JP4586635B2 - 画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents
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Description
また、感光体ドラムの周囲には、感光体ドラム上のトナー像を転写した後、感光体ドラム上の残留トナーを除去するためのブレード等の除去部材が配設されている。そして、この除去部材で残留トナーを除去した後、帯電部材により帯電が行われる。
そのため、帯電部材の表面に付着した異物をクリーニング部材により除去するようにした装置が提案されている。そして、このクリーニング部材として、ロール状の帯電部材と接触する外周部分を多孔性のスポンジ層で形成した回転可能なロール状のクリーニング部材を用いる構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層は、直径50mmの円形押圧部材を当該クリーニング部材に0.5mm押し込んだときに受ける荷重であるロール硬度が0.5〜1.7Nであることを特徴とすることができる。前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層は、セル数が40〜80(個/25mm)であることを特徴とすることができる。前記帯電部材を従動回転させるためのトルクが、当該帯電部材の長さ1cm当たり0.00024N・m以下であることを特徴とすることができる。前記像担持体に担持されるトナー像を構成するトナーは、重合トナーであることを特徴とすることができる。前記像担持体に担持されるトナー像を構成するトナーは、外添剤としてシリカ(SiO2)を有することを特徴とすることができる。
前記像担持体の表面に当接することにより、当該表面に付着している残余トナーを取り除いてクリーニングするクリーニングブレードを更に含むことを特徴とすることができる。前記像担持体に担持されたトナー像を記録材に対して転写せしめる転写ベルトを更に含むことを特徴とすることができる。前記像担持体の表面に当接することにより、当該表面に付着している残余トナーを取り除いてクリーニングするクリーニングブレードと、前記像担持体に担持されたトナー像を記録材に対して転写せしめる転写ベルトと、を更に含むことを特徴とすることができる。
図1は本実施の形態が適用される画像形成装置の全体構成を示した図であり、回転式(ロータリ)現像装置を用いたデジタルカラープリンタを示している。図1に示す画像形成装置は、本体1に、静電潜像を形成してトナー像を担持させる感光体ドラム(像担持体)11と、感光体ドラム11に電荷を与えて帯電させる帯電器12とを備えている。また、画像形成装置は、本体1に、図示しない画像処理装置(IPS:Image Processing System)からの画像信号に基づいて、帯電された感光体ドラム11を例えばROS(Raster Output Scanner)を用いて露光する露光装置13と、露光装置13によって感光体ドラム11上に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像装置14とを備えている。
なお、スクレーパ25およびブラシロール26は、画像形成の最初では、重畳途中のトナー像を掻き取ることのないように中間転写ベルト15から離間しており、所定のタイミングで、これらが一体となって中間転写ベルト15に接触するように構成されている。
図2に示す感光体ドラム11は、直径47mm程度の管状部材であり、光の照射によって抵抗値が低下する感光層がアルミパイプの表面に形成され、そのアルミパイプの両端に設けられたアルミ製のフランジ(図示せず)を介して、中心部の軸11aからモータ(図示せず)の駆動力を受けている。
図2に示す現像装置14を構成する現像器50の各々(Y,M,C,K)は、現像剤を担持する現像ロール51と、現像ロール51と感光体ドラム11との距離を一定に保つためのトラッキングロール52と、現像ロール51に供給される現像剤を撹拌するサプライオーガ53およびアドミックスオーガ54とを備えている。現像ロール51は、例えば直径16mmの管状部材からなり、内部に配設されるマグネットロール(図示せず)によって、現像剤中に含まれるキャリアを磁力で吸着し、この現像ロール51の表面に現像剤の磁気ブラシを形成して、キャリアに吸着したトナーを感光体ドラム11の現像領域へと搬送している。このようにして形成された磁気ブラシは、感光体ドラム11の表面に穂先が接触して現像するために、感光体ドラム11と現像ロール51との距離がトラッキングロール52により一定に保たれる。すなわち、トラッキングロール52は、現像ロール51よりも若干(0.3mm程度)半径が大きく形成され、かつ、現像ロール51の両端部に現像ロール51と同軸となるように設けられている。トラッキングロール52としては、ポリアセタールなどの合成樹脂製のものが用いられる。
