JP4509407B2 - Sch検出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力アナログ・ビデオ信号のSCH検出装置に関し、より詳細には、アナログ・ビデオ信号をデジタル・ビデオに変換する装置、あるいは、デジタル・ビデオ・レコーダに使用されるデジタル処理装置におけるアナログ・ビデオ信号のSCH検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
NTSC方式におけるコンポジット・ビデオ信号は、インターレース方式であり、奇数フィールドと偶数フィールドから構成されている。すなわち、静止画の場合、その画像の繰り返しは、odd/evenの2フィールド周期である。しかし、色搬送波信号との関係においては、1フィールド毎に位相が90度づつずれて、4フィールドで元の画像信号に戻る形式である。このことは4フィールド・シーケンスと呼ばれ、またカラー・フィールド・シーケンスとも呼ばれている。
【0003】
NTSC方式のビデオ信号が、この4フィールド・シーケンスを有することに関連して、とくにVTRへの記録時の画像の水平シフトを防ぐ目的で、複合同期信号のスタジオ規格として従来のEIA RS−170に対して、新たなEIARS−170Aが作成された。この規格においては、水平同期信号(H−SYNC)と色副搬送波信号(カラー・バ−スト信号信号位相)との位相関係(図4に示す)が規定されている。この関係は、SCH(Sub Carrier to Horizontal)と呼ばれている。
【0004】
放送用VTRにおいては、その入力信号の記録時の品質管理を目的に、その入力信号として、SCHを規定している上述のRS−170A規格の入力信号であることを要求している。しかしながら、従来の機器においては、一般的にRS−170A規格を満足していないものが多いのが現状である。したがって、従来、アナログ・コンポジット・テレビジョン信号を入力して、SCHを計測する装置(測定機)が存在している。
【0005】
従来のSCHを計測する方式は、コンポジット信号のカラー・バースト信号(色基準信号)に位相ロックした周波数のアナログ信号を元に計測されていた。また特開平3−235598号公報では、コンポジット信号中のカラー・バースト信号に位相ロックした周波数のデジタル・クロックと水平同期信号との位相関係、言い換えれば、アナログ・タイミングの差を計測するSCH検出装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、デジタル映像信号の形式について、国際電気通信連合(ITU)が、ITU−R BT.656(旧CCIR656)という勧告を出している。この勧告は、ITU−R BT.601の4:2:2レベルで動作する525ラインそして625ライン・テレビジョン・システムにおけるデジタル成分ビデオ信号用のインターフェースである。ITU−R BT.601は、アスペクト比として標準4:3そしてワイド・スクリーン16:9用のデジタル・テレビジョンのスタジオ符号化パラメータである。
【0007】
なお、テレビジョン信号で、NTSC信号の場合、カラー・サブキャリア信号周波数fscと水平同期信号周波数fhとの間にはfsc=(455/2)fhの関係があり、垂直同期周波数fvとの間には、fh=(525/2)fvの関係がある。
【0008】
上述した勧告に従うと、525ライン、すなわちNTSC規格テレビジョン信号の水平同期周波数の1716倍、周波数27MHzのクロック(以後、fcと略す)を生成する必要がある。この周波数は、PALとNTSCのテレビジョン信号の相互変換を考慮して決められたものであるが、NTSCテレビジョン信号のカラー・サブキャリア信号周波数の整数倍ではない。fscとfcの比は455/3432=(13×7×5)/(13×11×3×2×2×2)=(7×5)/(11×3×2×2×2)=35/264である。
【0009】
したがって、上述した勧告にしたがった装置においては、テレビジョン信号のカラー・サブキャリア信号の整数倍のクロックは存在せず、したがって、このような機器において、入力信号のSCHを測定しようとした場合に、従来の4倍のカラー・サブキャリア周波数のクロックを使用した機器におけるように、このクロックを使用することができない。
【0010】
また、前述したSCH検出装置は、計測の精度がアナログ的な遅延を行う遅延素子に影響され、またこのような遅延素子は、IC化、言い換えれば、完全なデジタル化を目指す場合に使用することが不可能である。
