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JP4630958B2 - 多機能型アクチュエータ及び携帯端末機器 - Google Patents

多機能型アクチュエータ及び携帯端末機器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話や小型情報通信端末等の携帯端末機器に搭載され、着信を音響或いは振動によって使用者に知らせる多機能型アクチュエータに関し、特に、音孔に特徴を有する多機能型アクチュエータに関する。
【0002】
【従来技術】
従来からカバーに放音孔が設けられている多機能振動アクチュエータ(特許文献1参照)や保護カバーに防塵メッシュが取り付けられている多機能振動アクチュエータ(特許文献2参照)が知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−293436号公報(第1図)
【特許文献2】
特開2002−219413号公報(第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の多機能振動アクチュエータ(特許文献1)は、防塵対策がなされていないため、カバーに設けられた放音孔から振動伝達部内にゴミや埃や塵が入るという問題点がある。また、多機能振動アクチュエータ(特許文献2)は、保護カバーに防塵メッシュが取り付けられているため、振動伝達部内にゴミなどが入ることはないが、防塵メッシュを取り付ける分だけ材料コストや製造コストがかかるという問題点がある。さらに、多機能振動アクチュエータを基板や筐体に設置する際、放音孔が多機能振動アクチュエータの背面(カバー面)にあるため、多機能振動アクチュエータのカバー面と基板や筐体との間に隙間を設けるか又は基板等に放音用の孔を設ける必要があるという問題点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、放音孔に防塵メッシュや不識布等を貼り付けることなく、ハウジング内にゴミなどの侵入を防ぐことができるとともに、基板等と密着配置できる多機能型アクチュエータを提供することである。
【0006】
請求項1記載の発明は、磁気回路部と、前記磁気回路部を支持するサスペンションと、前記磁気回路部に対向配置されるダイヤフラムと、前記ダイヤフラムに設けられ、前記磁気回路部の環状の空隙部に挿入されるボイスコイルとを備える多機能型アクチュエータにおいて、前記磁気回路部を収容するハウジングと、前記ハウジングの開放端側を覆うカバーとを備え、前記ハウジングの周側面と前記カバーの側壁との間に、前記ハウジングの内外を連通させる放音用の隙間が形成されていることを特徴とする多機能型アクチュエータである。
【0007】
この隙間は、ハウジングの内外を連通するように形成されているため、放音孔として機能する。また、この隙間は、ハウジングの周側面とカバーの側壁との間に形成されており、ハウジングの周側面を直接貫通するものではないため、ゴミなどがハウジング内へ侵入するのを防止できる。
さらに、放音用の隙間が多機能型アクチュエータの側面に設けられているため、多機能型アクチュエータを基板などに対して密着配置することができる。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記放音用の隙間が、前記ハウジングの周側面に設けられた薄肉部と、前記薄肉部の開放端側に設けられた切欠部と、前記カバーの側壁とで形成されていることを特徴とする多機能型アクチュエータである。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明の構成に加えて、前記カバーの側壁に、孔が設けられると共に、前記ハウジングの周側面に、前記孔に嵌合する突起部が設けられていることを特徴とする多機能型アクチュエータである。
【0010】
カバー側壁の孔とハウジング周側面の突起部が嵌合するため、接着剤を用いなくてもカバーをハウジングに固定することができる。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の多機能型アクチュエータを搭載した携帯端末機器である。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態に係る多機能型アクチュエータ1は、図1に示すように、磁気回路部2と、サスペンション3と、ダイヤフラム4と、ボイスコイル5とを備え、ボイスコイル5に可聴周波数の信号電流が流れると、ダイヤフラム4が振動して着信音、メロディ、音声などの可聴音を発するようになっている。また、この多機能型アクチュエータ1は、ボイスコイル5に例えば周波数120〜160Hzの信号電流が流れると、磁気回路部2とサスペンション3とを含む機械振動系が振動するようになっている。
