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JP4586635B2 - 画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置及びプロセスカートリッジに関するものである。
一般に、電子写真方式の複写機やプリンタなどの画像形成装置にあっては、例えば、感光体ドラム等の像担持体上に静電潜像を書き込む目的で、予め像担持体を帯電するための帯電装置が用いられる。この種の帯電装置としては、帯電ロール部材等の帯電部材を像担持体に接触配置し、この帯電部材に所定の帯電バイアスを印加する接触帯電方式が知られている。
また、感光体ドラムの周囲には、感光体ドラム上のトナー像を転写した後、感光体ドラム上の残留トナーを除去するためのブレード等の除去部材が配設されている。そして、この除去部材で残留トナーを除去した後、帯電部材により帯電が行われる。
ここで、接触帯電方式では、帯電部材の放電面が感光体に直接接触するため、除去部材からすり抜けてくるトナーやトナーに添加される外添剤などの異物が帯電部材に付着しやすい。このような異物が帯電部材に付着すると表面の抵抗が変化してしまい、帯電不良による画像不良が発生してしまう。
そのため、帯電部材の表面に付着した異物をクリーニング部材により除去するようにした装置が提案されている。そして、このクリーニング部材として、ロール状の帯電部材と接触する外周部分を多孔性のスポンジ層で形成した回転可能なロール状のクリーニング部材を用いる構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−62948号公報(第3頁、図1)
しかしながら、長期にわたってクリーニング部材が用いられると、クリーニング部材の外周面に異物が徐々に堆積していき、目詰まりが生じてクリーニング性能が低下していく。その結果、取りきれなくなった異物が帯電部材の表面にスジ状に堆積して帯電不良を招くという問題がある。また、クリーニング部材に目詰まりした異物が帯電部材に強く擦り付けられることにより、表面の抵抗が変化してしまい、帯電不良による画像不良が発生するという問題がある。
また、最近では、トナーを含む現像剤に種々の外添剤が混入されている。これら外添剤はトナーと比べて著しく小さな粒径を有しているために、感光体に設けられたクリーナをすり抜けやすい。したがって、クリーニング部材には帯電部材を介して多くの外添剤が付着してしまうことになる。
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、帯電部材に付着した異物を除去するクリーニング部材のクリーニング性能を維持することにある。
かかる目的のもと、本発明が適用される画像形成装置は、駆動力を受けて回転する像担持体と、前記像担持体に当接して従動回転され、当該像担持体を帯電する帯電部材と、前記像担持体に常に当接せずに前記帯電部材に常に当接して従動回転するように当該帯電部材に対して位置決めされ、セル数が80(個/25mm)以下で厚さが1mm以上の多孔質弾性層を表面に有すると共に当該帯電部材よりも小径のロール状に構成され、当該帯電部材をクリーニングするクリーニング部材と、を含み、前記帯電部材を従動回転させるためのトルクが、当該帯電部材の長さ1cm当たり0.00882N・m以下であり、前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層は、前記帯電部材に喰い込む喰込量が0.15〜1.25mmの範囲内である場合に当該クリーニング部材が当該帯電部材に当接する当接圧力が0.05〜0.6N/cmの範囲内にあり、前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層の厚さに対して当該多孔質弾性層が前記帯電部材に喰い込む喰込量の割合が0.1〜0.6の範囲内にあり、前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層は、直径50mmの円形押圧部材を当該クリーニング部材に0.5mm押し込んだときに受ける荷重であるロール硬度が0.2〜2.2Nであることを特徴とするものである。
前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層は、直径50mmの円形押圧部材を当該クリーニング部材に0.5mm押し込んだときに受ける荷重であるロール硬度が0.5〜1.7Nであることを特徴とすることができる。前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層は、セル数が40〜80(個/25mm)であることを特徴とすることができる。前記帯電部材を従動回転させるためのトルクが、当該帯電部材の長さ1cm当たり0.00024N・m以下であることを特徴とすることができる。前記像担持体に担持されるトナー像を構成するトナーは、重合トナーであることを特徴とすることができる。前記像担持体に担持されるトナー像を構成するトナーは、外添剤としてシリカ(SiO2)を有することを特徴とすることができる。
本発明を、画像形成装置本体に着脱自在に装着されるプロセスカートリッジに適用することも考えられる。すなわち、トナー像が担持される像担持体と、前記像担持体に当接して従動回転され、当該像担持体を帯電する帯電部材と、前記像担持体に常に当接せずに前記帯電部材に常に当接して従動回転するように当該帯電部材に対して位置決めされ、セル数が80(個/25mm)以下の多孔質弾性層を表面に有すると共に当該帯電部材よりも小径のロール状に構成され、当該帯電部材をクリーニングするクリーニング部材と、を含み、前記帯電部材を従動回転させるためのトルクが、当該帯電部材の長さ1cm当たり0.00882N・m以下であり、前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層は、前記帯電部材に喰い込む喰込量が0.15〜1.25mmの範囲内である場合に当該クリーニング部材が当該帯電部材に当接する当接圧力が0.05〜0.6N/cmの範囲内にあり、前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層の厚さに対して当該多孔質弾性層が前記帯電部材に喰い込む喰込量の割合が0.1〜0.6の範囲内にあり、前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層は、直径50mmの円形押圧部材を当該クリーニング部材に0.5mm押し込んだときに受ける荷重であるロール硬度が0.2〜2.2Nであることを特徴とするものである。
前記像担持体の表面に当接することにより、当該表面に付着している残余トナーを取り除いてクリーニングするクリーニングブレードを更に含むことを特徴とすることができる。前記像担持体に担持されたトナー像を記録材に対して転写せしめる転写ベルトを更に含むことを特徴とすることができる。前記像担持体の表面に当接することにより、当該表面に付着している残余トナーを取り除いてクリーニングするクリーニングブレードと、前記像担持体に担持されたトナー像を記録材に対して転写せしめる転写ベルトと、を更に含むことを特徴とすることができる。
本発明によれば、帯電部材に付着した異物を除去するクリーニング部材のクリーニング性能を維持することが可能となる。
以下、添付図面を参照し、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本実施の形態が適用される画像形成装置の全体構成を示した図であり、回転式(ロータリ)現像装置を用いたデジタルカラープリンタを示している。図1に示す画像形成装置は、本体1に、静電潜像を形成してトナー像を担持させる感光体ドラム(像担持体)11と、感光体ドラム11に電荷を与えて帯電させる帯電器12とを備えている。また、画像形成装置は、本体1に、図示しない画像処理装置(IPS:Image Processing System)からの画像信号に基づいて、帯電された感光体ドラム11を例えばROS(Raster Output Scanner)を用いて露光する露光装置13と、露光装置13によって感光体ドラム11上に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像装置14とを備えている。
この現像装置14は、回転式現像装置であり、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4色のトナー像を形成するために、各々の色のトナーを含んだ4つの現像器50が備えられ、感光体ドラム11を現像する現像ロール(現像剤担持体)51が現像装置14の周上に設けられている。現像装置14は、現像装置中心14aを中心として、90度ずつ回動することで所望の現像器50が備える現像ロール51を感光体ドラム11に対峙させている。より具体的には、1つのプリント出力に対して、Y、M、C、Kの現像器50を、この順に感光体ドラム11に対峙させ、フルカラーの出力を可能としている。また、各々の現像器50は、現像装置中心14aに配置されたコイルスプリング55によって法線上に押圧され、位置決めのためのトラッキングロール52が感光体ドラム11に確実に当接できるように構成されている。感光体ドラム11は、図の矢印方向(時計方向)に回動し、現像装置14は、感光体ドラム11の回動(時計方向)とは接線方向の動きが同じとなるように、反時計方向に回動する。
また、感光体ドラム11上における現像装置14の下流側には、現像器50によって現像されて感光体ドラム11上に形成されたトナー像を一旦保持する中間転写ベルト(中間転写体)15と、中間転写ベルト15上に重畳されて形成されたトナー像を用紙に転写する二次転写ロール16と、用紙上に形成されたトナー像を加熱および押圧して定着する定着装置17とを備えている。また、感光体ドラム11の周りには、中間転写ベルト15への一次転写の後に感光体ドラム11上に残った残留トナーを掻き取るクリーニングブレード18と、このクリーニングブレード18より掻き取られたトナーを回収するために蓄えるトナー回収ボトル19とを備えている。中間転写ベルト15は、1つのプリント画像を形成する際に4回転する。二次転写ロール16は、最初の3回転の間、即ち、Y、M、Cのトナー像を保持する際には中間転写ベルト15から離間しており、最後のKのトナー像が重畳されるにあたって、中間転写ベルト15に接触するように構成されている。
中間転写ベルト15は、感光体ドラム11に対して所定範囲だけ巻きつくように、ラップ状に接触ないしは当接し、所謂ラップ転写を可能としている。この中間転写ベルト15は、例えば、0.5mm程度の厚さ、および周長443mmであり、耐油性および耐候性に優れているクロロプレンや、耐候性に優れているEPDM等が用いられている。本実施の形態では、中間転写ベルト15自身に駆動源を設けず、ラップによる接触を利用して感光体ドラム11の回転に従動するように構成されており、接触部分の回転方向が同じとなるように、反時計方向に回動している。
この中間転写ベルト15の内側には、感光体ドラム11における回動の上流側にて中間転写ベルト15のラップ位置を特定するラップインロール21と、感光体ドラム11に形成されたトナー像を中間転写ベルト15上に転写させる一次転写ロール22と、ラップ位置の下流側にて中間転写ベルト15のラップ位置を特定するラップアウトロール23とを備えている。一次転写ロール22には、一次転写を助けるために所定の電界が付与されている。また、ラップインロール21およびラップアウトロール23は、GNDまたはフローティングの状態に置かれている。
また、中間転写ベルト15の内側には、二次転写ロール16による二次転写を助けるバックアップロール24が設けられている。二次転写ロール16およびバックアップロール24によって二次転写が行われる二次転写部にて、このバックアップロール24と二次転写ロール16との間には、所定の電位差が必要であり、例えば一方の二次転写ロール16を高圧に接続した場合には、対向する他方のバックアップロール24はGNDに接続されている。
中間転写ベルト15上における二次転写部の下流側には、二次転写の後に中間転写ベルト15上のトナーを取り除く中間転写体クリーナ30が設けられている。この中間転写体クリーナ30は、二次転写の後に残ったトナーを掻き取るためのスクレーパ25と、スクレーパ25によるクリーニングにて残ったトナーを更に掻き取るためのブラシロール26と、スクレーパ25およびブラシロール26により掻き取られたトナーを回収する第2トナー回収ボトル29とを備えている。中間転写ベルト15の内側には、このスクレーパ25によるクリーニング作業を助けるクリーニングバックアップロール27と、ブラシロール26によるクリーニング作業を助けるクリーニングバックアップロール28とを備えている。
なお、スクレーパ25およびブラシロール26は、画像形成の最初では、重畳途中のトナー像を掻き取ることのないように中間転写ベルト15から離間しており、所定のタイミングで、これらが一体となって中間転写ベルト15に接触するように構成されている。
また、本実施の形態が適用される画像形成装置は、画像形成装置の各部材の動きを制御する制御部40と、中間転写ベルト15に隣接して設けられ中間転写ベルト15上に形成されたトナーのパッチを検出する反射型のフォトセンサ41とを備えている。このフォトセンサ41は、中間転写ベルト15の長手方向に形成されたパッチを読み取ることで、中間転写ベルト15の回転方向における位置を検出することが可能である。
次に、図1に示す画像形成装置を用いた画像形成プロセスについて説明する。画像形成装置では、外部接続されたPC(Personal Computer)や画像読取装置等からの出力要求を受け、制御部40からの指示に基づき、画像形成プロセスが開始される。フルカラーのプリント出力の場合、現像装置14は、まず、イエローの現像器50を感光体ドラム11に対峙させるように回動する。最初に、イエローのトナー像を形成する際、時計方向に回動する感光体ドラム11は、帯電器12にて帯電された後、露光装置13からの例えばレーザ光によって、露光部にてイエローに対応する画像情報に基づく露光が行われ、静電潜像が形成される。その後、現像ロール51によって現像が実行された後、ラップ状の接触範囲ないしはラップ範囲にて中間転写ベルト15にイエローのトナー像が転写される。このとき、二次転写ロール16、スクレーパ25およびブラシロール26は中間転写ベルト15からはリトラクト(離間)しており、これらによって中間転写ベルト15上のトナー像が掻き取られることはない。
一次転写を終えた感光体ドラム11の表面は、クリーニングブレード18によって残ったトナーが掻き取られ、次のトナー像形成のために帯電器12へ移動する。また、現像のタイミングに間に合うようにして現像装置14が回動して、マゼンタの現像器50が感光体ドラム11に対峙する。露光装置13によってマゼンタの画像情報に基づく露光が行なわれた潜像から、順に、マゼンタのトナー像が形成されて中間転写ベルト15に重畳される。同様にして、シアン、黒のトナー像が、順次、中間転写ベルト15上に重畳されて一次転写が終了する。
二次転写ロール16は、露光装置13によるシアンのトナー像に対する一次転写が終了し、シアンまでが重畳されたトナー像が二次転写部(二次転写ロール16によって二次転写が行われる場所)を通過した後のインターイメージにて、黒の静電潜像を形成するための露光を開始する前に、中間転写ベルト15に対してアドバンス(押し出し)を行う。そして、二次転写ロール16が中間転写ベルト15に当接(コンタクト)した状態で、二次転写に備える。また、スクレーパ25およびブラシロール26は、黒の露光が終了した後、クリーナ部(スクレーパ25およびブラシロール26によるクリーナが行なわれる場所)がインターイメージであるときに、中間転写ベルト15に対してアドバンスする。
一方、給紙カセット31からは、制御部40による制御に基づいて所定のタイミングでフィードロール32が駆動され、順次、用紙が取り出されるとともに、リタードロール33により1枚ずつに捌かれ、レジロール34へ到達する。レジロール34は、二次転写部における二次転写のタイミングに合わせて回転し、所定のタイミングで用紙を二次転写部へ送り出すように機能している。
二次転写部にてトナー画像が転写された用紙は、定着装置17に搬送される。定着装置17にて、用紙上のトナー像は、ヒートロール35により加熱され、プレッシャロール36により用紙に押圧されて、定着される。その後、排出ロール37を経て装置外に出力され、本体1の上部に設けられた排出トレイ38に収容される。以上のようにして、一枚のカラープリントを出力する際の画像形成プロセスが終了する。
図2は、感光体ドラム11、現像装置14および中間転写ベルト15の関係を説明するための図である。
図2に示す感光体ドラム11は、直径47mm程度の管状部材であり、光の照射によって抵抗値が低下する感光層がアルミパイプの表面に形成され、そのアルミパイプの両端に設けられたアルミ製のフランジ(図示せず)を介して、中心部の軸11aからモータ(図示せず)の駆動力を受けている。
図2に示す現像装置14を構成する現像器50の各々(Y,M,C,K)は、現像剤を担持する現像ロール51と、現像ロール51と感光体ドラム11との距離を一定に保つためのトラッキングロール52と、現像ロール51に供給される現像剤を撹拌するサプライオーガ53およびアドミックスオーガ54とを備えている。現像ロール51は、例えば直径16mmの管状部材からなり、内部に配設されるマグネットロール(図示せず)によって、現像剤中に含まれるキャリアを磁力で吸着し、この現像ロール51の表面に現像剤の磁気ブラシを形成して、キャリアに吸着したトナーを感光体ドラム11の現像領域へと搬送している。このようにして形成された磁気ブラシは、感光体ドラム11の表面に穂先が接触して現像するために、感光体ドラム11と現像ロール51との距離がトラッキングロール52により一定に保たれる。すなわち、トラッキングロール52は、現像ロール51よりも若干(0.3mm程度)半径が大きく形成され、かつ、現像ロール51の両端部に現像ロール51と同軸となるように設けられている。トラッキングロール52としては、ポリアセタールなどの合成樹脂製のものが用いられる。
図2に示す中間転写ベルト15は、ラップインロール21およびラップアウトロール23によって、図2に示すラップ範囲に対して感光体ドラム11を覆うようにして接触している。このラップ範囲(ラップ状の接触範囲)は、感光体ドラム11の周縁部にて、約90度程度の角度で形成される弧の範囲である。この中間転写ベルト15は弾性ベルトであり、比較的強い荷重で感光体ドラム11を押圧している。本実施の形態では、中間転写ベルト15自身に駆動力を与えておらず、図2において時計方向に回転する感光体ドラム11の駆動を受けて中間転写ベルト15は従動するように構成されている。
図3は、帯電器12の構成を示す構成図である。
図3に示すように、帯電器12は、感光体ドラム11の表面に常時接触して帯電する帯電ロール部材(BCR:Bias Charge Roll)60と、帯電ロール部材60に常時当接するクリーニングロール部材70とを備えている。帯電器12は、帯電ロール部材60およびクリーニングロール部材70を駆動するための駆動源を備えていない。すなわち、感光体ドラム11の回転に伴って帯電ロール部材60が従動回転し(連れ回りし)、帯電ロール部材60の回転に伴ってクリーニングロール部材70が従動回転する(連れ回りする)。
帯電ロール部材60は、金属製のシャフトやパイプからなる軸芯61(図7参照)にゴム材料や樹脂材料からなる弾性体層である帯電ロール62が形成されている。そして、密着性や帯電特性の確保、耐久性や耐汚染性の付与のために、弾性体層の表面に塗料を塗布して中間層や表面層等のコート膜が形成されている。ここで、帯電ロール部材60の軸芯61には、DCバイアスにACが重畳して印加され、これにより感光体ドラム11を帯電させる。なお、軸芯61にDCバイアスのみを印加してもよい。
帯電ロール62には、ゴム材料や樹脂材料からなる弾性体層が形成されている。そして、密着性や帯電特性の確保、耐久性や耐汚染性の付与のために、弾性体層の表面に塗料を塗布して中間層や表面層等のコート膜が形成されている。
ここで、弾性体層の材料としては、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、尿素樹脂、ポリアミド樹脂等の合成樹脂、エチレン−プロピレンゴム、エピクロルヒドリンゴム、シリコンゴム、フッ素ゴム等の合成ゴム、あるいは上記合成樹脂や合成ゴムの発泡体等が使用される。また、弾性体層には導電性を付与するため、カーボンブラック、酸化亜鉛、酸化スズ、酸化スズ被覆硫酸バリウム等の導電性フィラーおよび/または第4級アンモニウム塩等のイオン性化合物等の1種または2種以上が混合され、更に必要に応じてタルク、アルミナ、シリカ等の無機充填材、フッ素樹脂やシリコンゴムの微粉等の有機充填材の1種または2種以上が混合される。また、コート膜の形成に使用される塗料としては、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、尿素樹脂、ポリアミド樹脂等の合成樹脂を含有し、更に該コート膜に導電性を付与するために弾性体層と同様カーボンブラック、酸化亜鉛、酸化スズ、酸化スズ被覆硫酸バリウム等の導電性フィラーおよび/またはイオン導電性を発現する第4級アンモニウム塩等のイオン性化合物等の1種または2種以上が混合され、更に必要に応じてタルク、アルミナ、シリカ等の無機充填材、フッ素樹脂やシリコン樹脂の微粉等の有機充填材の1種または2種以上が混合される。また更に界面活性剤や帯電制御剤等が必要に応じて添加される。
クリーニングロール部材70には、軸芯71(図7参照)にクリーニングロール72が設けられている。この軸芯71は、いわゆる「フローティングの状態」に置かれている。なお、軸芯71に、帯電ロール部材60の軸芯61と同じ電圧を印加しても構わない。
クリーニングロール72は、所定のセル密度で形成されたロール状のスポンジからなる。クリーニングロール72としては、例えばエーテル系ウレタンフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリオレフィンフォーム、メラミンフォーム、マイクロポリマー等を用いることができる。クリーニングロール72として、他の絶縁材料を用いることができる。なお、製造方法について簡単に説明すると、ポリウレタンフォームの場合は、ポリオール、イソシアネート、水、触媒(アミン触媒、金属触媒など)および整泡剤(界面活性剤)を用いて製造され、また、用途によっては顔料などの添加剤が用いられる。そして、これら原料を混合・攪拌すると化学反応が起き、ウレタン樹脂の発泡体ができあがる。
ここで、帯電ロール62には、感光体ドラム11上でクリーニングブレード18によってもクリーニングできなかったトナーや外添剤などが感光体ドラム11とのニップにて付着する。クリーニングロール部材70のクリーニングロール72が、帯電ロール部材60の帯電ロール62に常時接触するとともに従動駆動し、これによって帯電ロール62でのトナーや外添剤の固着を防止している。
次に、クリーニングロール72による帯電ロール62のクリーニング性能の評価実験について説明する。
図4の(a)は、クリーニングロール72の喰込量と当接圧力(線圧)との関係を示すグラフであり、縦軸が当接圧力(N/cm)で、横軸が喰込量(mm)である。また、図4の(b)は当接圧力が低い側を拡大して示したものである。すなわち、図4の(b)については、プロット点同士が重ならないようにスケール変更等をしている。
クリーニングロール72による帯電ロール62のクリーニング性能(汚れ具合)の評価は、表1に示す多孔質弾性部材を用いて行った。
Figure 0004586635
表1に示すように、この評価実験では、クリーニングロール72のサンプルとして次のようなものを用いている。サンプル1〜6の材料は、エーテル系ウレタンフォームであり、サンプル7の材料は、ポリエチレンである。サンプル1の部材名はEP70であり、サンプル2の部材名はRR26であり、サンプル3の部材名はRR80であり、サンプル4の部材名はRMMである。また、サンプル5の部材名はSP80であり、サンプル6の部材名はPORONであり、サンプル7の部材名はMAPSである。
これらのサンプル1〜7は、セル密度(本明細書では、セル数とも言う)が同じではなく、サンプルによっては異なっている。すなわち、サンプル1のセル密度が65個/25mmであり、サンプル2のセル密度が40個/25mmであり、サンプル3のセル密度が40個/25mmであり、サンプル4のセル密度が50個/25mmである。また、サンプル5のセル密度が80個/25mmであり、サンプル6のセル密度が125個/25mmであり、サンプル7のセル密度が500個/25mmである。なお、ここにいうセル密度とは、25mmあたりの発泡孔の個数をいう。
このようなサンプル1〜7の各々について、喰込量を変えて帯電ロール62のクリーニングロール72の度合い(汚れ具合)を調べて評価した。この喰込量としては、具体的には、0.15mm、0.25mm、0.5mm、0.75mm、1.0mmおよび1.25mmである。そして、これらの喰込量に対応する当接圧力(線圧)を測定した。また、クリーニングロール部材70の両端にある軸芯71を帯電ロール部材60の方向に押圧することにより、クリーニングロール72を帯電ロール62に喰い込ませて実験を行った。すなわち、クリーニングロール72によりクリーニングされない状態にて実機に取り付けられて汚れた帯電ロール部材60を準備し、喰込量を変えてクリーニング性(帯電ロール62の汚れ具合)を調べて性能を評価した。
これらの喰込量の各々の評価結果は、図4中にプロットの表示形式の違いによって示している。すなわち、クリーニング性が良好な場合(OKの場合)は、プロットを外枠のみ(中空ないしは中抜き)で示し、クリーニング性が良好でない場合(NGの場合)は、プロットを中埋め(中実)で示している。
図4の(a)および(b)に示すように、サンプル6およびサンプル7は、当接圧力(喰込量)を変えてもクリーニング性能を満足しなかった。また、図4の(b)に示すように、喰込量が0.15mmのときには、サンプル1〜5についてもクリーニング性能を満足しなかった。喰込量が0.25mmのときには、サンプル5のみがクリーニング性能を満足しなかった。なお、喰込量が0.25mmの場合は、中央部が浮き気味になり、両端部で荷重が掛かり気味になるため、実際は両端部では帯電ロール62の汚れは問題なかったが、中央部では帯電ロール62の汚れが問題であった。
ここで、サンプル1〜7のセル密度に着目すると、セル密度が125個/25mmのサンプル6および500個/25mmのサンプル7は、当接圧力を変えてもクリーニング性が改善されなかった。その一方で、セル密度が40〜80個/25mmのサンプル1〜5では、当接圧力があまりにも低すぎると、クリーニング性が悪化するが、ある程度の当接圧力の場合には、良好な結果を得ることができた。
すなわち、セル密度が125個/25mm以上の部材を用いると、クリーニング性が悪化し、更には、セル密度が100個/25mm以下の部材を用いれば、クリーニング性に不都合がないと言える。そして、セル密度が40〜80個/25mmの部材を用いることにより、クリーニング性が十分確保されている。
図5は、クリーニングロール72の撓み率と画像欠陥(クリーニング性)との関係を示すグラフであり、縦軸が画像欠陥グレードであり、横軸が撓み率(%)である。この撓み率は、喰込割合ともいうことができるものである。ここにいう撓み率は、クリーニングロール72である多孔質弾性体の厚さをT0(図7参照)とし、クリーニングロール72が帯電ロール62へ喰い込む喰込量をt(図7参照)とすると、喰込量tを厚さT0で除した値(t/T0)の百分率が撓み率である。また、ここにいう画像欠陥グレードは、その数値が大きくなるに従って画像欠陥が大きくなるようにしているものである。画像欠陥グレードの数値が3以下であれば画像に問題なく、3を超えたときに許容されない画像欠陥としている。
また、図5には、表1に示すサンプル1(セル密度が65個/25mm)およびサンプル2(セル密度が40個/25mm)について図示されている。このサンプル1としては、Lot.B、Lot.CおよびLot.Dの3種類について図示している。このLot.B〜Dは、セル密度が65個/25mmであるが、硬さがロットによって異なることを加味して図示したものである。
図5に示すように、サンプル1〜2で画像欠陥グレードの数値が少し違っているものの、その差は小さいと言える。そして、いずれのサンプルにおいても、撓み率が大きすぎたり小さすぎたりする場合には、画像欠陥グレードの数値が高くなる。また、いずれのサンプルにおいても、撓み率が10〜60%(割合が0.1〜0.6)の範囲内であれば、画像欠陥グレードの数値が3以下であり、画像欠陥を発生させないと判断することができる。すなわち、喰込量tと厚さT0を用いて表示すると、0.1≦t/T0≦0.6である。
付言すると、撓み率が10%(割合が0.1)よりも小さいと、クリーニングロール72の帯電ロール62に対する負荷があまりにも小さくなり、帯電ロール62への従動回転性が低下する。このため、撓み率が10%よりも小さいと、付着物の吐出しより擦り付けが行われるようになり、帯電ロール62の寿命が急激に低下してしまう。その一方で、撓み率が60%(割合が0.6)を超える場合には、クリーニングロール72の帯電ロール62に対する負荷が急激に大きくなる。このため、帯電ロール62の感光体ドラム11への従動性が悪化し、また、帯電ロール62の表面を過剰に磨耗させることにもなる。このように、撓み率は、10〜60%の範囲内にあるのが好ましい。
また、多孔質弾性体のばらつき等考慮すると、撓み率が20〜50%(割合が0.2〜0.5)の範囲内であれば、画像欠陥の抑制という点でより好ましい。すなわち、より好ましくは、0.2≦t/T0≦0.5である。なお、荷重印加時のシャフト(軸芯71)の撓みを考慮すると、長さ方向中央で帯電ロール62と接触することで帯電ロール62に付着している物を除去するためには、両端での喰込量が0.2mm以上を確保する必要がある。
ここで、多孔質弾性体の厚さT0は少なくとも1mm必要になる。すなわち、多孔質弾性体の厚さT0が1mmよりも薄いと、取り付け時の接着剤の影響を受けてしまうことから、多孔質弾性体の厚さT0を1mm以上とする必要がある。このように、多孔質弾性体の厚さT0が1mm以上必要とする理由は次のとおりである。
多孔質弾性体の厚さT0が1mmとすると、撓み率が40%の場合には、喰込量tが0.4mmとなる。多孔質弾性体としてのスポンジの加工精度上の外径公差が±0.2mmとすると、この公差を考慮した場合には、0.4mm±0.2mmすなわち0.2〜0.6mmとなる。厚さT0が1mmの場合には、撓み率が20〜60%となる。この撓み率は、画像欠陥を生じさせない範囲とほぼ同じ範囲になることから、多孔質弾性体の厚さT0は1mm以上必要となる。
図6は、クリーニングロール72のロール硬度と画像欠陥(クリーニング性)との関係を示すグラフであり、縦軸が画像欠陥レベルで、横軸がロール硬度(N)である。ここにいうロール硬度とは、直径50mmの円形押圧部材をクリーニングロール72に0.5mm押し込んだときに受ける荷重をいう。また、ここにいう画像欠陥レベルは、上述した図5の場合と同じものであり、その数値が3を超えると、許容されない画像欠陥であるとしている。
ここで、図6に示す評価実験は、次のような条件で行った。すなわち、あらかじめ外添剤で汚染させた帯電ロール62(図7参照)を、クリーニングロール72(図7参照)を接触させて従動回転させた後、画像形成装置に帯電ロール62(図7参照)を取り付けて画像欠陥を確認した。図6は、そのときの画像欠陥レベルを示したグラフである。このような評価実験をクリーニングロール72の材質やロール硬度を変更して行った。なお、図6に示す左上がりの斜線は、確認した画像欠陥レベルとロール硬度との対応線である。
また、図6には、表1に示すサンプル1〜7について図示されている。また、サンプル1として、Lot.A、Lot.B、Lot.CおよびLot.Dの4種類について図示している。Lot.B、Lot.CおよびLot.Dについては、図5の場合と同じ物を用いている。
図6に示すように、サンプルによってロール硬度に大きなばらつきがあるが、ロール硬度が0.2〜2.2Nの範囲内であれば、画像欠陥の点で問題がないと考えられる。すなわち、確認した画像欠陥レベルとロール硬度との対応線(図6における左上がりの斜線)からクリーニング性能を満足するものとできるのは、ロール硬度が0.2N以上の場合である。すなわち、画像欠陥の点から下限値として0.2Nを採用することができる。また、その上限値としては、帯電ロール(BCR)62へ与えるダメージの点から2.2Nの値を採用することができる。
また、図6に示すように、より好ましい範囲として、ロール硬度が0.5〜1.7Nの範囲を採用することができる。この範囲は、評価実験によって、画像欠陥との対応を確認している。この範囲内のロール硬度となるような材料を用いれば、より確実にクリーニング性能を満足させることができる。
ここで、上述したロール硬度の範囲内であっても、セル密度が100個/25mm以上の場合は、画像欠陥グレードの数値が高くなった。すなわち、セル密度が125個/25mmのサンプル6および500個/25mmのサンプル7の場合には、ロール硬度が0.2〜2.2Nの範囲内であっても、画像欠陥グレードが3を超えている。実際に、セル密度が100個/25mm以上の部材を用いて実験したところ、同様の結果が得られた。これについて説明すると、セル密度が100個/25mmの部材を、予め外添剤で汚染させた帯電ロール62に接触させて従動回転させても、画像欠陥として現れ、実際に12000枚にわたり画像出力を繰り返した場合に画像欠陥が現れ、上述した評価法に対応した結果となった。
なお、喰込量を0.75mmとし、当接圧力が0.05N/cmの範囲にある部材を用い、実際に12000枚にわたり画像出力を繰り返したが、画像欠陥は見られなかった。しかし、喰込量0.75mmで当接圧力が0.6N/cm以上となる部材について、長期間にわたり画像出力を繰り返した場合には、帯電ロール62自体の表面の磨耗が激しく、下層面が表れ、プリント上の画像欠陥が見られた。
図7は、帯電ロール部材60の回転トルクを測定する方法を説明するための概念図である。
図7に示すように、帯電ロール部材60とクリーニングロール部材70とが規定の喰込量になるように保持する。そして、帯電ロール部材60およびクリーニングロール部材70の保持は、回転負荷が小さくなるようにボールベアリングを介して行われている。帯電ロール部材60の表面速度が150mm/秒になる帯電ロール部材60の駆動力を計測し、その計測結果を、帯電ロール部材60の回転トルクとしている。
このような構成で、帯電ロール部材60の回転トルクを測定装置で計測し、その回転トルクにおけるプリントサンプルの画質および帯電ロール部材60のダメージ評価結果を表2に示す。すなわち、表2に示す結果は、トナーが付着した帯電ロール62にクリーニングロール72を接触させ、クリーニングロール72が帯電ロール62に固着しないように帯電ロール62のダメージの加速度テストを実施したものである。
ここにいう加速テストは、図1又は図2に示す感光体ドラム11と帯電ロール部材60とクリーニングロール部材70と中間転写ベルト15とクリーニングブレード18のセットを用いて行ったテストである。具体的には、加速テストは、感光体ドラム11上に微量のトナーを塗布した状態で感光体ドラム11を12回転して1秒間止める(カラー1枚分)という動作の繰り返しで、800枚相当まで継続させて実施した。帯電ロールには電圧を印荷した状態でこのような加速テストを実施する。
なお、帯電ロール部材60の電圧は1.2kHz、1.6kVppで、DCバイアスは−620Vである。そして、このときの帯電ロール62はφ12mmであり、4回転/秒である。また、帯電ロール62の長さが20cmである。
図7に示すような測定方法で測定した結果は表2に示すとおりである。なお、表2では、実験室環境、高温多湿の環境および低温低湿の環境で測定した結果をまとめて示している。
Figure 0004586635
表2に示すように、帯電ロール部材60の回転トルクが大きくなれば帯電ロール62が受けるダメージが大きくなり、回転トルクが小さくなれば帯電ロール62が受けるダメージが小さくなる。また、帯電ロール部材60の回転トルクが大きくても小さくても画質の面ではいずれも問題がなかった。
すなわち、帯電ロール部材60の回転トルクが17.64mN・m(0.1764N・m)以下であれば、画質の点はもちろん、帯電ロール62が受けるダメージの点でも不具合は発生しなかった。クリーニングロール72が帯電ロール62に接触する長さである帯電ロール62の長さは20cmであるので、不具合のない場合の1cm当たりの回転トルクは、0.882mN・m(0.00882N・m)以下である。
また、帯電ロール部材60の回転トルクが0.48mN・m(0.0048N・m)以下であれば、とりわけ帯電ロール62が受けるダメージが更に低減されるという点で好適であった。この好適な場合の1cm当たりの回転トルクは、0.024mN・m(0.00024N・m)以下である。
なお、クリーニングロール72としてのスポンジロールの材料を選定したときに、帯電ロール62との喰込量が、回転トルクから規定した喰込量になるようにすることで、帯電ロール62へダメージを与えることなく、良好なクリーニングが可能となる。
次に、図8を参照しながら、このデジタルカラープリンタで用いられる現像剤Dについて詳細に説明する。現像剤Dは、図8の(a)に示すように、磁性を有するキャリアCと、イエロー、マゼンタ、シアン、あるいは黒に着色されたトナーTとを含んでいる。また、現像剤Dは、図8の(b)に示すように外添剤Sを含んでいる。
現像剤Dにおいて、キャリアCとしては、平均粒径が約35μmのフェライトビーズが用いられる。
また、外添剤Sとしては、平均粒径5〜200nmのシリカ(SiO2)、チタニア(TiO2)、およびセリア(CeO2)等の無機微粒子が用いられる。
さらに、トナーTは、負極性に帯電する極性を有するものであって、懸濁重合法、乳化凝集合一法、溶解懸濁法等により、ポリエステルやスチレンアクリルなどのバインダ樹脂に着色剤、ワックスを内添してなる微粒子である。粒径は、コールターカウンター(コールター社製)による測定結果で体積平均粒径が約6.4μmであった。トナー形状(球形の度合)は形状係数で表し、光学顕微鏡(ミクロフォトFXA:ニコン社製)で得たトナーの拡大写真を、イメージアナライザLuzex3(ニレコ社製)により画像解析を行い、次の式で算出した。
Figure 0004586635
この式は、トナーTの投影面積と、それに外接する円の面積との比で表しており、真球の場合に100となり、形状が球形から離れるにつれて数字が大きくなっていく。形状係数が小さければ、転写の際に転写されずに残る残留トナーの量が減少していくため、トナーTの形状係数は100〜140程度であることが望ましく、本実施の形態では、トナーTの形状係数は134であった。なお、トナーTの体積平均粒径は、良好な画像を形成するという観点からすれば、3〜10μmの範囲内であることが好ましい。
ここで、表3には、本実施の形態で用いたマゼンタの現像剤Dの構成例を示している。なお、シアンの現像剤Dでは赤色顔料が青色顔料、イエローの現像剤Dでは赤色顔料が黄色顔料、黒の現像剤Dでは赤色顔料がポリエチレンとなる。
Figure 0004586635
また、表4には、本実施の形態で用いたマゼンタのトナーTの構成例を示している。上述した現像剤Dの場合と同様、シアンのトナーTでは赤色顔料が青色顔料、イエローのトナーTでは赤色顔料が黄色顔料となる。さらに、表5には、黒のトナーTの構成例を示している。
Figure 0004586635
Figure 0004586635
さらに、外添剤Sについては、トナーTに対し、シリカを1.48重量%だけ添加している。また、シリカの他に、チタニアを0.8重量%、そしてセリア、それぞれ添加している。
ここで、外添剤Sとして使用されるシリカの平均粒径は100nm、その形状係数は140以下であり、略球形となっている。
次に、上述した画像形成プロセスにおけるにおける現像剤D(キャリアC、トナーT、および外添剤S)の挙動について説明する。
図1に示す現像器50内において、各色の現像剤Dはサプライオーガ53およびアドミックスオーガ54によって攪拌搬送され、キャリアCとトナーTとが摩擦されることによってトナーTが負極性に帯電せしめられる。このようにして攪拌搬送された現像剤Dは、現像ロール51に転移して搬送され、感光体ドラム11との対向部で磁気ブラシを形成し、感光体ドラム11上の静電潜像を現像する。このとき、一部のトナーTおよびこのトナーTに付着した外添剤Sは感光体ドラム11上に転移するが、残りのトナーT、キャリアCおよび外添剤Sは現像ロール51上に残る。
次に、感光体ドラム11に転移・付着したトナーTおよび外添剤Sは、感光体ドラム11の回転に伴って中間転写ベルト15と接するラップ範囲まで搬送され、感光体ドラム11上のトナーTのほとんどは中間転写ベルト15に一次転写される。このとき、トナーTに付着した外添剤Sの一部も中間転写ベルト15側に転移する。一方、一次転写後の感光体ドラム11表面には、一次転写されなかったトナーTと外添剤Sとが残存する。ここで、本実施の形態では、外添剤SがトナーTの離型性を高めるための転写補助剤として機能しており、外添剤Sが一次転写後の感光体ドラム11に残りやすくなっている。
そして、一次転写後に中間転写ベルト15上に残ったトナーTおよび外添剤Sは、感光体ドラム11の回転に伴ってクリーニングブレード18との対向部まで到達する。このとき、感光体ドラム11に付着したトナーTおよびこのトナーTに付着した外添剤Sは、クリーニングブレード18によって掻き取られる。一方、例えば感光体ドラム11に直接付着した外添剤Sは、その粒径が小さいためにクリーニングブレード18をすり抜け、さらなる感光体ドラム11の回転に伴って帯電ロール62との対向部(帯電ニップ部)まで搬送される。このとき、外添剤Sに含まれるチタニアやセリアは、だいたいがトナーTに付着した状態を維持しており、そのほとんどがトナーTとともにクリーニングブレード18によって掻き取られる。一方、外添剤Sに含まれるシリカは、トナーTに付着していないものが多く、その多くがクリーニングブレード18をすり抜ける。本発明者の調査によれば、クリーニングブレード18をすり抜け、帯電ロール62に転移・付着する外添剤Sの90%以上がシリカである。
帯電ニップ部に搬送された外添剤Sは、感光体ドラム11から帯電ロール62に転移・付着する。帯電ロール62に付着した外添剤Sは、帯電ロール62の回転に伴ってクリーニングロール72との対向部(クリーニングニップ部)まで搬送される。そして、クリーニングニップ部に搬送された異物としての外添剤Sは、帯電ロール62からクリーニングロール72へと転移・付着する。
このように、クリーニングロール72に外添剤Sが堆積して目詰まりを起こすといったことがなく、クリーニングロール72のクリーニング性能を長期にわたって維持することができる。したがって、帯電ロール62の表面はきれいな状態が維持されることになり、帯電ロール62の帯電性能を長期にわたって維持することが可能となる。
次に、図1に示す画像形成装置の保守性について図9を用いて説明する。
図9は、本実施の形態における画像形成装置の保守作業を説明するための図である。
図9に示す画像形成装置では、本体1の回動支点101を中心として、本体1における筐体の一部である開閉カバー102を開閉させることが可能である。開閉カバー102には、排出トレイ38が含まれているとともに、この排出トレイ38の裏側に設けられたフォトセンサ41も同時に開閉される。この回動支点101は、中間転写ベルト15の鉛直下方にある現像装置14と同様の高さに設けられている。より正確には、図9に示すように、現像装置中心14aと同程度の高さに設けられおり、この回動支点101を中心として開閉カバー102を開放することが可能である。開閉カバー102による装置の開放部をこのように形成することによって、現像装置14よりも上方にある部材、例えば、中間転写ベルト15や中間転写体クリーナ30の挿脱を容易に行なうことができる。
ユーザやサービス作業者が保守作業を行う場合には、まず、例えば本体1の装置上面における開閉カバー102の一部を掴み、図9に示す(i)の方向に対して、本体1における開閉カバー102を、回動支点101を中心に回動させる。開閉カバー102の回動によって、装置内部、即ち、中間転写ベルト15や中間転写体クリーナ30などの画像形成部位の配置上方が開放される。本実施の形態の画像形成装置における各部材の配置では、現像装置14と中間転写ベルト15や中間転写体クリーナ30などが上下方向にレイアウトされている。また、中間転写ベルト15や中間転写体クリーナ30などの中間転写手段が本体1における筐体の近傍に設けられ、特に、中間転写ベルト15と、筐体を形成する排出トレイ38とが略並行になるように配置されている。そのために、排出トレイ38を含む開閉カバー102を回動することによって、現像装置14の上方にある中間転写手段の上方が開放された状態になる。
次に、図9に示す(ii)のように、交換部品であるプロセスカートリッジ103が取り出される。本実施の形態にて、プロセスカートリッジ103としては、感光体ドラム11と、感光体ドラム11に接触して帯電する帯電ロール部材60およびクリーニングロール部材70からなる帯電器12とが該当する。また、プロセスカートリッジ103には、中間転写ベルト15と、中間転写ベルト15の内側にある各種ロール(21〜24、27、28)とを含ませることが考えられる。更にまた、プロセスカートリッジ103には、感光体ドラム11をクリーニングするクリーニングブレード18ないしはクリーニングブレード18を備えるトナー回収ボトル19を含ませることができる。これらの交換部品は、カートリッジ化されて一体に構成されるのが好ましい。カートリッジ化するに際して、例えば、装置のフロント側とリア側とに所定の枠体(フレーム)を設け、この枠体に各交換部品が取り付けられているといった態様が考えられる。枠体に各交換部品が取り付けられることで、プロセスカートリッジ103を一体的に挿脱することが容易に行なえる。
これらの交換部品であるプロセスカートリッジ103は、開閉カバー102の開放によって上方が開放され、図9に示す(ii)の矢印方向に一体的に引き上げ可能となり、本体1から離脱させることができる。即ち、開閉カバー102の開放によって、本体1の他の機構部と干渉することがなく、プロセスカートリッジ103をスムーズに取り出すことができる。本実施の形態では、交換部品でない現像装置14の鉛直上方に、交換部品である中間転写ベルト15を配置している。また、用紙の搬送路として、縦方向の用紙パスを採用しており、定着装置17を図1に示す右上に配置している。そのために、プロセスカートリッジ103の取り出し方向は、図9に示す(ii)の矢印方向にすることが好ましい。
プロセスカートリッジ103を図9に示す(ii)の矢印方向に取り出した後、(iii)に示すように、トナー回収ボトル19だけをプロセスカートリッジ103から取り外すことができる。これによって、感光体ドラム11や中間転写ベルト15などが寿命に達していない状態にて、トナー回収ボトル19が廃トナーで満杯になった場合などに、トナー回収ボトル19だけをプロセスカートリッジ103から取り外して交換することも可能である。
本実施の形態が適用される画像形成装置の全体構成を示した図である。 感光体ドラム、現像装置および中間転写ベルトの関係を説明するための図である。 帯電器の構成を示す構成図である。 クリーニングロールの喰込量と当接圧力(線圧)との関係を示すグラフであり、縦軸が当接圧力(N/cm)で、横軸が喰込量(mm)である。 クリーニングロールの撓み率と画像欠陥との関係を示すグラフであり、縦軸が画像欠陥グレードであり、横軸が撓み率(%)である。 クリーニングロールのロール硬度と画像欠陥との関係を示すグラフであり、縦軸が画像欠陥レベルで、横軸がロール硬度(N)である。 帯電ロール部材の回転トルクを測定する方法を説明するための概念図である。 (a)は現像剤を構成するキャリアおよびトナーを示す図であり、(b)はトナーおよび外添剤を示す図である。 本実施の形態における画像形成装置の保守作業を説明するための図である。
符号の説明
11…感光体ドラム、12…帯電器、15…中間転写ベルト、18…クリーニングブレード、60…帯電ロール部材、62…帯電ロール、70…クリーニングロール部材、72…クリーニングロール、103…プロセスカートリッジ

Claims (10)

  1. 駆動力を受けて回転する像担持体と、
    前記像担持体に当接して従動回転され、当該像担持体を帯電する帯電部材と、
    前記像担持体に常に当接せずに前記帯電部材に常に当接して従動回転するように当該帯電部材に対して位置決めされ、セル数が80(個/25mm)以下で厚さが1mm以上の多孔質弾性層を表面に有すると共に当該帯電部材よりも小径のロール状に構成され、当該帯電部材をクリーニングするクリーニング部材と、
    を含み、
    前記帯電部材を従動回転させるためのトルクが、当該帯電部材の長さ1cm当たり0.00882N・m以下であり、
    前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層は、前記帯電部材に喰い込む喰込量が0.15〜1.25mmの範囲内である場合に当該クリーニング部材が当該帯電部材に当接する当接圧力が0.05〜0.6N/cmの範囲内にあり、
    前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層の厚さに対して当該多孔質弾性層が前記帯電部材に喰い込む喰込量の割合が0.1〜0.6の範囲内にあり、
    前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層は、直径50mmの円形押圧部材を当該クリーニング部材に0.5mm押し込んだときに受ける荷重であるロール硬度が0.2〜2.2Nであることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層は、直径50mmの円形押圧部材を当該クリーニング部材に0.5mm押し込んだときに受ける荷重であるロール硬度が0.5〜1.7Nであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層は、セル数が40〜80(個/25mm)であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記帯電部材を従動回転させるためのトルクが、当該帯電部材の長さ1cm当たり0.00024N・m以下であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記像担持体に担持されるトナー像を構成するトナーは、重合トナーであることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記像担持体に担持されるトナー像を構成するトナーは、外添剤としてシリカ(SiO2)を有することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  7. 画像形成装置本体に着脱自在に装着されるプロセスカートリッジであって、
    トナー像が担持される像担持体と、
    前記像担持体に当接して従動回転され、当該像担持体を帯電する帯電部材と、
    前記像担持体に常に当接せずに前記帯電部材に常に当接して従動回転するように当該帯電部材に対して位置決めされ、セル数が80(個/25mm)以下の多孔質弾性層を表面に有すると共に当該帯電部材よりも小径のロール状に構成され、当該帯電部材をクリーニングするクリーニング部材と、
    を含み、
    前記帯電部材を従動回転させるためのトルクが、当該帯電部材の長さ1cm当たり0.00882N・m以下であり、
    前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層は、前記帯電部材に喰い込む喰込量が0.15〜1.25mmの範囲内である場合に当該クリーニング部材が当該帯電部材に当接する当接圧力が0.05〜0.6N/cmの範囲内にあり、
    前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層の厚さに対して当該多孔質弾性層が前記帯電部材に喰い込む喰込量の割合が0.1〜0.6の範囲内にあり、
    前記クリーニング部材の前記多孔質弾性層は、直径50mmの円形押圧部材を当該クリーニング部材に0.5mm押し込んだときに受ける荷重であるロール硬度が0.2〜2.2Nであることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  8. 前記像担持体の表面に当接することにより、当該表面に付着している残余トナーを取り除いてクリーニングするクリーニングブレードを更に含むことを特徴とする請求項に記載のプロセスカートリッジ。
  9. 前記像担持体に担持されたトナー像を記録材に対して転写せしめる転写ベルトを更に含むことを特徴とする請求項に記載のプロセスカートリッジ。
  10. 前記像担持体の表面に当接することにより、当該表面に付着している残余トナーを取り除いてクリーニングするクリーニングブレードと、
    前記像担持体に担持されたトナー像を記録材に対して転写せしめる転写ベルトと、
    を更に含むことを特徴とする請求項に記載のプロセスカートリッジ。
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