【0011】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、アナログ・テレビジョン放送(地上波、CS/BS)のNTSCあるいはPAL方式のアナログ・テレビジョン信号、あるいは同種の信号を入力し、ITU−R BT.601あるいは656に準拠した形式のデジタル・ビデオ信号に変換するアナログ/デジタル変換装置等において、簡易に入力信号のSCHを測定することができるアナログ・ビデオ信号のSCH検出装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、アナログ・ビデオ信号のSCH検出装置であって、アナログ・ビデオ信号を入力し、該アナログ・ビデオ信号の同期部分と映像部分を含めて量子化デジタル信号に変換するA/D変換器と、前記アナログ・ビデオ信号中の水平同期成分の0H基準点、あるいは該0H基準点近傍をサンプリングするシステム・クロック信号を発生するシステム・クロック信号発生器と、前記量子化されたビデオ信号から抽出された色成分信号のカラー・バースト部分に位相結合したsin/cosの信号を出力するsin/cosテーブルを有し、該sin/cosテーブルから出力される信号に基づいて、前記色成分信号を入力して色復調するデジタル色復調部と、前記0H基準点に関連付けられたタイミングの信号を抽出する0H基準抽出回路部と、前記sin/cosテーブルのアドレス情報と、前記0H基準抽出回路部からの信号を入力しSCHを測定するSCH測定レジスタと、前記SCH測定レジスタの出力信号を位相角度のデータに変換する変換テーブルと、を備え、前記変換テーブルの出力信号をSCH情報として取り出すことを特徴とするものである。
【0013】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のSCH検出装置であって、前記システム・クロック信号は、前記量子化デジタル信号の同期成分信号をリファレンスとしたPLLから生成されることを特徴とするものである。
【0014】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のSCH検出装置であって、前記システム・クロック信号は、サブキャリア信号周波数の整数倍の周波数ではないことを特徴とするものである。
【0015】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載のSCH検出装置であって、前記変換テーブルは、前記sin/cosテーブルのcosの出力信号が表す角度と180度異なる値を出力することを特徴とするものである。
【0016】
また、請求項5に記載の発明は、アナログ・ビデオ信号のSCH検出装置であって、アナログ・ビデオ信号を入力し、該アナログ・ビデオ信号の同期部分と映像部分を含めて量子化デジタル信号に変換するA/D変換器と、前記アナログ・ビデオ信号の水平同期成分に位相ロックしたシステム・クロック信号を発生するシステム・クロック信号発生器と、前記量子化デジタル信号に含まれる水平同期成分の0H基準点あるいは該0H基準点以後の量子化値を有するサンプルを準0H基準点として抽出する準0H基準点抽出部と、前記抽出した準0H基準点のサンプルから0H基準点までの位相を算出して出力する位相差出力部と、前記量子化されたビデオ信号から抽出された色成分信号のカラー・バースト部分に位相結合したsin/cosの信号を出力するsin/cosテーブルを有し、該sin/cosテーブルから出力される信号に基づいて、前記色成分信号を入力して色復調するデジタル色復調回路部と、前記sin/cosテーブルのアドレス情報と前記準0H基準抽出手段の出力信号を入力しSCHを測定するSCH測定レジスタと、を備え、前記SCH測定レジスタと前記位相差出力手段の出力を基にしてSCH情報を生成することを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
【0018】
図1は、本発明を適用した、NTSCテレビジョン信号を入力し、ITU−RBT.601あるいは656に準拠した形式のデジタル・ビデオ信号に変換するアナログ/デジタル変換装置の要部を説明するための図である。なお、説明において、デジタル処理に使用されるクロックが、カラー・サブキャリア信号周波数の整数倍ではない例を実施形態として説明するが、整数倍であっても適用可能であることは明らかである。
【0019】