【0013】
磁気回路部2は、図1及び図2に示すように、有底円筒状のヨーク6と、円盤状のマグネット7と、円盤状のポールピース8とを同心軸上に重ねて構成されている。
【0014】
ヨーク6は、図3に示すように、有底円筒状に形成されており、ハウジング9の内壁面に対して微小間隙を隔てて位置するように張り出し部6hを備えるように形成されている。このヨーク6は、段部面6aと、サスペンション逃げ部6bと、モールド部の逃げ部6cと、マグネット位置決め用の座ぐり部6dとを有しており、磁性材で形成されている。
【0015】
マグネット7の位置決め用の座ぐり部6dは、ヨーク6に設けられている。この座ぐり部6dの直径は、マグネット4を位置決めできるように、マグネット7の直径とほぼ同径に形成されている。
【0016】
段部面6aは、サスペンション3の円環部をあてがい固定する外端面6eから段下げされて形成されている。この段部面6aは、磁気回路部2の振動の際、ハウジング9の環状段部9aと当接するようになっている。また、この外端面6eからサスペンション3の円環部と嵌合する外径を有するリング状の止め枠6fが立ち上げて設けられている。この止め枠6fには、切欠部6gが120度毎に設けられており、サスペンション3の嵌合部3aと嵌合し、サスペンション3の円周方向のずれを規制するようになっている。
【0017】
サスペンション逃げ部6bは、図3に示すサスペンション3のアーム3dと対向する箇所に、ヨーク6の円周方向に沿って凹形状に形成されている。このサスペンション逃げ部6bは、アーム3dが撓むための空間として機能するようになっている。このため、磁気回路部2の振動の際、ヨーク6は、アーム3dが撓んでも磁気回路部2の振動を妨げないようになっている。
【0018】
モールド部の逃げ部6cは、図1及び図3に示すように、サスペンション逃げ部6bの更に外周側に設けられ、ヨーク6の円周方向に沿ってヨーク外周縁を切り欠いて形成されている。
【0019】
サスペンション3は、図4に示すように、その突片3aがハウジング9のモールド部9bで固定されており、ダイヤフラム4と対向する位置で磁気回路部2を支持するようになっている。このサスペンション3は、図4に示すように、磁気回路部2を弾性支持するリング状の板バネである。
【0020】
サスペンション3は、嵌合部3bをヨークの切欠部6gに嵌め込むように、円環部3cを止め枠6fの外側に嵌めると、アーム3dの位置がサスペンション逃げ部6bの位置と対応するようになっている。このため、ヨーク6は、その外端面6eと円環部3cを接合することによりサスペンション3に取り付けられている。
【0021】
ポールピース8には、図1及び図2に示すように、マグネット7の位置決め用の座ぐり部8aが設けられている。この座ぐり部8aの直径は、マグネット7を位置決めできるように、マグネット7の直径とほぼ同径に形成されている。ポールピース8やヨーク6にマグネット7の位置決め用の座ぐり部8a・6dを設けると、マグネット7を位置決めすることができ、マグネット7の径方向のずれを規制することができる。
【0022】
ダイヤフラム4は、ハウジング9の一方端側に固定されている。このダイヤフラム4には、ボイスコイル5が設けられている。ボイスコイル5は、円環状に形成されており、磁気回路部2の環状の空隙部G1に挿入されている。
【0023】
ハウジング9は、磁気回路部2を収容する円環状の筐体である。ハウジング9の内面には、図1に示すように、環状段部9aが設けられており、この環状段部9aは、磁気回路部2の振動の際、ヨーク6の段部面6aと当接し、磁気回路部2の振動を制限するようになっている。
【0024】
カバー10は、有底円筒状に形成されており、ハウジング9の他端側を覆っている。このカバー10の側壁10aには、図2に示すように、孔10bが設けられている。この孔10bは、3箇所に設けられており、それぞれハウジング9の周側面に設けられた突起部9cと嵌合するようになっている。このように、カバー10の孔10bとハウジング9の突起部9cとを嵌め合わせることによってカバー10は、ハウジング9の他端側に固定されている。
【0025】
ハウジング9の外側には、図4及び図5に示すように、端子台11が設けられており、この端子台11には、端子金具12が設けられている。この端子金具12は、ボイスコイル5のリード線と電気的に接合されている。
【0026】
次に、本発明の主要部である放音用の隙間について説明する。放音用の隙間Aは、図6に示すように、ハウジング9の周側面とカバー10の側壁10aとの間に設けられており、ハウジング9の内外を連通させるようになっている。この放音用の隙間Aは、図2に示すように、ハウジング9の周側面に設けられた薄肉部9dと、薄肉部9dの開放端側に設けられた切欠部9eと、カバー10の側壁10aとで形成されている。
【0027】
この薄肉部9dは、ハウジング9の周側面に沿って複数の箇所に設けられている。この薄肉部9dの開放端側は、ハウジング9の内外に空気が出入り可能に切り欠かれている。また、突起部9cは、ハウジング9の外周面の3箇所に一体的に設けられている。
【0028】
カバー10の孔10bが突起部9cに嵌合するように、ハウジング9とカバー10を嵌め合わせると、図6に示すカバー面10cと図2に示すハウジング9の開放端部9fとが当接し、このカバー面10cが切欠部9eを覆うため、カバー面10cと切欠部9eとの間にハウジング9の内外を連通する隙間A2(図6参照)が形成される。また、薄肉部9dに対して隙間A3を隔ててカバー10の側壁10aが位置し、図6に示すカバー10の側壁端部10dと図2に示すハウジング9の切欠部9gとの間に隙間A1が形成される。
【0029】
この隙間A1は、図6及び図7に示すように、多機能型アクチュエータ1の径方向に向けて開口しているが、隙間A1から隙間A3への経路は直角に曲がっており、さらに、隙間A3から隙間A2への経路も直角に曲がっている。このように、多機能型アクチュエータ1の放音用の隙間Aは、隙間A1〜A3で構成され、ゴミなどが直接ハウジング9内に侵入しにくい構造になっている。
【0030】
なお、本実施形態に係る多機能型アクチュエータ1のハウジング9には、薄肉部9dが10箇所に設けられているが、ハウジングの径や音響特性に応じて適宜変更可能であって、10箇所に設ける場合に限定されない。また、ハウジング9には、突起部9cが3箇所に設けられているが、3箇所に設ける場合に限定されない。
【0031】
次に、本実施形態に係る多機能型アクチュエータ1のクリアランスG2について図1に基づいて詳述する。クリアランスG2は、ヨーク6の外周面をハウジング9の内周面にできるだけ近接させることで形成されている。このため、磁気回路部2が上下に振動する際、ハウジング9内の空気は、磁気回路部2の振動に起因した空気圧を微小なクリアランスG2に加えることになる。空気圧が加えられた空気は、微小なクリアランスG2を通りにくくなるため、ハウジング9内の空気の移動量が制限される。移動量が制限された空気は、磁気回路部2の振動の動きを受け止めるダンパとして機能する。
【0032】
これにより、体感振動に必要となる加速度が幅広い周波数帯域で得られる。このため、共振点がその帯域幅から外れ難くなるので、共振点を定め易くなる。
【0033】
多機能型アクチュエータ1は、ダイヤフラム4から音を発生するという音響発生機能も兼備しているため、ダイヤフラム4とハウジング9とカバー10で構成される外枠をすべて気密にしてしまうと、低域音発生の際のダイヤフラム4の振動特性に悪影響を及ぼし、音響特性が劣化してしまう。しかし一方では、多機能型アクチュエータ1内部の空気をダンパとして使うために、空気の流出を制限する必要がある。この二律背反する要素を1つの多機能型アクチュエータ1で実現するために、図6に示すように、ハウジング9の側面に放音用の隙間Aを設けている。これにより、空気の出入りがスムーズに行われて音響特性が良好に保たれる。
【0034】
上記構成に基づいて、本実施形態に係る多機能型アクチュエータ1の動作を説明する。ボイスコイル5に印加されると、ボイスコイル5と磁気回路部2の間にフレミング左手の法則に基づく駆動力が働いて振動を始める。この時、電流の周波数がある程度高くて可聴周波数領域であれば、ボイスコイル5を接合してあるダイヤフラム4の振動が大きくなり、その振動で着信音、メロディ音、音声等の可聴音を発生する。
【0035】
一方、サスペンション3の方は固有振動数が低いためほとんど振動しない。電流の周波数が120〜160Hzの比較的低い周波数であると、ダイヤフラム4は振動量が少なくなるため音が小さくなり、反対に磁気回路部2を固定したサスペンション3の振動が大きくなる。このため、発生した振動がハウジング9を介して多機能型アクチュエータ1を搭載した携帯電話器に伝わり、使用者に着信を知らせる。
【0036】
このように、多機能型アクチュエータ1は、発音と振動の2通りの動作を可能にする。
【0037】
