JP4639439B2 - エポキシ樹脂組成物、プリプレグ及びそれを用いた銅張積層板 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハロゲン系難燃剤を使用せずとも優れた難燃性を有し、かつ優れた耐熱性、寸法安定性を発現するエポキシ樹脂組成物、プリプレグ及びそれを用いた銅張積層板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体の分野では高密度実装技術の進歩から従来の面実装からエリア実装に移行していくトレンドが進行し、BGAやCSPなど新しいパッケージが登場、増加しつつある。そのため以前にもましてインターポーザ用リジッド基板が注目されるようになり、高耐熱、低熱膨張基板の要求が高まってきた。
一方、これら半導体に用いられる樹脂部材は難燃性が求められることが多い。
従来この難燃性を付与するため、エポキシ樹脂においては臭素化エポキシなどのハロゲン系難燃剤を用いることが一般的であった。しかし、ハロゲン含有化合物からダイオキシンが発生するおそれがあることから、昨今の環境問題の深刻化とともに、ハロゲン系難燃剤を使用することが回避されるようになり、広く産業界にハロゲンフリーの難燃化システムが求められるようになった。このような時代の要求によってリン系難燃剤が脚光を浴び、リン酸エステルや赤リンが検討されたが、これらの従来のリン系難燃剤は加水分解しやすく樹脂との反応に乏しいため、耐半田性が低下したり、ガラス転移温度が低下するという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような問題を解決するべくなされたもので、ハロゲンフリーで優れた難燃性を有し、かつ高耐熱、低熱膨張の特性を発現しうるエポキシ樹脂組成物、プリプレグ、及び銅張積層板を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、耐熱性に寄与する多官能エポキシ樹脂、フェノール樹脂系硬化剤、難燃性や優れた耐加水分解性を有する特定構造のリン化合物、及び低熱膨張性や低吸水性を発現する無機充填材を必須成分として含有する銅張積層板用として好適なエポキシ樹脂組成物を技術骨子とするものであり、かかる組成により上記目的を達成するに至った。
【0005】
具体的には、1分子中に3個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂、1分子中に3個以上のフェノール性水酸基を有するフェノール樹脂系硬化剤、9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキシド、トリアリールホスフィンオキサイド、及び無機充填材を必須成分とすることを特徴とするエポキシ樹脂組成物、さらにはこれらの成分に加え、カップリング剤を必須成分とすることを特徴とするエポキシ樹脂組成物、およびこれらのエポキシ樹脂組成物を基材に含浸、乾燥して得られるプリプレグ、それを用いて加熱成形してなる銅張積層板である。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明に用いる、(A)1分子中に3個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂としては、オルソクレゾールノボラックエポキシ樹脂、フェノールノボラックエポキシ樹脂、ビスフェノールAノボラックエポキシ樹脂などのノボラック型エポキシ樹脂、トリスヒドロキシフェニルメタン型エポキシ樹脂および対応する芳香環がアルキル化されたエポキシ樹脂などの誘導体、1,1,2,2−テトラキスヒドロキシフェニルエタンのグリシジルエーテル化物、およびその2量体、3量体などのテトラキスヒドロキシフェニルエタン型エポキシ樹脂、などが例示されるが、エポキシ樹脂は、後述するリン化合物である、9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキシドやトリアリールホスフィンオキサイドがエポキシ基と反応して樹脂中のエポキシ基が減少するため、ガラス転移温度を高い状態に保つためには、3官能以上のエポキシ樹脂であることが必須である。特に3官能以上のエポキシ樹脂の中でも、ノボラック型エポキシ樹脂(A1)及び、トリスヒドロキシフェニルメタン型エポキシ樹脂とテトラキスヒドロキシフェニルエタン型エポキシ樹脂から選ばれるエポキシ樹脂(A2)を組み合わせた場合、トリスヒドロキシフェニルメタン型エポキシ樹脂又はテトラキスヒドロキシフェニルエタン型エポキシ樹脂で架橋密度を高くしてガラス転移温度を高くでき、一方ノボラック型エポキシ樹脂(A1)によって、前述のエポキシ樹脂(A2)の欠点である吸水性の大きいことや架橋密度が過度に高くなることによる脆さ、密着性の低下などを防ぐすることができる。特にノボラック型エポキシ樹脂(A1)の中でもオルソクレゾールノボラックエポキシ樹脂が吸水性を低減できるので好ましい。本発明において、エポキシ樹脂組成物中に占める(A)成分の割合は10〜50重量%が好ましい。10重量%未満では、結合剤成分が少なくなり、耐熱性が低下したり樹脂成分が少なくなり成形性が悪化する場合がある。50重量%を越えると、充填材の割合が低下することにより、熱膨張、吸水率が増加し好ましくない。
なお、エポキシ樹脂として、(A)成分以外のエポキシ樹脂、例えばビスフェノールA型のエポキシ樹脂をエポキシ樹脂全体の30重量%以下配合してもよい。
【0007】
次に成分(B)1分子中に3個以上のフェノール性水酸基を有するフェノール樹脂系硬化剤としては、フェノールノボラック、ビスフェノールAノボラック、フェノールアラルキル樹脂等が例示されるが、フェノール性水酸基当量が比較的小さく、低官能のモノマーを容易に除去できるフェノールノボラックが好ましい。本発明では(B)成分は、エポキシ樹脂のエポキシ基と、(B)成分のフェノール性水酸基およびその他の活性水素の合計との当量比が0.8以上1.2以下となるよう添加することが好ましい。この範囲外ではガラス転移温度の低下や電気特性の低下が生じることがある。
【0008】
本発明の難燃成分の1つである、成分(C)9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキシドは、リンに結合している水素がエポキシ基と反応する反応性リン化合物であり、従来のリン酸エステルや赤リンのように加水分解して吸水性を高めたり、密着性を低下させたりすることがなく極めて優れたリン系難燃剤である。しかしこの化合物は一方で樹脂の硬化性を遅らせる作用があるため、プレス成形時間を短縮した場合に硬化性に問題が出ることがある。
難燃成分のもう一方の成分である(D)トリアリールホスフィンオキサイドは、マトリックス樹脂と反応しないかまたは反応性が小さいと考えられるが、耐加水分解性に優れており、加えてHCAのように硬化性に影響を与えない。したがって成分(C)と(D)を併用すると難燃性と硬化性を維持しながら吸水性や密着性も悪化させず良好な半田耐熱性を実現できる。
この(C)と(D)の添加重量比率は1:4〜4:1が好ましい。この範囲をはずれると併用効果が薄れる場合がある。本発明の(C)と(D)の合計添加量は、エポキシ樹脂組成物全体に対して、0.5〜10重量%が好ましい。0.5重量%未満では難燃効果が低下するおそれがあり、10重量%を越えるとガラス転移温度が低下する場合がある。トリアリールホスフィンオキサイドの例としてはトリフェニルホスフィンオキサイド、トリスヒドロキシフェニルホスフィンオキサイド、ビス(ヒドロキシフェニル)フェニルホスフィンオキサイド、トリスアミノフェニルホスフィンオキサイド、ビス(アミノフェニル)フェニルホスフィンオキサイドが例示できるが、トリアリールホスフィンオキサイドのアリール基が無置換であっても、何らかの置換基を有していてもよい。
【0009】
本発明の成分(E)は、無機充填材であればよい。具体的にはタルク、アルミナ、ガラス、シリカ、マイカなど汎用の充填材が使用できるが、中でも熱膨張率の小さい溶融シリカが好ましい。溶融シリカの形状は破砕状、球状などがあり、使用目的に合わせて適宜選択される。例えば、樹脂組成物の溶融粘度を下げるためには球状シリカを使うことが好ましい。また、平均粒径1μm以下の微細球状溶融シリカを無機充填材中に10重量%以上含まれるよう添加すると、充填性がよくなり諸特性の向上に効果がある。無機充填材はエポキシ樹脂組成物中50重量%以上を占めると熱膨張、吸水率が小さくなるので好ましい。ただし、90重量%を越えるとエポキシ樹脂組成物中の無機充填材の割合が大きすぎて含浸等の操作が困難となる。
【0010】
本発明の樹脂組成物にさらにカップリング剤を用いると、樹脂と充填材の界面のぬれ性が向上し好ましい。特にシロキサン結合の繰り返し単位を2個以上有し、かつアルコキシ基を有するシリコーンオイル型カップリング剤はプリプレグ製造時の高温にさらされても揮発することなく、充填材表面にコーティングされるので好ましく用いられる。この場合、汎用シランカップリング剤との併用が充填材とのぬれ性と充填材表面へのカップリング剤の定着性のバランスがとれ効果的である。本発明では(F)成分は、エポキシ樹脂組成物全体に対して、0.1〜5重量%が好ましい。0.1重量%未満では充填材の表面全体にカップリング剤を分散させることができない可能性がある。また5重量%を越えるとガラス転移温度が低下する場合がある。
【0011】
本発明のエポキシ樹脂組成物は必要に応じて、上記成分以外の添加剤を特性を損なわない範囲で添加することができる。本発明のエポキシ樹脂組成物は溶剤を用いてワニスとして、または無溶剤にて基材に塗布しプリプレグを得ることができる。基材としてはガラス織布、ガラス不織布、その他有機基材などを用いることができる。本発明のエポキシ樹脂組成物は繊維基材に含浸、乾燥することによりプリプレグが得られ、このプリプレグの1枚又は複数枚を銅箔とともに加熱成形して銅張積層板が得られる。これらのプリプレグ及び銅張積層板も本発明に含まれるものである。
【0012】
【実施例】
実施例1
オルソクレゾールノボラックエポキシ樹脂(大日本インキ化学製エピクロンN−665)31重量部(以下、部と略す)、フェノールノボラック(軟化点105℃)11.5部、9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキシド(三光化学製HCA)4部、トリフェニルホスフィンオキサイド3部、およびエポキシ樹脂と硬化剤量の合計100部に対し2−フェニル−4−メチルイミダゾールを0.05部をメチルエチルケトンとメチルセロソルブの混合溶剤に溶解した後、この溶液にエポキシシランカップリング剤(日本ユニカー製A−187)0.4部、シリコーンオイル型カップリング剤A(日本ユニカー製MAC2101)0.1部を加え撹拌し、続いて球状溶融シリカA(平均粒径20μm)45部、微細球状溶融シリカ(平均粒径0.5μm)5部をいかり型撹拌羽根で撹拌しながら少しずつ添加した。全成分を混合したところで高速攪拌機を用いて10分撹拌した。
作製したワニスを用いてガラスクロス(厚さ180μm、日東紡績製)に含浸し、150℃の加熱炉で6分乾燥してワニス固形分(プリプレグ中、ガラスクロスを除く成分)が約50重量%のプリプレグを得た。このプリプレグを所定枚数重ね、両面に12μmの銅箔を重ねて、圧力40kgf/cm2 、温度190℃で60分加熱加圧成形を行い両面銅張積層板を得た。
【0013】
得られた両面銅張積層板の評価方法を▲1▼〜▲3▼に、BGAの評価方法を▲4▼、▲5▼に示す。
▲1▼ガラス転移温度
厚さ0.6mmの両面銅張積層板を全面エッチングし、得られた積層板から10mm×60mmのテストピースを切り出し、動的粘弾性測定装置を用いて3℃/分で昇温し、tanδのピーク位置をガラス転移温度とした。
▲2▼線膨張係数
厚さ1.2mmの両面銅張積層板を全面エッチングし、得られた積層板から2mm×2mmのテストピースを切り出し、TMAを用いてZ方向の線膨張係数を5℃/分で測定した。
▲3▼難燃性
厚さ0.6mmの両面銅張積層板を全面エッチングし、得られた積層板からUL−94規格、垂直法により測定した。
▲4▼半田耐熱性
厚さ0.4mmの両面銅張積層板を作製し、JIS C 6481に準じた方法でテストピースを4枚作製し、プレッシャークッカー吸湿処理(125℃、3時間)を行った後、260℃の半田槽に120秒浮かせて外観異常があらわれた数を調べた。
【0014】
▲5▼パッケージ反り量
実施例で作製した厚さ0.4mmの両面銅張積層板をBGA用に回路加工した。この回路基板(リジッドインターポーザ)と封止材料に住友ベークライト製EME−7720を用いて、金型温度180℃、注入圧力75kg/cm2 、硬化時間2分で225pBGA(パッケージサイズは24×24mm、厚さ1.17mm、シリコンチップはサイズ9×9mm、厚さ0.35mm、チップと回路基板のボンディングパッドとを25μm径の金線でボンディングしている。)を成形し、175℃、8時間で後硬化した。室温に冷却後、パッケージのゲート部から対角線方向に、パッケージ上面の高さの変位を表面粗さ計により測定し、ゲート部を基準とした最大の変位値を反り量とした。単位はμm。
▲6▼BGA耐半田クラック性
▲5▼と同様の方法で得たパッケージ8個を、85℃、相対湿度60%の環境下で168時間放置した後、JEDECの方法に準じてIRリフロー処理を行った。処理後の内部の剥離、及びクラックの有無を超音波探傷機で観察し、不良パッケージの個数を数えた。不良パッケージの個数がn個であるとき、n/8と表示する。
【0015】
実施例2〜14及び比較例1〜4
表1及び表2に示す配合にて、実施例1と同様の方法で両面銅張積層板を得た。評価方法も前述の通りである。評価結果を表1及び表2の下欄に示す。本発明のエポキシ樹脂組成物を用いて得られた銅張積層板は、ハロゲン化合物を使用していないにもかかわらず優れた難燃性を有し、積層板単体及びICパッケージでの評価において優れた半田耐熱性を示し、加えて成形後の反りも極めて小さい。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】
表の注
1)球状溶融シリカA:平均粒径20μm
2)破砕状溶融シリカ:平均粒径5μm
3)球状溶融シリカB:平均粒径8μm
4)微細球状溶融シリカ:平均粒径0.5μm
5)水酸化アルミ:平均粒径12μm
6)球状アルミナ:平均粒径10μm
7)タルク: 平均粒径5μm
8)エポキシシランカップリング剤:日本ユニカー製A187
9)シリコーンオイル型カップリング剤A:日本ユニカー製MAC2101
10)シリコーンオイル型カップリング剤B:日本ユニカー製MAC2301
11)オルソクレゾールノボラックエポキシ樹脂:大日本インキ化学製エピクロンN−665
12)フェノールノボラックエポキシ樹脂:大日本インキ化学製エピクロンN−775
13)テトラキスヒドロキシフェニルエタン型エポキシ樹脂:油化シェルエポキシ製エピコートE1031S
14)トリスヒドロキシフェニルメタン型エポキシ樹脂:油化シェルエポキシ製エピコートE1032
15)ビスフェノールAノボラックエポキシ樹脂:軟化点70℃、エポキシ当量201
16)ビスフェノールA型エポキシ樹脂:エポキシ当量250
17)フェノールノボラック:軟化点105℃、水酸基当量104
18)ビスフェノールAノボラック:軟化点115℃、水酸基当量129
19)フェノールアラルキル樹脂:三井化学製XL−225
20)9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキシド(三光化学製HCA)
21)2−フェニル−4−メチルイミダゾール:配合量はエポキシ樹脂と硬化剤合計量100部に対する量
【0019】
【発明の効果】
本発明のエポキシ樹脂組成物は、ハロゲン系難燃剤を使用せずとも優れた難燃性を有し、高耐熱、低熱膨張の特性を有している。従って、本発明のエポキシ樹脂組成物から得られた銅張積層板は半田耐熱性に優れ、反りの小さいICパッケージ用基板を提供でき、関連産業に大きく寄与することができる。
Claims (6)
- 基材に含浸してプリプレグを得るのに用いるエポキシ樹脂組成物であって、(A)1分子中に3個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂、(B)1分子中に3個以上のフェノール性水酸基を有するフェノール樹脂系硬化剤、(C)9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキシド、(D)トリアリールホスフィンオキサイド、(E)無機充填材、及び(F)カップリング剤を必須成分とし、成分(F)が、シロキサン結合の繰り返し単位を2個以上有し、かつアルコキシ基を有するシリコーンオイル型カップリング剤であることを特徴とするエポキシ樹脂組成物。
- 成分(A)が、トリスヒドロキシフェニルメタン型エポキシ樹脂、テトラキスヒドロキシフェニルエタン型エポキシ樹脂及びノボラック型エポキシ樹脂から選ばれる少なくとも1種のエポキシ樹脂である請求項1記載のエポキシ樹脂組成物。
- 成分(A)が、ノボラック型エポキシ樹脂(A1)及び、トリスヒドロキシフェニルメタン型エポキシ樹脂とテトラキスヒドロキシフェニルエタン型エポキシ樹脂から選ばれる少なくとも1種のエポキシ樹脂(A2)あることを特徴とする請求項1又は2記載のエポキシ樹脂組成物。
- 成分(B)がフェノールノボラックである請求項1,2又は3記載のエポキシ樹脂組成物。
- 請求項1乃至4のいずれかに記載のエポキシ樹脂組成物を繊維基材に含浸、乾燥してなることを特徴とするプリプレグ。
- 請求項5記載のプリプレグを加熱成形してなることを特徴とする銅張積層板。
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