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JP4662211B2 - 車載用無線送信装置 - Google Patents

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JP4662211B2 JP2006246954A JP2006246954A JP4662211B2 JP 4662211 B2 JP4662211 B2 JP 4662211B2 JP 2006246954 A JP2006246954 A JP 2006246954A JP 2006246954 A JP2006246954 A JP 2006246954A JP 4662211 B2 JP4662211 B2 JP 4662211B2
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Description

本発明は、車載用無線送信装置に関する。
特開平11−71948号公報
近年、ユーザーが携帯する無線電子キー(携帯機とも称される)との間で無線通信によりID認証し、さらには、該携帯機からの指令により、ドアロックの施錠/開錠やエンジン始動などの制御を可能とした電子キーシステム(スマートエントリ方式などとも称される)が普及している。特許文献1には、このような電子キーシステムにおいて電子キーの探索用電波を送出するための車両側の送信装置において、上記探索用電波の到達エリアを可変設定可能とした構成が開示されている。
特許文献1の構成では、送信用搬送波信号を発生する発振器の出力を一定とし、その発振器出力を信号増幅器によりアンテナからの送信波出力に変換する送信機構成を採用している。そして、エリア変更のための送信波出力レベルを調整する方法として、(A)信号増幅器からの出力電圧を可変抵抗器により調整する方法と、(B)信号信号増幅器のゲイン調整により調整する方法との2つが開示されている。しかし、これには次のような欠点がある。
(1)いずれの方式においても、信号増幅器の出力がそのまま電波出力駆動に使用されるため、大出力の増幅器が必要となる。
(2)また、A方式では、アンテナ出力段に設けられた可変抵抗器を通過する際に、信号増幅器の出力に少なからぬ損失が生じ、電力効率が悪い(特に、低出力側)。
(3)B方式では、入力側の微細な変調信号を信号増幅器で増幅するので、信号増幅器の性能や温度特性によりアンテナ出力の波形振幅が変動しやすく、安定性に欠ける。
本発明の課題は、アンテナ出力の波形振幅を安定に維持できて、かつ損失が少なく、確実に探索用電波の到達エリアを変更可能な無線送信装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の基本となる構成は、車両の無線施開錠システムにおいて車両側の予め定められた位置に固定配置され、無線携帯キーを探索するための探索用電波を所定の電波到達エリアが形成されるように送出する車載用無線送信装置に係るものであり、上記の課題を解決するために、
送信用アンテナと、
車載バッテリーから受電するとともに送信用アンテナへ送信駆動電圧を供給する送信駆動電源回路と、
該送信駆動電源回路と送信用アンテナとの間に介在し、該送信駆動電源回路による送信用アンテナへの通電方向を、該送信用アンテナの第一端側から第二端側に向う第一通電方向と、該第一方向とは逆の第二通電方向との間で切り替えるスイッチング回路と、
スイッチング回路を、探索用電波の搬送波周波数にて切替え駆動するドライバ回路と、
搬送波周波数よりも低周波のデジタルベースバンド信号入力に基づいて、ドライバ回路の切替え駆動出力をオンオフ変調する変調回路とを備え、
探索用電波の電波到達エリアを変更するために送信駆動電源回路を、送信用アンテナへの送信駆動電圧の出力指令値を入力する送信駆動電圧指令入力部と、車載バッテリーからの入力電圧を前記出力指令値に対応する送信駆動電源電圧の出力に変換する電圧変換部とを有する可変電源回路として構成したことを特徴とする。
そして、搬送波信号を信号増幅器により送信駆動信号に増幅し、その増幅器の出力を送信アンテナに入力する特許文献1の方式とは根本的に異なり、入力信号波形を直接増幅するのではなく、送信アンテナの第一端を送信駆動電源に第二端を接地に接続する形で駆動通電するとともに、その通電方向をイッチング回路により交互に切り替えることで送信電波出力を得る方式を採用する。そして、特許文献1のごとく増幅器の出力を可変抵抗により変更するのではなく、車載バッテリーからの入力電圧を可変電源回路により、出力指令値に対応した送信駆動電源電圧に変換して送信アンテナに入力するようにした。つまり、送信アンテナの駆動電源電圧を直接変更する形で探索用電波の送信出力、すなわち電波到達エリアを変更するようにしたので、入力信号を直接増幅する方式と比較して、アンテナ出力の振幅を設定値に安定に保持しやすく、また、大出力の信号増幅器も不要で安価であり、探索用電波の到達エリアも確実に変更できる。
本発明のスイッチング回路は、送信用アンテナの第一端と送信駆動電源回路及び接地との間にそれぞれ設けられる第一スイッチングトランジスタ及び第二スイッチングトランジスタと、送信用アンテナの第二端と可変電源回路及び接地との間にそれぞれ設けられる第三スイッチングトランジスタ及び第四スイッチングトランジスタとを有するとともに、第一スイッチングトランジスタ及び第四スイッチングトランジスタがオンとなり、第三スイッチングトランジスタ及び第二スイッチングトランジスタがオフとなることで送信用アンテナを第一通電方向とし、第一スイッチングトランジスタ及び第四スイッチングトランジスタがオフとなり、第三スイッチングトランジスタ及び第二スイッチングトランジスタがオンとなることで送信用アンテナを第二通電方向とするHブリッジ回路として構成することができる。送信用アンテナの駆動スイッチング回路を、トランジスタブリッジ回路により簡単かつ安価に実現できる。
