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JP4661018B2 - 低遅延時間の再構成可能なマルチユーザ光通信ネットワーク - Google Patents

低遅延時間の再構成可能なマルチユーザ光通信ネットワーク Download PDF

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JP4661018B2
JP4661018B2 JP2002215080A JP2002215080A JP4661018B2 JP 4661018 B2 JP4661018 B2 JP 4661018B2 JP 2002215080 A JP2002215080 A JP 2002215080A JP 2002215080 A JP2002215080 A JP 2002215080A JP 4661018 B2 JP4661018 B2 JP 4661018B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、低遅延時間の再構成可能なマルチユーザ光通信ネットワークに関するものであり、少数のユーザを含む短距離データ通信へのデータコム(データ通信)の応用に特に適用する。
【0002】
本タイプのネットワーク応用範囲は広く、多数の相互接続を有する医療分野から再構成の必要性が最も重要である航空宇宙分野まで拡がる。これらのネットワークは、レーダアンテナでのデータ分配の他再構成時間が制限要素となるコンピュータ分野でも多数応用される。他の応用例は以下に述べる。
【0003】
【従来の技術】
情報を伝達する手段として光の使用がより拡大するようになったのは、光を使用して大量の情報を伝達することが可能であるからである。再構成可能なネットワークを構築するにはスイッチング要素として何を選択するかが肝心なところである。従来の技術分野では、再構成は多種多様な手段によって実行される。例えば、その手段の一つに光スイッチがある。それは光ファイバネットワーク上に置かれ、水晶によって又は光ファイバの機械的動きによってファイバ内に案内される光ビームをスイッチングすることに基づくものである。しかしながら、高い再構成時間(数百マイクロ秒から数ミリ秒までの)のためそのシステムはデータコムの応用に対し不適当である。さらに、各送信機に対して1つの光ファイバが必要とされる。送信機の上流側での電気的スイッチの使用は、再構成を迅速にするが、各再構成コンビネーションに対して1つの送信機が必要とされ、その結果再び、ネットワークはマルチファイバである。
【0004】
図1A及び図1Bは、光ビームが1つの光ファイバにより伝搬されることが可能である従来技術の2つのネットワークを記載する。第1の例(図1A)は光時分割多元接続(OTDM)多重化装置(マルチプレクサ)を記載する。ネットワークは、送信機EM及び受信機REの組を備える。記号の最後のインデックス「i」は送信について言及し及びインデックス「j」は受信について言及する。本例で、インデックスi及びjは1から4の数字をとる。各送信機は電気/光変換手段EO及び光スイッチOSを備える。スイッチが閉じられると輝度変調された光信号がデジタルデータ信号DATAから出力され及び光伝搬手段、本例では光ファイバFOを通って受信機REに伝搬され、受信機REは自身で光スイッチOS及び光/電気変換手段OEを構成する。各受信機はユーザUSERと関連している。再構成はスイッチの時間管理によって実行される。しかしながら、この平易な低コストシステムの欠点は、時間分割のためユーザの有効帯域として狭い通過帯域が割り当てられることである。その上、完全な同期が、送信側及び受信側との間に要求される。
【0005】
図1Bは、再構成を波長毎に実行するWDM(波長分割多重)タイプネットワークを図示する。波長多重化技術は同一光ファイバFO内に複数の光信号(又はチャンネル)を同一変調周波数かつ異なる波長(λ)で出射することから成る。その後再構成は要求される経路に対応する色を選択することにより実行される。その為、この技術は多数の信号を同時に伝搬するために使用されることが可能である。しかしながら、この技術は、図1B上で各EM及びREで記される特別な送信機及び受信機の使用を必要とし、それらは例えば多重化のための特別なコンポーネント及び送信機に対しては波長同調可能なレーザ源、及び受信機に対しては波長同調可能なフィルタを使用することにより全ての色を有する。結果的に、データコムの応用に対してシステムはかなり高価なものになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
提案される本発明は、発光源、例えばマルチモードレーザの光パワ変調の利用に基づいた低遅延時間(latency time)で再構成可能なマルチユーザ光通信ネットワークから成り、及び複数の信号は同一波長を有する同一伝送サポート上で同時に伝送されることが可能であり、それにより製造コストを下げることが可能となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
