[go: up one dir, main page]

JP4662146B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4662146B2
JP4662146B2 JP2005278469A JP2005278469A JP4662146B2 JP 4662146 B2 JP4662146 B2 JP 4662146B2 JP 2005278469 A JP2005278469 A JP 2005278469A JP 2005278469 A JP2005278469 A JP 2005278469A JP 4662146 B2 JP4662146 B2 JP 4662146B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
toner
roller
developing
supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005278469A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007086682A (ja
Inventor
信隆 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Katsuragawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Katsuragawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Katsuragawa Electric Co Ltd filed Critical Katsuragawa Electric Co Ltd
Priority to JP2005278469A priority Critical patent/JP4662146B2/ja
Publication of JP2007086682A publication Critical patent/JP2007086682A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4662146B2 publication Critical patent/JP4662146B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に使用する現像装置に関し、特には、電子写真感光体等の像担持体ドラム上に形成された静電潜像などの潜像を非磁性一成分トナーにより現像する現像装置に関する。
この種の現像装置として、特許文献1のような構成がある。
この構成は、非磁性一成分トナーからなる薄層を弾性を有する現像ローラ上に形成し、この現像ローラを静電潜像保持体の表面に所定の食い込み量で圧接することにより静電潜像保持体上に形成された静電潜像を、圧接させたトナー薄層のトナーにより現像するものであり、現像剤としてフェライト等の磁性キャリアを使用する必要がないことより、装置の簡易化が可能であると共に、カラー複写機、カラープリンタといったカラー化の分野においても有用である。
また、多くの場合、転写効率の良いトナーを用いることができるため、従来装置では欠かすことができなかったクリーニング装置や現像剤回収装置を不要とし、装置の小型化が図れるとともに、無駄なトナーの廃棄を抑制することにより、環境に対し良好であり、またコストパフォーマンスも良好とすることができる。
特許第2703922号公報
ところで、特許文献1の構成は、現像ローラへのトナーの供給は、弾性のトナー供給ローラを、現像装置本体内に貯留する貯留トナー内に埋没するようにして配置し、このトナー供給ローラを、現像ローラに対して圧接かつ摺擦させることにより行っている。周知のように、かかる構成にあっては、ベタ黒や印字率が高い画像を連続して多数回現像する場合には、現像ローラ上のトナーの消費量が著しく多くなることにより、現像ローラには常に新しいトナーを補充し続けなければならず、この補充が多少なり不十分でありまたは不安定であると、画像濃度の低下やカスレやカブリ、がさつきなど、再生する画質に悪影響を与える。
このような観点から、ムクの弾性ローラに替えて、ナイロンやレーヨン等からなるファーブラシローラを用いた装置が提案されている(例えば特許文献2)。このようなファーブラシローラにあっては、トナーの搬送力がかなり大きくなるため、比較的安定したトナーの供給が可能となるが、ブラシ特有の問題である、ブラシ内でのトナーのこびりつきの問題がある。
特開平5−66657号公報
概ね、現像ローラの幅は使用する転写材の最大サイズの幅に対応した幅を有している。このため、現像ローラの幅とほぼ同じ幅の印字率の高い画像を複写しまたはプリントする場合には、現像ローラのほぼ全幅のトナーがほぼ満遍なく平均的に使用(消費)され、次いでファーブラシローラにより新たなトナーが供給されるので、幅方向にわたっての部分的な画像濃度の乱れやカスレやカブリ、がさつきなど、画質に大きく作用するトラブルは生じ難い。
ところが一方、こうした構成においても、いくつかの条件にあってはカスレやカブリ、濃度低下といった不都合が生じる場合がある。
例えば、A0やB0サイズといった大きなサイズ(大サイズ)から、A4サイズといった小さなサイズ(小サイズ)までの画像再生を行うことができる大判画像形成装置においては、現像ローラは元来、大サイズに対応した幅を有しているために、小サイズの現像を大量に行った後に、大サイズの現像を行うと、小サイズに対応する部分と小サイズからはみ出た部分とでは、画像濃度に差が生じる場合がある。
これは、小サイズの現像を連続して行った場合、現像ローラ上のトナーは小サイズの幅に対応した部分のみが著しく消費され、その部分には随時新しいトナーがトナー供給ローラにより供給されるが、トナーが消費されない部分、即ち、現像に寄与しなかった小サイズの幅から外れた現像ローラの部分では、トナーが消費されず、新しいトナーとの入れ替えが十分にはなされないまま保留され、保留された状態の同じトナーが繰り返し感光ドラムやトナー供給ローラを摺擦することとなる。
この結果、現像に寄与しなかった部分においては、トナーが疲労し易く、また、静電潜像保持体上の非画像部の電荷が現像ローラ上の当該部分のトナーに注入されて異常帯電を起こすこともあり、加えて、ブラシ内のトナーのこびりつきや滞留が発生し、新しいトナーの供給も不十分となり、前出のカスレや濃度低下などの発生を助長する。
また上記のように多量の小サイズから大サイズへの変更といった場合の他、同じサイズを多量に連続再生する場合であっても、現像ローラの幅方向に従って、印字率の高い部分と、低い部分が分布されているような画像(例えば左側はベタ画像が多くて印字率が高く、右側は白地部が多く印字率が低いような画像)においては、印字率が低い画像部分ではトナーの消費量が少なく、印字率が高い画像部分のみ消費されるため、結果として印字率の高い画像部分と低い部分との間で濃度差が生じる場合がある。
本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成により、濃度差が生じ難い安定した画像形成を行うことができる現像装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、所定の現像バイアスが印加され表面に非磁性一成分トナーからなる薄層を形成して像担持体ドラムに接触させることにより像担持体ドラムに形成された潜像を現像する、少なくとも表面層が導電性かつ弾性の現像ローラと、ブラシの穂先が前記現像ローラの周面に接触するように配置され前記現像バイアスよりも高い電位の供給バイアスを印加され、該ブラシにより前記現像ローラにトナーを供給する導電性の供給ブラシローラと、供給ブラシローラのブラシの穂先と接触するように配置されブラシに付着したトナーを掻き落とすと同時にブラシに新たなトナーを供給するように作用する攪拌部材とを有することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、前記供給ブラシローラに印加されるバイアスが、直流バイアスに交流バイアスを重畳させたバイアスであることを特徴とする。
請求項3の発明は、前記攪拌部材が電気的にフロート状態にあることを特徴とする。
請求項4の発明は、前記現像ローラが前記像担持体ドラムと接触部において順方向に回転し、該現像ローラに対して前記供給ブラシローラが接触部において逆方向に回転していることを特徴とする。
請求項5の発明は前記攪拌部材が、現像装置本体内のトナーを攪拌しかつ前記供給ブラシローラ側に搬送する1または対のスクリューコンベアの一方であることを特徴とする。
また請求項6の発明は、前記供給ブラシローラが、周面に複数の導電性繊維からなるブラシを設けた回転体からなり、ブラシの繊維密度を10000〜25000本/inchとしたことを特徴とする。
請求項7の発明は、前記攪拌部材の前記供給ブラシローラのブラシへの食い込み量が、該ブラシを前記現像ローラに押し当てる分とほぼ同じであることを特徴とし、また請求項8の発明はかかる食い込み量が0.5mm〜1.0mmであることを特徴とする。
上記構成により、本発明によれば、表面に非磁性一成分トナーの薄層を形成した現像ローラが像担持体ドラムに接触して潜像の現像を行い、供給ブラシローラは現像ローラと接触に向かう側では、ブラシにより搬送するトナーを現像ローラに供給するように作用し、また、現像ローラから離れていく側では、ブラシにより現像ローラを摺擦して現像ローラに残存するトナーをその穂先により掻き落とすように作用する。
