JP4510553B2 - パワーウィンドウ装置 - Google Patents
パワーウィンドウ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4510553B2 JP4510553B2 JP2004251237A JP2004251237A JP4510553B2 JP 4510553 B2 JP4510553 B2 JP 4510553B2 JP 2004251237 A JP2004251237 A JP 2004251237A JP 2004251237 A JP2004251237 A JP 2004251237A JP 4510553 B2 JP4510553 B2 JP 4510553B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window glass
- sandwiched
- window
- motor
- dead zone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
Description
まず、ウィンドウガラスを閉動作させる。すると、ウィンドウガラスの上端がやがてガラスランのリップ部に達する。すると、モータには、両者の摩擦による摺動抵抗に応じた負荷がかかる。この場合、モータの回転速度が低下する。すると、モータの回転速度が低下したことを示す幅広のパルス信号が、回転センサからパワーウィンドウECUに入力される。この場合、物が挟まれている訳ではないが、物が挟まれた場合と同様のパルス信号が入力される。このため、ウィンドウガラスがリップ部を摺動するとき、パワーウィンドウECUにより、物が挟まれたものとみなされる。ただし、挟まれ不感帯領域の設定時には、ウィンドウガラスの反転動作が行われることはなく、物が挟まれたものとみなされたときにウィンドウガラスの反転動作が開始される筈の位置(リップ反転開始位置)が計算上で求められた後、閉動作が継続される。
パワーウィンドウ装置の挟まれ検出機能に関する法規では、ウィンドウガラスの上端とガラスランの下端との間に4mmの物が挟まれた場合に該物が挟まれた旨を検出すべきことが規定されている。ここで、このように4mmの物が挟まれた場合にウィンドウガラスの反転動作が開始される筈の位置(4mm反転開始位置)よりも上側に、挟まれ不感帯領域の下限が設けられていなければならない。その理由は、仮に4mm反転開始位置よりも下側に、挟まれ不感帯領域の下限が設けられている場合、4mm反転開始位置は挟まれ不感帯領域内に位置する。このため、4mmの物が挟まれているにも拘わらず、挟まれ検出機能が無効化されてウィンドウガラスの反転動作が行われないことになってしまうからである(第2の不都合)。
請求項1に記載の発明によると、記憶手段には、ウィンドウガラスとガラスランとに固有の機械的特性によって決まるモータ負荷が予め記憶されている。勿論、ウィンドウガラスがガラスランのリップ部を摺動するときのモータ負荷も記憶されている。このため、挟まれ不感帯領域を設定する場合、車種毎に異なるリップ反転開始位置を考慮する必要がない。つまり、挟まれ不感帯領域をウィンドウガラスの全閉位置を基準として設定することが可能である。
請求項1に記載の発明によれば、挟まれ不感帯領域を車種間で統一することができる。
図1に示すように、パワーウィンドウ装置1は、スイッチ群10、パワーウィンドウECU20、モータ30を備えている。パワーウィンドウ装置1は、運転者によりスイッチ群10が操作されたとき、スイッチ群10の操作に応じてパワーウィンドウECU20によりモータ30の駆動制御を行う。そして、パワーウィンドウ装置1は、モータ30の回転駆動力によって車両のウィンドウガラスを自動的に開閉させる。
ここで、コントローラ50は、ウィンドウガラスの開動作又は閉動作がいずれも行われていない待機時には、FET61〜64の各々をOFF作動させる。このため、待機時には、モータ30には電流が流れない。従って、ウィンドウガラスは、開動作又は閉動作がいずれも行われない状態で維持される。
モータ30は、既に説明した内容から明らかなように、正転駆動及び逆転駆動が可能な直流モータにより構成されている。そして、図2に示すように、モータ30のシャフト31には、該シャフト31を取り巻くように一対の磁石32,33が固定されている。これら磁石32,33の各々は、半割状に形成されており、互いに密着されて両者により円筒状をなした状態でシャフト31と一体回転される。そして、これら磁石32,33の各々は、互いに異なる磁極同士が対向するように配置されている。つまり、磁石32のN極と磁石33のS極とが対向するように配置されている。
さて、回転センサ34,35からコントローラ50にモータ30の回転速度に対応した周期のパルス信号が入力されたとき、コントローラ50は、回転センサ34,35から入力されたパルス信号をカウンタ51によりカウントする。本実施形態のカウンタ51は、両回転センサ34,35のうち、回転センサ34から入力されたパルス信号の立ち上がり及び立ち下がりの合計をカウントし、ウィンドウガラスの位置の指標となるカウンタ値を出力する。
まず、かかる手法を説明するのに先立って、物が挟まれていない状態でウィンドウガラスの閉動作が行われた場合のモータ負荷(モータ30にかかる負荷)について説明する。
(1)メモリ52には、ウィンドウガラスとガラスランとに固有の機械的特性によって決まるモータ負荷が予め記憶されている。勿論、ウィンドウガラスがガラスランのリップ部を摺動するときのモータ負荷も記憶されている。このため、挟まれ不感帯領域を設定する場合、車種毎に異なるリップ反転開始位置を考慮する必要がない。つまり、挟まれ不感帯領域をウィンドウガラスの全閉位置を基準として設定することが可能である。従って、挟まれ不感帯領域を車種間で統一することができる。
・ウィンドウガラスが全開位置にある状態からオート閉スイッチ14が操作されて、物が挟まれることなくウィンドウガラスの閉動作が正常に完了されたとき、閉動作が正常に完了された前回のモータ負荷を今回のモータ負荷に更新してメモリ52に記憶する構成としてもよい。このように構成すれば、モータ30、ウィンドウガラス、ガラスラン等の経時変化に対応できる。
Claims (1)
- モータの回転速度に対応した周期のパルス信号を出力する回転センサと、
前記回転センサから入力されたパルス信号を用いてモータ負荷を算出し、そのモータ負荷が基準モータ負荷よりも大きいとき、ウィンドウガラスとガラスランとの間に物が挟まれた旨を検出する挟まれ検出手段と、
物が挟まれていない状態でウィンドウガラスの閉動作が行われた場合に、前記挟まれ検出手段により物が挟まれた旨が検出されたとき、ウィンドウガラスが全閉位置に達した旨を認識する位置認識手段と、
前記回転センサから入力されたパルス信号をカウントし、ウィンドウガラスの位置の指標となるカウンタ値を出力するカウンタ手段とを備えたパワーウィンドウ装置において、
物が挟まれていない状態でウィンドウガラスの閉動作が行われた場合のモータ負荷をウィンドウガラスの位置毎に記憶する記憶手段を備え、
前記位置認識手段は、前記カウンタ手段から入力されたカウンタ値に基づいて、ウィンドウガラスの位置を認識するとともに、挟まれ検出機能を無効化する挟まれ不感帯領域をウィンドウガラスの全閉位置を基準として設定し、
前記位置認識手段は、前記挟まれ検出手段により物が挟まれた旨が検出されたとき、その旨が検出された時点において認識しているウィンドウガラスの位置が前記挟まれ不感帯領域にあるか否かを判断し、前記挟まれ不感帯領域になければ、物が挟まれた旨を認識する一方、前記挟まれ不感帯領域にあれば、ウィンドウガラスが全閉位置に達した旨を認識し、
前記位置認識手段は、ウィンドウガラスが全閉位置に達した旨を認識した時点において前記カウンタ手段から既に入力されている最終のカウンタ値に、車種間の全閉位置のバラツキ分に相当する予め定められたカウンタ値を加算して、前記最終のカウンタ値よりも開動作側の位置を示す該加算後のカウンタ値を挟まれ不感帯領域の下限に設定することを特徴とするパワーウィンドウ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004251237A JP4510553B2 (ja) | 2004-08-31 | 2004-08-31 | パワーウィンドウ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004251237A JP4510553B2 (ja) | 2004-08-31 | 2004-08-31 | パワーウィンドウ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006070433A JP2006070433A (ja) | 2006-03-16 |
JP4510553B2 true JP4510553B2 (ja) | 2010-07-28 |
Family
ID=36151344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004251237A Expired - Fee Related JP4510553B2 (ja) | 2004-08-31 | 2004-08-31 | パワーウィンドウ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4510553B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112018001091T5 (de) * | 2017-03-02 | 2019-12-05 | Denso Corporation | Antriebsvorrichtung für einen Öffnungs- und Schließkörper |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07166761A (ja) * | 1993-12-14 | 1995-06-27 | Tokai Rika Co Ltd | パワーウインドウ駆動制御装置 |
JPH1054178A (ja) * | 1997-04-18 | 1998-02-24 | Jidosha Denki Kogyo Co Ltd | 窓ガラス開閉装置 |
JPH10262385A (ja) * | 1997-03-17 | 1998-09-29 | Denso Corp | ウインドウ開閉制御装置 |
JP2002322866A (ja) * | 2001-04-24 | 2002-11-08 | Alps Electric Co Ltd | パワーウインド装置 |
-
2004
- 2004-08-31 JP JP2004251237A patent/JP4510553B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07166761A (ja) * | 1993-12-14 | 1995-06-27 | Tokai Rika Co Ltd | パワーウインドウ駆動制御装置 |
JPH10262385A (ja) * | 1997-03-17 | 1998-09-29 | Denso Corp | ウインドウ開閉制御装置 |
JPH1054178A (ja) * | 1997-04-18 | 1998-02-24 | Jidosha Denki Kogyo Co Ltd | 窓ガラス開閉装置 |
JP2002322866A (ja) * | 2001-04-24 | 2002-11-08 | Alps Electric Co Ltd | パワーウインド装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006070433A (ja) | 2006-03-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6161576B2 (ja) | 開閉体制御装置 | |
JP3987976B2 (ja) | バックドア自動開閉装置 | |
JP6066342B2 (ja) | 窓開閉制御システム及び窓開閉制御装置 | |
JP3931732B2 (ja) | 開閉体の挟み込み検知装置 | |
US20120323370A1 (en) | Opening-and-closing member control device | |
JP2005351042A (ja) | 開閉体制御装置 | |
JP2007009413A (ja) | 窓開閉制御装置 | |
CN103392048B (zh) | 车辆的开闭部的控制装置以及控制车辆的开闭部的方法 | |
JP4510553B2 (ja) | パワーウィンドウ装置 | |
JP4981431B2 (ja) | 車両用開閉体の制御装置 | |
JP4485782B2 (ja) | パワーウィンドウ装置 | |
JP6394900B2 (ja) | 車両窓開閉装置 | |
JP3835522B2 (ja) | 開閉制御装置 | |
JP3948043B2 (ja) | 開閉機構のモータ制御装置 | |
JP4448621B2 (ja) | ウインドウガラスの挟持有無検出装置 | |
JP2005054408A (ja) | ウインドウガラスの挟持有無検出装置 | |
JP2003336448A (ja) | 車両用開閉体の制御機構 | |
JP2005061137A (ja) | パワーウィンドウ装置 | |
JP4287347B2 (ja) | サンルーフ装置用駆動モータの制御装置、サンルーフ装置、及び、サンルーフ装置用駆動モータの制御方法 | |
JP2009046864A (ja) | 開閉体の挟み込み検出装置 | |
JPH0596372U (ja) | パワーウインドの安全装置 | |
JP4143049B2 (ja) | バックドア自動開閉装置 | |
JP6988742B2 (ja) | 開閉部材制御装置及び制御装置付きモータ | |
JP3889329B2 (ja) | 開閉部材制御装置及び開閉部材制御方法 | |
JP6413810B2 (ja) | 車両窓開閉装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090204 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090210 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090408 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100420 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100430 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4510553 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |