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JP4601504B2 - 送信機及び送信方法 - Google Patents

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Description

本発明はマルチアンテナシステム及びマルチキャリア方式の通信装置及び通信方法に関連する。
移動通信では伝搬する信号はマルチパス伝搬環境に委ねられるので、シンボル間干渉を十分に抑制する必要がある。直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式では、様々なパスの伝搬遅延がガードインターバルの期間内に収まっていればシンボル間干渉を効果的に抑制することができる。しかし、OFDM方式で変調された信号(IFFT出力)は、平均振幅に比較して非常に大きな振幅値を有することが間々ある。図1に示されるように、多数のサブキャリア信号成分の各々が同位相で合成された場合に、ある時点の信号の加算出力が非常に大きくなり、平均出力に対して大きなピークが生じるためである。平均電力とピーク電力の比率はピーク対平均電力比(PAPR:Peak to Average Power Ratio)と呼ばれる。発生し得る最大のピーク電力は、平均電力をサブキャリア数倍(信号伝送に使用される最大のサブキャリア数倍)したものに及ぶおそれがある。
図2は送信アンプの一般的な入出力特性を示す。図示されるように、入出力特性には線形な領域と非線形な領域とがあるので、線形領域を超える大きな信号は非線形に増幅されて歪成分を発生してしまう。信号の歪成分は伝送品質の劣化、帯域外への輻射電力の増加等の問題を招く。この線形領域を大きく拡張することも考えられるが、そうすると増幅効率が低下してしまうという問題を招く。従って、送信信号の振幅(電力)分布としては、平均値に比較してそれほど大きな振幅が発生しないこと(PAPRが小さいこと)が望ましい。
一方、周波数の利用効率を高める観点から、複数の送信アンテナ及び複数の受信アンテナを用いて信号伝送を行うマルチアンテナシステムが知られている。マルチアンテナシステムは、MIMO(Multi Input Multi Output)方式とも呼ばれる。OFDM方式とMIMO方式を組み合わせて双方の利点を備えた移動通信システムも提案されている。
図3,4はそのような移動通信システムで使用される送信機及び受信機を示す。送信機はN本の送信アンテナを有する。変調前信号生成部31では入力された情報ビット系列に対して、誤り訂正符号化、インターリーブ、シンボルマッピング等を行うことで、OFDM方式の変調前の送信シンボルを生成する。その送信シンボルは、直並列変換部32で並列信号に変換され、IFFT部33で高速逆フーリエ変換され、並直列変換部34で直列信号に変換され、GI付加部35でガードインターバルが付加され、OFDM方式のシンボルが生成される。以後、送信アンテナ毎にOFDM方式で変調されたシンボルは各送信アンテナから送信される。なお、図5は直並列変換部及び並直列変換部の入出力信号を示す。受信機はM本の受信アンテナを有する。GI除去部41は受信信号からガードインターバルを除去して出力する。その出力信号は、直並列変換部42で並列信号に変換され、FFT部43で高速フーリエ変換される。以後、信号分離部44及び信号検出部45で信号の分離及び検出が行われ、送信アンテナの各々から送信された信号が復元される。
PAPRが過剰に大きくなる問題に対処するためのいくつかの手法が存在する。例えば、非特許文献1に記載されているような周波数領域インターリーブ法やクリッピングフィルタリング法、非特許文献2に記載されているような部分系列伝送法(PTS:Partial Transmit Sequence)及び非特許文献3に記載されているようなサイクリックシフト法等が知られている。MIMO-OFDM方式においては、非特許文献4に記載されているように、OFDMにおけるPAPR低減法をそれぞれの送信機に適用する方法が知られている。
図6,7は2×2MIMO−OFDM方式の送信機及び受信機を示し、これらは周波数領域のインターリーブ法を使用する。図6に示されるように、直並列変換部の出力信号に対してインターリーブが行われる。インターリーバは、複数のインターリーブパターンを用意し、同じ情報シンボル系列に対して複数のインターリーブ出力信号系列を生成する。情報ビット1,2の各系列に対してIFFT変換及びピーク電力の検出が行われ、最もピーク電力の小さいものが判別され、それが実際に送信する信号系列に決定される。受信機でデインターリーブを適切に行うため、使用されたインターリーブパターンは制御チャネル等を通じて受信機に通知される。
図8,図9は、2×2MIMO−OFDM方式の送信機及び受信機を示し、全サブキャリアを2分割した場合にPTS法及び巡回シフト法を用いるときの構成をそれぞれ示す。分割逆フーリエ変換部は、サブキャリア0乃至3までの信号を含む時間信号と、サブキャリア4乃至7までの信号を含む時間信号とを同じようには生成しない。分割逆フーリエ変換部は、図10に示されるような構成を有する。PTS法では、時間信号は位相回転された後に一部の時間信号に加算される。巡回シフト法では、一部の時間信号に対して巡回シフトが行われ、その後に加算が行われる。位相回転量及び位相シフト量が複数種類用意され、1つの送信信号系列に対して複数の送信信号系列が生成される。複数の送信信号系列の内、ピーク電力が最小のものが実際に送信される信号系列に決定される。
X.Li and L.J.Cimini,"Effects of clipping and filtering on the performance of OFDM",IEEE Commun.Lett.,vol.2,no.5,pp.131−133,May,1998. L.J.and N.R.Sollenberger,"Peak−to−Average power ratio reduction of an OFDM signal using patial transmit sequence",IEEE Commun.Lett.,vol.4,no.3,pp.86−88,March,2000. G.Hill and M.Jaulkner,"Cyclic shifting and time inversion of partial transmit sequence to reduce the peak−to−average ratio in OFDM",PIMRC2000,vol.2,pp.1256−1259,Sept.2000. Seung Hee Han and Jae Hong Lee, "An overview of peak−to−average power ratio reduction techniques for multicarrier transmission", Wireless Communications, IEEE, Vol. 12, Issue 2, pp. 56−65, Apr. 2005.