本発明のドライバ回路は、第一〜第四のスイッチングトランジスタを個別にオンオフするための第一〜第四の入力駆動トランジスタを有するものとして構成できる。また、変調回路は、搬送波周波数に対応した周波数の方形波搬送波信号を出力する搬送波信号出力部と、搬送波周波数よりも小さい周波数の方形波デジタルベースバンド信号に基づいて方形波搬送波信号をオンオフ変調した変調方形波信号を出力する変調方形波信号出力部と、変調方形波信号を受け、該変調方形波信号がオン変調期間であって第一レベルのとき、各スイッチングトランジスタが第一通電方向に対応した駆動状態となり、同じく第二レベルのとき、各スイッチングトランジスタが第二通電方向に対応した駆動状態となり、変調方形波信号がオフ変調期間のとき各スイッチングトランジスタが全てオフとなるよう各入力駆動トランジスタを動作させるための入力駆動信号に変換する駆動ロジック回路とを有するものとして構成できる。すなわち、送信すべきデータ内容を反映したベースバンド信号により方形波搬送波信号を変調した変調方形波信号を作り、その変調方形波信号を駆動ロジック回路にて、ドライバ回路の各入力駆動トランジスタの駆動信号を生成することで、該変調方形波信号に従ってHブリッジ回路が駆動されることになり、変調方形波信号を直接増幅せずともこれに対応した探索用電波を、送信駆動電圧の出力指令値に応じて可変に出力することが可能となる。
本発明の前述の可変電源回路は、送信用アンテナに予め定められた範囲内にて可変とされた正極性電源電圧を供給するものとして構成することができる。Hブリッジ回路は、第一〜第四スイッチングトランジスタが全て、ソースが可変電源回路からの入力側に、ドレインが接地側に接続されるNチャネル型MOSFETにより構成することができる。ドライバ回路は、第一通電方向又は第二通電方向が得られるように各Nチャネル型MOSFETのゲートを駆動するとともに、オン状態とするべきNチャネル型MOSFETのゲートに対し、可変電源回路からのソース側への入力電圧よりも閾電圧以上高い昇圧ゲート駆動電圧を供給するためのゲート昇圧回路を備えるものとして構成することができる。昇圧ゲート駆動電圧は、車載バッテリー電圧よりも高圧に設定することができる。
上記の構成では、Hブリッジ回路を構成する第一〜第四スイッチングトランジスタを全てNチャネル型MOSFETにより構成する。Nチャネル型MOSFETをスイッチング駆動するには、上記のごとく、送信駆動電圧V(ソース電圧V)より閾電圧(Vk)以上高いゲート電圧Vを与える必要があるが、上記の構成では、ゲート昇圧回路を設けることにより、該条件を充足する昇圧ゲート駆動電圧VGEを供給できるようにする。このように構成することで、各MOSFETは送信駆動電圧Vの設定値によらず全て正電圧で駆動でき、負電圧電源を追加する必要がなくなる。また、これにより、正極性電源電圧の出力可変下限値Vxminを(昇圧)ゲート駆動電圧VGEよりも低く設定することが可能となり、電源電圧の可変範囲を低電圧側に大幅に拡張することができる。前述のVkの値は概ね2.5V程度であり、正極性電源電圧の出力可変下限値Vxminは、例えば1.5V以上2.5V未満に設定することができる。
ゲート昇圧回路は、例えば昇圧型DC−DCコンバータなどで構成することも可能であるが、前述のごとく、MOSFETはゲートの入力インピーダンスが高いため出力電流容量がそれほど要求されない。従って、ゲート昇圧回路は、これをチャージポンプ回路で構成することが回路の簡便化及び低コスト化を図る上で有効である。
次に、電圧変換部は、車載バッテリーからの入力電圧を送信駆動電源電圧の出力に降圧変換する半導体電圧変換部として構成することができる。可変抵抗等による電圧降下を利用しないので、低電圧側の送信駆動電源電圧を出力する際にも損失が少ない。このような半導体電圧変換部は、送信駆動電圧の出力電圧のフィードバック入力と出力指令値を示す参照電圧との差分が縮小するように、車載バッテリーからの入力電圧を増幅制御する半導体増幅部を有するものとして構成する。送信駆動電圧を出力指令値にフィードバック制御する形なので、入力信号波形を直接増幅する方式と比較して、アンテナ出力波形の振幅を設定値に保持しやすい。また、制御の対象が、スイッチング回路のハイサイド側で一定に保つべき送信駆動電源電圧なので、例えば、ローサイド側で検出される電流をフィードバックする構成等と比較して、フィードバック系の回路構成も簡略化できる。
具体的には、半導体増幅部は、車載バッテリーからの入力電圧がコレクタ又はソース側に供給され、エミッタ又はドレイン側からの送信駆動電圧の増幅制御出力が取り出される増幅用トランジスタと、該増幅用トランジスタのベース又はゲートに、送信駆動電圧の出力電圧のフィードバック入力と出力指令値を示す参照電圧との差分を演算する演算増幅器とを備え、該演算増幅器の出力を、送信駆動電圧の増幅制御電圧として入力するものとして構成できる。演算増幅器は、増幅用トランジスタの入力信号をコントロールできる程度の規模のものでよく、特許文献1のごとく変調信号をアンテナ出力用に増幅する大電力型の増幅器は不要である。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の適用対象となる車両の無線施開錠システムの概略構成を示すブロック図である。無線施開錠システム1は、自動車側搭載部100と、ユーザーが携帯する携帯機200とを有する。この携帯機200は、具体的には、車両毎の固有のIDコードを記録するとともに車載機器との間で無線通信を行ない、車載機器が、車両から所定距離範囲内に当該車両用の携帯機が存在するか否かをIDコードによって照合し、その照合結果に基づいて所定の機能制御(例えば、ドアロック/ロック解除、イモビライザのアンロックなど)を行なうためのものである。一方、自動車側搭載部100は、LFアンテナ21が接続されたLF送信装置20と、RFアンテナ31が接続されたRF受信装置30とを有し、各々ECU10に接続されている。
