JP4636605B2 - 定着装置、及び、画像形成装置 - Google Patents
定着装置、及び、画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4636605B2 JP4636605B2 JP2005161908A JP2005161908A JP4636605B2 JP 4636605 B2 JP4636605 B2 JP 4636605B2 JP 2005161908 A JP2005161908 A JP 2005161908A JP 2005161908 A JP2005161908 A JP 2005161908A JP 4636605 B2 JP4636605 B2 JP 4636605B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- heat generating
- fixing device
- roller
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2039—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat with means for controlling the fixing temperature
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2053—Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/02—Induction heating
- H05B6/10—Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications
- H05B6/14—Tools, e.g. nozzles, rollers, calenders
- H05B6/145—Heated rollers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- General Induction Heating (AREA)
Description
このような電磁誘導加熱方式の定着装置は、熱ローラ方式等の他方式のものに比べて、少ないエネルギー消費で短い立ち上げ時間にて定着ベルトの表面温度(定着温度)を所望の温度まで昇温できるものとして知られている。
すなわち、発熱部材の過昇温を防止するためにキューリー点を有する材料(自己温度制御が可能な材料である。)を発熱部材に用いた場合、交番磁界を生成する励磁部材を発熱部材の発熱主面に対向して配設したときに比べて、発熱部材の表裏面(発熱主面とその反対側の面とである。)を挟むように励磁部材を離間して配設したときの方が、発熱部材における自己温度制御の能力が高まる。さらに、発熱部材の表裏面を挟むように離間して配設した励磁部材の発熱部材に対する対向位置(対向距離)を可変することで、発熱部材が単層構造であっても、交番電流の周波数を可変しなくても、その昇温停止温度(昇温勾配がほぼゼロになる温度である。)を変化させることができる。
図1〜図6にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのレーザープリンタの装置本体、3は画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム18上に照射する露光部、4は装置本体1に着脱自在に設置される作像部としてのプロセスカートリッジ、7は感光体ドラム18上に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する転写部、10は出力画像が載置される排紙トレイ、11、12は転写紙等の記録媒体Pが収納された給紙部、13は記録媒体Pを転写部7に搬送するレジストローラ、15は手差し給紙部、18は像担持体としての感光体ドラム、20は記録媒体P上の未定着画像を定着する定着装置を示す。
まず、露光部3から、画像情報に基づいたレーザ光等の露光光Lが、プロセスカートリッジ4の感光体ドラム18上に向けて発せられる。感光体ドラム18は図中の反時計方向に回転しており、所定の電子写真プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程)を経て、感光体ドラム18上に画像情報に対応したトナー像が形成される。その後、感光体ドラム18上に形成されたトナー像は、転写部7で、レジストローラ13により搬送された記録媒体P上に転写される。
なお、図示は省略するが、プロセスカートリッジ4には、感光体ドラム18、感光体ドラム18上を帯電する帯電部、トナー(現像剤)が収容されていて感光体ドラム18上に形成された静電潜像を現像する現像部、感光体ドラム18上に残存する未転写トナーを除去するクリーニング部、等が一体的に設けられている。
まず、画像形成装置本体1の複数の給紙部11、12、15のうち、1つの給紙部が自動又は手動で選択される(例えば、最上段の給紙部11が選択されたものとする。)。そして、給紙部11に収納された記録媒体Pの最上方の1枚が、搬送経路Kの位置に向けて搬送される。その後、記録媒体Pは、搬送経路Kを通過してレジストローラ13の位置に達する。そして、レジストローラ13の位置に達した記録媒体Pは、感光体ドラム18上に形成されたトナー像と位置合わせをするためにタイミングを合わせて、転写部7に向けて搬送される。