従来のピーク低減法をMIMO−OFDM方式の移動通信システムに適用しようとすると、各送信機でアンテナ毎にピーク電力を抑制する必要がある。周波数領域でのインターリーブ処理自体は比較的簡易に行うことができるかもしれないが、用意されたインターリーブパターン数だけ逆フーリエ変換を行う必要があり、IFFT処理の演算量が非常に大きくなってしまう問題がある。この場合に、分割IFFT後の信号にインターリーブを行うことが考えられるかもしれないが、そうするとサブキャリア間の直交性が崩れてしまう問題が生じる。また、PTS法では位相回転を加える処理が複素乗算処理になり、単なる信号の並べ換えに過ぎないインターリーブよりも、位相回転の処理自体が複雑になる。更に、送信アンテナ毎にピーク低減処理を行う場合、生成可能な送信信号候補数が少な区成ることに起因して、ピーク低減効果が小さくなってしまうおそれがある。
本発明は、上記問題点の少なくとも1つに対処するためになされたものであり、その課題は、MIMO−OFDM方式の移動通信システムで、サブキャリア間の直交性を崩さずにピーク低減処理の演算効率を向上させる通信装置及び通信方法を提供することである。
本発明の一形態による送信機は、
複数の送信アンテナを有し、マルチキャリア方式の信号を送信する送信機であって、
送信する情報から複数の信号系列群を導出し、信号系列群毎に逆フーリエ変換を行い、変換後の1以上のサブ系列を含むサブ系列群を複数組出力する分割逆フーリエ変換手段と、
逆フーリエ変換後の複数のサブ系列についてピーク電力を検出し、インターリーブパターンを指定する指示信号を出力するピーク低減制御手段と、
前記指示信号に従って、複数のサブ系列群の間で1以上のサブ系列を置換するインターリーブ手段と、
を有し、前記インターリーブ手段で置換されたサブ系列を含む一群のサブ系列を、1つの送信アンテナから無線送信される信号に変換する手段が複数設けられ
前記ピーク低減制御手段は、1つのサブ系列の中で上位所定数個のピーク電力を検出し、ピーク電力に寄与する他のサブ系列の信号成分を特定し、前記複数のサブ系列についてのピーク電力を検出する
ことを特徴とする送信機である。

本発明によれば、MIMO−OFDM方式の移動通信システムで、サブキャリア間の直交性を崩さずにピーク低減処理の演算効率を向上させることができる。
本発明の一形態によれば、分割IFFT処理後の複数の時間信号が、系列は異なるが同じサブキャリア成分同士の間でインターリーブされる。これにより、サブキャリア間の直交性を崩さずにインターリーブを行うことができる。インターリーブ後の系列の様々な組み合わせを用意することができるので、IFFT処理はインターリーブパターン数行う必要はない。また、複素演算を実行することは必須ではない。このため、少ない演算量でピーク低減処理を行うことができる。
例えば、4ストリームのMIMO−OFDM方式の通信装置の場合、分割数を4とすると、ある情報信号に対するインターリーブパターン数は(4!)(4−1)=1.4×10通りもの送信信号候補を生成でき、その中で最小のピークになるものを選択でき、非常に大きなピーク低減効果が期待できる。また、PTS法、巡回シフト法と組み合わせることで、送信アンテナ毎に独立にピーク低減処理する場合に比べて一層大きなピーク低減効果を得ることができる。
インターリーブは、分割逆フーリエ変換後の出力のうち、同じ時点に関連付けられる複数のサブ系列の間で行われてもよい。
ピーク低減の制御は、1つのサブ系列の中で上位所定数個のピーク電力を検出し、ピーク電力に寄与する他のサブ系列の信号成分を特定し、前記複数のサブ系列についてのピーク電力を検出することで行われてもよい。上位所定数個のピーク成分に着目し、その中で加算後の電力の最大値が最小になるようにインターリーブパターンを決定し、他の系列についても同様の手順を反復することで、任意数のサブ系列群についてインターリーブパターンを効率的に決定できる。
ピーク低減に関する制御信号に応答して、逆フーリエ変換後の1以上のサブ系列に重みを与える重み調整手段が設けられてもよい。サブ系列各々のピーク電力を検出し、ピーク電力を与えるIFFTポイントの位置を合わせて1つの送信アンテナからそれが送信されるようにインターリーブパターンを決定することができる。
ピーク低減の制御信号に応答して、インターリーブされない1以上のサブ系列とインターリーブされた1以上のサブ系列との対応関係を巡回的に変更するサイクリックシフト手段が設けられてもよい。サブ系列のピーク電力を与える信号を検出し、その信号と逆位相の信号系列を1つの送信アンテナから送信するようにインターリーブパターンを決定することができる。
重み調整手段とサイクリックシフト手段とが共に設けられてもよい。逆フーリエ変換後の複数のサブ系列のピーク電力の差が小さくなるようにインターリーブパターンが決定されてもよい。
逆フーリエ変換後の2組のサブ系列群に含まれるサブ系列をインターリーブして加算することで、1組のサブ系列群が導出されてもよい。これにより、任意数のサブ系列群に対するピーク低減制御(特に、インターリーブパターンの決定)を効率的に行うことができる。
逆フーリエ変換後の2組のサブ系列群に含まれるサブ系列をインターリーブして加算することで導出された1組のサブ系列群と、別の2組のサブ系列群に含まれるサブ系列をインターリーブして加算することで導出された別の1組のサブ系列群との間でインターリーブ及び加算を行うことで1組のサブ系列群が導出されてもよい。
送信シンボル中のパイロットシンボルのマッピングパターンで前記インターリーブパターンが区別されてもよい。また、インターリーブが施されない第1のパイロットシンボルとインターリーブが施される第2のパイロットシンボルとが送信シンボルに含まれてもよい。
図11は本発明の一実施例による送信機を示す。送信機には2つの並列的なストリーム(情報ビット系列)が用意され、MIMO−OFDM方式の無線伝送が行われる。まず、各情報ビット系列に対して、変調前信号生成部により、OFDM方式で変調される前の信号s(n=1,2)が生成され、それが分割逆フーリエ変換部に入力される。ここで、S (d)は第nストリーム(n=1,2)に対する分割逆フーリエ変換部からの出力のうち、d番目のサブ系列を表す。Sはn番目のアンテナから送信される、OFDM方式で変調された送信信号系列を表す。例えば、サブキャリア数がPであるならば、第1ストリームの分割逆フーリエ変換部に入力される信号sは、次のように表現できる。
=[s(0),s(1),...,s(P−1)]。
また、分割逆フーリエ変換部から出力される2つの信号系列群S (1)及びS (2)は、次式のように表すことができる。
(1)=[S (1)(0),S (1)(1),...,S (1)(P−1)]
=F−1(s(0),...,s(P/2−1),0,...,0)。
(2)=[S (2)(0),S (2)(1),...,S (2)(P−1)]
=F−1(0,...,0,s(P/2−1),...,s(P−1))。
ここで、F−1はフーリエ逆変換を表す。
同様に、第2ストリームの分割逆フーリエ変換部の出力信号系列S (1)及びS (2)も生成される。ちなみに、本実施例のようなピーク低減処理が行われない従来のOFDM方式の送信機では、OFDM方式で変調された信号S=S (1)+S (2)が第1アンテナから送信され、信号S=S (1)+S (2)が第2アンテナから送信される。
本実施例では、分割逆フーリエ変換部から出力されるサブ系列の組み合わせが適切に変更された後にそれらが加算部に入力され、送信信号が生成される。即ち、サブ系列がアンテナ間にわたってインターリーブされる。サブ系列インターリーバが分割逆フーリエ変換部と加算部との間に設けられることで、サブ系列を送信するアンテナを適宜選択することができる。ある1つの情報信号系列に対して、アンテナ1,2から送信される信号系列S,Sの候補は、次のように表現できる。
Figure 0004601504
インターリーブのパターンは、加算後の信号のピーク電力が小さくなるように決定される。即ち、信号系列Sのピーク電力をp(S)とすると、
max[p(S (1)+S (2)),p(S (1)+S (2))]
max[p(S (1)+S (2)),p(S (1)+S (2))]
から求められる加算後の信号のピーク電力の小さい組み合わせが、インターリーブのパターンとして選択される。
送信機の加算部は、そこに入力されたサブ系列を加算し、OFDM方式で変調された1つの信号に合成する。OFDM方式で変調された信号は並直列変換され、ガードインターバル(GI)がそれに付加され、生成された送信信号が出力される。各アンテナに関する送信部間で、同じサブキャリアに関する信号成分を入れ替えるので、各送信部で生成されるOFDM方式の信号のサブキャリア間の直交性を維持することができる。なお、決定又は選択されたインターリーブパターンは制御チャネルを通じて受信機に通知される。
