスチャエンジン回路12は、フルカラー方式の場合には、テクスチャバッファメモリ20から読み出した(R,G,B,α)データを直接用いる。一方、テクスチャエンジン回路12は、インデックスカラー方式の場合には、予め作成したカラールックアップテーブル(CLUT)をテクスチャCLUTバッファメモリ23から読み出して、内蔵するSRAMに転送および記憶し、このカラールックアップテーブルを用いて、テクスチャバッファメモリ20から読み出したカラーインデックスに対応する(R,G,B)データを得る。
【0032】
<メモリI/F回路13>
メモリI/F回路13は、CRT31に表示を行う際に、ディスプレイバッファメモリ21から読み出した表示データS21をCRTコントローラ回路14に出力する。
また、メモリI/F回路13は、テクスチャエンジン回路12から入力した画素データS12に対応するzデータと、zバッファメモリ22に記憶されているzデータとの比較を行い、入力した画素データS12によって描画される画像が、ディスプレイバッファメモリ21に記憶されている画像より、手前(視点側)に位置するか否かを判断し、手前に位置する場合には、画素データS12に対応するzデータでzバッファメモリ22に記憶されたzデータを更新する。
また、メモリI/F回路13は、必要に応じて、画素データS12に含まれる(R,G,B)データと、既にディスプレイバッファメモリ21に記憶されている(R,G,B)データとを、画素データS12に対応するαデータが示す混合値で混合する、いわゆるαブレンディング処理を行い、混合後の(R,G,B)データを表示データとしてディスプレイバッファメモリ21に書き込む。
なお、メモリI/F回路13によるDRAM16に対してのアクセスは、16画素分のデータについて同時に行なわれる。
【0033】
また、メモリI/F回路13は、図3に示すように、ビデオ信号生成装置30から入力したフレーム同期信号FSyncに含まれるパルスを検出すると(ステップS1)、入力したフレームデータ100n が奇数番目であるか否かを判断し(ステップS2)、奇数番目であると判断したときに、画像データを示すnが奇数のフレームデータ1002k-1をDRAM16のディスプレイバッファメモリ21に当該メモリ21で定義されたデータフォーマットで書き込み(ステップS3)、奇数番目ではないと判断したときに、zデータを示すnが偶数のフレームデータ1002kをzバッファメモリ22に当該メモリ22で定義されたデータフォーマットで書き込む(ステップS4)。
これにより、以後、画像データを示すフレームデータ1002k-1が、通常のグラッフィック処理を経てディスプレイバッファメモリ21に書き込まれた画素データと同様に扱われる。すなわち、ビデオ信号から得られた画像データについて、zデータを用いた陰面処理、αブレンディング処理およびクロマキー処理などが行われる。
【0034】
<CRTコントローラ回路14>
CRTコントローラ回路14は、タイミング発生回路から入力した水平同期信号および垂直同期信号に同期して、図示しないCRT31に表示するアドレスを発生し、当該アドレスに記憶された表示データをディスプレイバッファメモリ21から読み出す要求をメモリI/F回路13に出力する。この要求に応じて、メモリI/F回路13は、ディスプレイバッファメモリ21から一定の固まりで表示データを読み出す。
CRTコントローラ回路14は、ディスプレイバッファメモリ21から読み出した表示データを記憶するFIFO(First In First Out)回路を内蔵し、当該記憶した表示データを一定の時間間隔で読み出して表示データS14aとしてRAMDAC回路15に出力する。
【0035】
DRAM16
DRAM16は、テクスチャバッファメモリ20、ディスプレイバッファメモリ21、Zバッファメモリ22およびテクスチャCLUTバッファメモリ23を有する。
ここで、テクスチャバッファメモリ20は、前述したように、MIPMAP(複数解像度テクスチャ)などの複数の縮小率に対応したテクスチャデータを記憶する。
ディスプレイバッファメモリ21は、各画素のR,G,B値を示す表示データを所定のデータフォーマットで記憶する。また、ディスプレイバッファメモリ21は、前述したように、メモリI/F回路13を介してビデオ信号生成装置30から入力した画像データを示すフレームデータ1002k-1を記憶する。
zバッファメモリ22は、各画素のzデータを所定のデータフォーマットで記憶する。また、zバッファメモリ22は、前述したように、メモリI/F回路13を介してビデオ信号生成装置30から入力したzデータを示すフレームデータ1002kを記憶する。
テクスチャCLUTバッファメモリ23は、カラールックアップテーブル(CLUT)を記憶する。
【0036】
<RAMDAC回路15>
RAMDAC回路15は、各インデックス値に対応するR,G,Bデータを記憶しており、CRTコントローラ回路14から入力した表示データS14を、D/Aコンバータに転送し、アナログ形式のR,G,Bデータを生成する。RAMDAC回路15は、当該生成したR,G,BデータS15をCRT31に出力する。
【0037】
以下、3次元コンピュータグラフィックシステム1の動作例について説明する。
3次元コンピュータグラフィックシステム1では、ビデオ信号生成装置30において、画像データを示すフレームデータ1002k-1と、フレームデータ1002k-1が示す画像データのzデータを示すフレームデータ1002kとが生成され、これらがフレーム同期信号FSyncに同期してメモリI/F回路13に出力される。
【0038】
次に、メモリI/F回路13において、図3に示すように、ビデオ信号生成装置30から入力したフレーム同期信号FSyncに含まれるパルスが検出されると(ステップS1)、入力したフレームデータ100n が奇数番目であるか否かが判断され(ステップS2)、奇数番目であると判断されたときに、画像データを示すnが奇数のフレームデータ1002k-1がDRAM16のディスプレイバッファメモリ21に書き込まれ(ステップS3)、奇数番目ではないと判断したときに、zデータを示すnが偶数のフレームデータ1002kがzバッファメモリ22に書き込まれる(ステップS4)。
【0039】
これにより、以後、ビデオ信号から得られた画像データを示すフレームデータ1002k-1が、通常のグラッフィック処理を経てディスプレイバッファメモリ21に書き込まれた画像データと同様に扱われる。すなわち、ビデオ信号から得られた画像データについて、zデータを示すフレームデータ1002kを用いた陰面処理、αブレンディング処理およびクロマキー処理などが行われる。
【0040】
また、例えば、上述した処理が終了した後に、ポリゴンレンダリングデータS4aが、メインバス6を介してメインプロセッサ4からDDAセットアップ回路10に出力され、DDAセットアップ回路10において、三角形の辺と水平方向の差分などを示す変分データS10が生成される。
この変分データS10は、トライアングルDDA回路11に出力され、トライアングルDDA回路11において、三角形内部の各画素における線形補間された(z,R,G,B,α,s,t,q,F)データが算出される。そして、この算出された(z,R,G,B,α,s,t,q,F)データと、三角形の各頂点の(x,y)データとが、DDAデータS11として、トライアングルDDA回路11からテクスチャエンジン回路12に出力される。
【0041】
次に、テクスチャエンジン回路12において、DDAデータS11が示す(s,t,q)データについて、sデータをqデータで除算する演算と、tデータをqデータで除算する演算とが行われる。
このとき、8個の図1に示す除算回路400によって、8画素分の除算「s/q」および「t/q」が同時に行われる。そして、除算結果「s/q」および「t/q」に、それぞれテクスチャサイズUSIZEおよびVSIZEが乗算され、テクスチャ座標データ(u,v)が生成される。
次に、メモリI/F回路13を介して、テクスチャエンジン回路12からSRAM17に、前記生成されたテクスチャ座標データ(u,v)を含む読み出し要求が出力され、メモリI/F回路13を介して、SRAM17に記憶されたテクスチャデータである(R,G,B,α)データS17が読み出される。
次に、テクスチャエンジン回路12において、読み出した(R,G,B,α)データS17の(R,G,B)データと、前段のトライアングルDDA回路11からのDDAデータS11に含まれる(R,G,B)データとが、(R,G,B,α)データS17に含まれるαデータ(テクスチャα)が示す割合で混合され、画素データS12が生成される。
この画素データS12は、テクスチャエンジン回路12からメモリI/F回路13に出力される。
【0042】
そして、メモリI/F回路13において、テクスチャエンジン回路12から入力した画素データS12に対応するzデータと、zバッファメモリ22に記憶されているzデータ(例えばフレームデータ1002kが示すzデータ)との比較が行なわれ、入力した画素データS12によって描画される画像が、前回、ディスプレイバッファメモリ21に記憶されているフレームデータ1002k-1が示す画像データに応じた画像より、手前(視点側)に位置するか否かが判断され、手前に位置する場合には、画像データS12に対応するzデータでzバッファメモリ22に記憶されているzデータが更新される。
【0043】
次に、メモリI/F回路13において、必要に応じて、画像データS12に含まれる(R,G,B)データと、既にディスプレイバッファメモリ21に記憶されているフレームデータ1002k-1が示す(R,G,B)データとが、画素データS12に対応するαデータ(DDAデータS11に含まれるαデータ)が示す混合値で混合され、混合後の(R,G,B)データが表示データとしてディスプレイバッファメモリ21に書き込まれる。
そして、メモリI/F回路13によって、ディスプレイバッファメモリ21に記憶された(R,G,B)データが、表示データS21として読み出されてCRTコントローラ回路14に出力される。
そして、当該表示データS21が、CRTコントローラ回路14においてタイミング調整された後に、表示データS14としてRAMDAC回路15に出力される。
そして、表示データS14が、RAMDAC回路15において、R,G,BデータS15に変換され、当該R,G,BデータS15がCRT31に出力される。
第2実施形態
本発明は前述した第1実施形態の図1に示す3次元コンピュータグラフィックシステム1と比べて、図1に示すメモリI/F回路13およびビデオ信号生成装置30の機能が異なる点を除いて基本的に同じである。
図4は、本実施形態の3次元コンピュータグラフィックシステム201のシステム構成図である。
図4において、図1と同じ符号を付した構成要素は前述した第1実施形態で説明したものと同じである。
すなわち、3次元コンピュータグラフィックシステム201は、メモリI/F回路213およびビデオ信号生成装置230が、前述した第1実施形態の対応する構成要素と異なる。
【0044】
ビデオ信号生成装置230は、nを1以上の整数とした場合に、ビデオカメラなどの撮像装置から得た画像信号にzデータを付加してラインデータ200n を生成し、図5(A),(B)に示すように、ラインデータ200n を水平同期信号HSyncに同期させてメモリI/F回路13に出力する。
ここで、図5に示すように、nが奇数のラインデータ2002k-1は、画像データを示しており、nが偶数のラインデータ2002kは、ラインデータ2002k-1が示す画像データのzデータを示している。
すなわち、ビデオ信号生成装置230は、1水平同期期間毎に、画像データと、当該画像データに対応するzデータとを交互にメモリI/F回路213に出力する。