こうして、一連の画像形成プロセスが完了する。
図2に示すように、定着装置20は、主として、定着補助ローラ21、定着ベルト22、支持ローラ23、誘導加熱部24、加圧ローラ30、サーミスタ38、ガイド板35、分離板36等で構成される。本実施の形態1における定着装置20は、電磁誘導加熱方式の加熱装置23〜25を備えている。
なお、本実施の形態1では、支持ローラ23を導電層のみの構成としたが、支持ローラ23の導電層上に補強層、弾性層、断熱層等を設けることもできる。
図2を参照して、発熱部材としての定着ベルト22(定着部材)は、支持ローラ23と定着補助ローラ21とに張架・支持されている。
図3(A)に示すように、定着ベルト22は、基材22a上に導電層22b、弾性層22c、離型層22dが順次形成された、多層構造のエンドレスベルトである。基材22aは、絶縁性の耐熱樹脂材料からなり、例えば、ポリイミド、ポリアミドイミド、PEEK、PES、PPS、フッ素樹脂等を用いることができる。基材22aの層厚は、熱容量及び強度の点から、30〜200μmに形成されている。
ここで、導電層22bの材料として、ニッケル、ステンレス鋼等の磁性導電性材料を用いることができる。本実施の形態1では、導電層22bの材料として、キューリー点が定着目標温度以上であって500℃以下(好ましくは、300度以下である。)となる整磁合金を用いている。具体的には、ニッケル、鉄、クロムの合金であって、各材料の添加量と加工条件とを調整することで所望のキューリー点を得ることができる。このように、キューリー点が定着ベルト22の定着温度近傍となる磁性導電性材料にて導電層22bを形成することで、導電層22bは電磁誘導によって過昇温されることなく加熱されることになる。これについては、後で詳しく説明する。
なお、定着ベルト22の各層22a〜22dの間に、プライマ層等を設けることもできる。
図3(B)の定着ベルト22は、導電層22b、弾性層22c、離型層22dからなる。ここで、導電層22bは、ポリイミド、ポリアミドイミド、PEEK、PES、PPS、フッ素樹脂等の樹脂材料に、磁性導電性粒子を分散したものを用いることもできる。その場合、樹脂材料に対して磁性導電性粒子を20〜98重量%の範囲内で添加する。具体的には、ワニス状態の樹脂材料中に、ロールミル、サンドミル、遠心脱泡装置等の分散装置を用いて磁性導電性粒子を分散する。これを溶剤により適当な粘度に調整して、金型により所望の層厚に成形する。
図3(D)の定着ベルト22は、基材22a上に複数の導電層22bを備えた弾性層22cを形成して、さらに表面層として離型層22dを形成している。
これらの場合にも、導電層22bを本実施の形態1と同様の構成とすることで、本実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
ここで、励磁部材としてのコイル25は、発熱部材としての定着ベルト22及び支持ローラ23の表裏面(内周面及び外周面である。)を1回挟むように離間して巻回された励磁コイルである。換言すると、定着ベルト22及び支持ローラ23の一部が、ループ状のコイル25のループ内に挟入されている。図4に示すように、コイル25は、定着ベルト22及び支持ローラ23の幅方向に平行に延設されている。コイル25の幅方向の一端は内周面側と外周面(発熱主面である。)側とを結ぶ折返し部になっていて、他端には高周波電源部40が接続されている。そして、高周波電源部40から、10k〜1MHz(好ましくは、20k〜300kHzである。)の交番電流がコイル25に印加される。
δ=503・〔ρ/(μf)〕1/2
上式において、ρは材料の体積固有抵抗率であり、μは材料の比透磁率であり、fは材料を励磁する交番電流の周波数である。
なお、本実施の形態1では、コイル25をリッツ線で構成したが、コイル25を1本の導線で構成することもできる。
また、コイル25が支持ローラ23及び定着ベルト22の表裏面に対向しない領域において漏れ磁場が形成されるのを抑止するために、コアを設置して磁路を整形したり、銅やアルミ等の非磁性低抵抗の導電体カバーを設置したりすることもできる。
詳しくは、図6を参照して、コイル25は、発熱部材22、23の表裏面のうち発熱主面となる表面(おもてめん)に対する対向距離と、裏面に対する対向距離と、の総和Lが一定になるように構成されている。すなわち、表面に対向するコイル25aと裏面に対向するコイル25bとの距離Lは一定である。
定着ベルト22と加圧ローラ30との当接部の出口側には、記録媒体Pの搬送を案内するとともに記録媒体Pが定着ベルト22から分離するのを促進する分離板36が配設されている。
さらに、温度検知手段(検知手段)としてのサーミスタ38の検知温度(検知結果)に基いて、制御部50に制御された駆動部51によって、支持ローラ23及び定着ベルト22に対するコイル25の対向距離が可変されることになる。
定着補助ローラ21の回転駆動によって、定着ベルト22は図2中の矢印方向に周回するとともに、支持ローラ23も反時計方向に回転して、加圧ローラ30も矢印方向に回転する。定着ベルト22は、コイル25との対向位置(支持ローラ23の位置である。)で加熱される。
詳しくは、先に説明した作像プロセスを経てトナー像Tを担持した記録媒体Pが、ガイド板35に案内されながら定着ベルト22と加圧ローラ30との間に送入される(矢印Yの搬送方向の移動である。)。そして、定着ベルト22から受ける熱と加圧ローラ30から受ける圧力とによってトナー像Tが記録媒体Pに定着されて、記録媒体Pは定着ベルト22と加圧ローラ30との間から送出される。