図12は本発明の一実施例による受信機を示す。インターリーブ(IL)情報検出部は、制御チャネルで伝送された信号からインターリーブパターンに関する情報(デインターリーブ情報)を検出する。デインターリーブ情報はサブ系列デインターリーバに与えられる。なお、ガードインターバルの除去、直並列変換、高速フーリエ変換(FFT)、信号分離、デマッピング、誤り訂正等の処理は、通常のMIMO−OFDM方式の受信機で行われるのと同様に行われる。
図13,14は送信アンテナ数及び受信アンテナ数がN本及びM本である場合の送信機及び受信機をそれぞれ示す。サブキャリア数(FFTのサンプリングポイント数)がPであり、分割数がDであるとすると、第nストリームのOFDM方式の変調前の信号系列はs(0),...s(P−1)となる。加算部から出力される信号系列Snは、次式のように表現できる。
Figure 0004601504
ここで、dは分割逆フーリエ変換部から出力される個々のサブ系列を指定する番号(パラメータ)である。送信機のピーク低減制御部では信号系列Sのピーク電力が最小になるように、サブ系列の可能な全ての組み合わせの中から1つの組み合わせパターンを選択する。n番目のアンテナに関する送信部に関するサブ系列に対して、インターリーブパターンx(d)が適用される。
第1実施例では全ての送信信号候補(加算部の出力)の系列に対してピークが推定され、それらが比較される。本発明の第2実施例では、全入力信号のうちのl(エル)個に関する比較が行われる。全てのサブ系列に対して、ピーク電力が最も大きい系列が便宜上Snp (dp)として表される。全ての信号の中で、信号電力が1乃至l番目に大きくなる信号の時点が、tp1,...,tplであるとする。この場合、
Figure 0004601504
で求められるN個のピーク電力の中で、ピーク電力が最も小さくなる組み合わせSn’ (d’)とSnp (dp)を同じ送信部で送信するように、インターリーブパターンが決定される。本実施例によれば、比較対象数が限定されるので演算量を少なくすることができる。
本発明の第3実施例はピーク低減処理方法の簡易化を図る。ストリーム数がN(N>2)であり、各ストリームの送信信号が2系列生成されるものとする。初めに、2×N個全てのOFDM方式で変調されたサブ系列に対してピーク電力が検出され、最大のピーク電力を有する送信信号系列が判別される。次に、この送信信号系列と同じ送信アンテナで送信されるサブ系列が決定される。このサブ系列は、合成前の最大ピーク電力のみに基づいて決定されてもよいし、上位l番目までのピーク電力が考慮されてもよい。他の信号系列に対して同様な処理を反復することで、インターリーブパターンが決定されてもよい。
図15は4ストリームで2分割の場合のストリーム方向のパターン決定法を示す。ステップ1では、各送信部のサブ系列の中で、ピーク電力が最も大きいサブ系列が判別される(図示の例ではそれがストリーム1のd=1のサブ系列であるとする)。次に、その系列は送信部のd=2のサブ系列とそれぞれ加算され、信号系列の候補が合成される。合成された全ての系列の中からピーク電力の最も小さいものが選択され、d=2に対するサブ系列が決定される(図示の例ではストリーム3がd=2のサブ系列に選択される)。このようにして第1のペア(d=1のストリーム1,d=2のストリーム3)が決定される。ステップ2以降では決定済みのサブ系列以外に対して同様な手順がなされる。図示の例では、ステップ2では第2のペア(d=1のストリーム4,d=2のストリーム1)が決定される。また、ステップ3では第3のペア(d=1のストリーム2,d=2のストリーム4)が決定される。なお、ステップ3では残りの第4のペア(d=1のストリーム3,d=2のストリーム2)も決定される。このようにして、ピーク電力を低減するのに有効な組み合わせが効率的に導出される。
本発明の第4実施例では、分割数が2以上の場合のパターン決定法が説明される。図16は8分割の場合の方法を説明するための図である。まず、全送信部の分割逆フーリエ変換部から出力される1番目及び2番目のサブ系列(d=1,2)に関し、説明済みの手法でサブ系列2(d=2)のインターリーブパターンがピーク低減処理部(図中最も左側にあるもの)で決定される。次に、このピーク低減処理部の出力とd=3のサブ系列とが次段のピーク低減処理部に入力される。このピーク低減処理部では、d=3のサブ系列のインターリーブパターンが決定され、2系列の合成された信号が出力される。以降同様の手順が反復され、系列S (d)(d>3)について、全ての系列のインターリーブパターンが決定される。なお、図示の例ではピーク低減処理部には2系列しか入力されていないが、それ以上のサブ系列が入力されてもよいし、あるピーク低減処理部と別のピーク低減処理部の入出力系列数が相違してもよい。
