JP4613446B2 - 放送データ配信システム - Google Patents
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Description
本発明は放送データ配信システムに関し、特にインターネットを利用したオンデマンド方式による放送データ配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、テレビ放送番組の視聴者は、視聴者の居住場所をサービスエリアに含む放送局の放送番組を選択し視聴している。
【0003】
また、視聴者の都合で、放送時間に見たい番組を見ることができない場合には、家庭用ビデオセットによって予めテレビ放送番組を録画しておき、都合のよいときに録画した番組を見るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のような従来型のテレビ放送の配信・受信システムにおいては、他のサービスエリアで配信されている放送番組を自宅で視聴することはできないし、自宅を離れて他のサービスエリアにいるときには、自宅で視聴できる放送番組を視聴できない場合がある。
【0005】
また、上述のような放送番組の録画においては、視聴者は、ビデオセットの購入、ビデオセットでの録画予約、録画したビデオテープの再生といった一連の動作を行わなければならず、利便性が低かった。
【0006】
また、ビデオセットを用いて放送番組の録画をするには、放送開始前に録画のためのセットアップを完了しておかなければならないが、このセットアップを忘れてしまい録画することができないということが頻出していた。また、セットアップはしたが、録画を失敗してしまうという場合もある。更に、番組の放送終了後にその番組を視聴・録画しておけばよかったと思っても、再放送でもされない限りかなえられる要望ではなかった。
【0007】
本発明は、上記従来の問題点を解消するためになされたものであり、該当するサービスエリア外のサービスエリアで放送された番組を、視聴者が見たいときに見ることができるオンデマンド方式の放送データ配信システムを提供することを目的とする。
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の放送データ配信システムは、複数の放送局のサービスエリア毎に設けられて、受信可能な放送局の番組を常時受信して符号化処理した番組データをストレージに記憶し、要求に応じて番組データを配信するサービス提供側機器と、数字ボタンを備えるリモコンと、使用者が数字ボタンを操作することによってリモコンが送信する信号を受信すると、数字ボタンに対応したサービスエリアの情報及びチャンネルの情報に変換した後に、ネットワークを通じて該当するサービス提供側機器に送信するための電子情報に書換えて送信し、サービス提供側機器から配信されてきた番組データをダウンロードし、番組データを復号化して映像信号及び音声信号に変換するコンピュータと、コンピュータに接続され、コンピュータによって変換された映像信号及び音声信号を再生するテレビ受像機とを有する。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態による放送データ配信・受信装置及び放送データ配信・受信方法について図1乃至図6に基づき説明する。放送データ配信・受信装置は、大別してサービス提供側機器1(図3)と視聴者側機器2(図4)とに分けることができ、本実施の形態では、サービス提供側機器1はビデオサーバーに相当する。サービス提供側機器1と視聴者側機器2とはインターネット3を介して接続可能となっている。
【0017】
サービス提供側機器1たるビデオサーバーは、サービス提供者により管理されており、図1に示されるように、サービスエリア内の放送局の送信アンテナ等から送信される電波を受信できる場所に設けられている。世界中に多数存在するサービスエリアの各々にサービス提供側機器1が設けられているのが好ましいが、本発明は少なくとも1つのサービスエリア内に少なくとも1つのサービス提供側機器1が設けられていればよい。また、ケーブルテレビのサービスエリア内にもサービス提供側機器1が設けられているのが好ましい。
【0018】
