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JP4692168B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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JP4692168B2
JP4692168B2 JP2005257943A JP2005257943A JP4692168B2 JP 4692168 B2 JP4692168 B2 JP 4692168B2 JP 2005257943 A JP2005257943 A JP 2005257943A JP 2005257943 A JP2005257943 A JP 2005257943A JP 4692168 B2 JP4692168 B2 JP 4692168B2
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Description

本発明は、画像形成装置に係り、詳細には、感光体の表面にトナー像を形成し記録媒体に転写してバーコードを含む画像を形成する電子写真方式の画像形成装置に関する。
昨今、コンビニエンスストア等で提供されるガス、電気、チケットなどの料金徴収代行サービスが拡大されるのに伴い、高速記録が可能な電子写真プリンタを用いてバーコードを出力する機会が大幅に増加している。
一般に、バーコードは、「BAR」と呼ばれる黒又はカラーの細線と、「SPACE」と呼ばれる用紙色(下地色)の部分があり、「UPC」(アメリカ、カナダ)、「EAN」(ヨーロッパ)、「JAN」(日本)などで各々詳細に規格化されている。また近年では、現在普及しているJANコードや標準物流コード(ITF)の情報に加え、物流情報や商取引情報等のより多くの情報を小さな印字スペースに表示する形式の「EAN−128」が増加傾向にあり、コンビニエンスストア等で料金を代行徴収する際に用いる振込用紙においても、JANコード(13桁×3〜4段)からEAN−128バーコード(44桁×1段)への移行が進んでいる。
この振込用紙については、バーコードの大きさを小さくすることが望まれている。例えば、JANコードの場合は比較的少ない情報量においてもバーコードの大きさが大きくなり、そのため、企業の広告スペースが小さくなったり、振込用紙自体が大きくなって郵送に適さなくなる。そこで、EAN−128バーコードの中でも、更にBARとSPACEを細くしたモジュールの小さいものが多く使われるようになっている。ただし、振込用紙等に印刷するEAN−128バーコードは44桁に定められており(44桁固定長)、JANコードの13桁(標準タイプ)又は8桁(短縮タイプ)等に比べて桁数が多いことから、特に小さなモジュールでは、バーコードの読み取り率(バーコードリーダーにより1〜2度のスキャンで読み取ることのできる割合)が低下しないようにするために、高密度及び高精細のBAR/SPACEを正確に再現できる高い解像度が求められ、印刷機並みの画像品質が要求されるようになっている。
印刷機の場合、画質レベルは高いが、上記の振込用紙に対するバーコード印刷等のように、用紙一枚ごとに変化するデータの印刷には対応することができない。そのため、このような振込用紙のバーコード印刷には電子写真プリンタやインクジェットプリンタが用いられており、そのプリンタ(バーコードプリンタ)において、バーコードの読み取り率を高めるために、バーコードに併記されている数字が不必要な場合は、数字を印刷せずに、そのスペースを用いてバーコード(BAR)を長く印刷する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特公平6−4345号公報
しかしながら、EAN−128バーコードや、特にその細バーのモジュール等の場合、読み取りエラーの主な原因は、BARのにじみによる輪郭(エッジ)の不鮮明化や、BARの太りによるSPACEのつぶれであり、上述した特許文献1の技術のように、BARを単に伸ばしただけでは大きな改善効果が得られない。例えば、この技術にあるように、数字が占める印刷スペースの大きさ分だけバーコードを長くしても、3割程度の延長であり、読み取り率は10%程度しか改善されない。
また、画像密度の低いプリントを連続して印刷するような場合には、プリンタの現像器内でトナーが通常よりも長い時間攪拌され潰れやすくなり、現像器内に後から運ばれた新しいトナーに比べて画像品質が低下する。そして、一般的な画像ではこの程度の劣化(画質低下)でも問題にならないが、バーコードの品質としては致命的となり、特にEAN−128バーコードでは読み取り率の大幅な低下を招いてしまう。
一方、最近のカラー化傾向によって、コーポレートカラー等を用いたカラーバーコードが増えており、また、環境問題を背景とした省資源化(リサイクル化)の促進によって、白色度の低い再生紙へのバーコード印刷も増えている。しかしこれらの場合には、バーコード色と用紙色の間でのコントラスト低下を招くことで、読み取りエラーの増加が問題となっている。