図1に実施形態として示した装置は、アナログ・コンポジット・テレビジョン信号と、たとえば、S−VHS方式の信号のような、輝度信号と色信号が分離したアナログ・セパレート・ビデオ信号も処理することを前提としている。
【0020】
図1において、符号101および102は、このようなアナログ信号としての輝度信号と色信号を入力し、デジタル信号に変換するA/D変換器である。通常のテレビジョン信号の場合は、A/D変換器101のみでデジタル化され、次段のY/C分離部で輝度信号と色信号に分離され、輝度信号は次段の輝度信号処理回路104で処理される。アナログ・セパレート・ビデオ信号の場合は、輝度成分信号がA/D変換器101で、色信号成分信号がA/D変換器102でA/D変換される。
【0021】
A/D変換器102の出力と、Y/C分離部から分離された色信号は、図示しない入力信号切り換え器に連動して制御される切り換え器105で切り換えられて符号106で示す色復調処理部に送られる。
【0022】
ここで、A/D変換器101は、入力信号の映像成分と同期成分の範囲をともにA/D変換している。
【0023】
以上のような映像信号処理系に対して、デジタル処理をするためのシステム・クロックを発生しているクロック発生部は、図示するように、A/D変換器101からの同期成分信号を入力し、同期分離を行う同期分離部122と、同期分離部122からのH−SYNC成分の信号を受けてこの信号周波数の1716倍の周波数を有するクロック信号を生成するPLL部を有している。このPLL OSC部からのクロック信号は、A/D変換器101、102に、そして図示していないが、各処理部に送られている。正確には、各処理部には、PLL OSC部において生成された27MHzの1/2の13.5MHzの周波数(H−SYNCの周波数の858倍の周波数)のクロックが送られる。
【0024】
色復調は、乗算器107/108,LPF109/110、位相差検出部およびフィルタ部111、DTO(digital time oscillator)部112、sin/cosテーブル113から構成される色復調部106により行われ、B−Y信号、R−Y信号を生成する。この色復調の方式は、X復調、Z復調と呼ばれる方式をデジタル方式で実現したものである。
【0025】
あらゆる色信号は、カラー・バースト信号の位相を90度ずらした(R−Y)と、180度ずらしたB−Yの2つの信号を合成したものである。したがって、このような色信号をカラー・バースト信号との位相差を基に色復調する方式である。この復調方式について、つぎに簡単に説明する。
【0026】
図2は、カラー・バースト信号(基準信号)、色信号(C(ωt))、色差信号Cr、Cb(ここで、Cr=R−Y、Cb=B−Yである)の位相関係を示している。ここで、基準信号=−cosωt(=cos(π+ωt))とすると、色信号C(ωt)は、
C(ωt)=Cb×sinωt+Cr×cosωt・・・(式1)
で表される。この形式の信号が、図1の切り換え器105から出力される。この式1に、cosωt、sinωtをそれぞれ乗算すると次の式2、式3が得られる。
C(ωt)×cosωt=Cb×sinωt×cosωt+Cr×(cosωt)2・・・(式2)
C(ωt)×sinωt=Cb×(sinωt)2+Cr×cosωt×sinωt・・・(式3)
ここで、
sin(x)×cos(y)=(1/2)(sin(x+y)+sin(x-y)、(cos(x))2=(1+cos2x)/2、(sin(x))2=(1-cos2x)/2
であるので、式2、式3はそれぞれ、
C(ωt)×cosωt=Cb×(1/2)×sin2ωt+Cr×(1/2)×(1+cos2ωt)・・・(式4)
C(ωt)×sinωt=Cb×(1-cos2ωt)/2+Cr×(1/2)×sin2ωt・・・・・(式5)
となる。
【0027】
上述した式4、式5はそれぞれ、Cr/2、Cb/2のDC成分と、2倍の周波数成分を有する信号を示している。したがって、cos/sinテーブルからのcosとsinのデータで色信号を乗算器107、108で乗算した結果に対して、色搬送波周波数の2倍の周波数成分を除去するLPFでフィルタ処理すると、各フィルタ出力にはそれぞれCr、Cbすなわち、R−Y、B−Yの信号が得られることになる。
【0028】
また、カラー・バースト(色基準信号)部分については、乗算器107、108の出力は、以下の様になる。
基準信号×cosωt=-cos(π+ωt))cosωt=-(cosπcosωt-sinπsinωt)cosωt=-cosπcosωt2-sinπsinωtcosωt=-cosπ(1+cos2ωt)/2-sinπsin2ωt=-(cosπ)/2-(cosπcos2ωt)/2-sinπsin2ωt ・・・(式7)
