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JP4753737B2 - 無線装置 - Google Patents

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JP4753737B2
JP4753737B2 JP2006029352A JP2006029352A JP4753737B2 JP 4753737 B2 JP4753737 B2 JP 4753737B2 JP 2006029352 A JP2006029352 A JP 2006029352A JP 2006029352 A JP2006029352 A JP 2006029352A JP 4753737 B2 JP4753737 B2 JP 4753737B2
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Description

本発明は、無線装置に関し、特に複数のサブキャリアを使用する無線装置に関する。
高速なデータ伝送を可能にしつつ、マルチパス環境下に強い通信方式として、マルチキャリア方式のひとつであるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調方式がある。このOFDM変調方式は、無線LAN(Local Area Network)の標準化規格であるIEEE802.11a,gやHIPERLAN/2に適用されている。このような無線LANにおけるパケット信号は、一般的に時間と共に変動する伝送路環境を介して伝送され、かつ周波数選択性フェージングの影響を受けるので、受信装置は一般的に伝送路推定を動的に実行する。
受信装置が伝送路推定を実行するために、パケット信号内に、2種類の既知信号が設けられている。ひとつは、パケット信号の先頭部分において、すべてのキャリアに対して設けられた既知信号であり、いわゆるプリアンブルやトレーニング信号といわれるものである。もうひとつは、パケット信号のデータ区間中に一部のキャリアに対して設けられた既知信号であり、いわゆるパイロット信号といわれるものである(例えば、非特許文献1参照。)。
Sinem Coleri,Mustafa Ergen,Anuj Puri, and Ahmad Bahai,"Channel Estimation Techniques Based on Pilot Arrangement in OFDM Systems",IEEE Transactions on broadcasting,vol.48,No.3,pp.223−229,Sept.2002.
ワイヤレス通信において、周波数資源を有効利用するための技術のひとつが、アダプティブアレイアンテナ技術である。アダプティブアレイアンテナ技術は、複数のアンテナのそれぞれにおいて、処理対象の信号の振幅と位相を制御することによって、アンテナの指向性パターンを制御する。このようなアダプティブアレイアンテナ技術を利用して、データレートを高速化するための技術にMIMO(Multiple Input Multiple Output)システムがある。当該MIMOシステムは、送信装置と受信装置がそれぞれ複数のアンテナを備え、並列に送信されるべきパケット信号を設定する(以下、パケット信号において並列に送信されるべきデータのそれぞれを「系列」という)。すなわち、送信装置と受信装置との間の通信に対して、最大アンテナ数までの系列を設定することによって、データレートを向上させる。
さらに、このようなMIMOシステムに、OFDM変調方式を組み合わせると、データレートはさらに高速化される。このようなMIMOシステムにおいて、伝送効率の向上を目的として、複数のパケット信号にてそれぞれ送信すべきデータ信号が、ひとつのパケット信号にまとめられる。その際、データ信号のそれぞれに対して制御信号が付加される。すなわち、パケット信号には、制御信号とデータ信号の組合せが複数含まれる。一般的に、制御信号の情報量は、データ信号の情報量よりも小さい場合が多い。ここでは、データ信号を伝送するために、複数の系列間においてMIMOを実行する。一方、複数の系列のそれぞれが使用すべきサブキャリアを変えるように規定しておき、制御信号は、それぞれの系列に分割されて伝送される。
以上の状況において、受信装置では、データ信号を受信する際のウエイトと、制御信号を受信する際のウエイトが異なってくる。また、パケット信号の先頭部分に既知信号を付加し、当該既知信号によって受信装置にウエイトを導出させる場合、伝送路特性の変動によって、後方の組合せにおいて誤り率が悪化する可能性がある。さらに、一般的に、制御信号には重要な情報が含まれているので、データ信号よりも確実に伝送されることが要求される。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、制御信号とデータ信号の組合せを複数伝送する際に、制御信号の誤り率の悪化を抑制する無線装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の無線装置は、制御信号とデータ信号との組合せであって、複数のサブキャリアを使用すべき組合せを複数入力する入力部と、入力部において入力した複数の組合せのうち、少なくとも1番目の組合せに含まれたデータ信号に対する第1の既知信号を付加し、かつ入力部において入力した複数の組合せのうち、2番目以降の組合せのそれぞれに対して、前段に第2の既知信号を付加することによって、入力部において入力した複数の組合せからパケット信号を生成する生成部と、生成部において生成したパケット信号を送信する送信部とを備える。生成部は、2番目以降の組合せのそれぞれに含まれる制御信号に対して複数のサブキャリアのうちの一部を使用しており、第1の既知信号から当該一部のサブキャリアに相当した部分を抽出する形にて第2の既知信号を規定している。
この態様によると、2番目以降の組合せに対して第2の既知信号を付加するので、制御信号の誤り率の悪化を抑制できる。
生成部は、複数のシンボルによって形成される第1の既知信号に対して、それぞれのシンボルにおいて使用されるサブキャリアを変更し、かついずれかのシンボルにおいて使用されるサブキャリアが、2番目以降の組合せのそれぞれに含まれる制御信号において使用されるサブキャリアと一致するように規定しており、当該いずれかのシンボルに対応した第1の既知信号の部分と同一になるように、第2の既知信号を規定してもよい。
生成部は、入力部において入力した複数の組合せのうち、制御信号に対して、第1のサブキャリア数にて規定されるサイズのインタリーブを実行し、データ信号に対して、第2のサブキャリア数にて規定されるサイズのインタリーブを実行するインタリーブ部と、インタリーブ部においてインタリーブを実行した複数の組合せのうち、2番目以降の組合せに含まれた制御信号に対して、付加信号を付加する付加部とを備えてもよい。付加部は、第2のサブキャリア数と第1のサブキャリア数との差異に応じた量の付加信号を付加してもよい。
