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JP4699931B2 - アンテナ - Google Patents

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JP4699931B2
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Description

本発明は、アンテナの構造に関し、特に車両や住宅等に用いられる小型アンテナの構造に関するものである。
例えば車両や住宅等に用いられる無線機(例えばキーレス受信機)のように、UHF,VHF帯といった比較的波長の長い(数十cm〜数m)領域の電波を使用する構成においては、無線機の体格に対してアンテナの大きさが支配的である。したがって、無線機を小型化するためにはアンテナを小型化することが重要である。
これに対し、アンテナを小型化する構成として例えば特許文献1が開示されている。このアンテナは、直線状に延びる内部導体と、これを中心として間隔を隔てて密巻状に巻回された外部コイル状導体とを有し、特有の周波数で共振するように構成されている。これにより、比較的高い利得を有しつつ、小型で単純なアンテナの構造としている。
特開2003−152427号公報
しかしながら、上記構成の場合、内部導体が直線状に延びる構造となっているので、小型化に限界がある。例えば無線機を小型化するために内部導体の伸延方向に直交する方向のアンテナの外形を小さくする場合、共振するための電気長を確保するために内部導体及び外部コイル状導体の少なくとも一方を長くする必要があるが、内部導体が直線状であるので高さが大きく増加してしまう。
本発明は上記問題点に鑑み、小型化に適したアンテナを提供することを目的とする。
上記目的を達成する為に、請求項1に記載の発明は、螺旋状に延びる外部エレメントの内部に、間隔を隔てて内部エレメントを配置し、2つのエレメントの一方を信号線とし、他方をGND線とするダイポール型のアンテナであって、内部エレメントを、外部エレメントの軸方向に沿って螺旋状に延びる形状としたことを特徴とする。
このように本発明によると、所謂ダイポールアンテナの構成であり、内部エレメントを螺旋状としているので、内部エレメントに流れる電流の方向と、外部エレメントに流れる電流により内部エレメントに生じる2次電流(イメージ電流ともいう)の方向(ベクトル)がほぼ同一であり、2次電流と内部エレメントに流れる電流とが効率よく合成(ベクトル和)される。また、電流経路が螺旋状であるので、使用電波に関する電流以外の不要な電流が流れにくい構造となっている。
したがって、帯域を狭くすることができ、アンテナ利得を向上することができる。すなわち、ほぼ同じアンテナ利得であれば、直線状の内部エレメントを有する従来のアンテナよりもアンテナの体格を小型化することができる。またこのアンテナを適用することにより無線機を小型化することができる。なお、この結果については、本発明者による電流分布のシミュレーション結果及び放射指向性測定結果からも明らかとなっている。
請求項2に記載のように、外部エレメントと内部エレメントの電気長の総和を、使用電波の半波長とした構成とすると良い。使用電波に対して共振する長さであれば、半波長以外の設定としても良いが、上記構成とすると、アンテナの体格をより小型化することができる。
また、請求項3に記載のように、外部エレメントと内部エレメントの軸方向の高さを略等しくした構成とすると良い。この場合、外部エレメントからの2次電流が効率よく内部エレメントに作用するので、アンテナ利得を向上することができる。すなわち、アンテナの体格をより小型化することができる。なお、略等しくとは、全く等しいだけでなく、ほぼ等しい(数%の誤差を含む)状態も含まれる。
請求項4に記載のように、内部エレメントの中心軸を、外部エレメントの中心軸と一致させた構成としても良い。この場合、内部エレメントと外部エレメントの対向領域が内部エレメントを挟んで等しくなるので、アンテナ利得を大きくすることができる。なお、アンテナ利得を大きく低減させない範囲で、外部エレメントの中心軸に対して内部エレメントの中心軸をずらした配置としても良い。