より詳細には、本発明はデジタルデータ信号から輝度変調された光信号を発生させる複数の送信機と、光信号をユーザと関連する少なくとも1つの受信機へ伝搬するための光手段と、伝送された光信号から該ユーザが意図するデータ信号に再生するものとを備える低遅延時間で再構成可能なマルチユーザ光通信ネットワークに関するもので、
各送信機は、所定のソフトウェアキーから作成される符号を送信する擬似ランダム符号発生器と、データ信号を該符号で符号化し符号化デジタル信号を形成する手段と、光パワがその符号化デジタル信号によって直接変調され対応する符号化光信号を発生させるマルチモード光源を有する発光手段とを備え、及び、
前記少なくとも1つの受信機は、伝送された符号化光信号の総和を特徴とする光信号をアナログ電気信号に変換する直接光検波手段と、送信機のそれと同一な擬似ランダム符号発生器と、ユーザが意図するデータ信号を再生するためにユーザが通信したい送信機と関連するキーと同一なキーを有する該符号発生器によって送信される符号を使用して該アナログ信号を復号する手段とを備える。
【0008】
光信号の輝度変調を伴う符号による(且つそれの位相によらない)電気的再構成は、高速度で非常に処理し易いという利点を兼ね備える。
【0009】
本発明の他の利点及び特徴は、代表的な添付図面により図示された以下の説明を読むことによりはっきりと明白になる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図2は、本発明による光通信ネットワークのブロック図を記載する。
【0011】
それは、デジタルデータ信号DATAから輝度変調された光信号を発生させる少なくとも1つの送信機EMと、該光信号をユーザUSERと関連する少なくとも1つの受信機REへ伝搬するための光手段と、伝送された光信号から該ユーザにとって意図されるデータ信号を再生するための受信機とを備える。図2の例で、ネットワークは4つの送信機及び4つの受信機を備え、送信について言及するインデックス「i」は1から4の数をとることができ、及び受信について言及するインデックス「j」も1から4の数をとることができる。解り易くするため、送信機及び受信機はEM及びREのみ表されている。本発明によれば、各送信機は所定のソフトウェアキーCLEから生成される符号PRBSを送信する擬似ランダム符号発生器GDCと、符号化信号NUM(t)を形成するためにデータ信号DATAをその符号で符号化するための手段ENCと、その符号化信号NUM(t)から対応する符号化光信号Ie(t)を発生させる発光手段SRCとを備え、更に送信される符号化された光信号が干渉しないために且つ送信される信号の全輝度が送信される各符号化信号の輝度の総和になるように離れた2つの送信機は位相上インコヒーレントである送信手段とを備える。各受信機REは、伝送された符号化光信号It(t)を直接検波するための手段DETを備え、DETは該光信号Ie(t)の総和であることを特徴とする光信号をアナログ電気信号ANA(t)に変換する。それはまた、送信機のものと同一の擬似ランダム符号発生器GDC及び、該符号発生器によって送信される符号PRBSを使用して該アナログ信号を復号化する手段DECとを備え、前記符号発生器はユーザにとって意図されるデータ信号DATAを再生するためにユーザUSERが通信したい送信機EMと関連するキーと一致するキーCLEを有する。
【0012】
応用によっては、キーは送信機に特有であってもよく、ネットワークの再構成は、ユーザが通信したい各送信機に対して特有なキーと一致する復号化キーを選択することによって受信機の復号化手段DECと共に実行される、又はキーは受信機に特有であってもよく、ネットワークの再構成は送信機の復号化手段ENCと共に実行される。
【0013】
このように、異なるキーCLEが例えば各送信機EMに対して割り当てられ、そのキーは、送信機のデジタルデータDATAと組み合わす擬似ランダム符号を生成させ、その信号を伝送されるIe(t)に形成するために使用される。この信号は商業上入手可能な部品を使用して製作可能な発光手段SRCに送信される。全ての送信機の発光手段は、同じ波長を使用するので、同一であってもよい。それらは、例えば光パワが符号化デジタル信号NUM(t)に従って変調されるマルチモードの光源、例えばレーザダイオードを備える。符号化光信号は、例えば1つのマルチモードファイバFO内の光カプラを使用して結合される(図2上には表されていない)。それらはまた自由伝播で空間内を伝搬する場合もある。
【0014】
擬似ランダム系列を生成させ及び送信データによりそれを変調する装置GDCはプログラム可能なデジタルコンポーネント(FPGA、CPLD等)で実行させることができる。光相互接続モジュール内でこの特徴を持たせ及び性能を向上させるために、これらの種々の機能(アナログ及びデジタル)を有するASIC(アプリケーション特有の集積回路)を設計することも可能であろう。
