JP4628902B2 - 電話通信システム - Google Patents
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しかし、例えば着信側に対して得意先企業の従業者が外出先から(当該従業者自身が所有する)移動式電話機を用いて、着信側に相当する取引先企業に連絡する場合があり、この場合の業務に使用した通話料金は発信側でなく、当該発信側が連絡した取引先企業(着信側)が負担することが好ましい。
また、上記の従業者が外出先から移動式電話機を用いて取引先企業に連絡する必要が発生した場合、取引先企業の電話番号が移動式電話機に未登録であり且つ従業者も取引先企業の電話番号を記憶していない場合、従業者は自己が従事する企業に一旦電話を掛けて取引先企業の電話番号を確認した後、改めて取引先企業に電話を掛けることになる。この場合、外出先の複数の従業者から同じ電話番号の問い合わせが発生する可能性があるので、外出先の従業者からアクセスが可能な掲示板に相当するシステムを用意し、当該掲示板に取引先企業の電話番号を掲載等しておくと便利である。
また特許文献2に記載した従来技術では、携帯電話機の所有者(例えば企業や親)と当該携帯電話機の使用者(例えば従業者や子供)が異なる場合、不要な私用電話を抑制するために、携帯電話機に発信制限機能を備えるとともに、Webページに発信可能な電話番号(所有者が許容する着信側電話番号)を掲載したWeb電話帳を用いた、インターネットを用いた携帯電話機の電話番号管理システムが提案されている。
また特許文献2に記載の従来技術では、Webページに掲載されたWeb電話帳に登録された発信先にのみ発信を可能とした場合、発信者毎のWeb電話帳を用意しなければならないため(発信用電話機が発信者個人の所有物であるため)、非常に手間がかかる。また発信者も私用で使う場合に不便となる。また、携帯電話機の所有者が通話料金を支払うため、所有者が得意先企業または得意先企業の従業者であり、且つ着信者が取引先企業の場合、得意先企業または得意先企業の従業者に通話料金を支払わせることになるので好ましくない。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、発信側電話機からより簡便な入力で着信側電話機と通話が可能であり、通話料金を着信側に課金することが可能な電話通信システムを提供することを課題とする。
請求項1に記載の電話通信システムは、電話機能とインターネット閲覧機能とを備えた発信側電話機と、電話番号(A)が割り付けられた着信側電話機と、電話番号(B)が割り付けられた特定中継局とを用いて、前記発信側電話機からの発信によって前記発信側電話機と前記着信側電話機とを前記特定中継局を介して通話可能に接続する電話通信システムであって、インターネットを介してアクセスしてきた前記発信側電話機に、前記着信側電話機に対応する着信側識別情報を含む電話帳画面情報を送信するサーバを備える。
前記サーバには前記着信側識別情報に対応させて電話番号(A)と電話番号(B)が登録されている。
前記発信側電話機は、前記サーバにアクセスして前記電話帳画面情報を受信すると前記電話帳画面情報に基づいた電話帳画面を表示し、表示した電話帳画面の中から1つの着信側識別情報が選択されると、選択された着信側識別情報を含む選択情報を前記サーバに送信して前記サーバから前記選択された着信側識別情報に対応する電話番号(A)と電話番号(B)とを受信し、前記サーバから受信した電話番号(A)と電話番号(B)とを含む通話要求情報を前記特定中継局に向けて送信する。
そして前記特定中継局には電話番号(A)が登録されており、前記特定中継局は、電話番号(B)が含まれている通話要求情報を受信すると、受信した通話要求情報に含まれている電話番号(A)が登録されているか否か検索し、電話番号(A)が登録されている場合は、当該特定中継局を介して前記発信側電話機と前記着信側電話機とで通話可能となるように電話通話路を形成し、その通話料金を着信側に課金する。
請求項2に記載の電話通信システムは、請求項1に記載の電話通信システムであって、前記発信側電話機は、前記サーバから受信した電話番号(B)を前記特定中継局に向けて送信し、当該発信側電話機と前記特定中継局との間の電話通話路が形成された後、前記サーバから受信した電話番号(A)を前記特定中継局に向けて送信する。
