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JP4572329B2 - コーナー棚 - Google Patents

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本発明は、コーナー部を有するフレーム構造体の入隅部に配置されるコーナー棚に関するものである。
離間して配置される二本の支柱同士を横フレーム材等の部材で連結することによって構成されるフレーム構造体が、独立したラック(棚)として、パネル板を付帯させることでパーティションパネルやデスクトップパネルとして、或いはそれらに天板や棚板を付帯させた態様として種々提供されている。このようなフレーム構造体に棚板を設ける場合、一対の支柱の各起立面に形成されたスリットにブラケットをそれぞれ係合させ、これらブラケットに棚板を載置したりさらにその棚板をブラケットに固定するようになされている。ところで、フレーム構造体が少なくとも三本の支柱を備えており、そのうち中間部に配置される支柱をコーナー支柱として、このコーナー支柱が配置された部分をコーナー部とした平面視L字形ないしV字形をなす形態である場合、コーナー部の入隅部にも棚板(コーナー棚)を設けることがある。例えば、コーナー支柱とその両隣の支柱との間にそれぞれパネル板を支持させた態様のフレーム構造体におけるコーナー棚及びその支持構造として、コーナー支柱に、入隅側の間隙に開放させたスリットを各パネルごとに対応させて上下に並設し、平面視において交叉させた一対のブラケットをそれぞれ各パネルの表面に添接させた状態で各スリットに係合させて、これらのブラケットにコーナー棚板を載置して取り付けるようにした態様が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−248667公報(図1等)
ところが、上述のような構成のコーナー棚は、コーナー支柱にブラケットを介して独立して取り付けられている一方、上記文献には詳細には記載されていないが、そのコーナー棚の側縁に隣接させて他の棚板を配置する場合、コーナー棚の側縁近傍に当該他の棚板を支持させるための支柱が存在しなければ、コーナー棚と他の棚板とを並べて配置することができない。換言すれば、フレーム構造体の入隅部にコーナー棚を配置した場合、当該コーナー棚に隣接させて他の棚板を配置するためには、その棚板を支持するブラケットを係合させるために、上記フレーム構造体とは別途にフレーム構造体を併設する必要が生じる。またこのような問題は、フレーム構造体にパネル板を付帯させているか否かは問わず共通するものである。
そこで本発明は、以上のような問題に鑑みて、徒に他のフレーム構造体や支柱棚板を支持する別体のブラケット等を増設することなく棚板を隣接配置することができ少ない部品点数で構成し得るコーナー棚を提供するものである。
すなわち、本発明のコーナー棚は、離間して配置される複数の支柱と、コーナー支柱と、これら支柱とコーナー支柱とを連結する横連結部材とを少なくとも具備するフレーム構造体において、コーナー支柱とそれに隣接する二本の支柱により形成されるコーナー部におけるコーナー支柱の入隅部に配置されるものであって、コーナー支柱に対して取り付ける取付部と、隣接配置される他の棚板における一方の側端部を支持する棚板受け部とを具備していることを特徴としている。
このような構成を有するコーナー棚であれば、取付部によってコーナー支柱に取り付けることができるうえに、棚板受け部によって隣接する他の棚板の側端部を支持することができるため、別途にコーナー棚を二重にしたり中途で切断された態様のコーナー棚を用いたり、複数のブラケットを用いなくても、本発明のコーナー棚のみで入隅部の棚を構成することができるうえに、本発明のコーナー棚に隣接させて他の棚板を配置することが可能となり、少ない部品点数且つ低コストで連続した広い棚を形成することができる。
斯かるコーナー棚の好ましい具体的構成態様としては、取付部を形成してなるブラケット部と、このブラケット部に支持されるコーナー棚板部とを備え、コーナー棚板部に棚板受け部を形成したものを挙げることができる。
特に、コーナー棚を、ブラケット部とコーナー棚板部とを一体的に具備するものとした場合には、支柱に取り付けるためのブラケットとしての機能と棚板本来の機能とを同時に備えた一体的に取り扱い得るものとなる。
コーナー棚板に、簡易な構成で他の棚板を載置し得るようにするには、棚板受け部を、コーナー棚板部のうち横連結部材とは異なる方向に延びる側端部を部分的に他の棚板の方向へ延出させて当該他の棚板を載置し得る延出片により構成することが好ましい。
この場合、他の棚板の側端部をコーナー棚板により確実に保持させて安定性を向上するには、延出片の先端部に、コーナー棚板部の開放側端部における起立縁と平行に起立する起立片を形成し、これら起立縁と起立片とによって延出片に載置した他の棚板の側端部を挟持し得る挟持部を構成するとよい。
以上のようなコーナー棚板部の構成を採用した場合、コーナー棚板部の幅寸法は、当該コーナー棚板部の幅方向に対応するコーナー支柱とそれに隣接する支柱との離間寸法よりも小さく設定することができる。すなわち、コーナー支柱とその隣の支柱との間の中間位置にコーナー棚板部の側端部を位置付け、その位置でコーナー棚板部に他の棚板を支持させることができる。
一方、コーナー棚板部の上面を広く確保することができるブラケット部の好ましい具体的態様としては、コーナー支柱とその隣の支柱との離間方向に幅寸法を有する一対の起立板を主体としてブラケット部を構成し、これら一対の起立板により形成されるコーナー部に、コーナー支柱に向けて取付部を突出させて形成したものを挙げることができる。
さらに本発明のコーナー棚において、コーナー支柱に取り付けるための取付部の構成を簡易化するためには、入隅部に開口させてコーナー支柱に形成されたスリットに対して当該入隅部の開き角度を二分する中心線に沿って挿抜可能に係合する係合爪を取付部として採用するとよい。
本発明のコーナー棚によれば、取付部によってコーナー支柱に取り付けた状態で、このコーナー棚自体で入隅部の棚として利用できるようになるのは勿論のこと、当該コーナー棚自体の構成要素である棚板受け部を利用して隣接する他の棚板を支持することが可能である。そのため、コーナー棚の隣接位置に他の棚板を配置するための支柱やそれを含むフレーム構造体を設置する必要がなくなり、安価且つ簡便な構成でコーナー棚に他の棚板を隣接配置することができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態のコーナー棚1を適用したフレーム構造体Fにより構築されるシェルフ(棚)Sの外観を示す概略的な斜視図である。このシェルフSは、平面視L字形状をなして屋内の床面に設置して書棚や整理棚として用いられる。なお、ここでは平面視L字形状をなすフレーム構造体Fの枠内にパネル板5が取り付けられ、そのパネル板5の前面側に本実施形態のコーナー棚1及びそれに隣接する棚板6が上下に複数段(図示例では4段であるが、これ以上でも以下でも構わない。また、各段のコーナー棚1及び棚板6の構成については同一である)に亘って設けられた態様を示している。本実施形態のコーナー棚1は、フレーム構造体Fにおけるコーナー部Fcの棚板としての機能と、隣接する他の棚板6を支持する機能とを兼ね備えているものであるが、その詳細については後述する。なお、フレーム構造体Fは、一部の棚板を天板に替えることによってデスクとして利用でき、またパネル板のみを設けることによってパーティションパネルとしても利用できるものである。なお、このコーナー棚1の両翼には、図1に想像線で示すように(図示例では紙面右側の片翼のみ)棚板6やパネル板(図示省略)を備えた他のフレーム構造体を連接することができる。
まず、フレーム構造体Fの概略構成について簡単に説明する。このフレーム構造体Fは、図1に示すように、三本の支柱2,3,3を、横連結部材たる横フレーム4によって連結してなる基本骨格構造を有するものである。ここで、三本の支柱2,3,3は、平面視L字形状の両端部と屈曲部とに該当する位置に配置されており、以下では、両端部の支柱を単に「支柱3」と呼び、屈曲したコーナー部Fcに配置される支柱を特に「コーナー支柱2」と呼ぶものとする。横フレーム4は、コーナー支柱2とそれに隣接する各支柱3,3の上端部間及び高さ方向中間部間に亘って上下二段で連結する棒状乃至板状の部材である。なお、図示例では、上段の横フレーム4のみを示し、下段の横フレームについては省略している。このようなフレーム構造体Fとして、本実施形態ではコーナー部Fcにおいて略直角に屈曲した形状のものを採用しているが、このコーナー部Fcの入隅側の開き角度については直角に限らず、適宜の鋭角又は鈍角とすることも可能である。また、両支柱3,3の下端部には、床面に接地させる脚31,31を取り付けており、コーナー支柱2にも同様の脚又はアジャスタ(図示省略)を取り付けることができる。
何れも概略角パイプ状をなすコーナー支柱2と支柱3,3の対向面には、パネル板4を取り付けるためのスリット(図示省略)が上下に定ピッチで複数形成されており、これらのうちの適宜のスリットにパネル板5の側面に形成されたフック爪(図示省略)を着脱可能に係合させるようにしている。また、支柱3,3の前面には、棚板を取り付けるためのスリット32が上下に定ピッチで複数形成されており、これらのスリット32に係合爪を有するブラケット7を着脱可能に取り付けた上で、そのブラケット7に棚板6の一側端部を支持させるように構成している。
特にコーナー支柱2には、図2に拡大して示すように、入隅側の角部(以下、「入隅部2a」と称する)を高さ方向の全域に亘って内側へ略直角に窪ませた凹部21を形成しており、この凹部21の最奥部に、両端部の支柱3,3に形成したスリット32と同様に上下に定ピッチで複数のスリット22を形成している。これらのスリット22は、本実施形態のコーナー棚1を取り付けるために形成されたものである。
コーナー棚1は、図1〜図6に示すように、コーナー支柱2に取り付けるための取付部1Kとして前記スリット22に係合する複数(図示例では3つ)の係合爪112(上から順に112A,112B,112C)を備えたブラケット部11と、このブラケット部11に支持されるコーナー棚板部12とを有している。
ブラケット部11は、図2及び図3に示すように、板材からなるブラケット板111二枚を主体として構成される。各ブラケット板111は、例えば平板な金属板からなるものであり、本実施形態では正面視概略台形状をなすものを採用しており、何れもパネル板5の表面に添接させた状態で用いられる。各ブラケット板111の高さ寸法が大きい基端部には、特に図4及び図5に示すように、それぞれ係合爪112の構成要素として、コーナー支柱2のスリット22に係合する係合爪要素112a,112b,112cを形成している。本実施形態において係合爪要素112a,112b,112cは、ブラケット板111の基端部において上下三段に形成してあり、いずれも下向きの爪部112xを有しているが、特に最上段の係合爪要素112aにのみ上向きの爪部112yを形成することで、スリット22に対する係合状態をより確実なものとしている。ここで各係合爪要素112a,112b,112cは、パネル板5の表面を向くブラケット板111の対向面に対して約135°の角度をなしてコーナー支柱2に向けて突出させてあり、両ブラケット板111の高さ位置が等しい係合爪要素112a,112b,112c同士を密着させて溶接することで、一体の係合爪112A,112B,112Cとして機能するようになされている。また、各ブラケット板111の各下縁には、パネル板5とは反対側へ略水平に突出する水平片113を形成しており、この水平片113にコーナー棚板部12を載置するようにしている。ここで、水平片113は、各ブラケット板111を構成する板材を屈曲することによりブラケット板111と一体に形成することができる。
コーナー棚板部12は、例えば金属板を折り曲げ加工することにより得られる平面視正方形状をなすものであり、図1〜図6に示すように、フレーム構造体Fのコーナー部Fcにおける棚板としての機能を発揮するために前記平面視正方形状をなす板状部位をコーナー棚板本体部121としている。ここで、コーナー棚板本体部121の四辺の長さは、コーナー支柱2と支柱3との離間距離(すなわちパネル板5の幅寸法と略等しい)よりも小さいものである。一方、他の棚板6の幅寸法もコーナー支柱2と支柱3との離間距離よりも小さいが、一方向に連続するコーナー棚板本体部121と他の棚板6との合計長手寸法が、コーナー支柱2と支柱3との離間距離と略等しくなるようにしてある。
図2、図3、図5、図6及び図7に示すように、このコーナー棚板部12のうち各ブラケット板111の水平片113に載置される二つの側端部は、それに対応するコーナー棚板本体部121の縁部を下方へ若しくはさらに内方へ適宜折り曲げて補強を図っている。一方、コーナー棚板部12のうち各ブラケット板111の水平片113に載置されない二つの側端部は、それに対応するコーナー棚板本体部121の縁部を下方及び外方へ折り曲げて補強を図るとともに、外方へ略水平に折り曲げられた延出片122を、それぞれこのコーナー棚1に隣接し支持されることとなる他の棚板6の一方の側端部6aを載置させて支持する棚板受け部1Lとして機能させるようにしている。さらに、各延出片122の両側端部近傍には、当該延出片122の一部をさらに延出させて上方へ折り曲げた起立片123を形成しており、図7に概略的な断面図を示すように、延出片122に他の棚板6の側端部6aを載置させた状態で、起立片123とコーナー棚板本体部121の起立縁121aとの間で当該他の棚板6の側端部6aを挟持する挟持部1Mを構成している。また、その状態においてコーナー棚板部12に棚板6を固定するために、コーナー支柱2の入隅部2aに支持されたコーナー棚1の角部とは対角側における延出片122の側端部を部分的に延ばし、その部位に貫通孔122aを形成して、図2に示すように、下方から貫通孔122aに挿入したビス124を前記棚板6の側端部6aに止着できるようにしている。なお、コーナー棚板部12の底面側には、金属板を折り曲げ形成してなる補強材13を収めており、図6に「*」の印で示すように、この補強材13を適宜箇所においてコーナー棚板部12及びブラケット部11に溶接している。すなわち、コーナー棚1は、補強材13の溶接によりブラケット部11とコーナー棚板部12とを一体に備えていることとなる。
以上のような構成のコーナー棚1のコーナー支柱2への取付に際しては、コーナー棚1をコーナー支柱2の入隅部2aにおける開き角度の中心線方向からブラケット部11における最上段の係合爪112A(上向きの爪部112y,112y)をコーナー支柱2の適宜のスリット22に下方から回し込んで挿入し、ブラケット部11を起立させた姿勢でスリット22内に落とし込むことで、各係合爪112(各下向きの爪部112x)が対応するスリット22と係合する。以上により、コーナー棚1の取付作業は全て完了する。その一方、ブラケット部11と高さを揃えて他の支柱3にもスリット32に係合させてブラケット7を取り付けておき、コーナー棚1のコーナー棚板部12における棚板受け部12Lとブラケットとに他の棚板6の両側端部を載置すれば、コーナー棚1のコーナー棚板部12に隣接させて他の棚板6の設置を行うことができる。このとき、棚板6の少なくとも一方の側端部6aは、コーナー棚板部12に形成された挟持部1Mにより幅方向に保持された状態となっているが、棚板6の不意の脱落を防止するためには、ビス124をコーナー棚板部12の延出片122の貫通孔122aに挿入して棚板6に止着しておくとよい。もちろん、棚板6の他方の側端部も、コーナー棚1と同様の構成でブラケット7に保持させるようにすることができる。
以上に詳述したように、本実施形態のコーナー棚1は、平面視L字形状をなすフレーム構造体Fのコーナー支柱2における入隅部2aに取り付ける機能として取付部1Kを有し、フレーム構造体Fに取り付けられる他の棚板6の一方の側端部6aを支持する機能として棚板受け部1Lをさらに備えたものである。したがって、コーナー棚1をコーナー支柱2に取り付ければ、従来であれば他の棚板6のコーナー部側の端部をフレーム構造体Fに支持させるために要していた支柱を増やす必要がなく、低コストで簡便にシェルフSを構成することができる。またその結果、コーナー棚1及び他の棚板6の各幅寸法を、コーナー支柱2と支柱3との離間距離よりも小さく設定して、それらの合計寸法をコーナー支柱2と支柱3との離間距離に対応させることができることにもなる。
特に本実施形態では、コーナー棚1を、取付部1Kを有するブラケット部11と、棚板本来の機能を有し且つ他の棚板6を支持する棚板受け部1Lを備えたコーナー棚板部12とから構成し、これらブラケット部11とコーナー棚板部12とを一体に取り扱い得るように接合したものであるので、コーナー棚1全体のコーナー支柱2への脱着作業を極めて簡便に行うことができる。
また、棚板受け部1Lは、コーナー棚板部12のうちフレーム構造体F側を向かない側端部を部分的に外方へ延出させた延出片122により構成し、この延出片122に他の棚板6を載置するようにしたものであるため、棚板受け部1Lを極めて簡素な構成としつつ有用なものとすることができる。さらに、延出片122の先端部には起立片123が形成してあり、延出片122を挟んで対向する起立片123とコーナー棚板本体部121の起立縁121aとの間に他の棚板6の側端部6aを挟持する挟持部1Mを構成しているため、コーナー棚1による他の棚板6の保持をより確実なものとすることができる。
さらにまた、ブラケット部11には概ね平板な板材を採用していることから、コーナー棚板部12の上面を最大限に広く確保することができ、取付部1Kとしてコーナー支柱2の入隅部2aにおける開き角度の中心線沿いに、コーナー支柱2のスリット22に挿抜し得る係合爪112を採用しているため、コーナー支柱2への脱着作業が簡便であり且つ取付状態の確実なコーナー棚1とすることができる。
なお、本発明のコーナー棚は上述した実施形態に限定されるものではない。上記実施形態では、入隅部の開き角度が略90°であるコーナー支柱を採用し、それに取り付けられるコーナー棚を一例として示したが、コーナー支柱の入隅部における開き角度に対応してコーナー棚の形状を適宜変更することができることはいうまでもない。また、コーナー棚を構成するブラケット部とコーナー棚板部とは必ずしも一体に接合されていなくてもよく、両者を別体として、コーナー支柱に取り付けたブラケット部に後付けでコーナー棚板部を支持させる態様を採用することも可能である。また本発明は、上述のようなシェルフのみならず、デスクの天板の上方に配置されるオプション棚等にも適用することができる。その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係るコーナー棚が適用されたフレーム構造体を主体とするシェルフの概観を示す斜視図。 同シェルフのコーナー部を拡大して示す分解斜視図。 同実施形態のコーナー棚の各部を分解して示す斜視図。 同コーナー棚を図2における矢印A方向から見た側面図。 同コーナー棚を図2における矢印B方向から見た側面図。 同コーナー棚及び他の棚板の一側端部を示す底面図。 図6におけるC-C線概略断面図。
符号の説明
1…コーナー棚
1K…取付部
1L…棚板受け部
1M…挟持部
2…コーナー支柱
2a…入隅部
3…支柱
4…横連結部材(横フレーム)
6…棚板(他の棚板)
6a…スリット
11…ブラケット部
12…コーナー棚板部
22…スリット
112…係合爪
121a…起立縁
122…延出片
123…起立片
F…フレーム構造体
Fc…コーナー部

Claims (8)

  1. 離間して配置される複数の支柱と、コーナー支柱と、これら支柱とコーナー支柱とを連結する横連結部材とを少なくとも具備するフレーム構造体において、前記コーナー支柱とそれに隣接する二本の支柱により形成されるコーナー部における該コーナー支柱の入隅部に配置されるコーナー棚であって、
    前記コーナー支柱に対して取り付ける取付部と、隣接配置される他の棚板における一方の側端部を支持する棚板受け部とを具備していることを特徴とするコーナー棚。
  2. 前記取付部を形成してなるブラケット部と、該ブラケット部に支持されるコーナー棚板部とを具備し、該コーナー棚板部に前記棚板受け部を形成している請求項1記載のコーナー棚。
  3. 前記ブラケット部とコーナー棚板部とを一体的に具備している請求項2記載のコーナー棚。
  4. 前記棚板受け部が、前記コーナー棚板部のうち前記横連結部材とは異なる方向に延びる側端部を部分的に前記他の棚板の方向へ延出させて該他の棚板を載置し得る延出片である請求項2又は3記載のコーナー棚。
  5. 前記延出片の先端部に、前記コーナー棚板部の開放側端部における起立縁と平行に起立する起立片を形成し、これら起立縁と起立片とによって延出片に載置した前記他の棚板の側端部を挟持し得る挟持部を構成している請求項4記載のコーナー棚。
  6. 前記コーナー棚板部の幅寸法を、該コーナー棚板部の幅方向に対応する前記コーナー支柱と前記支柱との離間寸法よりも小さく設定している請求項2、3、4又は5記載のコーナー棚。
  7. 前記ブラケット部が、前記コーナー支柱と前記支柱との離間方向に幅寸法を有する一対の起立板を主体とするものであり、これら一対の起立板により形成されるコーナー部に、前記コーナー支柱に向けて前記取付部を突出させて形成している請求項2、3、4、5又は6記載のコーナー棚。
  8. 前記取付部が、前記入隅部に開口させてコーナー支柱に形成されたスリットに対して該入隅部の開き角度を二分する中心線に沿って挿抜可能に係合する係合爪である請求項1、2、3、4、5、6又は7記載のコーナー棚。
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