【0015】
受信側では送信側と逆のプロセスが実行される、例えば、光ファイバに結合された光カプラは、伝送された光データフローIt(t)を全ての受信機REの検波手段DETへ送るために使用される。その符号化されたデータは、位相変調によらずに光信号の輝度変調により伝送されるので、検波は、例えば全ての受信機に対して同一であるフォトダイオードを使用して直接検波である。通信がセットアップされる送信機のキーと一致するキーを受信機に対して送信することにより、送信機と同じ擬似ランダム符号PRBSが受信機内で局所的に再生成される。この局所的符号と直接検波DETを構成する光/電気変換器から出力される信号との組み合わせを使用して送信機からのデータを正しく復調することが可能である。局所的符号及び受信データを組み合わす装置は、復号化されたデータの復調に不可欠な乗算器及びフィルタ機能を発揮できるアナログコンポーネントでなければならない。
【0016】
我々は使用される符号の特性、それらを生成させる方法及びそれらがシステムに課す制約をこれからより詳細に記載する。我々はさらに本発明によるネットワークに対して特有の送信機及び送信機の特徴を強調しながらそれらのモジュールを詳述する。
【0017】
本発明による再構成可能なネットワーク上で使用される符号は、擬似ランダムバイナリ系列又は擬似ランダムバイナリ符号(PRBS)であり、nビットを有し初期状態がキーを形成する次数nの多項式から生成されるビット系列から成る。拡散系列とも呼ばれるある系列は、特に種々のユーザ間を識別するために使用されることが可能な特別な相互相関及び自己相関特性を有する。実際、それらは公知の方法、例えばシフトレジスタを用いて生成させることができる。
【0018】
我々が使用される多項式の特性に興味があること、別の意味では、正しい特性を有するいかなる系列も適用可能であり及びこれらの系列は同じ原理で全て生成されることができることに注目することは重要なことである。例えば、M系列、Gold系列及びカサミ系列は使用可能である。これらの系列は、例えば「誤り符号の訂正」(J.Wiley編集)又はJ.Proakis著の「デジタルコミュニケーションズ」(McGraw Hill編集)の中で記載されている。
【0019】
本発明によるネットワークで使用される符号化の原理は、2つの主要な特性を有する系列を基礎とする。第一の特性はその系列のお互いに対する直交性であり、その結果全てのユーザのデータ中から各ユーザに特有のデータを取り出すことが可能となる。2つの直行する系列の相互相関関数は、その使用される符号の働きによるノイズを有するが実質上ゼロに近い。第二の特性は、系列の自己相関のピークである。そのピークは、伝搬時間が固定されない場合又は受信機のクロックが送信機のクロックと同期していない場合、送信機及び受信機を同期させるために使用されることが可能である。
【0020】
図3は、擬似ランダム符号の例、それの自己相関関数及び送信されるデータの符号化の例を与える。グラフ31は、次数nが4に等しいM系列型の擬似ランダムバイナリ系列PRBSを示す、すなわち、その長さL(又は状態数)は2−1であり、本例では15(=2−1)である。Dはその系列PRBSのスピードについて参照する。その擬似の周期はL/Dの比で定義される。図3に示す通り、グラフ32上で示されるM系列の自己相関は1に等しい相関ピークを有する。同様に、最大M系列と全ての他のM系列(自分自身の系列を含む)の合計との相互相関関数は、他のM系列に起因するノイズにかかわらず検出可能な相関ピークを有する。それゆえに、他のユーザに起因するノイズにかかわらずそれ自身のキーを使用する各受信機と受信機とを同期させるためにそのピークを使用することは可能である。図3上で、グラフ33は、送信される速度Rのデジタルデータ信号の例を示す。グラフ34は、M系列31でデータ信号33を符号化したものを図示する。
【0021】
本発明によるネットワークの最も興味深い特性の1つは、それのモジュール性にある。実際、以下に図示されるように、同じ構造を維持しながらユーザ数に又は各ユーザに割り当てられるスピードに差異をもたらすことは可能である。これをするために、その符号群及びより正確には、使用される生成多項式の次数は要求されるユーザの数に従って選択される。
【0022】
例えば、M系列に対して、次数nは長さL=2−1の符号を発生させるために使用されることが可能であり、及びユーザとして可能な数N(n)は以下の関係式で与えられる、
【0023】
【数1】
Figure 0004661018
【0024】
(i=1,2,3....k)は2−1の素因数分解である。このように、n=6に対して系列の長さはL=2−1=63であり及びユーザ可能数は(1)式によるとN(6)=6である。従って次数6のM系列を使用すると、6つのユーザは長さ63の符号で連結されることは可能である。
【0025】