付加部において挿入される付加信号は、ダミー信号であってもよい。付加部において挿入される付加信号は、パリティチェック用の信号であってもよい。付加部において挿入される付加信号は、既知信号であってもよい。
生成部は、入力部において入力した複数の組合せのうち、2番目以降の組合せに含まれた制御信号に対して、付加信号を付加する付加部と、付加部において付加信号を付加した複数の組合せのうち、最初の組合せに含まれた制御信号に対して、第1のサブキャリア数にて規定されるサイズのインタリーブを実行し、残りの信号に対して、第2のサブキャリア数にて規定されるサイズのインタリーブを実行するインタリーブ部とを備えてもよい。付加部は、第2のサブキャリア数と第1のサブキャリア数との差異に応じた量の付加信号を付加してもよい。
付加部において挿入される付加信号は、CRC用の信号であってもよい。付加部において挿入される付加信号は、既知信号であってもよい。
本発明の別の態様もまた、無線装置である。この装置は、制御信号とデータ信号との組合せであって、複数のサブキャリアを使用した組合せを受信する受信部と、受信部において受信した複数の組合せのうち、少なくとも1番目の組合せに含まれたデータ信号に対して、第1の既知信号を使用しながらの復調を実行し、かつ受信部において受信した複数の組合せのうち、2番目以降の組合せのそれぞれに対して、前段の第2の既知信号を使用ながらの復調を実行することによって、受信部において受信した複数の組合せからパケット信号を復調する復調部とを備える。受信部において、2番目以降の組合せのそれぞれに含まれる制御信号は、複数のサブキャリアのうちの一部を使用しており、第2の既知信号は、第1の既知信号から当該一部のサブキャリアに相当した部分を抽出する形にて規定されている。
この態様によると、2番目以降の組合せに対して第2の既知信号を付加するので、制御信号の誤り率の悪化を抑制できる。
復調部は、受信部において受信した複数の組合せのうち、2番目以降の組合せに含まれた制御信号から、付加信号を除外する除外部と、除外部において付加信号を除外した複数の組合せのうち、制御信号に対して、第1のサブキャリア数にて規定されるサイズのデインタリーブを実行し、データ信号に対して第2のサブキャリア数にて規定されるサイズのデインタリーブを実行するデインタリーブ部とを備えてもよい。除外部は、第2のサブキャリア数と第1のサブキャリア数との差異に応じた量の付加信号を除外してもよい。
復調部は、受信部において受信した複数の組合せのうち、最初の組合せに含まれた制御信号に対して、第1のサブキャリア数にて規定されるサイズのデインタリーブを実行し、残りの信号に対して、第2のサブキャリア数にて規定されるサイズのデインタリーブを実行するデインタリーブ部と、デインタリーブ部においてデインタリーブを実行した複数の組合せのうち、2番目以降の組合せに含まれた制御信号から付加信号を除外する除外部とを備えてもよい。除外部は、第2のサブキャリア数と第1のサブキャリア数との差異に応じた量の付加信号を除外してもよい。
本発明のさらに別の態様もまた、無線装置である。この装置は、制御信号とデータ信号との組合せであって、複数のサブキャリアを使用すべき組合せを複数入力する入力部と、入力部において入力した複数の組合せのうち、少なくとも1番目の組合せに含まれたデータ信号に対する第1の既知信号を付加し、かつ入力部において入力した複数の組合せのうち、2番目以降の組合せのそれぞれに対して、前段に第2の既知信号を付加することによって、入力部において入力した複数の組合せからパケット信号を生成する生成部と、生成部において生成したパケット信号を送信する送信部とを備える。生成部は、第1の既知信号の一部分を抽出する形にて第2の既知信号を規定してもよい。
この態様によると、2番目以降の組合せに付加された既知信号の長さは、1番目の組合せに付加された既知信号の長さの一部分に相当するので、伝送効率の低下を抑制できる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、制御信号とデータ信号の組合せを複数伝送する際に、制御信号の誤り率の悪化を抑制できる。
本発明を具体的に説明する前に、概要を述べる。本発明の実施例は、少なくともふたつの無線装置によって構成されるMIMOシステムに関する。無線装置のうちの一方は、送信装置に相当し、他方は、受信装置に相当する。送信装置は、制御信号とデータ信号との組合せを複数含むように、ひとつのパケット信号を生成する。なお、ひとつのパケット信号は、複数の系列によって構成される。前述のごとく、受信装置において、制御信号を受信する際のウエイトと、データ信号を受信する際のウエイトが異なる場合、受信装置は、それぞれに対するウエイトを導出しなくてはならない。さらに、パケット信号の後方部分に配置された組合せに含まれた制御信号に対する誤り率の悪化の抑制が望まれる。本実施例では、以上の課題を解決するために、以下の処理を実行する。
送信装置は、パケット信号の先頭部分に伝送路推定用の既知信号(以下、「第1の既知信号」という)を付加し、2番目以降の組合せのそれぞれの前段に伝送路推定用の既知信号(以下、「第2の既知信号」という)を付加する。ここで、第1の既知信号は、複数のシンボルによって形成されており、複数のシンボルのうちのいずれかにおいて使用されるサブキャリアが、制御信号において使用されるサブキャリアと一致する。また、第2の既知信号は、当該複数のシンボルのうちのいずれかに対応した第1の既知信号の部分と同一になるように規定される。受信装置は、パケット信号を受信すると、第1の既知信号から導出したウエイトを使用しながら、複数の組合せのそれぞれに含まれたデータ信号を受信する。一方、受信装置は、第2の既知信号から導出したウエイトを使用しながら、2番目以降の組合せのそれぞれに含まれた制御信号を受信する。このように、制御信号を受信する際のウエイトは、直前に配置された第2の既知信号をもとに導出されるので、パケット信号の後方部分に配置された制御信号に対する誤り率の悪化を抑制できる。また、第2の既知信号は、第1の既知信号の一部分として規定されているので、伝送効率の低下を抑制できる。
図1は、本発明の実施例に係るマルチキャリア信号のスペクトルを示す。特に、図1は、OFDM変調方式での信号のスペクトルを示す。OFDM変調方式における複数のキャリアのひとつをサブキャリアと一般的に呼ぶが、ここではひとつのサブキャリアを「サブキャリア番号」によって指定するものとする。MIMOシステムには、サブキャリア番号「−28」から「28」までの56サブキャリアが規定されている。なお、サブキャリア番号「0」は、ベースバンド信号における直流成分の影響を低減するため、ヌルに設定されている。一方、従来システムには、サブキャリア番号「−26」から「26」までの52サブキャリアが規定されている。なお、従来システムの一例は、IEEE802.11a規格に準拠した無線LANである。