サービス提供側機器1は、図2に示されるように、テレビ放送を受信するための放送受信装置11とビデオサーバーストレージ装置12とから構成されている。放送受信装置11は、テレビ放送受信用アンテナ11Aと、テレビ放送信号入力部11Bと、映像音声復調器を備えたチューナー部11Eと、MPEGエンコーダ11Cとからなる。テレビ放送受信用アンテナ11Aは、地上局又は衛星からの電波を捕獲する。テレビ放送信号入力部11Bは、ケーブル放送会社からケーブルを介して送られてくる高周波を入力する。テレビ放送受信用アンテナ11A、テレビ放送信号入力部11Bは、分配器11Dを介して複数のチューナー部11Eに接続されている。チューナー部11Eは、混合器11Fと基準周波数発生器11Gとを備えた周波数変換器を有し、サービスエリア内で受信可能なチャンネル数と同数設けられ、一つのチューナー部11Eは一つのチャンネルのみを常時受信する。MPEGエンコーダ11Cは、チューナー部11Eの後段に設けられており、各チューナー部11Eが受信した信号をそれぞれMPEGにて符号化しデジタルデータとする。
【0019】
ビデオサーバーストレージ装置12はMPEGエンコーダ11Cの後段に設けられており、図3に示すように、ストレージ12Aとインターネット接続部12Bとから構成されている。ストレージ12Aには、MPEGエンコーダ11Cにより符号化されたデジタルデータが保存される。保存されるデジタルデータは、放送日及び番組毎に独立したデータとする。インターネット接続部12Bは、サービス提供側機器1をインターネット3に接続している部分であり、後述の番組の配信要求に基づき、ストレージ12Aに保存されているデジタルデータをインターネット3上に出力する。
【0020】
視聴者側機器2は、図4に示されるように、リモコン21とリモコン受光部ユニット22とコンピュータ(PC)23と視聴用テレビ24とにより構成されている。視聴用テレビ24はコンピュータ23に接続されており、コンピュータ23からの映像信号を視聴用テレビ24上に表示する。リモコン21は、リモコン受光部ユニット22へ赤外線信号を送信する。リモコン受光部ユニット22は、コンピュータ23に接続されており、リモコン21からの赤外線信号を受信しコンピュータへ出力する。コンピュータ23は、コマンド変換プログラムを有しており、このプログラムを実行することにより、リモコン受光部ユニット22から入力した赤外線信号から生成したデータを、各種の情報を含むコマンド、例えば、テレビ放送局の地域情報、テレビ放送の受信周波数の情報、視聴者のインターネットアドレス情報、暗号化された復元情報等を含むコマンドに変換する。
【0021】
また、コンピュータ23は、インターネット接続部23Aと図示せぬMPEGデコーダとを備えている。インターネット接続部23Aは、視聴者側機器2をインターネット3に接続する部分であり、インターネット3を介して、コマンド変換プログラムによって変換されたコマンドを送信する放送番組の配信要求を行い、また、サービス提供側機器1から配信されてくる放送番組のデータの受信を行う。MPEGデコーダは、インターネット3を介して受信した放送番組のデータを復号化する。復号化されたデータは、映像信号たるコンポジット信号や音声信号に変換されて視聴用テレビ24へ出力され、視聴用テレビ24において、映像、音声が再生される。
【0022】
次に、現在放送されている放送番組のデータを配信・受信する際の方法について、図4乃至図6に基づき説明する。先ず、放送番組の配信・受信を行う前に、視聴者側機器2を構成する各機器の接続を行い、また、視聴者側機器2のセットアップを行う。具体的には、先ず、コンピュータ23(図4)と視聴用テレビ24とを接続し、コンピュータ23とリモコン受光部ユニット22とを接続し、また、コンピュータ23とインターネット3とをインターネット接続部23Aを介して接続する。
【0023】
セットアップでは、先ず、コンピュータ23に、インターネット接続に必要な情報やインターネット3を介してデータをダウンロードする際に必要な情報を登録する。次に、視聴者が視聴しようとする放送局の地域とチャンネルの情報とをリモコン21に入力するリモコン入力操作を行う。リモコン入力操作は、視聴しようとするチャンネル番号に対応するリモコン21の数字ボタン及びサービスエリアに対応するボタンを押すことにより行う。このリモコン入力操作により、リモコン21からリモコン受光部ユニット22に赤外線データを送り、視聴しようとするサービスエリア及びチャンネルの情報をコンピュータ23に登録するデータ送信登録操作を行う。視聴したい放送局が複数ある場合には、上述のリモコン入力操作によるデータ送信登録操作を各放送局毎に行うことにより、複数の放送局の登録を行う。以上の操作を経て、各機器の接続及びセットアップが完了する。
【0024】
なお、サービスエリア及び当該サービスエリアで放送されているチャンネルの情報は、新聞雑誌などでも得ることができるが、世界中のテレビ番組のデータサイトから得ることもできる。この場合には、視聴者が視聴したい放送局を選択しリモコン21の所定のボタンを押す操作のみによって、所望のサービスエリア及びチャンネルの情報をより簡単にコンピュータ23に登録することができる。