Gold符号に対し、次数nは2+1のユーザ及び長さ2−1の符号を与える。これは、長さnの2つの多項式が合計される場合又は長さ2nの生成される多項式が使用される場合は妥当である。比較すると、同じ長さの符号に対しGold符号がより多くのユーザを与えることがわかる。
【0026】
次数n=6のGold符号発生器の例を以下に与える。次数n=6以下の(多項式の)プリファードペアを、長さ63の65符号群を生成させるために使用可能である。
【0027】
f(x)=1+X+X
g(x)=1+X+X+X+X
生成される多項式はf(x)g(x)によって与えられる。対応するシフトレジスタは周期63の65の異なる系列を生成させることが可能である。Gold系列の任意の組の符号間の相互相関は優れた特性であり、それはGold符号がかなり興味深い系列を生成することを意味する。
【0028】
図4A及び4Bは、各々シングルシフトレジスタ(及び次数n=12)並びにハイレジスタRH及びローレジスタRBを有するダブルシフトレジスタ(n=6)を使用してのGold系列の上記例による生成を図示する。これらの図は擬似ランダム符号を生成させることが容易であることを示す。本例で我々は実際に、65符号群を次数6の2つの多項式を又は次数12の1つのみの多項式を使用して生成させる。各符号は、種々のレジスタの初期状態を変えることによって得られる。例えば、図4Bに対し、各ユーザ特有の系列を生成させるためにハイレジスタの初期状態のみ修正される。図2を再度参照すると、符号発生器GDCはそのレジスタに対応し及びキーCLEはそのレジスタの初期状態に対応することになる。
【0029】
本発明によるネットワークの品質及び伝送容量において考慮すべき重要なパラメータは拡散比(spreading factor)F=D/R(符号スピードD及びデータ信号スピードRとの比)である。Fの最小値(PRBSの長さに等しい)に対し、系列の1周期は全てデータ1ビット内に包含され、上述した相互及び自己相関特性を保証する。しかしながら、Fがこの値以下である場合、既述の特性は影響を受ける。実際、その自己相関のピークは下がり及び相互相関の平均値は増加するであろう。必然的に、通信品質を保証するFminが理論的に存在することになる。従って、最大スピードがユーザに対して設定されると、その系列のスピードに依存するようになる。
【0030】
使用される擬似ランダム符号の特性によれば、多くの送信機から大量のデータが送信可能となる。例えば、大きな拡散比(spreading ratio)(>1000)及びM系列の次数が10に等しい場合の最大ユーザ数は60である(式(1)参照)。次数6のGold符号が使用される場合、65人のユーザが約60の拡散比Fで連結されることが可能となる。M系列と同等のユーザ数に対してGold符号の場合データ信号DATAの有効スピードは増大することは重要である。
【0031】
システムを制限する拡散系列は、最大スピードで生成させることが可能であり、より正確には、ユーザの有効スピード及び最小拡散比に従って生成させることが可能である。通常のレーザパワ変調周波数は約2から2.5GHzであり、それゆえに拡散比を1000とすると2から2.5MHzのユーザスピードを与え、一方拡散比を60とすると30から40MHzの有効スピードを導くであろう。
【0032】
以下の表は、使用される種々の系列に対する本発明によるネットワークの容量を示す。それは、ある一定の次数nに対するユーザの数N(n)及びユーザ当りの平均有効スピードから構成される。他のパラメータによりその結果は修正されるかもしれないが、この表は本発明によるネットワークの可能性の概要を示している。平均有効スピードは拡散系列のスピードD=2GHzを考慮して計算されて
いる。
【0033】
【表1】
Figure 0004661018
【0034】
この表によれば、系列のタイプはシステムの容量に多大な影響を与え及び多くの可能性を提供し、系列のタイプに依存するネットワーク再構成は実行され易いことになる。従って、ネットワーク上のいくつかのユーザは一時的に減らされ又は削除されることができる為、ユーザ数を変動させること及びユーザのスピードを一時的に高くすることが可能である。
【0035】
本発明によるネットワークの別の重要なパラメータは遅延時間又は再構成時間である。
【0036】
送信機(各受信機)は通信したい受信機(各送信機)のキーを知っている為、ネットワークは再構成することができる。従ってネットワーク再構成時間は固定される場合もあり又は変わりうる場合もある。
【0037】
伝搬遅れが固定される場合、それらは事前に決定され及び受信機で補償されることが可能である。従って、再構成のための遅延時間は発生器でキーをロードするために必要とされる時間にのみ依存し、この時間は固定され、その結果システム構造に依存することになる。
【0038】