本発明は上記事実を考慮して、バーコードリーダーによる読み取りエラーの発生が抑えられ、読み取り率が向上されるバーコードの印刷を可能とした画像形成装置を提供することを課題とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、感光体の表面にトナー像を形成し記録媒体に転写してバーコードを含む画像を形成する画像形成装置において、前記感光体の表面におけるトナー像が形成されない非画像領域に、前記バーコード用のトナー像に対応させてトナーパッチを形成し、前記トナーパッチの濃度を検出する濃度検出手段と、前記濃度検出手段により検出された前記トナーパッチの濃度に基づいて前記バーコードの品質を判定する判定手段と、を有することを特徴としている。
本発明では、画像形成装置によるバーコードの印刷で、感光体の表面におけるトナー像が形成されない非画像領域に、バーコード用のトナー像に対応させてトナーパッチを形成することにより、バーコードは常に現像器内でダメージを受けていない新しいトナーで形成されるようになる。これにより、例えば、BARがにじんで輪郭が不鮮明になったり、BARが太ってSPACEがつぶれやすいEAN−128バーコードを印刷する場合や、画像密度の低いプリントを連続して大量印刷するような場合でも、バーコードの濃度が変動せずに安定し、画像品質の低下を抑制することができる。したがって、このバーコードであれば、バーコードリーダーによる読み取りエラーの発生が抑えられて読み取り率を向上することができる。
また、本発明では、判定手段は、例えば濃度検出手段により検出されたトナーパッチの濃度が予め定められた所定の範囲内である場合には、バーコード用のトナー像も所定の濃度で正常に形成されているものと判定し、画像形成を行わせる。また、濃度検出手段により検出されたトナーパッチの濃度が所定の範囲外である場合には、バーコード用のトナー像に濃度異常が発生したと判定し、例えば画像形成を中止させる、あるいは、エラーログを出力させる。これにより、バーコードの品質を印刷中に常時確認することができて品質管理が容易となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記トナーパッチを形成する回数が、前記バーコードの規格に応じて変更されることを特徴としている。
本発明では、例えば、桁数が少なく、BAR/SPACEが比較的低密度であることにより、画像品質の低下に伴う読み取りエラーの発生に対して有利なJANコードやCode39バーコード等に対しては、感光体の非画像領域に形成するトナーパッチの回数を少なくしてトナーの消費量を抑えつつ、所望の画質を確保する。また、桁数が多く、BAR/SPACEが比較的高密度であることにより、画像品質の低下に伴う読み取りエラーの発生に対して不利なEAN−128バーコード、あるいは、情報パターンが二次元化されて複雑であることにより、画像品質の低下に伴う読み取りエラーの発生に対して不利なQRコード(二次元コード)等に対しては、感光体の非画像領域に形成するトナーパッチの回数を多くして、バーコードを常に新しいトナーで形成し良好な画質の確保を優先する。
このように、感光体の非画像領域にトナーパッチを形成する回数をバーコードの規格に応じて変更することにより、トナーの消費量を抑えて画像形成装置のランニングコストを抑制しつつ、品質の良好なバーコードを印刷することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の画像形成装置において、前記トナーパッチの濃度が、前記バーコードの規格に応じて変更されることを特徴としている。
本発明では、例えば、画像品質の低下に伴う読み取りエラーの発生に対して有利なJANコードやCode39バーコード等に対しては、感光体の非画像領域に形成するトナーパッチの濃度を低く抑えてトナーの消費量を抑えつつ、所望の画質を確保する。また、画像品質の低下に伴う読み取りエラーの発生に対して不利なEAN−128バーコードやQRコード等に対しては、感光体の非画像領域に形成するトナーパッチの濃度を高くして、バーコードをより新しいトナーで形成し良好な画質の確保を優先する。
このように、感光体の非画像領域に形成するトナーパッチの濃度をバーコードの規格に応じて変更することによっても、トナーの消費量を抑えて画像形成装置のランニングコストを抑制しつつ、品質の良好なバーコードを印刷することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項記載の画像形成装置において、前記トナーパッチの大きさが、前記バーコードの規格に応じて変更されることを特徴としている。
本発明では、例えば、画像品質の低下に伴う読み取りエラーの発生に対して有利なJANコードやCode39バーコード等に対しては、感光体の非画像領域に形成するトナーパッチの大きさ(面積)を小さくしてトナーの消費量を抑えつつ、所望の画質を確保する。また、画像品質の低下に伴う読み取りエラーの発生に対して不利なEAN−128バーコードやQRコード等に対しては、感光体の非画像領域に形成するトナーパッチの大きさを大きくして、バーコードをより新しいトナーで形成し良好な画質の確保を優先する。
