JP4519978B2 - ゴルフボール - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はゴルフボールに関するものであり、特にゴルフボールのディンプル配置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ゴルフボールは、その表面に300個〜550個程度のディンプルを備えている。ディンプルの役割は、ゴルフボール飛行時にゴルフボール周りの空気の流れを乱すことによって境界層の乱流遷移を促進し、乱流剥離を起こさせることにある(以下「ディンプル効果」とも称される)。乱流遷移の促進により空気のゴルフボールからの剥離点が後方に下がり、圧力抵抗が小さくなってゴルフボールの飛距離が増大する。また、乱流遷移の促進により、バックスピンに起因するゴルフボールの上側と下側とにおける剥離点の差が助長され、ゴルフボールに作用する揚力が高められる。従って、乱流遷移を促進しやすいディンプル配置、すなわち空気の流れをよりよく乱すことができるディンプル配置ほど、空力的に優れたものであるといえる。
【0003】
ディンプルの配置には、正多面体又は準正多面体(以下併せて「多面体」とも称される)が用いられることが多い。すなわち、球に内接する多面体が想定され、球中心から球面に放射される光線によって多面体の辺が球面に投影されて稜線が形成され、この稜線によって球面が区画されてディンプルが配置される。用いられる多面体としては、正六面体、正八面体、正十二面体、正二十面体、立方八面体、20・12面体等が挙げられる。
【0004】
これらの中でも正八面体は、配置されるディンプルが整然と並んで美しいという理由により、一般的なゴルフボールに古くから賞揚されてきた。正八面体の辺が投影された稜線は、大円状の3本の区画線を形成する。これらの区画線は、互いに直交する。区画線によって球面は8個の球面正三角形に区画される。各球面正三角形には、完全に等価に、又は略等価にディンプルが配置される。このようなディンプル配置方法は、正八面体配置と称されている。
【0005】
ところでゴルフボールは、ともに半球状キャビティを備えた上型及び下型から成形される。成形されたゴルフボール表面の、上型と下型との合わせ目に相当する部分(パーティングライン)には、バリが発生する。このバリは、砥石等で研削・除去される。除去の容易のため、パーティングライン上にはディンプルが形成されないことが多い。通常の正八面体配置では、3本の区画線上にディンプルが全く存在せず、この区画線のうちの1本がパーティングラインと一致している。このようなゴルフボールは、例えば特開昭60−11665号公報等に開示されている。
【0006】
このような正八面体配置のゴルフボールではパーティングライン上にディンプルが存在しないので、このパーティングライン(区画線でもある)がバックスピンの周速が最も早い部分(以下「最速部分」とも称される)と一致したときのディンプル効果が不十分となりやすい。また、前述のようにパーティングライン上のバリは研削によって除去されるが、除去時にゴルフボール表面のパーティングライン近傍が一緒に研削され、ディンプルが変形してディンプル効果が減じられてしまうおそれもある。さらに、パーティングライン左右のディンプル配置は同等であり、またパーティングラインに沿って同等のディンプル配置が繰り返されるので、これに起因してパーティングラインが最速部分と一致したときのディンプル効果が不十分となりやすい。すなわち、このような正八面体配置のゴルフボールでは、
(1)ディンプルが存在しない大円帯である、
(2)切削により周囲のディンプルが変形するおそれがある
及び
(3)回転によって出現するディンプル配置が単調である
という3点の悪条件全てが、パーティングライン上で実現されてしまっているのである。
【0007】
特開平11−70186号公報には、区画線上にディンプルが存在する正八面体配置のゴルフボールが開示されている。このゴルフボールでは、パーティングライン又はその近傍が最速部分と一致したときのディンプル効果が、区画線上に存在するディンプルにより高められる。すなわち、上記(1)の不都合は解消される。しかしながら、区画線のうちの1本が上記(2)及び(3)の悪条件を依然としてともに満たすことに変わりはない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、整然として美しいという正八面体配置の長所が生かされつつ、特定の大円が最速部分と一致したときのディンプル効果の低減が抑制されたゴルフボールの提供を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するためになされた発明は、
内接する正八面体の辺が投影されることにより形成された3本の大円状の区画線によって区画された8個の球面正三角形に等価に又は略等価にディンプルが配置されており、ディンプルと交差しない大円である大円帯が全く存在しないゴルフボールであって、
この3本の区画線がいずれも赤道線と一致していないことを特徴とするゴルフボール、
である。
【0010】
このゴルフボールでは、赤道線が区画線と一致していないので、切削によりディンプルが変形するおそれのある部分(赤道線の近傍)と、回転によって出現するディンプル配置が単純である部分(区画線の近傍)とが一致しない。従って、上記(2)及び(3)の悪条件を同時に満たす大円、すなわち最速部分と一致したときのディンプル効果の低減が極端に大きい大円が存在しない。しかも、このゴルフボールには、大円帯(ディンプルと交差しない大円)が存在しない。このため、このゴルフボールは飛距離に優れ、また、空力的対称性にも優れる。また、このゴルフボールでは8個の球面正三角形に等価に又は略等価にディンプルが配置されているので、ディンプルが整然と並んで美しい。
【0011】
ここで赤道線とは、上型及び下型から成形されるゴルフボールが地球儀と想定され、上型キャビティの最上部が北極点とされ、下型キャビティの最下点が南極点とされたときの、ゼロ度の緯線に相当する線である。なお、上型及び下型がともに完全な半球状キャビティを備える場合は、赤道線はパーティングライン(金型を分割する線)と一致する。
【0012】
前述のようにこのゴルフボールには大円帯が存在しないので、赤道線もディンプルと交差する。好ましくは、赤道線と交差する全てのディンプルはこの赤道線と中心交差しない。中心交差とは、ディンプルの中心(円形でないディンプルの場合は重心)を線が通過するようにディンプルと線とが交差することを意味する。赤道線と交差するディンプルが赤道線と中心交差しないので、このディンプルと赤道線との交差代(ディンプルに接してかつ赤道線に平行な線のうち赤道線に近いものと赤道線との距離)は、そのディンプル直径の1/2未満となる。大円帯が存在しないゴルフボールは通常パーティングラインが凹凸状である金型から成形されるが、交差代がディンプル直径の1/2未満であれば、パーティングラインが赤道線からさほど離される必要が無く、凹凸の程度が少なくてすむ。従って、金型の作製やゴルフボールの成形にさほどの困難が伴わない。
【0013】
好ましくは、赤道線と交差するディンプルの個数は12個以上24個以下である。これにより、赤道線が最速部分と一致したときのディンプル効果の低減抑制とゴルフボール製造の容易性とが両立される。また、好ましくは、赤道線と交差する全てのディンプルでの交差代はそのディンプル直径の1/4未満である。これによりパーティングラインの凹凸の程度がさらに小さくなる。
【0014】
好ましくは、3本の区画線のそれぞれは16個以上のディンプルと中心交差する。これにより、区画線が最速部分と一致したときのディンプル効果の低減が抑制される。
【0015】
好ましくは、赤道線は球面正三角形の辺の中点を結ぶことによって得られる大円と一致する。これにより、赤道線に沿ってゴルフボールが一回転したとき、赤道線の左右それぞれに、3個の球面二等辺三角形と3個の球面台形とが交互に出現する。従って、回転によって出現するディンプル配置が単調でなく、赤道線が最速部分と一致したときのディンプル効果の低減が抑制される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、適宜図面が参照されつつ、本発明の実施形態が説明される。
【0017】
図1は、本発明の一実施形態にかかるゴルフボールが示された正面図である。また、図2は、図1のゴルフボールの平面図である。また、図3は、図1のゴルフボールの斜め上方からの斜視図である。このゴルフボールの直径は、通常42.67mmから43.00mm程度である。このゴルフボールは、表面に多数のディンプル1を備えている。図1に例示されるように、ディンプル1には、その直径が大きなものから順にAディンプル、Bディンプル、Cディンプル及びDディンプルの4種が存在する。
【0018】
このゴルフボールのディンプルは、正八面体配置である。すなわち、球面に内接する正八面体が想定され、この正八面体の12本の辺が投影された12本の稜線によって球面が球面正三角形に区画されている。4本の稜線が連続することで大円状の区画線Lが形成されている。図1に示されるように、区画線Lは3本存在する。区画線Lは、球面正三角形の頂点にて他の区画線Lと直交している。図1から図3において符号T1からT8で示されるように、球面正三角形は8個存在している。各球面正三角形T1−T8には、ほぼ等価にディンプル1が配置されている。なお、後に詳説されるように、各球面正三角形T1−T8のディンプル1配置は、完全に等価ではない。
【0019】
図3から明らかなように、区画線Lの両側のディンプル配置は、ほぼ線対称である。また、区画線Lが最速部分と一致する場合、ゴルフボールが一回転する間に、この区画線Lの左右にはそれぞれ球面正三角形が4回ずつ出現する。この出現は単調であるので、区画線Lが最速部分と一致する場合はディンプル効果がやや低減する。
【0020】
図1及び図3において符号Eで示されるのは、赤道線である。また、球面のうち赤道線Eから最も遠い位置が、ポールPである。ポールPは、上下で2カ所存在する。図1から明らかなように、赤道線Eはディンプル1と交差する。このゴルフボールには、大円帯は存在しない。
【0021】
図4は、図1のゴルフボールが示された拡大部分図である。この図では、赤道線EとともにパーティングラインPLが画かれている。パーティングラインPLは直線部分と曲線部分とからなり、直線部分は赤道線Eと一致している。パーティングラインPLは、上型と下型との合わせ目である。図4から明らかなように、パーティングラインPLはディンプル1を避けて存在している。これによりディンプル1の中にバリが発生することが防止され、バリの研削・除去が容易となる。
【0022】
バリが研削される際、パーティングラインPLの近傍が切削されてディンプル1が変形することがある。ディンプル1の変形により、赤道線Eが最速部分と一致したときのディンプル効果が低減することがある。このゴルフボールでは、赤道線Eは区画線Lとは一致していない。すなわち、ディンプル1の変形によってディンプル効果が低減するおそれがある箇所(赤道線E)と、回転によって出現するディンプル配置が単調であることによってディンプル効果が低減するおそれがある箇所(区画線L)とが一致していない。従って、両者の相乗効果によって極端にディンプル効果が低減してしまう箇所が存在しない。ディンプル効果の低減抑制の観点から、両者はなるべく離れているのが好ましい。具体的には、ある一つの区画線Lを含む平面と赤道線Eを含む平面とがなす球の中心角度は20度(deg)以上が好ましく、30度以上が特に好ましい。そして、このような赤道線Eとの関係が、全ての区画線Lにおいて達成されるのが好ましい。両者が最も離れた場合の中心角度は90度である。なお、図1から図4に示されたゴルフボールでは、この中心角度は35.26度である。
【0023】
図4に示されるように、赤道線Eはディンプル1と中心交差しない。従って、赤道線Eと、この赤道線Eと交差するディンプル1との交差代(図4において両矢印Iで示される)は、このディンプル1の直径の1/2未満である。これにより、パーティングラインPLのうち赤道線Eから最も離れた部分と赤道線Eとの距離(図4において両矢印Wで示される)が小さくされうる。すなわち、パーティングラインPLの凹凸の程度が少なく、従って金型の作製やゴルフボールの成形が容易である。交差代Iは当該ディンプル1の直径の1/4未満が好ましく、また、このような赤道線Eとの関係が赤道線Eと交差する全てのディンプル1において達成されるのが好ましい。なお、図4では、赤道線Eと交差するディンプル1の直径は4.00mmであり、交差代Iは0.25mmである。従って、交差代Iはディンプル1直径の約6.25%である。
【0024】
図4のゴルフボールでは、パーティングラインPLはディンプル1のエッジからやや離れて(すなわち図4では上方に)形成されているが、パーティングラインPLがディンプル1のエッジと一致してもよい。これにより、パーティングラインPLのうち赤道線Eから最も離れた部分と赤道線Eとの距離Wがより小さくされる。
【0025】
赤道線Eと交差するディンプル1の個数は12個以上24個以下が好ましく、16個以上20個以下が特に好ましい。個数が上記範囲未満であると、赤道線Eが最速部分と一致したときのディンプル効果が低減してしまうことがある。逆に、個数が上記範囲を超えると、金型の作製やゴルフボールの成形が困難となってしまうことがある。前述のように、金型作成の都合等の理由からは交差代Iは小さい方が好ましいが、あまりに小さすぎると赤道線Eが最速部分と一致したときのディンプル効果が低減してしまうことがある。この観点から、少なくとも12個以上のディンプル1が、0.15mm以上の交差代で赤道線Eと交差するのが好ましい。なお、図1から図4に示されたゴルフボールでは、赤道線Eと交差するディンプル1の個数は18個である。
【0026】
図3から明らかなように、区画線Lはディンプル1と中心交差している。前述のように区画線Lに沿ってゴルフボールが回転したときに出現するディンプル配置は単調であるが、区画線Lがディンプル1と中心交差することにより、ディンプル効果の低減が抑制される。この観点から、1本の区画線Lと中心交差するディンプル1の個数は16個以上が好ましく、18個以上が特に好ましい。そして、この範囲内の中心交差数が全ての区画線Lにおいて達成されるのが好ましい。なお、図1から図4に示されたゴルフボールでは、1本の区画線Lと中心交差するディンプル1の個数は20個である。
【0027】
図1から明らかなように、赤道線Eは、球面正三角形T1−T8の隣り合う辺の中点(例えば、球面正三角形T7では点b及び点c)同士が結ばれることによって形成されている。赤道線Eは、球面正三角形T1−T8を球面二等辺三角形(点a、点b及び点cが結ばれることによって得られる)と、球面台形(点b、点d、点e及び点cが結ばれることによって得られる)とに区分する。赤道線Eに沿ってゴルフボールが一回転したとき、赤道線Eの左右それぞれに、3個の球面二等辺三角形と3個の球面台形とが交互に出現する。従って、回転によって出現するディンプル配置が単調でなく、赤道線Eが最速部分と一致したときのディンプル効果の低減が抑制される。
【0028】
ここで、図1から図4に示されたゴルフボールのディンプル配置手法が詳説される。この手法では、まず図5に示されるように、球面正三角形Tのなかに直径の異なる4種類のディンプル1が配置される。このディンプル配置は、三重回転対称である。すなわち、球面正三角形Tの重心を通過する軸Oの回りに120度回転されることにより、元の配置となる。この球面正三角形Tの配置が8個の球面正三角形(T1からT8)に展開され、球面全体にディンプル1が配置される。この際、球面正三角形T1、T3、T5及びT7には、図5の球面正三角形Tのディンプル配置がそのまま展開される。一方、球面正三角形T2、T4、T6及びT8には、図5の球面正三角形Tのディンプル配置がミラー反転されたディンプル配置が展開される。このミラー反転されたディンプル配置は、元の球面正三角形Tのディンプル配置と線対称である。すなわち、全体にディンプル1が配置された球面では、8個の球面正三角形は全て等価である。なお、本明細書でディンプル配置が等価であるとは、ディンプル配置同士が同一であるか、又はディンプル配置同士が線対称である状態を意味する。
【0029】
図5において符号zで示される3個のディンプルは、直径が最小であるDディンプルである。また、符号x及び符号yで示されるディンプルは、直径が2番目に大きなBディンプルである。球面正三角形T2からT7において、符号zで示されるディンプルのうちの1個は、赤道線Eと中心交差する(図1において点線で示されたディンプルzを参照)。このように赤道線Eと中心交差するディンプルが存在すると、金型の作製やゴルフボールの成形が困難となる。そこで、図1では1個のディンプルzが削除されている。また、ディンプルzの削除によって広面積のランド部(ディンプルでない領域)が形成されてしまうことを防止する目的で、図5におけるディンプルx及びディンプルyの直径が大きくされ、Aディンプルとされる(図1において符号x’及び符号y’で示される)。また、削除されたディンプルzの回りのディンプルの位置が、微調整される。
【0030】
ゴルフボール全体での対称性を大幅には損なわせないという理由から、削除されるディンプル1の個数は、全ディンプル個数(削除前の個数)の5%以下、特には2%以下が好ましい。また、ゴルフボール全体での対称性を大幅には損なわせないという理由及び外観上目立ちにくいという理由から、削除されるディンプル1は直径が最も小さなDディンプルであるのが好ましい。図1から図4に示されたゴルフボールでは、T2からT7の6個の球面正三角形において1個ずつの、すなわちゴルフボール全体では6個のディンプルzが削除されている。
【0031】
ゴルフボール全体での対称性を大幅には損なわせないという理由から、直径の変更又は位置の移動が行われるディンプル1の個数は、全ディンプル個数(削除前の個数)の25%以下、特には20%以下が好ましい。図1から図4に示されたゴルフボールでは、T2からT7の6個の球面正三角形において2個ずつの、すなわちゴルフボール全体では12個のディンプル1が、直径変更されている。また、図1から図4に示されたゴルフボールでは、T2からT7の6個の球面正三角形において10個ずつのディンプル1が、位置移動されている。この10個には、上記直径変更がなされかつ位置移動がなされた2個のディンプル1と、位置移動のみがなされた8個のディンプル1とが含まれる。ゴルフボール全体で位置移動がなされたディンプル1の個数は60個である。従って、直径変更又は位置移動が行われたディンプル1の個数は、60個となる。
【0032】
すなわち、このゴルフボールの、球面正三角形T3、T5及びT7のディンプル配置は、球面正三角形T1のディンプル配置から、ディンプルzの削除、ディンプル1の直径変更及びディンプル1の位置移動の微調整が行われたものである。また、球面正三角形T2、T4及びT6のディンプル配置は、球面正三角形T8のディンプル配置から、ディンプルzの削除、ディンプル1の直径変更及びディンプル1の位置移動の微調整が行われたものである。そして、球面正三角形T3、T5及びT7のそれぞれのディンプル配置は、球面正三角形T2のディンプル配置(T4及びT6のディンプル配置でもある)と線対称である。
【0033】
このように、互いに等価(すなわち同一か又は線対称)なディンプル配置を有する2個の球面正三角形の一方又は両方において、前述のような、対称性が大幅には損なわれない範囲でディンプル1の削除、直径の変更、位置の移動等が行われた場合、両者の関係は、本明細書では「略等価」と称される。そして、全ての球面正三角形T1−T8が互いに等価又は略等価であるディンプル配置が、本明細書では「正八面体配置」と称される。
【0034】
前述のように、このゴルフボールには、直径の異なるAからDの4種類のディンプル1が設けられている。空気の流れがよりよく乱されるという理由から、ディンプル1の種類は2以上、特には4以上が好ましい。また、同様の理由から、ゴルフボール仮想球の表面積に対するディンプル面積の総和の比率は、60%以上90%以下が好ましい。
【0035】
【実施例】
以下、実施例に基づいて本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではないことはもちろんである。
【0036】
[実施例]
ソリッドゴムからなるコア層の周りにアイオノマー樹脂組成物を射出成形してカバー層を形成し、ディンプル配置が図1から図3に示された正八面体配置である実施例のゴルフボールを得た。このゴルフボールは、下記の表1に示されるように、直径が4.00mmのAディンプルを192個、直径が3.75mmのBディンプルを108個、直径が3.30mmのCディンプルを60個、そして直径が2.40mmのDディンプルを30個備えており、ディンプル総数は390個である。このゴルフボールでは大円帯は存在しておらず、また、区画線と赤道線は一致していない。このゴルフボールには赤道線と交差するディンプルが18個存在し、従ってパーティングラインは凹凸状である。このゴルフボールの外径は42.70mm±0.03mmであり、コンプレッションは90±2の範囲内であった。また、ディンプル容積(ディンプルエッジを含む平面とディンプル表面との間の容積)の総和は、320mm3であった。
【0037】
[比較例1]
正面図が図6に、そして平面図が図7に示されるようなディンプル配置とした他は実施例と同様にして、比較例1のゴルフボールを得た。このゴルフボールは、下記の表1に示されるように、直径が4.50mmのAディンプルを168個、そして直径が3.40mmのBディンプルを168個備えており、ディンプル総数は336個である。このゴルフボールは正八面体配置であり、3本の区画線はディンプルと交差しない大円帯である。区画線のうちの1本は赤道線と一致しており、従って赤道線はディンプルと交差しない。このため、パーティングラインは凹凸状とされる必要がない。
【0038】
[比較例2]
正面図が図8に、そして平面図が図9に示されるようなディンプル配置とした他は実施例と同様にして、比較例2のゴルフボールを得た。このゴルフボールは、下記の表1に示されるように、直径が4.00mmのAディンプルを192個、直径が3.75mmのBディンプルを108個、直径が3.30mmのCディンプルを60個、そして直径が2.40mmのDディンプルを30個備えており、ディンプル総数は390個である。このゴルフボールは実施例のゴルフボールのディンプル位置を微小に移動させて、赤道線がディンプルと交差しないようにしたものである。従って、このゴルフボールには大円帯が1本存在し、また、区画線と赤道線とは一致していない。また、パーティングラインは凹凸状とされる必要がない。
【0039】
【表1】
【0040】
[対称性テスト]
実施例及び比較例1のゴルフボールを40個ずつ用意した。一方、ツルテンパー社製のスイングロボットにメタルヘッド製のドライバー(W1)を取り付け、ヘッド速度が49m/sとなるようにマシン条件を調整した。そして、各ゴルフボールを打撃し、キャリー(発射地点から落下地点までの距離)を測定した。打撃に際しては、ポール打ちとシーム打ちとを交互に行った。なお、ポール打ちとは、両ポールを結ぶ直線とゴルフボールの中心で直交する直線がバックスピンの回転軸となるようなゴルフボールの打撃の仕方である。また、シーム打ちとは、両ポールを結ぶ直線がバックスピンの回転軸となるようなゴルフボールの打撃の仕方である。この結果が、下記の表2に示されている。
【0041】
【0042】
表2において実施例のゴルフボールは、比較例1のゴルフボールに比べてポール打ちとシーム打ちとの差が少ない。これは、実施例のゴルフボールでは赤道線(切削により周囲のディンプルが変形するおそれがある箇所)と区画線(回転によって出現するディンプル配置が単調である箇所)とが一致しておらず、しかも赤道線は大円帯でないため、バックスピンの周速が最も速い部分が赤道線となるシーム打ちの際のディンプル効果の低減が防止されることによる。また、表2において、比較例1のゴルフボールよりも実施例のゴルフボールの方が飛距離が大きい。これは、実施例のゴルフボールの方が、ディンプル効果を減じる大円帯が少ないためである。
【0043】
[飛距離テスト]
実施例及び比較例2のゴルフボールを20個ずつ用意した。一方、前述のドライバーをスイングロボットに取り付け、ヘッド速度が45m/s、打ち出し角度が10度、バックスピン速度が3000rpmとなるようにマシン条件を調整した。そして、各ゴルフボールを打撃し、トータル飛距離(発射地点からゴルフボール静止地点までの距離)を測定した。この結果が、下記の表3に示されている。
【0044】
【0045】
表3において、実施例のゴルフボールは比較例2のゴルフボールに比べて飛距離が大きい。これは、実施例のゴルフボールでは赤道線がディンプルと交差しており、従って表面に大円帯が存在していないためである。これらの評価結果より、本発明の優位性が確認された。
【0046】
【発明の効果】
以上説明されたように、本発明のゴルフボールでは、特定の大円が最速部分と一致したときのディンプル効果の低減が抑制される。従ってこのゴルフボールは、空力的対称性に優れかつ飛距離に優れる。また、このゴルフボールのディンプルは正八面体配置であり整然としているので、見る者に美観を与える。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態にかかるゴルフボールが示された正面図である。
【図2】図2は、図1のゴルフボールが示された平面図である。
【図3】図3は、図1のゴルフボールが示された斜め上方からの斜視図である。
【図4】図4は、図1のゴルフボールが示された拡大部分図である。
【図5】図5は、図1から図4のゴルフボールのディンプル配置方法を説明するための正面図である。
【図6】本発明の比較例1のゴルフボールが示された正面図である。
【図7】図6のゴルフボールが示された平面図である。
【図8】本発明の比較例2のゴルフボールが示された正面図である。
【図9】図8のゴルフボールが示された平面図である。
【符号の説明】
1・・・ディンプル
L・・・区画線
E・・・赤道線
P・・・ポール
T1−T8・・・球面正三角形
Claims (4)
- 内接する正八面体の辺が投影されることにより形成された3本の大円状の区画線によって区画された8個の球面正三角形にディンプルが配置されており、ディンプルと交差しない大円である大円帯が全く存在しないゴルフボールであって、
この3本の区画線がいずれも赤道線と一致しておらず、
上記8個の球面正三角形が、一方のポールを含む球面正三角形(T1)、他方のポールを含む球面正三角形(T8)及び赤道を含む6個の球面正三角形(T2−T7)からなり、球面正三角形T2、球面正三角形T3、球面正三角形T4、球面正三角形T5、球面正三角形T6及び球面正三角形T7が、この順に、赤道に沿って並んでおり、
球面正三角形T2、T4及びT6のディンプル配置が同一であり、球面正三角形T3、T5及びT7のディンプル配置が同一であり、
球面正三角形T1のディンプル配置が、球面正三角形T8のディンプル配置と異なっており、
球面正三角形T1のディンプル配置が、球面正三角形T8のディンプル配置がミラー反転されたものであり、
球面正三角形T2、T4及びT6のディンプル配置が、球面正三角形T3、T5及びT7のディンプル配置と異なっており、
球面正三角形T2、T4及びT6のディンプル配置が、球面正三角形T3、T5及びT7のディンプル配置がミラー反転されたものであり、
上記3本の区画線のそれぞれが16個以上のディンプルと中心交差することを特徴とするゴルフボール。 - 赤道線と交差する全てのディンプルがこの赤道線と中心交差しない請求項1に記載のゴルフボール。
- 上記赤道線と交差するディンプルの個数が12個以上24個以下であり、この赤道線と交差する全てのディンプルでは交差代がそのディンプル直径の1/4未満である請求項1又は請求項2に記載のゴルフボール。
- 上記赤道線が球面正三角形の辺の中点を結ぶことによって得られる大円と一致している請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のゴルフボール。
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