伝搬遅れが変動する(連結点間の距離が変動する)場合、送信機及び受信機のPRBS列は同期させる必要がある。同期は、(適当に符号化された)クロック信号を復調すること並びに復号器によって受信された符号化信号及び局所的に生成される信号との間の相関ピークを検出することによって行うことができる。従って、再構成時間Tは拡散比のみに依存することになる。
【0039】
同期は、擬似ランダム符号の長さLを自身のスピードによって割った長さ(T=L/D)に等しい最大間隔T、すなわちその符号の擬似周期(図3)を有する。従って最適な拡散比(そのPRBSの長さに等しい)に対し、最大1つのデータビットは失われるであろう。次数2及び長さ3のGold符号に対し、PRBSのクロック周期TCLKと及びデータのそれとの間の比は3に等しく及びそれの最大遅延時間は3×TCLKに等しい。
【0040】
データスピードが一定の場合拡散比が大きければ大きいほど、同期時間はデータビットのスピードに関して低くなる。拡散比Fが拡散系列の長さより大きいままである場合、同期時間は1データビットの間隔以下のままであり及びデータは何も失われない。再構成時間Tと及び拡散比Fとの間の関係は、
T=((2−1)/F)×TCLK (2)。
【0041】
従って距離が変動する場合、同期時間は長くかかるが、ユーザスピードを犠牲にし拡散比を増大させて同期時間を減らすことは可能である。距離が固定される場合、それは実質的に瞬時に起こる。
【0042】
これから我々は、本発明によるネットワーク特有の送信機及び受信機の特徴を強調しながらそれらについて記載する。
【0043】
送信機の発光手段が位相においてインコヒーレントである限り送信機は同じ波長で全て動作することが可能である為、全ての送信機及び全ての受信機は実質的に同一にすることが可能であることを本段階で注目することは重要である。2つの送信機間又は2つの受信機間の唯一の違いは符号を生成させるために使用されるキーである。従って、この差異は純粋にソフトウェアレベルでのものである。
【0044】
図5は本発明による送信機EMの単純化した図を表す。送信に関し、発光手段SRCiは例えば、光信号を発生させるために修飾なしに使用可能な商業上入手可能な光電子モジュールから成る。例えば、それはレーザダイオード、発光ダイオード、又はより一般的なドライブ段51及びバッファ段52を有するマルチモード発光源でも可能であろう。種々の送信機によって送信される符号化光信号間の干渉がないように及びそれらの輝度が加算されて光信号It(t)(図2)を形成することができるために種々の送信機の発光源は互いにインコヒーレントでなければならない。送信機の特徴は電気信号NUM(t)が光電子モジュールの入力となることである。前に説明した通り、この信号は拡散データ(spread data)すなわち、符号発生器(図5には表されていない)によって生成される拡散系列PRBSを符号化装置又は符号化器ENCを使用してデジタルデータ信号DATAによって変調された信号から成る。変調は、XORゲートによりデジタル的に実行可能な単純な乗算器から成る。符号化(拡散)段階は、図3の例で示されるように容易にデジタル的に達成される。
【0045】
図5は、例えば、拡散比に従い系列のクロック及びデータを適合させるための部品を表さない単純化した図を表していることに注意する。
【0046】
図6は本発明による受信機REjの単純化した図を表している。受信はより難しい及び特別なステップを有する。受光される光信号It(t)は種々の送信機によって送信され及び光伝送手段によって運ばれた符号化された光信号の総和を表している為、複数のパワレベルを有するが、その光信号を処理することは可能であるにちがいない。受信され及び復調される信号の質は複数のパラメータに依存するが、特に、受信機の検波手段DETの感度及び受信つながり(chain)に起因するノイズに依存する。検波手段DETは別として、本発明による受信機は、検波手段DETによって生成されるアナログ信号を復号又は「逆拡散」(unspread)にするための手段DECを備え、その復号は、ユーザに対して意図されるデータ信号を再生するためにユーザが通信したいその送信機に関連するキーと一致するキーを使用して行われる。図6の例で判定ユニット67は、例えばしきい値ステージから成り、データ信号をデジタル形式で再生するために使用される。
【0047】
検波手段DETは、例えばトランスインピーダンス増幅段61及び増幅段62と接続するフォトダイオードを備える。カプラ(図6上では表されていない)から出力される受信信号は、とても低いパワ(それは結合されるチャンネル数に依存する)を有し、及びそれゆえにフォトダイオードは十分に感度が良好でなければならない。フォトダイオードの最大受光レベルDMAXと及びパワ供給ノイズBalimとの間の比は、検波可能レベルの数、従ってユーザの最大数を決定する、
MAX/Balim=Npmax+1 (3)
ここで、Npmaxはユーザの最大数である。
【0048】
レベルがパワ供給のノイズ以下である場合、レベルは確認されずレベルの決定は複数のレベルを含む範囲でなされるであろう。これにより誤り率は増加することになる。