すなわち、誘導加熱部24によって加熱された支持ローラ23及び導電層22bの温度がキューリー点を超えた場合には、支持ローラ23及び導電層22bが磁性を失うために、表面近傍での渦電流の発生が制限される。これにより、支持ローラ23及び導電層22bにおけるジュール熱の発生量が低下して、過昇温が抑止される。
具体的には、サーミスタ38の検知温度が所定値以下である場合には、図6(A)に示すように、支持ローラ23の表面に対向するコイル25aの対向距離(M1)が小さくなるようにコイル25を移動させる。ここで、サーミスタ38の検知温度が所定値以下となるのは、主として定着装置20の立ち上げ時であって定着ベルト22の定着温度が定着目標温度近傍に達していない状態(すばやく昇温する必要がある状態である。)である。
これに対して、サーミスタ38の検知温度が所定値を超えている場合には、図6(C)に示すように、支持ローラ23の表面に対向するコイル25aの対向距離(M3)が大きくなるようにコイル25を移動させる(図6(A)の状態から図6(B)の状態を経て移動される。)。ここで、サーミスタ38の検知温度が所定値を超えるのは、主として定着装置20の立ち上げ後であって定着ベルト22の定着温度が定着目標温度近傍に達している状態(すばやく昇温する必要がない状態である。)である。
これに対して、定着ベルト22表面の温度が定着目標温度近傍に達していてすばやく昇温する必要がないときには、コイル25を図6(C)の位置にすることで、発熱部材22、23が昇温停止温度(図6(A)のときの昇温停止温度から低下した昇温停止温度である。)近傍に自己温度制御される。したがって、図6(C)のコイル25の位置は、その昇温停止温度が過昇温を防止する温度に一致するように設定されることになる。
なお、以上述べた効果を示す実験例については、後で図14にて説明する。
特に、支持ローラ23のみを発熱部材とする場合には、定着ベルト22の導電層22bが不要になるとともに、支持ローラ23が単層構造(導電層のみの構造である。)になるために、定着装置20全体の構成が一層簡易なものになる
図7にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図7は、実施の形態2における定着装置においてコイルの対向距離が可変している状態を示す概略図であって、前記実施の形態1における図6に対応する図である。本実施の形態2の定着装置は、発熱部材の表面(発熱主面)に対するコイルの対向距離のみが可変される点が、発熱部材の表面に加えて裏面に対するコイルの対向距離も同時に可変される前記実施の形態1のものとは相違する。
さらに、本実施の形態2における定着装置20も、前記実施の形態1のものと同様に、電磁誘導加熱方式の加熱装置を備えていて、所望のキューリー点を有する発熱部材22、23の表裏面を挟むようにコイル25を離間して配設している。
具体的には、サーミスタの検知温度が所定値以下である場合には、図7(A)に示すように、支持ローラ23の表面に対向するコイル25aの対向距離(M1)が小さくなるようにコイル25aを移動させる。ここで、サーミスタ38の検知温度が所定値以下となるのは、定着ベルトの定着温度が定着目標温度近傍に達していない状態である。
これに対して、サーミスタの検知温度が所定値を超えている場合には、図7(B)に示すように、支持ローラ23の表面に対向するコイル25aの対向距離(M3)が大きくなるようにコイル25aを移動させる。ここで、サーミスタの検知温度が所定値を超えるのは、定着ベルトの定着温度が定着目標温度近傍に達している状態である。
図8にて、この発明の実施の形態3について詳細に説明する。
図8は、実施の形態3における画像形成装置の要部を示す断面図である。本実施の形態3の画像形成装置は、タンデム型のカラー画像形成装置である点と、発熱部材として定着ローラ31を用いている点とが、前記実施の形態1のものとは相違する。
転写ベルト8は、矢印方向から搬送される記録媒体Pを、各感光体ドラム18Y、18M、18C、18BKとの対向位置に順次搬送する。このとき、バイアスローラ9に印加される転写バイアスによって、記録媒体P上に各色のトナー像が重ねて転写される。こうして、記録媒体P上にフルカラーのトナー像が形成される。その後、フルカラーのトナー像が形成された記録媒体Pは、転写ベルト8から分離されて、定着装置20に向けて搬送されることになる。
定着ローラ31は、磁性導電性材料からなる導電層22b、シリコーンゴム等からなる弾性層、フッ素化合物等からなる離型層、等で構成される。定着ローラ31の導電層22bは、前記実施の形態1と同様に、キューリー点が定着目標温度以上であって500℃以下となる整磁合金によって形成されている。定着ローラ31は、加圧ローラ30の加圧力に抗するだけの機械的強度をもつ。
そして、コイル25に10k〜1MHzの交番電流が供給されることで、コイル25のループ内に交番磁界が生成されて、定着ローラ31が電磁誘導加熱される。このようにして、電磁誘導加熱された定着ローラ31は、矢印方向から搬送される記録媒体P上のトナー像を加熱・溶融して記録媒体Pに定着する。
なお、励磁部材としてのコイル25(誘導加熱部24)は、定着ニップ部の上流側(発熱部材31の回転方向に対する上流側である。)に設置されている。これにより、定着ニップ部における温度変動にすばやく対応できることになる。
