JP4508027B2 - 内燃機関始動回転力伝達機構 - Google Patents
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Description
請求項4に記載の内燃機関始動回転力伝達機構は、始動用モーター側から回転力が伝達されるリングギヤとクランク軸に連動して回転するクランク軸側部材との間にワンウェイクラッチを設けることにより、リングギヤからクランク軸への始動用モーターによる1方向の回転力を伝達し、逆方向の回転力は伝達を阻止する内燃機関始動回転力伝達機構であって、前記リングギヤの面の内で前記ワンウェイクラッチ側とは反対側を向いている面と前記クランク軸又は前記クランク軸側部材との間にベアリングを配置し、該ベアリングはオイルシールを備え前記ワンウェイクラッチは潤滑油供給を不要とするものであると共に、前記リングギヤと内燃機関本体との間にオイルシール部材を配置したことを特徴とする。
請求項7に記載の内燃機関始動回転力伝達機構は、始動用モーター側から回転力が伝達されるリングギヤとクランク軸に連動して回転するクランク軸側部材との間にワンウェイクラッチを設けることにより、リングギヤからクランク軸への始動用モーターによる1方向の回転力を伝達し、逆方向の回転力は伝達を阻止する内燃機関始動回転力伝達機構であって、ベアリングが前記ワンウェイクラッチと共に前記リングギヤと前記クランク軸側部材との間に配置され、前記ベアリングと前記ワンウェイクラッチとは共に潤滑油供給を不要とするものであると共に、内燃機関本体と前記クランク軸又は前記クランク軸側部材との間にオイルシール部材を配置したことを特徴とする。
図1は車両用内燃機関における内燃機関始動回転力伝達機構を示し、変速機側へ出力する内燃機関後部側周辺の縦断面図を示している。
(イ).内燃機関本体側であるベアリング嵌合部16とクランク軸4との間にオイルシール部材18が配置されているので内燃機関本体内のオイルが漏出することがない。更に上述したごとくワンウェイクラッチ12及びベアリング14はそれぞれグリース封入型であり潤滑油供給は不要とされている。このためオイルシール部材18がオイルシール機能によりベアリング14及びワンウェイクラッチ12へのエンジンオイルの流れを阻止してもワンウェイクラッチ12及びベアリング14のそれぞれの潤滑に問題を生じることがない。
本実施の形態の内燃機関始動回転力伝達機構は図2の縦断面図に示すごとくである。ここでは、クランク軸4及びフライホイール6の構成については、前記実施の形態1の内燃機関始動回転力伝達機構と同一であるので同一の符号で示している。又、シリンダブロック32、リングギヤ40、グリース封入型のワンウェイクラッチ42、グリース封入型のベアリング44及びオイルシール部材48は各部の配置や径が異なるが基本的な形状は前記実施の形態1と同じである。
尚、ワンウェイクラッチ42がアウターレース支持プレート38に形成されたアウターレース38aとリングギヤ40のインナーレース40bとの間に形成され、インナーレース40bの内周側にはベアリング44が配置されている点は前記実施の形態1と同じである。
(イ).内燃機関本体であるベアリング嵌合部46とクランク軸側部材であるアウターレース支持プレート38との間にオイルシール部材48が配置されているので内燃機関本体内のオイルが漏出することがない。更に上述したごとくワンウェイクラッチ42及びベアリング44はそれぞれグリース封入型であり潤滑油供給は不要とされている。このためオイルシール部材48がオイルシール機能によりベアリング44及びワンウェイクラッチ42へのエンジンオイルの流れを阻止してもワンウェイクラッチ42及びベアリング44のそれぞれの潤滑に問題を生じることがない。
(ハ).シール摺動部38bの径方向位置を調節することにより、内燃機関始動回転力伝達機構の各部、特にワンウェイクラッチ42の周長を適切なものとして適切な数で適切な幅のスプラグを選択できる。したがって内燃機関始動回転力伝達機構の設計が容易となる。
本実施の形態の内燃機関始動回転力伝達機構は図3の縦断面図に示すごとくである。ここでは、フライホイール6の構成については、前記実施の形態1の内燃機関始動回転力伝達機構と同一であるので同一の符号で示している。又、シリンダブロック62、クランク軸64、アウターレース支持プレート68、ワンウェイクラッチ72及びベアリング74は各部の配置や径が異なるが基本的な形状は前記実施の形態1と同じである。