【0045】
また、メモリI/F回路213は、図6に示すように、ビデオ信号生成装置30から入力した水平同期信号HSyncに含まれるパルスを検出すると(ステップS11)、入力したラインデータ200n が奇数番目であるか否かを判断し(ステップS12)、奇数番目であると判断したときに、画像データを示すnが奇数のラインデータ2002k-1をDRAM16のディスプレイバッファメモリ21に書き込み(ステップS13)、奇数番目ではないと判断したときに、zデータを示すnが偶数のラインデータ2002kをzバッファメモリ22に書き込む(ステップS14)。
本実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様に、ビデオ信号から得られた画像データを示すラインデータ2002k-1が、通常のグラッフィック処理を経てディスプレイバッファメモリ21に書き込まれた画像データと同様に扱われる。すなわち、ビデオ信号から得られた画像データについて、zデータを用いた陰面処理、αブレンディング処理およびクロマキー処理などが行われる。
【0046】
第3実施形態
本発明は前述した第1実施形態の図1に示す3次元コンピュータグラフィックシステム1と比べて、図1に示すメモリI/F回路13およびビデオ信号生成装置30の機能が異なる点を除いて基本的に同じである。
図7は、本実施形態の3次元コンピュータグラフィックシステム301のシステム構成図である。
図7において、図1と同じ符号を付した構成要素は前述した第1実施形態で説明したものと同じである。
すなわち、3次元コンピュータグラフィックシステム301は、メモリI/F回路313およびビデオ信号生成装置330が、前述した第1実施形態の対応する構成要素と異なる。
【0047】
ビデオ信号生成装置330は、例えば、32ビットの幅を持つバスを介してメモリI/F回路313と接続されており、ビデオカメラなどの撮像装置から得たビデオ信号から得られた画像データおよびzデータを含む32ビットの複数のデータブロックを生成し、当該データブロックを構成する32ビットのデータを同時にメモリI/F回路313に出力する。
このとき、図8に示すように、40ビットのデータブロック内の上位24ビットには画像データが格納され、下位16ビットには当該画像データに対応するzデータが格納されている。
また、メモリI/F回路313は、ビデオ信号生成装置330から入力したデータブロック毎に、当該データブロック内の上位24ビットに格納された画像データをDRAM16のディスプレイバッファメモリ21に書き込み、下位16ビットに格納されたzデータをzバッファメモリ22に書き込む。
本実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様に、ビデオ信号から得られた画像データが、通常のグラッフィック処理を経てディスプレイバッファメモリ21に書き込まれた画像データと同様に扱われる。すなわち、ビデオ信号から得られた画像データについて、zデータを用いた陰面処理およびαブレンディング処理などが行われる。
【0048】
なお、例えば、図9に示すように、ビデオ信号生成装置330からメモリI/F回路313に、各々8ビットのR,G,Bデータおよびzデータからなる32ビットのデータブロックを出力するようにしてもよい。
このようにすることで、図7に示す各々8ビットかなるR,G,B,αデータで構成される画素データS12と、ビデオ信号生成装置330から入力するブロックデータとの間でR,G,Bデータについてデータフォーマットを一致させることができ、画素データS12を入力した場合とブロックデータを入力した場合とでR,G,Bデータについての処理を共通化できる。
【0049】
また、その他の変形例として、本発明は、例えば、ビデオ信号生成装置において、ビデオ信号から得られた画像データにzデータを所定の色データを用いてクロマキー(Chroma-key)合成してzデータを含む画像データを生成し、例えば、メモリI/F回路において、ビデオ信号生成装置から入力した画像データから前記所定の色データを抽出してzデータを得て、当該zデータをzバッファメモリ22に書き込み、zデータを抜いた後の画像データをz比較の結果に基づいてディスプレイバッファメモリ21に書き込むようにしてもよい。
【0050】
第4実施形態
本実施形態の3次元コンピュータグラフィックシステムは、前述した図1に示す3次元コンピュータグラフィックシステム1と同じ構成をしているが、メモリI/F回路13の処理の一部が第1実施形態とは異なる。
すなわち、前述した第1実施形態では、メモリI/F回路13は、図3を参照して前述したように、ビデオ信号生成装置30から入力したフレームデータ100n のうち、奇数番目のフレームデータ1002k-1をDRAM16のディスプレイバッファメモリ21に書き込み、偶数番目のフレームデータ1002kをzバッファメモリ22に書き込んだ。
【0051】
図10は、本実施形態の3次元コンピュータグラフィックシステムにおけるメモリI/F回路13の処理を説明するためのフローチャートである。
これに対して、図10に示すように、本実施形態では、メモリI/F回路13は、ビデオ信号生成装置30から入力したフレームデータ100n を全て一旦DRAM16のディスプレイバッファメモリ21に当該メモリ21で定義されたフォーマットで書き込み(ステップS21)、所定量のフレームデータ100n をディスプレイバッファメモリ21に書き込むと(ステップS22)、当該書き込んだフレームデータ100n のうち偶数番目のフレームデータ1002kをバッファ間転送によってzバッファメモリ22に当該メモリ22で定義されたフォーマットで転送して記憶するように制御する(ステップS23)。
【0052】