図9にて、この発明の実施の形態4について詳細に説明する。
図9は、実施の形態4における定着装置を示す断面図であって、前記実施の形態1の図2に相当する図である。本実施の形態4の定着装置は、誘導加熱部24の位置が、前記実施の形態1のものとは相違する。
加熱ローラ28は、前記実施の形態1における支持ローラ23と同様に、キューリー点が定着目標温度以上であって500℃以下となる整磁合金によって形成されている。加熱ローラ28は、定着ニップ部の上流側(定着ベルト22の走行方向の上流側である。)であって、定着ベルト22の内周面に所定の圧力で当接している。
図10にて、この発明の実施の形態5について詳細に説明する。
図10は、実施の形態5における定着装置を示す断面図である。本実施の形態5の定着装置は、誘導加熱部24に対向する定着部材として円筒状の定着ベルト22を用いている点が、誘導加熱部24に対向する定着部材として定着ローラ31を用いている前記実施の形態3のものとは相違する。
そして、コイル25に10k〜1MHzの交番電流が供給されることで、コイル25のループ内に交番磁界が生成されて、定着ベルト22が電磁誘導加熱される。このようにして、電磁誘導加熱された定着ベルト22は、矢印方向から搬送される記録媒体P上のトナー像を加熱・溶融して記録媒体Pに定着する。
なお、励磁部材としてのコイル25(誘導加熱部24)は、定着ニップ部の上流側(発熱部材22の回転方向に対する上流側である。)に設置されている。これにより、定着ニップ部における温度変動にすばやく対応できることになる。
図11〜図14にて、前記各実施の形態で述べた効果を確認するための実験例について説明する。
まず、図11〜図13にて、発熱部材の表裏面を挟むように励磁部材を離間して配設することによって発熱部材における自己温度制御能力が高まる効果を確認する実験例について説明する。
図11(A)及び図11(B)は、実験装置を示す概略図である。図11(A)の実験装置は、導電層33を有するテストピース(前記各実施の形態の発熱部材に相当するものである。)の表裏面を挟むようにコイル25を離間させたものである(前記各実施の形態における定着装置の構成である。)。図11(B)の実験装置は、導電層33を有するテストピースの発熱主面にコイル25を対向させたものである(従来の定着装置の構成である。)。
図12は図11(A)の実験装置を用いたときの実験結果であり、図13は図11(B)の実験装置を用いたときの実験結果である。
これに対して、図13(A)より、励磁周波数を36kHzにすると、厚さが0.8mm以上の非磁性導電層34を設けなければ、導電層33の過昇温を防止できないことがわかる。同様に、図13(B)より、励磁周波数を130kHzにすると、厚さが0.3mm以上の非磁性導電層34を設けなければ、導電層33の過昇温を防止できないことがわかる。このように、コイル25を発熱部材(導電層33)の発熱主面に対向させる場合には、発熱主面の反対側に低抵抗率の非磁性導電層を設ける必要がある。このことは、特開2003−215956号公報等にある記載内容にも一致するものである。
この実験は、キューリー点が190度の導電層のみからなる発熱部材(外径が20mm、厚さが0.3mm、幅方向長さが50mmの円筒である。)の表裏面にコイル25を離間配置した装置(実施の形態1の加熱装置に相当するものである。)を用いて、発熱部材に対するコイル25の対向距離を可変したときの昇温特性を測定したものである。なお、コイル25に供給する交番電流の周波数は20kHzとして、供給電力は630W(90V×7A)とした。また、発熱部材に対するコイル25の対向距離は、図6(A)〜図6(C)に示すM1〜M3が1〜5mmとなる範囲で可変させた。
なお、実験結果の図示を省略するが、表面側コイルのみを移動可能に構成した場合(実施の形態2における加熱装置の構成である。)であっても、図14の実験結果とほぼ同様の結果が確認された。
20 定着装置(加熱装置)、 21 定着補助ローラ、
22 定着ベルト(発熱部材、定着部材)、 22a 基材、
22b 導電層(発熱層)、 22c 弾性層、 22d 離型層、
23 支持ローラ(加熱部材)、 24 誘導加熱部(励磁部材)、
25 コイル、 28 加熱ローラ(発熱部材、加熱部材)、
30 加圧ローラ、 31 定着ローラ(発熱部材、定着部材)、
33 導電層(発熱部材)、 34 非磁性導電層、
38 サーミスタ(温度検知手段、検知手段)、 40 高周波電源部、
51 駆動部(可変手段)、 55 保持部材、 56 弾性部材。
Claims (15)
- トナー像を記録媒体に定着する定着装置であって、
電磁誘導加熱されるとともに、所望のキューリー点を有するように形成された導電層を備えた発熱部材と、
前記発熱部材の表裏面を挟むように離間して配設される励磁部材と、
前記発熱部材の前記表裏面のうち少なくとも一方の面に対する前記励磁部材の対向距離を可変する可変手段と、
前記発熱部材の温度を検知する温度検知手段と、
を備え、