(イ).図示したごとく2つのオイルシール部材78,80を配置していることにより、内燃機関本体内のオイルは漏出することがない。そしてインナーオイルシール部材80よりも内燃機関本体側にベアリング74が存在するためベアリング74に対する潤滑油の供給は内燃機関本体内から供給されるエンジンオイルにて可能である。ワンウェイクラッチ72についてはグリス封入型であるため潤滑油供給は不要であるので、ワンウェイクラッチ72がインナーオイルシール部材80よりも外側に存在してもワンウェイクラッチ72の潤滑に問題を生じることがない。
[実施の形態4]
本実施の形態の内燃機関始動回転力伝達機構は図4の縦断面図に示すごとくである。ここでは、フライホイール6及びクランク軸64の構成については、前記実施の形態3の内燃機関始動回転力伝達機構と同一であるので同一の符号で示している。又、シリンダブロック92、リングギヤ100、ワンウェイクラッチ102、ベアリング104及び2つのオイルシール部材108,110は各部の配置や径が異なるが基本的な形状は前記実施の形態3と同じである。
(イ).リングギヤ支持部98bにて径方向にわずかに持ち上げられている状態であるが、前記実施の形態3と同様な効果を生じる。
本実施の形態の内燃機関始動回転力伝達機構は図5の縦断面図に示すごとくである。ここではフライホイール6、シリンダブロック62、ベアリング74及びオイルシール部材78,80の構成については、前記実施の形態3の内燃機関始動回転力伝達機構と同一であるので同一の符号で示している。又、クランク軸124、アウターレース支持プレート128及びグリス封入型のワンウェイクラッチ132は各部の配置や径が異なるが基本的な形状は前記実施の形態3と同じである。
(イ).ワンウェイクラッチ132側(外周面130f側)とは反対側を向いている面である短円筒部130aの内周面130bとは、表裏ではなくリングギヤ130上において径方向に離れている違いはあるが、前記実施の形態3と同様の効果を生じる。
本実施の形態の内燃機関始動回転力伝達機構は図6の縦断面図に示すごとくである。ここではフライホイール6、シリンダブロック62、アウターオイルシール部材78、アウターレース支持プレート128及びグリス封入型のワンウェイクラッチ132の構成については、前記実施の形態5の内燃機関始動回転力伝達機構と同一であるので同一の符号で示している。又、クランク軸154及びリングギヤ160は各部の配置や径が異なるが基本的な形状は前記実施の形態5と同じである。
(イ).オイルシール部材78は1つであるが、ベアリング164がオイルシール内蔵型であることにより、前記実施の形態5と同様の効果を生じる。
本実施の形態の内燃機関始動回転力伝達機構は図7の縦断面図に示すごとくである。本実施の形態は前記実施の形態3(図3)の構成において、リングギヤ70とクランク軸64との間の構成が異なり、他の構成は同一である。したがって同一の構成については同一の符号にて示している。
(イ).前記実施の形態3の効果を生じる。
(ロ).オイルシール部材をリングギヤ70とクランク軸64との間に取り付ける作業が不要であるので、前記実施の形態3に比較して内燃機関始動回転力伝達機構の組立作業が容易となる。
本実施の形態の内燃機関始動回転力伝達機構は図8の縦断面図に示すごとくである。本実施の形態は前記実施の形態4(図4)の構成において、リングギヤ100とアウターレース支持プレート98のリングギヤ支持部98bとの間の構成が異なり、他の構成は同一である。したがって同一の構成については同一の符号にて示している。
(イ).前記実施の形態4の効果を生じる。
(ロ).オイルシール部材をリングギヤ100とリングギヤ支持部98bとの間に取り付ける作業が不要であるので、前記実施の形態4に比較して内燃機関始動回転力伝達機構の組立作業が容易となる。
本実施の形態の内燃機関始動回転力伝達機構は図9の縦断面図に示すごとくである。ここではフライホイール6、クランク軸154及びベアリング164の構成については、前記実施の形態6の内燃機関始動回転力伝達機構と同一であるので同一の符号で示している。又、シリンダブロック182、アウターレース支持プレート188、リングギヤ190、ワンウェイクラッチ192及びオイルシール部材198の構成は、各部の配置や径が異なるが基本的な形状は前記実施の形態6と同じである。
(イ).シリンダブロック182とリングギヤ190との間にオイルシール部材198を配置し、クランク軸154とリングギヤ190との間にオイルシール内蔵型のベアリング164を配置している。このためベアリング164の潤滑は内燃機関本体側からのエンジンオイルにて可能であると共に外部に漏出することがない。又、ワンウェイクラッチ192についてはグリス封入型であるため潤滑油供給は不要であるので、ワンウェイクラッチ192がベアリング164よりも内燃機関本体側でなくても潤滑に問題を生じることがない。
本実施の形態の内燃機関始動回転力伝達機構は図10の縦断面図に示すごとくである。ここでは、フライホイール6の構成については、前記実施の形態1の内燃機関始動回転力伝達機構と同一であるので同一の符号で示している。又、シリンダブロック212、クランク軸214、アウターレース支持プレート218、リングギヤ220、グリース封入型のワンウェイクラッチ222及びオイルシール部材228は各部の配置や径が異なるが基本的な形状は前記実施の形態1と同じである。
(イ).グリース封入型のベアリング234がグリース封入型のワンウェイクラッチ222と共に、リングギヤ220とアウターレース支持プレート218との間に配置されている。このようにベアリング234とワンウェイクラッチ222とは共に潤滑油供給不要であるので、ベアリング234及びワンウェイクラッチ222は潤滑に問題が生じることがない。
本実施の形態の内燃機関始動回転力伝達機構は図11の縦断面図に示すごとくである。ここでは、フライホイール6及びクランク軸214の構成については、前記実施の形態10(図10)の内燃機関始動回転力伝達機構と同一であるので同一の符号で示している。又、シリンダブロック242、リングギヤ250、グリース封入型のワンウェイクラッチ252、グリース封入型のベアリング254及びオイルシール部材258は各部の配置や径が異なるが基本的な形状は前記実施の形態10と同じである。
(イ).シール摺動部248bにてオイルシール部材258が径方向にわずかに持ち上げられている状態であるが、前記実施の形態10の効果を生じる。
本実施の形態の内燃機関始動回転力伝達機構は図12の縦断面図に示すごとくである。ここでは、フライホイール6の構成については、前記実施の形態11(図11)の内燃機関始動回転力伝達機構と同一であるので同一の符号で示している。又、シリンダブロック272、クランク軸274、アウターレース支持プレート278、リングギヤ280、グリース封入型のワンウェイクラッチ282、グリース封入型のベアリング284及びオイルシール部材288は、各部の配置や径が異なるが基本的な形状は前記実施の形態11と同じである。
(イ).前記実施の形態10のと同じ効果を生じる。
(ロ).軸方向における同一位置にて、ワンウェイクラッチ282、ベアリング284及びオイルシール部材288が径方向に配置されているので、軸方向での内燃機関始動回転力伝達機構の長さを短くでき、内燃機関の小型化に貢献できる。
[実施の形態13]
本実施の形態の内燃機関始動回転力伝達機構は図13の縦断面図に示すごとくである。ここでは、フライホイール6及びクランク軸274の構成については、前記実施の形態12(図12)の内燃機関始動回転力伝達機構と同一であるので同一の符号で示している。又、シリンダブロック302、リングギヤ310、グリース封入型のワンウェイクラッチ312、グリース封入型のベアリング314及びオイルシール部材318は、各部の配置や径が異なるが基本的な形状は前記実施の形態12と同じである。
(イ).シール摺動部308cにて径方向にわずかに持ち上げられている状態であるが、前記実施の形態12のと同じ効果を生じる。
本実施の形態の内燃機関始動回転力伝達機構は図14の縦断面図に示すごとくである。ここではフライホイール6及びクランク軸154の構成については、前記実施の形態6(図6)の内燃機関始動回転力伝達機構と同一であるので同一の符号で示している。又、シリンダブロック332、アウターレース支持プレート338、グリス封入型のワンウェイクラッチ342及びオイルシール部材348は、各部の径が異なるが基本的な形状は前記実施の形態6と同じである。
(イ).前記実施の形態6と同じ効果が生じる。
(ロ).上述したごとく内燃機関始動回転力伝達機構全体を小径にすることができ、内燃機関の軽量化・小型化に貢献する。
(a).前記各実施の形態において、フライホイールとは別個にアウターレース支持プレートが設けられていたが、フライホイールにアウターレース支持プレートを兼ねさせてもよい。すなわちアウターレース支持プレートに形成されているアウターレース、支持円筒部、シール摺動部はフライホイール側に形成しても良い。又、フライホイールを設けていない内燃機関、例えばトルクコンバータに接合しているドライブプレートを設けている場合には、このドライブプレートにアウターレース、支持円筒部、シール摺動部を設けても良い。
Claims (10)
- 始動用モーター側から回転力が伝達されるリングギヤとクランク軸に連動して回転するクランク軸側部材との間にワンウェイクラッチを設けることにより、リングギヤからクランク軸への始動用モーターによる1方向の回転力を伝達し、逆方向の回転力は伝達を阻止する内燃機関始動回転力伝達機構であって、
前記リングギヤの面の内で前記ワンウェイクラッチ側とは反対側を向いている面と前記クランク軸又は前記クランク軸側部材との間にベアリング及び第1オイルシール部材を配置して、該第1オイルシール部材は前記ベアリングに対して内燃機関本体とは反対側に配置されていると共に、前記ワンウェイクラッチは潤滑油供給を不要とするものであり、前記リングギヤと内燃機関本体との間に第2オイルシール部材を配置したことを特徴とする内燃機関始動回転力伝達機構。 - 請求項1において、前記リングギヤは前記ワンウェイクラッチにおけるインナーレースを形成し、前記クランク軸側部材は前記ワンウェイクラッチにおけるアウターレースを形成していることを特徴とする内燃機関始動回転力伝達機構。
- 請求項1又は2において、前記ワンウェイクラッチはグリース封入型であることにより、潤滑油供給を不要としていることを特徴とする内燃機関始動回転力伝達機構。
- 始動用モーター側から回転力が伝達されるリングギヤとクランク軸に連動して回転するクランク軸側部材との間にワンウェイクラッチを設けることにより、リングギヤからクランク軸への始動用モーターによる1方向の回転力を伝達し、逆方向の回転力は伝達を阻止する内燃機関始動回転力伝達機構であって、
前記リングギヤの面の内で前記ワンウェイクラッチ側とは反対側を向いている面と前記クランク軸又は前記クランク軸側部材との間にベアリングを配置し、該ベアリングはオイルシールを備え前記ワンウェイクラッチは潤滑油供給を不要とするものであると共に、前記リングギヤと内燃機関本体との間にオイルシール部材を配置したことを特徴とする内燃機関始動回転力伝達機構。 - 請求項4において、前記リングギヤは前記ワンウェイクラッチにおけるインナーレースを形成し、前記クランク軸側部材は前記ワンウェイクラッチにおけるアウターレースを形成していることを特徴とする内燃機関始動回転力伝達機構。
- 請求項4又は5において、前記ワンウェイクラッチはグリース封入型であることにより、潤滑油供給を不要としていることを特徴とする内燃機関始動回転力伝達機構。
- 始動用モーター側から回転力が伝達されるリングギヤとクランク軸に連動して回転するクランク軸側部材との間にワンウェイクラッチを設けることにより、リングギヤからクランク軸への始動用モーターによる1方向の回転力を伝達し、逆方向の回転力は伝達を阻止する内燃機関始動回転力伝達機構であって、
ベアリングが前記ワンウェイクラッチと共に前記リングギヤと前記クランク軸側部材との間に配置され、前記ベアリングと前記ワンウェイクラッチとは共に潤滑油供給を不要とするものであると共に、内燃機関本体と前記クランク軸又は前記クランク軸側部材との間にオイルシール部材を配置したことを特徴とする内燃機関始動回転力伝達機構。 - 請求項7において、前記リングギヤは前記ワンウェイクラッチにおけるインナーレースを形成し、前記クランク軸側部材は前記ワンウェイクラッチにおけるアウターレースを形成し、前記インナーレースと前記アウターレースとの間にベアリングが配置されていることを特徴とする内燃機関始動回転力伝達機構。
- 請求項7又は8において、前記ベアリングと前記ワンウェイクラッチとは共にグリース封入型であることにより、潤滑油供給を不要としていることを特徴とする内燃機関始動回転力伝達機構。
- 請求項1〜9のいずれか1項において、前記ワンウェイクラッチは、前記リングギヤにて外周面側に向いて形成されている面と、該面に対向して前記クランク軸側部材にて内周面側に向いて形成されている面との間に構成されていることを特徴とする内燃機関始動回転力伝達機構。
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