本実施形態では、メモリI/F回路13において上述した制御を行うことで、zデータを示すフレームデータ1002kをリアルタイムにzバッファメモリ22に書き込むことができなくなるが、メモリI/F回路13において、ビデオ信号生成装置30から入力したフレームデータ100n をディスプレイバッファメモリ21とzバッファメモリ22とにリアルタイムに配分する必要がなく、メモリI/F回路13における処理の負荷を軽減できる。
【0053】
なお、本発明は、例えば、メモリI/F回路13は、ビデオ信号生成装置30から入力したフレームデータ100n を全て一旦DRAM16のzバッファメモリ22に当該メモリ22で定義されたフォーマットで書き込み、所定量のフレームデータ100n をzバッファメモリ22に書き込むと、当該書き込んだフレームデータ100n のうち奇数番目のフレームデータ1002k-1をバッファ間転送によってディスプレイバッファメモリ21に当該メモリ21で定義されたフォーマットで転送して記憶するように制御してもよい。
【0054】
本発明は上述した実施形態には限定されない。
例えば、上述した図7に示す3次元コンピュータグラフィックシステム1のメモリI/F回路13に、図1と同じ構成をした他の3次元コンピュータグラフィックシステムのDRAM16から読み出した画像データおよびzデータを入力し、これらをディスプレイバッファ21およびzバッファ22に書き込むようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、SRAM17を用いる構成を例示したが、SRAM17を設けない構成にしてもよい。
また、図7に示すテクスチャバッファメモリ20およびテクスチャCLUTバッファメモリ23を、DRAM16の外部に設けてもよい。
【0055】
さらに、図7に示す3次元コンピュータグラフィックシステム1では、ポリゴンレンダリングデータを生成するジオメトリ処理を、メインプロセッサ4で行なう場合を例示したが、レンダリング回路5で行なう構成にしてもよい。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の画像処理装置およびその方法によれば、撮像装置で得られた画像データ(ビデオ信号)を用いた多様なグラフィック処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施形態の3次元コンピュータグラフィックシステムのシステム構成図である。
【図2】図2は、図1に示す3次元コンピュータグラフィックシステムにおいて、ビデオ信号生成装置から出力されるフレームデータを説明するための図である。
【図3】図3は、図1に示すメモリI/F回路の処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】図4は、本発明の第2実施形態の3次元コンピュータグラフィックシステムのシステム構成図である。
【図5】図5は、図4に示す3次元コンピュータグラフィックシステムにおいて、ビデオ信号生成装置から出力されるラインデータを説明するための図である。
【図6】図6は、図4に示すメモリI/F回路の処理を説明するためのフローチャートである。
【図7】図7は、本発明の第3実施形態の3次元コンピュータグラフィックシステムのシステム構成図である。
【図8】図8は、図7に示す3次元コンピュータグラフィックシステムにおいて、ビデオ信号生成装置から出力される画像データおよびzデータを説明するための図である。
【図9】図9は、図7に示す3次元コンピュータグラフィックシステムにおいて、ビデオ信号生成装置から出力される画像データおよびzデータのその他の例を説明するための図である。
【図10】図10は、本発明の第4実施形態の3次元コンピュータグラフィックシステムにおける図1に示すメモリI/F回路の処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…3次元コンピュータグラフィックシステム、2…メインメモリ、3…I/Oインタフェース回路、4…メインプロセッサ、5…レンダリング回路、6…メインバス、7…タイミング発生回路、10…DDAセットアップ回路、11…トライアングルDDA回路、12…テクスチャエンジン回路、13,213,313…メモリI/F回路、14…CRTコントローラ回路、15…RAMDAC回路、16…DRAM、17…SRAM、20…テクスチャバッファメモリ、21…ディスプレイバッファメモリ、22…Zバッファメモリ、23…テクスチャCLUTバッファメモリ、30,230,330…ビデオ信号生成装置、31…CRT
Claims (11)
- 第1のメモリであって、ディスプレイに出力する画像データを、当該第1のメモリで定義されたデータフォーマットで記憶するディスプレイバッファメモリと、
第2のメモリであって、前記画像データの奥行きデータを、当該第2のメモリで定義されたデータフォーマットで記憶する奥行きバッファメモリと、
3次元図形処理を行って第1の画像データおよび前記第1の画像データに対応した第1の奥行きデータを生成する画像処理回路と、
奥行きデータを持たないビデオ信号に、当該ビデオ信号に対応した奥行きデータを付加し、当該ビデオ信号を第2の画像データとして、上記付加した奥行きデータを第2の奥行きデータとして出力する画像データ生成装置と、
前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリへのアクセスを行うメモリインターフェース回路と、を有し、
前記メモリインターフェース回路は、
前記画像処理回路からの前記第1の画像データおよび前記第1の奥行きデータをそれぞれ前記画像データおよび前記奥行きデータとして前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリに書き込み、
前記画像データ生成装置からの前記第2の画像データおよび前記第2の画像データに対応した第2の奥行きデータを入力したときに、前記第2の画像データおよび前記第2の奥行きデータをそれぞれ前記画像データおよび前記奥行きデータとして前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリで定義されたデータフォーマットで前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリに書き込む機能と、
前記奥行きバッファメモリに前記定義されたデータフォーマットで記憶された前記奥行きデータを読み出して陰面処理を行う機能と、
前記画像処理回路からの前記第1の画像データと前記ディスプレイバッファメモリに記憶され、当該ディスプレイバッファメモリから読み出した前記画像データとの混合処理を行い、混合後の画像データを表示データとして前記ディスプレイバッファに書き込む機能と、
表示を行う際、前記ディスプレイバッファメモリから読み出した表示データを前記ディスプレイ側に出力する機能と、を含み、
前記メモリインターフェース回路は、
前記第2の画像データを示すフレームデータと、前記第2の奥行きデータを示すフレームデータとを交互に入力し、前記第2の画像データを示すフレームデータを前記ディスプレイバッファメモリに書き込み、前記第2の奥行きデータを示すフレームデータを前記奥行きバッファメモリに書き込む
画像処理装置。 - 第1のメモリであって、ディスプレイに出力する画像データを、当該第1のメモリで定義されたデータフォーマットで記憶するディスプレイバッファメモリと、
第2のメモリであって、前記画像データの奥行きデータを、当該第2のメモリで定義されたデータフォーマットで記憶する奥行きバッファメモリと、
3次元図形処理を行って第1の画像データおよび前記第1の画像データに対応した第1の奥行きデータを生成する画像処理回路と、
奥行きデータを持たないビデオ信号に、当該ビデオ信号に対応した奥行きデータを付加し、当該ビデオ信号を第2の画像データとして、上記付加した奥行きデータを第2の奥行きデータとして出力する画像データ生成装置と、
前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリへのアクセスを行うメモリインターフェース回路と、を有し、
前記メモリインターフェース回路は、
前記画像処理回路からの前記第1の画像データおよび前記第1の奥行きデータをそれぞれ前記画像データおよび前記奥行きデータとして前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリに書き込み、
前記画像データ生成装置からの前記第2の画像データおよび前記第2の画像データに対応した第2の奥行きデータを入力したときに、前記第2の画像データおよび前記第2の奥行きデータをそれぞれ前記画像データおよび前記奥行きデータとして前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリで定義されたデータフォーマットで前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリに書き込む機能と、
前記奥行きバッファメモリに前記定義されたデータフォーマットで記憶された前記奥行きデータを読み出して陰面処理を行う機能と、
前記画像処理回路からの前記第1の画像データと前記ディスプレイバッファメモリに記憶され、当該ディスプレイバッファメモリから読み出した前記画像データとの混合処理を行い、混合後の画像データを表示データとして前記ディスプレイバッファに書き込む機能と、
表示を行う際、前記ディスプレイバッファメモリから読み出した表示データを前記ディスプレイ側に出力する機能と、を含み、
前記メモリインターフェース回路は、
1水平同期期間毎に、前記第2の画像データを示すラインデータと、前記第2の奥行きデータを示すラインデータとを交互に入力し、前記第2の画像データを示すラインデータを前記ディスプレイバッファメモリに書き込み、前記第2の奥行きデータを示すラインデータを前記奥行きバッファメモリに書き込む
画像処理装置。 - 第1のメモリであって、ディスプレイに出力する画像データを、当該第1のメモリで定義されたデータフォーマットで記憶するディスプレイバッファメモリと、
第2のメモリであって、前記画像データの奥行きデータを、当該第2のメモリで定義されたデータフォーマットで記憶する奥行きバッファメモリと、
3次元図形処理を行って第1の画像データおよび前記第1の画像データに対応した第1の奥行きデータを生成する画像処理回路と、
奥行きデータを持たないビデオ信号に、当該ビデオ信号に対応した奥行きデータを付加し、当該ビデオ信号を第2の画像データとして、上記付加した奥行きデータを第2の奥行きデータとして出力する画像データ生成装置と、
前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリへのアクセスを行うメモリインターフェース回路と、を有し、
前記メモリインターフェース回路は、
前記画像処理回路からの前記第1の画像データおよび前記第1の奥行きデータをそれぞれ前記画像データおよび前記奥行きデータとして前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリに書き込み、
前記画像データ生成装置からの前記第2の画像データおよび前記第2の画像データに対応した第2の奥行きデータを入力したときに、前記第2の画像データおよび前記第2の奥行きデータをそれぞれ前記画像データおよび前記奥行きデータとして前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリで定義されたデータフォーマットで前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリに書き込む機能と、
前記奥行きバッファメモリに前記定義されたデータフォーマットで記憶された前記奥行きデータを読み出して陰面処理を行う機能と、
前記画像処理回路からの前記第1の画像データと前記ディスプレイバッファメモリに記憶され、当該ディスプレイバッファメモリから読み出した前記画像データとの混合処理を行い、混合後の画像データを表示データとして前記ディスプレイバッファに書き込む機能と、
表示を行う際、前記ディスプレイバッファメモリから読み出した表示データを前記ディスプレイ側に出力する機能と、を含み、
前記メモリインターフェース回路は、
前記第2の画像データと前記第2の奥行きデータとを各々含む複数のデータブロックを順次に入力し、前記複数のデータブロックを入力する毎に、当該入力したデータブロックに含まれる前記第2の画像データを前記ディスプレイバッファメモリに書き込み、前記第2の奥行きデータを前記奥行きバッファメモリに書き込む
画像処理装置。 - 第1のメモリであって、ディスプレイに出力する画像データを、当該第1のメモリで定義されたデータフォーマットで記憶するディスプレイバッファメモリと、
第2のメモリであって、前記画像データの奥行きデータを、当該第2のメモリで定義されたデータフォーマットで記憶する奥行きバッファメモリと、
3次元図形処理を行って第1の画像データおよび前記第1の画像データに対応した第1の奥行きデータを生成する画像処理回路と、
奥行きデータを持たないビデオ信号に、当該ビデオ信号に対応した奥行きデータを付加し、当該ビデオ信号を第2の画像データとして、上記付加した奥行きデータを第2の奥行きデータとして出力する画像データ生成装置と、
前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリへのアクセスを行うメモリインターフェース回路と、を有し、
前記メモリインターフェース回路は、
前記画像処理回路からの前記第1の画像データおよび前記第1の奥行きデータをそれぞれ前記画像データおよび前記奥行きデータとして前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリに書き込み、
前記画像データ生成装置からの前記第2の画像データおよび前記第2の画像データに対応した第2の奥行きデータを入力したときに、前記第2の画像データおよび前記第2の奥行きデータをそれぞれ前記画像データおよび前記奥行きデータとして前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリで定義されたデータフォーマットで前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリに書き込む機能と、
前記奥行きバッファメモリに前記定義されたデータフォーマットで記憶された前記奥行きデータを読み出して陰面処理を行う機能と、
前記画像処理回路からの前記第1の画像データと前記ディスプレイバッファメモリに記憶され、当該ディスプレイバッファメモリから読み出した前記画像データとの混合処理を行い、混合後の画像データを表示データとして前記ディスプレイバッファに書き込む機能と、
表示を行う際、前記ディスプレイバッファメモリから読み出した表示データを前記ディスプレイ側に出力する機能と、を含み、
前記メモリインターフェース回路は、
前記入力した前記第2の画像データおよび前記第2の奥行きデータを前記ディスプレイバッファメモリに書き込み、前記ディスプレイバッファメモリから前記第2の奥行きデータを読み出して前記奥行きバッファメモリに書き込む
画像処理装置。 - 第1のメモリであって、ディスプレイに出力する画像データを、当該第1のメモリで定義されたデータフォーマットで記憶するディスプレイバッファメモリと、
第2のメモリであって、前記画像データの奥行きデータを、当該第2のメモリで定義されたデータフォーマットで記憶する奥行きバッファメモリと、
3次元図形処理を行って第1の画像データおよび前記第1の画像データに対応した第1の奥行きデータを生成する画像処理回路と、
奥行きデータを持たないビデオ信号に、当該ビデオ信号に対応した奥行きデータを付加し、当該ビデオ信号を第2の画像データとして、上記付加した奥行きデータを第2の奥行きデータとして出力する画像データ生成装置と、
前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリへのアクセスを行うメモリインターフェース回路と、を有し、
前記メモリインターフェース回路は、
前記画像処理回路からの前記第1の画像データおよび前記第1の奥行きデータをそれぞれ前記画像データおよび前記奥行きデータとして前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリに書き込み、
前記画像データ生成装置からの前記第2の画像データおよび前記第2の画像データに対応した第2の奥行きデータを入力したときに、前記第2の画像データおよび前記第2の奥行きデータをそれぞれ前記画像データおよび前記奥行きデータとして前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリで定義されたデータフォーマットで前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリに書き込む機能と、
前記奥行きバッファメモリに前記定義されたデータフォーマットで記憶された前記奥行きデータを読み出して陰面処理を行う機能と、
前記画像処理回路からの前記第1の画像データと前記ディスプレイバッファメモリに記憶され、当該ディスプレイバッファメモリから読み出した前記画像データとの混合処理を行い、混合後の画像データを表示データとして前記ディスプレイバッファに書き込む機能と、
表示を行う際、前記ディスプレイバッファメモリから読み出した表示データを前記ディスプレイ側に出力する機能と、を含み、
前記メモリインターフェース回路は、
前記入力した前記第2の画像データおよび前記第2の奥行きデータを前記奥行きバッファメモリに書き込み、前記奥行きバッファメモリから前記第1の画像データを読み出して前記ディスプレイバッファメモリに書き込む
画像処理装置。 - 前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリは、同一の半導体メモリ内の異なるバッファメモリである
請求項1から5のいずれか一に記載の画像処理装置。 - 3次元図形処理を行って第1の画像データおよび前記第1の画像データに対応した第1の奥行きデータを生成する第1のステップと、
前記第1の画像データおよび前記第1の奥行きデータを、それぞれ第1のメモリであってディスプレイに出力する画像データを、当該第1のメモリで定義されたデータフォーマットで記憶するディスプレイバッファメモリおよび第2のメモリであって前記画像データの奥行きデータを、当該第2のメモリで定義されたデータフォーマットで記憶する奥行きバッファメモリに書き込む第2のステップと、
奥行きデータを持たないビデオ信号に、当該ビデオ信号に対応した奥行きデータを付加し、当該ビデオ信号を第2の画像データとして、上記付加した奥行きデータを第2の奥行きデータとして生成する第3のステップと、
前記第2の画像データおよび前記第2の画像データに対応した第2の奥行きデータを入力したときに、前記第2の画像データおよび前記第2の奥行きデータをそれぞれ前記画像データおよび前記奥行きデータとして前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリで定義されたデータフォーマットで前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリに書き込む第4のステップと、
前記奥行きバッファメモリに前記定義されたデータフォーマットで記憶された前記奥行きデータを読み出して陰面処理を行う第5のステップと、
前記生成された第1の画像データと前記ディスプレイバッファメモリに記憶され、当該ディスプレイバッファメモリから読み出した前記画像データとの混合処理を行い、混合後の画像データを表示データとして前記ディスプレイバッファに書き込む第6のステップと、
表示を行う際、前記ディスプレイバッファメモリから読み出した表示データを前記ディスプレイ側に出力する第7のステップと、を有し、
前記第2の画像データを示すフレームデータと、前記第2の奥行きデータを示すフレームデータとを生成し、
前記第2の画像データを示すフレームデータの前記ディスプレイバッファメモリへの書き込みと、前記第2の奥行きデータを示すフレームデータの前記奥行きバッファメモリへの書き込みとを交互に行う
画像処理方法。 - 3次元図形処理を行って第1の画像データおよび前記第1の画像データに対応した第1の奥行きデータを生成する第1のステップと、
前記第1の画像データおよび前記第1の奥行きデータを、それぞれ第1のメモリであってディスプレイに出力する画像データを、当該第1のメモリで定義されたデータフォーマットで記憶するディスプレイバッファメモリおよび第2のメモリであって前記画像データの奥行きデータを、当該第2のメモリで定義されたデータフォーマットで記憶する奥行きバッファメモリに書き込む第2のステップと、
奥行きデータを持たないビデオ信号に、当該ビデオ信号に対応した奥行きデータを付加し、当該ビデオ信号を第2の画像データとして、上記付加した奥行きデータを第2の奥行きデータとして生成する第3のステップと、
前記第2の画像データおよび前記第2の画像データに対応した第2の奥行きデータを入力したときに、前記第2の画像データおよび前記第2の奥行きデータをそれぞれ前記画像データおよび前記奥行きデータとして前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリで定義されたデータフォーマットで前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリに書き込む第4のステップと、
前記奥行きバッファメモリに前記定義されたデータフォーマットで記憶された前記奥行きデータを読み出して陰面処理を行う第5のステップと、
前記生成された第1の画像データと前記ディスプレイバッファメモリに記憶され、当該ディスプレイバッファメモリから読み出した前記画像データとの混合処理を行い、混合後の画像データを表示データとして前記ディスプレイバッファに書き込む第6のステップと、
表示を行う際、前記ディスプレイバッファメモリから読み出した表示データを前記ディスプレイ側に出力する第7のステップと、を有し、
前記第2の画像データを示すラインデータと、前記第2の奥行きデータを示すラインデータとを生成し、
前記第2の画像データを示すラインデータの前記ディスプレイバッファメモリへの書き込みと、前記第2の奥行きデータを示すラインデータの前記奥行きバッファメモリへの書き込みとを1水平同期期間毎に交互に行う
画像処理方法。 - 3次元図形処理を行って第1の画像データおよび前記第1の画像データに対応した第1の奥行きデータを生成する第1のステップと、
前記第1の画像データおよび前記第1の奥行きデータを、それぞれ第1のメモリであってディスプレイに出力する画像データを、当該第1のメモリで定義されたデータフォーマットで記憶するディスプレイバッファメモリおよび第2のメモリであって前記画像データの奥行きデータを、当該第2のメモリで定義されたデータフォーマットで記憶する奥行きバッファメモリに書き込む第2のステップと、
奥行きデータを持たないビデオ信号に、当該ビデオ信号に対応した奥行きデータを付加し、当該ビデオ信号を第2の画像データとして、上記付加した奥行きデータを第2の奥行きデータとして生成する第3のステップと、