そして前記特定中継局は、前記発信側電話機から電話番号(B)を受信すると、前記発信側電話機と当該特定中継局との間の電話通話路を形成し、更に前記発信側電話機から電話番号(A)を受信すると、受信した電話番号(A)が登録されているか否か検索し、登録されている場合は、当該特定中継局を介して前記発信側電話機と前記着信側電話機とで通話可能となるように電話通話路を形成し、その通話料金を着信側に課金する。
請求項3に記載の電話通信システムは、請求項1または2に記載の電話通信システムであって、前記サーバには、前記発信側電話機を識別可能な発信側電話機識別情報に対応させて発信側電話機を複数のグループに分類したグループ情報が登録されており、前記グループに応じて着信側識別情報が分類されている。
前記発信側電話機は、前記サーバにアクセスの際、発信側電話機識別情報を前記サーバに送信する。
そして前記サーバは、アクセスしてきた前記発信側電話機に電話帳画面情報を送信する際、アクセスしてきた発信側電話機から受信した発信側電話機識別情報に対応するグループに応じた着信側識別情報を抽出して電話帳画面情報を作成して送信する。
これにより、発信側電話機から着信側電話機の電話番号(A)(及び電話番号(B))を入力する必要がないとともに発信側電話機に着信側電話機の電話番号(A)(及び電話番号(B))を登録する作業も不要であり、より簡便な入力で着信側電話機と通話が可能である。
また、発信側電話機は特定中継局を介して着信側電話機に接続され、着信側電話機も特定中継局を介して発信側電話機に接続されるため、特定中継局にて通話時間を測定し、測定した通話時間に基づいた通話料金を着信側に課金することができる。
これにより、発信側電話機から着信側電話機の電話番号(A)(及び電話番号(B))を入力する必要がないとともに発信側電話機に着信側電話機の電話番号(A)(及び電話番号(B))を登録する作業も不要であり、発信側電話機からより簡便な入力で着信側電話機と通話が可能である。
また、発信側電話機は特定中継局を介して着信側電話機に接続され、着信側電話機も特定中継局を介して発信側電話機に接続されるため、特定中継局にて通話時間を測定し、測定した通話時間に基づいた通話料金を着信側に課金することができる。
これにより、発信側電話機に不要な着信側識別情報が表示されないので、発信者が所望する着信側識別情報を選択する作業が容易になる。また、着信側は、通話料金を着信側で課金する場合の発信側のグループを指定できるので、着信側の課金を適切に設定することができる。
●[全体構成(図1)]
図1において、発信側電話機M1〜Mnと着信側電話機A1、A2、N1、N2とは、特定中継局SRSと電話網を介して相互に通話可能である。なお、この電話網を含む通信ネットワークは、1社で可能な通話方式、POI(Point of Interface:相互接続点)を介して複数社に渡って通話する方式の他、インターネット電話方式等、種々のものを含んでいる。また、発信側電話機、着信側電話機及び特定中継局にて相互に通話可能な技術については公知であるため、説明を省略する。
ここで、例えば着信側電話機A1(この例では固定電話機)に電話番号(A)が割り付けられている場合、発信側電話機M1から電話番号(A)を入力すると、通常では発信側電話機M1はアンテナAN1(基地局)を介して一般中継局S1から電話網に接続され、当該電話網に接続された着信側電話機A1に接続されるように電話通話路が形成され、通話料金は発信側電話機M1に課金される。
また、例えば着信側電話機N2(この例では移動電話機)に電話番号(N)が割り付けられている場合、発信側電話機M1から電話番号(N)を入力すると、通常では発信側電話機M1はアンテナAN1を介して一般中継局S1から電話網に接続され、当該電話網から一般中継局S2とアンテナAN2(基地局)を介して着信側電話機N2に接続されるように電話通話路が形成され、通話料金は発信側電話機M1に課金される。
契約企業1A〜1Nは、着信側が通話料金を支払う本発明の電話通信システムの契約者であり、端末装置A3、N3(パソコン等)を用いてインターネットを介してサーバWSにアクセスが可能である。これにより、例えば端末装置A3は、サーバWSが提供するWeb電話帳に、契約企業1Aが着信側課金を所望する着信側電話機A1、A2の電話番号を登録することが可能である。