【0025】
次に、サービス提供側機器1の放送受信装置11は、サービス提供側機器1が設けられている場所で受信可能なテレビ局の全ての番組を常時受信する。具体的には、図5に示されるように、テレビ放送局から送信された電波を、放送受信装置11を構成するテレビ放送受信用アンテナ11Aによって捕獲し(S11)、チューナー部11Eにおいて所定の周波数信号のみ受信し復調し(S12)、受信した信号についてMPEGエンコーダ11Cにより符号化を行い(S13)、ストレージ12A内の所定の領域に保存する(S14)。
【0026】
ストレージ12A内の各チャンネルに対応した領域内、即ち、ビデオサーバーチャンネル内においては、図6に示すように、各放送局から放送された番組に対応するデジタルデータが常時保存され続ける。具体的には、時間が経つにつれてビデオサーバーチャンネルの図6における左端から右側に向かって符号化された放送番組のデジタルデータが記憶されてゆく。そして、ビデオサーバーチャンネルの記憶容量の最大値に至るまで、即ち、図6においてビデオサーバーチャンネルの右端に至るまでデジタルデータが保存され、これ以上デジタルデータを保存するための記憶領域のない状態になった場合には、最も古いデジタルデータが保存されている記憶領域A中のデータが消去されて記憶領域が確保され、この領域に新たに放送番組のデジタルデータが保存される。
【0027】
次に、視聴者は、通常のテレビ番組の選局を行うのと同様の感覚で、視聴者側機器2の操作を行う。具体的には、リモコン21上の、視聴しようとする放送局のチャンネル番号の数字ボタンを押して放送局及び放送番組を指定する(S21)。ボタンが押されると、リモコン21からリモコン受光部ユニット22に対して赤外線信号を送信し(S22)、リモコン受光部ユニット22は赤外線信号を受信する(S23)。
【0028】
リモコン受光部ユニット22が接続されたコンピュータ23には、前述したセットアップにおいてリモコン21のボタン操作に対応したチャンネル情報が登録されており、この情報に基づき、リモコン受光部ユニット22が受信した赤外線信号について、押圧操作されたリモコン21の数字ボタンに対応したサービスエリアの情報及びチャンネルの情報に変換して番組データを作成し(S24)、番組データをインターネットストリーミングアドレスに変換し(S25)、コンピュータ23に設けられたインターネット接続部23Aにおいて、インターネット3上に送信するための電子情報に書換え、インターネット3上に送信する(S26)。電子情報中には、視聴者のコンピュータ23が固有に有するインターネットアドレスも含まれており、後述の、サービス提供側機器1から配信される放送番組のデータは、このインターネットアドレスに配信される。視聴者に関する情報は、データの流出を防ぐために暗号化された状態で電子情報中に含まれている。コンピュータ23は、電子情報をインターネット接続部23Aからインターネット3を介してサービス提供側機器1に送信することにより、放送番組の配信要求を出す。
【0029】
サービス提供側機器1は、インターネット3に接続されたインターネット接続部12Bを介して、放送番組の配信要求の電子情報を受信し、当該配信要求において指定されている放送局及び番組を選択し、その番組のストリーミングアドレスからビデオサーバーチャンネル内の放送番組のデータをストリーミング形式で、インターネット3を介して視聴者側のコンピュータ23へ送信する(S15)。
【0030】
放送番組のデータを送信するには、放送番組の配信要求で指定されているチャンネルを選択し、このチャンネルに対応するビデオサーバーチャンネル(図6)内の最新のデータから配信を行い始め、現在以降ビデオサーバーチャンネル内に保存されてゆくデータを配信してゆく。例えば、現在、図6の右端の記憶領域Bに保存を行っている場合には、記憶領域B内のデータのストリーミングアドレスから配信し始め、続いて、記憶領域Bの次に放送番組のデータが保存される領域である記憶領域Aに保存されてゆく放送番組のデータを配信する。このようにして行う配信は、今現在放送されている放送番組を配信する配信要求がなされている場合に行われるが、過去に放送された放送番組の配信を行う場合には、最新のデータから配信し始めるのではなく、放送番組の配信要求において指定された放送番組を選択し、その番組のストリーミングアドレスから配信し始める。
【0031】