前記可変手段は、前記温度検知手段の検知温度が所定値以下である状態から装置の立ち上げをおこなう場合には、前記温度検知手段の検知温度が前記所定値を超えている状態から装置の立ち上げをおこなう場合に比べて、前記発熱部材の前記表裏面のうち発熱主面となる表面に対する対向距離が小さくなるように前記励磁部材を移動させることを特徴とする定着装置。 - 前記励磁部材は、前記発熱部材の前記表裏面のうち発熱主面となる表面に対する対向距離と裏面に対する対向距離との総和が一定になるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記励磁部材は、前記発熱部材の前記表裏面のうち発熱主面となる表面に対する対向距離のみが可変できるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記励磁部材は、前記発熱部材の前記表裏面を1回又は複数回挟むように離間して巻回されたコイルであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の定着装置。
- 前記交番磁界を生成するために前記励磁部材に供給される交番電流の周波数は10k〜1MHzの範囲内であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の定着装置。
- トナー像を溶融する定着部材を備え、
前記発熱部材の前記導電層は、キューリー点が前記定着部材の制御温度の目標値近傍から500℃の範囲になるように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の定着装置。 - 前記発熱部材は、トナー像を溶融する定着部材であることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の定着装置。
- 前記定着部材は、搬送される記録媒体を加圧する加圧ローラに当接する定着ローラであって、
前記励磁部材は、前記定着ローラの外周面及び内周面に対向するように配設されたことを特徴とする請求項7に記載の定着装置。 - 前記定着部材は、周状に張架された定着ベルトであって、
前記励磁部材は、前記定着ベルトの外周面及び内周面に対向するように配設されたことを特徴とする請求項7に記載の定着装置。 - 前記定着ベルトは、支持ローラと定着補助ローラとに張架され、
前記定着補助ローラは、搬送される記録媒体を加圧する加圧ローラに対して前記定着ベルトを介して当接するように配設されたことを特徴とする請求項9に記載の定着装置。 - 前記励磁部材は、前記支持ローラを介して前記定着ベルトの内周面に対向するように配設されたことを特徴とする請求項10に記載の定着装置。
- 前記発熱部材は、トナー像を溶融する定着部材を加熱する加熱部材であることを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれかに記載の定着装置。
- 前記定着部材は、定着ベルトであって、
前記加熱部材は、定着補助ローラとともに前記定着ベルトを張架する支持ローラであって、
前記励磁部材は、前記定着ベルトの外周面に対向するとともに、前記支持ローラを介して前記定着ベルトの内周面に対向するように配設され、
前記定着補助ローラは、搬送される記録媒体を加圧する加圧ローラに対して前記定着ベルトを介して当接するように配設されたことを特徴とする請求項12に記載の定着装置。 - トナー像を溶融する定着部材と、
搬送される記録媒体を加圧するとともに前記定着部材に当接する加圧ローラと、
を備え、
前記励磁部材は、前記定着部材と前記加圧ローラとの当接位置の上流側になるように配設されたことを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれかに記載の定着装置。 - 請求項1〜請求項14のいずれかに記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005161908A JP4636605B2 (ja) | 2005-06-01 | 2005-06-01 | 定着装置、及び、画像形成装置 |
US11/444,412 US7390995B2 (en) | 2005-06-01 | 2006-06-01 | Image forming apparatus, fixing device and image heater having an adjustable exciting member |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005161908A JP4636605B2 (ja) | 2005-06-01 | 2005-06-01 | 定着装置、及び、画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006337693A JP2006337693A (ja) | 2006-12-14 |
JP4636605B2 true JP4636605B2 (ja) | 2011-02-23 |
Family
ID=37558305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005161908A Expired - Fee Related JP4636605B2 (ja) | 2005-06-01 | 2005-06-01 | 定着装置、及び、画像形成装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7390995B2 (ja) |
JP (1) | JP4636605B2 (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006078809A (ja) * | 2004-09-10 | 2006-03-23 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