また、それぞれのサブキャリアは、可変に設定された変調方式によって変調されている。変調方式には、BPSK(Binary Phase Shift Keying)、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)、64QAMのいずれかが使用される。
また、これらの信号には、誤り訂正方式として、畳み込み符号化が適用されている。畳み込み符号化の符号化率は、1/2、3/4等に設定される。さらに、並列に送信すべきデータの数は、可変に設定される。なお、データは、パケット信号として送信されており、並列に送信されるパケット信号のそれぞれは、「系列」と呼ばれる。その結果、変調方式、符号化率、系列の数の値が可変に設定されることによって、データレートも可変に設定される。なお、「データレート」は、これらの任意の組合せによって決定されてもよいし、これらのうちのひとつによって決定されてもよい。
図2は、本発明の実施例に係る通信システム100の構成を示す。通信システム100は、無線装置10と総称される第1無線装置10a、第2無線装置10bを含む。また、第1無線装置10aは、アンテナ12と総称される第1アンテナ12a、第2アンテナ12b、第3アンテナ12c、第4アンテナ12dを含み、第2無線装置10bは、アンテナ14と総称される第1アンテナ14a、第2アンテナ14b、第3アンテナ14c、第4アンテナ14dを含む。ここで、第1無線装置10aが、送信装置に対応し、第2無線装置10bが、受信装置に対応する。
通信システム100の構成を説明する前に、MIMOシステムの概略を説明する。データは、第1無線装置10aから第2無線装置10bに送信されているものとする。第1無線装置10aは、第1アンテナ12aから第4アンテナ12dのそれぞれから、複数の系列のデータをそれぞれ送信する。その結果、データレートが高速になる。第2無線装置10bは、第1アンテナ14aから第4アンテナ14dによって、複数の系列のデータを受信する。さらに、第2無線装置10bは、アダプティブアレイ信号処理によって、受信したデータを分離して、複数の系列のデータを独立に復調する。
ここで、アンテナ12の本数は「4」であり、アンテナ14の本数も「4」であるので、アンテナ12とアンテナ14の間の伝送路の組合せは「16」になる。第iアンテナ12iから第jアンテナ14jとの間の伝送路特性をhijと示す。図中において、第1アンテナ12aと第1アンテナ14aとの間の伝送路特性がh11、第1アンテナ12aから第2アンテナ14bとの間の伝送路特性がh12、第2アンテナ12bと第1アンテナ14aとの間の伝送路特性がh21、第2アンテナ12bから第2アンテナ14bとの間の伝送路特性がh22、第4アンテナ12dから第4アンテナ14dとの間の伝送路特性がh44と示されている。なお、これら以外の伝送路は、図の明瞭化のために省略する。
図3は、通信システム100におけるパケットフォーマットを示す。ここでは、説明を簡易にするために、パケット信号に含まれている系列の数を「2」とする。第1アンテナ12aから送信される系列を上段に示し、第2アンテナ12bから送信される系列を下段に示す。上段において、「L−STF」、「L−LTF」、「L−SIG」、「HT−SIG」は、従来システムに対応したタイミング推定用の既知信号、伝送路推定用の既知信号、制御信号、MIMOシステムに対応した制御信号にそれぞれ相当する。一方、下段における「L−STF+CDD」、「L−LTF+CDD」、「L−SIG+CDD」、「HT−SIG+CDD」は、所定のシフト量によって、「L−STF」、「L−LTF」、「L−SIG」、「HT−SIG」にCDD(Cyclic Delay Diversity)を実行させた結果にそれぞれ相当する。ここで、CDDとは、所定の区間において、時間領域の波形をシフト量だけ後方にシフトさせ、所定の区間の最後部から押し出された波形を所定の区間の先頭部分に循環的に配置させる処理である。すなわち、「L−STF+CDD」には、「L−STF」に対して、循環的なタイミングシフトがなされている。
また、「HT−STF」、「HT−STF’」は、MIMOシステムに対応したタイミング推定用の既知信号に相当するが、両者は、異なったサブキャリアを使用するように規定されている。例えば、「HT−STF」は、サブキャリア番号が奇数であるサブキャリアを使用し、「HT−STF’」は、サブキャリア番号が偶数であるサブキャリアを使用する。また、「HT−LTF1」、「HT−LTF1’」、「HT−LTF2」、「HT−LTF2’」は、MIMOシステムに対応した伝送路推定用の既知信号に相当する。ここで、「HT−LTF1」と「HT−LTF1’」は、「HT−STF」、「HT−STF’」と同様に、異なったサブキャリアを使用するように規定されている。また、「HT−LTF2」と「HT−LTF2’」も同様である。一方、「HT−LTF2」は、「HT−LTF1」において使用されていないサブキャリアを使用するように規定されている。
「HT−DATA1」と「HT−DATA2」は、データ信号である。「HT−DATA1」と「HT−DATA2」に対する制御信号は、「HT−SIG」と「HT−SIG+CDD」に相当する。ここで、そのため、「HT−SIG」、「HT−SIG+CDD」、「HT−DATA1」、「HT−DATA2」は、「第1の組合せ」と呼ばれる。
「HT−SIG1」と「HT−SIG1’」は、後段の「HT−DATA3」と「HT−DATA4」に対する制御信号である。ここで、「HT−SIG1」と「HT−SIG1’」は、「HT−STF」、「HT−STF’」と同様に、異なったサブキャリアを使用するように規定されている。なお、「HT−SIG1」において使用されるサブキャリアは、「HT−LTF1」と同一であり、「HT−SIG1’」において使用されるサブキャリアは、「HT−LTF1’」と同一である。ここで、「HT−SIG1」と「HT−SIG1’」の前段にも、「HT−LTF1」と「HT−LTF1’」が配置されている。また、「HT−DATA3」と「HT−DATA4」は、データ信号である。「HT−SIG1」、「HT−SIG1’」、「HT−DATA3」、「HT−DATA4」は、「第2の組合せ」と呼ばれる。
また、「HT−SIG2」、「HT−SIG2’」、「HT−DATA5」、「HT−DATA6」も同様であり、これらは、「第3の組合せ」と呼ばれる。なお、「HT−SIG2」と「HT−SIG2’」の前段にも、「HT−LTF1」と「HT−LTF1’」が配置されている。