LF送信装置20では、携帯キーID等が反映されたベースバンド信号によりLF搬送波信号を変調し、LFアンテナ21からポーリング電波として定期的に繰り返し送信する。ポーリング電波の到達範囲内に携帯機200が存在すれば、携帯機200は該ポーリング電波を受信しベースバンド信号を復調して内容解析する。解析の結果、自身に対するポーリングであることが確認されれば、携帯機200は、認証用IDが反映されたRF応答電波を自動車側に送信する。自動車側では、RFアンテナ31を介してRF受信装置30によりこれを受信し、認証用IDを含んだベースバンド信号を復調する。ECU10は、復調されたベースバンド信号に含まれる認証用IDを不揮発性メモリ12に記憶されたマスターIDと照合して認証処理を行なうとともに、結果が認証受理であった場合に限り、ドアロック40やイモビライザ60の動作制御を行なう。例えば、携帯機200を持ったユーザーが自動車に近づき、上記のポーリングに応答して認証受理となることで、自動車側搭載部100側ではドアノブに設けられたタッチセンサ50の入力を有効化し、該タッチセンサ50にユーザーが触れたことを検出してドアロック40に、施錠ないし開錠の動作を行なわせるように構成することができる。
LF送信装置20は、車両側の予め定められた位置に固定配置され、無線携帯キー10を探索するための探索用電波を所定の電波到達エリアが形成されるように送出する本発明の車載用無線送信装置として構成されている。また、LFアンテナ21が送信用アンテナに相当する(以下、送信用アンテナ21ともいう)。図2は、LF送信装置20の一例を示すブロック図であり、以下のものを備える。
・送信駆動電源回路24:車載バッテリーVBから受電するとともに送信用アンテナ21へ送信駆動電圧を供給する。
・スイッチング回路25:該送信駆動電源回路24と送信用アンテナ21との間に介在し、該送信駆動電源回路24による送信用アンテナ21への通電方向を、該送信用アンテナ21の第一端21a側から第二端21b側に向う第一通電方向Xと、該第一方向とは逆の第二通電方向Yとの間で切り替える。
・ドライバ回路22:スイッチング回路25を、探索用電波の搬送波周波数にて切替え駆動する。
・変調回路:変調波信号発生部11と駆動ロジック回路21からなり、搬送波周波数よりも低周波のデジタルベースバンド信号入力に基づいて、ドライバ回路22の切替え駆動出力をオンオフ変調する。
そして、送信駆動電源回路24は、探索用電波の電波到達エリアを変更するために、送信用アンテナ21への送信駆動電圧の出力指令値を入力する送信駆動電圧指令入力部24eと、車載バッテリーVBからの入力電圧を前記出力指令値に対応する送信駆動電源電圧の出力に変換する電圧変換部24aを有する可変電源回路24として構成している。
送信用アンテナ21はアンテナコイル211と該アンテナコイル211に直列共振結合するキャパシタ212とを有する共振アンテナであり、上記ドライバ回路22は、共振アンテナの共振周波数に対応した搬送波周波数にてスイッチング回路25を切替え駆動するものである。キャパシタ212との結合により共振アンテナを構成することで、方形波電源スイッチングによりアンテナを直接駆動しているにも拘わらず共振正弦波状の搬送波出力が得られ、ノイズやEMIの要因となる方形波特有の高調波成分を効果的にカットすることができる。また、共振回路の構成により、アンテナコイル211の巻線長は送信波長よりもはるかに短くなり、アンテナの小形化を図ることができる。本実施形態では、送信波の帯域が長波長のLF帯(50kHz以上500kHz以下)に設定されており、この効果が著しい。また、ユーザーが遠方にいる場合は無線携帯キー10が探索用電波に反応せず、他方、ユーザーが接近したときは、ユーザーが体のどこに無線携帯キー10を保持していても探索用電波が回り込んで電波検知できるようにする観点からもLF帯の採用が有利であるといえる。
スイッチング回路25は、送信用アンテナ21の第一端21aと送信駆動電源回路24及び接地との間にそれぞれ設けられる第一スイッチングトランジスタ251及び第二スイッチングトランジスタ252と、送信用アンテナ21の第二端21bと可変電源回路24及び接地との間にそれぞれ設けられる第三スイッチングトランジスタ253及び第四スイッチングトランジスタ254とを有したHブリッジ回路25として構成されている。該Hブリッジ回路25は、第一スイッチングトランジスタ251及び第四スイッチングトランジスタ254がオンとなり、第三スイッチングトランジスタ253及び第二スイッチングトランジスタ252がオフとなることで送信用アンテナ21は第一通電方向Xとなる。また、第一スイッチングトランジスタ251及び第四スイッチングトランジスタ254がオフとなり、第三スイッチングトランジスタ253及び第二スイッチングトランジスタ252がオンとなることで送信用アンテナ21は第二通電方向Yとなる。なお、Hブリッジ回路25と送信用アンテナ21との間にはインピーダンス整合用の抵抗261,262が挿入されている。
次に、図3に示すように、ドライバ回路22は、第一〜第四のスイッチングトランジスタ251〜254を個別にオンオフするための第一〜第四の入力駆動トランジスタ221〜224を有するものとして構成されている。また、図4に示すように、変調回路11は、搬送波周波数に対応した周波数の方形波搬送波信号を出力する搬送波信号出力部11aと、搬送波周波数よりも小さい周波数の方形波デジタルベースバンド信号に基づいて、方形波搬送波信号をオンオフ変調した変調方形波信号を出力する変調方形波信号出力部11bとを備える。搬送波信号出力部11aは、基本発振回路111と、該基本発振回路111からの出力信号を、それよりも低周波の搬送波信号にダウンコンバートする分周回路112とを備える。また、変調方形波信号出力部11bは、方形波搬送波信号と方形波デジタルベースバンド信号との論理積を変調方形波信号として出力する論理ゲートにて構成されているが、方形波搬送波信号の出力経路上に設けられたスイッチングトランジスタ(例えばFET)等で構成してもよい。