JP4636605B2 (ja) | 2005-06-01 | 2011-02-23 | 株式会社リコー | 定着装置、及び、画像形成装置 |
JP4717566B2 (ja) * | 2005-09-13 | 2011-07-06 | キヤノン株式会社 | 画像加熱装置 |
JP4798622B2 (ja) * | 2006-06-16 | 2011-10-19 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
US7613410B2 (en) | 2006-11-22 | 2009-11-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image formation apparatus and heat roller adjustment support method |
US8213849B2 (en) * | 2009-07-20 | 2012-07-03 | Xerox Corporation | Inductively heated carbon nanotube fuser |
US20110142474A1 (en) * | 2009-12-16 | 2011-06-16 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus and image forming method |
US8693934B2 (en) | 2010-12-17 | 2014-04-08 | Ricoh Company, Ltd. | Fixing device and image forming apparatus incorporating same |
JP5412486B2 (ja) * | 2010-12-17 | 2014-02-12 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 定着装置及びこれを備える画像形成装置 |
JP5879988B2 (ja) | 2011-01-11 | 2016-03-08 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5870569B2 (ja) | 2011-03-09 | 2016-03-01 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5761064B2 (ja) | 2012-02-09 | 2015-08-12 | 株式会社リコー | 定着装置用ローラ、定着装置、及び、画像形成装置 |
US20140116597A1 (en) * | 2012-11-01 | 2014-05-01 | The Boeing Company | Methods and apparatus for heating a material |
US9635715B1 (en) * | 2013-05-08 | 2017-04-25 | The Boeing Company | Smart susceptor radiant heater |
JP6256141B2 (ja) | 2013-11-11 | 2018-01-10 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP6272001B2 (ja) * | 2013-12-18 | 2018-01-31 | キヤノン株式会社 | 定着装置 |
JP2016109711A (ja) | 2014-12-02 | 2016-06-20 | 株式会社リコー | 定着ベルト、定着装置及び画像形成装置 |
JP6897188B2 (ja) * | 2017-03-16 | 2021-06-30 | コニカミノルタ株式会社 | 定着装置および画像形成装置 |
CN109788594A (zh) * | 2017-11-13 | 2019-05-21 | 特电株式会社 | 感应发热辊装置 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0475281A (ja) * | 1990-07-18 | 1992-03-10 | Fuji Electric Co Ltd | 帯状金属板の誘導加熱装置 |
JP2001092282A (ja) * | 1999-09-20 | 2001-04-06 | Sharp Corp | 誘導加熱装置 |
JP2001125407A (ja) * | 1999-10-27 | 2001-05-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 像加熱装置および画像形成装置 |
JP2001341144A (ja) * | 2000-06-05 | 2001-12-11 | Fuji Xerox Co Ltd | 金属薄膜を有する耐熱性樹脂フイルムの製造方法及び無端状ベルトの製造方法並びに無端状ベルト及び画像形成装置 |
JP2002006658A (ja) * | 2000-06-23 | 2002-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 像加熱装置および画像形成装置 |
JP2003076173A (ja) * | 2001-09-03 | 2003-03-14 | Konica Corp | 定着装置 |