以上のパケットフォーマットに対し、受信装置は、「L−LTS」から導出したウエイトによって、第1の組合せに含まれた「HT−SIG」を受信処理する。また、受信装置は、「HT−LTF1」、「HT−LTF2」、「HT−LTF1’」、「HT−LTF2’」から導出したウエイトによって、「HT−DATA1」等を受信処理する。また、受信装置は、直前の「HT−LTF1」、「HT−LTF1’」から導出したウエイトによって、「HT−SIG1」、「HT−SIG1’」を受信処理する。また、受信装置は、直前の「HT−LTF1」、「HT−LTF1’」から導出したウエイトによって、「HT−SIG2」、「HT−SIG2’」を受信処理する。
ここで、先頭から「HT−SIG」、「HT−SIG+CDD」までの部分は、従来システムと同様に、「52」サブキャリア(以下、「第1のサブキャリア数」という)を使用する。なお、「52」サブキャリアのうちの「4」サブキャリアがパイロット信号に相当する。一方、「HT−STF」、「HT−STF’」の部分は、複数の系列の合計において、「24」サブキャリアを使用する。また、「HT−LTF1」、「HT−LTF1’」、「HT−SIG1」、「HT−SIG1’」等の部分は、複数の系列の合計において、「56」サブキャリア(以下、「第2のサブキャリア数」という)を使用する。さらに、「HT−DATA1」、「HT−DATA2」等の部分は、「56」サブキャリアを使用する。
受信装置において、「HT−SIG」等は、前述のごとく、「L−LTF」をもとに復調される。両者において使用されるサブキャリア数は、「52」で一致しており、さらに、後段の「56」サブキャリアでの電力とあわせるような処理がなされている。一方、「HT−SIG1」等は、前述のごとく、直前の「HT−LTF1」等をもとに復調される。ここで、「HT−SIG1」等のデータ量は、「HT−SIG」のデータ量と同等である。そのため、「HT−SIG1」等が「HT−SIG」等と同様に「52」サブキャリアを使用すれば、「HT−LTF1」等において使用されるサブキャリア数の「56」と一致しなくなり、両者の電力が一致していない。そのため、本発明では、「HT−SIG1」等において使用されるサブキャリア数を「56」に拡張している。その際、「制御信号」に「付加信号」が付加されている(以下、付加信号が付加された制御信号を「付加信号付制御信号」という)。
以上のパケットフォーマットは、以下の理由を考慮して、構成されている。「HT−SIG1」等には、強い誤り耐性が要求されるので、「DATA1」等のような空間多重の実行は望ましくない。そこで、「HT−LTF1」、「HT−LTF1’」と同じサブキャリアを使用した形によって、「HT−SIG1」等の誤り耐性を強くする。このため、「DATA1」等用の受信ウェイトと「HT−SIG1」等において設定すべき受信ウェイトは異なってしまう。「DATA1」等はある程度連続して受信されるため、「HT−LTF1」、「HT−LTF2」、「HT−LTF1’」、「HT−LTF2’」を使用しながら、「DATA1」等中のパイロット信号を参照することによって、伝送路特性の時変化に対応した受信がなされる。
一方、「HT−SIG1」等は離散的であり、「HT−SIG1」等用の受信ウェイトを更新する機会が少ない。そのため、伝送路特性の時変化に対応した受信が困難になる。したがって、「HT−SIG1」等の直前に「HT−LTF1」、「HT−LTF1’」を入れることが好ましい。なお、「HT−LTF1」、「HT−LTF1’」は「HT−LTF1」、「HT−LTF2」、「HT−LTF1’」、「HT−LTF2’」の一部なので、無線装置10のコストの増加を抑えることができる。
以上の「HT−SIG」と「HT−SIG1」等に対して、処理の簡易化のため、無線装置10には、同一のインタリーブ部、同一のデインタリーブ部を配置し、同一の情報ビットの配置がなされた「HT−SIG」に対して、処理を実行したいという要求がある。そのため、通常であれば、「HT−SIG」のサブキャリア数にあわせて、「HT−SIG1」等のサブキャリア数が「52」になってしまう。よって、「HT−SIG1」等において電力変動が生じてしまう。本発明によれば、付加信号を付加することによって、前述の要求を満たしながら、電力変動を補償できる。
図4は、第1無線装置10aの構成を示す。第1無線装置10aは、無線部20と総称される第1無線部20a、第2無線部20b、第4無線部20d、ベースバンド処理部22、変復調部24、IF部26、制御部30を含む。また信号として、時間領域信号200と総称される第1時間領域信号200a、第2時間領域信号200b、第4時間領域信号200d、周波数領域信号202と総称される第1周波数領域信号202a、第2周波数領域信号202b、第3周波数領域信号202c、第4周波数領域信号202dを含む。なお、第2無線装置10bは、第1無線装置10aと同様に構成される。
無線部20は、受信動作として、アンテナ12によって受信した無線周波数の信号を周波数変換し、ベースバンドの信号を導出する。無線部20は、ベースバンドの信号を時間領域信号200としてベースバンド処理部22に出力する。一般的に、ベースバンドの信号は、同相成分と直交成分によって形成されるので、ふたつの信号線によって伝送されるべきであるが、ここでは、図を明瞭にするためにひとつの信号線だけを示すものとする。また、AGC(Automatic Gain Control)やA/D変換部も含まれる。
無線部20は、送信動作として、ベースバンド処理部22からのベースバンドの信号を周波数変換し、無線周波数の信号を導出する。ここで、ベースバンド処理部22からのベースバンドの信号も時間領域信号200として示す。無線部20は、無線周波数の信号をアンテナ12に出力する。また、PA(Power Amplifier)、D/A変換部も含まれる。時間領域信号200は、時間領域に変換されたマルチキャリア信号であり、デジタル信号であるものとする。
ベースバンド処理部22は、受信動作として、複数の時間領域信号200をそれぞれ周波数領域に変換し、周波数領域の信号に対してアダプティブアレイ信号処理を実行する。なお、アダプティブアレイ信号処理の詳細は、後述する。ベースバンド処理部22は、アダプティブアレイ信号処理の結果を周波数領域信号202として出力する。ひとつの周波数領域信号202が、図示しない第2無線装置10bから送信された複数の系列のそれぞれに含まれたデータに相当する。また、ベースバンド処理部22は、送信動作として、変復調部24から、周波数領域の信号としての周波数領域信号202を入力し、周波数領域の信号を時間領域に変換し、複数のアンテナ12のそれぞれに対応づけながら時間領域信号200として出力する。
送信処理において使用すべきアンテナ12の数は、制御部30によって指定されるものとする。ここで、周波数領域の信号である周波数領域信号202は、図1のごとく、複数のサブキャリアの成分を含むものとする。図を明瞭にするために、周波数領域の信号は、サブキャリア番号の順番に並べられて、シリアル信号を形成しているものとする。
図5は、周波数領域の信号の構成を示す。ここで、図1に示したサブキャリア番号「−28」から「28」のひとつの組合せを「OFDMシンボル」というものとする。「i」番目のOFDMシンボルは、サブキャリア番号「1」から「28」、サブキャリア番号「−28」から「−1」の順番にサブキャリア成分を並べているものとする。また、「i」番目のOFDMシンボルの前に、「i−1」番目のOFDMシンボルが配置され、「i」番目のOFDMシンボルの後ろに、「i+1」番目のOFDMシンボルが配置されているものとする。なお、図3の「L−SIG」等の部分では、ひとつの「OFDMシンボル」に対して、サブキャリア番号「−26」から「26」の組合せが使用される。
図4に戻る。また、ベースバンド処理部22は、図3のパケットフォーマットに対応したパケット信号を生成するために、CDDを実行する。CDDは、行列Cとして、以下のように実行される。
Figure 0004753737
ここで、δは、シフト量を示し、lは、サブキャリア番号を示している。さらに、行列Cと系列との乗算は、サブキャリアを単位にして実行される。すなわち、ベースバンド処理部22は、L−STF等内での循環的なタイムシフトを系列単位に実行する。また、シフト量は、系列を単位にして異なった値に設定される。
変復調部24は、受信処理として、ベースバンド処理部22からの周波数領域信号202に対して、復調とデインタリーブを実行する。なお、復調は、サブキャリア単位でなされる。変復調部24は、復調した信号をIF部26に出力する。また、変復調部24は、送信処理として、インタリーブと変調を実行する。その際、変復調部24は、制御信号に付加信号を付加することによって、付加信号付制御信号を生成する。変復調部24は、変調した信号を周波数領域信号202としてベースバンド処理部22に出力する。送信処理の際に、変調方式は、制御部30によって指定されるものとする。
IF部26は、受信処理として、複数の変復調部24からの信号を合成し、ひとつのデータストリームを形成する。さらに、ひとつのデータスクリームを復号する。IF部26は、復号したデータストリームを出力する。また、IF部26は、送信処理として、ひとつのデータストリームを入力し、符号化した後に、これを分離する。さらに、IF部26は、分離したデータを複数の変復調部24に出力する。送信処理の際に、符号化率は、制御部30によって指定されるものとする。
制御部30は、第1無線装置10aのタイミング等を制御する。また、制御部30は、送信すべきパケット信号が図3のパケットフォーマットになるように、変復調部24等を制御する。すなわち、制御部30は、複数の組合せのうち、少なくとも1番目の組合せに含まれたデータ信号に対して、「HT−LTS1」、「HT−LTS2」等を付加し、かつ複数の組合せのうち、2番目以降の組合せのそれぞれに対して、前段に「HT−LTS1」等を付加させる。ここで、前述のごとく、2番目以降の組合せのそれぞれに含まれる「HT−SIG1」等に対して複数のサブキャリアのうちの一部が使用されており、「HT−LTS1」、「HT−LTS2」等から当該一部のサブキャリアに相当した部分を抽出する形にて、2番目以降の組合せのそれぞれに対する「HT−LTS1」等を規定している。
また、「HT−LTS1」、「HT−LTS2」等は、複数のシンボルによって形成されている。それぞれのシンボルにおいて使用されるサブキャリアを変更し、かついずれかのシンボルにおいて使用されるサブキャリアが、2番目以降の組合せのそれぞれに含まれる「HT−SIG」等において使用されるサブキャリアと一致するように規定されている。さらに、「HT−SIG1」に対する「HT−LTF1」は、前述の「HT−LTS1」、「HT−LTS2」のうちの「HT−LTS1」と同一になるように規定されている。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされた通信機能のあるプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
図6は、ベースバンド処理部22の構成を示す。ベースバンド処理部22は、受信用処理部50、送信用処理部52を含む。受信用処理部50は、ベースバンド処理部22における動作のうち、受信動作に対応する部分を実行する。すなわち、受信用処理部50は、時間領域信号200に対してアダプティブアレイ信号処理を実行しており、そのために受信ウエイトベクトルの導出を実行する。また、受信用処理部50は、アレイ合成した結果を周波数領域信号202として出力する。
具体的に、受信用処理部50の処理を説明する。受信用処理部50は、複数の時間領域信号200を入力し、それぞれに対してフーリエ変換を実行して、周波数領域の信号を導出する。前述のごとく、ひとつの周波数領域の信号は、サブキャリア番号の順に、サブキャリアに対応した信号をシリアルに並べている。また、受信用処理部50は、受信ウエイトベクトルによって、周波数領域の信号を重みづけし、重みづけされた複数の信号が加算される。ここで、周波数領域の信号は、複数のサブキャリアによって構成されるので、以上の処理もサブキャリアを単位にして実行される。その結果、加算された信号も、図5のごとく、サブキャリア番号の順にシリアルに並べられている。また、加算された信号が、前述の周波数領域信号202である。
ここで、受信用処理部50は、複数種類の受信ウエイトベクトルを計算する。ひとつ目は、HT−SIG等を受信するための受信ウエイトベクトルであり、L−LTF等から導出される。この場合、受信用処理部50は、L−LTF等から伝送路特性を推定し、推定した伝送路特性の逆数を計算することによって、受信ウエイトベクトルを導出する。ふたつ目は、HT−DATA1等を受信するための受信ウエイトベクトルであり、HT−LTF1、HT−LTF1’、HT−LTF2、HT−LTF2’から導出される。この場合、受信用処理部50は、HT−LTF1、HT−LTF1’、HT−LTF2、HT−LTF2’から伝送路特性を推定する。さらに、受信用処理部50は、推定した伝送路特性をもとに、複数の系列間の干渉が小さくなるような受信ウエイトベクトルを導出する。
3つ目は、HT−SIG1、HT−SIG1’等を受信するための受信ウエイトベクトルであり、直前のHT−LTF1、HT−LTF1’から導出される。この場合、受信用処理部50は、直前のHT−LTF1、HT−LTF1’から伝送路特性を推定し、推定した伝送路特性の逆数を計算することによって、受信ウエイトベクトルを導出する。なお、以上の受信ウエイトベクトルの導出には、公知の技術が使用されればよい。受信用処理部50は、以上のような複数種類の受信ウエイトベクトルのいずれかを使用しながら、アレイ合成を実行し、さらに、後段の変復調部24は、そのような状況においてパイロット信号を使用しながら、復調を実行する。
受信用処理部50は、相関処理によって伝送路特性を推定する。第1時間領域信号200aに対応した周波数領域の信号をx1(t)、第2時間領域信号200bに対応した周波数領域の信号をx2(t)と示し、第1の系列における参照信号をS1(t)、第2の系列における参照信号をS2(t)と示せば、x1(t)とx2(t)は、次のように示される。
Figure 0004753737
ここで、雑音は無視する。第1の相関行列R1は、Eをアンサンブル平均として、次のように示される。
Figure 0004753737
参照信号間の第2の相関行列R2は、次のように計算される。
Figure 0004753737
最終的に、第2の相関行列R2の逆行列と第1の相関行列R1を乗算することによって、伝送路特性が導出される。
Figure 0004753737
さらに、受信用処理部50は、伝送路特性から受信ウエイトベクトルを計算する。
送信用処理部52は、ベースバンド処理部22における動作のうち、送信動作に対応する部分を実行する。送信用処理部52は、ビームフォーミングや固有モード伝送を実行してもよい。これらについては、公知の技術を使用すればよいので、説明を省略する。
図7は、IF部26と変復調部24の構成を示す。ここでは、IF部26と変復調部24のうち、送信機能に関する部分を示す。IF部26は、FEC部60、分離部62を含み、変復調部24は、インタリーブ部64と総称される第1インタリーブ部64a、第4インタリーブ部64d、付加部66と総称される第1付加部66a、第4付加部66d、マッピング部68と総称される第1マッピング部68a、第4マッピング部68dを含む。
FEC部60には、制御信号とデータ信号との組合せであって、複数のサブキャリアを使用すべき組合せが、複数入力される。ここで、組合せは、図3に示された「第1の組合せ」から「第3の組合せ」に相当する。また、制御信号は、図3に示された「HT−SIG」、「HT−SIG1」等に相当する。FEC部60は、複数の組合せのそれぞれに対して、符号化を実行する。なお、制御信号とデータ信号に対する符号化率は、それぞれ独立に設定されてもよい。
分離部62は、FEC部60から入力した信号を複数の系列に分離する。インタリーブ部64は、制御信号に対して、第1のサブキャリア数、すなわち「48」のサブキャリア数にて規定されるサイズのインタリーブを実行し、データ信号に対して第2のサブキャリア数、すなわち「52」のサブキャリア数にて規定されるサイズのインタリーブを実行する。ここで、「52」のサブキャリア数にて規定されるサイズに含まれるデータ量は、変復調部24にて使用される変調方式等によって変更される。なお、インタリーブのパターンは、予め規定されているものとする。
付加部66は、インタリーブ部64においてインタリーブを実行した複数の組合せのうち、第2の組合せ以降の組合せに含まれた制御信号に対して、付加信号を付加する。その結果、付加信号付制御信号が生成される。ここで、第2の組合せ以降の組合せに含まれた制御信号は、図3に示された「HT−SIG1」、「HT−SIG1’」、「HT−SIG2」、「HT−SIG2’」に相当する。なお、付加部66において付加される付加信号の量は、第2のサブキャリア数と第1のサブキャリア数との差異に応じて決定される。すなわち、第2のサブキャリア数と第1のサブキャリア数との差異「4」と変調方式によって、付加信号の量が決定される。以上の処理の結果、付加信号付制御信号によって使用されるサブキャリア数は、データ信号によって使用されるサブキャリア数と同一になる。ここで、付加信号は、ダミー信号であるものとする。
マッピング部68は、付加部66からの信号に対して、BPSK、QPSK、16QAM、64QAMのマッピングを実行する。マッピングは、公知の技術であるので説明を省略する。マッピング部68は、マッピングした信号を周波数領域信号202として出力する。また、図3に示された「L−STF」等の既知信号の挿入、パイロット信号の挿入は、変復調部24によってなされる。
一方、このように生成されたパケット信号を受信するための受信機能は、以上の説明での動作と反対の動作を実行する。すなわち、変復調部24は、周波数領域信号202を入力する。周波数領域信号202は、制御信号とデータ信号との組合せであって、複数のサブキャリアを使用した組合せに相当する。ここで、第2の組合せ以降の組合せに含まれた制御信号は、付加信号付制御信号である。変復調部24の図示しない除外部は、複数の組合せのうち、第2の組合せ以降の組合せに含まれた付加信号付制御信号から、付加信号を除外する。すなわち、除外部は、ダミー信号を除外することによって、制御信号とデータ信号を出力する。なお、除外部は、第2のサブキャリア数と第1のサブキャリア数との差異に応じた量の付加信号を除外する。
変復調部24の図示しないデインタリーブ部は、付加信号を除外した複数の組合せのうち、制御信号に対して、第1のサブキャリア数、すなわち「48」のサブキャリア数にて規定されるサイズのデインタリーブを実行し、データ信号に対して第2のサブキャリア数、すなわち「52」のサブキャリア数にて規定されるサイズのデインタリーブを実行する。
ここまでの説明において、付加信号は、インタリーブされた制御信号に対して付加されている。この状況において、「HT−LTS1」等において使用されるサブキャリア数と、付加信号付制御信号において使用されるサブキャリア数は、等しくなる。すなわち、サブキャリア数の変動およびパケット信号の信号強度の変動が抑制される。一方、インタリーブのサイズは、サブキャリア数を単位にすると、付加信号付制御信号とデータ信号との間で異なっている。その結果、両者の間において、インタリーブのサイズの切替がなされている。変形例では、インタリーブにおいて使用されるサイズの変動を抑制することを目的とする。
図8は、IF部26と変復調部24の別の構成を示す。ここでは、IF部26と変復調部24のうち、送信機能に関する部分を示す。IF部26は、付加部66、FEC部60、分離部62を含み、変復調部24は、インタリーブ部64と総称される第1インタリーブ部64a、第4インタリーブ部64d、マッピング部68と総称される第1マッピング部68a、第4マッピング部68dを含む。なお、図7の構成要素と同等の機能を有する構成要素には、同一の符号を付与し、それらの説明を適宜省略する。以上の構成において、付加部66の配置が図7と異なっている。
付加部66には、制御信号とデータ信号との組合せであって、複数のサブキャリアを使用すべき組合せが、複数入力される。付加部66は、複数の組合せのうち、第2の組合せ以降の組合せに含まれた制御信号に対して、付加信号を付加する。そのため、付加信号付制御信号が生成される。ここで、付加部66によって付加される付加信号の量は、付加部66は、第2のサブキャリア数と第1のサブキャリア数との差異に応じて決定される。ここで、付加信号は、CRC(Cyclic Redundancy Check)用の信号であるものとする。なお、CRC用の信号は、FEC部60において生成される。その結果、CRCのためのビット数が増加し、データの誤り特性が改善する。また、付加信号は、パリティチェック用の信号であってもよい。
インタリーブ部64は、複数の組合せのうち、最初の組合せに含まれた制御信号に対して、第1のサブキャリア数にて規定されるサイズのインタリーブを実行し、残りの信号に対して第2のサブキャリア数にて規定されるサイズのインタリーブを実行する。すなわち、インタリーブのサイズの切替回数が低減される。
一方、このように生成されたパケット信号を受信するための受信機能は、以上の説明での動作と反対の動作を実行する。すなわち、変復調部24は、周波数領域信号202を入力する。周波数領域信号202は、制御信号とデータ信号との組合せであって、複数のサブキャリアを使用した組合せに相当する。ここで、第2の組合せ以降の組合せに含まれた制御信号は、付加信号付制御信号である。
変復調部24の図示しないデインタリーブ部は、複数の組合せのうち、最初の組合せに含まれた制御信号に対して、第1のサブキャリア数にて規定されるサイズのデインタリーブを実行し、残りの信号に対して第2のサブキャリア数にて規定されるサイズのデインタリーブを実行する。
変復調部24の図示しない除外部は、複数の組合せのうち、第2の組合せ以降の組合せに含まれた付加信号付制御信号から、付加信号を除外する。すなわち、除外部は、CRC用の信号を除外することによって、制御信号とデータ信号を出力する。なお、除外部は、第2のサブキャリア数と第1のサブキャリア数との差異に応じた量の付加信号を除外する。なお、IF部26において、CRCによる誤り検出が実行される。
本発明の実施例によれば、2番目以降の組合せに含まれた制御信号に対して、直前に既知信号を付加することによって、制御信号の誤り率の悪化を抑制できる。また、制御信号の誤り率の悪化を抑制できるので、受信品質を改善できる。また、2番目以降の組合せに含まれた制御信号の直前に付加された既知信号は、データ信号に対応した既知信号の一部分に相当するので、伝送効率の低下を抑制できる。また、2番目以降の組合せに含まれた制御信号の直前に付加された既知信号の長さは、データ信号に対応した既知信号の長さの一部分に相当するので、伝送効率の低下を抑制できる。
また、データ信号間に挿入される制御信号に付加信号を付加することによって、データ信号に使用されるサブキャリア数と、付加信号付制御信号に使用されるサブキャリア数とを等しくするので、信号強度の変動を抑制できる。また、信号強度の変動を抑制できるので、受信装置におけるAGCの時定数を長くできる。また、信号強度の変動を抑制できるので、受信装置におけるダイナミンクレンジを小さくできる。また、受信特性を向上できる。また、パケット信号の途中において信号強度が減少する状況を回避できるので、CSMAにて多重化されている第三者の通信装置からの送信を防止できる。また、CSMAにて多重化されている第三者の通信装置からの送信を防止できるので、信号の衝突確率を低減できる。また、付加信号としてダミー信号を付加するので、処理の複雑化を低減できる。また、受信装置は、付加信号付制御信号から付加信号を除去すれば、通常の動作を実行できるので、付加的な処理を低減できる。
また、インタリーブの前に、データ信号間に挿入される制御信号に付加信号を付加することによって、データ信号に使用されるサブキャリア数と、付加信号付制御信号に使用されるサブキャリア数とを等しくするので、インタリーブサイズの切替回数を低減できる。また、インタリーブサイズの切替回数を低減しながら、信号強度の変動を抑制できる。また、付加信号としてCRC用の信号を付加するので、受信特性を向上できる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明の実施例において、付加部66は、付加信号としてダミー信号を付加する。しかしながらこれに限らず例えば、付加部66は、付加信号としてパリティチェック用の信号を付加してもよい。本変形例によれば、付加信号を有効に利用でき、受信特性を向上できる。つまり、データ信号に使用されるサブキャリア数と、制御信号に使用されるサブキャリア数の差異に相当したサブキャリア数の付加信号が付加されればよい。
本発明の実施例において、付加部66は、付加信号としてダミー信号を付加する。しかしながらこれに限らず例えば、付加部66は、付加信号としてパイロット信号を付加してもよい。パイロット信号は、既知信号である。付加部66は、図1のサブキャリア番号「−28」、「−27」、「27」、「28」のサブキャリアにパイロット信号を割り当てる。また、受信装置は、復調を実行する際に、パイロット信号を使用する。なお、サブキャリア番号「−26」から「26」までの複数のサブキャリアの中に、既にパイロット信号が挿入されている場合、付加部66にパイロット信号の付加は、パイロット信号の追加に相当する。変形例によれば、受信特性を向上できる。つまり、データ信号に使用されるサブキャリア数と、制御信号に使用されるサブキャリア数の差異に相当したサブキャリア数の付加信号が付加されればよい。
本発明の実施例において、パケットフォーマットの先頭部分に、従来システムに対応した信号が付加されている。そのため、付加部66は、先頭の制御信号「HT−SIG」に対して、付加信号を付加しない。しかしながらこれに限らず例えば、パケットフォーマットの先頭部分に、従来システムに対応した信号が付加されていなくてもよい。そのため、付加部66は、すべての制御信号に対して、付加信号を付加してもよい。本変形例によれば、すべての制御信号に対して同一の処理を実行するので、処理を簡易にできる。つまり、データ信号に使用されるサブキャリア数と、制御信号に使用されるサブキャリア数の差異に相当したサブキャリア数の付加信号が付加されればよい。
本発明の実施例において、通信システム100は、MIMOシステムであるとしている。しかしながらこれに限らず例えば、通信システム100は、MIMOシステムでなくてもよい。すなわち、ひとつのアンテナ12から、ひとつの系列の信号が送信される場合であってもよい。本変形例によれば、本発明を様々な通信システムに適用できる。つまり、複数のサブキャリアが使用されており、パケット信号の途中において、サブキャリア数の変動を抑制する必要があればよい。
本発明の実施例に係るマルチキャリア信号のスペクトルを示す図である。 本発明の実施例に係る通信システムの構成を示す図である。 図2の通信システムにおけるパケットフォーマットを示す図である。 図2の第1無線装置の構成を示す図である。 図4における周波数領域の信号の構成を示す図である。 図4のベースバンド処理部の構成を示す図である。 図4のIF部と変復調部の構成を示す図である。 図4のIF部と変復調部の別の構成を示す図である。
符号の説明
10 無線装置、 12 アンテナ、 14 アンテナ、 20 無線部、 22 ベースバンド処理部、 24 変復調部、 26 IF部、 30 制御部、 50 受信用処理部、 52 送信用処理部、 100 通信システム。

Claims (13)

  1. 制御信号とデータ信号との組合せであって、複数のサブキャリアを使用すべき組合せを複数入力する入力部と、
    前記入力部において入力した複数の組合せのうち、少なくとも1番目の組合せに含まれたデータ信号に対する第1の既知信号を付加し、かつ前記入力部において入力した複数の組合せのうち、2番目以降の組合せのそれぞれに対して、前段に第2の既知信号を付加することによって、前記入力部において入力した複数の組合せからパケット信号を生成する生成部と、
    前記生成部において生成したパケット信号を送信する送信部とを備え、
    前記生成部は、2番目以降の組合せのそれぞれに含まれる制御信号に対して複数のサブキャリアのうちの一部を使用しており、第1の既知信号から当該一部のサブキャリアに相当した部分を抽出する形にて第2の既知信号を規定していることを特徴とする無線装置。
  2. 前記生成部は、複数のシンボルによって形成される第1の既知信号に対して、それぞれのシンボルにおいて使用されるサブキャリアを変更し、かついずれかのシンボルにおいて使用されるサブキャリアが、2番目以降の組合せのそれぞれに含まれる制御信号において使用されるサブキャリアと一致するように規定しており、当該いずれかのシンボルに対応した第1の既知信号の部分と同一になるように、第2の既知信号を規定することを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  3. 前記生成部は、
    前記入力部において入力した複数の組合せのうち、制御信号に対して、第1のサブキャリア数にて規定されるサイズのインタリーブを実行し、データ信号に対して、第2のサブキャリア数にて規定されるサイズのインタリーブを実行するインタリーブ部と、
    前記インタリーブ部においてインタリーブを実行した複数の組合せのうち、2番目以降の組合せに含まれた制御信号に対して、付加信号を付加する付加部とを備え、
    前記付加部は、第2のサブキャリア数と第1のサブキャリア数との差異に応じた量の付加信号を付加することを特徴とする請求項1または2に記載の無線装置。
  4. 前記付加部において挿入される付加信号は、ダミー信号であることを特徴とする請求項3に記載の無線装置。
  5. 前記付加部において挿入される付加信号は、パリティチェック用の信号であることを特徴とする請求項3に記載の無線装置。
  6. 前記付加部において挿入される付加信号は、既知信号であることを特徴とする請求項3に記載の無線装置。
  7. 前記生成部は、
    前記入力部において入力した複数の組合せのうち、2番目以降の組合せに含まれた制御信号に対して、付加信号を付加する付加部と、
    前記付加部において付加信号を付加した複数の組合せのうち、最初の組合せに含まれた制御信号に対して、第1のサブキャリア数にて規定されるサイズのインタリーブを実行し、残りの信号に対して、第2のサブキャリア数にて規定されるサイズのインタリーブを実行するインタリーブ部とを備え、
    前記付加部は、第2のサブキャリア数と第1のサブキャリア数との差異に応じた量の付加信号を付加することを特徴とする請求項1または2に記載の無線装置。
  8. 前記付加部において挿入される付加信号は、CRC用の信号であることを特徴とする請求項7に記載の無線装置。
  9. 前記付加部において挿入される付加信号は、既知信号であることを特徴とする請求項7に記載の無線装置。
  10. 制御信号とデータ信号との組合せであって、複数のサブキャリアを使用した組合せを受信する受信部と、
    前記受信部において受信した複数の組合せのうち、少なくとも1番目の組合せに含まれたデータ信号に対して、第1の既知信号を使用しながらの復調を実行し、かつ前記受信部において受信した複数の組合せのうち、2番目以降の組合せのそれぞれに対して、前段の第2の既知信号を使用ながらの復調を実行することによって、前記受信部において受信した複数の組合せからパケット信号を復調する復調部とを備え、
    前記受信部において、2番目以降の組合せのそれぞれに含まれる制御信号は、複数のサブキャリアのうちの一部を使用しており、第2の既知信号は、第1の既知信号から当該一部のサブキャリアに相当した部分を抽出する形にて規定されていることを特徴とする無線装置。
  11. 前記復調部は、
    前記受信部において受信した複数の組合せのうち、2番目以降の組合せに含まれた制御信号から、付加信号を除外する除外部と、
    前記除外部において付加信号を除外した複数の組合せのうち、制御信号に対して、第1のサブキャリア数にて規定されるサイズのデインタリーブを実行し、データ信号に対して第2のサブキャリア数にて規定されるサイズのデインタリーブを実行するデインタリーブ部とを備え、
    前記除外部は、第2のサブキャリア数と第1のサブキャリア数との差異に応じた量の付加信号を除外することを特徴とする請求項10に記載の無線装置。
  12. 前記復調部は、
    前記受信部において受信した複数の組合せのうち、最初の組合せに含まれた制御信号に対して、第1のサブキャリア数にて規定されるサイズのデインタリーブを実行し、残りの信号に対して、第2のサブキャリア数にて規定されるサイズのデインタリーブを実行するデインタリーブ部と、
    前記デインタリーブ部においてデインタリーブを実行した複数の組合せのうち、2番目以降の組合せに含まれた制御信号から付加信号を除外する除外部とを備え、
    前記除外部は、第2のサブキャリア数と第1のサブキャリア数との差異に応じた量の付加信号を除外することを特徴とする請求項10に記載の無線装置。
  13. 制御信号とデータ信号との組合せであって、複数のサブキャリアを使用すべき組合せを複数入力する入力部と、
    前記入力部において入力した複数の組合せのうち、少なくとも1番目の組合せに含まれたデータ信号に対する第1の既知信号を付加し、かつ前記入力部において入力した複数の組合せのうち、2番目以降の組合せのそれぞれに対して、前段に第2の既知信号を付加することによって、前記入力部において入力した複数の組合せからパケット信号を生成する生成部と、
    前記生成部において生成したパケット信号を送信する送信部とを備え、
    前記生成部は、第1の既知信号の一部分を抽出する形にて第2の既知信号を規定していることを特徴とする無線装置。
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