このように、感光体の非画像領域に形成するトナーパッチの大きさをバーコードの規格に応じて変更することによっても、トナーの消費量を抑えて画像形成装置のランニングコストを抑制しつつ、品質の良好なバーコードを印刷することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか1項記載の画像形成装置において、異なる色の画像を形成する複数の画像形成手段を備え、前記バーコードの色を、前記記録媒体におけるバーコード形成位置の背景色の補色にする、又は、形成可能な色相のうちの前記背景色に対して最もコントラストの高くなる色にすることを特徴としている。
本発明では、カラーバーコードを印刷する場合や、白色度の低い再生紙にバーコードを印刷する場合に、例えばフルカラー画像の形成に対応した複数の画像形成手段を備える場合には、バーコードの色を、記録媒体におけるバーコード形成位置の背景色の補色にする。また、赤や青等の特定の色に対応した複数の画像形成手段を備え、それら複数色の中から選択する場合には、バーコードの色を、形成可能な色相の中で、記録媒体におけるバーコード形成位置の背景色に対して最もコントラストの高くなる色にする。
これにより、バーコード色と背景色(用紙色)の間でのコントラストの低下を要因とするバーコードの読み取りエラーの発生が抑えられて読み取り率を向上することができる。
本発明の画像形成装置によれば、バーコードリーダーによる読み取りエラーの発生が抑えられ、読み取り率が向上されるバーコードの印刷が可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係る画像形成装置について説明する。
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置10は、電子写真方式を用いたカラーレーザプリンタで、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)、の4色のトナー像を形成するプリントエンジン36Y、36M、36C、36Kを備え、フルカラー印刷に対応している。
この画像形成装置10は、上面に液晶表示パネル等の表示部62が設けられており、内部には、本実施形態の記録媒体であるプレプリント紙(振込用紙)Pが装填される給紙カセット20と、プレプリント紙Pに所望の画像を形成するための画像形成部14と、プレプリント紙P上に形成された画像を定着させる定着装置12と、プレプリント紙Pを搬送するための搬送ロール18を具備した用紙搬送系と、画像形成装置10全体の動作を司るコントロールユニット80とが設けられている。
この画像形成装置10では、まず、画像形成部14で感光体ベルト16上にトナー像が形成され、このトナー像が、搬送ロール18によって給紙カセット20から転写部22へ搬送されたプレプリント紙Pに転写される。そして、トナー像が転写されたプレプリント紙Pが、転写部22の搬送方向下流側で定着装置12によって加圧、加熱されてトナー像がプレプリント紙Pに定着され、排紙ロール24によってスタッカ26へ排紙される。また、プレプリント紙Pの表裏両面に画像を形成する場合には、定着装置12の搬送方向下流側の搬送経路が切替えられて、表面にトナー像が定着されたプレプリント紙Pが、表裏を反転するための裏面搬送路28へ搬送される。そして、表裏を反転されたプレプリント紙Pは、搬送ベルト29によって転写部22の搬送方向上流側へ搬送され、搬送ロール18によって再び転写部22へ搬送されて感光体ベルト16から裏面にトナー像を転写される。そして、プレプリント紙Pは、定着装置12を通過して裏面にトナー像を定着され、排紙ロール24によってスタッカ26へ排紙される。
画像形成部14には、ベルト駆動装置60が備えられている。このベルト駆動装置60は、無端ベルトである感光体ベルト16と、この感光体ベルト16が回転可能に張架された駆動ロール32と、従動ロール34とを備える。駆動ロール32は、上下方向に延出する搬送経路30に沿って配設され、従動ロール34は、駆動ロール32の水平方向に配設されており、感光体ベルト16は水平方向に張架されている。
また、画像形成部14では、それぞれY、M、C、K色のトナー像を感光体ベルト16の表面に形成するプリントエンジン36Y、36M、36C、36Kが、下側の平坦面16Bに沿って配列されている。各プリントエンジン36は、感光体ベルト16の回転方向(図中矢印A方向)に順に配設された帯電器37と、露光ヘッド38と、現像器39とを備える。帯電器37は、帯電コロトロンや帯電ロール等で、感光体ベルト16を一様に帯電する。また、露光ヘッド38は、LEDアレイや光走査装置(Raster Optical Scanner)等で、感光体ベルト16の帯電面を露光して感光体ベルト16上に画像データに基づいた静電潜像を形成する。また、現像器39は、トナーからなる1成分現像剤、或いはトナーやキャリアからなる2成分現像剤を収容しており、現像器39内で現像剤を攪拌しながら現像ロール39Aに搬送する。そして、現像器39は、現像ロール39Aに現像バイアスを印加されて現像ロール39Aから感光体ベルト16の静電潜像上へトナーを移動させる。これによって、感光体ベルト16上の静電潜像がトナーで可視化される。ここで、Y、M、C色のトナーは同じドット上に重ね合わされてフルカラー化され、K(黒)色のトナーは同じドット上に重ね合わされることなく、各ドットがフルカラー及び黒色のトナーで形成される。
また、感光体ベルト16の下側の平坦面16Bにおける最下流部には、感光体ベルト16上に形成されるトナーパッチの濃度を検出する濃度センサ64が設けられており、この濃度センサ64は、図4に示すように感光体ベルト16の幅方向(矢印X方向)に沿って所定の間隔で複数(本実施形態では4個)配置されている。
さらに、転写コロトロン42が、搬送経路を挟んで感光体ベルト16に面して配設されている。この転写コロトロン42は、プレプリント紙Pの裏面に向けて放電し、プレプリント紙Pの裏面に非接触でトナー電荷と逆極性の電荷を与えて、感光体ベルト16上のトナー像をプレプリント紙Pへ転写する。
また、感光体ベルト16の上側の平坦面16Aに面して、クリーニングブレード100やそれを保持するブレードブラケット等を備えたクリーニング機構44が配設されている。このクリーニング機構44は、転写部22でプレプリント紙Pに転写されずに感光体ベルト16上に残留した未転写残留トナーを感光体ベルト16から除去する。
そして、転写部22の搬送方向下流側に配設された定着装置12は、プレプリント紙Pの転写面に接触して回転するヒートロール46と、プレプリント紙Pを間においてヒートロール46に圧接され、プレプリント紙Pの裏面に接触して回転する加圧ロール48とを備え、ヒートロール46と加圧ロール48とで定着ニップNが形成されている。ヒートロール46の内部にはハロゲンランプ等のヒーターランプ50が配設されており、ヒートロール46の表面が加熱されている。このため、トナー像が転写されたプレプリント紙Pが定着ニップNを通過する際に、プレプリント紙Pが加熱、加圧され、プレプリント紙P上のトナーが溶融してプレプリント紙Pに定着される。
ここで、定着装置12には、離型剤供給装置13が備えられている。この離型剤供給装置13は、ヒートロール46の表面に接触したドナーロール52と、シリコンオイル等の離型剤を貯留したタンク54と、ドナーロール52とタンク54内の離型剤にスポンジ等の吸収体を介して接触したメタリングロール56とを備える。
メタリングロール56の表面には、メタリングブレード(図示省略)が接触している。このメタリングブレードは、所定の圧力でメタリングロール56の表面に接触し、メタリングロール56の表面上の離型剤をミクロンオーダーの精度で所定の厚みに規制(計量)している。
そして、メタリングロール56の表面上で所定の厚みとされた離型剤がドナーロール52によってヒートロール46の表面へ搬送され、ヒートロール46の表面上に、所定の厚みの離型剤の層が形成される。これによって、定着ニップNにおいて、プレプリント紙P上のトナーのヒートロール46の表面からの剥離性が向上されるので、定着不良やトナーの定着オフセットを防止できる。
また、定着装置12の搬送方向下流側にはパージトレイ27が配設されており、搬送中に何らかの不具合が発生し、適切な印字処理を施すことができず、不要となったプレプリント紙Pが排出されて積載される。
また、図2に示すように、コントロールユニット80には、表示部62と、画像形成部14と、定着装置12と、感光体ベルト16を駆動するベルト駆動装置60と、用紙搬送系を駆動する搬送系駆動部78とが接続されている。コントロールユニット80は、これらの各部へ制御信号を送出して、画像形成装置10全体の動作を制御する。
このような電子写真方式の画像形成装置10において、プレプリント紙Pにバーコードを印刷する際に、特に画像密度(全画像領域に対する顕像化された実画像の密度)が2%以下等と低いプリントを連続して印刷すると、現像器39内でトナーが通常よりも長い時間攪拌され潰れやすくなり、現像器39内に後から運ばれた新しいトナーに比べて画像品質が低下してしまう。そして、一般的な画像ではこの程度の画質低下でも問題にならないが、バーコードの品質としては致命的となり、特にEAN−128バーコードでは、バーコードリーダーによる読み取りエラーの発生が増加しまうことになる。
図3(A)〜(C)に、本実施形態のプレプリント紙Pに印刷される、BARとSPACEが細くされたモジュールの小さいEAN−128バーコード(44桁)の一例を示す。この図3では、(A)に示したEAN−128バーコード70Aが、バーコード全体でBARの占める割合が小さい(SPACEの占める割合が大きい)例であり、(C)に示したEAN−128バーコード70Cが、バーコード全体でBARの占める割合が大きい(SPACEの占める割合が小さい)例であり、(B)に示したEAN−128バーコード70Bが、バーコード全体でBARの占める割合が(A)と(C)の中間程度の例である。