次に図2を用いてサーバWSの構成について説明する。
サーバWSは、所定のURL(Uniform Resource Locator)が割り付けられており、インターネットを介して種々の端末装置からアクセスが可能である。サーバWSは、アクセスしてきた端末装置に対して、Web電話帳画面を表示するWeb電話帳画面情報を送信する制御手段60と、各種の情報を記憶するデータベースDB60、DB70等で構成されている。なお、データベースDB60、DB70は1つにまとめてもよい。
「着信側個別名称」には、例えば図1に示す契約企業1Aにおける着信側電話機A1等、個々の着信側電話機を識別可能な名称(例えば「xx株式会社(代表)」、「株式会社yy(営業部)」等)が記憶され、Web電話帳画面W1(図4参照)に表示する名称が記憶されている。
「着信側代表名称」には、例えば図1に示す契約企業1Aを識別可能な名称(例えば「xx株式会社」、「株式会社yy」等)が記憶されている。
「着信側電話番号」には、「着信側個別名称」に対応する着信側電話機の電話番号が記憶されている。
「特定中継局電話番号」には、「着信側電話番号」に対応する着信側電話機が着信した通話に対して、着信側に課金する処理等を行う特定中継局SRSの電話番号が記憶されている。
「許容発信側代表名称」には、「着信側個別名称」に対応する着信側電話機が着信した場合の通話料金を着信側で課金することを許容する場合の発信側を選別するためのものであり、着信側課金の通話を許容する発信側電話機に対応する発信側代表名称が記憶されている。
「発信側個別名称」には、例えば図1に示す発信側電話機M1を識別可能な名称(例えば「zz株式会社(営業部)tt様」等)が記憶されている。
「発信側代表名称」には、発信側個別名称に記憶された発信側電話機を代表する名称(例えば「zz株式会社」等)が記憶されている。
「発信側電話番号」には、「発信側個別名称」に対応する発信側電話機の電話番号が記憶されている。
この発信側情報70Zは、発信側電話番号(発信側電話機識別情報に相当)に対応する発信側電話機を複数のグループに分類したグループ情報に相当する(図2の例では、「企業α」と「企業β」のグループに分類)。
例えば発信側電話機M1の表示部に表示されたWeb電話帳画面W1の中から「契約企業1A(代表)」が選択指示されると、サーバWSは、着信側情報Z60を検索し、選択された「契約企業1A(代表)」に対応する「着信側電話番号(この例では、電話番号(A))」と「特定中継局電話番号(この例では、電話番号(B))」とを発信側電話機M1に送信する。
そしてサーバWSは、発信側情報Z70を用いて、受信した電話番号(T1)(発信側電話機識別情報に相当)に対応する発信者代表名称(グループに相当)を検索し、「企業α」が発信者代表名称であると認識する。
更にサーバWSは、着信側情報Z60を用いて、「企業α」(グループに相当)が許容発信側代表名称に記憶されている着信側個別名称(着信側識別情報に相当)を抽出し、抽出した着信側個別名称をWeb電話帳画面情報に含ませて発信側電話機M1に送信する。このように、着信側情報Z60の「許容発信側代表名称」は、「発信側代表名称」(グループに相当)に応じて着信側個別名称(着信側識別情報)を分類する手段として用いている。
これにより、発信側電話機M1の表示部に表示されるWeb電話帳画面W1には、各発信側電話機に応じて、必要な着信側個別情報(着信側識別情報に相当)のみが表示される。
次に図3を用いて特定中継局SRSの構成について説明する。
特定中継局SRSは、例えば電話番号(B)が割り付けられており、当該電話番号(B)に掛けてきた発信側電話機と、当該発信側電話機から受信した着信側の電話番号に対応する着信側電話機との電話通話路を形成する制御手段10と、各種の情報を記憶するデータベースDB1〜DB3等にて構成されたサーバRSと、当該サーバRSからの信号に基づいて電話通話路の切り替え等を行うアダプタADP等で構成されている。
