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JP4554804B2 - 内視鏡の湾曲操作装置 - Google Patents

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JP4554804B2
JP4554804B2 JP2000369465A JP2000369465A JP4554804B2 JP 4554804 B2 JP4554804 B2 JP 4554804B2 JP 2000369465 A JP2000369465 A JP 2000369465A JP 2000369465 A JP2000369465 A JP 2000369465A JP 4554804 B2 JP4554804 B2 JP 4554804B2
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bending
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は内視鏡の湾曲操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
内視鏡においては一般に、挿入部の先端付近に形成された湾曲部を、挿入部の基端に連結された操作部からの遠隔操作によって任意に屈曲させることができるようになっている。
【0003】
そのような湾曲操作を行うための湾曲操作装置には各種の機構が採用されているが、操作部材によって回転駆動されるスプロケット歯車によりチェーンを牽引するようにした機構がよく知られている(例えば特許2627549号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
内視鏡の湾曲操作装置は一般に、先端が湾曲部に連結された一対の操作ワイヤの一方を牽引して一方を逆方向に押し出すようになっている。
【0005】
ただし、内視鏡の湾曲操作装置独特の特徴として、押し出し方向の操作ワイヤの移動量の方が引っ張り方向の操作ワイヤの移動量より小さいので、押し出し方向の操作ワイヤに生じる弛みを吸収する必要がある。
【0006】
そのような操作ワイヤの弛みを吸収するようにした湾曲操作機構も従来各種のものが考案されているが、いずれも、ニュートラル位置から押し出し方向に牽引ストロークと同じ長さのスペースを真っ直ぐに確保する必要があるため、操作ワイヤの牽引ストロークの増大と共に操作部が長く大きくなってしまう問題があった。
【0007】
そこで本発明は、湾曲操作機構の長さを短縮することができて、小さな操作部でも十分な牽引ストロークを確保することができる内視鏡の湾曲操作装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡の湾曲操作装置は、操作部材によって回転駆動される原動スプロケット歯車と、原動スプロケット歯車との間に間隔をあけて配置された従動スプロケット歯車と、二つのスプロケット歯車にほぼ弛みなく平行掛けされたタイミングベルトとを有し、原動スプロケット歯車を回転駆動することにより、タイミングベルトに基端部が連結された一対の操作ワイヤの一方が原動スプロケット歯車側に牽引されて他方が押し戻されるようにした内視鏡の湾曲操作装置において、原動スプロケット歯車が回転駆動されたときに押し戻される側の操作ワイヤの基端部が、従動スプロケット歯車の外周に沿って移動するようにしたものである。
【0009】
そして、操作ワイヤの基端部とタイミングベルトとの連結部において、操作ワイヤの基端部を従動スプロケット歯車の軸と平行な軸線周りに回転自在に構成することにより、押し戻される側の操作ワイヤに無理な力が作用しない。
【0010】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図2は、本発明の実施例の内視鏡を示しており、基端が操作部1に連結された挿入部2の先端部分に、操作部1からの遠隔操作によって屈曲する湾曲部3が形成され、対物光学系等を内蔵した先端部本体4が湾曲部3の先端に連結されている。
【0011】
操作部1内には、先端が湾曲部3に連結された一対の操作ワイヤ5を牽引操作するための湾曲操作機構10が配置されており、その湾曲操作機構10を操作するための湾曲操作ノブ6が、操作部1の上半部の側面に配置されている。
【0012】
挿入部2内において操作ワイヤ5をガイドする可撓性ガイド管7の基端部分は操作部1内のフレームに固定され、図示されていない先端部分は挿入部2の先端に固定されている。
【0013】
図3は、操作部1内に配置された湾曲操作機構10を示しており、湾曲操作ノブ6によって回転駆動される原動スプロケット歯車11が操作部1の上方位置に配置され、その下方(挿入部2寄りの位置)に、原動スプロケット歯車11から間隔をあけて従動スプロケット歯車12が回転自在に配置されている。
【0014】
原動スプロケット歯車11と従動スプロケット歯車12とには、タイミングベルト13がほぼ弛みなく平行掛けされており、原動スプロケット歯車11が回転すれば、それによってタイミングベルト13が平行掛けされた状態のまま移動して、従動スプロケット歯車12がそれにしたがって回転する。19は、タイミングベルト13が外れるをの防止するための回転自在なアイドルローラである。
【0015】
一対の操作ワイヤ5の基端部は、原動スプロケット歯車11と従動スプロケット歯車12に平行掛けされているタイミングベルト13の平行部の両側に分かれて、各々が連結部材15によってタイミングベルト13に連結されている。
【0016】
連結部材15は、タイミングベルト13にリベット等で固定された板状片15aと、操作ワイヤ5の基端に固着された環状片15bよりなり、環状片15bが板状片15aに穿設された孔に緩く通されていることにより、操作ワイヤ5の基端部が、従動スプロケット歯車12の軸と平行な軸線周りに自由に回転することができる。
【0017】
そして、連結部材15及び操作ワイヤ5との干渉を避けるために、図4にも示されるように、従動スプロケット歯車12の歯幅の中央寄りの部分には、両側部分より凹んだ外周溝12aが全周にわたって形成されている。
【0018】
また、図示は省略されているが、原動スプロケット歯車11もそれと同じ形状に形成されており、タイミングベルト13の下半側の半周の中央寄りの部分には、連結部材15及び操作ワイヤ5との干渉を避けるためにスリット13aが形成されている。
【0019】
このように構成された内視鏡の湾曲操作装置においては、湾曲操作ノブ6を回転操作することにより原動スプロケット歯車11が回転駆動され、それによって図1に示されるように、タイミングベルト13に連結された一対の操作ワイヤ5うちの一方の操作ワイヤ5aが原動スプロケット歯車11側に牽引され、他方の操作ワイヤ5bが押し戻される。
【0020】
そして、牽引側の操作ワイヤ5aの連結部材15は原動スプロケット歯車11の外周に沿う位置まで牽引され、押し戻される側の操作ワイヤ5bの連結部材15は従動スプロケット歯車12の外周に沿う位置まで戻される。
【0021】
その際、押し戻される側の操作ワイヤ5bの移動ストロークが牽引側の操作ワイヤ5aの移動ストロークより小さいので、押し戻される側の操作ワイヤ5bの連結部材15が従動スプロケット歯車12の外周に沿う状態に移動することにより、押し戻し量が短くなって操作ワイヤ5の弛みが吸収される。
【0022】
このように、押し戻される側の操作ワイヤ5bの連結部材15が従動スプロケット歯車12の外周に沿って移動するように構成することにより、湾曲操作機構10の全体の長さを短く形成するこができ、操作部1を小型化しても十分な湾曲ストロークを確保することができる。
【0023】
そして、押し戻される側の操作ワイヤ5bの基端部に固着されている環状片15bが、板状片15aに対して従動スプロケット歯車12の軸と平行な軸線周りに自由に回転することができるので、押し戻される側の操作ワイヤ5bは自然な方向性を保ち無理な力がかからない。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、原動スプロケット歯車が回転駆動されたときに押し戻される側の操作ワイヤの基端部が従動スプロケット歯車の外周に沿って移動するように操作ワイヤの基端部をタイミングベルトに連結したことにより、湾曲操作機構の長さを短縮することが可能であり、小さな操作部でも十分な湾曲ストロークを確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の内視鏡の湾曲操作装置の湾曲操作状態の平面図である。
【図2】本発明の実施例の内視鏡の全体構成を示す外観図である。
【図3】本発明の実施例の内視鏡の湾曲操作装置の一部を断面で示す平面図である。
【図4】本発明の実施例の内視鏡の湾曲操作装置の部分斜視図である。
【符号の説明】
1 操作部
2 挿入部
3 湾曲部
5 操作ワイヤ
5a 牽引側の操作ワイヤ
5b 押し戻される側の操作ワイヤ
6 湾曲操作ノブ
10 湾曲操作機構
11 原動スプロケット歯車
12 従動スプロケット歯車
12a 外周溝
13 タイミングベルト
13a スリット
15 連結部材
15a 板状片
15b 環状片

Claims (2)

  1. 内視鏡の挿入部の先端部分に設けられた湾曲部を遠隔操作により屈曲させるため、上記湾曲部に先端が連結された一対の操作ワイヤを選択的に牽引操作することができるように、上記挿入部の基端に連結された操作部に設けられた内視鏡の湾曲操作装置であって、
    操作部材によって回転駆動される原動スプロケット歯車と、上記原動スプロケット歯車との間に間隔をあけて配置された従動スプロケット歯車と、上記二つのスプロケット歯車にほぼ弛みなく平行掛けされたタイミングベルトとを有し、上記原動スプロケット歯車を回転駆動することにより、上記タイミングベルトに基端部が連結された上記一対の操作ワイヤの一方が上記原動スプロケット歯車側に牽引されて他方が押し戻されるようにした内視鏡の湾曲操作装置において、
    上記各操作ワイヤの基端部が、上記従動スプロケット歯車の軸と平行な軸線周りに回転できる状態で上記タイミングベルトに連結されて、
    上記原動スプロケット歯車が回転駆動されたときに押し戻される側の操作ワイヤの基端部が、上記従動スプロケット歯車の外周に沿って移動するようにしたことを特徴とする内視鏡の湾曲操作装置。
  2. 上記操作ワイヤの基端部と上記タイミングベルトとを連結する連結部材が、上記タイミングベルトに取り付けられた板状片と、上記操作ワイヤの基端に取り付けられた環状片からなり、上記板状片に穿設された孔に上記環状片が緩く通されている請求項1記載の内視鏡の湾曲操作装置。
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