具体的には、本発明者が確認したところ、内部エレメントと外部エレメントとの間の間隔をできる限り広げる(小型化を考えると、外部エレメントの内径を固定した状態で、内部エレメントの内径を螺旋形状が可能な限り小さくする)とアンテナ利得には有利であることが明らかとなった。これは、一方のエレメントに電流が流れた際に、他方のエレメントに生じる2次電流の干渉によって低下する利得(換言すれば、内部エレメントと外部エレメントとの間に構成されるコンデンサによって低下する利得)を極力抑えることができるためであると考えられる。好ましくは請求項5に記載のように、外部エレメントの螺旋部分の内径に対する内部エレメントの螺旋部分の内径の比を、0.6以下、さらに好ましくは請求項6に記載のように、外部エレメントの螺旋部分の内径に対する内部エレメントの螺旋部分の内径の比を、0.3以下とすると良い。
また、請求項7に記載のように、内部エレメントの螺旋部分を、外部エレメントの螺旋部分よりも密にしても良い。このように構成すると、内部エレメントの螺旋部分を、外部エレメントの螺旋部分よりも粗、若しくは等しくした構成に比べて、アンテナ利得を向上することができる。このことは、本発明者によっても確認されている。
また、本発明者が確認したところ、外部エレメントの螺旋部分の、軸方向において隣接する間隔を大きくするにつれてアンテナ利得が向上するが、間隔の増加とともに自己共振周波数も徐々に高くなるため、ある間隔で自己共振周波数が所望の共振周波数よりも高くなり、インピーダンスマッチングのために配置するインダクタンスの抵抗成分によって、結果的にアンテナ利得が低下することが明らかとなった。したがって、請求項8に記載のように、外部エレメントの螺旋部分の、軸方向において隣接する間隔を、自己共振周波数が所望の共振周波数を超えない範囲で最大とすることが好ましい。これにより、外部エレメントの螺旋部分の間隔(ピッチ)のみの効果を考慮して考えると、アンテナ利得をもっとも向上することができる。
請求項9に記載のように、2つのエレメントは同一の回路基板に固定され、それぞれの一端が回路基板に設けられた配線と電気的に接続された構成とすると良い。このように、2つのエレメントを同一の回路基板にはんだ等を介して直接固定した構成とすると、無線機をより小型化することができる。
なお、請求項1〜9いずれかに記載のアンテナは小型化に適しているので、請求項10に記載のように小型化が要望されている車載用無線機に好適である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
先ず本実施形態に示すアンテナを説明する前に、内部エレメントが直線状である従来構成のアンテナの電流分布について説明する。
図1は、従来構成のアンテナを示す模式図である。図2は、図1に示す構成のアンテナについて電流分布をシミュレーションした結果を示す図であり、(a)は外部エレメントの電流分布、(b)は内部エレメントの電流分布を示している。図3は、図1に示す電流分布の原理を示す模式図である。
本発明者は、図1に示すように、螺旋状に延びる外部エレメント10の内部に、直線状の内部エレメント20を各中心軸が一致(一点鎖線)するように間隔を隔てて配置した従来構成のアンテナ100について、FDTD(Finite Difference Time-Domain)法を用い、その電流分布をシミュレーションした。
なお、図1における符合30は内部エレメント20端部の給電点であり、符号31は外部エレメント10端部のGND点である。実際には、両エレメント10,20に流れる高周波電流によって給電点30とGND点31が周期的に切り替わるが、便宜上、一方に固定して図示している。この給電点30及びGND点31は、符号110に示す回路基板に固定されるとともに回路基板110に設けられた配線(図示略)に電気的に接続され、配線を介して増幅回路等に接続されている。
また、符号D1は、外部エレメント10の螺旋の内径、符号L1は基板表面からの内部エレメント20の高さ、符号L2は基板表面からの外部エレメント10の高さ、符号P1は外部エレメント10の螺旋ピッチを示している。なお、符号D1,L1,L2,P1については、後述するアンテナの小型化及びアンテナ利得に対する効果の説明において用いる。
電流分布のシミュレーション結果によると、図2(b)に示すように、物理的に直線形状である内部エレメント20の電流分布が螺旋状であることが明らかとなった。これは、図3に示すように、電波を放射する際或いは電波を受信した際に外部エレメント10に電流11が流れると、外部エレメント10と対向する内部エレメント20に電流11とは逆向きの2次電流22(図3において破線で図示。イメージ電流ともいう)が生じる。そして、電波を放射する際或いは電波を受信した際に内部エレメント20に流れる電流21と2次電流22との合成(ベクトル和)及び高周波特有の表皮効果によって、螺旋状の電流23が形成されるものと考えられる。
ところで、上記のような所謂ダイポール型のアンテナ100の共振特性は、外部エレメント10と内部エレメント20の電気長の和が使用電波のn/2波長(nは自然数)に相当する点である。しかしながら、内部エレメント20の直径が細いと、内部エレメント20が直線状に延びる構造となっているので、アンテナ100の小型化に限界がある。例えば無線機を小型化するために回路基板110の平面方向における外部エレメント10(アンテナ100)の外形を小さくする場合、共振するための電気長を確保するためには内部エレメント20及び外部エレメント10の少なくとも一方を長くする必要がある。しかしながら、内部エレメント20が直線状であるので、表面積が小さく、螺旋状に流れる電流23の電気長を稼ぐことができないので、高さが大きく増加してしまう。
それに対し、内部エレメント20の直径を太くすることで、内部エレメント20の表面において螺旋状に流れる電流の電気長を稼ぐことも可能である。すなわち、アンテナ100の体格を小型化することも可能となる。しかしながら、太線とすると、回路基板110等への接続面積が大きくなるため、例えば接続不良やそれに伴う抵抗不良が生じやすい。また、例えば柱状の内部エレメント20の側面全体が電流経路となり得るので、使用電波以外の不要な電流ベクトルが流れやすい。すなわち、帯域が広くなり、アンテナ利得が低下する恐れがある。
そこで、本発明者は、本実施形態におけるアンテナ100を図4(a),(b)に示す構成とした。すなわち、外部エレメント10を流れる電流11による2次電流22が内部エレメント20に作用して、内部エレメント20の電流分布が螺旋状となる点を考慮し、螺旋状に延びる外部エレメント10の内部に、間隔を隔てて配置する内部エレメント20を、外部エレメント10の軸方向に沿って螺旋状に延びる形状とした。
なお、図4は、本実施形態に示すアンテナ100の構成を示す模式図であり、(a)は回路基板110への固定構造を示す図、(b)はアンテナ100部分の拡大図である。なお、符号については、図1,3に示した従来構成のアンテナ100と同一要素については同一符号としている。
このように本実施形態に示すアンテナ100によれば、内部エレメント20に流れる電流21の方向と、外部エレメント10に流れる電流11により内部エレメント20に生じる2次電流22の方向(ベクトル)がほぼ同一であるので、電流21と2次電流22とが効率よく合成され螺旋状の電流23を形成することができる。また、電流経路が螺旋状であるので、使用電波に関する電流以外の不要な電流が流れにくい構造となっている。
したがって、帯域を狭くすることができ、アンテナ利得を向上することができる。すなわち、ほぼ同じアンテナ利得であれば、直線状の内部エレメント20を有する従来のアンテナよりもアンテナ100の体格を小型化することができる。
また、図4(a),(b)に示すように、アンテナ100は、回路基板110に例えば半田等を介して直接固定されている。そして、回路基板110に設けられた配線を介して、増幅回路等に接続されている。したがって、ケーブル等が不要であるので、無線機の体格を小型化することができる。
また、外部エレメント10と内部エレメント20の電気長の総和を、使用電波の半波長に設定している。したがって、アンテナ100の体格をより小型化することができる。しかしながら、使用電波に対して共振する長さであれば、半波長以外の設定としても良い。
また、図4(b)に示すように、外部エレメント10の基板表面からの高さL2と内部エレメント20の基板表面からの高さL1を略等しくしている。この場合、外部エレメント10に流れる電流11による2次電流22が効率よく内部エレメント20に作用するので、アンテナ利得を向上することができる。すなわち、アンテナ100の体格をより小型化することができる。しかしながら、L1,L2の高さを異なる設定としても良い。
なお、本実施形態においては、図4(b)に示すように、外部エレメント10の中心軸と内部エレメント20の中心軸が一致(一点鎖線)するように、両エレメント10,20を配置している。
次に、本実施形態に示すアンテナ100の小型化及びアンテナ利得に対する効果について具体的に説明する。本実施形態に示すアンテナ100を、使用周波数312.15MHzの車両用キーレス受信機に適用することを前提とし、小型化及びアンテナ利得について検討した。その際、上記した従来構成(内部エレメント20が直線状)のアンテナ100を比較対象とした。
キーレス受信機におけるアンテナの許容高さは、一般的に18mm程度である。そこで、図1に示す従来構成のアンテナ100において、内部エレメント20を1.2mmφの棒状のワイヤから構成し、基板表面からの高さL1を18mmとした。そして、外部エレメント10を1.2mmφの棒状のワイヤから構成し、内径D1を14mm、ピッチP1を3mmとして6巻したところ、312.15MHzにて共振する電気長(本実施形態においては半波長)を確保するためには、基板表面からの高さL2を20mmとする必要があった。すなわち、アンテナ100の高さを18mm以下に収めることができなかった。このアンテナ構成における放射指向性を図5に示す。図5は、従来構成におけるアンテナ100の放射指向性を示す図であり、(a)はxy面、(b)はyz面、(c)はzx面における水平偏波と垂直偏波の放射指向性を示している。
それに対し、図4(b)に示す本実施形態のアンテナ100において、外部エレメント10の基板表面からの高さL2を18mmとし、それ以外の構成を上記従来構成のアンテナ100と同一とした。そして、内部エレメント20を1.2mmφの棒状ワイヤから構成し、内径D2を1.5mm、ピッチP2を1.3mmとして11巻することで、高さL1が18mmにて312.15MHzに共振する電気長(半波長)を確保することができた。すなわち、アンテナ100の高さを18mm以下に収めることができた。このアンテナ構成における放射指向性を図6に示す。図6は、本実施形態におけるアンテナ100の放射指向性を示す図であり、(a)はxy面、(b)はyz面、(c)はzx面における水平偏波と垂直偏波の放射指向性を示している。
図5及び図6に示すように放射指向性には殆ど差が見られず、従来構成のアンテナ100の利得を0とすると、本実施形態に示すアンテナ100の利得は−0.6dBであった。すなわち、この結果から、直線状の内部エレメント20を有する従来構成のアンテナ100とほぼ同等のアンテナ利得を確保しつつ、従来よりもアンテナ100の体格を小型化することができることが示された。
なお、車両や住宅等に用いられる無線機(例えばキーレス受信機)のように、UHF,VHF帯といった比較的波長の長い(数十cm〜数m)領域の電波を使用する構成においては、無線機の体格に対してアンテナの大きさが支配的である。したがって、本実施形態に示すアンテナ100を適用することで、無線機の体格を小型化することができる。
また、本実施形態においては、外部エレメント10の中心軸と内部エレメント20の中心軸が一致するように、両エレメント10,20を配置する例を示した。このように中心軸を一致させると、内部エレメント20と外部エレメント10との対向領域(コンデンサ形成領域)が内部エレメント20を挟んで等しくなるので、アンテナ利得を大きくすることができる。しかしながら、アンテナ利得を大きく低減させない範囲で、外部エレメント10の中心軸に対して内部エレメント20の中心軸をずらした配置としても良い。例えば、本実施形態において発明者が確認したところ、図7に示すように、中心軸からの外部エレメント10の半径(内径D1の半分)をXとすると、図中に一点鎖線で示す外部エレメント10の中心軸からの内部エレメント20の中心軸のずれが0.2X程度であれば、アンテナ利得の低下を1dB程度とすることができる。なお、図7は外部エレメント10と内部エレメント20の配置を説明するための模式図である。
ところで、両エレメント10,20の対向する螺旋部分には、コンデンサが構成される(換言すれば、一方のエレメントに電流が流れた際に、他方のエレメントに生じる2次電流の影響を受ける)。また、それぞれのエレメント10,20において、軸方向の隣接する螺旋部分間にもコンデンサが構成される。したがって、アンテナ100の性能(共振特性、放射特性)に対しては、両エレメント10,20の位置関係(内径D1,D2)と、螺旋部分のピッチP1,P2が重要である。なお、螺旋部分のピッチP1,P2とは、図4(b)に示すように、軸方向における隣接する螺旋部分の間隔である。
そこで本発明者は、螺旋状の外部エレメント10の内部に螺旋状の内部エレメント20を配置してなるアンテナ100において、アンテナ利得をより向上することのできる構成を検討した。なお、アンテナ利得を検討するに当たり、図4(a),(b)に示す構成のアンテナ100において、所望の共振周波数(使用周波数)を上述した車両用キーレス受信機にて適用される312.15MHzとした。また、両エレメント10,20を、それぞれ1.2mmφの棒状ワイヤ(鋼線)を曲げ加工して形成し、中心軸を一致させ、高さL1,L2をともに18mm、外部エレメント10の内径D1を14mm(外部エレメント10の外径を16.4mm)とした。すなわち、アンテナ100の形成される体積を固定した状態で、内部エレメント20の内径D2(換言すれば、内部エレメント20と外部エレメント10との間の間隔)、外部エレメント10のピッチP1、内部エレメント20のピッチP2をパラメータとして、アンテナ利得に与える影響を確認した。なお、使用周波数を同一とする逆L型モノポール構造のアンテナを、アンテナ利得の基準(0dB)とした。
先ず、外部エレメント10のピッチP1を3mm、内部エレメント20のピッチP2を2mmに固定し、アンテナ利得に与える内部エレメント20の内径D2(すなわち、外部エレメント10に対する内部エレメント20の内径比D2/D1)の影響を確認した。その結果を、図8に示す。図8は本発明者の実測データによる、外部エレメント10に対する内部エレメント20の内径比D2/D1とアンテナ利得との関係を示す図である。なお、図8に示す5点は、内部エレメント20の内径D2が、左から順に3mm、4mm、6mm、8mm、10mmである。
図8に示すように、内径比D2/D1(すなわち内径D2)が大きいほど、アンテナ利得が低下することが明らかである。これは、内径比D2/D1(すなわち内径D2)が大きいほど、外部エレメント10に対して内部エレメント20が近接し、一方のエレメント(例えば内部エレメント20)に電流が流れた際に、他方のエレメント(例えば外部エレメント10)に生じる2次電流の干渉の効果が大きくなり、電流総和が小さくなる(換言すれば、内部エレメント20と外部エレメント10との間に構成されるコンデンサの容量が大きくなり、例えば空間への電波放射量が減少する)ことによるものと考えられる。
このように、アンテナ100においては、内部エレメント20と外部エレメント10との間の間隔をできる限り広げる、特に小型化を考えると、外部エレメント10の内径D1を固定した状態で、内部エレメント20の内径D2を、螺旋形状とできる範囲で、できる限り小さくすることが好ましい。より好ましくは図8に示すように、外部エレメント10に対する内部エレメント20の内径比D2/D1を0.3より大きく0.6以下とすると、内径比D2/D1が0.6を超えるものに対して、アンテナ利得を1dB程度は向上することができる。さらに好ましくは、図8に示すように、外部エレメント10に対する内部エレメント20の内径比D2/D1を0.3以下とすると、内径比D2/D1が0.6を超えるものに対して、アンテナ利得を2dB程度は向上することができる。なお、例えば、1.2mmφの棒状ワイヤ(鋼線)を曲げ加工して内部エレメント20を形成する場合、内径D2は3mm程度が限界である。
次に、内部エレメント20の内径D2を3mmに固定し、アンテナ利得に与える両エレメント10,20の螺旋部分のピッチP1,P2の影響を確認した。その結果を、図9に示す。図9は本発明者の実測データによる、各エレメント10,20の螺旋部分のピッチP1,P2とアンテナ利得との関係を示す図である。なお、図9に示す破線は、それぞれ外部エレメント10のピッチP1を所定値で固定した際の、内部エレメント20のピッチP2とアンテナ利得との関係を示すものであり、外部エレメント10のピッチP1が、下から順に2mm、2.25mm、2.5mm、2.75mm、3mmである。また、図9に示す実線は、それぞれ内部エレメント20のピッチP2を所定値で固定した際の、外部エレメント10のピッチP1とアンテナ利得との関係を示すものであり、内部エレメント20のピッチP2が、左から順に2mm、2.5mm、3mmである。