データベースDB1には着信側電話機に関する情報を示す着信側情報Z10が記憶されており、データベースDB2には発信側電話機に関する情報を示す発信側情報Z20が記憶されており、データベースDB3には課金金額に関する情報を示す課金情報Z30が記憶されている。なお、データベースDB1〜DB3は、別々に構成されていても、1つで構成されていてもよい。
なお、特定中継局SRSはサーバWSにアクセス可能であり、サーバWSに記憶された着信側情報Z60を複写してデータベースDB1に記憶、または複写して一部削除して記憶するようにしてもよい(図3に示す着信側情報Z10では、図2に示す着信側情報Z60の項目から「特定中継局電話番号」、「許容発信側代表名称」を削除している)。
なお、特定中継局SRSはサーバWSにアクセス可能であり、サーバWSに記憶された発信側情報Z70を複写してデータベースDB2に記憶、または複写して一部削除して記憶するようにしてもよい。
「年月日」には、「着信側代表名称」に対応する契約企業が着信した通話において着信側に課金された通話の年・月・日が記憶されている。
「通話時間」には、上記の着信側に課金された通話の通話時間(時間:分)等が記憶されている。時間の単位は、通話料が発生する単位である。
「着信側個別名称」には、上記の着信側に課金された通話の際の着信側電話機の電話番号に対応する着信側個別名称が記憶されている。
「発信側個別名称」には、上記の着信側に課金された通話の際の発信側電話機の電話番号に対応する発信側個別名称が記憶されている。
「通話料金」には、上記の着信側に課金された通話の「通話時間」に対応する通話の料金が記憶されている。
次に図5に示すフローチャートを用いて、第1の実施の形態における処理手順の例を説明する。
なお、サーバWSの着信側情報Z60、発信側情報Z70は、端末装置A3、N3等から予め登録されており、特定中継局SRSの着信側情報Z10、発信側情報Z20は、例えばサーバRSがサーバWSから定期的に受信して記憶している。
以下、発信側電話機M1(電話番号(T1))が、サーバWSからのWeb電話帳画面W1を用いて、特定中継局SRS(電話番号(B))を介して着信側電話機A1(電話番号(A))と通話の開始及び終了をするまでの処理手順を説明する。
サーバWSは、ステップS110にてアクセスの有無を判定し、アクセスがあった(Yes)場合、ステップS120に進み、アクセスが無い(No)場合、ステップS110に戻る。
サーバWSは、ステップS120に進んだ場合、Web電話帳画面情報を発信側電話機M1に送信する。なお、発信側電話機M1に必要な着信側個別情報(着信側識別情報に相当)が表示されるようにWeb電話帳画面情報がサーバWSにて作成されることは既に説明した通りである。
サーバWSは、ステップS130にて選択指示の有無を判定し、選択指示があった(Yes)場合、ステップS140に進み、選択指示が無い(No)場合、ステップS130に戻る。
サーバWSは、ステップS140に進んだ場合、着信側情報Z60を用いて、受信した選択情報に含まれている着信側個別情報に対応する着信側電話番号(この場合、電話番号(A))と特定中継局電話番号(この場合、電話番号(B))とを発信側電話機M1に送信し、ステップS110に戻る。
発信側電話機M1は、ステップS250に進んだ場合、受信した特定中継局電話番号(この場合、電話番号(B))と着信側電話番号(この場合、電話番号(A))とを含む通話要求情報を特定中継局SRSに送信する。
特定中継局SRSは、ステップS320に進んだ場合、受信した通話要求情報に含まれている着信側電話番号(この場合、電話番号(A))が、着信側情報Z10に記憶されているか否かを判定する。着信側情報Z10に記憶(登録)されている(Yes)場合、ステップS340に進み、着信側情報Z10に記憶(登録)されていない(No)場合、ステップS330に進む。
特定中継局SRSは、ステップS330に進んだ場合、通信不可のメッセージを発信側電話機M1に送信し、「a」に進み(処理を終了し)、ステップS310に戻る。
着信側電話機A1は、ステップS410にて、呼び出しの有無を判定する。呼び出しが有る(Yes)場合、ステップS420に進み、呼び出しが無い(No)場合、ステップS410に戻る。
着信側電話機A1は、ステップS420に進んだ場合、従業者等が受話器を取る等の電話に出る操作が行われると、応答信号を特定中継局SRSに送信する。
特定中継局SRSは、ステップS350にて、着信側電話機からの応答の有無を判定する。応答が有る(Yes)場合、ステップS360に進み、応答が無い(No)場合、ステップS350に戻る。
特定中継局SRSは、ステップS360に進んだ場合、発信側電話機M1と着信側電話機A1とで通話可能となるようにアダプタADPの切り替え等を行い、電話通話路を形成し、ステップS370に進み、通話時間の計測を開始する。これで発信側電話機M1と着信側電話機A1との間で通話が可能となる。
特定中継局SRSは、ステップS380にて、通話終了信号の有無を判定する。通話終了信号が有る(Yes)場合、通話時間の計測を終了してステップS390に進み、通話終了信号が無い(No)場合、ステップS380に戻り、通話時間の計測を継続する。
特定中継局SRSは、ステップS390に進んだ場合、図3に示す課金情報30を記憶する。この場合、年月日と通話時間を記憶するとともに、「着信側個別名称」には電話番号(A)に対応する着信側電話機A1を記憶し、「発信側個別名称」には電話番号(T1)に対応する発信側電話機M1を記憶する(電話番号(T1)は、ステップS250の通話要求情報に含まれている)。
この場合、サーバWSに、それらの認証情報を予め登録しておき、ステップS210にてアクセスしてきた発信側電話機から受信した認証情報と、予め記憶している認証情報とを照合し、一致した場合にのみステップS120に進み、Web電話帳画面情報を送信する。
更に、発信側電話機(M1〜Mn)は、発信動作中(図5の「発信側電話機M1の処理」におけるステップS250〜ステップS260の間)または発信動作完了後(図5の「発信側電話機M1の処理」におけるステップS260の後)の所定の段階で、サーバWSから受信したWeb電話帳画面情報、及び当該情報に基づいた情報(例えば着信側電話番号や特定中継局電話番号)を記憶から消去し得る構成としてもよい。不要となった情報(この場合、着信側電話番号や特定中継局電話番号)を、不要となったタイミング(電話通話路が形成されて通話可能となった以降)で消去することで、発信側電話機から個人情報が漏れ難くなるという利点がある。
次に図6に示すフローチャートを用いて、第2の実施の形態における処理手順の例を説明する。
第2の実施の形態では、図6のフローチャートにおける太枠で示したステップS250A、S250B、S250C、S310Aの処理が、図5に示した第1の実施の形態と異なる。以下、この相違点について説明する。
発信側電話機M1は、ステップS250Aに進んだ場合、受信した特定中継局電話番号(この場合、電話番号(B))を特定中継局SRSに送信する。なお、この場合、自身の電話番号(T1)も送信する。
特定中継局SRSは、ステップS310にて、受信した電話番号(B)が自身の電話番号と一致するか否かを判定する。一致した(Yes)場合、ステップS310Aに進み、一致しない(No)場合、ステップS310に戻る。ステップS310Aに進んだ場合、応答信号を発信側電話機M1に送信し、ステップS320に進む。
発信側電話機M1は、ステップS250Cに進んだ場合、受信した着信側電話番号(この場合、電話番号(A))を送信する。
このように、第2の実施の形態では、発信側電話機M1と特定中継局SRSとの電話通話路が形成された後、発信側電話機M1は着信側の電話番号(A)を特定中継局SRSに送信する点で、第1の実施の形態とは異なる。
特定中継局SRSは、ステップS320に進んだ場合、受信した着信側電話番号(この場合、電話番号(A))が、着信側情報Z10に記憶されているか否かを判定する。着信側情報Z10に記憶(登録)されている(Yes)場合、ステップS340に進み、着信側情報Z10に記憶(登録)されていない(No)場合、ステップS330に進む。
本実施の形態で説明する電話通信システムでは、着信側で通話した場合でも通話料金を支払うことを許容した契約企業が、その通話の発信側(発信側の得意先企業)を指定できる(着信側情報Z60の「許容発信側代表名称」(グループに相当)にて指定が可能)ため、便利である。
また、着信側は、着信課金用の電話番号を新たに取得する必要がなく、発信側も着信側も従来の電話通信環境を変えずに着信課金通話を導入することができる。
以上に説明したように、本発明の電話通信システムでは、発信側は、まずインターネットを介してWeb電話帳を閲覧し、その中から所望する着信側を選択するだけで、着信側課金で通話することができ、より簡便な入力で通話が可能である。また、発信側電話機に着信側の電話番号を記憶させておく必要がないため、発信側電話機を紛失した場合に着信側の電話番号が漏洩することを防止することもできる。
着信側情報Z60、Z10、発信側情報Z70、Z20、課金情報Z30の項目等は、これに限定されるものではない。またデータベースDB60,DB70は、サーバWSからアクセス可能であれば、サーバWS内に配置されていなくてもよい。またデータベースDB1、DB2、DB3も、サーバRSからアクセス可能であれば、サーバRS内に配置されていなくてもよい。
A1、A2、N1、N2 着信側電話機
A3、N3 端末装置
SRS 特定中継局
RS、WS サーバ
ADP アダプタ
S1、S2 一般中継局
DB10、DB20、DB30、DB60、DB70 データベース
Z10、Z60 着信側情報
Z20、Z70 発信側情報
Z30 課金情報
Claims (3)
- 電話機能とインターネット閲覧機能とを備えた発信側電話機と、電話番号(A)が割り付けられた着信側電話機と、電話番号(B)が割り付けられた特定中継局とを用いて、前記発信側電話機からの発信によって前記発信側電話機と前記着信側電話機とを前記特定中継局を介して通話可能に接続する電話通信システムであって、
インターネットを介してアクセスしてきた前記発信側電話機に、前記着信側電話機に対応する着信側識別情報を含む電話帳画面情報を送信するサーバを備え、
前記サーバには前記着信側識別情報に対応させて電話番号(A)と電話番号(B)が登録されており、
前記発信側電話機は、
前記サーバにアクセスして前記電話帳画面情報を受信すると前記電話帳画面情報に基づいた電話帳画面を表示し、
表示した電話帳画面の中から1つの着信側識別情報が選択されると、選択された着信側識別情報を含む選択情報を前記サーバに送信して前記サーバから前記選択された着信側識別情報に対応する電話番号(A)と電話番号(B)とを受信し、
前記サーバから受信した電話番号(A)と電話番号(B)とを含む通話要求情報を前記特定中継局に向けて送信し、
前記特定中継局には電話番号(A)が登録されており、
前記特定中継局は、
電話番号(B)が含まれている通話要求情報を受信すると、受信した通話要求情報に含まれている電話番号(A)が登録されているか否か検索し、
電話番号(A)が登録されている場合は、当該特定中継局を介して前記発信側電話機と前記着信側電話機とで通話可能となるように電話通話路を形成し、その通話料金を着信側に課金する、
ことを特徴とする電話通信システム。 - 請求項1に記載の電話通信システムであって、
前記発信側電話機は、
前記サーバから受信した電話番号(B)を前記特定中継局に向けて送信し、当該発信側電話機と前記特定中継局との間の電話通話路が形成された後、前記サーバから受信した電話番号(A)を前記特定中継局に向けて送信し、
前記特定中継局は、
前記発信側電話機から電話番号(B)を受信すると、前記発信側電話機と当該特定中継局との間の電話通話路を形成し、
更に前記発信側電話機から電話番号(A)を受信すると、受信した電話番号(A)が登録されているか否か検索し、登録されている場合は、当該特定中継局を介して前記発信側電話機と前記着信側電話機とで通話可能となるように電話通話路を形成し、その通話料金を着信側に課金する、
ことを特徴とする電話通信システム。 - 請求項1または2に記載の電話通信システムであって、
前記サーバには、前記発信側電話機を識別可能な発信側電話機識別情報に対応させて発信側電話機を複数のグループに分類したグループ情報が登録されており、前記グループに応じて着信側識別情報が分類されており、
前記発信側電話機は、前記サーバにアクセスの際、発信側電話機識別情報を前記サーバに送信し、
前記サーバは、アクセスしてきた前記発信側電話機に電話帳画面情報を送信する際、アクセスしてきた発信側電話機から受信した発信側電話機識別情報に対応するグループに応じた着信側識別情報を抽出して電話帳画面情報を作成して送信する、
ことを特徴とする電話通信システム。
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