本発明の第5実施例でも、分割数Dが2以上の場合のパターン決定法が説明される。図17は8分割の場合の方法を説明するための図である。左列最上段のピーク低減処理部には2つのストリームの1番目及び2番目のサブ系列(計4系列)が入力され、これらのインターリーブパターンが決定され、そのパターンで合成された信号2系列が出力される。また、左列各段のピーク低減処理部に(3,4)番目、(5,6)番目、...、(D−1,D)番目のサブ系列がそれぞれ入力される。各ピーク低減処理部は入力された各信号系列に対するインターリーブパターンを決定する。その結果、各送信アンテナにつきD/2個の信号系列が生成される。
左から2列目(中央列)の上段のピーク低減処理部には、左列の1段目及び2段目のピーク低減処理部から出力された信号系列が入力され、説明済みのピーク低減処理が行われる。中央列下段のピーク低減処理部でも同様な処理がなされる。左から3列目のピーク低減処理部についても同様な手順がなされ、最終的には信号系列数は送信部当たり1つになり、それが送信アンテナから送信される。
なお、図示の例ではピーク低減処理部に2系列しか入力されていないが、3系列以上のサブ系列が入力されてもよい。ピーク低減処理部の入出力のサブ系列数は、複数のピーク低減処理部で同じでもよいし異なってもよい。
上述したように送信側で施されるインターリーブパターンは制御チャネルを通じて受信側に通知されてもよい。インターリーブパターンの通知は制御チャネルを利用する以外の方法で通知されてもよい。本発明の第6実施例では、OFDM方式の複数のシンボルに同じインターリーブパターンが適用される場合に、パイロットシンボルを用いてインターリーブパターンが伝送される。図18は本実施例で使用されるフレーム構成を示す。図19は本実施例で使用される受信機を示す。図18に示されるように、アンテナ毎にフレーム各々の先頭に第1のパイロットシンボルが挿入される。また、個々のストリームに固有のシンボル系列(1シンボルでもよい)を有する第2のパイロットシンボルも用意される。第1のパイロットシンボルについてのピーク低減処理はなされないが、第2のパイロットシンボルについては、同じブロックに属する他のシンボルと同様にピーク低減処理がなされる。
図19に示されるような受信機では、FFT部からの出力信号から導出される第1のパイロットシンボルによるチャネル推定が行われる。このチャネル推定値に基づいて第2のパイロットシンボルの信号分離が行われる。第2のパイロットシンボルは各送信ストリームに固有であるので、各アンテナで受信された信号がどのブロックに属しているかを受信シンボルに基づいて判別することができる。この判別はインターリーブ(IL)情報算出部で行われる。各サブキャリアに関するデインターリーブ情報はサブ系列デインターリーバに入力される。サブ系列デインターリーバは、デインターリーブ情報に従って信号の順序を元に戻し、信号検出部にそれらを与える。
なお、全てのブロックにピーク低減処理を施すことは必須ではなく、例えば各ストリームにつき1つのブロック(例えば先頭ブロック)ではピーク低減処理が省略されてもよい。ピーク低減処理の行われないブロックに第2のパイロットシンボルを挿入することは必須でない(むしろ、そのブロックでは第2のパイロットシンボルを省略し、他のデータ伝送にリソースを解放することが望ましい。)。
本発明の第7実施例では、パイロットシンボルによるオーバーヘッドを削減する手法が説明される。本実施例では第2のパイロットシンボルは挿入されない。各ストリームは、ブロック内の第1のパイロットシンボルのマッピングパターンで区別される。更に、各ストリームのパイロットシンボルはストリーム間で直交するようにマッピング(配置)されることが望ましい。
図20はそのようなパイロットシンボルのマッピング例を示す。図示の例ではN種符号長がNの直交コードがNシンボル置きに配置される(Nは送信部の数であり、nは送信部を指定する番号を表す。)。更に、送信部1(Tx1)のパイロットと送信部2(Tx2)のパイロットは同時に送信されるが、異なるサブキャリアで送信される。例えば、送信部が2つある場合には、送信部1のパイロットシンボルは1サブキャリア置きに配置される。送信部2のパイロットシンボルは周波数方向で先頭から2番目のサブキャリアを起点に1サブキャリア置きに配置される。送信部が3つある場合は、送信部1のパイロットサブキャリアは2サブキャリア置きに配置される。送信部2は2番目のサブキャリアを起点に、送信部3は3番目のサブキャリアを起点に2サブキャリア置きにパイロットシンボルがそれぞれ周波数方向に配置される。