【0049】
図7は、例によるフォトダイオードによって受信された信号の図を表している。この図では、最大ダイナミックは3ユーザに達する。判定がなされる間、検波が点線のラインで起きる場合、誤りの確率は各ユーザに対し、1/3であり、それらの内の1つは送信しないが送信したとして検波されるであろう、及びそれがどのデータであるかを決定することは不可能である。入り口でのこの不確定さはジッタの原因になり、その最小値はそのPRBSのクロックの1周期、すなわちTCLKに等しい。図7上、そのジッタはTCLKに等しい。
【0050】
システムの性能と及びフォトダイオードのSN比との間の関係を以下の式で表すことも可能である、
av/Jav=1/(N−1)すなわちN=Sav/Jav+1 (4)
ここで、Jav/Savは、復号後の他のユーザ信号電力の合計と有効信号電力による比である。Nはユーザ数である。この比は、以下のように書くこともでき、
10log(Jav/Sav)=10log(D/R)−(E/NTEB (5)
ここで、D/Rは拡散比であり、及びビットエネルギ(E/NTEBはある一定のBER(ビット誤り率)に対し要求され、並びにフォトダイオード及びトランスインピーダンス段61の特性に依存する。我々はこれら2つのパラメータを使用して適切な受信機を決定することができる。
【0051】
その結果本発明による受信機REは、伝統的な受信モジュールと一致しない、なぜならば本適用特有のアナログ処理段階が必要とされるためである。この処理段階が復号又は逆拡散段階DECである。実際、複数のレベル上で動作するために、判定ユニット67の前段で復号化を実行することが必須条件である。本出願人は実際に信号が複数のレベル上で処理されることが可能であることを実証したが、信号が2値レベル上に戻される場合すなわち、極端なレベルのみが考慮される(全ての送信機が1又は全ての送信機が0である)場合その系列の特性は失うことも実証した。
【0052】
図6の例で、復号手段DECはゲイン段63、復号器65、及びフィルタ手段66を有する。そのゲインは難しい部品である、なぜならば信号の輝度はとても低く及び信号はノイズから抽出される必要があるためである。このステップは、信号の輝度を逆拡散用に使用される系列の波形に整合させるためにフォトダイオードから出力される信号をフォーマットするために使用される。これはその系列の数学的特性を最適化するために実行される。このケースで、復号器は、再フォーマットされた送信信号及び拡散系列を入力することに適用されるアナログ乗算器(複数のレベル上の信号)から成る。乗算器からの出力は逆拡散信号すなわちユーザデータUSERを供給するが再フォーマットの必要がある。ローパスフィルタ66は、ユーザスピードに従って構成される必要があり、その後に判定ユニット67が使用される。
【0053】
本発明による光通信ネットワークの原理は数多くのシミュレーション並びに試験及び実行可能なモデルを使用して妥当性が確認された。2つのユーザに対する送信チェーンは模擬された。その結果は、アイパターン(図8A及び8B)として示され、1クロック周期の間に信号によりもたらされる全ての状態を重ね合わせたものを表している。その計算はDPRBS=10Mbits及びDdata=0.1Mbits(図8A)、さらにDdata=0.3Mbits(図8B)で実行されたもので、我々が使用する系列は次数6のGold符号である。従って、クリティカルな拡散比は63に等しく及び2つのアイパターンは、Fminより小さい拡散比Fに対する(図8B)及びFminより大きい拡散比Fに対する(図8A)各々の結果を示す。
【0054】
以下の図8A及び8Bは、関係するデータ受信から得られた結果を図示しており、アイパターンは受信時に開いているが我々はジッタを観察する。それはフロントでの不安定さのモデルとされるものであり高い周波数領域で顕著に現れるものである。
【0055】
従ってジッタを校正するために、追加のユニット例えばクロック回復システムが受信側に与えられ、定められた速度で信号を再生することが可能となる。
【0056】
それでも結果は満足いくものであり及び、そのデータは低誤り率で再生されることが可能であることを説明する。ジッタは、ユーザがFminを考慮していない時(図8A)により高くなる。しかし、上述された制限にもかかわらず、性能のロスを伴うがデータは復元可能である。
【0057】
電気的搬送波間の位相うなり現象(phase beating phenomena)に起因して電気システムを生成することは不可能であり、その事に比較すると、これらのシミュレーションは、本発明によるネットワーク原理の信頼性と及び光形式での利点を説明したことになる。
【0058】
今まで述べた光通信ネットワークは、再構成可能な光ネットワークに対する応用分野をさらに広範囲に拡げる。そのネットワークの再構成時間はとても低く並びに、全ての送信機及び全ての受信機は同一であるという事実は本タイプのネットワークの製造コストを低減する。更に、非同期(送信機を同期させる必要がない)であり及び再構成可能である光ネットワークを生成でき、ユーザ数はソフトウェアによって特定される。
【0059】
システムのモジュール性はとても興味深く、正確に同じ構造を維持したまま、好みによりユーザの数及びユーザのスピードを与えることができる。この装置は依然として同一波長で超高速度リンクに対する伝送サポート(光ファイバ)の使用に適応可能である。
【0060】
従って、本発明によるネットワークは、第一の例によれば、複数の送信機及び複数の受信機を有するデータ分配システムに対して応用可能である。更に特別なことに、興味深い応用はレーダアンテナ内で見いだすことができる(送信機は信号処理モジュールから成り及び受信機はアンテナコントロールモジュールから成る)、及び医学の分野で例えばNMR(核磁気共鳴)システムにおいて送信機はセンサから成り、受信機は信号処理モジュールから成る。これらのタイプのネットワークで、各送信機の発光手段は同一であることが好ましく及びその発光手段は光パワが符号化されたデジタル信号に従って変調されるマルチモード光源を備えることが好ましい。それは例えばマルチモードレーザダイオード又は発光ダイオードでも可能である。特有なソフトウェアキーCLEは各送信機と関連され、ネットワークの再構成はユーザUSERが通信したい各送信機EMに特有なキーと同一なキーCLEを選択することによって受信機REの復号手段によって実行される。
【0061】
別の応用例によれば、本発明による光通信ネットワークは1つの送信機EMと及び複数の受信機REとの間のデータ分配用システムに応用する。これは例えば飛行機の乗客室でのプログラム分配端末(送信機)と及び飛行機の座席に位置する受信機との間の自由空間での光伝送システムのケースである。これは固定された通信端末(送信機)と及び列車上に位置する受信機との間の自由空間でのデータ伝送システムにもなり得る。これらの例で、特有なソフトウェアキーCLEは各受信機REと関連され、ネットワークの再構成は送信機EMと通信したいユーザと関連する各受信機REに特有なキーと同一なキーCLEを選択することによって送信機の符号化手段によって実行される。これらの例で、送信機によって送信される符号化された光信号の伝搬は受信機に対する自由伝搬により起こり、それによって「ワイヤレス」光通信ネットワークを創る。送信手段の選択は適用される内容による。例えば短距離送信に対して、レーザダイオードが近赤外領域で使用されることができるであろう。長距離送信の適用に対して、光パワが符号化されたデジタル信号に従って変調されるフラッシュランプが使用可能であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1A】従来技術による光通信ネットワークのブロック図である。
【図1B】従来技術による光通信ネットワークのブロック図である。
【図2】本発明によるネットワークブロック図である。
【図3】擬似ランダム符号、自己相関関数及び送信されるデータの符号化を図示するグラフである。
【図4A】シングルシフトレジスタ又はダブルシフトレジスタ各々によるGold系列の実行である。
【図4B】シングルシフトレジスタ又はダブルシフトレジスタ各々によるGold系列の実行である。
【図5】本発明によるネットワークでの送信機のブロック図である。
【図6】本発明によるネットワークでの受信機のブロック図である。
【図7】例による検波手段によって受信された信号の図である。
【図8A】2つのユーザに対して本発明によるネットワーク例のシミュレーションのアイ(EYE)パターンとしての結果である。
【図8B】2つのユーザに対して本発明によるネットワーク例のシミュレーションのアイ(EYE)パターンとしての結果である。
【符号の説明】
EM(i=1,2,3,4) 送信機
RE(j=1,2,3,4) 受信機
EO 電気/光変換手段
OS 光スイッチ
DATA(i=1,2,3,4) デジタルデータ信号
FO 光ファイバ
OE 光/電気変換手段
USER(j=1,2,3,4) 各受信機と関連するユーザ
λ(i=1,2,3,4) 光の波長
PRBS(i=1,2,3,4) 擬似ランダムバイナリ符号
CLE(i=1,2,3,4) PRBSを生成するためのソフトウェアキー
GDC 擬似ランダムバイナリ符号発生器
NUM(t)(i=1,2,3,4) 符号化された信号
ENC 符号化手段
Ie(t)(i=1,2,3,4) 符号化信号NUM(t)から輝度変調された光信号
SRC(i=1,2,3,4) 発光手段
It(t) 各光信号Ie(t)の総和である光信号
ANA(t) 光信号It(t)に対応するアナログ電気信号
DET 直接光検波手段
DEC 復号手段
L 擬似ランダムバイナリ系列PRBSの長さ
D 擬似ランダムバイナリ系列PRBSのスピード
R 送信されるデジタルデータ信号のスピード
RH ハイレジスタ
RB ローレジスタ
51 ドライブ段
52 バッファ段
61 トランスインピーダンス増幅段
62 増幅段
63 ゲイン段
65 復号器
66 フィルタ手段
67 判定ユニット
MAX フォトダイオードの最大受光レベル

Claims (13)

  1. 低遅延時間で再構成可能なマルチユーザ光通信ネットワークであって、
    第1のデジタルデータ信号から第1の輝度変調された光信号を発生させる第1の送信機と、第2のデジタルデータ信号から第2の輝度変調された光信号を発生させる第2の送信機と、前記第1及び第2の輝度変調された光信号を組み合わせると共にユーザと関連する少なくとも1つの受信機へ伝送する光伝送手段とを備えており
    前記第1及び第2の送信機の各々は、所定のソフトウェアキーから作成される符号を送信する擬似ランダム符号発生器と、前記第1又は第2のデジタルデータ信号を該符号で符号化し符号化デジタル信号を形成する符号化手段と、光パワーが前記符号化デジタル信号によって直接に変調されることにより前記第1又は第2の輝度変調された光信号である符号化光信号をそれぞれ発生させるマルチモード光源を有する発光手段とを備え、
    前記少なくとも1つの受信機は、前記組み合わされた第1又は第2の輝度変調された光信号の総和を表すアナログ電気信号を発生する直接光検波手段と、前記第1及び第2の送信機の各々と同一の擬似ランダム符号発生器と、ユーザが意図する前記データ信号を再生するために前記第1及び第2の送信機の少なくとも1つに関連する所定のソフトウェアキーと同一キーを有する該擬似ランダム符号発生器によって送信される符号を使用して該アナログ信号を復号する復号手段とを備えることを特徴とする光通信ネットワーク。
  2. 前記マルチモード光源はレーザダイオードであることを特徴とする請求項1に記載の光通信ネットワーク。
  3. 前記直接光検波手段はトランスインピーダンス増幅段接続されたフォトダイオードと増幅段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の光通信ネットワーク。
  4. 前記光伝送手段はマルチモード光ファイバ、前記第1及び第2の送信機の各々によって発生された前記符号化光信号を該ファイバ内で結合するために使用される第一の光カプラ、及び伝送される全ての光信号を前記少なくとも1つの受信機へ送るために使用される第二のカプラを備えることを特徴とする請求項1から3の1つに記載の光通信ネットワーク。
  5. 前記符号化光信号の光伝送は自由伝搬で実行されることを特徴とする請求項1から3の1つに記載の光通信ネットワーク。
  6. 前記第1及び第2の送信機の各々の前記符号化手段は前記データ信号と、該キーを使用して生成される前記符号とを乗算するデジタル乗算手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の光通信ネットワーク。
  7. 前記少なくとも1つの受信機の前記復号手段は第一のアナログ信号フォーマット手段、復号された信号を得るために該フォーマットされたアナログ信号と該符号とを乗算するアナログ乗算手段、及びデータ信号を再生するために復号された信号に適用されるローパスフィルタ手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の光通信ネットワーク。
  8. 前記復号手段はまた、前記フィルタ手段にデジタル形式でデータ信号を再生するために使用されるしきい値手段を備えることを特徴とする請求項7に記載の光通信ネットワーク。
  9. 前記擬似ランダム符号発生器によって生成される符号はGoldタイプ符号であることを特徴とする請求項1に記載の光通信ネットワーク。
  10. 前記擬似ランダム符号発生器によって生成される符号はM系列タイプ符号であることを特徴とする請求項1に記載の光通信ネットワーク。
  11. 複数の送信機及び複数の受信機を有するデータ分配システムに応用され、各送信機の発光手段は実質上同一であり及び光パワーが符号化デジタル信号に従って変調されるマルチモード光源を備え、並びに各送信機は特有なソフトウェアキーと関連し、ネットワークの再構成はユーザが通信したい各送信機に特有なキーと同一なキーを選択することによって受信機の前記復号手段によって実行されることを特徴とする請求項1に記載の光通信ネットワーク。
  12. 1つの送信機及び複数の受信機間のデータ分配用システムに応用され、各受信機は特有なソフトウェアキーと関連し、ネットワークの再構成は送信機と通信したいユーザに関連する受信機に特有なキーと同一のキーを選択することによって前記送信機の符号化手段によって実行されることを特徴とする請求項1に記載の光通信ネットワーク。
  13. 前記送信機によって送信される符号化光信号の伝搬は前記受信機に対して自由伝搬で実行されることを特徴とする請求項12に記載の光通信ネットワーク。
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