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JP4619687B2 - 免震建物用エレベータの可動乗場装置 - Google Patents

免震建物用エレベータの可動乗場装置 Download PDF

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Description

この発明は、基部建築体に免震装置を介して免震建築体が支持され、また基部建築体及び免震建築体に昇降路が形成され、この昇降路及び建築体の間に乗降通路が設けられた免震建物用エレベータの可動乗場装置に関するものである。
従来の免震建物用エレベータの乗場装置において、基部建築体に免震装置を介して支持された免震建築体と、免震建築体に形成されて基部建築体に嵌合状態に配置された昇降路とが設けられ、建築体と昇降路との間に乗降通路が配置される。すなわち、昇降路に設けられて乗降通路の一側を形成する昇降路出入口が配置され、また基部建築体に設けられて昇降路出入口に対向して配置されて乗降通路の他側を形成する基部出入口が装備される。
そして、乗降通路としては、例えば壁の乗降開口部に摺動可能にガイドされる筒状の乗降通路本体の内側に入れ子式に配置され、かつ先端が免震昇降路の乗降開口部に対して左右方向に相対移動可能に連結した筒状の可動中筒と、乗降階床上に後端が固定され、可動中筒の床プレート上に摺動可能に重ね合された固定プレートの下部にあって、乗降階床上に固定配置され、位置の復元機構として乗降通路本体を常時先端側に押圧付勢するバネ装置を備えたエレベータの乗降用出入口構造がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−335023号公報
従来のエレベータの乗降用出入口構造では、基部側の三方枠は建築駆体に固定されており、乗降方向の直角方向である水平方向の変位に対しては昇降路側の三方枠が基部固定側の三方枠との間でスライド可動し、乗降方向のみ入れ子式に配置された可動敷居機構で変位するのみの構造となっている。したがって、基部側の三方枠は、建築駆体に固定されているため、水平方向の地震時の変位には追従できるが、地震時の実際の変位として昇降路側の三方枠が浮き上がり、可動側可動敷居が持ち上がる変位には追従できないという問題があった。また、可動側可動敷居が持ち上がる変位が発生した際には、固定側の可動床を破壊してしまうという問題があった。
この発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであり、地震発生時に固定側可動床板が浮き上がっても、基部建築体側の固定側出入口三方枠の縦柱下部を破壊することがない円滑な可動機構を備えた免震建物用エレベータの可動乗場装置を提供するものである。
この発明に係る免震建物用エレベータの可動乗場装置においては、基部建築体に免震装置を介して免震建築体が支持され、かつ基部建築体及び免震建築体に昇降路が形成され、この昇降路及び建築体の間に乗降通路が設けられ、この乗降通路の建築体側に固定出入口が設けられ、かつ乗降通路の昇降路側に可動出入口が設けられたものにおいて、乗降通路の建築体側に設けられ固定出入口枠を形成する固定側出入口三方枠と、乗降通路の建築体側に設けられ固定出入口の床板を形成する固定側可動床板と、乗降通路の昇降路側に設けられ固定側可動床板の下面に常時重合するように配設された可動側可動床板と、固定側出入口三方枠の縦柱の下端部と固定側可動床板との連結部に設けられた可動式機構からなる係合部とを備え、可動式機構からなる係合部は、固定側可動床板上に設けられた係合突起と、固定側出入口三方枠の縦柱の下端部に形成され、係合突起を摺動自在かつ遊嵌状態に嵌め込む中空部とからなるものである。
また更に、乗降通路の建築体側に上下方向に回動可能に枢支され固定出入口の床板を形成する固定側可動床板と、固定側可動床板の昇降路出入口側の側縁部を除く固定側出入口の側縁部及び左右両側縁部を下向きに折り曲げて形成された折曲部と、折曲部と対向する固定側乗場床面に設けられ、常時は折曲部を収容しかつ地震発生時に固定側可動床板が持ち上がっても折曲部の下端部が固定側乗場床面上に突出しないような深さを持つ収容溝とを備えたものである。
この発明は、乗降通路の建築体側に設けられ固定出入口枠を形成する固定側出入口三方枠と、乗降通路の建築体側に設けられ固定出入口の床板を形成する固定側可動床板と、乗降通路の昇降路側に設けられ固定側可動床板の下面に常時重合するように配設された可動側可動床板と、固定側出入口三方枠の縦柱の下端部と固定側可動床板との連結部に設けられた可動式機構からなる係合部とを備え、可動式機構からなる係合部は、固定側可動床板上に設けられた係合突起と、固定側出入口三方枠の縦柱の下端部に形成され、係合突起を摺動自在かつ遊嵌状態に嵌め込む中空部とから構成したので、地震発生時に固定側可動床板が浮き上がっても、基部建築体側の固定側出入口三方枠の縦柱下部を破壊することがないという効果がある。
実施の形態1.
図1は免震建物用エレベータを概念的に示す縦断面図、図2は図1の免震建物用エレベータの地震時の状況を説明する図、図3はこの発明を実施するための実施の形態1における免震建物用エレベータの可動乗場装置を示す側面図、図4は可動床と基部建築体側三方枠の縦柱下部の係合機構を示す拡大図、図5は地震時の状況を説明する図3相当図、図6は地震時の状況を説明する図4相当図、図7は可動床と基部建築体側三方枠の縦柱下部の係合機構の構造を示す側面図、図8は可動床の固定側可動床と建築体側の床部との関係を示す図7A−A線に沿った断面図、図9は可動床が浮き上がった状態でも乗客の足等を挟まないことを説明するための図である。
図1〜図9において、大地1に基部建築体2が建設され、基部建築体2の上の免震装置3により免震建築体4が支持される。そして、基部建築体2及び免震建築体4に縦通した昇降路5が設けられ、昇降路5における基部建築体2の上部から免震建築体4の下部の間にわたって複数の可動昇降路枠6が互いに離れて配置される。また、基部建築体2と可動昇降路枠6の間に乗降通路7が設けられる。
そして、昇降路5に立設されて可動昇降路枠6に連結されたかご用案内レール8に昇降路5を昇降するかご9が案内され、また昇降路5に立設されて可動昇降路枠6に連結されたつり合おもり用案内レール10に昇降路5を昇降するつり合おもり11が案内される。
また、免震建築体4の上部に機械室12が設けられて巻上機13が設置され、それの駆動綱車に主索14が巻掛けられて一端にかご9が他端につり合おもり11が吊持される。そして、昇降路5の底面にかご9、つり合おもり11のそれぞれに対向して緩衝器15が立設される。
また、乗降通路7の一側である可動昇降路枠6側に昇降路出入口三方枠16が装備され、昇降路出入口三方枠16を開閉する乗場の戸17、昇降路出入口三方枠16の下縁部に乗場の戸17の下端を案内する敷居18が設けられる。そして、昇降路出入口三方枠16に対向した基部建築体2及び免震建築体4側に乗降通路7の他側を形成する固定側出入口三方枠19が設けられる。
そして、固定側出入口三方枠19の下縁部に配置され昇降路出入口三方枠16に向かって突設された固定側可動床板20が蝶番20aにより枢支結合され、上下方向に回動可能に構成されている。またこの固定側可動床板20には、昇降路出入口側の側縁部を除く固定側出入口側の側縁部及び左右両側縁部に下向きに折り曲げられた折曲部20bが設けられており、更にこの折曲部20bと対向する固定側乗場床面には、常時は折曲部20bを全部収容しかつ地震発生時に固定側可動床板20が持ち上がっても折曲部20bの下端部が乗場床面上に突出しないような深さを持つ収容溝20cが設けられている。また固定側出入口三方枠19の上縁部に配置され昇降路出入口三方枠16に向かって突設された固定側天井板21が設けられる。また、固定側出入口三方枠19の側縁部に一側が鉛直軸線を介して枢着され他側は昇降路出入口三方枠16寄りに配置され、上端が固定側天井板21に空隙を形成して配置され下端は固定側可動床板20に空隙を形成して配置された固定側壁板23が設けられる。これにより、乗降通路7の固定側可動床、固定側壁、固定天井が形成される。
一方、乗降通路7の可動側可動床、可動側壁、可動天井は次のように構成される。昇降路出入口三方枠16の下縁部に可動側可動床板24が配置されて、一側が水平軸線25を介して枢着され、他側は固定側出入口三方枠19寄りに配置されて固定側可動床板20の下面に常時重合配置される。この可動側可動床板24は、固定側可動床板20の下面に相当の距離を持って重合しており、地震発生時に可動側可動床板24と固定側可動床板20の重合距離が図5(最長伸長時で重合距離小)のように変化しても、乗降通路7の床面が確保される構成である。また、乗降通路7の可動側壁27及び可動天井28は、複数枚、例えば3枚の門型ステンレス板によりそれぞれ構成されている。この門型ステンレス板から成る可動側壁27及び可動天井28は、固定天井板21及び固定側壁板23の内側に摺動自在に嵌め込まれた第1の可動側壁27a及び第1の可動天井28a、この第1の可動側壁27a及び第1の可動天井28aの内側に摺動自在に嵌め込まれた第2の可動側壁27b及び第2の可動天井28b、この第2の可動側壁27b及び第2の可動天井28bの内側に摺動自在に嵌め込まれた第3の可動側壁27c及び第3の可動天井28cから構成された三層構造である。この乗降通路7の可動側壁27及び可動天井28は、地震発生時に互いに摺動自在に嵌め込まれた部分が伸縮し、図5に示すように変位する。なお、第3の可動側壁27c及び第3の可動天井28cの可動昇降路枠6側端は、鉛直軸線及び垂直軸線を介して枢着されている。
また、乗降通路7の固定側壁板23と各可動側壁27a〜27cの外側の上下2個所には、パンタグラフ動作機構からなる垂直方向の伸縮連結リンク30が設けられている。この伸縮連結リンク30の両端部は枢軸ピン30a、30bにより固定側壁板23と第3の可動側壁27cに枢支されている。この垂直方向の伸縮連結リンク30の中間部の枢軸ピン30c、30dは第1の可動側壁27a及び第2の可動側壁27bにそれぞれ枢支されており、この第1の可動側壁27a及び第2の可動側壁27bの枢支部分には枢軸ピン30c、30dが挿入される縦長の長孔31が設けられている。同様に、乗降通路7の固定天井板21と各可動天井28a〜28cの外側の左右2個所には、パンタグラフ動作機構からなる水平方向の伸縮連結リンク32が設けられている。この水平方向の伸縮連結リンク32の両端部は枢軸ピン32a、32bにより固定天井板21と第3の可動天井28cに枢支されている。この伸縮連結リンク32の中間部の枢軸ピン32c、32dは第1の可動天井28a及び第2の可動天井27bにそれぞれ枢支されており、この第1の可動天井28a及び第2の可動天井28bの枢支部分には枢軸ピン32c、32dが挿入される縦長の長孔が設けられている。
この発明においては、基部建築側である固定側出入口三方枠19の縦柱下端部を固定せずに、左右の縦柱側面及び天井部のみの固定とし、更に固定側出入口三方枠19の縦柱下端部と、地震発生時における可動側可動床板24の持ち上がりにより、これに追従して変化する固定側可動床板20との連結部に円滑な可動式機構からなる係合部を備えたことを特徴とするものである。すなわち、固定側可動床板20上には、その頂部外形形状が滑らかな曲面状を呈する係合突起20dが球面座機構(図示せず)を介して回動可能に枢支されている。そして、一方、固定側出入口三方枠19の縦柱下端部には、上記曲面状の係合突起20dが所定の間隙をもって摺動自在でかつ遊嵌状態で嵌め込まれる中空部19aが形成されている。これにより、地震発生時にも建築側である固定側出入口三方枠19の縦柱を破壊することなく、安価で安全な可動機構を提供することができる。
上記のように構成された免震建物用エレベータの可動乗場装置において、常時、すなわち免震装置3に水平方向の変形がない状態では図1に示すようにかご用案内レール8、つり合おもり用案内レール10が鉛直に配置され、また複数の可動昇降路枠6は上下方向に互いに離れて鉛直線上に配置される。そして、図1に示す状態によりかご9、つり合おもり11が昇降運転される。
また、常時において昇降路出入口16、固定側出入口19は相互に所定の間隔に配置され、かつそれぞれ鉛直姿勢に配置される。そして、固定側可動床板20の下に可動側可動床板24が十分な距離重合して配置される。また、固定天井板21の下面に第1の可動天井28aが重合して配置され、更にその下面に第2の可動天井28b、その下面に第3の可動天井28cがそれぞれほぼ等間隔に重合して配置される。また、固定側壁板23の乗降通路7内面に第1の可動側壁27aが重合して配置され、更にその下面に第2の可動側壁27b、その下面に第3の可動側壁27cがそれぞれほぼ等間隔に重合して配置される。
以上説明した構成によって、図3、図4に示すように常時において、床面、壁面、天井面において隙間のない乗降通路7が形成されて、美観を呈する乗降通路7を実現することができる。そして、地震時に基部建築体2及び免震建築体4が相対変位して免震装置3に水平方向の変形が発生した場合に、図2に示すように可動昇降路枠6の配置位置においてかご用案内レール8、つり合おもり用案内レール10に弾性変形による撓みが生じる。
そして、かご用案内レール8等が撓んだときに、可動昇降路枠6によってかご用案内レール8、つり合おもり用案内レール10の水平面における相互位置が所定位置に保持される。
この状態において、基部建築体2の固定側出入口19に対して、図2に示すように複数の可動昇降路枠6が乗降通路7の通行方向に倒れる変位が発生した場合に、図5、図6、図7に示す状態となり、可動側可動床板24が持ち上がる。これにより、可動側可動床板24上に載置された固定側可動床板20も蝶番20aを軸に上方に持ち上がるが、固定側可動床板20上には、その頂部外形形状が滑らかな曲面状を呈する係合突起20dが球面座機構を介して回動可能に枢支されており、一方、固定側出入口三方枠19の縦柱下端部には、上記曲面状の係合突起20dが所定の間隙をもって摺動自在でかつ遊嵌状態で嵌め込まれる中空部19aが形成されているので、地震発生時にも建築側である固定側出入口三方枠19の縦柱を破壊することなく、安価で安全な可動機構を提供することができる。
また、図8、図9に示すように、固定側可動床板20が蝶番20aを軸に上方に持ち上がっても、乗場床面と固定側可動床板20の折曲部20bとの間に隙間が形成されないように構成したため、乗客の足等が挟まれる恐れもない安全な免震エレベータの可動乗場装置が得られる。
免震建物用エレベータを概念的に示す縦断面図である。 図1の免震建物用エレベータの地震時の状況を説明する図である。 この発明の実施の形態1における免震建物用エレベータの可動乗場装置を示す側面図である。 可動床と基部建築体側三方枠の縦柱下部の係合機構を示す拡大図である。 地震時の状況を説明する図3相当図である。 地震時の状況を説明する図4相当図である。 可動床と基部建築体側三方枠の縦柱下部の係合機構の構造を示す側面図である。 可動床の固定側可動床と建築体側の床部との関係を示す図7A−A線に沿った断面図である。 可動床が浮き上がった状態でも乗客の足等を挟まないことを説明するための図である。
符号の説明
1 大地
2 基部建築体
3 免震装置
4 免震建築体
5 昇降路
6 可動昇降路枠
7 乗降通路
8 かご用案内レール
9 かご
10 つり合おもり用案内レール
11 つり合おもり
12 機械室
13 巻上機
14 主索
15 緩衝器
16 昇降路出入口三方枠
17 乗場の戸
18 敷居
19 固定側出入口三方枠
19a 中空部
20 固定側可動床板
20a 蝶番
20b 折曲部
20c 収容溝
20d 係合突起
21 固定側天井板
23 固定側壁板
24 可動側可動床板
25 水平軸線
27 可動側壁
27a〜27c 第1〜第3の可動側壁
28 可動天井
28a〜28c 第1〜第3の可動天井
30 垂直方向の伸縮連結リンク(パンタグラフ動作機構)
30a〜30d 枢軸ピン
31 長孔
32 水平方向の伸縮連結リンク(パンタグラフ動作機構)
32a〜32d 枢軸ピン

Claims (4)

  1. 基部建築体に免震装置を介して免震建築体が支持され、かつ基部建築体及び免震建築体に昇降路が形成され、この昇降路及び建築体の間に乗降通路が設けられ、この乗降通路の建築体側に固定出入口が設けられ、かつ乗降通路の昇降路側に可動出入口が設けられた免震建物用エレベータの乗場装置において、
    前記乗降通路の建築体側に設けられ固定出入口枠を形成する固定側出入口三方枠と、
    前記乗降通路の建築体側に設けられ固定出入口の床板を形成する固定側可動床板と、
    前記乗降通路の昇降路側に設けられ前記固定側可動床板の下面に常時重合するように配設された可動側可動床板と、
    前記固定側出入口三方枠の縦柱の下端部と前記固定側可動床板との連結部に設けられた可動式機構からなる係合部とを備え、
    前記可動式機構からなる係合部は、固定側可動床板上に設けられた係合突起と、固定側出入口三方枠の縦柱の下端部に形成され、前記係合突起を摺動自在かつ遊嵌状態に嵌め込む中空部とからなることを特徴とする免震建物用エレベータの可動乗場装置。
  2. 係合突起の頂部形状は、曲面状を呈することを特徴とする請求項1記載の免震建物用エレベータの可動乗場装置。
  3. 係合突起は、固定側可動床板上に球面座機構を介して回動可能に枢支されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の免震建物用エレベータの可動乗場装置。
  4. 基部建築体に免震装置を介して免震建築体が支持され、かつ基部建築体及び免震建築体に昇降路が形成され、この昇降路及び建築体の間に乗降通路が設けられ、この乗降通路の建築体側に固定出入口が設けられ、かつ乗降通路の昇降路側に可動出入口が設けられた免震建物用エレベータの乗場装置において、
    前記乗降通路の建築体側に設けられ固定出入口枠を形成する固定側出入口三方枠と、
    前記乗降通路の建築体側に上下方向に回動可能に枢支され固定出入口の床板を形成する固定側可動床板と、
    前記固定側可動床板の昇降路出入口側の側縁部を除く固定側出入口の側縁部及び左右両側縁部を下向きに折り曲げて形成された折曲部と、
    前記折曲部と対向する固定側乗場床面に設けられ、常時は前記折曲部を収容しかつ地震発生時に前記固定側可動床板が持ち上がっても折曲部の下端部が固定側乗場床面上に突出しないような深さを持つ収容溝と、
    前記乗降通路の昇降路側に設けられ前記固定側可動床板の下面に常時重合するように配設された可動側可動床板と
    前記固定側出入口三方枠の縦柱の下端部と前記固定側可動床板との連結部に設けられた可動式機構からなる係合部とを備え、
    前記可動式機構からなる係合部は、固定側可動床板上に設けられた係合突起と、固定側出入口三方枠の縦柱の下端部に形成され、前記係合突起を摺動自在かつ遊嵌状態に嵌め込む中空部とからなることを特徴とする免震建物用エレベータの可動乗場装置。
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