基準信号×sinωt=-cos(π+ωt))sinωt=-(cosπcosωt-sinπsinωt)sinωt=-cosπcosωtsinωt-sinπsinωt2=-(cosπsin2ωt)/2-sinπ(1-cos2ωt)/2=-(cosπsin2ωt)/2-(sinπ)/2-(sinπcos2ωt)/2 ・・・(式8)
上記において、DC成分のみに着目すると、式7、式8はそれぞれ、−(cosπ)/2、−(sinπ)/2である。それぞれは、1/2、0である。
【0029】
以上の説明においては、sin/cosテーブル出力が色信号のカラー・バースト信号との位相関係において上述した関係にあることを前提にした。実際には、位相差検出/フィルタ部111、DTO部112、sin/cosテーブルを含むPLLループを構成している。位相差検出/フィルタ部111は、同期分離部122から生成されたバースト・フラグを受けてその部分のCbとCrの値に基づいて位相誤差信号、あるいは周波数誤差を生成し、さらに演算誤差等を除去するフィルタを介してDTO部に送られる。
【0030】
図3は、DTO部112とSCH検出回路124の部分を、より詳細に説明する図である。図1と同じ部分は同じ符号を付している。
【0031】
図3においてDTO部のレジスタ302は、たとえば、16ビットで構成され、加算器301は、上述した誤差信号と、後述する定数、そしてレジスタ302の出力を加算し、加算結果をレジスタ302の入力としている。このレジスタへ与えるクロック周波数は、実施形態においては、13.5MHzである。
【0032】
これらを駆動するクロックの周波数が13.5MHzの場合、1ライン期間が858クロック、この期間はサブキャリア周波数の455/2倍であるので、858/(455/2)=約3.771428572クロックの周期で、この16ビットで表される値が変化する。この値そのものは、サブキャリア信号の周波数有する鋸歯状波を13.5MHzのクロックでサンプリングした場合と同様のものであり、それぞれの値は、サブキャリア信号の位相を表している。
【0033】
このDTOの16ビット出力で、たとえば、10進表現で、17,377(=65,536/3.771・・・=17,376.97を四捨五入した整数部)づつ加算した値を出力すると、その周波数は、3.579551696MHzの周波数で変化するデータが得られる。このような出力値の0、17,377、2×17,377、・・・のデータ列に対して、1、1+17、377、1+2×17,377のデータ列は、ここにおいては、360/65、536度ずれた3.579551696MHzの信号を表している。サブキャリア信号の正確な周波数は、3.579545455MHzである。両者の差は、約6Hzとなる。
【0034】
なお、NTSC方式において、水平周波数fH、サブキャリア周波数fSC、垂直周波数fVの間には、fH=4.5MHz/286、fSC=fH(455/2)、fV=2fH/525の関係がある。
【0035】
図3における加算器301に入力される定数は、上述した実施形態においては、NTSC信号を対象にしているので17,377(10進表記)が使用される。この値は、PAL信号の場合は色搬送波周波数が異なるので、異なった値を取る。
【0036】
上述した誤差信号の作成方法、レジスタ302を含む具体的な回路構成については色々な提案がなされている。たとえば、上述した式7、式8において、各周波数2ωtの信号を無視し、さらに、位相ロックされていないので、πを変数に置き換え、この変数がπあるいは3πのときに0となり、この0の点で特定の傾きを有する関数結果を誤差信号として得ることで、所望する位相に収束するようにPLL回路を動作させることができる。したがって、このような関数結果を誤差信号とすることで、収束した状態において、上述した色基準信号に対してπの位相差を有するcos信号、そしてπ/2の位相差を有するsin信号とすることができる。また、上述したように、入力色信号のカラー・バースト信号周波数が上述した3.579551696MHzの場合、PLL動作が収束した安定時において誤差信号はゼロとなってこの状態を維持し、それに至るまでの遷移中における誤差信号の役割はレジスタ変化の位相の補正量を意味することになる。
【0037】