このようなEAN−128バーコード70A〜70Cでは、上述したように画像密度が低いプリントを連続して印刷した場合に、トナーの劣化により、BARがにじんで輪郭が不鮮明になったり、BARが太ってSPACEがつぶれやすくなり、バーコードリーダーによる読み取りエラーの発生が増加しやすくなる。
そこで、以下に、読み取りエラーの発生が抑えられる画像品質の高いバーコードを印刷する方法について説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態の画像形成装置10によるバーコード印刷では、コントロールユニット80が画像形成部14を制御して、図4に示すように、感光体ベルト16上における画像領域IAの所定の位置(二点鎖線で示したプレプリント紙Pに対応する範囲内)にバーコード用のトナー像72を形成し、さらに、コントロールユニット80での画像処理でトナー像72の形成位置を把握し、そのトナー像72の形成位置に対応させて、画像領域IA間のトナー像が形成されない非画像領域(インターイメージ)NAに、矩形状のトナーパッチ80を形成する。また、このトナーパッチ80は、感光体ベルト16の回転方向(矢印A方向/Y方向)においてはトナー像72とほぼ同じ位置に形成し、幅寸法(X方向寸法)についてはトナー像72の幅寸法とほぼ同じか、それよりも大きくする。
以上により、本実施形態では、感光体ベルト16上に形成されるバーコード用のトナー像72が常に現像器39内でダメージを受けていない新しいトナーで形成されるようになり、EAN−128バーコードを印刷する場合や、画像密度の低いプリントを連続して大量印刷するような場合でも、バーコードの濃度が変動せずに安定し、画像品質の低下を抑制することができる。したがって、この画像形成装置10によりプレプリント紙Pに印刷されたバーコードであれば、バーコードリーダーによる読み取りエラーの発生が抑えられて読み取り率が向上する。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。この第2の実施形態は、第1の実施形態で説明したトナーパッチの形成に伴って増加するトナーの消費量を抑制し、且つ、そのトナーパッチを利用してバーコードの品質管理を行うものであり、その方法について、画像形成装置10の印刷動作(画像形成動作)を示した図5のフローチャートを用いて説明する。またここでは、画像形成装置10が、JANコード、Code39バーコード、QRコード(二次元コード)、及びEAN−128バーコードの4種類のバーコード印刷に対応しているものとして説明する。
ネットワーク接続されたPC等のクライアントから、画像形成装置10のコントロールユニット80に印刷ジョブが入力されると(ステップ100)、コントロールユニット80はその印刷ジョブのデータから画像を展開し(ステップ102)、バーコードフォントへの変換処理を実行する(ステップ104)。
続いて、印刷ジョブのデータからバーコードの印刷位置(X−Y位置)を求め(ステップ106)、バーコードの規格判定処理を実行する(ステップ108〜114)。
このバーコードの規格判定処理において、JANコードと判定された場合には(ステップ108での肯定判定)、第1の実施形態で説明した感光体ベルト16上の非画像領域NAに形成するトナーパッチ78を、7枚のプリント印刷に対して3回形成する(ステップ116)。具体的には、7枚のプリントに対応する7箇所の画像領域IAのそれぞれの間に設けられる6箇所の非画像領域NAに対し、トナーパッチ78を例えば1つ置きに3回形成する。
さらに、このトナーパッチ78の濃度を濃度センサ64(図4参照)に検出し、トナーパッチ78の濃度が予め定められた所定の範囲内である場合には(ステップ124での肯定判定)、バーコード用のトナー像72も所定の濃度で正常に形成されているものと判定し、その印刷ジョブに含まれる全プリントの印刷が終了するまで同様の動作を繰り返し(ステップ126での否定判定)、全プリントの印刷終了によってその印刷ジョブに対する印刷動作を終了する(ステップ130)。
また、上記の濃度センサ64による具体的な濃度判定方法としては、例えば、検出濃度に応じて濃度センサ64から出力される電圧レベルが0〜5Vの範囲とされ、トナーパッチ無しでの電圧レベルが4.5Vで、所定の濃度(正常濃度)のトナーパッチを検出したときに電圧レベルが1.2〜1.5Vに出力低下するように設定されている場合に、正常濃度の電圧レベル範囲は、マージンを設けて1.35±0.5Vにする。したがって、トナーパッチ78の濃度を検出した濃度センサ64から出力される電圧レベルが1.35±0.5Vであれば、そのトナーパッチ78及びバーコード用のトナー像72は正常濃度で形成されていると判定する。
一方、帯電器37のリークや現像器39の故障等で、トナーパッチ78の濃度が変動し、上記の濃度判定でトナーパッチ78の濃度が所定の範囲外であると判定された場合には(ステップ124での否定判定)、すなわち、濃度センサ64から出力される電圧レベルが1.35±0.5Vの範囲を超えた場合には、そのトナーパッチ78及びバーコード用のトナー像72は正常濃度で形成されていないと判定し、そのジョブに対する印刷を中止させる(ステップ128)、あるいは、その異常ページをコントロールユニット80にエラーログとして残す。
また、バーコードの規格判定処理において、Code39バーコードと判定された場合には(ステップ108での否定判定後にステップ110で肯定判定)、バーコード用のトナー像72を、7枚のプリント印刷に対して4回形成する(ステップ118)。そしてこのCode39バーコードに対しても、上述したJANコードと同じ、トナーパッチ78の濃度判定を実行しながら、その印刷ジョブに含まれる全プリントの印刷が終了するまで同様の動作を繰り返す。
また、バーコードの規格判定処理において、QRコードと判定された場合には(ステップ110での否定判定後にステップ112で肯定判定)、バーコード用のトナー像72を、7枚のプリント印刷に対して6回形成する(ステップ120)。具体的には、7枚のプリントに対応する7箇所の画像領域IAのそれぞれの間に設けられる6箇所の非画像領域NAの全てにトナー像72を形成する。そしてこのQRコードに対しても同様に、トナーパッチ78の濃度判定を実行しながら、その印刷ジョブに含まれる全プリントの印刷が終了するまで同様の動作を繰り返す。
また、上記のバーコードの規格判定処理において、JANコード、Code39バーコード、QRコードの何れにも該当しない場合にはEAN−128バーコードと判定され(ステップ112での否定判定後のステップ114)、この場合はQRコードと同様に、バーコード用のトナー像72を、7枚のプリント印刷に対して6回形成する(ステップ122)。そしてこのEAN−128バーコードに対しても同様に、トナーパッチ78の濃度判定を実行しながら、その印刷ジョブに含まれる全プリントの印刷が終了するまで同様の動作を繰り返す。
このように、本実施形態では、桁数が少なく、BAR/SPACEが比較的低密度であることにより、画像品質の低下に伴う読み取りエラーの発生に対して有利なJANコードやCode39バーコードに対しては、感光体ベルト16上の非画像領域NAに形成するトナーパッチ78の回数を少なくしてトナーの消費量を抑えつつ、所望の画質を確保し、また、情報パターンが二次元化されて複雑であることにより、画像品質の低下に伴う読み取りエラーの発生に対して不利なQRコードや、桁数が多く、BAR/SPACEが比較的高密度であることにより、画像品質の低下に伴う読み取りエラーの発生に対して不利なEAN−128バーコードに対しては、感光体ベルト16上の非画像領域NAに形成するトナーパッチ78の回数を多くして、バーコードを常に新しいトナーで形成し良好な画質の確保を優先していることにより、トナーの消費量を抑えて画像形成装置10のランニングコストを抑制しつつ、品質の良好なバーコードを印刷することができる。さらにここでは、トナーパッチ78の濃度を監視することでバーコードの品質を印刷中に常時確認していることにより、品質管理が容易となる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。この第3の実施形態は、上述した第2の実施形態の変形例であり、その印刷動作を示した図6のフローチャートを用いて説明する。
図6に示すフローチャートのステップ140〜154では、第2の実施形態で説明した図5に示すフローチャートのステップ100〜114と同じ動作が行われる。
そして、印刷するバーコードの規格がJANコードの場合には(ステップ148での肯定判定)、図7(A)に示すように、そのJANコードのトナー像74に対応させて、感光体ベルト16上の非画像領域NAに、所定の濃度に設定された低濃度のトナーパッチ78Aを形成する(ステップ156)。
また、Code39バーコードの場合には(ステップ148での否定判定後にステップ150で肯定判定)、図7(B)に示すように、そのCode39バーコードのトナー像76に対応させて、感光体ベルト16上の非画像領域NAに、トナーパッチ78Aよりも濃度の高い中濃度のトナーパッチ78Bを形成する(ステップ158)。
また、QRコードの場合(ステップ150での否定判定後にステップ152で肯定判定)、あるいは、EAN−128バーコードの場合には(ステップ152での否定判定後のステップ154)、そのQRコードのトナー像に対応させて、又は、図7(C)に示すように、EAN−128バーコードのトナー像72に対応させて、感光体ベルト16上の非画像領域NAに、トナーパッチ78Bよりも濃度の高い高濃度のトナーパッチ78Cを形成する(ステップ160/162)。
またこのように、トナーパッチ78の濃度を変化させて形成する場合でも、その濃度に応じた所定の範囲に、濃度センサ64の出力電圧レベルを定めることにより、すなわち、高濃度のトナーパッチ78Cに対しては電圧レベルの規格を上げ、低濃度のトナーパッチ78Aに対しては電圧レベルの規格を下げることにより、第2の実施形態と同様に、それぞれ濃度の異なるトナーパッチ78A、78B、78Cの濃度検出に基づくバーコード用のトナー像72、74、76の濃度判定(品質管理)が可能となる。
以上説明したように、本実施形態では、画像品質の低下に伴う読み取りエラーの発生に対して有利なJANコードやCode39バーコードに対しては、トナーパッチ78の濃度を低く抑えてトナーの消費量を抑えつつ、所望の画質を確保し、また、画像品質の低下に伴う読み取りエラーの発生に対して不利なQRコードやEAN−128バーコードに対しては、トナーパッチ78の濃度を高くして、バーコードをより新しいトナーで形成し良好な画質の確保を優先するようにしており、このように、トナーパッチ78の濃度をバーコードの規格に応じて変更することによっても、トナーの消費量を抑えて画像形成装置10のランニングコストを抑制しつつ、品質の良好なバーコードを印刷することができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。この第4の実施形態も、第2の実施形態の変形例であり、その印刷動作を示した図8のフローチャートを用いて説明する。
図8に示すフローチャートのステップ180〜194では、第2の実施形態で説明した図5に示すフローチャートのステップ100〜114と同じ動作が行われる。
そして、印刷するバーコードの規格がJANコードの場合には(ステップ188での肯定判定)、図9(A)に示すように、そのJANコードのトナー像74に対応させて、感光体ベルト16上の非画像領域NAに、所定の大きさに設定された小面積のトナーパッチ78Dを形成する(ステップ196)。
また、Code39バーコードの場合には(ステップ188での否定判定後にステップ190で肯定判定)、図9(B)に示すように、そのCode39バーコードのトナー像76に対応させて、感光体ベルト16上の非画像領域NAに、トナーパッチ78Dよりも大きい中面積のトナーパッチ78Eを形成する(ステップ198)。
また、QRコードの場合(ステップ190での否定判定後にステップ192で肯定判定)、あるいは、EAN−128バーコードの場合には(ステップ192での否定判定後のステップ194)、そのQRコードのトナー像に対応させて、又は、図9(C)に示すように、EAN−128バーコードのトナー像72に対応させて、感光体ベルト16上の非画像領域NAに、トナーパッチ78Fよりも大きい大面積のトナーパッチ78Fを形成する(ステップ200/202)。
また本実施形態の場合も第2の実施形態と同様に、それぞれ大きさの異なるトナーパッチ78D、78E、78Fの濃度検出に基づくバーコード用のトナー像72、74、76の濃度判定(品質管理)が可能となる。
以上説明したように、本実施形態では、JANコードやCode39バーコードに対しては、トナーパッチの大きさ(面積)を小さくしてトナーの消費量を抑えつつ、所望の画質を確保し、また、QRコードやEAN−128バーコードに対しては、トナーパッチの大きさを大きくして、バーコードをより新しいトナーで形成し良好な画質の確保を優先するようにしており、このように、トナーパッチ78の大きさをバーコードの規格に応じて変更することによっても、トナーの消費量を抑えて画像形成装置10のランニングコストを抑制しつつ、品質の良好なバーコードを印刷することができる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。
最近はカラーでプレ印刷した用紙に、カラーのバーコードを印刷するケースが増えており、また、白色度の低い再生紙にバーコードを印刷することもある。このような場合は、上述したようにトナーパッチ78を形成してバーコード品質を向上させても、バーコードの読み取りエラーが抑えられずに読み取り率が向上しないことがある。そこで、この第5の実施形態は、カラーバーコードを印刷する場合や再生紙にバーコードを印刷する場合のバーコードの読み取り率を向上させるものであり、その方法について、画像形成装置10の印刷動作を示した図10のフローチャートを用いて説明する。
図10に示すフローチャートのステップ220〜226では、第2の実施形態で説明した図5に示すフローチャートのステップ100〜106と同じ動作が行われる。
続いて、画像形成装置10における給紙カセット20の上方に設けられたカラーCCDカメラ66で(図1参照)、プレプリント紙Pにおけるバーコード印刷位置を撮影し(ステップ228)、コントロールユニット80はその撮影画像からバーコード印刷位置の色(背景色)を識別して、バーコードの色をその背景色の補色に設定し(ステップ230)、印刷を実行する(ステップ232/ステップ234)。
この補色とは、色相環上で相互に向かい合う位置にある色のことで、反対色とも呼ばれるものであり(12色相環の場合は、1−赤 ⇒ 2−赤みの橙 ⇒ 3−黄橙 ⇒ 4−黄色 ⇒ 5−黄緑 ⇒ 6−緑 ⇒ 7−青緑 ⇒ 8−緑青 ⇒ 9−青 ⇒ 10−青紫 ⇒ 11−紫 ⇒ 12−赤紫)、例えば、背景色が「緑」であれば、バーコード色は緑の補色である「赤」とし、背景色が「黄色」であれば、バーコード色は黄色の補色である「青紫」等とする。また、再生紙において、白色度が低下し用紙の色が黄橙に近い場合には、バーコード色は「黄橙」の補色である「青」等とする。
なお、バーコード印刷位置の背景色の読み取り及び識別は、スキャナを搭載したプリンタ等であれば、予めプレプリント紙Pをスキャンしてページ全体のカラーパターンをコントロールユニット80に記憶し、そのカラーパターンを用いて行うようにしてもよい。また、フルカラーには対応していないが、赤や青等の特定の色に対応した複数のプリントエンジン36を備え、それら複数色の中から選択する構成であれば、バーコードの色を、印刷可能な色相の中で、プレプリント紙Pにおけるバーコード形成位置の背景色に対して最もコントラストの高くなる色にする。例えば、背景色が「青」の場合には、バーコード色はその補色となる「黄橙」にすることが望ましいが、黄橙が印刷不可能であれば、黄橙に近い色で且つ青に対してコントラストの高い「黄色」や「赤」を用いる。また、背景色が「黄色」の場合には、バーコード色はその補色となる「青紫」にすることが望ましいが、青紫が印刷不可能であれば、青紫に近い色で且つ黄色に対してコントラストの高い「青」を用いる。
これにより、本実施形態では、バーコード色と背景色(用紙色)の間でのコントラストの低下を要因とするバーコードの読み取りエラーの発生が抑えられて、読み取り率を向上することができる。
以上、本発明を上述した第1〜第5の実施形態により詳細に説明したが、本発明はそれらに限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の形態が実施可能である。
例えば、上述した第2〜第4の実施形態では、感光体ベルト16上の非画像領域NAに形成するトナーパッチ78の回数、濃度、大きさ(面積)をそれそれ個別に変更する場合で説明したが、このトナーパッチ78については、バーコードの規格に応じて上記の変更条件を2つ以上組み合わせて形成するようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す構成図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の制御系の概略構成を示すブロック図である。 (A)〜(C)は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置によって印刷されるEAN−128バーコードの一例を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る感光体ベルト上に形成されるバーコード用のトナー像とトナーパッチを示す、図1の矢印B方向から見た図である。 本発明の第2の実施形態に係るバーコードの印刷動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係るバーコードの印刷動作の流れを示すフローチャートである。 (A)〜(C)は、本発明の第3の実施形態に係る感光体ベルト上に形成されるバーコード用のトナー像とトナーパッチを示す図である。 本発明の第4の実施形態に係るバーコードの印刷動作の流れを示すフローチャートである。 (A)〜(C)は、本発明の第4の実施形態に係る感光体ベルト上に形成されるバーコード用のトナー像とトナーパッチを示す図である。 本発明の第5の実施形態に係るバーコードの印刷動作の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 画像形成装置
16 感光体ベルト
72、74、76 トナー像
78 トナーパッチ
80 コントロールユニット(判定手段)
IA 画像領域
NA 非画像領域
P プレプリント紙(記録媒体)

Claims (5)

  1. 感光体の表面にトナー像を形成し記録媒体に転写してバーコードを含む画像を形成する画像形成装置において、
    前記感光体の表面におけるトナー像が形成されない非画像領域に、前記バーコード用のトナー像に対応させてトナーパッチを形成し、
    前記トナーパッチの濃度を検出する濃度検出手段と、
    前記濃度検出手段により検出された前記トナーパッチの濃度に基づいて前記バーコードの品質を判定する判定手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記トナーパッチを形成する回数が、前記バーコードの規格に応じて変更されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記トナーパッチの濃度が、前記バーコードの規格に応じて変更されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記トナーパッチの大きさが、前記バーコードの規格に応じて変更されることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項記載の画像形成装置。
  5. 異なる色の画像を形成する複数の画像形成手段を備え、
    前記バーコードの色を、前記記録媒体におけるバーコード形成位置の背景色の補色にする、又は、形成可能な色相のうちの前記背景色に対して最もコントラストの高くなる色にすることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載の画像形成装置。
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