視聴者側機器2は、インターネット3を介してサービス提供側機器1から配信されてきた番組のデータをダウンロードし(S31)、コンピュータ23に設けられたMPEGデコーダにより復号化し(S32)、映像信号たるコンポジット信号や音声信号に変換して視聴用テレビ24へ出力する(S33)。視聴用テレビ24は、コンポジット信号、音声信号に基づき、モニター上に映像を表示し、スピーカーから音声を出力する(S34)。
【0032】
視聴者が番組を視聴した後に、サービス提供者は、放送番組の視聴に際して利用したストレージ12Aや放送受信装置についてのメモリーの使用料及び放送受信装置使用料を、視聴者に対して徴収する。また、管理費等の費用も徴収する。
【0033】
従来行われていたテレビ放送の視聴の場合や、所定のコンテンツ配信会社等から番組が配信される場合では、サービスエリアが狭い範囲内に限られていたため、視聴者・顧客の拡大に限度があったが、本実施の形態による放送データ配信・受信装置のサービス提供側機器1は世界各国のサービスエリアに設けることが可能であり、サービス提供側機器1と視聴者側機器2とはインターネット3を介して接続可能なため、世界中のどこからでも世界中のサービス提供側機器1へアクセスすることができる。従って、地球の裏側で放送されている番組であっても、視聴者の居る場所を問わずに視聴を楽しむことができ、視聴者・顧客の拡大を図ることができる。また、視聴者が地方や海外に滞在中であって自宅にいない場合であっても、視聴者は、自宅をサービスエリアに含む放送局の放送番組を視聴することができる。
【0034】
ストレージ12Aの記憶容量が許す限り、サービス提供側機器1の放送受信装置11が受信した放送番組のデータをストレージ12A内に保存し、視聴者側機器2からの放送番組の配信要求に基づきストレージ12A内の放送番組のデータを視聴者側機器2へ配信するため、従来のようなビデオセットがなくても、また、ビデオセットにおける複雑な録画予約操作などを行わなくても、番組が放送されたチャンネルや放送時間等の指定をするだけで、過去に放送された番組をいつでも好きなときに見ることができる。従って、放送された番組の評判を聞いてその番組を見たくなった場合であっても、いつでも見たいときに自由に視聴することができる。
【0035】
ビデオセットを用いずに過去に放送された放送番組を視聴することができるので、長時間の番組であっても、ビデオテープを差替える等の煩わしい操作が不要であり、また、視聴者側で、ビデオテープ等の録画媒体の録画可能な残り時間を気にする必要がない。
【0036】
また、本発明による放送データ配信・受信装置では、所定の番組の放送時間に視聴用テレビ24の前に居ることができる視聴者のみならず、当該番組に興味を持っている全ての視聴者に対して確実に放送番組の配信が可能になるため、番組の品質を上げれば上げるほど放送終了後に視聴者が増え、番組製作者側も、番組のスポンサーも、今までよりも遙かに多数の視聴者を得ることが可能になる。従って、番組の制作品質を下げずに放送を行なうことができるようになる。
【0037】
サービス提供側機器1における符号化及び視聴者側機器2における復号化は、国際的に統一された圧縮符号であるMPEGを用いて、一般の回線であるインターネット3を使用して放送番組のデータを送信するため、ネットワークに多大な負荷をかけずに済み、ストリームをコマ落ちすることなく視聴者側機器2側に配信することができる。
【0038】
上述した放送データ配信・受信方法において、視聴者側機器2における各機器の接続、セットアップ、リモコン操作、及びサービス提供者による費用の徴収以外は全て自動化して行っており、視聴者のリモコン操作による放送局の選局及び番組の選定後、モニター上へ番組が表示されるまでの時間は短く、視聴者は、テレビ局の選局及び番組の選定を、インターネット3が介在しているという感覚なく行うことができる。
【0039】
本発明による放送データ配信・受信装置及び配信・受信方法は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、本実施の形態による放送データ配信・受信装置のコンピュータ23はコマンド変換プログラムを有していたが、これに代えてコンピュータ23に、専用のコマンド変換装置を備える構成としてもよい。
【0040】
また、コンピュータ23にはリモコン受光部ユニット22が接続されて設けられたが、視聴用テレビ24がリモコン21からの赤外線信号を受光しコンピュータ23に出力する等の機能を有する場合には、リモコン受光部を設けなくてもよい。また、視聴用テレビ24はモニターでもよい。
【0041】
セットアップではリモコン21にチャンネル番号を入力したが、周波数を入力するようにしてもよい。
【0042】
本実施の形態による放送データ配信・受信装置では、従来の視聴用テレビ同様に、リモコン操作によってコンピュータ23を制御して選局等を行うようにしたが、コンピュータ23上の操作、即ち、キーボード入力やマウス操作により、選局等を行うようにしてもよい。
【0043】
コンピュータ23に代えてコンピュータ23と同様の機能を有する専用の装置を用い、テレビに接続するようにしてもよい。この場合には、コンピュータ23を用いた場合と比較して、視聴者による機器の接続や操作が容易になり、ユーザーインターフェースを改善することができる。
【0044】
MPEGの圧縮レートは固定でもよいが、サービス形態やネットワーク環境によって選択可能としてもよい。
【0045】
MPEG方式を用いて符号化を行ったが、MPEG方式に限られず、ネットワークに多大な負荷をかけずコマ落ちすることなくストリームを視聴者側機器2に配信することができるものであればよい。従って、MPEG以外の、国際的に統一されている圧縮符号を用いてもよい。
【0046】
ビデオサーバーストレージ装置12内のストレージ12Aとは別に、他の安価なストレージを別途設け、消去される古い番組のデータをビデオサーバーストレージ装置12内のストレージ12Aからこの安価なストレージへと移して長期間保存するようにしてもよい。そして、視聴視からの放送番組の配信要求に応じて、安価なストレージに保存してある古い番組のデータの配信をする。このようにすることにより、本実施の形態による放送データ配信・受信装置、配信・受信方法による場合よりもはるかに古い番組を配信することができ、ビデオオンデマンドの機能をより充実させた視聴者へサービスを可能にすることができる。
【0047】
配信される番組内で流される広告は、サービス提供側機器1の放送受信装置11で受信したものをそのまま放送してもよいが、同一の会社の広告を常時新しいものに差し替えて、最新の広告を放送するようにしてもよい。
【0048】
本発明によれば、ビデオサーバーは、所定のネットワークに接続されており、所定のネットワークを介して放送データを配信するため、サービス提供者と契約している視聴者であれば、所定のネットワークを通じて、世界中のどこからでもこのビデオサーバーにアクセスでき、地球の裏側で放送される番組であっても、視聴者の居る場所を問わずに視聴を楽しむことができる。
【0049】
また、ビデオサーバーは、放送データを受信しストレージに保存し、所定のネットワークを介してビデオサーバーに対して行われた所望の放送番組の配信要求に基づき、保存した放送データ中から放送番組に対応する放送データを選択し、放送データを配信するため、視聴者は、所望の放送番組を指定するだけで過去の放送番組を視聴すること等が可能となり、ビデオセットでの録画予約操作等を行うことなく過去に放送された番組を楽しむことができ、新しい形のビデオオンデマンドとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による放送データ配信・受信装置を示す概略図。
【図2】本発明の実施の形態による放送データ配信・受信装置を示すブロック図。
【図3】本発明の実施の形態による放送データ配信・受信装置のサービス提供側機器を示す概略図。
【図4】本発明の実施の形態による放送データ配信・受信装置の視聴者側機器を示す概略図。
【図5】本発明の実施の形態による放送データ配信・受信方法を示すフローチャート。
【図6】本発明の実施の形態による放送データ配信・受信装置の、サービス提供側機器に備えるストレージ全体におけるビデオサーバーチャンネル示す概念図。
【符号の説明】
1 サービス提供側機器
3 インターネット
11 放送受信装置
11B MPEGエンコーダ
12A ストレージ
23 コンピュータ
Claims (1)
- 複数の放送局のサービスエリア毎に設けられて、受信可能な前記放送局の番組を常時受信して符号化処理した番組データをストレージに記憶し、要求に応じて前記番組データを配信するサービス提供側機器と、
数字ボタンを備えるリモコンと、
使用者が前記数字ボタンを操作することによって前記リモコンが送信する信号を受信すると、前記数字ボタンに対応した前記サービスエリアの情報及びチャンネルの情報に変換した後に、ネットワークを通じて該当する前記サービス提供側機器に送信するための電子情報に書換えて送信し、前記サービス提供側機器から配信されてきた前記番組データをダウンロードし、前記番組データを復号化して映像信号及び音声信号に変換するコンピュータと、
前記コンピュータに接続され、前記コンピュータによって変換された前記映像信号及び前記音声信号を再生するテレビ受像機と
を有する放送データ配信システム。
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