図3に示すように、帯電器12は、感光体ドラム11の表面に常時接触して帯電する帯電ロール部材(BCR:Bias Charge Roll)60と、帯電ロール部材60に常時当接するクリーニングロール部材70とを備えている。帯電器12は、帯電ロール部材60およびクリーニングロール部材70を駆動するための駆動源を備えていない。すなわち、感光体ドラム11の回転に伴って帯電ロール部材60が従動回転し(連れ回りし)、帯電ロール部材60の回転に伴ってクリーニングロール部材70が従動回転する(連れ回りする)。
帯電ロール62には、ゴム材料や樹脂材料からなる弾性体層が形成されている。そして、密着性や帯電特性の確保、耐久性や耐汚染性の付与のために、弾性体層の表面に塗料を塗布して中間層や表面層等のコート膜が形成されている。
ここで、弾性体層の材料としては、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、尿素樹脂、ポリアミド樹脂等の合成樹脂、エチレン−プロピレンゴム、エピクロルヒドリンゴム、シリコンゴム、フッ素ゴム等の合成ゴム、あるいは上記合成樹脂や合成ゴムの発泡体等が使用される。また、弾性体層には導電性を付与するため、カーボンブラック、酸化亜鉛、酸化スズ、酸化スズ被覆硫酸バリウム等の導電性フィラーおよび/または第4級アンモニウム塩等のイオン性化合物等の1種または2種以上が混合され、更に必要に応じてタルク、アルミナ、シリカ等の無機充填材、フッ素樹脂やシリコンゴムの微粉等の有機充填材の1種または2種以上が混合される。また、コート膜の形成に使用される塗料としては、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、尿素樹脂、ポリアミド樹脂等の合成樹脂を含有し、更に該コート膜に導電性を付与するために弾性体層と同様カーボンブラック、酸化亜鉛、酸化スズ、酸化スズ被覆硫酸バリウム等の導電性フィラーおよび/またはイオン導電性を発現する第4級アンモニウム塩等のイオン性化合物等の1種または2種以上が混合され、更に必要に応じてタルク、アルミナ、シリカ等の無機充填材、フッ素樹脂やシリコン樹脂の微粉等の有機充填材の1種または2種以上が混合される。また更に界面活性剤や帯電制御剤等が必要に応じて添加される。
クリーニングロール72は、所定のセル密度で形成されたロール状のスポンジからなる。クリーニングロール72としては、例えばエーテル系ウレタンフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリオレフィンフォーム、メラミンフォーム、マイクロポリマー等を用いることができる。クリーニングロール72として、他の絶縁材料を用いることができる。なお、製造方法について簡単に説明すると、ポリウレタンフォームの場合は、ポリオール、イソシアネート、水、触媒(アミン触媒、金属触媒など)および整泡剤(界面活性剤)を用いて製造され、また、用途によっては顔料などの添加剤が用いられる。そして、これら原料を混合・攪拌すると化学反応が起き、ウレタン樹脂の発泡体ができあがる。
ここで、帯電ロール62には、感光体ドラム11上でクリーニングブレード18によってもクリーニングできなかったトナーや外添剤などが感光体ドラム11とのニップにて付着する。クリーニングロール部材70のクリーニングロール72が、帯電ロール部材60の帯電ロール62に常時接触するとともに従動駆動し、これによって帯電ロール62でのトナーや外添剤の固着を防止している。
図4の(a)は、クリーニングロール72の喰込量と当接圧力(線圧)との関係を示すグラフであり、縦軸が当接圧力(N/cm)で、横軸が喰込量(mm)である。また、図4の(b)は当接圧力が低い側を拡大して示したものである。すなわち、図4の(b)については、プロット点同士が重ならないようにスケール変更等をしている。
クリーニングロール72による帯電ロール62のクリーニング性能(汚れ具合)の評価は、表1に示す多孔質弾性部材を用いて行った。
これらのサンプル1〜7は、セル密度(本明細書では、セル数とも言う)が同じではなく、サンプルによっては異なっている。すなわち、サンプル1のセル密度が65個/25mmであり、サンプル2のセル密度が40個/25mmであり、サンプル3のセル密度が40個/25mmであり、サンプル4のセル密度が50個/25mmである。また、サンプル5のセル密度が80個/25mmであり、サンプル6のセル密度が125個/25mmであり、サンプル7のセル密度が500個/25mmである。なお、ここにいうセル密度とは、25mmあたりの発泡孔の個数をいう。
これらの喰込量の各々の評価結果は、図4中にプロットの表示形式の違いによって示している。すなわち、クリーニング性が良好な場合(OKの場合)は、プロットを外枠のみ(中空ないしは中抜き)で示し、クリーニング性が良好でない場合(NGの場合)は、プロットを中埋め(中実)で示している。
図4の(a)および(b)に示すように、サンプル6およびサンプル7は、当接圧力(喰込量)を変えてもクリーニング性能を満足しなかった。また、図4の(b)に示すように、喰込量が0.15mmのときには、サンプル1〜5についてもクリーニング性能を満足しなかった。喰込量が0.25mmのときには、サンプル5のみがクリーニング性能を満足しなかった。なお、喰込量が0.25mmの場合は、中央部が浮き気味になり、両端部で荷重が掛かり気味になるため、実際は両端部では帯電ロール62の汚れは問題なかったが、中央部では帯電ロール62の汚れが問題であった。
すなわち、セル密度が125個/25mm以上の部材を用いると、クリーニング性が悪化し、更には、セル密度が100個/25mm以下の部材を用いれば、クリーニング性に不都合がないと言える。そして、セル密度が40〜80個/25mmの部材を用いることにより、クリーニング性が十分確保されている。
また、図5には、表1に示すサンプル1(セル密度が65個/25mm)およびサンプル2(セル密度が40個/25mm)について図示されている。このサンプル1としては、Lot.B、Lot.CおよびLot.Dの3種類について図示している。このLot.B〜Dは、セル密度が65個/25mmであるが、硬さがロットによって異なることを加味して図示したものである。
付言すると、撓み率が10%(割合が0.1)よりも小さいと、クリーニングロール72の帯電ロール62に対する負荷があまりにも小さくなり、帯電ロール62への従動回転性が低下する。このため、撓み率が10%よりも小さいと、付着物の吐出しより擦り付けが行われるようになり、帯電ロール62の寿命が急激に低下してしまう。その一方で、撓み率が60%(割合が0.6)を超える場合には、クリーニングロール72の帯電ロール62に対する負荷が急激に大きくなる。このため、帯電ロール62の感光体ドラム11への従動性が悪化し、また、帯電ロール62の表面を過剰に磨耗させることにもなる。このように、撓み率は、10〜60%の範囲内にあるのが好ましい。
多孔質弾性体の厚さT0が1mmとすると、撓み率が40%の場合には、喰込量tが0.4mmとなる。多孔質弾性体としてのスポンジの加工精度上の外径公差が±0.2mmとすると、この公差を考慮した場合には、0.4mm±0.2mmすなわち0.2〜0.6mmとなる。厚さT0が1mmの場合には、撓み率が20〜60%となる。この撓み率は、画像欠陥を生じさせない範囲とほぼ同じ範囲になることから、多孔質弾性体の厚さT0は1mm以上必要となる。
ここで、図6に示す評価実験は、次のような条件で行った。すなわち、あらかじめ外添剤で汚染させた帯電ロール62(図7参照)を、クリーニングロール72(図7参照)を接触させて従動回転させた後、画像形成装置に帯電ロール62(図7参照)を取り付けて画像欠陥を確認した。図6は、そのときの画像欠陥レベルを示したグラフである。このような評価実験をクリーニングロール72の材質やロール硬度を変更して行った。なお、図6に示す左上がりの斜線は、確認した画像欠陥レベルとロール硬度との対応線である。
また、図6には、表1に示すサンプル1〜7について図示されている。また、サンプル1として、Lot.A、Lot.B、Lot.CおよびLot.Dの4種類について図示している。Lot.B、Lot.CおよびLot.Dについては、図5の場合と同じ物を用いている。
また、図6に示すように、より好ましい範囲として、ロール硬度が0.5〜1.7Nの範囲を採用することができる。この範囲は、評価実験によって、画像欠陥との対応を確認している。この範囲内のロール硬度となるような材料を用いれば、より確実にクリーニング性能を満足させることができる。
なお、喰込量を0.75mmとし、当接圧力が0.05N/cmの範囲にある部材を用い、実際に12000枚にわたり画像出力を繰り返したが、画像欠陥は見られなかった。しかし、喰込量0.75mmで当接圧力が0.6N/cm以上となる部材について、長期間にわたり画像出力を繰り返した場合には、帯電ロール62自体の表面の磨耗が激しく、下層面が表れ、プリント上の画像欠陥が見られた。
図7に示すように、帯電ロール部材60とクリーニングロール部材70とが規定の喰込量になるように保持する。そして、帯電ロール部材60およびクリーニングロール部材70の保持は、回転負荷が小さくなるようにボールベアリングを介して行われている。帯電ロール部材60の表面速度が150mm/秒になる帯電ロール部材60の駆動力を計測し、その計測結果を、帯電ロール部材60の回転トルクとしている。
このような構成で、帯電ロール部材60の回転トルクを測定装置で計測し、その回転トルクにおけるプリントサンプルの画質および帯電ロール部材60のダメージ評価結果を表2に示す。すなわち、表2に示す結果は、トナーが付着した帯電ロール62にクリーニングロール72を接触させ、クリーニングロール72が帯電ロール62に固着しないように帯電ロール62のダメージの加速度テストを実施したものである。
なお、帯電ロール部材60の電圧は1.2kHz、1.6kVppで、DCバイアスは−620Vである。そして、このときの帯電ロール62はφ12mmであり、4回転/秒である。また、帯電ロール62の長さが20cmである。
図7に示すような測定方法で測定した結果は表2に示すとおりである。なお、表2では、実験室環境、高温多湿の環境および低温低湿の環境で測定した結果をまとめて示している。
すなわち、帯電ロール部材60の回転トルクが17.64mN・m(0.1764N・m)以下であれば、画質の点はもちろん、帯電ロール62が受けるダメージの点でも不具合は発生しなかった。クリーニングロール72が帯電ロール62に接触する長さである帯電ロール62の長さは20cmであるので、不具合のない場合の1cm当たりの回転トルクは、0.882mN・m(0.00882N・m)以下である。
また、帯電ロール部材60の回転トルクが0.48mN・m(0.0048N・m)以下であれば、とりわけ帯電ロール62が受けるダメージが更に低減されるという点で好適であった。この好適な場合の1cm当たりの回転トルクは、0.024mN・m(0.00024N・m)以下である。
なお、クリーニングロール72としてのスポンジロールの材料を選定したときに、帯電ロール62との喰込量が、回転トルクから規定した喰込量になるようにすることで、帯電ロール62へダメージを与えることなく、良好なクリーニングが可能となる。
また、外添剤Sとしては、平均粒径5〜200nmのシリカ(SiO2)、チタニア(TiO2)、およびセリア(CeO2)等の無機微粒子が用いられる。
さらに、トナーTは、負極性に帯電する極性を有するものであって、懸濁重合法、乳化凝集合一法、溶解懸濁法等により、ポリエステルやスチレンアクリルなどのバインダ樹脂に着色剤、ワックスを内添してなる微粒子である。粒径は、コールターカウンター(コールター社製)による測定結果で体積平均粒径が約6.4μmであった。トナー形状(球形の度合)は形状係数で表し、光学顕微鏡(ミクロフォトFXA:ニコン社製)で得たトナーの拡大写真を、イメージアナライザLuzex3(ニレコ社製)により画像解析を行い、次の式で算出した。
ここで、外添剤Sとして使用されるシリカの平均粒径は100nm、その形状係数は140以下であり、略球形となっている。
図1に示す現像器50内において、各色の現像剤Dはサプライオーガ53およびアドミックスオーガ54によって攪拌搬送され、キャリアCとトナーTとが摩擦されることによってトナーTが負極性に帯電せしめられる。このようにして攪拌搬送された現像剤Dは、現像ロール51に転移して搬送され、感光体ドラム11との対向部で磁気ブラシを形成し、感光体ドラム11上の静電潜像を現像する。このとき、一部のトナーTおよびこのトナーTに付着した外添剤Sは感光体ドラム11上に転移するが、残りのトナーT、キャリアCおよび外添剤Sは現像ロール51上に残る。
このように、クリーニングロール72に外添剤Sが堆積して目詰まりを起こすといったことがなく、クリーニングロール72のクリーニング性能を長期にわたって維持することができる。したがって、帯電ロール62の表面はきれいな状態が維持されることになり、帯電ロール62の帯電性能を長期にわたって維持することが可能となる。
図9は、本実施の形態における画像形成装置の保守作業を説明するための図である。
図9に示す画像形成装置では、本体1の回動支点101を中心として、本体1における筐体の一部である開閉カバー102を開閉させることが可能である。開閉カバー102には、排出トレイ38が含まれているとともに、この排出トレイ38の裏側に設けられたフォトセンサ41も同時に開閉される。この回動支点101は、中間転写ベルト15の鉛直下方にある現像装置14と同様の高さに設けられている。より正確には、図9に示すように、現像装置中心14aと同程度の高さに設けられおり、この回動支点101を中心として開閉カバー102を開放することが可能である。開閉カバー102による装置の開放部をこのように形成することによって、現像装置14よりも上方にある部材、例えば、中間転写ベルト15や中間転写体クリーナ30の挿脱を容易に行なうことができる。
Claims (10)
- 駆動力を受けて回転する像担持体と、
前記像担持体に当接して従動回転され、当該像担持体を帯電する帯電部材と、
前記像担持体に常に当接せずに前記帯電部材に常に当接して従動回転するように当該帯電部材に対して位置決めされ、セル数が80(個/25mm)以下で厚さが1mm以上の多孔質弾性層を表面に有すると共に当該帯電部材よりも小径のロール状に構成され、当該帯電部材をクリーニングするクリーニング部材と、
を含み、
前記帯電部材を従動回転させるためのトルクが、当該帯電部材の長さ1cm当たり0.00882N・m以下であり、
前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層は、前記帯電部材に喰い込む喰込量が0.15〜1.25mmの範囲内である場合に当該クリーニング部材が当該帯電部材に当接する当接圧力が0.05〜0.6N/cmの範囲内にあり、
前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層の厚さに対して当該多孔質弾性層が前記帯電部材に喰い込む喰込量の割合が0.1〜0.6の範囲内にあり、
前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層は、直径50mmの円形押圧部材を当該クリーニング部材に0.5mm押し込んだときに受ける荷重であるロール硬度が0.2〜2.2Nであることを特徴とする画像形成装置。 - 前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層は、直径50mmの円形押圧部材を当該クリーニング部材に0.5mm押し込んだときに受ける荷重であるロール硬度が0.5〜1.7Nであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層は、セル数が40〜80(個/25mm)であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記帯電部材を従動回転させるためのトルクが、当該帯電部材の長さ1cm当たり0.00024N・m以下であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記像担持体に担持されるトナー像を構成するトナーは、重合トナーであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記像担持体に担持されるトナー像を構成するトナーは、外添剤としてシリカ(SiO2)を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 画像形成装置本体に着脱自在に装着されるプロセスカートリッジであって、
トナー像が担持される像担持体と、
前記像担持体に当接して従動回転され、当該像担持体を帯電する帯電部材と、
前記像担持体に常に当接せずに前記帯電部材に常に当接して従動回転するように当該帯電部材に対して位置決めされ、セル数が80(個/25mm)以下の多孔質弾性層を表面に有すると共に当該帯電部材よりも小径のロール状に構成され、当該帯電部材をクリーニングするクリーニング部材と、
を含み、
前記帯電部材を従動回転させるためのトルクが、当該帯電部材の長さ1cm当たり0.00882N・m以下であり、
前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層は、前記帯電部材に喰い込む喰込量が0.15〜1.25mmの範囲内である場合に当該クリーニング部材が当該帯電部材に当接する当接圧力が0.05〜0.6N/cmの範囲内にあり、
前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層の厚さに対して当該多孔質弾性層が前記帯電部材に喰い込む喰込量の割合が0.1〜0.6の範囲内にあり、
前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層は、直径50mmの円形押圧部材を当該クリーニング部材に0.5mm押し込んだときに受ける荷重であるロール硬度が0.2〜2.2Nであることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 前記像担持体の表面に当接することにより、当該表面に付着している残余トナーを取り除いてクリーニングするクリーニングブレードを更に含むことを特徴とする請求項7に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記像担持体に担持されたトナー像を記録材に対して転写せしめる転写ベルトを更に含むことを特徴とする請求項7に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記像担持体の表面に当接することにより、当該表面に付着している残余トナーを取り除いてクリーニングするクリーニングブレードと、
前記像担持体に担持されたトナー像を記録材に対して転写せしめる転写ベルトと、
を更に含むことを特徴とする請求項7に記載のプロセスカートリッジ。
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