また、ドライバ回路22は、上記変調方形波信号を受け、該変調方形波信号がオン変調期間Pであって第一レベルHのとき、各スイッチングトランジスタ251〜254が第一通電方向Xに対応した駆動状態となり、同じく第二レベルLのとき、各スイッチングトランジスタ251〜254が第二通電方向Yに対応した駆動状態となり、変調方形波信号がオフ変調期間Pのとき各スイッチングトランジスタ251〜254が全てオフとなるよう各入力駆動トランジスタ221〜224を動作させるための入力駆動信号(1N1H、1N2H,1N1L,1N2L)に変換する駆動ロジック回路21を有する。駆動ロジック回路21は、送信すべきデータ内容を反映したベースバンド信号により方形波搬送波信号を変調した変調方形波信号を作り、その変調方形波信号を駆動ロジック回路21にて、ドライバ回路22の各入力駆動トランジスタ221〜224の駆動信号を生成する。
可変電源回路24は、送信用アンテナ21に予め定められた範囲内にて可変とされた正極性電源電圧Vcc1を供給するものとして構成されている。Hブリッジ回路25は、第一〜第四スイッチングトランジスタ251〜254が全て、ソースが可変電源回路24からの入力側に、ドレインが接地側に接続されるNチャネル型MOSFETにより構成されている。ドライバ回路22は、第一通電方向X又は第二通電方向Yが得られるように各Nチャネル型MOSFETのゲートを駆動するとともに、オン状態とするべきNチャネル型MOSFETのゲートに対し、可変電源回路24からのソース側への入力電圧よりも閾電圧以上高い昇圧ゲート駆動電圧VEHを供給するためのゲート昇圧回路(チャージポンプ回路)23を備える。昇圧ゲート駆動電圧VEHは、車載バッテリー電圧Vよりも高圧に設定されている。
Hブリッジ回路25は、オン抵抗が小さく、また、ゲートの入力インピーダンスが高いMOSFET(エンハンスメント型)でスイッチングデバイスを構成することで、省電力型のスイッチング回路25を実現できる。MOSFETのソース電圧をVcc2、ゲート電圧をV、MOSFETをオンにするために必要な臨界ゲート−ソース電圧をVk(Vkは概ね2.5V程度)として、Pチャネル型のMOSFETはVcc2−V≧Vkのとき、つまり、ソース電圧Vcc2よりVk以上低いゲート電圧Vを与えたときにオンとなり、Nチャネル型のMOSFETは、V−Vcc2≧Vkのとき、つまり、ソース電圧Vcc2よりVk以上高いゲート電圧Vを与えたときにオンとなる。スイッチングするべき送信駆動電圧V(Vcc1に対応)は、一般的な信号電源電圧Vcc2(例えば+5V:Vに対応)よりも十分高いことが多く、この場合は、ハイサイド(送信駆動電源回路24側)のMOSFETをPチャネル型とし、ローサイド(接地側)のMOSFETをNチャネル型とすることで、上記の信号電源電圧Vcc2をゲート駆動用に用いてもHブリッジ回路25を問題なく駆動できる。しかしながら、本発明のごとく電波到達エリア変更のためにスイッチングするべき送信駆動電圧Vが可変になっている場合、送信駆動電圧Vの設定値が小さくなると、ハイサイドのMOSFETがPチャネル型の場合、オン条件となるVcc2−V≧Vkを充足させるために、Vを負電圧に設定する必要が生ずる場合があり、負電圧電源を追加しなければならない分だけ回路コストが高騰する問題を生ずる。
そこで、本実施形態では、以下のごとき構成を採用する。まず、Hブリッジ回路25を構成する第一〜第四スイッチングトランジスタ251〜254を全てNチャネル型MOSFETとする。Nチャネル型MOSFETをスイッチング駆動するには、上記のごとく、送信駆動電圧V(ソース電圧Vcc2)より閾電圧(Vk)以上高いゲート電圧Vを与える必要があるが、上記の構成では、ゲート昇圧回路(チャージポンプ回路)23を設けることにより、該条件を充足する昇圧ゲート駆動電圧VEHを供給できるようにする。このように構成することで、各MOSFETは送信駆動電圧Vの設定値によらず全て正電圧で駆動でき、負電圧電源を追加する必要がなくなる。また、これにより、正極性電源電圧Vcc1の出力可変下限値Vxminを(昇圧)ゲート駆動電圧VEHよりも低く設定することが可能となり、電源電圧の可変範囲を低電圧側に大幅に拡張することができる。前述のVkの値は概ね2.5V程度であり、正極性電源電圧Vcc1の出力可変下限値Vxminは、例えば1.5V以上2.5V未満に設定することができる。本実施形態ではVxminが1.7V、Vxmaxが6.8Vであり、0.3Vステップの一定変更幅にて正極性電源電圧Vcc1を可変設定できるようにしている。
ゲート昇圧回路(チャージポンプ回路)23は、可変電源回路24からの正極性電源電圧Vcc1の入力値に対し2.5V以上高い(昇圧)ゲート駆動電圧VEHを、オン状態とするべきNチャネル型MOSFETのゲートに供給することで、安定したスイッチング駆動が可能となる。(昇圧)ゲート駆動電圧VEHは、正極性電源電圧Vcc1の入力値に応じて上記条件を充足するように可変設定することも可能であるが、本実施形態では次のように構成している。すなわち、ゲート昇圧回路(チャージポンプ回路)23を、可変電源回路24からの正極性電源電圧Vcc1が出力可変上限値Vxmaxに設定された場合に当該可変上限値Vxmaxよりも閾電圧Vk以上高い電圧が確保されるよう、ゲート駆動電圧VEHを一定レベルにて出力するものとして構成している。本実施形態では、Vxmax=+6.8Vであり、昇圧ゲート駆動電圧VEHをこれよりも高い値(例えば10V以上25V以下(ここでは20V))に設定している。当然、採用するMOSFETの仕様に定められたゲート耐電圧を超えてゲート駆動電圧VEHが設定されてはならない。
ゲート昇圧回路(チャージポンプ回路)23は、例えば昇圧型DC−DCコンバータなどで構成することも可能であるが、前述のごとく、MOSFETはゲートの入力インピーダンスが高いため出力電流容量がそれほど要求されない。従って、ゲート昇圧回路(チャージポンプ回路)23は、本実施形態ではチャージポンプ回路で構成しており、回路の簡便化及び低コスト化に寄与している。また、チャージポンプ回路は、ダイオード、コンデンサ、スイッチングトランジスタ及び配線部を有するだけなので、モノリシックICに組み込むことも非常に簡単である。本実施形態では、Hブリッジ回路25、ドライバ回路22、ゲート昇圧回路23及び駆動ロジック回路21がCMOSモノリシックICの形でワンチップ化されている。
図5はチャージポンプ回路23の構成例であり、各々スイッチングトランジスタ105,106に接続され、逆流防止用ダイオード103とこれに並列接続された電圧逓倍用コンデンサ101とからなる第一の組と、同じく逆流防止用ダイオード104とこれに並列接続された電圧逓倍用コンデンサ102とからなる第二の組とを交互に直列接続し、クロック信号CLK(及びインバータ107によるその反転信号)によりスイッチングトランジスタ105,106を相補的にオン/オフ駆動することにより、入力電圧Vcc2を上記第一の組と第二の組との接続段数に応じ逓倍化して出力する周知の回路である。
次に、前述のドライバ回路22は、具体的には以下のように構成することができる。すなわち、入力駆動信号を第一及び第二の入力駆動トランジスタ221,222との間で入力レベルが互いに反転するように定める。ここでは、図4において駆動ロジック回路21内で変調波信号の出力を4つに分岐し、第一及び第四の入力駆動トランジスタ251,254への入力と、第二及び第三の入力駆動トランジスタ252,253への入力とをインバータ21iにより互いに反転させる構成としている。
そして、入力駆動トランジスタ221,222を、各々駆動入力電圧が昇圧ゲート駆動電圧VEHよりも低く設定されるとともに(ここでは、Vcc2(+5V))、対応するNチャネル型MOSFET251,252のゲートとゲート昇圧回路(チャージポンプ回路)23との間に配置され、入力駆動信号が第一レベル(ここではHレベル)のときは導通状態となってゲートに昇圧ゲート駆動電圧VEHを入力し、同じく第二レベル(ここではLレベル)のときは遮断状態なってゲートへの昇圧ゲート駆動電圧VEHの入力を遮断するオン駆動用トランジスタ231と、Nチャネル型MOSFET251,252のゲートと接地との間に配置され、入力駆動信号が第一レベルのときゲートと接地との接続を遮断し、同じく第二レベルのときは導通状態となってゲートの入力を接地短絡させるオフ駆動用トランジスタ232とを有するものとして構成する。各MOSFETにオン駆動用トランジスタとオフ駆動用トランジスタとを対にして設けることで、MOSFETを導通状態と遮断状態との間で確実に切り替えることができる。
前述のごとく、駆動ロジック回路21の信号電源電圧は、車載バッテリーVBからの入力電圧よりも低い安定化信号電源電圧Vcc2(例えば+5V)である。ゲート昇圧回路(チャージポンプ回路)23は安定化信号電源電圧Vcc2を昇圧ゲート駆動電圧VEHに昇圧するものとして構成されている。このようにすると、安定化信号電源電圧Vcc2を基準として、必要な昇圧ゲート駆動電圧VEHを安定的に発生させることができる。特に、ゲート昇圧回路23を、ダイオードとコンデンサとの組み合わせによる上記電圧逓倍回路を用いたチャージポンプ回路にて構成すると、昇圧ゲート駆動電圧VEHを安定化信号電源電圧の整数倍にて安定的に発生することができる。
次に、駆動ロジック回路21において、前述の入力駆動信号は第三及び第四の入力駆動トランジスタ223,224との間で入力レベルが互いに反転するように定められている。そして、それら入力駆動トランジスタ223,224は、各々駆動入力電圧が昇圧ゲート駆動電圧VEHよりも低く設定されるとともに、対応するNチャネル型MOSFET253,254のゲートとゲート駆動電源VBとの間に配置され、入力駆動信号が第一レベル(ここでは、Hレベル)のときは導通状態となってゲートにゲート駆動電源からのゲート駆動電圧VEHを入力し、同じく第二レベル(ここでは、Lレベル)のときは遮断状態なってゲートへのゲート駆動電圧Vの入力を遮断するオン駆動用トランジスタ231と、Nチャネル型MOSFET253,254のゲートと接地との間に配置され、入力駆動信号が第一レベルのときゲートと接地との接続を遮断し、同じく第二レベルのときは導通状態となってゲートの入力を接地短絡させるオフ駆動用トランジスタ232とを有する。
前述と同様に、MOSFET253,254にオン駆動用トランジスタ231とオフ駆動用トランジスタ232とを対にして設けることで、MOSFET253,254を導通状態と遮断状態との間で確実に切り替えることができる。また、上記の入力駆動トランジスタ223,224を介在させることで、昇圧ゲート駆動電圧VEHよりも低い駆動入力電圧Vcc2にてMOSFET253,254を駆動できる。第三及び第四の入力駆動トランジスタ223,224のオン駆動用トランジスタ231が制御するゲート駆動電圧は、昇圧ゲート駆動電圧VEHを分配入力するようにしてもよいが、第二及び第四のNチャネル型MOSFETはオン時にソースが接地されるので、接地車載バッテリーVBからの入力電圧Vでも十分に駆動可能であり、ドライバ回路の配線系統を簡略化することができる。
本実施形態では、第一レベルがハイレベル、第二レベルがローベルに定められ、オン駆動用トランジスタ231とオフ駆動用トランジスタ232とは入力駆動信号によりベース入力が共用化されるPNPバイポーラトランジスタ231及びNPNバイポーラトランジスタ232からなり、オフ駆動用トランジスタ232のエミッタ側に電流検出抵抗260を介してオン駆動用トランジスタ231のコレクタが接続され、オフ駆動用トランジスタ232はゲートに対する過電流保護用トランジスタに兼用されている。
次に、半導体電圧変換部24bは、送信駆動電圧の出力電圧のフィードバック入力と出力指令値を示す参照電圧との差分が縮小するように、車載バッテリーVBからの入力電圧を増幅制御する半導体増幅部24aを有する。半導体増幅部24aは、具体的には、車載バッテリーVBからの入力電圧Vがコレクタ側に供給され、エミッタ側からの送信駆動電圧の増幅制御出力が取り出される、バイポーラトランジスタからなる増幅用トランジスタ24dと、該増幅用トランジスタ24dのベースに、送信駆動電圧の出力電圧のフィードバック入力と出力指令値を示す参照電圧Vrefとの差分を演算する演算増幅器24cとを備え、該演算増幅器の出力Vampが、送信駆動電圧Vcc1の増幅制御電圧として入力される。なお、増幅用トランジスタ24dはFETで代替することも可能であるが、この場合は、上記の「コレクタ」を「ソース」に、「エミッタ」を「ドレイン」に、「ベース」を「ゲート」に読み替える。演算増幅器24cは、増幅用トランジスタ24dの入力信号をコントロールできる程度の規模のものでよく、特許文献1のごとく変調信号をアンテナ出力用に増幅する大電力対応の増幅器は不要である。
以下、図2のLF送信装置20の動作について説明する。
LFアンテナ21からの探索用電波の出力(ひいては到達エリア)を設定(ないし変更)するために、対応する値の参照電圧Vrefを演算増幅器24cに入力する。車載バッテリーVBからの入力電圧Vは、増幅用トランジスタ24dにより、参照電圧Vrefと等しい送信駆動電圧Vcc1が出力されるようにフィードバック制御される。
探索用電波の出力を出力する場合、図4に示すように、探索用電波により送信するべきデジタルデータに対応したベースバンド信号(リクエストデータ)を方形波信号として発生させ、これを用いて方形波搬送波信号をオンオフ変調する形で変調波信号を発生させる。この変調波信号が駆動ロジック回路21にて図3のドライバ回路への入力駆動信号に変換される。該入力駆動信号のオン変調期間においては、図6に示すごとく、Hブリッジ回路25の第一/第四のMOSFET251,254の組と、第二/第三のMOSFET252,253の組とを交互にオン/オフスイッチングする。その結果、送信用アンテナ21には、設定した送信駆動電圧Vcc1に対応した振幅にて正弦波状の交流電流が流れ、探索用電波が出力される。また、入力駆動信号のオフ変調期間においては全てのMOSFET251〜254がオフとなり、探索用電波の出力が停止する。結局、探索用電波の出力期間と停止期間とがベースバンド信号を反映した形で交替し、デジタルデータの送信が可能となる。
図7に示すように、ハイサイドのMOSFET251,253は、ゲート昇圧回路23からゲート電圧入力を受け、これが前述の昇圧ゲート駆動電圧VEFとなったときオンとなり、設定された送信駆動電圧Vcc1がソース電圧として印加される。一方、ローサイドのMOSFET252,254は、車載バッテリーからゲート電圧入力を受け、これがバッテリー電圧Vとなったときオンとなり、ソースが接地される。
なお、上記の構成では、送信駆動電圧Vcc1の設定値とは無関係に、ゲート昇圧回路23から一定の昇圧ゲート駆動電圧VEFをMOSFET251〜254のゲートに供給するようにしていたが、送信駆動電圧Vcc1にゲート昇圧回路23からの出力電圧を重畳して供給するようにしてもよい(例えばVcc1+5V)。この場合、ゲート駆動電圧は、送信駆動電圧Vcc1に対しゲート昇圧回路23からの一定の出力電圧分が加算された形で、送信駆動電圧Vcc1に応じて変化することになる。
なお、図2の回路構成では、送信用アンテナ21に対する送信駆動電源電圧Vcc1の印加方向が半周期毎に反転する(つまり、第一端210a側に電源電圧Vcc1が印加され第二端210a側とが接地される第一電圧印加方向と、その逆となる第二電圧印加方向とが交替する)、いわゆる両振り型のスイッチングが行なわれていたが、これを、送信用アンテナ21に対する送信駆動電源電圧Vcc1の印加方向は一定とし、電圧印加期間と電圧非印加期間とを交替させる片振り型のスイッチングを行なうようにしてもよい。具体的には、図8に示すように、スイッチング回路25を、送信用アンテナ21の第一端21aと送信駆動電源回路24及び接地との間にそれぞれ設けられる第一スイッチングトランジスタ251及び第二スイッチングトランジスタ252のみで構成したハーフブリッジ回路25’と、送信用アンテナ21は第二端210a側を常時接地とする。そして、図9に示すように、該ハーフブリッジ回路25’は、第一スイッチングトランジスタ25がオンとなり、第二スイッチングトランジスタ252がオフとなることで、送信用アンテナ21は第一端210a側に電源電圧Vcc1が印加され、第一スイッチングトランジスタ251がオフとなり、第二スイッチングトランジスタ252がオンとなることで送信用アンテナ21の第一端210a側が接地短絡されて電圧非印加の状態となる。ただし、アンテナ210の共振特性により、上記スイッチング周期に対応して第一通電方向Xと第二通電方向Yとが交互に反転する通電特性となることに変りはない。ただし、Vcc1が同じ値であれば、その電流振幅は図2の場合の半分となる。
本発明の適用対象となる車両の無線施開錠システムの概略ブロック図。 本発明の一実施例であるLF送信装置の構成例を示すブロック図。 図2のHブリッジ回路及びドライバ回路の詳細を示す回路図。 変調回路の概念図。 ゲート昇圧回路を構成するチャージポンプ回路の一例を示す回路図。 図2のLF送信装置の動作タイミング図。 Hブリッジ回路の各MOSFETのスイッチングシーケンスを、ゲート電圧及びソース電圧の変化とともに示すタイミング図。 本発明の別実施例であるLF送信装置の構成例を示すブロック図。 図8のLF送信装置の動作タイミング図。
符号の説明
1 無線施開錠システム
10 無線携帯キー
11 変調回路
11a 搬送波信号出力部
11b 変調方形波信号出力部
21 駆動ロジック回路
23 ゲート昇圧回路(チャージポンプ回路)
24 可変電源回路(送信駆動電源回路)
24a 送信駆動電圧指令入力部
24b 半導体電圧変換部
25 スイッチング回路
100 車載用無線送信装置
210 送信用アンテナ
211 アンテナコイル
212 キャパシタ
221〜224 第一〜第四の入力駆動トランジスタ
251〜254 第一〜第四スイッチングトランジスタ

Claims (15)

  1. 車両の無線施開錠システムにおいて車両側の予め定められた位置に固定配置され、無線携帯キーを探索するための探索用電波を所定の電波到達エリアが形成されるように送出する車載用無線送信装置であって、
    送信用アンテナと、
    車載バッテリーから受電するとともに前記送信用アンテナへ送信駆動電圧を供給する送信駆動電源回路と、
    該送信駆動電源回路と前記送信用アンテナとの間に介在し、該送信駆動電源回路による前記送信用アンテナへの通電方向を、該送信用アンテナの第一端側から第二端側に向う第一通電方向と、該第一方向とは逆の第二通電方向との間で切り替えるスイッチング回路と、
    前記スイッチング回路を、前記探索用電波の搬送波周波数にて切替え駆動するドライバ回路と、
    前記搬送波周波数よりも低周波のデジタルベースバンド信号入力に基づいて、前記ドライバ回路の切替え駆動出力をオンオフ変調する変調回路とを備え、
    前記探索用電波の前記電波到達エリアを変更するために前記送信駆動電源回路を、前記送信用アンテナへの前記送信駆動電圧の出力指令値を入力する送信駆動電圧指令入力部と、車載バッテリーからの入力電圧を前記出力指令値に対応する送信駆動電源電圧の出力に変換する電圧変換部とを有する可変電源回路として構成し
    前記スイッチング回路は、前記送信用アンテナの前記第一端と前記送信駆動電源回路及び接地との間にそれぞれ設けられる第一スイッチングトランジスタ及び第二スイッチングトランジスタと、前記送信用アンテナの前記第二端と前記可変電源回路及び接地との間にそれぞれ設けられる第三スイッチングトランジスタ及び第四スイッチングトランジスタとを有するとともに、前記第一スイッチングトランジスタ及び前記第四スイッチングトランジスタがオンとなり、前記第三スイッチングトランジスタ及び前記第二スイッチングトランジスタがオフとなることで前記送信用アンテナを第一通電方向とし、前記第一スイッチングトランジスタ及び前記第四スイッチングトランジスタがオフとなり、前記第三スイッチングトランジスタ及び前記第二スイッチングトランジスタがオンとなることで前記送信用アンテナを前記第二通電方向とするHブリッジ回路からなり、
    前記ドライバ回路は、前記第一〜第四のスイッチングトランジスタを個別にオンオフするための前記第一〜第四の入力駆動トランジスタを有し、
    前記変調回路は、
    前記搬送波周波数に対応した周波数の方形波搬送波信号を出力する搬送波信号出力部と、前記搬送波周波数よりも小さい周波数の方形波デジタルベースバンド信号に基づいて前記方形波搬送波信号をオンオフ変調した変調方形波信号を出力する変調方形波信号出力部と、
    前記変調方形波信号を受け、該変調方形波信号がオン変調期間であって第一レベルのとき、各スイッチングトランジスタが前記第一通電方向に対応した駆動状態となり、同じく第二レベルのとき、各スイッチングトランジスタが前記第二通電方向に対応した駆動状態となり、前記変調方形波信号がオフ変調期間のとき各スイッチングトランジスタが全てオフとなるよう各入力駆動トランジスタを動作させるための入力駆動信号に変換する駆動ロジック回路とを有することを特徴とする車載用無線送信装置。
  2. 車両の無線施開錠システムにおいて車両側の予め定められた位置に固定配置され、無線携帯キーを探索するための探索用電波を所定の電波到達エリアが形成されるように送出する車載用無線送信装置であって、
    送信用アンテナと、
    車載バッテリーから受電するとともに前記送信用アンテナへ送信駆動電圧を供給する送信駆動電源回路と、
    該送信駆動電源回路と前記送信用アンテナとの間に介在し、該送信駆動電源回路による前記送信用アンテナへの通電方向を、該送信用アンテナの第一端側から第二端側に向う第一通電方向と、該第一方向とは逆の第二通電方向との間で切り替えるスイッチング回路と、
    前記スイッチング回路を、前記探索用電波の搬送波周波数にて切替え駆動するドライバ回路と、
    前記搬送波周波数よりも低周波のデジタルベースバンド信号入力に基づいて、前記ドライバ回路の切替え駆動出力をオンオフ変調する変調回路とを備え、
    前記探索用電波の前記電波到達エリアを変更するために前記送信駆動電源回路を、前記送信用アンテナへの前記送信駆動電圧の出力指令値を入力する送信駆動電圧指令入力部と、車載バッテリーからの入力電圧を前記出力指令値に対応する送信駆動電源電圧の出力に変換する電圧変換部とを有する可変電源回路として構成し、
    前記スイッチング回路は、前記送信用アンテナの前記第一端と前記送信駆動電源回路及び接地との間にそれぞれ設けられる第一スイッチングトランジスタ及び第二スイッチングトランジスタと、前記送信用アンテナの前記第二端と前記可変電源回路及び接地との間にそれぞれ設けられる第三スイッチングトランジスタ及び第四スイッチングトランジスタとを有するとともに、前記第一スイッチングトランジスタ及び前記第四スイッチングトランジスタがオンとなり、前記第三スイッチングトランジスタ及び前記第二スイッチングトランジスタがオフとなることで前記送信用アンテナを第一通電方向とし、前記第一スイッチングトランジスタ及び前記第四スイッチングトランジスタがオフとなり、前記第三スイッチングトランジスタ及び前記第二スイッチングトランジスタがオンとなることで前記送信用アンテナを前記第二通電方向とするHブリッジ回路からなり、
