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JP4519104B2 - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

内燃機関の可変動弁装置 Download PDF

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Description

本発明は、吸気弁や排気弁である機関弁のバルブリフト量を可変制御する内燃機関の可変動弁装置に関する。
従来の内燃機関の可変動弁装置としては、以下の特許文献1に記載されたものが知られている。
この可変動弁装置は、内燃機関のカムシャフトに設けられた駆動カムが旋回レバーを揺動させることによって、スイングアームを介して吸気弁を開閉作動させると共に、前記旋回レバーに曲線ディスクを当接させて、制御軸を介して前記曲線ディスクを回転させる。
これによって、前記旋回レバーの揺動支点を変更させて、前記吸気弁のバルブリフト量を可変制御するようになっている。
特表2004−521234公報
ところで、前記旋回レバーは、付勢スプリングによって先端側に付勢荷重が付与され、この付勢荷重が駆動カムと中央ローラとの接点を支点として前記旋回レバーに対して反時計方向のモーメントを発生させるようになっている。このモーメントは、旋回レバーの上端部のローラから前記曲線ディスクへの付勢荷重に変換される。したがって、この曲線ディスクが設けられた制御軸を支持する軸受け部にも前記付勢スプリングの付勢力が作用することになる。
この付勢荷重は、前記駆動カムのベースサークル領域、つまり吸気弁の0リフトの場合でも前記軸受け部に作用している。
ここで、制御軸が回転駆動される前の状態を考えると、この状態では前記軸受け部には、十分な油膜が形成されておらず、制御軸の外周面と軸受け部の内周面との間が、いわゆるメタルコンタクト状態になっている可能性がある。このため、軸受け部は、前記付勢スプリングの付勢荷重Fに加えて静摩擦係数に近い大きな摩擦係数μ0が作用していることになる。
ここで、前記制御軸を電動モータなどにより回転させてリフト特性を変化させる場合を考えると、大きな摩擦モーメントF×r×μ0が作用する。ここでrは、軸受け部の直径の半分の長さ。
したがって、この摩擦モーメントが制御軸の円滑な回転作動を抑制してしまい、リフト可変制御の切り換え応答性が遅くなる、といった問題がある。特に、制御軸の回転が立ち上がるまでの間は、摺動速度が遅いため、摩擦係数が大きくなって前記応答性に大きな影響を与える。
本発明は、前記各従来の可変動弁装置の技術的課題に鑑みて案出されたもので、請求項1に記載の発明は、クランクシャフトによって回転駆動する駆動カムと、揺動中心軸を支点として揺動運動を行うことによって機関弁を開閉作動させる揺動カムと、前記駆動カムの回転運動を前記揺動カムの揺動運動に変換する伝達機構と、機関運転状態に応じて回転することにより、前記伝達機構の姿勢を変化させて前記機関弁のリフト特性を変化させる制御軸と、前記伝達機構の駆動カム側の端部に設けられたローラ軸に回転自在に支持され、前記駆動カムに当接するローラと、を備え、前記ローラ軸を、該ローラ軸に対し径方向に直接作用する付勢力をもって前記駆動カム方向へ付勢する付勢部材を設けたことを特徴としている。
この発明によれば、付勢部材の付勢力がローラ軸の径方向へと直接作用してローラを駆動カムの中心側へ向かって押し付ける方向へ働くため、前記付勢部材の付勢力は前記制御軸の軸受け方向には、大きく作用することがなくなる。このため、制御軸の軸受けに作用する摩擦モーメントが低減して制御軸の円滑な回転作用が得られる。この結果、機関弁のリフト特性の切り換え応答性の向上が図れる。
請求項2に記載の発明は、前記伝達機構のローラ軸から前記揺動カムに至る各伝達部材を、確動的に連繋したことを特徴としている。
この発明は、請求項1の発明の作用効果に加えて、付勢部材が揺動カムに対して付勢しなくても、揺動カムの揺動軌跡を所定の揺動範囲内に抑制することができることから、リフト可変機構の挙動を安定化させることができる。すなわち、付勢部材は、ローラ軸を駆動カム側に付勢することによって、該ローラ軸の自由な移動を規制してその軌跡を所定範囲内に抑えることができ、このローラ軸から揺動カムまでの間の各部材の確動的な連繋により、揺動カムの揺動軌跡も所定範囲に抑制できるので、装置の常時安定した作動が得られる。
請求項3に記載の発明は、クランクシャフトによって回転駆動する駆動カムと、揺動中心軸を支点として揺動運動を行うことによって機関弁を開閉作動させる揺動カムと、前記駆動カムの回転運動を前記揺動カムの揺動運動に変換する伝達機構と、機関運転状態に応じて回転することにより、前記伝達機構の姿勢を変化させて前記機関弁のリフト特性を変化させる制御軸と、前記伝達機構の駆動カム側の端部に設けられて、前記駆動カムに直接当接するほぼ円弧面状のフォロア部と、前記伝達機構の駆動カム側の端部に設けられた支持部を介して前記フォロア部を前記駆動カム方向へ付勢する付勢部材と、を備え、前記付勢部材の付勢力が直接作用する前記支持部を、前記駆動カムの軸心と前記フォロア部の曲率中心を結ぶ線上に常時位置するように配置したことを特徴としている。
この発明によれば、請求項1の発明と同じく、付勢部材の付勢力が支持部を介してフォロア部を駆動カムの中心側へ向かって押し付ける方向へ働くため、前記付勢部材の付勢力は前記制御軸の軸受け方向には、大きく作用することがなくなる。このため、制御軸の軸受けに作用する摩擦モーメントが低減して制御軸の円滑な回転作用が得られる。この結果、機関弁のリフト特性の切り換え応答性の向上が図れる。
しかも、前記支持部を、前記結線上に常時位置するように配置したことから、駆動カムの前記フォロア部に対する押圧力の方向と付勢部材による付勢力の方向が支持部を介して互いに対向する方向へ作用して、該各押圧力が相殺されることから、前記付勢部材の制御軸に対する付勢力を十分に低減することが可能になる。
以下、本発明に係る内燃機関の可変動弁装置の実施形態を図面に基づいて説明する。この実施形態は、一気筒当たり2つの吸気弁を備えた動弁装置に適用されている。なお、排気弁側に適用することも可能である。
すなわち、可変動弁装置は、図1〜図3に示すように、シリンダヘッド1内に形成された一対の図外の吸気ポートを開閉する一気筒当たり2つの機関弁である吸気弁2,2と、機関前後方向に配置され、シリンダヘッド1の上端部に設けられた軸受け部8を介して回転自在に支持された駆動軸3と、一端側が前記吸気弁2,2の各ステムエンドに当接した各スイングアーム4,4と、シリンダヘッド1に保持されて、前記スイングアーム4の他端側が当接する各油圧ラッシアジャスタ5、5と、前記各スイングアーム4,4を介して各吸気弁2,2を開閉作動させる一対の揺動カム6,6と、前記駆動軸3の回転力を揺動運動に変換しながら前記揺動カム6,6に動力を伝達する伝達機構7と、機関運転状態に応じて前記伝達機構7の姿勢を変化させる制御機構とを備えている。
前記各吸気弁2は、バルブガイドを介してシリンダヘッド1に摺動自在に保持されていると共に、各ステムエンド2aの近傍に固定された各スプリングリテーナとシリンダヘッド1の内部上面との間に弾接された各バルブスプリング9によって閉方向に付勢されている。
前記駆動軸3は、外周に1気筒当たり1つの駆動カム10が一体に設けられ、一端部に設けられた図外の従動スプロケットを介してクランクシャフトからの回転力が伝達されるようになっている。前記各駆動カム10は、ほぼ繭形状に形成されて、ほぼ円弧状のベースサークル部10aと、ほぼ円弧状に突出したリフト部10bとから構成されて、駆動軸3の外周面に一体的に固定されている。
前記軸受け部8は、図1に示すように、シリンダヘッド1の外周部上端上に載置固定された枠状部材8aとシリンダヘッド1のブラケット部8bとの対向面間に形成されたそれぞれ半円弧状の軸受溝間に、前記駆動軸3を回転自在に支持している。また、この軸受け部8は、駆動軸3の上部に配置された後述する制御軸20をも軸受けしている。すなわち、前記ブラケット部8bの上端部にボルト固定されたキャップ部8cとの間の対向する半円弧状の軸受溝間に回転自在に支持している。
前記各スイングアーム4は、中央に形成された保持孔内にローラ4aがローラ軸4bを介して回転自在に支持されていると共に、一端部の下面が各吸気弁2のステムエンドに当接し、他端部の円弧状下面が油圧ラッシアジャスタ5のプランジャ5bの球状頭部に当接している。
前記油圧ラッシアジャスタ5は、周知の構造のものであって、シリンダヘッド1に形成された円柱状保持溝1a内に固定された有底円筒状のボディ5a内に、下部に高圧室との連通路を有する前記プランジャ5bが上下摺動自在に設けられている。そして、リフト区間では、前記プランジャ5bが下降した後、零リフト区間で油圧室の作動油がチェック弁を押し開いて高圧室に油圧が供給されて、プランジャ5bを上昇させることにより、スイングアーム4の一端部と各吸気弁2のステムエンドとの隙間を常時零調整するようになっている。
前記各揺動カム6は、図1にも示すように、ほぼC字形状に折曲形成され、中央に前記駆動軸3の外周に回転自在に摺動支持される支持溝6aが形成されていると共に、下端部の下面にカム面6bが形成されている。また、外側部には、ピン孔が形成されたボス部6cを有している。
前記支持溝6aは、ほぼU字形状に形成され、中央部が前記駆動軸3の外周面に回転摺動自在になっていると共に、先端側の開口部を形成する平行な両対向面間が前記駆動軸3の外周面所定位置に形成された2面幅部3aに係入しつつ揺動カム6を軸方向へ移動させることによって駆動軸3の外周面に嵌合するようになっている。
前記カム面6bは、前記先端部側の面がベースサークル面6dであり、また前記ボス部6c側の面がリフト面6eに形成されている。
前記伝達機構7は、後述する制御カムに揺動自在に支持されたロッカアーム11と、該ロッカアーム11の一端部12に設けられて、前記駆動カム10の外周面に当接するローラ14と、ロッカアーム11の二股状の他端部13、13と前記各揺動カム6,6とを連結する一対のリンク部材15、15とから主として構成されている。
前記ロッカアーム11は、側面ほぼ円弧状に折曲形成され、中央に前記制御カム21に支持孔16a(軸受け部)を介して揺動自在に嵌合した筒状基部16を有していると共に、該筒状基部16の一端側から下方へ円弧状に折曲して突出した前記一端部12には、平行な薄肉な支持壁12a、12aが一体に突設されている。この各支持壁12a、12aには、軸挿通孔がそれぞれ貫通形成されている。また、前記筒状基部16の他端側から下方へほぼ円弧状に折曲して突出した他端部13,13は、バランスを確保するために、筒状基部16の軸方向のほぼ中心位置を中心線として左右対称位置に配置されていると共に、その各先端部側にピン挿通孔が貫通形成されている。
前記ローラ14は、図1及び図3に示すように、前記一端部12の各支持壁12a、12aの間に配置されて、該両支持壁12a、12aに形成された各軸挿通孔に跨って挿通されたローラ軸17の外周に例えばニードルベアリングあるいはプレーンベアリングを介して回転自在に支持されている。前記ローラ軸17は、両端部17a、17bが前記両支持壁12a、12aの各ピン孔に圧入によって固定されていると共に、該各ピン孔から所定長さで外方に突出している。
前記各リンクロッド15は、軽量化と成形作業の容易性からそれぞれプレス成形によって横断面ほぼコ字形状に形成され、二股状の上端部15aが前記ロッカアーム11の各他端部13,13を挟持した状態で、該各他端部13,13にそれぞれのピン孔に挿通されたピン18、18を介して回動自在に連結されている。また、同じく二股状の下端部15bは、前記各揺動カム6の各ボス部6cを挟持した状態で、該各ボス部6cにそれぞれのピン孔に挿通されたピン19、19を介して回動自在に連結されており、このピン19,19は、前記各揺動カム6へ力を伝える伝達支点として機能している。
したがって、かかる伝達機構7は、ローラ軸17からロッカアーム11、各リンクロッド15及び各揺動カム6までが確動的(デスモ)に連繋されている。すなわち、各揺動カム6は、左右いずれの揺動方向も伝達機構7によって強制的に揺動される。
前記制御機構は、前記駆動軸3と平行に配置された前記制御軸20と、該制御軸20の外周面所定位置に一体的に設けられた1気筒当たり1つの制御カム21と、前記制御軸20を機関運転状態に応じて正逆回転制御する図外のアクチュエータと、該アクチュエータを駆動制御する図外の電子コントローラとから構成されている。
前記制御軸20は、機関の前後方向に延設されて、前述したように同じ軸受け部8の上部側にジャーナル部20aを介して回転自在に支持されていると共に、一端部が前記アクチュエータの駆動シャフトに連結されている。
一方、前記制御カム21は、制御軸20の外周に一体的に設けられて、前記筒状基部16の支持孔16a内に収容配置されていると共に、その軸心P1が制御軸20の軸心Pより所定長さαだけ偏心している。
アクチュエータは、例えば電動式であって、電動モータや減速機などから構成され、機関運転状態に応じて前記制御軸20を、正逆回転制御して所定の回転位置に保持するようになっており、前記電動モータは、前記電子コントローラによって回転駆動制御されている。
前記電子コントローラは、クランク角センサやスロットル開度センサ、水温センサ、エアーフローメータなどの各種のセンサ類からの情報信号を入力して現在の機関運転状態を演算などにより検出し、この検出信号を介して前記電動モータに出力する電流を制御するようになっている。
そして、この実施形態では、前記図1〜図3に示すように、前記ローラ14を駆動カム10方向へ付勢する付勢部材である捩りばね22が設けられている。
この捩りばね22は、平面ほぼコ字形状に形成されて、コ字形状に折曲形成された基端部22aがロッカカバー23などにブラケット24を介して2本のボルト25によって固定されていると共に、該基端部22aの下方に位置する左右捩り部22b、22bからほぼ横方向に延出した各先端部22c、22cが前記ローラ軸17の両端部17a、17bの上面に弾接しつつ下方へ付勢している。つまり、この両先端部22c、22cの付勢力FSは、図1の実線矢印で示すように、ローラ軸17の直径方向に沿って、つまりローラ14の直径方向に沿って作用し、ローラ14を駆動カム10に押し付けるように作用する。
以下、本実施形態の作用について説明する。まず、各吸気弁2,2の開閉動作について説明すれば、クランクシャフトから駆動軸3に伝達された回転力は、各駆動カム10に伝達されて、この各駆動カム10が回転すると、かかる回転力がローラ14に伝達されて、ロッカアーム11が制御カム21を中心に揺動して往復運動に変換する。かかる往復運動に伴って、各リンクロッド15が各揺動カム6を、ボス部6cを介して揺動させる。
これによって、カム面6b、つまりベースサークル面6dとリフト面6eがスイングアーム4のローラ4a上を移動し、該スイングアーム4が、油圧ラッシアジャスタ5のプランジャ5bを枢支点として揺動運動しながら各吸気弁2をバルブスプリング9のばね力などに抗して開閉作動させる。
次に、リフト可変の動作を説明すると、まず、機関のアイドリング運転時などの低回転低負荷運転域では、この運転状態を検出した電子コントローラによってアクチュエータが回転駆動して前記制御軸20を所定の回転位置に制御する。これにより、前記制御カム21は、図4及び図5に示すように、軸心P1が制御軸20の軸心Pより図中、右方向位置に回転移動して、該制御カム21の肉厚部が右方向位置に回転保持される。
したがって、ロッカアーム11は、その姿勢が図示のように制御カム21の薄肉部に押圧されて僅かに時計方向へ回動する。
このため、揺動カム6は、ピン19を介して図示のように同じく時計方向へ僅かに回動することから、前記カム面6bのローラ4aに対する当接位置が、ほぼ中央からベースサークル面6d寄りに移動する。
したがって、前記各駆動カム10の回転に伴う各揺動カム6の揺動運動によって開閉作動する前記各吸気弁2,2は、そのリフト量L1が図5に示すように、微小に制御される。これによって、混合気の流速が早くなって乱流などが発生し易くなって燃焼が良好になり、この結果、燃費の向上と機関回転の安定化が図れる。
一方、例えば、機関高回転高負荷領域に移行すると、この運転状態を検出した電子コントローラによってアクチュエータが回転駆動して前記制御軸20を例えば右方向へ回転させる。これにより、前記制御カム21は、図6、図7に示すように、その軸心P1が制御軸20の軸心Pの下方側位置に移動して制御カム21の肉厚部が右下方向の位置に回転保持される。
したがって、ロッカアーム11は、前記制御カム21によって支持孔16aを介して制御カム21を中心として反時計方向へ僅かに回動する。
このため、揺動カム6は、図示のように揺動支点であるピン19の位置が反時計方向へ移動して、スイングアーム6に近接した位置に保持される。これによって、前記カム面6bのローラ4aに対する当接位置が、該カム面4aのほぼ中央からリフト面6e寄りに移動する。
よって、前記各駆動カム10の回転に伴い各揺動カム6の揺動運動によって開閉作動する前記各吸気弁2,2は、図7に示すように、そのリフト量L2が大きく制御される。これによって、機関の出力の向上が図れる。
次に、この実施形態における前記捩りばね22の付勢力と制御軸20に対する前記付勢力の関係などについて図8及び図9に基づいて説明する。
まず、前記小リフト制御時の非リフト位置(図4参照)でのロッカアーム11に掛かる荷重を図8に基づいて説明すると、この時点では、各リンクロッド15からロッカアーム11に作用する荷重であるが、非リフト区間であり、各揺動カム6とスイングアーム4のローラ4aとの接点はベースサークル区間であるので、各揺動カム6にはバルブスプリング9から回転モーメントが掛からず、したがって、リンクロッド15からロッカアーム11へは殆ど荷重が作用しない。
次に、捩りばね22からの荷重について考察すると、前述したように、捩りばね22の各先端部22cからローラ軸17の両端部17a、17bに付勢荷重FSが作用する。この荷重FSは、ローラ軸17の軸心に向かって作用するので、図8に示すようにローラ軸17の軸心から荷重ベクトルFSを描いてある。
この荷重FSを受けて、この反作用として駆動カム10の外周面よりローラ14に反作用荷重FCが作用する。この荷重FCは、駆動軸3に軸心に向かって作用するので、図8に示すように、ローラ軸17の軸心から荷重ベクトルFCを描いている。
この荷重FSとFCの合力ベクトルFTは、FSの値に対して十分に小さな値となっている。これは、FSとFCが丁度ローラ軸17を挟み込むように作用しており、FSとFCの荷重方向がほぼ逆向きで、かつ大きさが同一レベルであるためである。
前記制御カム21に作用する荷重FT’は、釣り合いの関係から、前記FSとFCの合力ベクトルFTと等価になる。つまり、制御カム21に掛かる荷重FT’も十分に小さなものとなり、制御軸20のジャーナル部20aに作用する荷重も十分に小さくなる。
続いて、前記大リフト制御時の非リフト位置(図6参照)でのロッカアーム11に掛かる荷重を図9に基づいて説明すると、この時点では、制御カム21に作用する荷重FT’も小トルク制御時と同様に十分に小さくなる。この荷重FT’は、小リフト制御時と同様に制御軸20の制御カム21、つまり支持孔16aでの軸受け荷重としても働くが、同様に十分に小さな荷重になる。そして、同様に制御軸20のジャーナル部20aに作用する荷重も十分に小さくなる。
このように、本実施形態では、非リフト区間ではリフトの大小に拘わらず、制御カム21に働く軸受け荷重や、制御軸20のジャーナル部20aに働く軸受荷重は十分に小さい。なお、制御カム21に掛かる荷重をFT’とすれば、制御軸20のジャーナル部20に作用する荷重は、2軸で受けることになるので、FT’/2となる。
また、リフト区間では、バルブスプリング9のばね力が揺動カム6にモーメントを与え、これによって、制御カム21及び制御軸20のジャーナル部20aに荷重が掛かっているが、この区間でも捩りばね22による制御軸20のジャーナル部20aに対する荷重が十分に小さくなっている。
以上のように、非リフト区間やリフト区間を問わず、制御軸20の軸受け部に対する荷重が小さくなっていることから、前記大小リフト制御の切り換え応答性が良好になり、従来技術の改善効果が得られる。
かかる作用をさらに具体的に説明すると、制御軸20が回転し始める瞬間の応答性は、制御軸20の軸受け部8の荷重の小さな非リフト区間の影響が大きい。つまり、制御軸20のジャーナル部20aの軸受け部8に作用する荷重が小さい傾向にある非リフト区間で優先的に動き出すのである。
本実施形態では、その非リフト区間でさらに大幅に制御軸20の軸受け荷重が低下するので、回転の動きだしが速くなる。なぜならば、前記従来技術の駆動軸1回転のサイクルを通じて常時大きな軸受け荷重が継続するのに対して、本実施形態では、非リフト区間で大幅に軸受け荷重が低下する。そうすると、供給油圧の影響もあって、この間で、制御軸20のジャーナル部20aの外周面と軸受け部8の軸受け面との間、及び制御カム21の外周面と支持孔16aの内周面間に油膜が形成されやすいのである。特に、前記制御軸20のジャーナル部20aと軸受け部8の摩擦係数は、摺動が小さいので、静摩擦係数μ0に近い値をとりがちだが、本実施形態では、軸受荷重が十分に小さいのと供給油圧の影響で動摩擦係数に近い小さなμDとなっている。
制御軸20を電動モータなどによって回転させリフト特性を変化させる場合の摩擦モーメントMFは、制御軸20の軸受け荷重をFJ’/2、軸受けの半径をrとした場合に、MF=(FJ’/2)×r×μDとなる。
ここで、本実施形態ではFJ’/2が十分小さくなるのに加えて、μDが動摩擦に近い小さな値となることもあり、制御軸20の回転が円滑に立ち上がるのである。すなわち、制御軸20の軸受け部に作用する摩擦モーメントが低減し、制御軸20の円滑な作動が可能になる。これによって、リフト特性の切り換え応答性が向上する。
また、本実施形態では、捩りばね22が、各揺動カム6自体を押し上げるのではないので、揺動カム6を非リフト域でロッカアーム11側に引き上げて部品間のセパレーションを防止する必要があるが、この実施形態では、両端を軸受けされたリンクロッド15により揺動カム6の揺動軌跡を所定の範囲内に抑えることができるので、セパレーションなどの発生がなく、機構の挙動が安定する。
すなわち、捩りばね22は、ローラ軸17を駆動カム10側に付勢することによってローラ軸17の移動軌跡をセパレーションのない所定範囲に抑え、このローラ軸17から揺動カム6に至る間が揺動カム6の揺動方向と反揺動方向の両方向とも確動的に連結されているので、揺動カム6の軌跡もセパレーションのない所定範囲内に抑制することができるのである。
ここで、確動とは、ローラ軸17がロッカアーム1の一端部12に固定されていて、ロッカアーム11とリンクロッド15とはピン18を介してリンクロッド15の引っ張り側も圧縮側も連結されており、リンクロッド15と揺動カム6はピン19を介して揺動カム6の下方揺動方向も上方反揺動方向も連結されていることをいう。したがって、揺動カム6に捩りばね22のばね力を作用させなくとも、非リフト域においても揺動カム6が確動的に作動して、部品間セパレーションなどが発生せず、装置の挙動を常時安定化することができる。
また、本実施形態によれば、ロッカアーム11の一端部12に設けた両支持壁12a、12aの間に前記ローラ軸17の両端部17a、17bを支持したため、の両端部17a、17bを容易かつ確実に支持することができ、ローラ14の組付作業を簡単に行うことができる。
また、捩りばね22の各先端部22c、22cを、前記両支持壁12a、12よりも外側に延出した前記ローラ軸17の両端部17a、17bに当接して付勢力を付与したため、捩りばね22の付勢力作用点がローラ軸17の各外端部側になるので、捩りばね22の取付の自由度が向上する。
図10は本発明の第2の実施形態を示し、ロッカアーム11の一端部12の両支持壁12a、12の軸挿通孔に挿通固定されたローラ軸17の小径な両端部17a、17bに、それぞれ環状スリーブ30、30が回転自在に設けられている。この各環状スリーブ30,30は外周面に前記捩りばね22の各先端部22c、22cが嵌合保持される横断面ほぼU字形状の環状の嵌合溝30a、30aが形成されている。
なお、ローラ軸17の外周面とローラ14の内周面との間には、前述のローラベアリング31が設けられている。また、他の構成は第1の実施形態と同様である。
したがって、この実施形態によれば、第1の実施形態の作用効果が奏せられることは勿論のこと、捩りばね22の各先端部22c、22cが各環状スリーブ30の嵌合溝30a内に配置されていることから、該各先端部22c、22cの安定した支持が得られると共に、各環状スリーブ30の自由な回転によって各先端部22c、22cとの摺動摩擦抵抗の低減化が図れ、これによって、制御軸20の軸受け部に作用する荷重をさらに低減できると共に、ロッカアーム11の良好な揺動作用が得られる。
図11は第3の実施形態を示し、前記両支持壁12a、12の間の隙間を若干拡大して、ローラ軸17の両端部を両支持壁12a、12の外方に突出させることなく、各外面よりも内側に挿通固定してある。また、ローラ軸17の軸方向のほぼ中央位置に前記ローラ14を、ローラベアリング31を介して回転自在に配置すると共に、該ローラ14の両側縁と各支持壁12a、12の対向内側面との間に、各環状スリーブ30を回転自在に配置したものである。
したがって、この実施形態によれば、ローラ軸17を両支持壁12a、12の外側まで延ばす必要がなくなるので、コンパクト化が図れる。
また、各環状スリーブ30を、各支持壁12a、12とローラ14の両側縁によってスラスト方向の自由な移動を規制することができる。
図12は請求項3に対応する実施形態を示し、ロッカアーム11の一端部12の両支持壁やローラを廃止して、該一端部12の先端に、前記駆動カム10の外周面に当接する円弧面状のフォロア部32が一体的に形成されている。また、一端部12のボス部に形成されたピン孔に、支持部である支持ピン33が圧入固定されている。
前記フォロア部32は、その幅長さが前記駆動カム10の幅長さとほぼ同一に設定されていると共に、先端の円弧面32aが前記駆動カム10の外周面に線接触状態で当接している。
前記支持ピン33は、両端部が前記一端部12の両側面から外方に突出されており、この両端部の上端縁に前記捩りばね22の各先端部22c、22cが直接弾接していると共に、その固定位置が、前記駆動軸3の軸心Xと前記フォロア部32の曲率中心Zを結ぶ線Qに配置されている。ここで、結線Qは、駆動カム10のベース円からフォロア部32に作用するFCの荷重方向と一致する。
したがって、この発明によれば、前記各実施形態と同じく、捩りばね22の付勢力が支持ピン33を介してフォロア部32を駆動カム10に押し付ける方向へ働くため(荷重FS)、前記捩りばね22の付勢力は前記制御軸20の軸受け部8には、大きく作用することがなくなる。このため、制御軸20の軸受けに作用する摩擦モーメントが低減して制御軸20の円滑な回転作用が得られる。この結果、吸気弁2,2のリフト特性の切り換え応答性の向上が図れる。
特に、前記支持ピン33を、前記結線Qに配置したことから、駆動カム10の前記フォロア部32に対する押圧力FCの方向と捩りばね22による付勢力FSの方向が支持ピン33を介して互いに対向する方向へ作用して、該各押圧力が相殺されることから、前記捩りばね22の制御軸20に対する付勢力を十分に低減することが可能になる。
また、ローラなどを廃しして構造を簡素化したことから、製造作業が容易になると共に、組付作業も容易になり、コストの高騰を抑制できる。
本発明は、前記各実施形態の構成に限定されるものではなく、例えば、付勢部材としては、捩りばねの他にコイルスプリングなどを用いることも可能である。また、前記制御カム21の径を小さくして、制御軸20をクランク形状に形成することも可能である。さらに、駆動カム10を、偏心円のカム形状に形成することもできる。
また、前記アクチュエータとして、電動式に代えて油圧式のものを適用することも可能である。
前記実施形態から把握される前記請求項に記載した発明以外の技術的思想について以下に説明する。
(イ)前記伝達機構は、前記制御軸の外周に設けられた制御カムの外周面に揺動自在に支持されたロッカアームを有し、該ロッカアームの前記駆動カム側の端部に、前記ローラ軸とローラを設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の可変動弁装置。
したがって、前記請求項1、2の各発明の作用効果に加えて、制御軸の回転位相、つまり制御カムの回転位置を変化させることによって、ロッカアームの姿勢を変化させることができるので、機関弁のリフト特性を容易に変化させることが可能になる。
(ロ)前記ロッカアームの駆動カム側の端部に左右一対の側壁を設け、該両側壁の間に前記ローラ軸を支持すると共に、該ローラ軸に前記ローラを回転自在に支持したことを特徴とする(イ)に記載の内燃機関の可変動弁装置。
この発明によれば、左右一対の側壁によって前記ローラ軸の両端部を容易かつ確実に支持することができ、ローラの組付作業を簡単に行うことができる。
(ハ)前記付勢部材を、前記少なくとも一方の側壁よりも外側に延出した前記ローラ軸の外端部に当接して付勢力を付与することを特徴とする(ロ)に記載の内燃機関の可変動弁装置。
この発明によれば、付勢部材の付勢力作用点がローラ軸の外端部側になるので、付勢部材の取付の自由度が向上する。
(ニ)前記付勢部材を、前記少なくとも一対の側壁と該側壁側の前記ローラの端縁との間に位置する前記ローラ軸の端部に当接させて付勢力を付与するようにしたことを特徴とする(ロ)に記載の内燃機関の可変動弁装置。
この発明によれば、ローラ軸を両側壁の外側まで延ばす必要がなくなるので、コンパクト化が図れる。
(ホ)前記付勢部材は、前記ローラ軸に介装された円環状のスリーブを介してローラ軸に付勢力を作用させることを特徴とする請求項1〜(ニ)のいずれかに記載の内燃機関の可変動弁装置。
この発明によれば、付勢部材の付勢力によってローラ軸の周方向に作用する僅かな摩擦荷重も低減することが可能になることから、制御軸の軸受けに作用する付勢力をさらに低減化することができる。
(ヘ)前記駆動カムを転がり軸受によって回転自在に支持したことを特徴とする請求項1〜(ホ)に記載の内燃機関の可変動弁装置。
本発明に係る可変動弁装置の第1の実施形態を示す側面図である。 本実施形態の可変動弁装置の斜視図である。 本実施形態の可変動弁装置の斜視図である。 本実施形態の最小バルブリフト制御時における非リフト時の作用説明図である。 本実施形態の最小バルブリフト制御時におけるリフト時の作用説明図である。 本実施形態の最大バルブリフト制御時における非リフト時の作用説明図である。 本実施形態の最大バルブリフト制御時におけるリフト時の作用説明図である。 本実施形態の最小バルブリフト制御時における非リフト時のばね付勢力などの作用説明図である。 本実施形態の最大バルブリフト制御時における非リフト時のばね付勢力などの作用説明図である。 第2の実施形態の要部断面図である。 第3の実施形態の要部断面図である。 請求項2に対応する実施形態を示す要部側面図である。
符号の説明
1…シリンダヘッド
2…吸気弁(機関弁)
3…駆動軸
6…揺動カム
6b…カム面
7…伝達機構
8…軸受け部
9…バルブスプリング
10…駆動カム
11…ロッカアーム
14…ローラ
16a…支持孔(軸受け部)
17…ローラ軸
17a・17b…両端部
20…制御軸
21…制御カム
22…捩りばね(付勢部材)
22c…先端部

Claims (3)

  1. クランクシャフトによって回転駆動する駆動カムと、
    揺動中心軸を支点として揺動運動を行うことによって機関弁を開閉作動させる揺動カムと、
    前記駆動カムの回転運動を前記揺動カムの揺動運動に変換する伝達機構と、
    機関運転状態に応じて回転することにより、前記伝達機構の姿勢を変化させて前記機関弁のリフト特性を変化させる制御軸と、
    前記伝達機構の駆動カム側の端部に設けられたローラ軸に回転自在に支持され、前記駆動カムに当接するローラと、を備え
    記ローラ軸を、該ローラ軸に対し径方向に直接作用する付勢力をもって前記駆動カム方向へ付勢する付勢部材を設けたことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  2. 前記伝達機構のローラ軸から前記揺動カムに至る各伝達部材を、確動的に連繋したことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の可変動弁装置。
  3. クランクシャフトによって回転駆動する駆動カムと、
    揺動中心軸を支点として揺動運動を行うことによって機関弁を開閉作動させる揺動カムと、
    前記駆動カムの回転運動を前記揺動カムの揺動運動に変換する伝達機構と、
    機関運転状態に応じて回転することにより、前記伝達機構の姿勢を変化させて前記機関弁のリフト特性を変化させる制御軸と、
    前記伝達機構の駆動カム側の端部に設けられて、前記駆動カムに直接当接するほぼ円弧面状のフォロア部と、
    前記伝達機構の駆動カム側の端部に設けられた支持部を介して前記フォロア部を前記駆動カム方向へ付勢する付勢部材と、を備え、
    前記付勢部材の付勢力が直接作用する前記支持部を、前記駆動カムの軸心と前記フォロア部の曲率中心を結ぶ線上に常時位置するように配置したことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
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