図9に示す破線より、内部エレメント20の螺旋部分のピッチP2を狭くするほど、アンテナ利得を向上することができることが明らかである。このように、アンテナ100においては、内部エレメント20の螺旋部分のピッチP2を、螺旋形状とできる範囲で、できる限り狭くすると良い。これにより、内部エレメント20の螺旋部分のピッチP2のみを効果を考慮して考えると、アンテナ利得を向上することができる。好ましくは図9に示すように内部エレメント20の螺旋部分のピッチP2を、外部エレメント10の螺旋部分のピッチP1よりも密にする(すなわち、ピッチを狭くする)と良い。このように構成すると、内部エレメント20の螺旋部分のピッチP2を、外部エレメント10の螺旋部分のピッチP1よりも粗、若しくは等しくした構成に比べて、アンテナ利得を向上することができる。
なお、1.2mmφの棒状ワイヤ(鋼線)を曲げ加工して内部エレメント20を形成する場合、ピッチP2は2mm程度が限界である。また、ピッチを狭くすると、電気長が短くなり、自己共振周波数が低くなる。例えば、自己共振周波数が所望の共振周波数(例えば312.15MHz)を下回る場合には、コンデンサを付加することで、アンテナ利得を低下させること無く、アンテナ100を所望の周波数に調整することができる。
また、図9に示す実線より、外部エレメント10の螺旋部分のピッチP1にも、広くするほどアンテナ利得が向上する傾向があることが明らかである。ところが、ピッチを広げると、それに伴って電気長が長くなる。また、外部エレメント10の内径D1は、内部エレメント20の内径D2よりも大きく、螺旋部分のピッチP1の変化量に対する電気長の変化が大きい。したがって、螺旋部分のピッチP1を大きくしすぎると、自己共振周波数が、所望の共振周波数(例えば312.15MHz)よりも高くなり、インピーダンスマッチングのためにインダクタンスが必要となる。インダクタンスは抵抗成分を有しているため、インダクタンスを使用すると、それによる損失によって、アンテナ利得が低下することが考えられる。そこで、本発明者は、内部エレメント20の内径D2を3mmに固定し、自己共振周波数が、所望の共振周波数未満である場合と所望の共振周波数を超える場合とで、アンテナ利得を確認した。その結果を、図10に示す。図10は本発明者の実測データによる、自己共振周波数とアンテナ利得との関係を示す図である。図10に示す黒丸は外部エレメント10の螺旋部分のピッチP1を3mmとした場合、白丸は外部エレメント10の螺旋部分のピッチP1を3.5mmとした場合のアンテナ利得を示している。
なお、ピッチP1を3mmとした場合、内部エレメント20の螺旋部分のピッチP2にもよるが、自己共振周波数が300MHz程度である。したがって、コンデンサを用いて、所望の共振周波数(312.15MHz)にて共振させるようにした。また、ピッチP1を3.5mmとした場合、内部エレメント20の螺旋部分のピッチP2にもよるが、自己共振周波数が327MHz程度である。したがって、12nHのインダクタンスを用いて、所望の共振周波数(312.15MHz)にて共振させるようにした。
図10に示すように、自己共振周波数が所望の共振周波数を超えると、自己共振周波数が所望の共振周波数を超えない場合に比べて、アンテナ利得が低下(図10においては約3.9dB)することが明らかである。以上より、アンテナ100においては、外部エレメント10の螺旋部分のピッチP1を、自己共振周波数が所望の共振周波数を超えない範囲で、できる限り大きくすることが好ましく、より好ましくは螺旋形状とできる範囲で最大とすると良い。これにより、外部エレメント10の螺旋部分のピッチP1のみを効果を考慮して考えると、アンテナ利得を向上することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
本実施形態において、アンテナ100を車載用キーレス受信機に適用する例を示した。しかしながら、本実施形態に示すアンテナ100の適用範囲は上記例に限定されるものではない。また、所望の共振周波数(使用周波数)も312.15MHzに限定されるものではない。さらには、受信機だけでなく送信機に適用することができるのは言うまでもない。
また、本実施形態においては、1.2mmφの棒状ワイヤ(鋼線)を曲げ加工して各エレメント10,20が形成される例を示した。しかしながら、各エレメント10,20の螺旋部分の線径は上記例に限定されるものではない。また、成形方法も曲げ加工に限定されるものではない。
従来構成のアンテナを示す模式図である。 図1に示す構成のアンテナについて電流分布をシミュレーションした結果を示す図であり、(a)は外部エレメントの電流分布、(b)は内部エレメントの電流分布を示している。 図1に示す電流分布の原理を示す模式図である。 第1の実施形態に示すアンテナの構成を示す模式図であり、(a)は回路基板への固定構造を示す図、(b)はアンテナ部分の拡大図である。 従来構成のアンテナにおける放射指向性を示す図であり、(a)はxy面、(b)はyz面、(c)はzx面における水平偏波と垂直偏波の放射指向性を示している。 第1の実施形態に示すアンテナにおける放射指向性を示す図であり、(a)はxy面、(b)はyz面、(c)はzx面における水平偏波と垂直偏波の放射指向性を示している。 外部エレメントと内部エレメントの配置を説明するための模式図である。 外部エレメントに対する内部エレメントの内径比D2/D1とアンテナ利得との関係を示す図である。 各エレメントの螺旋部分のピッチP1,P2とアンテナ利得との関係を示す図である。 自己共振周波数とアンテナ利得との関係を示す図である。
符号の説明
10・・・外部エレメント
11・・・(外部エレメントを流れる)電流
20・・・内部エレメント
21・・・(内部エレメントを流れる)電流
22・・・2次電流
30・・・給電点
31・・・GND点
100・・・アンテナ
110・・・回路基板
D1・・・外部エレメントの内径
D2・・・内部エレメントの内径
L1・・・外部エレメントの高さ
L2・・・内部エレメントの高さ
P1・・・外部エレメントのピッチ(螺旋部分の間隔)
P2・・・内部エレメントのピッチ(螺旋部分の間隔)

Claims (10)

  1. 螺旋状に延びる外部エレメントの内部に、間隔を隔てて内部エレメントを配置し、2つの前記エレメントの一方を信号線とし、他方をGND線とするダイポール型のアンテナであって、
    前記内部エレメントを、前記外部エレメントの軸方向に沿って螺旋状に延びる形状としたことを特徴とするアンテナ。
  2. 前記外部エレメントと前記内部エレメントの電気長の総和を、使用電波の半波長としたことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。
  3. 前記外部エレメントと前記内部エレメントの軸方向の高さを略等しくしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアンテナ。
  4. 前記内部エレメントの中心軸を、前記外部エレメントの中心軸と一致させたことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載のアンテナ。
  5. 前記外部エレメントの螺旋部分の内径に対する前記内部エレメントの螺旋部分の内径の比を、0.6以下としたことを特徴とする請求項4に記載のアンテナ。
  6. 前記外部エレメントの螺旋部分の内径に対する前記内部エレメントの螺旋部分の内径の比を、0.3以下としたことを特徴とする請求項5に記載のアンテナ。
  7. 前記内部エレメントの螺旋部分を、前記外部エレメントの螺旋部分よりも密にしたことを特徴とする請求項4〜6いずれか1項に記載のアンテナ。
  8. 前記外部エレメントの螺旋部分の、軸方向において隣接する間隔を、自己共振周波数が所望の共振周波数を超えない範囲で最大としたことを特徴とする請求項4〜7いずれか1項に記載のアンテナ。
  9. 前記2つのエレメントは同一の回路基板に固定され、各一端が前記回路基板に設けられた配線と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1〜8いずれか1項に記載のアンテナ。
  10. 車載用無線機に適用されることを特徴とする請求項1〜9いずれか1項に記載のアンテナ。
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