本実施形態では、内磁型の多機能型アクチュエータを例に説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、外磁型の多機能型アクチュエータにも適用できる。また、磁気回路部の構成は、本実施形態に係る構成に限定されるものではない。
【0038】
また、本実施形態では、エアダンパタイプの多機能型アクチュエータ1を例に説明したが、本発明に係る多機能型アクチュエータ1は、エアダンパタイプの多機能型アクチュエータ1に限定されるものではなく、クリアランスG2が広い多機能型アクチュエータであっても良い。
【0039】
さらに、本実施形態では、サスペンション3が一つのタイプの多機能型アクチュエータ1を例に説明したが、本発明に係る多機能型アクチュエータ1は、サスペンション3が一つのタイプの多機能型アクチュエータ1に限定されるものではなく、ダブルサスペンションタイプの多機能型アクチュエータであっても良い。この多機能型アクチュエータの場合、磁気回路部を支持する上下2枚のサスペンションを備える。
【0040】
【発明の効果】
本発明は、ハウジングとカバーで構成される放音用の隙間を設けることにより、放音孔に防塵メッシュや不識布等を貼り付けることなく、ハウジング内にゴミなどの侵入を防ぐことができるという効果を奏する。また、放音用の隙間が多機能型アクチュエータの側面に設けられているため、多機能型アクチュエータを基板などに対して密着配置することができる。このため、多機能型アクチュエータを搭載した携帯電話等の全体を薄型に構成できるという効果を奏する。さらに、射出成形によりハウジングを成形することによりハウジングの薄肉部や切欠部を簡単に成形できるため、製造コストを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る多機能型アクチュエータのA-A断面図(図5参照)である。
【図2】本実施形態に係る多機能型アクチュエータの分解斜視図である。
【図3】本実施形態に係る多機能型アクチュエータのヨークを説明する図である。
【図4】本実施形態に係る多機能型アクチュエータのサスペンションとハウジングを説明する図である。
【図5】本実施形態に係る多機能型アクチュエータの上面図である。
【図6】本実施形態に係る多機能型アクチュエータのB-B拡大断面図(図4及び図5参照)である。
【図7】本実施形態に係る多機能型アクチュエータの側面図である。
【符号の説明】
1 多機能型アクチュエータ
2 磁気回路部
3 サスペンション
3a 突片
3b 嵌合部
3c 円環部
3d アーム
4 ダイヤフラム
5 ボイスコイル
6 ヨーク
6a 段部面
6b サスペンション逃げ部
6c モールド部の逃げ部
6d 座ぐり部
6e 外端面
6f 止め枠
6g 切欠部
6h 張り出し部
7 マグネット
8 ポールピース
8a 座ぐり部
9 ハウジング
9a 環状段部
9b モールド部
9c 突起部
9d 薄肉部
9e 切欠部
9f 開放端部
9g 切欠部
10 カバー
10a 側壁
10b 孔
10c カバー面
10d 側壁端部
11 端子台
12 端子金具
A 放音用の隙間
A1 隙間
A2 隙間
A3 隙間
G1 空隙部
G2 クリアランス

Claims (4)

  1. 磁気回路部と、前記磁気回路部を支持するサスペンションと、前記磁気回路部に対向配置されるダイヤフラムと、前記ダイヤフラムに設けられ、前記磁気回路部の環状の空隙部に挿入されるボイスコイルとを備える多機能型アクチュエータにおいて、
    前記磁気回路部を収容するハウジングと、
    前記ハウジングの開放端側を覆う、内側に平坦な側壁を有するカバーと
    を備え、
    前記ハウジングの周側面と前記カバーの側壁との間に、前記ハウジングの内外を連通させる放音用の隙間が形成されていることを特徴とする多機能型アクチュエータ。
  2. 前記放音用の隙間は、
    前記ハウジングの周側面に設けられた薄肉部と、
    前記薄肉部の開放端側に設けられた切欠部と、
    前記カバーの側壁とで形成されていることを特徴とする請求項1記載の多機能型アクチュエータ。
  3. 前記カバーの側壁に、孔が設けられると共に、前記ハウジングの周側面に、前記孔に嵌合する突起部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の多機能型アクチュエータ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の多機能型アクチュエータを搭載した携帯端末機器。
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