前記第2の画像データおよび前記第2の画像データに対応した第2の奥行きデータを入力したときに、前記第2の画像データおよび前記第2の奥行きデータをそれぞれ前記画像データおよび前記奥行きデータとして前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリで定義されたデータフォーマットで前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリに書き込む第4のステップと、
前記奥行きバッファメモリに前記定義されたデータフォーマットで記憶された前記奥行きデータを読み出して陰面処理を行う第5のステップと、
前記生成された第1の画像データと前記ディスプレイバッファメモリに記憶され、当該ディスプレイバッファメモリから読み出した前記画像データとの混合処理を行い、混合後の画像データを表示データとして前記ディスプレイバッファに書き込む第6のステップと、
表示を行う際、前記ディスプレイバッファメモリから読み出した表示データを前記ディスプレイ側に出力する第7のステップと、を有し、
前記第2の画像データと前記第2の奥行きデータとを各々含む複数のデータブロックを順次に生成し、
前記データブロックに含まれる前記第2の画像データを前記ディスプレイバッファメモリに書き込み、前記第2の奥行きデータを前記奥行きバッファメモリに書き込む
画像処理方法。 - 3次元図形処理を行って第1の画像データおよび前記第1の画像データに対応した第1の奥行きデータを生成する第1のステップと、
前記第1の画像データおよび前記第1の奥行きデータを、それぞれ第1のメモリであってディスプレイに出力する画像データを、当該第1のメモリで定義されたデータフォーマットで記憶するディスプレイバッファメモリおよび第2のメモリであって前記画像データの奥行きデータを、当該第2のメモリで定義されたデータフォーマットで記憶する奥行きバッファメモリに書き込む第2のステップと、
奥行きデータを持たないビデオ信号に、当該ビデオ信号に対応した奥行きデータを付加し、当該ビデオ信号を第2の画像データとして、上記付加した奥行きデータを第2の奥行きデータとして生成する第3のステップと、
前記第2の画像データおよび前記第2の画像データに対応した第2の奥行きデータを入力したときに、前記第2の画像データおよび前記第2の奥行きデータをそれぞれ前記画像データおよび前記奥行きデータとして前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリで定義されたデータフォーマットで前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリに書き込む第4のステップと、
前記奥行きバッファメモリに前記定義されたデータフォーマットで記憶された前記奥行きデータを読み出して陰面処理を行う第5のステップと、
前記生成された第1の画像データと前記ディスプレイバッファメモリに記憶され、当該ディスプレイバッファメモリから読み出した前記画像データとの混合処理を行い、混合後の画像データを表示データとして前記ディスプレイバッファに書き込む第6のステップと、
表示を行う際、前記ディスプレイバッファメモリから読み出した表示データを前記ディスプレイ側に出力する第7のステップと、を有し、
前記生成した前記第2の画像データおよび前記第2の奥行きデータを前記ディスプレイバッファメモリに書き込み、前記ディスプレイバッファメモリから前記第2の奥行きデータを読み出して前記奥行きバッファメモリに書き込む
画像処理方法。 - 3次元図形処理を行って第1の画像データおよび前記第1の画像データに対応した第1の奥行きデータを生成する第1のステップと、
前記第1の画像データおよび前記第1の奥行きデータを、それぞれ第1のメモリであってディスプレイに出力する画像データを、当該第1のメモリで定義されたデータフォーマットで記憶するディスプレイバッファメモリおよび第2のメモリであって前記画像データの奥行きデータを、当該第2のメモリで定義されたデータフォーマットで記憶する奥行きバッファメモリに書き込む第2のステップと、
奥行きデータを持たないビデオ信号に、当該ビデオ信号に対応した奥行きデータを付加し、当該ビデオ信号を第2の画像データとして、上記付加した奥行きデータを第2の奥行きデータとして生成する第3のステップと、
前記第2の画像データおよび前記第2の画像データに対応した第2の奥行きデータを入力したときに、前記第2の画像データおよび前記第2の奥行きデータをそれぞれ前記画像データおよび前記奥行きデータとして前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリで定義されたデータフォーマットで前記ディスプレイバッファメモリおよび前記奥行きバッファメモリに書き込む第4のステップと、
前記奥行きバッファメモリに前記定義されたデータフォーマットで記憶された前記奥行きデータを読み出して陰面処理を行う第5のステップと、
前記生成された第1の画像データと前記ディスプレイバッファメモリに記憶され、当該ディスプレイバッファメモリから読み出した前記画像データとの混合処理を行い、混合後の画像データを表示データとして前記ディスプレイバッファに書き込む第6のステップと、
表示を行う際、前記ディスプレイバッファメモリから読み出した表示データを前記ディスプレイ側に出力する第7のステップと、を有し、
前記生成した前記第2の画像データおよび前記第2の奥行きデータを前記奥行きバッファメモリに書き込み、前記奥行きバッファメモリから前記第1の画像データを読み出して前記ディスプレイバッファメモリに書き込む
画像処理方法。
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