図21は本実施例で使用可能な受信機を示す。FFTの後に、通常の信号分離が行われる。各送信部は固有のパイロットシンボルを各ブロックに挿入し、インターリーブを行ってそれらを送信する。受信側ではストリーム間インターリーブをチャネル変動として取り扱うことができる。したがって、通常のチャネル推定及び信号分離を行うことで、インターリーブ前の信号系列を求めることができる。なお、チャネル推定値の補間や、隣接サブキャリアのチャネル推定値を用いた場合の雑音低減処理が行われる場合には、同一のブロック内でそれらが行われる必要がある。
本発明の第8実施例ではサブ系列インターリーブに加えてウエイト制御も行われる。図22はそのような処理を行う送信機を示す。送信機は、ストリーム間でインターリーブを行い、加算前のサブ系列にウエイトを付与する。ウエイトは振幅、位相又は双方で表現されてもよい。インターリーブとウエイト制御を結合させることで、ピーク低減効果を更に促進することができる。
例えば、ある情報ビット系列に関する全てのインターリーブパターン及び重み候補に対して送信信号が複数生成される。これらの送信信号の候補の中から、最小のピークを有する送信信号が最終的に送信されてもよい。
また、合成前の信号に対してピークを検出し、そのピークに寄与する信号のみについて送信信号の候補を生成し、ピークを最小にする候補が送信信号に決定されてもよい。このようにすると、より簡易に送信信号を生成することができる。
更に、インターリーブパターン及び重みの候補全てに対する送信信号候補が生成されることは必須ではない。例えば、分割数Dが2であり、送信部の数がNである場合に、入力された2×N個のサブ系列S (1)及びS (2)のうち、ピーク電力の大きい系列Snp (dp)が判別される。そのピーク電力を有する信号成分は、Snp (dp)(t)であるとする。この場合、他のブロックd’の分割OFDM信号の中で、時点tの信号成分が最も大きい系列
Figure 0004601504
が、Snp (dp)と同一のアンテナから送信する分割OFDM信号に決定される。但し、Snp (dp)に適用するウエイト(位相回転量θ)は、
Figure 0004601504
のように算出される。その結果、各系列は互いに弱めあうように合成され、合成後の系列のピークを低減することができる。
本発明の第9実施例ではサブ系列のインターリーブとサブ系列の巡回シフト(サイクリックシフト)とが結合される。図23はそのような処理を行う送信機を示す。送信部間のインターリーブが行われた後に、各送信部内でサブ系列が循環的に並べ替えられることで、ピーク低減効果を更に促進することができる。なお、全てのインターリーブパターン及び全てのサイクリックシフトの候補が用意されてもよいし、合成前のピーク信号に対応する信号に着目して演算負担が軽減されてもよい。
本発明の第10実施例ではサブ系列のインターリーブ、サイクリックシフト及びウエイト制御が結合される。図24はそのような処理を行う送信機を示す。ピーク低減処理方法としては説明済みの様々な手法を利用することができる。簡易な手法としては、ピーク低減制御部に入力されたサブ系列の中でピーク電力が最大の系列Snp (dp)が検出され、そのピーク電力を有する信号はSnp (dp)(t)であったとする。それ以外の信号系列の中で最大電力のシンボルを含むサブ系列Sn’ (d’)(t’)が、Snp (dp)と同じアンテナから送信されるように、インターリーブパターンが決定される。サブ系列Sn’ (d’)(t’)は次式で表現される。
Figure 0004601504
このとき、サイクリックシフトのシフト量pshiftとウエイト(位相回転量θ)はそれぞれ次式を満たすように選択される。
Figure 0004601504
残りの系列についても同様な処理を行うことで適切なインターリーブパターンを決定することができる。また、上位l番目までのピーク電力が使用される場合には第2実施例で説明済みの手法が使用されてもよい。
