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JP4622444B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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JP4622444B2
JP4622444B2 JP2004302884A JP2004302884A JP4622444B2 JP 4622444 B2 JP4622444 B2 JP 4622444B2 JP 2004302884 A JP2004302884 A JP 2004302884A JP 2004302884 A JP2004302884 A JP 2004302884A JP 4622444 B2 JP4622444 B2 JP 4622444B2
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Description

本発明は、インクジェット記録装置に係り、特に光硬化型のインクを使用したインクジェット記録装置に関する。
従来より、用紙やプラスチック薄板等の記録媒体にインクを吐出して所定の画像を記録するインクジェット記録装置が提案され、実用化されている。特に、近年においては、非吸収性の記録媒体であっても画像が記録できるように、光硬化型のインクを使用して記録媒体上に着弾したインクに対して紫外線等の光を照射することで、画像を形成するインクジェット記録装置が開発されている。このようなインクジェット記録装置には、例えばラジカル重合系のインクを用いて多量の紫外線を一括して照射する装置が開発されている(例えば特許文献1参照)。また、光沢性を均一化するために、透明なインクを用いて画像を記録するインクジェット記録装置も提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開2001−310454号公報 特開2003−191691号公報
ここで、上記のインクジェット記録装置では、色の異なる複数のインクを記録媒体上で混ぜ合わせた後に、紫外線を照射して硬化させることで画像を記録しているが、例えば、シアン、マゼンタ、イエローの三色のカラーインクが混在してなるドットに近接して、白色インク、や黒色インクからなるドットが形成される場合には、白色インクや黒色インクにカラーインクが混じって滲んでしまって、結果として画像を劣化させることになっていた。
一方、透明なインクを用いるインクジェット記録装置においても、全てのインクが記録媒体上で硬化する前に、透明なインクに他のインクが混じってしまい、画質を劣化させることになっていた。
本発明の課題は、インクの滲みやドット径の増大化を抑えて高画質化を図ることである。
請求項記載の発明におけるインクジェット記録装置は、
光硬化型の有彩色インクを記録媒体に吐出する複数の有彩色インク用記録ヘッドを有する第1ヘッドグループと、
光硬化型の無彩色インクを記録媒体に吐出する無彩色インク用記録ヘッドを少なくとも1つ有する第2ヘッドグループと、
記録媒体上に着弾した前記有彩色インク及び前記無彩色インクに対して光を照射し硬化させる光照射装置と、
前記第1ヘッドグループ及び前記第2ヘッドグループを走査させる走査装置と、
前記走査装置による走査方向に対して直交する方向に記録媒体を搬送する搬送装置と、
前記有彩色用記録ヘッド及び前記無彩色記録ヘッドを制御する制御装置とを備え、
前記走査装置には、前記複数の有彩色インク用記録ヘッド並びに前記無彩色インク用記録ヘッドが前記走査方向に沿って順に配列され、
前記光照射装置は、前記複数の有彩色インク用記録ヘッドの各記録ヘッド間に配置されることなく、前記第1ヘッドグループと前記第2ヘッドグループとの間に配置されるとともに、前記第1ヘッドグループ及び前記第2ヘッドグループの前記走査方向における両側方に配置されており、
前記制御装置は、
前記有彩色インク用記録ヘッドから記録媒体に前記有彩色インクを吐出させて、前記光照射装置によって記録媒体上の前記有彩色インクが硬化された後に、前記無彩色インク用記録ヘッドから記録媒体に前記無彩色インクを吐出させて、前記光照射装置によって記録媒体上の前記無彩色インクが硬化されるように、前記有彩色用記録ヘッド及び前記無彩色インク用記録ヘッドを制御すること、
若しくは、前記無彩色インク用記録ヘッドから記録媒体に前記無彩色インクを吐出させて、前記光照射装置によって記録媒体上の前記無彩色インクが硬化された後に、前記有彩色インク用記録ヘッドから記録媒体に前記有彩色インクを吐出させて、前記光照射装置によって記録媒体上の前記有彩色インクが硬化されるように、前記有彩色インク用記録ヘッド及び無彩色インク用記録ヘッドを制御すること、の少なくとも一方を行うことを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項記載のインクジェット記録装置において、
前記制御装置は、前記有彩色インク及び前記無彩色インクの一方が、前記走査方向における前記光照射装置の下流側で前記記録媒体上に着弾する場合にのみ、前記光照射装置が点灯するように前記光照射装置を制御することを特徴としている。
請求項3記載の発明は、
光硬化型の有彩色インクを記録媒体に吐出する複数の有彩色インク用記録ヘッドを有する第1ヘッドグループと、
光硬化型の無彩色インクを記録媒体に吐出する無彩色インク用記録ヘッドを少なくとも1つ有する第2ヘッドグループと、
記録媒体上に着弾した前記有彩色インク及び前記無彩色インクに対して光を照射し硬化させる光照射装置と、
記録媒体を搬送する搬送装置と、
前記有彩色用記録ヘッド及び前記無彩色記録ヘッドを制御する制御装置とを備え、
前記複数の有彩色インク用記録ヘッド並びに前記無彩色インク用記録ヘッドは、前記搬送装置による前記記録媒体の搬送方向に沿って配列されるライン型の記録ヘッドであり、
前記光照射装置は、前記複数の有彩色インク用記録ヘッドの各記録ヘッド間に配置されることなく、前記第1ヘッドグループと前記第2ヘッドグループとの間に配置されるとともに、前記第1ヘッドグループ及び前記第2ヘッドグループよりも前記搬送方向における下流側に配置されており、
前記制御装置は、
前記有彩色インク用記録ヘッドから記録媒体に前記有彩色インクを吐出させて、前記光照射装置によって記録媒体上の前記有彩色インクが硬化された後に、前記無彩色インク用記録ヘッドから記録媒体に前記無彩色インクを吐出させて、前記光照射装置によって記録媒体上の前記無彩色インクが硬化されるように、前記有彩色用記録ヘッド及び前記無彩色インク用記録ヘッドを制御すること、
若しくは、前記無彩色インク用記録ヘッドから記録媒体に前記無彩色インクを吐出させて、前記光照射装置によって記録媒体上の前記無彩色インクが硬化された後に、前記有彩色インク用記録ヘッドから記録媒体に前記有彩色インクを吐出させて、前記光照射装置によって記録媒体上の前記有彩色インクが硬化されるように、前記有彩色インク用記録ヘッド及び無彩色インク用記録ヘッドを制御すること、の少なくとも一方を行うことを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記有彩色インクには、シアン、マゼンタ、イエローのインクが含まれ、
前記無彩色インクには、黒、白、透明のインクの少なくとも1つが含まれることを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項記載のインクジェット記録装置において、
前記第2ヘッドグループは、前記黒インクを記録媒体に吐出する黒インク用記録ヘッドと、前記白インクを記録媒体に吐出する白インク用記録ヘッドと、前記透明インクを記録媒体に吐出する透明インク用記録ヘッドとの少なくとも2種からなり、
前記光照射装置は、前記少なくとも2種の記録ヘッドの間に配置されていることを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項記載のインクジェット記録装置において、
前記第2ヘッドグループに前記透明インク用記録ヘッドが含まれている場合には、前記
透明インクを硬化させる際の前記光照射装置の照射量の方が、前記透明インク以外の前記無彩色インク及び有彩色インクを硬化させる際の前記光照射装置の照射量よりも小さいことを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記有彩色インク及び前記無彩色インクは、紫外線硬化型のインクであり、
前記光照射装置は、照射光の少なくとも一部に紫外線を含んでいることを特徴としている。
発明によれば、着色インクの硬化と透明インクの硬化とがそれぞれ個別に行われているので、着色インクと透明インクとが混ざり合うことを防止でき、インクの滲みやドット径の増大化を抑制し、画質を向上させることができる。
[第1の実施の形態]
以下に第1の実施の形態について図面を参照して説明する。以下は本発明の一実施形態であって本発明を限定するものではない。
まず図1を参照して、本実施形態のインクジェット記録装置の主要構成について説明する。図1はインクジェット記録装置の主要構成図である。
インクジェット記録装置1は、記録媒体上で記録ヘッドを走査させながら、紫外線硬化型のインクを吐出させて、記録媒体上に画像を記録するシリアル型のインクジェット記録装置である。このインクジェット記録装置1には、記録媒体Pを下方から支持するプラテン2が設けられるとともに、プラテン2によって支持された記録媒体Pを搬送する搬送装置3(図2参照)が設けられている。また、プラテン2の上方には、記録媒体Pの搬送方向に対して直交する方向に走査する走査装置としてのキャリッジ4が設けられている。
キャリッジ4には、プラテン2に支持された記録媒体Pに向けてインクを吐出する複数の記録ヘッド5が、走査方向Aに沿って配列されている。これら複数の記録ヘッド5は、着色剤を含まない透明インク(Cl)を吐出する透明インク用記録ヘッド51と、着色剤を含む着色インクを吐出する着色インク用記録ヘッド52とから成り立っている。ここで、着色インクには、黒色の着色剤を含む黒色インク(K)や、黒色以外の色の着色剤を含むカラーインク等があるために、黒色インクを吐出する黒色インク用記録ヘッド52aと、カラーインクを吐出するカラーインク用記録ヘッド52bとによって、着色インク用記録ヘッド52が成り立っている。本実施形態では、カラーインクとしてシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色のカラーインクが使用されているので、各カラーインクに対応して3つのカラーインク用記録ヘッド52bがキャリッジ4に搭載されている。
また、キャリッジ4には、紫外線を含んだ光を記録媒体Pに向けて照射する複数の光照射装置6が、透明インク用記録ヘッド51、黒色インク用記録ヘッド52a及びカラーインク用記録ヘッド52bのそれぞれの走査方向Aにおける両側方に配置されている。
図2はインクジェット記録装置1の主制御部分を表すブロック図であり、この図2に示すように、インクジェット記録装置1には、各駆動部を制御する制御装置10が設けられている。制御装置10は、インターフェイス、記録回路、CPU等から構成され、記録回路中に書き込まれている制御プログラムや制御データに従いインターフェイスに接続された各種機器を制御するようになっている。
インターフェイスには、搬送装置3、キャリッジ4及び記録ヘッド5の各駆動源や、光照射装置6の光源が電気的に接続されている。なお、このインターフェイスには、これら以外にもインクジェット記録装置1の各駆動部などが接続されている。
CPUは、記録回路に格納されている各種プログラムのなかから指定されたプログラムを、記録回路内の作業領域に展開し、各部からの入力信号に応じて、プログラムに従った各種処理を実行するようになっている。
次に、本実施形態のインクジェット記録装置1の作用について説明する。
制御装置10は、画像記録タイミングになると、記録媒体Pが間欠で搬送させられるように、搬送装置3を制御する。間欠搬送時に記録媒体Pが停止した状態になると、制御装置10はキャリッジ4を制御して、記録ヘッド5を記録媒体P上で走査させる。キャリッジ4の走査時においては、制御装置10は、各記録ヘッド5からインクが吐出されるように記録ヘッド5を制御するとともに、光照射装置6から記録媒体Pに向けて光が照射されるように光照射装置6を制御し、記録媒体P上に画像を記録する。
ここで、図1に示す矢印A1方向にキャリッジ4が走査する場合には、走査方向A1の最上流側の光照射装置6aは当該走査で記録媒体P上に着弾したカラーインクを硬化させ、2番目に上流側となる光照射装置6bは当該走査で記録媒体P上に着弾した黒色インクを硬化させ、3番目に上流側となる光照射装置6cは当該走査で記録媒体P上に着弾した透明インクを硬化させることになる。一方、図1に示す矢印A2方向、すなわち矢印A1方向とは反対方向にキャリッジ4が走査する場合には、走査方向A2の最上流側の光照射装置6dは当該走査で記録媒体P上に着弾した透明インクを硬化させ、2番目に上流側となる光照射装置6cは当該走査で記録媒体P上に着弾した黒色インクを硬化させ、3番目に上流側となる光照射装置6bは当該走査で記録媒体P上に着弾したカラーインクを硬化させることになる。
このように、各光照射装置6が硬化させるインクが走査方向A1,A2によって異なるために、制御装置10は、走査方向A1,A2が異なることに、透明インクを硬化させる光照射装置6の照射量が、黒色インクやカラーインクなどの着色インクを硬化させる光照射装置6の照射量よりも小さくなるように、各光照射装置6を制御している。
なお、ここで言う硬化とは、記録媒体P上に着弾したインク滴の全ての部分が硬化した完全硬化であっても、他のインク滴とは混じり合わない程度にインク滴の表面部分のみが硬化した初期硬化であっても構わない。
これによって、走査方向A1にキャリッジ4が走査する場合には、まず、透明インク用記録ヘッド51から記録媒体P上に透明インクが吐出されて、光照射装置6cによって記録媒体P上の透明インクが硬化させられる。その後、黒色インク用記録ヘッド52aから記録媒体P上に黒色インクが吐出されて、光照射装置6bによって記録媒体P上の黒色インクが硬化させられる。最後に、各カラーインク用記録ヘッド52bから記録媒体P上にカラーインクが吐出されて、光照射装置6aによって記録媒体P上のカラーインクが硬化させられる。
一方、走査方向A2にキャリッジ4が走査する場合には、まず、各カラーインク用記録ヘッド52bから記録媒体P上にカラーインクが吐出されて、光照射装置6bによって記録媒体P上のカラーインクが硬化させられる。その後、黒色インク用記録ヘッド52aから記録媒体P上に黒色インクが吐出されて、光照射装置6cによって記録媒体P上の黒色インクが硬化させられる。最後に、透明インク用記録ヘッド51から記録媒体P上に透明インクが吐出されて、光照射装置6dによって記録媒体P上の透明インクが硬化させられる。
これらの行程を繰り返すことにより、記録媒体P上に画像が記録される。
ここで、走査方向A1,A2における最下流に位置する光照射装置6d,6aは、その下流側でインクが吐出されないために、点灯されたとしてもインク硬化に寄与しないことになる。したがって、走査方向A1にキャリッジ4が走査する場合には、制御装置10は、走査方向A1における下流側で記録媒体P上に黒色インク、基本色インク及び透明インクの少なくとも1つが着弾する光照射装置6a,6b,6cだけを点灯、最下流に位置する光照射装置6dを非点灯となるように、光照射装置6を制御している。
一方、走査方向A2にキャリッジ4が走査する場合には、制御装置10は、走査方向A2における下流側で記録媒体P上に黒色インク、基本色インク及び透明インクの少なくとも1つが着弾する光照射装置6b,6c,6dだけを点灯、最下流に位置する光照射装置6aを非点灯となるように、光照射装置6を制御している。
なお、走査時に透明インク用記録ヘッド51、黒色インク用記録ヘッド52a及びカラーインク用記録ヘッド52bの全てによって画像が記録されない場合、つまり、走査時に未使用状態となる記録ヘッド5がある場合には、その未使用状態の記録ヘッド5の直上流に位置する光照射装置6を非点灯としてもよい。
以上のように、本実施形態のインクジェット記録装置1においては、透明インクの硬化、黒色インクの硬化及びカラーインクの硬化がそれぞれ個別に行われているので、透明インク、黒色インク及びカラーインクが混ざり合うことを防止でき、インクの滲みやドット径の増大化を抑制し、画質を向上させることができる。
また、複数の光照射装置6が透明インク用記録ヘッド51、黒色インク用記録ヘッド52a及びカラーインク用記録ヘッド52bのそれぞれの両側方に配置されているので、透明インクによる画像記録、黒色インクによる画像記録及びカラーインクによる画像記録が一度の走査で可能となって、記録速度を向上させることができる。
また、着色インクに光を照射した場合には、着色インク内の着色剤によって光は阻害されてしまうが、透明インクには着色剤が含まれていないので光が阻害されることはない。つまり、インク量が同量であれば、透明インクの方が着色インクよりも少ない照射量で硬化することになる。このことから、本実施形態のインクジェット記録装置1のように、透明インクを硬化させる際の光照射装置6の照射量を、着色インクを硬化させる際の光照射装置6の照射量よりも小さくしても、透明インク及び着色インクを硬化できる。したがって、インク種類に応じた照射量で光を照射できるので、照射量が必要以上の値になることを防いで消費電力を低減できる。
さらに、走査方向A1,A2に応じて、少なくとも記録媒体P上の各インクが硬化させられるように各光照射装置6a,6b,6c,6dの点灯、非点灯を変更しているので、光照射装置6が不必要に照射されることを防止しして、消費電力を低減させることができる。
なお、本発明は上記第1の実施の形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、本実施形態ではキャリッジ4によって双方向の画像記録を行うインクジェット記録装置1を例示したが、より高精細な画像記録が可能な、片方向のみで画像記録を行うインクジェット記録装置の場合には、例えば、走査方向A1のみで画像記録を行うのであれば、走査方向A1の最下流に位置する光照射装置6dを省略することができる。
また、透明インク、黒インク及びカラーインクがそれぞれ個別に硬化するのであれば、各記録ヘッド5及び各光照射装置6の配置順序は如何様でも構わない。
また、本実施形態では、透明インク用記録ヘッド51を搭載した搭載したキャリッジ4を例示しているが、透明インク用記録ヘッド51を搭載せずに着色インク用記録ヘッド52のみを搭載するキャリッジであっても構わない。例えば図3に示すように、着色インク用記録ヘッド52として、黒色インク用記録ヘッド52a、カラーインク用記録ヘッド52b及び白色インク用記録ヘッド52cを搭載したキャリッジ4aが挙げられる。以下、このキャリッジ4aについて図3を参照して説明するが、図1に記載されるキャリッジ4と同一の部分においては、同一符号を付してその説明を省略する。
キャリッジ4aには、黒色インク用記録ヘッド52a、カラーインク用記録ヘッド52b及び白色インク用記録ヘッド52cが、走査方向Aに沿って配列されている。白色インク用記録ヘッド52cは、白色の着色剤を含む白インク(W)を記録媒体Pに向けて吐出するようになっている。
そして、このキャリッジ4aによって画像を記録する際においては、走査方向A1にキャリッジ4が走査する場合であると、まず、白色インク用記録ヘッド52cから記録媒体P上に白色インクが吐出されて、光照射装置6cによって記録媒体P上の白色インクが硬化させられる。その後、黒色インク用記録ヘッド52aから記録媒体P上に黒色インクが吐出されて、光照射装置6bによって記録媒体P上の黒色インクが硬化させられる。最後に、各カラーインク用記録ヘッド52bから記録媒体P上にカラーインクが吐出されて、光照射装置6aによって記録媒体P上のカラーインクが硬化させられる。
ここで、走査方向A1にキャリッジ4が走査する場合には、制御装置10は、走査方向A1における下流側で記録媒体P上に黒色インク、基本色インク及び白色インクの少なくとも1つが着弾する光照射装置6a,6b,6cだけを点灯、最下流に位置する光照射装置6dを非点灯となるように、光照射装置6を制御している。
一方、走査方向A2にキャリッジ4が走査する場合であると、まず、各カラーインク用記録ヘッド52bから記録媒体P上にカラーインクが吐出されて、光照射装置6bによって記録媒体P上のカラーインクが硬化させられる。その後、黒色インク用記録ヘッド52aから記録媒体P上に黒色インクが吐出されて、光照射装置6cによって記録媒体P上の黒色インクが硬化させられる。最後に、白色インク用記録ヘッド52cから記録媒体P上に白色インクが吐出されて、光照射装置6dによって記録媒体P上の白色インクが硬化させられる。
ここで、走査方向A2にキャリッジ4が走査する場合には、制御装置10は、走査方向A2における下流側で記録媒体P上に黒色インク、基本色インク及び白色インクの少なくとも1つが着弾する光照射装置6b,6c,6dだけを点灯、最下流に位置する光照射装置6aを非点灯となるように、光照射装置6を制御している。
このように、白色インクの硬化と、白色インク以外の色を有する基本色インク(黒色インク、カラーインク)の硬化とがそれぞれ個別に行われているので、白色インクと基本色インクとが混ざり合うことを防止でき、インクの滲みやドット径の増大化を抑制し、画質を向上させることができる。さらに、黒色インクの硬化とカラーインクの硬化ともそれぞれ個別に行われているために、黒色インクとカラーインクとが混じり合うことを防止して、画質を向上させることができる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態に係るインクジェット記録装置1Aについて、図4を参照に説明する。上述した第1の実施の形態においては、シリアル型のインクジェット記録装置1を例示して説明したが、この第2の実施の形態では、ライン型のインクジェット記録装置1Aを例示して説明する。なお、以下の説明において、第1の実施の形態に係るインクジェット記録装置1と共通の構成については、同一の符号を付して説明する。
図4に示すように、インクジェット記録装置1Aにおけるプラテン2の上方には、ラインヘッド型の複数の記録ヘッド8が、搬送装置3による搬送方向Bに沿って配列されている。これら複数の記録ヘッド8は、着色剤を含まない透明インク(Cl)を吐出する透明インク用記録ヘッド81と、着色剤を含む着色インクを吐出する着色インク用記録ヘッド82とから成り立っている。ここで、着色インクには、黒色の着色剤を含む黒色インク(K)や、黒色以外の色の着色剤を含むカラーインク等があるために、黒色インクを吐出する黒色インク用記録ヘッド82aと、カラーインクを吐出するカラーインク用記録ヘッド82bとによって、着色インク用記録ヘッド82が成り立っている。本実施形態では、カラーインクとしてシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色のカラーインクが使用されているので、各カラーインクに対応して3つのカラーインク用記録ヘッド82bが設けられている。
これら透明インク用記録ヘッド81、黒色インク用記録ヘッド82a及びカラーインク用記録ヘッド82bの搬送方向Bにおける下流側には、それぞれ光照射装置6が配置されていて、記録媒体P上に着弾した透明インク、黒色インク及びカラーインクをそれぞれ個別に硬化させるようになっている。
次に、本実施形態のインクジェット記録装置1Aの作用について説明する。
制御装置10は、画像記録タイミングになると、記録媒体Pが連続で搬送させられるように、搬送装置3を制御する。この記録媒体Pの搬送に伴って、制御装置10は各記録ヘッド8からインクが吐出されるように記録ヘッド8を制御するとともに、光照射装置6から記録媒体Pに向けて光が照射されるように光照射装置6を制御し、記録媒体P上に画像を記録する。
ここで、記録媒体Pが搬送方向Bに搬送されると、まず、透明インク用記録ヘッド81から記録媒体P上に透明インクが吐出されて、透明インク用記録ヘッド81の直下流側に位置する光照射装置6aによって記録媒体P上の透明インクが硬化させられる。その後、黒色インク用記録ヘッド82aから記録媒体P上に黒色インクが吐出されて、黒色インク用記録ヘッド82aの直下流側に位置する光照射装置6bによって記録媒体P上の黒色インクが硬化させられる。最後に、各カラーインク用記録ヘッド82bから記録媒体P上にカラーインクが吐出されて、カラーインク用記録ヘッド82bの直下流に位置する光照射装置6cによって記録媒体P上のカラーインクが硬化させられる。
以上のように、ライン型のインクジェット記録装置1Aにおいても、透明インクの硬化、黒色インクの硬化及びカラーインクの硬化がそれぞれ個別に行われているので、透明インク、黒色インク及びカラーインクが混ざり合うことを防止でき、インクの滲みやドット径の増大化を抑制し、画質を向上させることができる。
なお、本発明は上記第2の実施の形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、この第2の実施の形態では、光照射装置6が制御装置10によって制御されている場合を例示したが、光照射装置6が制御装置10によって制御されていなくとも、ライン型のインクジェット記録装置1であれば、電源投入とともに光照射装置6が点灯するといった構成であっても、黒色インク、カラーインク及び透明インクのそれぞれ個別に硬化させることが可能である。
また、第2の実施の形態では、透明インク用記録ヘッド81を備えたライン型のインクジェット記録装置1Aを例示しているが、透明インク用記録ヘッド81を搭載せずに着色インク用記録ヘッド82のみを備えたライン型のインクジェット記録装置あっても構わない。例えば図5に示すように、着色インク用記録ヘッド82として、黒色インク用記録ヘッド82a、カラーインク用記録ヘッド82b及び白色インク用記録ヘッド82cを備えたインクジェット記録装置1Bが挙げられる。以下、このインクジェット記録装置1Bについて図5を参照して説明するが、図3に記載されるインクジェット記録装置1Aと同一の部分においては、同一符号を付してその説明を省略する。
インクジェット記録装置1Bには、黒色インク用記録ヘッド82a、カラーインク用記録ヘッド82b及び白色インク用記録ヘッド82cが、搬送方向Bに沿って配列されている。白色インク用記録ヘッド82cは、白色の着色剤を含む白インク(W)を記録媒体Pに向けて吐出するようになっている。そして、このインクジェット記録装置1Bによって画像を記録する際においては、記録媒体Pが搬送方向Bに搬送されると、まず、白色インク用記録ヘッド82cから記録媒体P上に白色インクが吐出されて、白色インク用記録ヘッド81の直下流側に位置する光照射装置6aによって記録媒体P上の白色インクが硬化させられる。その後、黒色インク用記録ヘッド82aから記録媒体P上に黒色インクが吐出されて、黒色インク用記録ヘッド82aの直下流側に位置する光照射装置6bによって記録媒体P上の黒色インクが硬化させられる。最後に、各カラーインク用記録ヘッド82bから記録媒体P上にカラーインクが吐出されて、カラーインク用記録ヘッド82bの直下流に位置する光照射装置6cによって記録媒体P上のカラーインクが硬化させられる。
このように、白色インクの硬化、黒色インクの硬化及びカラーインクの硬化がそれぞれ個別に行われているので、白色インク、黒インク及びカラーインクが混ざり合うことを防止でき、インクの滲みやドット径の増大化を抑制し、画質を向上させることができる。
ここで、シアン、マゼンタ、イエローの3色のインクを有彩色インクとし、黒色インク、白色インク、透明インクを無彩色インクとすると、カラーインク用記録ヘッド52b,82bは有彩色インク用記録ヘッドと換言でき、黒色インク用記録ヘッド52a,82a、白色インク用記録ヘッド52c,82c、透明インク用記録ヘッド51,81は無彩色インク用記録ヘッドと換言できるために、インクジェット記録装置1,1A,1Bに搭載される記録ヘッド郡は、有彩色インク用記録ヘッドから構成される第1ヘッドグループと、無彩色インク用記録ヘッドから構成される第2ヘッドグループとに分類できる。
このように分類した場合であると、例えば制御装置10は、有彩色インク用記録ヘッドから記録媒体Pに有彩色インクを吐出させて、光照射装置6によって記録媒体P上の有彩色インクが硬化された後に、無彩色インク用記録ヘッドから記録媒体Pに無彩色インクを吐出させて、光照射装置6によって記録媒体P上の無彩色インクが硬化されるように、有彩色用記録ヘッド及び無彩色インク用記録ヘッドを制御すること、若しくは、無彩色インク用記録ヘッドから記録媒体Pに無彩色インクを吐出させて、光照射装置6によって記録媒体P上の無彩色インクが硬化された後に、有彩色インク用記録ヘッドから記録媒体Pに有彩色インクを吐出させて、光照射装置6によって記録媒体P上の有彩色インクが硬化されるように、有彩色インク用記録ヘッド及び無彩色インク用記録ヘッドを制御すること、の少なくとも一方を行うことが可能である。
この際、シリアル型のインクジェット記録装置1である場合には、キャリッジ4に複数の光照射装置6が、少なくとも第1ヘッドグループ及び第2ヘッドグループのいずれか一方の両側方に配置されていればよく、さらにはキャリッジ4に複数の光照射装置6が、少なくとも第1ヘッドグループ及び第2ヘッドグループのそれぞれの両側方に配置されていれば、有彩色インクによる画像記録と無彩色インクによる画像記録が一度の走査で可能となって、記録速度を向上させることができ、好ましい。
そして、有彩色インク及び無彩色インクの一方が、走査方向における光照射装置6の下流側で記録媒体P上に着弾する場合にのみ光照射装置6が点灯するように、制御装置10が光照射装置6を制御すれば、記録媒体P上の有彩色インク及び無彩色インクを確実に硬化させながらも、光照射装置6が不必要に照射されることを防止しして、消費電力を低減させることができ、好ましい。
一方、ライン型のインクジェット記録装置1A,1Bである場合には、有彩色用記録ヘッド及び無彩色用記録ヘッドは、搬送装置3による搬送方向に沿って配列されるラインヘッド型の記録ヘッドであり、光照射装置6は、第1ヘッドグループの搬送方向の下流側及び第2ヘッドグループの搬送方向の下流側に配置されるように複数設けられている。
なお、上記のインクジェット記録装置1,1A,1Bでは、第2ヘッドグループが黒色インク用記録ヘッド52a,82aと透明インク用記録ヘッド51,81との2種からなる場合と、黒色インク用記録ヘッド52a,82aと白色インク用記録ヘッド52c,82cとの2種からなる場合とが例示されているが、組み合わせはこれに限定されるものではなく、これ以外にも透明インク用記録ヘッド51,81と白色インク用記録ヘッド52c,82cとの2種からなる場合や、黒色インク用記録ヘッド52a,82aと透明インク用記録ヘッド51,81と白色インク用記録ヘッド52c,82cとの3種からなる場合などが挙げられる。
こうした場合、少なくとも2種の無彩色インクを確実に個別で硬化させるために、光照射装置6は少なくとも2種の記録ヘッドの間に配置されていることが好ましい。
そして、第2ヘッドグループに透明インク用記録ヘッド51,81が含まれている場合には、透明インクを硬化させる際の光照射装置6の照射量の方が、透明インク以外の無彩色インク及び有彩色インクを硬化させる際の光照射装置6の照射量よりも小さくなっている。ここで、上記したようにインク量が同量であれば、透明インクの方が黒色インクや白色インク及び有彩色インクよりも少ない照射量で硬化するために、透明インクを硬化させる際の光照射装置6の照射量の方を、透明インク以外の無彩色インク及び有彩色インクを硬化させる際の光照射装置6の照射量よりも小さくすれば、インク種類に応じた照射量で光を照射できるので、照射量が必要以上の値になることを防いで消費電力を低減できる。
ここで、1つの光照射装置6で透明インクと、その他の無彩色インク及び有彩色インクを硬化させる場合には、制御装置10により上記条件で照射量が変化するように光照射装置6は制御され、1つの光照射装置6と、硬化されるインクとが画像記録時に変化せずに対になっている場合には予め光照射装置6の照射量を上記条件となるように調整しておくことも可能である。
第1の実施の形態のインクジェット記録装置の主要構成を表す説明図である。 図1のインクジェット記録装置の主制御部分を表すブロック図である。 図1のインクジェット記録装置に備わるキャリッジの変形例を示す説明図である。 第2の実施の形態のインクジェット記録装置の主要構成を表す説明図である。 図4のインクジェット記録装置の変形例を表す説明図である。
符号の説明
1 インクジェット記録装置
3 搬送装置
4 キャリッジ(走査装置)
6 光照射装置
10 制御装置
51 透明インク用記録ヘッド(無彩色インク用記録ヘッド)
52 着色インク用記録ヘッド
52a 黒色インク用記録ヘッド(無彩色インク用記録ヘッド)
52b カラーインク用記録ヘッド(有彩色インク用記録ヘッド)
A 走査方向
B 搬送方向
P 記録媒体

Claims (7)

  1. 光硬化型の有彩色インクを記録媒体に吐出する複数の有彩色インク用記録ヘッドを有する第1ヘッドグループと、
    光硬化型の無彩色インクを記録媒体に吐出する無彩色インク用記録ヘッドを少なくとも1つ有する第2ヘッドグループと、
    記録媒体上に着弾した前記有彩色インク及び前記無彩色インクに対して光を照射し硬化させる光照射装置と、
    前記第1ヘッドグループ及び前記第2ヘッドグループを走査させる走査装置と、
    前記走査装置による走査方向に対して直交する方向に記録媒体を搬送する搬送装置と、
    前記有彩色用記録ヘッド及び前記無彩色記録ヘッドを制御する制御装置とを備え、
    前記走査装置には、前記複数の有彩色インク用記録ヘッド並びに前記無彩色インク用記録ヘッドが前記走査方向に沿って順に配列され、
    前記光照射装置は、前記複数の有彩色インク用記録ヘッドの各記録ヘッド間に配置されることなく、前記第1ヘッドグループと前記第2ヘッドグループとの間に配置されるとともに、前記第1ヘッドグループ及び前記第2ヘッドグループの前記走査方向における両側方に配置されており、
    前記制御装置は、
    前記有彩色インク用記録ヘッドから記録媒体に前記有彩色インクを吐出させて、前記光照射装置によって記録媒体上の前記有彩色インクが硬化された後に、前記無彩色インク用記録ヘッドから記録媒体に前記無彩色インクを吐出させて、前記光照射装置によって記録媒体上の前記無彩色インクが硬化されるように、前記有彩色用記録ヘッド及び前記無彩色インク用記録ヘッドを制御すること、
    若しくは、前記無彩色インク用記録ヘッドから記録媒体に前記無彩色インクを吐出させて、前記光照射装置によって記録媒体上の前記無彩色インクが硬化された後に、前記有彩色インク用記録ヘッドから記録媒体に前記有彩色インクを吐出させて、前記光照射装置によって記録媒体上の前記有彩色インクが硬化されるように、前記有彩色インク用記録ヘッド及び無彩色インク用記録ヘッドを制御すること、の少なくとも一方を行うことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 請求項記載のインクジェット記録装置において、
    前記制御装置は、前記有彩色インク及び前記無彩色インクの一方が、前記走査方向における前記光照射装置の下流側で前記記録媒体上に着弾する場合にのみ、前記光照射装置が点灯するように前記光照射装置を制御することを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 光硬化型の有彩色インクを記録媒体に吐出する複数の有彩色インク用記録ヘッドを有する第1ヘッドグループと、
    光硬化型の無彩色インクを記録媒体に吐出する無彩色インク用記録ヘッドを少なくとも1つ有する第2ヘッドグループと、
    記録媒体上に着弾した前記有彩色インク及び前記無彩色インクに対して光を照射し硬化させる光照射装置と、
    記録媒体を搬送する搬送装置と、
    前記有彩色用記録ヘッド及び前記無彩色記録ヘッドを制御する制御装置とを備え、
    前記複数の有彩色インク用記録ヘッド並びに前記無彩色インク用記録ヘッドは、前記搬送装置による前記記録媒体の搬送方向に沿って配列されるライン型の記録ヘッドであり、
    前記光照射装置は、前記複数の有彩色インク用記録ヘッドの各記録ヘッド間に配置されることなく、前記第1ヘッドグループと前記第2ヘッドグループとの間に配置されるとともに、前記第1ヘッドグループ及び前記第2ヘッドグループよりも前記搬送方向における下流側に配置されており、
    前記制御装置は、
    前記有彩色インク用記録ヘッドから記録媒体に前記有彩色インクを吐出させて、前記光照射装置によって記録媒体上の前記有彩色インクが硬化された後に、前記無彩色インク用記録ヘッドから記録媒体に前記無彩色インクを吐出させて、前記光照射装置によって記録媒体上の前記無彩色インクが硬化されるように、前記有彩色用記録ヘッド及び前記無彩色インク用記録ヘッドを制御すること、
    若しくは、前記無彩色インク用記録ヘッドから記録媒体に前記無彩色インクを吐出させて、前記光照射装置によって記録媒体上の前記無彩色インクが硬化された後に、前記有彩色インク用記録ヘッドから記録媒体に前記有彩色インクを吐出させて、前記光照射装置によって記録媒体上の前記有彩色インクが硬化されるように、前記有彩色インク用記録ヘッド及び無彩色インク用記録ヘッドを制御すること、の少なくとも一方を行うことを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 請求項1〜の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
    前記有彩色インクには、シアン、マゼンタ、イエローのインクが含まれ、
    前記無彩色インクには、黒、白、透明のインクの少なくとも1つが含まれることを特徴とするインクジェット記録装置。
  5. 請求項記載のインクジェット記録装置において、
    前記第2ヘッドグループは、前記黒インクを記録媒体に吐出する黒インク用記録ヘッドと、前記白インクを記録媒体に吐出する白インク用記録ヘッドと、前記透明インクを記録媒体に吐出する透明インク用記録ヘッドとの少なくとも2種からなり、
    前記光照射装置は、前記少なくとも2種の記録ヘッドの間に配置されていることを特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 請求項記載のインクジェット記録装置において、
    前記第2ヘッドグループに前記透明インク用記録ヘッドが含まれている場合には、前記透明インクを硬化させる際の前記光照射装置の照射量の方が、前記透明インク以外の前記無彩色インク及び有彩色インクを硬化させる際の前記光照射装置の照射量よりも小さいことを特徴とするインクジェット記録装置。
  7. 請求項1〜のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置において、
    前記有彩色インク及び前記無彩色インクは、紫外線硬化型のインクであり、
    前記光照射装置は、照射光の少なくとも一部に紫外線を含んでいることを特徴とするインクジェット記録装置。
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