    前記可変電源回路は前記送信用アンテナに予め定められた範囲内にて可変とされた正極性電源電圧を供給するものであり、
    前記Hブリッジ回路は、前記第一〜第四スイッチングトランジスタが全て、ソースが前記可変電源回路からの入力側に、ドレインが接地側に接続されるNチャネル型MOSFETにより構成され、
    前記ドライバ回路は、前記第一通電方向又は前記第二通電方向が得られるように各Nチャネル型MOSFETのゲートを駆動するとともに、オン状態とするべきNチャネル型MOSFETのゲートに対し、前記可変電源回路からのソース側への入力電圧よりも閾電圧以上高い昇圧ゲート駆動電圧を供給するためのゲート昇圧回路を備える車載用無線送信装置。
  3. 前記正極性電源電圧の出力可変下限値が前記昇圧ゲート駆動電圧よりも低く設定されてなる請求項2記載の車載用無線送信装置。
  4. 前記ゲート昇圧回路は、前記可変電源回路からの前記正極性電源電圧の入力値に対し2.5V以上高いゲート駆動電圧を、前記オン状態とするべきNチャネル型MOSFETのゲートに供給するものである請求項2又は請求項3に記載の車載用無線送信装置。
  5. 前記正極性電源電圧の出力可変下限値が1.5V以上2.5V未満に設定されている請求項4記載の車載用無線送信装置。
  6. 前記ゲート昇圧回路は、前記可変電源回路からの前記正極性電源電圧が前記可変上限値に設定された場合に当該可変上限値よりも前記閾電圧以上高い電圧が確保されるよう、前記ゲート駆動電圧を一定レベルにて出力するものである請求項3ないし請求項5のいずれか1項に記載の車載用無線送信装置。
  7. 前記ゲート昇圧回路がチャージポンプ回路にて構成されている請求項2ないし請求項6のいずれか1項に記載の車載用無線送信装置。
  8. 請求項1記載の要件を備え、前記入力駆動信号は前記第一及び前記第二の入力駆動トランジスタとの間で入力レベルが互いに反転するように定められ、かつ、それら入力駆動トランジスタは、各々駆動入力電圧が前記昇圧ゲート駆動電圧よりも低く設定されるとともに、対応する前記Nチャネル型MOSFETの前記ゲートと前記ゲート昇圧回路との間に配置され、前記入力駆動信号が第一レベルのときは導通状態となって前記ゲートに前記昇圧ゲート駆動電圧を入力し、同じく第二レベルのときは遮断状態となって前記ゲートへの前記昇圧ゲート駆動電圧の入力を遮断するオン駆動用トランジスタと、前記Nチャネル型MOSFETの前記ゲートと接地との間に配置され、前記入力駆動信号が第一レベルのとき前記ゲートと接地との接続を遮断し、同じく第二レベルのときは導通状態となって前記ゲートの入力を接地短絡させるオフ駆動用トランジスタとを有するものである請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の車載用無線送信装置。
  9. 前記駆動ロジック回路の信号電源電圧が、車載バッテリーからの入力電圧よりも低い安定化信号電源電圧であり、前記ゲート昇圧回路は安定化信号電源電圧を前記昇圧ゲート駆動電圧に昇圧するものである請求項8記載の車載用無線送信装置。
  10. 前記入力駆動信号は前記第三及び前記第四の入力駆動トランジスタとの間で入力レベルが互いに反転するように定められ、かつ、それら入力駆動トランジスタは、各々駆動入力電圧が前記昇圧ゲート駆動電圧よりも低く設定されるとともに、対応する前記Nチャネル型MOSFETの前記ゲートとゲート駆動電源との間に配置され、前記入力駆動信号が第一レベルのときは導通状態となって前記ゲートに前記ゲート駆動電源からのゲート駆動電圧を入力し、同じく第二レベルのときは遮断状態となって前記ゲートへのゲート駆動電圧の入力を遮断するオン駆動用トランジスタと、前記Nチャネル型MOSFETの前記ゲートと接地との間に配置され、前記入力駆動信号が第一レベルのとき前記ゲートと接地との接続を遮断し、同じく第二レベルのときは導通状態となって前記ゲートの入力を接地短絡させるオフ駆動用トランジスタとを有するものである請求項8又は請求項9に記載の車載用無線送信装置。
  11. 請求項6に記載の要件を備え、前記第二及び前記第四の入力駆動トランジスタの前記オン駆動用トランジスタが制御するゲート駆動電圧が前記車載バッテリーからの入力電圧とされる請求項10記載の車載用無線送信装置。
  12. 前記送信用アンテナはアンテナコイルと該アンテナコイルに直列共振結合するキャパシタとを有する共振アンテナであり、
    前記ドライバ回路は、前記共振アンテナの共振周波数に対応した前記搬送波周波数にて前記スイッチング回路を切替え駆動するものである請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載の車載用無線送信装置。
  13. 前記電圧変換部は、前記車載バッテリーからの入力電圧を前記送信駆動電源電圧の出力に降圧変換する半導体電圧変換部として構成されている請求項1ないし請求項12のいずれか1項に記載の車載用無線送信装置。
  14. 前記半導体電圧変換部は、送信駆動電圧の出力電圧のフィードバック入力と前記出力指令値を示す参照電圧との差分が縮小するように、前記車載バッテリーからの入力電圧を増幅制御する半導体増幅部を有する請求項1ないし請求項13のいずれか1項に記載の車載用無線送信装置。
  15. 半導体増幅部は、前記車載バッテリーからの入力電圧がコレクタ又はソース側に供給され、エミッタ又はドレイン側からの前記送信駆動電圧の増幅制御出力が取り出される増幅用トランジスタと、該増幅用トランジスタのベース又はゲートに、前記送信駆動電圧の出力電圧のフィードバック入力と前記出力指令値を示す参照電圧との差分を演算する演算増幅器とを備え、該演算増幅器の出力が、前記送信駆動電圧の増幅制御電圧として入力される請求項14記載の車載用無線送信装置。
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