ピーク対平均電力比が過剰に大きくなる様子を示す図である。 送信アンプの一般的な入出力特性を示す図である。 MIMO−OFDM方式の移動通信システムで使用される送信機を示す図である。 MIMO−OFDM方式の移動通信システムで使用される受信機を示す図である。 直並列変換部及び並直列変換部を示す図である。 周波数領域のインターリーブ法を用いる2×2MIMO−OFDM方式の送信機を示す図である。 周波数領域のインターリーブ法を用いる2×2MIMO−OFDM方式の受信機を示す図である。 PTS法及び巡回シフト法を用いる2×2MIMO−OFDM方式の送信機を示す図である。 PTS法及び巡回シフト法を用いる2×2MIMO−OFDM方式の受信機を示す図である。 2分割の場合の分割逆フーリエ変換部の構成例を示す図である。 本発明の一実施例による送信機を示す図である。 本発明の一実施例による受信機を示す図である。 本発明の一実施例による送信機を示す図である。 本発明の一実施例による受信機を示す図である。 本発明の一実施例によるインターリーブパターン決定法の一例を示す図である。 本発明の一実施例によるインターリーブパターン決定法の一例を示す図である。 本発明の一実施例によるインターリーブパターン決定法の一例を示す図である。 パイロットシンボルのマッピング例を示す図である。 本発明の一実施例による受信機を示す図である。 パイロットシンボルのマッピング例を示す図である。 本発明の一実施例による受信機を示す図である。 本発明の一実施例による送信機を示す図である。 本発明の一実施例による送信機を示す図である。 本発明の一実施例による送信機を示す図である。
符号の説明
S/P 直並列変換部
P/S 並直列変換部
FFT 高速フーリエ変換部
IFFT 逆高速フーリエ変換部
GI ガードインターバル

Claims (12)

  1. 複数の送信アンテナを有し、マルチキャリア方式の信号を送信する送信機であって、
    送信する情報から複数の信号系列群を導出し、信号系列群毎に逆フーリエ変換を行い、変換後の1以上のサブ系列を含むサブ系列群を複数組出力する分割逆フーリエ変換手段と、
    逆フーリエ変換後の複数のサブ系列についてピーク電力を検出し、インターリーブパターンを指定する指示信号を出力するピーク低減制御手段と、
    前記指示信号に従って、複数のサブ系列群の間で1以上のサブ系列を置換するインターリーブ手段と、
    を有し、前記インターリーブ手段で置換されたサブ系列を含む一群のサブ系列を、1つの送信アンテナから無線送信される信号に変換する手段が複数設けられ
    前記ピーク低減制御手段は、1つのサブ系列の中で上位所定数個のピーク電力を検出し、ピーク電力に寄与する他のサブ系列の信号成分を特定し、前記複数のサブ系列についてのピーク電力を検出する
    とを特徴とする送信機。
  2. 前記インターリーブ手段は、前記分割逆フーリエ変換手段の出力のうち、同じ時点に関連付けられる複数のサブ系列の間で置換を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の送信機。
  3. 前記ピーク低減制御手段からの制御信号に応答して、逆フーリエ変換後の1以上のサブ系列に重みを与える重み調整手段を更に有する
    ことを特徴とする請求項1記載の送信機。
  4. 前記ピーク低減制御手段からの制御信号に応答して、インターリーブ手段に入力されない1以上のサブ系列とインターリーブ手段から出力される1以上のサブ系列との対応関係を巡回的に変更するサイクリックシフト手段を更に有する
    ことを特徴とする請求項1記載の送信機。
  5. 前記ピーク低減制御手段からの制御信号に応答して、逆フーリエ変換後の1以上のサブ系列に重みを与える重み調整手段と、
    前記ピーク低減制御手段からの制御信号に応答して、インターリーブ手段に入力されない1以上のサブ系列とインターリーブ手段から出力される1以上のサブ系列との対応関係を巡回的に変更するサイクリックシフト手段と、
    を更に有し、逆フーリエ変換後の複数のサブ系列のピーク電力の差が小さくなるように前記インターリーブパターンが決定される
    ことを特徴とする請求項1記載の送信機。
  6. 送信シンボル中のパイロットシンボルのマッピングパターンで前記インターリーブパターンが区別される
    ことを特徴とする請求項1記載の送信機。
  7. インターリーブが施されない第1のパイロットシンボルとインターリーブが施される第2のパイロットシンボルとが送信シンボルに含まれる
    ことを特徴とする請求項1記載の送信機。
  8. 複数の送信アンテナを有し、マルチキャリア方式の信号を送信する送信機であって、
    送信する情報から複数の信号系列群を導出し、信号系列群毎に逆フーリエ変換を行い、変換後の1以上のサブ系列を含むサブ系列群を複数組出力する分割逆フーリエ変換手段と、
    逆フーリエ変換後の複数のサブ系列についてピーク電力を検出し、インターリーブパターンを指定する指示信号を出力するピーク低減制御手段と、
    前記指示信号に従って、複数のサブ系列群の間で1以上のサブ系列を置換するインターリーブ手段と、
    を有し、前記インターリーブ手段で置換されたサブ系列を含む一群のサブ系列を、1つの送信アンテナから無線送信される信号に変換する手段が複数設けられ
    逆フーリエ変換後の2組のサブ系列群に含まれるサブ系列をインターリーブして加算することで、1組のサブ系列群が導出され
    ことを特徴とする送信機。
  9. 複数の送信アンテナを有し、マルチキャリア方式の信号を送信する送信機であって、
    送信する情報から複数の信号系列群を導出し、信号系列群毎に逆フーリエ変換を行い、変換後の1以上のサブ系列を含むサブ系列群を複数組出力する分割逆フーリエ変換手段と、
    逆フーリエ変換後の複数のサブ系列についてピーク電力を検出し、インターリーブパターンを指定する指示信号を出力するピーク低減制御手段と、
    前記指示信号に従って、複数のサブ系列群の間で1以上のサブ系列を置換するインターリーブ手段と、
    を有し、前記インターリーブ手段で置換されたサブ系列を含む一群のサブ系列を、1つの送信アンテナから無線送信される信号に変換する手段が複数設けられ
    逆フーリエ変換後の2組のサブ系列群に含まれるサブ系列をインターリーブして加算することで導出された1組のサブ系列群と、別の2組のサブ系列群に含まれるサブ系列をインターリーブして加算することで導出された別の1組のサブ系列群との間でインターリーブ及び加算を行うことで1組のサブ系列群が導出され
    ことを特徴とする送信機。
  10. 複数の送信アンテナを有し、マルチキャリア方式の信号を送信する送信方法であって、
    送信する情報から複数の信号系列群を導出し、信号系列群毎に逆フーリエ変換を行い、変換後の1以上のサブ系列を含むサブ系列群を複数組出力し、
    逆フーリエ変換後の複数のサブ系列についてピーク電力を検出し、インターリーブパターンを指定する指示信号を出力し、
    前記指示信号に従って、複数のサブ系列群の間で1以上のサブ系列を置換し、
    インターリーブ後のサブ系列を含む一群のサブ系列の信号形式を変換し、複数の送信アンテナからそれぞれ無線送信するステップを有し、
    前記ピーク電力を検出する際、1つのサブ系列の中で上位所定数個のピーク電力を検出し、ピーク電力に寄与する他のサブ系列の信号成分を特定し、前記複数のサブ系列についてのピーク電力を検出する、送信方法。
  11. 複数の送信アンテナを有し、マルチキャリア方式の信号を送信する送信方法であって、
    送信する情報から複数の信号系列群を導出し、信号系列群毎に逆フーリエ変換を行い、変換後の1以上のサブ系列を含むサブ系列群を複数組出力し、
    逆フーリエ変換後の複数のサブ系列についてピーク電力を検出し、インターリーブパターンを指定する指示信号を出力し、
    逆フーリエ変換後の2組のサブ系列群に含まれるサブ系列を前記指示信号に従ってインターリーブして加算することで、1組のサブ系列群を導出し、該サブ系列群毎に信号形式を変換し、複数の送信アンテナ各々から1つのサブ系列群の信号を無線送信するステップを有する、送信方法。
  12. 複数の送信アンテナを有し、マルチキャリア方式の信号を送信する送信方法であって、
    送信する情報から複数の信号系列群を導出し、信号系列群毎に逆フーリエ変換を行い、変換後の1以上のサブ系列を含むサブ系列群を複数組出力し、
    逆フーリエ変換後の複数のサブ系列についてピーク電力を検出し、インターリーブパターンを指定する指示信号を出力し、
    前記指示信号に従って、逆フーリエ変換後の2組のサブ系列群に含まれるサブ系列をインターリーブすることで導出された1組のサブ系列群と、別の2組のサブ系列群に含まれるサブ系列をインターリーブすることで導出された別の1組のサブ系列群との間でインターリーブを行うことで1組のサブ系列群を導出し、該サブ系列群毎に信号形式を変換し、複数の送信アンテナ各々から1つのサブ系列群の信号を無線送信するステップを有する、送信方法。
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