JP4516575B2 - 横跳ね上げシート - Google Patents
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Description
図8は、従来の技術(特許文献1)の説明図であり、従来の折り畳み式シート用保持装置201は、車室内壁202に配置しているブラケット203にベルト部材204のフック部205を掛けることで、車室内壁202に折り畳み式シート206を固定する。
フック部205は、スライドカバー207をスライドさせてフック部205の開口部を閉じた状態のとき、スライドカバー207を戻らないように掛止するので、ブラケット203との掛合を保持することができる。
また、車両が揺れた際に、ブラケット203に掛けたフック部205が揺れて、ブラケット203との間で音を発生するおそれがあるという問題がある。
端部接続金具が、シートクッションの下面に締結される締結部と、締結部に連ね、ストラップ本体に接続されるとともに、シートクッションの下面から離れる方向且つ横跳ね上げシートを保持している状態で、締結部から上方に延びて形成された帯接続部と、を備えているので、帯接続部を下面から離れる方向に延びて形成することで、シートクッションとストラップ部材の擦れを抑制することができる。
弾性体は、横跳ね上げシートを保持している状態で、車室側壁に向いているストラップ本体の外面に取付けられているので、乗員から弾性体が見え難く、見栄えを向上させることができる。
図1は、本発明の横跳ね上げシートの斜視図である。
横跳ね上げシート11は、車両12の後部に配置している3列目シートで、左の横跳ね上げシート13と、右の横跳ね上げシート14と、からなり、横に収納可能なシートである。具体的には、右の横跳ね上げシート14を主体に後述する。
なお、横跳ね上げシート11は、左右の2個からなる構成としたが、左の横跳ね上げシート13のみでもよく、右の横跳ね上げシート14のみでもよく、いずれの構成でもよい。また、本発明の横跳ね上げシートは、3列目シート以外の列のシートにも適用できる。
右の横跳ね上げシート14は、アンダボデー22の中央に着脱自在に取付けている中央脚機構31と、ホイールハウス24に固定しているサイド脚機構32と、これらの中央脚機構31並びにサイド脚機構32に取付けているシートクッション33と、シートクッション33の後端に揺動自在に取付けているシートバック34と、を備える。35は車両の中央に位置するシートクッション33の内側部、36は車両の外側(矢印a1の方向)に位置するシートクッション33の外側部である。
右の横跳ね上げシート14を収納する場合は、右の横跳ね上げシート14のリクライニング装置37の傾倒レバー38(左の横跳ね上げシート13の傾倒レバー38と同様)を引き上げ操作して、シートバック34を前に倒して折り畳む。引き続き、中央脚機構31の解除ストラップ41を引いて、右の横跳ね上げシート14を横に跳ね上げ(図2の矢印a2参照)、ストラップ43で固定する。
図3は、図2の3−3線断面図であり、横跳ね上げシート11を車室側壁(サイドボデー)23に保持している状態のストラップ43の詳細を示している。
キャッチャー45は、車室側壁(サイドボデー)23に取付けられたリング状の部材で、穴の長さがHcである。
右の横跳ね上げシート14はまた、シートクッション33の外側部36を支点近傍に回動させる横回動機構42と、ホイールハウス24に取付けられたサイド脚機構32に含まれる前後スライド機構51と、を有する。
シートクッション33は、横回動機構42に連結しているシートフレーム52を有し、シートフレーム52にストラップ43を接続している。
ブラケット63は、(b)に示したシートフレーム52にラグ64が固定され、ラグ64にめねじ部65が形成され、ラグ64近傍のシートフレーム52にストラップ43を通す規制部材66が取付けられ、規制部材66によってストラップの回動(C軸方向)を規制している。
ストラップ43は、具体的には、ブラケット63に端部接続金具71がボルト72で連結され、端部接続金具71にストラップ部材73の一端が取付けられ、ストラップ部材73の他端に係止具44が取付けられている。
また、ストラップ43は、負荷のない自由な状態にあるときの自由長がLfで、使用時の最大長さがLm(図3参照)であり、当然、最大長さLmは、Lm>Lfである。
ストラップ本体76は、繊維材料で作った帯状のもので、所望の強度を有し、一端を端部接続金具71に通して縫製し、他端を係止具44に通して縫製しているものである。また、座席14を保持している状態(図3参照)で、車室側壁23に向いているストラップ本体76の面を外面78とする。
なお、端部接続金具71は、シートクッション33の外に配置されているが、シートクッション33内に配置する構成でもよい。
図2に示すように、右の横跳ね上げシート14を収納する。その際、車室側壁(サイドボデー)23にストラップ43で固定する。具体的には、シートクッション33の下面83に配置しているストラップ43を弾性体77に抗して矢印b1のように引張ると、弾性体77は伸び、ストラップ43の係止具(フック)44は上部に配置したキャッチャー45に達するので、キャッチャー45に係止具44を掛けることができる(図7(a)参照)。その結果、ストラップ本体76によって右の横跳ね上げシート14は横に跳ね上げた状態を維持することができる。
つまり、跳ね上げたシート14を固定する係止具44の開口74を閉じることなく、係止具44の外れを防止することができる。
また、乗員から弾性体77が見え難く、見栄えを向上させることができる。
Claims (1)
- シートクッションの上面を車室側壁に向けて跳ね上げた状態でストラップを前記シートクッションよりも上方の前記車室側壁に設けたキャッチャーに掛けて保持される横跳ね上げシートにおいて、
前記ストラップは、一端が前記シートクッションの下面に設けられた端部接続金具に接続され、他端に前記キャッチャーに係止される係止具を備えたストラップ本体と、該ストラップ本体を収縮する方向に付勢する弾性体と、を設け、
前記弾性体は、前記横跳ね上げシートを保持している状態で、車室側壁に向いているストラップ本体の外面に取付けられているとともに、車室中央側のシートクッションの内側部と前記係止具との間で、上方へ向いた前記シートクッションの前記内側部に重ならない位置に設けられており、
前記端部接続金具が、シートクッションの下面に締結される締結部と、該締結部に連ね、前記ストラップ本体に接続されるとともに、前記シートクッションの下面から離れる方向且つ前記横跳ね上げシートを保持している状態で、前記締結部から上方に延びて形成された帯接続部と、を備え、
前記横跳ね上げシートを保持している状態で、前記帯接続部が上方へ向いた前記シートクッションの前記内側部よりも下方に配置されたことを特徴とする横跳ね上げシート。
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