レジスタ303のビット数として実施形態においては周波数精度の点から16ビットとしたが、sin/cosのテーブルを駆動するビット数としては16ビットを必要とすることはなく、実施形態においてはレジスタの上位8ビットをテーブルのアドレス情報としている。このようにして、それぞれのテーブル出力にsinとcosの変化を有する信号を得ている。
【0038】
sin/cosテーブルの機能は、上述した実施形態においては、10進表記で0〜255の範囲で、1周期の、すなわち0度から360度のsinとcosの値を出力するようになっている。
【0039】
つぎに、上述した回路において動作の基本となっているシステム・クロックについて、説明する。
【0040】
図4は、上述したRS−170Aの規格書からの抜粋である。振幅のレベルは、IREで示されており、100IREは白レベル、0IREはブランキング・レベル、−40IREが同期の先端レベルとなっている。また、水平方向の基点は、図4において0H基準点として示しているH−SYNC信号のレベル−20IREの部分のタイミングを表している。このタイミングから、サブキャリア信号の19サイクルに相当する期間を経て、カラー・バースト信号が開始される。図4において、縦軸方向は振幅を表し、単位はIREであり、横軸方向は時間軸であり単位はμsである。
【0041】
なお、0H基準点の定義を別な表現ですると、図5に基準のレベルとして示した水平同期信号のフロント・ポーチ、あるいはバック・ポーチと呼ばれる部分のレベルと、図4あるいは図5に示したSYNC信号(4.7μs±,0.02と示した部分)の先端レベルとの中点のレベルを有するタイミングである。
【0042】
H−SYNCの前縁部分、すなわち、図4における0H基準点の前後の信号成分は、副搬送波周波数信号成分となるように、−4IREから−36IREまでの間隔は、0.14±0.02μs(0.14μsは、サブキャリア信号の半周期)となっている。このことは、周波数特性や位相特性の変化を受けても、基準点と副搬送波信号の時間関係が崩れないようにとの目的を有している。
【0043】
図1においては、量子化された信号中のH−SYNCをリファレンス(基準)にしたPLL発振器を示している。従来のアナログ回路においては、リファレンス信号としてのH−SYNC信号は、以下の様にして生成されていた。アナログ・ビデオ信号のブランキング・レベルとH−SYNCの先端レベル(負方向の同期信号波形において、一番低いレベル)の電圧値を得て、その中間の電圧値を生成し、この生成した電圧値で入力信号の同期部分をスライスして、スライスした結果としての分離同期信号(アナログのタイミングを有する)の前縁を、PLLのリファレンス信号としていた。そして、このようにして生成したクロック信号であっても、A/D変換器において、図5の符号501に示すような、RS−170Aの0H基準点をサンプリングするとは限らなかった。この理由は、それぞれの処理回路のアナログ的な時間遅延が影響しているからである。A/D変換器内での遅延、A/D変換器前のフィルタ遅延、A/D変換のための系路と、同期分離のための系路の違い、等がある。そして、このような遅延時間は温度等によって若干変化するのが通常であった。ただし、このような遅延の温度変化等を無視すれば、またはこのような変化が小さく無視可能である場合は、一定の関係を維持することはできる。たとえば、位相調整回路を設けることにより、一致させる、あるいは実質的に一致させることは可能である。
【0044】
本実施形態においては、従来のアナログ的に同期分離をするのではなく、A/D変換器により量子化された信号から同期分離をして、内部にアナログのVCOを有するPLL部121へのリファレンス信号としている。このために、従来のアナログ・タイミングを有するリファレンス信号と同様にするために、発振したクロック信号を分周して得た信号と、量子化表現されている同期部分の信号との比較において、特別な工夫をして、最終的に図5の符号501で示すH−SYNCの中点をサンプリングするようにしている。正確に言えば、この部分が発生するクロック周波数は13.5MHzの2倍の周波数であり、この2倍の周波数のクロックにより、図5の符号501で示すポイントをサンプリングするのではなく、13.5MHzのクロックの1つが図5の符号501で示すポイントをサンプリングするように、デジタル的に誤差信号を生成している。
【0045】
通常においては、同期信号の前縁部分(負方向信号の開始部分)は傾斜を有しており、この部分を公称27MHzの周波数サンプリング・クロックでサンプリングするので、数クロック分の量子化値が得られる。このような量子化値を有する同期信号の前縁部分の量子化データの1つが同期成分レベルの先頭値とブランキング・レベルの中間値、すなわち0H基準点となるように、位相制御を実行させている。言い換えれば、そのような中間値の前後の量子化値を有する隣接する量子化サンプルの後の量子化サンプルのタイミングをリファレンス信号とした際に得られる位相誤差に、このリファレンス信号と仮想的な0H基準点までの位相誤差をデジタル的に演算し、この演算した結果の位相誤差を加算して、最終的な位相誤差信号を生成するようにしている。この場合に、上述した27MHzを13.5MHzへ分周しているが、この13.5MHzの周波数のクロックの変化点が、0H基準点となるように考慮されている。
【0046】
したがって、生成した27MHzの周波数を有するクロックから生成されたシステム・クロックとしての13.5MHz、すなわち、上述したDTO部を含む回路のシステム・クロック列のうちの1つは、量子化データの視点で、RS−170Aで言うところの0H基準点のタイミングを有している。もっとも、入力信号によってある程度の誤差が含まれる。しかし、この誤差の大きさは、SCH情報として求められる精度から見れば無視し得る。
【0047】
以上、説明したような方法で、量子化データの視点で、RS−170Aで言うところの0H基準点を含むシステム・クロック信号が生成され、また量子化データにおけるカラー・バースト信号の位相に関連付けられてDTOの出力値が得られていることが理解される。
【0048】
図1に示した乗算器107、108の入力タイミングを、デジタル処理するうえでの位相(処理遅延)検討の基準とすると、この前段にはY/C分離部103、切り換え回路105がある。このY/C分離部の前段において、RS−170Aで言うところの0H基準点に関連付けされた信号で、図3における遅延0H基準信号の元となる信号が生成される。
【0049】
Y/C分離部103における処理遅延は、前後のサンプル値を含むフィルタ処理による遅延が含まれる。また、上述した位相検討の基準点に対して、復調回路側のDTOの出力信号も、少なくとも1クロック進んでいる。実施形態においては、システム・クロック周波数は13.5MHzであって、サブキャリア信号周波数の整数倍ではないので、4クロックの遅延で位相的には元に戻る(360度回転する)というような処理はできない。
【0050】
したがって、0H基準抽出回路で取り出した0H基準点のタイミングを有する1つのクロック信号を、上述した処理遅延を考慮して、クロック単位で遅延させてDTOの出力タイミングと位相一致(あるいは時間一致)を取ることで、図3に示したSCHを表しているデータをレジスタ302から、レジスタ303に取り込むことができる。図3において、レジスタ303に供給されている0H信号は、DTO出力信号と時間一致化がなされたクロック信号である。
【0051】
レジスタ302からレジスタ303へのラインは、レジスタ302の上位ビット、たとえば8ビットが供給される。この場合、たとえば、8ビットの表す値が、16進表記で00であれば、SCHは0度であり、128であれば、180度を表すことになる。現実には、DTOの出力値にはジッタが存在するので、遅延0H基準信号を、1走査期間に1回発生させるとすると、たとえば、16進表記で、00と01が1ライン毎に交互に出力される状態も想定される。このようなことを避けるために、たとえば、レジスタ303に加えるクロック(遅延0H基準信号)を約1秒間に1回とすることにより、穏やかに変化する読み取り容易なデータ値とすることができる。レジスタ303の出力はバイナリ表現であり、度数単位ではないので、変換テーブル304で度数に変換して出力する。この変換において、図2に示したように、基準信号(カラー・バースト信号)の位相は、sin/cosテーブルのcos出力の位相とは180度異なっているで、これを考慮して変換テーブル304を作成する必要がある。
【0052】
上述した説明において、0H基準点か否かの判定がSCHに及ぼす誤差について考察する。通常、生成した13.5MHzには、副搬送波周波数で±1度程度のジッタが存在し、また、量子化される同期成分の量子化精度の面からの誤差が発生する。たとえば、図4、あるいは図5に示したような傾斜を有する信号を量子化した場合に、たとえば8ビットの量子化で、色信号を含めたピーク値133IREと同期の40IREを表現する場合に、同期成分の40IREは、約59の量子化値に分割される。したがって、図4に示す同期信号の前縁部分の0.14±0.02μsの範囲は、約2クロックの期間に相当し、最初の量子化値が40の場合に、次の量子化値は10程度が想定される。とすると、この両者の差の30は、13.5MHzの周波数のクロックは1クロック当り約95度なので、想定される1ビット誤差に対して95度/30=約3.2度の誤差を、SCHに対して生じさせることになる。しかしながら、平均化することで、この1ビット誤差に起因する誤差を低減することは可能である。
【0053】
以上、本発明を、本実施形態を例にして、すなわちNTSC方式のテレビジョン信号を前提にして説明したが、本発明の趣旨を逸脱しないで、次の形態に変更することは容易である。
【0054】
1.システム・クロック信号は、0H基準点あるいはその近傍をサンプリングするようにしたが、0H基準点から離れた位置でも、その0H基準点からの時間的な間隔が一定であれば、たとえば、0H基準点から1/2クロック送れたポイント、あるいはその近傍のポイントを常にサンプリングするのであれば、このサンプル点に基づいて測定したSCH情報に、13.5MHzの1クロック分の角度95.4545度の半分、47.72度を加算することで、SCH情報を得ることができる。ずれが、1/3クロックであるならば、31.82(=95.4545/3)度を加算すれば良い。
【0055】
図6は、上述したことを説明する図である。図5に示すようなサンプリングを安定的に行っている場合、サンプルNを取り敢えずの準0H基準点として上述した回路を動作させる。この場合、サンプルNは、同期レベルの中点あるいは中点以下の量子化値を有するサンプルである。ここで、サンプルNの量子化値をLN、サンプルN−1の量子化値をLN−1、同期レベルの中点のレベルをCとすると、図6に示す位相差は、|LN−LN−1|/|LN−C|のクロックに相当する。角度で表すと、95.4545×|LN−LN−1|/|LN−C|度となる。
【0056】
このようなことは、アナログ回路で、分離した水平同期成分信号に位相ロックさせて、システム・クロックを生成した場合に想定される。
【0057】
図7は、上述した場合の構成を示す図である。図1と同様の部分は同一の符号を付している。異なる部分は、PLL OSC121への位相比較用のリファレンス信号を、A/D変換器101の入力信号を入力してアナログ的に同期部分の中点をスライスして得た信号からH−SYNCの信号を取り出す同期分離部131から得ていることである。また、量子化された信号の同期成分を分離する同期分離部122からの信号を得て、上述した取り敢えずの準0H基準点と、その前のタイミングで同期成分の中点のタイミングとの誤差(クロックの位相差)を、上述した方法で検出する誤差(位相差)検出部132を有している。そしてこの誤差検出部132と、準0H基準点を基にしたSCH検出回路とからのデータを演算して、最終的なSCH情報を出力する演算部133を備えている。
【0058】
2.PAL信号の場合でも、あるいはシステム・クロックの周波数が4倍のサブキャリア信号の周波数の場合でも、適用可能である。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、アナログ・ビデオ信号を入力し、該アナログ・ビデオ信号の同期部分と映像部分を含めて量子化デジタル信号に変換するA/D変換器と、アナログ・ビデオ信号中の水平同期成分の0H基準点、あるいは0H基準点近傍をサンプリングするシステム・クロック信号と、量子化されたビデオ信号のカラー・バースト部分に位相結合したsin/cosの信号を出力するsin/cosテーブルを有し、量子化された信号から抽出された色成分信号に対して前記sin/cosテーブルから出力される信号に基づいて色復調するデジタル色復調回路を備えた装置において、0H基準点に関連付けられたタイミングの信号を抽出する0H基準抽出回路と、0H基準抽出回路からの信号によって、sin/cosテーブルのアドレス情報を取り込むレジスタと、
前記レジスタの出力を入力して、位相角度を表すデータに変換する変換テーブルとを備えたので、変換テーブルの出力データからSCH情報を取り出すことが可能になる。
【0060】
また、上述した方式はデジタル的に処理することができ、IC化することが可能になる。
【0061】
また、デジタル方式の色復調回路を有するビデオ信号のデジタル処理回路を有する場合に、システム・クロック信号によるサンプリング点が0H基準点とずれていた場合においても、近傍のサンプリング点から0H基準点を直線補間してそのずれを加減算することにより、必要な精度のSCH情報を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した、NTSCテレビジョン信号を入力し、ITU−R BT.601あるいは656に準拠した形式のデジタル・ビデオ信号に変換するアナログ/デジタル変換装置の要部を説明するための図である。
【図2】カラー・バースト信号、色信号、色差信号Cr、Cbの位相関係を示す図である。
【図3】図1のDTO部とSCH検出回路の部分をより詳細に説明する図である。
【図4】RS−170Aの規格を説明する図である。
【図5】水平同期信号から生成するクロック生成部の動作を説明する図である。
【図6】H−SYNCの前縁のサンプリング・ポイントのずれを角度に変換する場合を説明する図である。
【図7】図1に示した構成の変形であり、本発明の他の実施形態を示す図である。
【符号の説明】
101、102 A/D変換器
103 Y/C分離部
104 輝度信号処理部
105 色信号切り換え器
106 色信号復調部
107、108 乗算器
109、110 ローパス・フィルタ
111 位相差検出、フィルタ
112 DTO部
113 sin/cosテーブル
121 PLL OSC部
122 同期分離部
123 0H基準抽出部
124 SCH検出部
131 アナログ信号からの同期分離部
132 準0H基準サンプルと0H基準タイミングとの誤差(位相差)検出部
133 演算回路
301 加算器
302 レジスタ
303 レジスタ
304 変換テーブル
501 0H基準位置(中点)
Claims (5)
- アナログ・ビデオ信号を入力し、該アナログ・ビデオ信号の同期部分と映像部分を含めて量子化デジタル信号に変換するA/D変換器と、
前記アナログ・ビデオ信号中の水平同期成分の0H基準点、あるいは該0H基準点近傍をサンプリングするシステム・クロック信号を発生するシステム・クロック信号発生器と、
前記量子化されたビデオ信号から抽出された色成分信号のカラー・バースト部分に位相結合したsin/cosの信号を出力するsin/cosテーブルを有し、該sin/cosテーブルから出力される信号に基づいて、前記色成分信号を入力して色復調するデジタル色復調部と、
前記0H基準点に関連付けられたタイミングの信号を抽出する0H基準抽出回路部と、
前記sin/cosテーブルのアドレス情報と、前記0H基準抽出回路部からの信号を入力しSCHを測定するSCH測定レジスタと、
前記SCH測定レジスタの出力信号を位相角度のデータに変換する変換テーブルと、
を備え、
前記変換テーブルの出力信号をSCH情報として取り出すことを特徴とするSCH検出装置。 - 前記システム・クロック信号は、前記量子化デジタル信号の同期成分信号をリファレンスとしたPLLから生成されることを特徴とする請求項1に記載のSCH検出装置。
- 前記システム・クロック信号は、サブキャリア信号周波数の整数倍の周波数ではないことを特徴とする請求項1または2に記載のSCH検出装置。
- 前記変換テーブルは、前記sin/cosテーブルのcosの出力信号が表す角度と180度異なる値を出力することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のSCH検出装置。
- アナログ・ビデオ信号を入力し、該アナログ・ビデオ信号の同期部分と映像部分を含めて量子化デジタル信号に変換するA/D変換器と、
前記アナログ・ビデオ信号の水平同期成分に位相ロックしたシステム・クロック信号を発生するシステム・クロック信号発生器と、
前記量子化デジタル信号に含まれる水平同期成分の0H基準点あるいは該0H基準点以後の量子化値を有するサンプルを準0H基準点として抽出する準0H基準点抽出部と、
前記抽出した準0H基準点のサンプルから0H基準点までの位相を算出して出力する位相差出力部と、
前記量子化されたビデオ信号から抽出された色成分信号のカラー・バースト部分に位相結合したsin/cosの信号を出力するsin/cosテーブルを有し、該sin/cosテーブルから出力される信号に基づいて、前記色成分信号を入力して色復調するデジタル色復調回路部と、
前記sin/cosテーブルのアドレス情報と前記準0H基準抽出手段の出力信号を入力しSCHを測定するSCH測定レジスタと、
を備え、
前記SCH測定レジスタと前記位相差出力部の出力を基にしてSCH情報を生成することを特徴とするアナログ・ビデオ信号のSCH検出装置。
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