現像ローラに移動せずにブラシ内に残ったトナーや、現像ローラから掻き落としたトナーが付着した供給ブラシローラのブラシの穂先は、現像ローラとはほぼ反対の側に位置する攪拌部材によって、ブラシの毛がほぐされるようにして摺擦される。この摺擦により、ブラシに残留したまたは付着したトナーはひとたび供給ブラシローラから掻き落とされるとともに、掻き落とされたトナーは攪拌部材の作用により、現像装置内の新しいトナーと混合攪拌されてリフレッシュされ、また異常帯電も改善される。
こうして、多量の小サイズの再生の後、大サイズへといった再生するサイズの極端な変更や、印字率の偏りがある画像を多量に現像するような場合であっても、それに伴う濃度変化を無くしまたは最少とし、常に高品質の画像を提供することができる。
以下、図を用いて、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明を適用した現像装置の概略構成図である。
図中、符号1は矢印Aで示す方向、即ち時計方向に回転する像担持体ドラムであり、例えば、アルミニウム等のドラム状基体の表面に電子写真感光体を備えた構成よりなる。感光体としては、OPC感光体やアモルファスシリコン感光体等の周知の感光体が使用し得る。
図示していないが、像担持体ドラム1の周囲には、回転方向Aに沿って像担持体ドラム1上の残留電荷を消去するためのイレーサ、像担持体ドラム1の表面を特定極性に一様に帯電するための帯電器、帯電された像担持体ドラムの表面に光情報を入射して像担持体ドラム1の表面に静電潜像を形成するための露光装置、像担持体ドラム1の表面にトナーを供給することにより前記潜像を現像してトナー像を形成するための現像装置2、像担持体ドラム1上に形成されたトナー像を紙等の転写材上に転写するための転写装置が配置されている。これら像担持体ドラム1およびその周囲の装置の構成は現像装置2を除き周知の構成を採用できる。
かかる配置において現像装置2は、非磁性一成分トナーからなる現像剤が収容された現像容器3と、少なくとも表面層が導電性かつ弾性の現像ローラ4と、現像ローラ4と適宜な圧力で接触して現像ローラ4上に形成されたトナー層の厚さを規制する層厚規制ローラ5と、層厚規制ローラ5と接触して配置され層厚規制ローラ5に付着したトナーを掻き落とす掻き落としブレード6と、現像ローラ4の周面と接触して設けられ現像ローラ4にトナーを供給する供給ブラシローラ7と、供給ブラシローラ7の後方に配置された攪拌部材(スクリューコンベア)8,9などを備え、現像ローラ4、供給ブラシローラ7、層厚規制ローラ5は、後述するように、適当なバイアス電源に接続され、それぞれに所定のバイアス電圧(バイアス)が印加されている。なお、トナーは例えば反転現像のために、像担持体の帯電極性と同じ極性のトナーが使用される。
これら構成について詳述する。現像容器3内には所定量の非磁性一成分現像剤(以下、トナーという)が収容されており、像担持体ドラム1と面する位置には、像担持体ドラム1の長さとほぼ等しい長さを有し、像担持体ドラム1の軸線と平行する方向に延びている現像ローラ4が、その周面の一部を像担持体ドラム1の周面と接触するようにして配置されている。現像容器3内のトナーの収容量は、図示していないが、攪拌部材8,9の頭が露出する程度の量とされ、常に現像容器3の後壁に設けたセンサー16によりその量(レベル)が監視され、所定量以下となった時には図示しないトナーカートリッジからトナーを補給すべく指示信号が発せられる。
現像ローラ4はステンレス等の導電性の剛体からなる中心軸10の周りに弾性層11を形成した構成よりなり、弾性層11が像担持体ドラム1の表面に押し当てられることにより、弾性変形をして像担持体ドラム1の表面に所定のニップ幅(接触幅)で圧接するように配置され、像担持体ドラム1の回転方向Aと接触部において順方向Bに、即ち反時計方向に回転するようになっている。
先に述べたように、現像ローラ4の中心軸10は直流バイアス電源12に接続されている。直流バイアス電源12は、現像ローラ4に対し、画像背景部(バックグランド)へのトナーのカブリを防止するための現像バイアスを印加する。かかる現像バイアスは、像担持体ドラム1の画像暗部の表面電位よりも絶対値で100〜500V、好ましくは300〜400V低い値に設定される。かかる電位差が300V以下の場合には現像濃度が低下し、400V以上になるとクリーニングがされにくく高画質の複写像が得にくくなるという傾向がある。このため、現像ローラ4への現像バイアスは、像担持体としてマイナス極性の感光体を用いた場合、例えば像担持体ドラム1の画像暗部の電位が−500V〜−650Vの場合、限定されるものではないが、−150V〜−200Vが好ましい。
現像ローラ4の構成に戻ると、弾性層11は、例えばゴム硬度は20〜30度程度の範囲で、10〜10Ω・cmの体積抵抗を有するシリコンゴム等からなる。現像ローラ4としては、単層構造に限定されることなく、二層、三層の構造であっても良い。また材料としては、シリコンゴムの他、NBRゴム(アクリロニトリルブタジエン共重合ゴム)やウレタンゴム等の弾性を有する多孔質発泡体からなるものを使用しても良い。
かかる現像ローラ4を、像担持体ドラム1に対してニップ幅が3〜10mm程度となるように押し当てて配置し、接触部において像担持体ドラム1の周速度とほぼ同じ周速度で回転させて現像を行う。
現像ローラ4の後方に位置する供給ブラシローラ7は、現像ローラ4の軸線と平行に延びて配置され、現像ローラ4とほぼ全長にわたって接触している。供給ブラシローラ7は、芯金ローラ13の周囲にカーボン微粉末が混入された導電性ナイロンまたはレーヨンなどのような導電性繊維からなる多数の毛をほぼ一様に植設してなるブラシ14から構成される。芯金ローラ13はほぼ円筒形をなしている。限定されるものではないが、ブラシ14の毛足は3〜6mm、繊維太さは30(デニールD/フィラメントF)前後、繊維密度は10000〜25000本/inchのものが好ましい。
図示のように供給ブラシローラ7は、現像ローラ4に対してそのブラシ14の穂先が適宜な弾性(繊維のコシによる圧力)で接触するように配置されている。ブラシ14の繊維のコシは後述する攪拌部材によるブラシ14からのトナーの掻き落としを有効とするためには比較的強い方が好ましい。
現像ローラ4へのブラシ14の押し当て量(深さ)は好ましくは0.5〜1.0mmであるが、ブラシの繊維のコシにより影響され、これに限定されない。供給ブラシローラ7は、現像ローラ4の回転方向Bに対して、接触部において逆方向、即ち反時計方向Dに回転し、矢印B方向に回転する現像ローラ4の表面に残留しているトナーをブラシ14により対向する側から掻き落とすように作用する。
供給ブラシローラ7の芯金ローラ13は直流バイアス電源15に接続されており所定のバイアス電圧(供給バイアスという)が印加されている。かかる供給ブラシローラ7へ印加される供給バイアスの電位は、現像ローラ4への現像バイアスの電位よりも高い電位、例えば絶対値で200〜300Vほど高い電位に設定されており、この電位差によりトナーを供給ブラシローラ7から現像ローラ4へと移転させる。例えば、現像ローラ4への現像バイアスが−150〜200Vである場合には、供給ブラシローラ7への供給バイアスは、−350〜−450V程度が良い。
このような供給ブラシローラ7において問題となるものの一つは、ブラシ内のトナーのこびりつきであり、このこびりつきが慢性化して多くなると、現像ローラ4への新しいトナーの供給を円滑に行うことができず、異常帯電を起こす原因ともなり、結果的に画像の品質を低下させる。また一方、供給ブラシローラ7は、その回転により、現像容器3内のトナーを現像ローラ4に供給すると共に、摩擦帯電によりトナーを荷電するが、供給ブラシローラ7や現像ローラ4との摩擦によるトナーの帯電は画像品質に大きく影響し、摩擦帯電が不足した場合には、カブリや濃度ムラが発生する。
供給ブラシローラ7の後方に設けられた撹拌部材8および9は、例えばスクリューコンベアよりなり、現像ローラ4の軸線と同方向に延びる中心軸と、該軸にスパイラル状に設けたスクリュウとから構成され、現像容器3内のトナーを撹拌すると共にトナーを供給ブラシローラ7側へと搬送し供給する。この例では攪拌部材8,9はそれぞれ時計方向(矢印EおよびFの方向)に回転している。攪拌部材8、9がスクリューコンベアよりなる場合には、攪拌部材8と9はそれぞれ相対する方向に(例えば攪拌部材8は紙面と垂直に奥側の方向に、攪拌部材9は手前側の方向に)トナーを運ぶように作用し、それによりトナーを攪拌すると共に容器3内で循環させるようにも作用する。なお、攪拌部材は必ずしも対で設ける必要がなく1つであっても良く、また、スクリューコンベアではなく、単独の攪拌翼を多数設けた構成であっても良い。
供給ブラシローラ7と隣接する攪拌部材8の配置位置は重要で、攪拌部材8のスクリュウまたは攪拌翼が供給ブラシローラ7のブラシ14の穂先と適宜な深さで接触するように配置されている。攪拌部材8は図示のように供給ブラシローラ7とその接触部において順方向に供給ブラシローラ7の周速度とは異なる速度、例えばやや早い速度で回転し、それにより供給ブラシローラ7のブラシ14内にこびりついたトナーを掻き落とすように作用する。なお、攪拌部材8は電気的にフロート(絶縁)状態にあり、また、攪拌部材8のブラシ14への食い込み量は、ブラシ14への現像ローラ4の押し当て量とほぼ同じ量とし、例えば0.5〜1.0mmである。これによりブラシ14は攪拌部材8により積極的に捌かれてブラシ内にこびりついたトナーが除去され、同時に現像器3内の新しいトナーが安定的に供給され、結果、現像ローラ4上には常にリフレッシュしたトナーにより良好なトナー層が形成され、画像の安定的かつ良質な現像が行われる。
次に、動作について説明すると、まず像担持体ドラム1が矢印A方向に回転している状態において、像担持体ドラム1に残留していた残留電位がイレーサより除去され、次いで帯電装置により像担持体ドラム面が一様に帯電される。続いて露光装置によりデジタル露光が行われて、像担持体ドラム1上に静電潜像が形成される。この潜像は像担持体ドラム1の回転により現像装置2の現像ローラ4と接触する位置(現像区間)へと搬送される。
一方、現像装置2では、像担持体ドラム1の回転と同期して、現像ローラ4、供給ブラシローラ7、撹拌部材7が図示しない駆動源によりそれぞれの矢印で示した方向に回転し、且つ現像ローラ4、供給ブラシローラ7および層圧規制ローラ5にはそれぞれ所定のバイアス電圧が印加される。
撹拌部材8および供給ブラシローラ7の回転により、現像容器3内のトナーが撹拌され且つ供給ブラシローラ7、次いで現像ローラ4へ供給されて現像ローラ4上にトナー層が形成される。トナー層は層圧規制ローラ5により1〜3層のトナーの均一な薄層となるように規制された後、現像ローラの回転に伴い現像区間に運ばれる。
この薄層化されたトナーは現像区間において像担持体ドラム1の静電潜像に供給され、吸引付着することで現像が行われる。
像担持体ドラム1上に形成されたトナー像は像担持体ドラム1の回転により図示しない転写領域まで搬送され、ここで転写装置の作用により転写材の背面側からトナーの極性とは反対の極性の電界が付与されてトナーの転写材上への転写が行われ、転写されたトナー像は図示しない定着部で転写材上に定着される。一方、転写材に転写されない像担持体ドラム上の残留トナーはイレーザにより全面露光を受けて像担持体ドラムの暗部電位(画像背景部の電位)とほぼ同電位となるようにされ、次いで上記したと同様に次の作像のための帯電、露光を受け、再び現像ローラ4に運ばれる。現像ローラ4は像担持体ドラム1上に残留しているトナーを現像装置2へと回収すると共に、新しいトナーを像担持体ドラム1の表面に提供して次の潜像を現像する。
上記実施形態では供給ブラシローラ7への供給バイアスを直流バイアスのみとしたが、図2に示すように、直流バイアス電源15と直列に交流バイアス電源18を設け、直流バイアスに交流バイアスを重畳したバイアスとしても良い。このような交流バイアスを重畳させることにより、供給ブラシローラ7のブラシ14は電気的に適宜な振動を生じ、また同時にブラシ14にこびりついたトナーを除電するようにも作用するため、ブラシ14からのトナーの掻き落としや、新しいトナーの付着などを安定化する。
このようにして、本発明によれば、現像容器3内のトナーを攪拌する攪拌部材を共通にして使用することにより、供給ブラシ内でのトナーのこびり付きを防止し、かつ、供給バイアスとして直流バイアスに交流バイアスを重畳することにより、ブラシからのトナーの除去が容易となるように助力し、かつ掻き取ったトナーの除電、回復等を行うことができる。
本発明を適用した現像装置の概略説明図である。 本発明を適用した現像装置の別の態様の概略説明図である。
符号の説明
1 像担持体ドラム
2 現像装置
4 現像ローラ
7 供給ブラシローラ
8 攪拌部材(スクリューコンベア)
9 攪拌部材(スクリューコンベア)
12 直流電源
14 ブラシ
15 直流電源
18 交流電源





.

Claims (8)

  1. 所定の現像バイアスが印加され表面に非磁性一成分トナーからなる薄層を形成して像担持体ドラムに接触させることにより像担持体ドラムに形成された潜像を現像する、少なくとも表面層が導電性かつ弾性の現像ローラと、ブラシの穂先が前記現像ローラの周面に接触するように配置され前記現像バイアスよりも高い電位の供給バイアスを印加され、該ブラシにより前記現像ローラにトナーを供給する導電性の供給ブラシローラと、供給ブラシローラのブラシの穂先と接触するように配置されブラシに付着したトナーを掻き落とすと同時にブラシに新たなトナーを供給するように作用する攪拌部材とを有することを特徴とする現像装置。
  2. 前記供給ブラシローラに印加されるバイアスが、直流バイアスに交流バイアスを重畳させたバイアスであることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 前記攪拌部材が電気的にフロート状態にあることを特徴とする請求項1または2記載の現像装置。
  4. 前記現像ローラが前記像担持体ドラムと接触部において順方向に回転し、該現像ローラに対して前記供給ブラシローラが接触部において逆方向に回転していることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の現像装置。
  5. 前記攪拌部材が、現像装置本体内のトナーを攪拌しかつ前記供給ブラシローラ側に搬送する1または対のスクリューコンベアの一方であることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の現像装置。
  6. 前記供給ブラシローラが、周面に複数の導電性繊維からなるブラシを設けた回転体からなり、ブラシの繊維密度を10000〜25000本/inchとしたことを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の現像装置。
  7. 前記攪拌部材の前記供給ブラシローラのブラシへの食い込み量が、該ブラシを前記現像ローラに押し当てる分とほぼ同じであることを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載の現像装置。
  8. 前記食い込み量が0.5mm〜1.0mmであるとこを特徴とする請求項7記載の現像装置。
JP2005278469A 2005-09-26 2005-09-26 現像装置 Active JP4662146B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005278469A JP4662146B2 (ja) 2005-09-26 2005-09-26 現像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005278469A JP4662146B2 (ja) 2005-09-26 2005-09-26 現像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007086682A JP2007086682A (ja) 2007-04-05
JP4662146B2 true JP4662146B2 (ja) 2011-03-30

Family

ID=37973687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005278469A Active JP4662146B2 (ja) 2005-09-26 2005-09-26 現像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4662146B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2131187A4 (en) 2007-03-29 2015-07-01 Nec Corp MEASURING DEVICE
JP5496923B2 (ja) * 2011-01-18 2014-05-21 株式会社沖データ 現像装置及び画像形成装置
DE102016208479A1 (de) * 2016-05-18 2017-11-23 Roth + Weber Gmbh Elektrofotografischer Großformat-Farbdrucker

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61179471A (ja) * 1985-02-04 1986-08-12 Canon Inc 現像装置
JPH0381969U (ja) * 1989-12-14 1991-08-21
JPH06289706A (ja) * 1993-04-05 1994-10-18 Ricoh Co Ltd 現像装置
JPH10133468A (ja) * 1996-10-28 1998-05-22 Murata Mach Ltd 現像器
JP2000258987A (ja) * 1999-03-10 2000-09-22 Oki Data Corp 現像装置
JP2000351231A (ja) * 1999-06-11 2000-12-19 Canon Inc 現像装置
JP2001166572A (ja) * 1999-12-10 2001-06-22 Ricoh Co Ltd 非磁性一成分現像装置及び画像形成装置
JP2002258600A (ja) * 2000-03-14 2002-09-11 Canon Inc 画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP2003021964A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Canon Inc 現像装置及びこの現像装置を備えるプロセスカートリッジ並びに画像形成装置
JP2005156694A (ja) * 2003-11-21 2005-06-16 Ricoh Co Ltd 現像装置及び画像形成装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61179471A (ja) * 1985-02-04 1986-08-12 Canon Inc 現像装置
JPH0381969U (ja) * 1989-12-14 1991-08-21
JPH06289706A (ja) * 1993-04-05 1994-10-18 Ricoh Co Ltd 現像装置
JPH10133468A (ja) * 1996-10-28 1998-05-22 Murata Mach Ltd 現像器
JP2000258987A (ja) * 1999-03-10 2000-09-22 Oki Data Corp 現像装置
JP2000351231A (ja) * 1999-06-11 2000-12-19 Canon Inc 現像装置
JP2001166572A (ja) * 1999-12-10 2001-06-22 Ricoh Co Ltd 非磁性一成分現像装置及び画像形成装置
JP2002258600A (ja) * 2000-03-14 2002-09-11 Canon Inc 画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP2003021964A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Canon Inc 現像装置及びこの現像装置を備えるプロセスカートリッジ並びに画像形成装置
JP2005156694A (ja) * 2003-11-21 2005-06-16 Ricoh Co Ltd 現像装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007086682A (ja) 2007-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4988391B2 (ja) 帯電装置、並びにこれを用いるプロセスユニット及び画像形成装置
JP2921962B2 (ja) 現像装置
KR100846789B1 (ko) 대전롤러 클리닝 장치 및 이를 채용한 전자사진방식화상형성장치
US7463843B2 (en) Developing device
JP6877906B2 (ja) 画像形成装置、プロセスカートリッジ
JP2009058732A (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP3768931B2 (ja) 画像形成装置
JP4662146B2 (ja) 現像装置
JP2005157002A (ja) 現像装置及びこれを用いた画像形成装置
JP3436698B2 (ja) 一成分トナーの現像装置
JP2005250346A (ja) 画像形成装置
JP2005189767A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP5659688B2 (ja) 画像形成装置
JP2005189767A5 (ja)
JP2004101978A (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP4507683B2 (ja) 液体現像装置
JP2008009148A (ja) 画像形成装置
JP2007147924A (ja) 現像装置
JP2744264B2 (ja) 画像形成装置
JP2005173378A (ja) 画像形成装置
JP2007058056A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、現像器カートリッジ、及び画像形成装置
JP4479187B2 (ja) 現像装置、及び、画像形成装置
JP2005257818A (ja) 現像装置及びこれを用いた画像形成装置並びに現像剤層規制部材
JP2001013779A (ja) 画像形成装置
JP2005140908A (ja) トナー補給容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080807

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101222

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4662146

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3