JP2003140499A (ja) * | 2001-10-31 | 2003-05-14 | Konica Corp | 誘導加熱装置及び該誘導加熱装置を用いた画像形成装置 |
JP2003168549A (ja) * | 2001-12-04 | 2003-06-13 | Canon Inc | 加熱装置、加熱定着装置および画像形成装置 |
JP2003215957A (ja) * | 1999-10-20 | 2003-07-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 像加熱装置及びこれを用いる画像形成装置 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4258241A (en) * | 1979-03-28 | 1981-03-24 | Park-Ohio Industries, Inc. | Slot furnace for inductively heating axially spaced areas of a workpiece |
JP2975435B2 (ja) | 1991-02-19 | 1999-11-10 | 株式会社リコー | 定着装置及び加熱回転体並びにその加熱回転体の製造方法 |
JP3414529B2 (ja) | 1994-11-30 | 2003-06-09 | 株式会社リコー | 定着装置 |
JP3862313B2 (ja) * | 1995-02-15 | 2006-12-27 | キヤノン株式会社 | 像加熱装置 |
JP3399849B2 (ja) | 1998-09-01 | 2003-04-21 | 松下電器産業株式会社 | 定着装置 |
JP2000162912A (ja) | 1998-11-24 | 2000-06-16 | Canon Inc | 像加熱装置及び画像形成装置 |
JP2000214703A (ja) | 1999-01-27 | 2000-08-04 | Minolta Co Ltd | 誘導加熱定着装置 |
JP3901414B2 (ja) | 1999-12-15 | 2007-04-04 | 富士ゼロックス株式会社 | 電磁誘導加熱装置及びこれを用いた画像記録装置並びに電磁誘導加熱用被加熱体 |
JP2002245535A (ja) | 2001-02-16 | 2002-08-30 | Toshiba Home Technology Corp | 飲料缶電磁誘導加熱装置 |
JP2005070376A (ja) | 2003-08-25 | 2005-03-17 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
JP4295141B2 (ja) * | 2004-03-12 | 2009-07-15 | 株式会社吉野工作所 | ワーク加熱装置及びワーク加熱方法 |
US7480478B2 (en) * | 2004-06-28 | 2009-01-20 | Ricoh Company, Ltd. | Method and apparatus for image forming capable of effectively fixing a toner image on a recording sheet by using induction heating |
JP4754198B2 (ja) | 2004-09-10 | 2011-08-24 | 株式会社リコー | 定着装置、及び、画像形成装置 |
JP4636605B2 (ja) | 2005-06-01 | 2011-02-23 | 株式会社リコー | 定着装置、及び、画像形成装置 |
-
2005
- 2005-06-01 JP JP2005161908A patent/JP4636605B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2006
- 2006-06-01 US US11/444,412 patent/US7390995B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0475281A (ja) * | 1990-07-18 | 1992-03-10 | Fuji Electric Co Ltd | 帯状金属板の誘導加熱装置 |
JP2001092282A (ja) * | 1999-09-20 | 2001-04-06 | Sharp Corp | 誘導加熱装置 |
JP2003215957A (ja) * | 1999-10-20 | 2003-07-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 像加熱装置及びこれを用いる画像形成装置 |
JP2001125407A (ja) * | 1999-10-27 | 2001-05-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 像加熱装置および画像形成装置 |
JP2001341144A (ja) * | 2000-06-05 | 2001-12-11 | Fuji Xerox Co Ltd | 金属薄膜を有する耐熱性樹脂フイルムの製造方法及び無端状ベルトの製造方法並びに無端状ベルト及び画像形成装置 |
JP2002006658A (ja) * | 2000-06-23 | 2002-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 像加熱装置および画像形成装置 |
JP2003076173A (ja) * | 2001-09-03 | 2003-03-14 | Konica Corp | 定着装置 |
JP2003140499A (ja) * | 2001-10-31 | 2003-05-14 | Konica Corp | 誘導加熱装置及び該誘導加熱装置を用いた画像形成装置 |
JP2003168549A (ja) * | 2001-12-04 | 2003-06-13 | Canon Inc | 加熱装置、加熱定着装置および画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20060289420A1 (en) | 2006-12-28 |
US7390995B2 (en) | 2008-06-24 |
JP2006337693A (ja) | 2006-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4636605B2 (ja) | 定着装置、及び、画像形成装置 | |
JP4916245B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP4798622B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP6011708B2 (ja) | 定着装置、及び、画像形成装置 | |
JP5062981B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5870569B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2007017723A (ja) | 加熱装置、定着装置、及び、画像形成装置 | |
US9250584B1 (en) | Fixer that forms a nip with an induction-heated belt and an image forming apparatus having the same | |
JP4878745B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP4526019B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5397647B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP4947685B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5123580B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2006011144A (ja) | 発熱部材、定着装置、及び、画像形成装置 | |
JP4798621B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP4678714B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP4570137B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2007163929A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2012058655A (ja) | 定着装置、及び、画像形成装置 | |
JP2009003301A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5212848B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2006078875A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2007047224A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5652520B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP6284013B2 (ja) | 定着装置、及び、画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080428 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20080515 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100817 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101015 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101119 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101119 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |