JP4504525B2 - 歩行補助機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、歩行機能を回復させるためのリハビリや高齢者の歩行補助のために用いられる歩行補助機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、歩行機能回復のためのリハビリや歩行困難な高齢者が歩行訓練をする場合などには、リハビリティーション治療用の歩行補助用具の代表的なものとして歩行器がある。
【0003】
この歩行器は、図7に示すように、キャスター式の走行車輪61を備えたフレーム62の上部に腕支持部材63が設けられ、この腕支持部材63に使用者が両腕及び脇部を載せて主に上体を預け、この姿勢で歩行することにより、足への負担が軽減されて歩行が補助されるといった構成のものである。
【0004】
腕支持部材63の高さは、2重になったパイプフレームを伸縮させて調節し、固定ノブ64で締めつけて固定することにより、使用者に適した高さに調整できるようになっている。
【0005】
ところが、このような従来品では、使用者はまず立って腕支持部材に両腕を載せることになり、そのような起立状態に至るには、使用者自身が手摺等のサポート部材で体重を支えたり、他の人の介助を要したりしていた。
【0006】
そこで、このような負担を軽減させるものとして、腕支持部材を上下動させるための駆動装置が設けられた歩行補助機がある。これによると、使用者は、椅子やベッドに座った状態で、下降状態の腕支持部材に両腕を載せ、そこから腕支持部材を上昇させることにより立つまでの負担が軽減し、かつ使用者1人で使用可能になるものである。
【0007】
また、特に高齢者の場合には、足腰がかなり弱っているため、歩行中に疲れて立っていられなくなることも多い。このような場合には、腕支持部材に上体を預けるだけでは、体を支えきれず、腰が崩れて座りこんでしまうこととなる。そうなると、介護者なしには立ちあがることは不可能である。
【0008】
このような場合のことを考慮して、特開2000−84017号では、使用者の腰や脇部にコルセットのような円筒状の支持装置を設け、腰が崩れた場合でも十分に支持できるようにしたものである。
【0009】
また、特開平11−290406号では、股間に通して体を支持することができる座ベルトを歩行器のフレームで吊って使用し、疲れた場合には、そのまま座ベルトに座ることができるようにしたものである。
【0010】
さらにまた、特開平9−285497号では、腰部から背中部にかけて覆うシート状の支持体を、上下動させる駆動装置が設けられた腕支持部材と、フレーム部材とに紐で支えるようにしたものである。腕支持部材が上昇するときには、シート状支持体の紐を巻きとり、体を持ち上げるようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような腕支持部材を上下動させる駆動手段が設けられた歩行補助機においては、腕支持部材を上下動させる機構として、ウォームギアやボールねじを用いたものやラックアンドピニオンを用いたものなどが用いられている。
【0012】
これらの上下動手段においては、使用者の体重を支えて上下動させるため、上昇時は高負荷となり、上昇速度が遅くなり、下降時には、低負荷となり、下降速度が速くなってしまう。特に高齢者などは、下降速度が速いと不安感を感じるので好ましくなく、減速制御が必要となる。
【0013】
また、腕支持部材を任意の高さで停止させ、その高さで確実に固定するための特別なロック手段を設ける必要があるなど、スムースな動きを実現するためには、特別な制御機構を設ける必要があり、駆動装置が複雑で高価となり、小型で簡易化することが困難である。
【0014】
また、前記のような歩行途中での下肢部の支持手段において、特開2000−84017号では、歩行時に絶えず腰部を締めつけられた状態となり、好ましくない。また、着脱に手間がかかる。
【0015】
また、特開平11−290406号では、疲れた時には、そのまま座ることができ便利であるが、座ベルトを股間に挟んだ状態で歩行するのは違和感があり、好ましくない。
【0016】
また、特開平9−285497号は、腰部から背中部を覆う支持体であるため、股間は、紐体となっており、上記の座ベルトのように、歩行し難いということはないが、疲れた時には座りにくい。また、2本の紐を股間に挟んで歩行することとなるため、違和感は解消できない。
【0017】
また、いずれの場合においてもトイレの使用について考慮されておらず、トイレの使用時に支持体の着脱の手間がかかったり、介護者を必要としたりする。
【0018】
本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、立ち上がったり、座ったりするときの負担を軽減するための腕支持部材の上下動駆動手段において、構造が簡単であり、かつスムースに動作させることができる駆動手段を提供でき、また、歩行時に違和感が少なく、歩行途中で自由に休憩することができ、また、自分一人でトイレの使用が可能となる腰部支持体を提供することを課題とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決するために、本発明では、ガススプリングパイプを用い、その反発力を利用して、使用者の立ちあがり動作及び椅子やトイレへ腰掛ける動作の負担を軽減できるようにした歩行補助機である。
【0020】
また、腕支持部材の上下動をワイヤー式の駆動手段を用いることにより、簡素化、小型化を実現し、昇降動作をスムースに行うようにした歩行補助機である。
【0021】
また、歩行困難時の支持体としては、歩行動作に違和感の少ない、ズボン式の腰部支持体を設けたものである。
【0022】
すなわち、複数の車輪が設けられたベースフレームと、該ベースフレームの上部に、複数のガススプリングパイプが立設されて構成されるメインフレームと、該ガススプリングパイプの上部に固定される腕支持部材と、該腕支持部材を所定の高さに維持するためのロック手段とで歩行補助機を構成する。
【0023】
該腕支持部材は、使用者が両方の腕部や脇部を載せて持たれかかることにより、上体を支えるものである。例えば、コの字状のフレームなどでも良く、開いた部分を後ろ側として、両方の腕部を載せる部分にクッション材を取り付けたものでも良い。
【0024】
該ガススプリングパイプは、制動機構として、椅子などに多く用いられているガススプリングが組み込まれたパイプを用いることができる。
【0025】
該ガススプリングの反発力は、利用者の体重や使用個数にもよるが、概ね10kg程度のものを4本使用することで十分にその機能を発揮させることができる。
【0026】
使用者の全体重分の反発力は必ずしも必要ではなく、腕支持部材への持たれかかりに対する反力を維持することができ、下降速度を緩やかにできれば良い。
【0027】
該腕支持部材を所定の高さに維持するためのロック手段は、使用者が腕支持部材に腕部や脇部を持たれかけた状態でしっかりとロックされるものであればいずれでも良く、ロック解除が簡単に操作できるものが良い。
【0028】
例えば、屈曲部材の両端部を、各々腕支持部材と、ガススプリングパイプの固定されるメインフレームとに連結固定し、腕支持部材が下降するときには、屈曲部材が屈曲し、上昇する時に伸展するように設け、所定の高さに腕支持部材が上昇した時に、該屈曲部材を伸展状態から、さらに反対側にわずかに屈曲させて止まるようにしたロック手段でも良い。
【0029】
この場合のロック解除は、逆側にわずかに屈曲している屈曲部材をもとの屈曲方向に戻すことにより、腕支持部材を下降させることができ、ガススプリングパイプにより、緩やかに、スムースに下降させることができる。
【0030】
また、本発明では、腕支持部材に固定されるワイヤーを巻き取り、及び巻き戻しすることにより、該腕支持部材を上昇及び下降させることができる上下動駆動手段が設けられた歩行補助機である。
【0031】
ワイヤー式の駆動手段は、腕支持部材をガススプリングの反発力に抗して、ワイヤーで下方に引き下げるためのものである。
【0032】
例えば、腕支持部材の下部に取り付けたワイヤーを、ベースフレーム上に設けたワイヤーの巻取り装置で巻き取ることにより、腕支持部材を下降させる。また、巻き戻しすることにより、ガススプリングの反発力により、腕支持部材を上昇させるようにすることができる。
【0033】
腕支持部材上に巻取り装置のスイッチを設けることにより、自分で簡単に操作することができるようになる。
【0034】
該巻取り装置は、滑車を利用することにより、大きな巻取力を必要とせず、バッテリー式の小型のものが使用できる。
【0035】
また、ズボン式の腰支持体は、腕支持部材にベルトなどで吊り下げて使用する。ズボン状であるため、着脱が容易であり、歩行時の違和感が少なく、休憩時にも、しっかりと支持され、安全である。
【0036】
また、該ズボン式腰支持体の股間部分にファスナーなど開閉手段を設けることにより、トイレの使用に際しても、直接便器に腰掛けて、ファスナーを外すことにより、用便を行うことができ、腰支持体をその都度取り外す必要がないため、介助者を必要とせずに自力で行うことが可能となる。
【0037】
【発明の実施の形態】
本発明は、歩行機能回復のためのリハビリ中の患者や歩行機能が低下している高齢者が、家庭において自立した生活を行うことができるための歩行補助機の開発に取り組み、鋭意研究した結果、介護者の手を借りずに自立してトイレができる歩行補助機の必要性に着目し、特に高齢者でも操作が容易であり、立ったり、座ったりするときの負担を軽減する機構として、ガススプリングとワイヤー式の駆動手段を設け、かつ、ズボン式の腰支持体を取りつけることにより、スムーズな上下動動作と、歩行時の違和感をなくし、装着したままでの用便を実現できることを見出し発明を完成させたものである。
【0038】
以下に本発明による歩行補助機について、図面を用いて説明する。図1は、本発明による歩行補助機の実施形態を示す斜視図である。
【0039】
この歩行補助機は、4個の車輪1が設けられたベースフレーム2上に、4本のガススプリングパイプ3を配置して枠組みされたメインフレーム4が設けられ、これらのガススプリング3の上端部に、使用者の腕部や脇部を載せるためのコの字状の腕支持部材5が載置固定されており、その上面にはクッション材6が取りつけられている。
【0040】
該腕支持部材5は、制御スイッチ7により操作される、ワイヤー巻取り装置8により上下動するようになっている。
【0041】
また、該腕支持部材5には、ズボン式の腰支持体9が4本のベルト10によって吊り下げられ、この腰支持体9を使用者が装着して歩行するようになっている。
【0042】
図2は、本発明による歩行補助機本体の腕支持部材の上下動駆動機構を示す斜視図であり、ズボン式腰支持体を取り外した状態を示す。
【0043】
この腕支持部材5の上下動駆動機構は、ガススプリングパイプ3の反発力による上昇動作と、ワイヤー巻取り装置8によりワイヤー11を牽引して引き下げる下降動作とにより、上下動させる構造である。
【0044】
4本のガススプリングパイプ3がベースフレーム2に立設して配置され、該4本のガススプリングパイプ3の上端部に該腕支持部材5が固定されている。
【0045】
また、該腕支持部材5下部のガススプリングパイプ3に対応した位置に各々ワイヤー11が取りつけられており、該ワイヤー11は、前記のベースフレーム2上に取りつけられたワイヤー巻取り装置8に滑車12を介して接続されている。
【0046】
該ワイヤー巻取り装置8は、ワイヤー巻取り用プ−リーと、駆動用モーターと、電源用バッテリーなどで構成されたものであり、制御スイッチ7が前記の腕支持部材5の手を載せる位置に取り付けられており、ケーブル13で接続されている。
【0047】
このように構成された上下動駆動機構においては、ガススプリングによる制動力により、緩やかに上下動する。また、ワイヤー方式による駆動機構であるため、小さな駆動力で確実に上下動させることができる。
【0048】
尚、本実施例では、歩行補助機の車輪1のブレーキに関しては記述されていないが、ブレーキ機能を設けることが好ましいことは無論である。例えば、腕支持部材5上にブレーキ用のハンドルを設け、該ハンドルにブレーキレバーを取り付け、該ブレーキレバーを握ると、ブレーキが解除され歩行ができ、離すと車輪1にブレーキがかかって止まるように設けるとより安全となり好ましい。
【0049】
図3は、ズボン式の腰支持体の実施例を示す概略図である。この腰支持体9は、図に示すように、半ズボン状であり、その腰部の4箇所に吊りベルト10が取りつけられている。また、該ズボンの股間部分は、開閉できるようにファスナー14が設けられている。
【0050】
該吊りベルト10は、前記のコの字状の腕支持部材5に設けられた、取付金具5aに固定される。また、使用者の身長に合わせて長さ調整ができるようになっている。
【0051】
また、該吊りベルト10は、腰支持体9に着脱自在に取りつけられるものでも良く、該腰支持体9は、吊りベルト10により吊り下げて使用した時に体を支えることができる素材であればいずれでも良く、丈夫なデニム素材などのズボンでも良い。
【0052】
図4は、本発明による歩行補助機の他の実施形態を示す概略図である。この歩行補助機は、ガススプリングパイプ3と腕支持部材5を所定の高さに維持するためのロック手段とが設けられている。
【0053】
該ロック手段は、左右の腕支持部材5の略中心下部と、メインフレーム4のガススプリングパイプ固定部とに軸支されて接続される屈曲部材15で構成される。該屈曲部材15は、2枚の板材がその略中央部において2軸で連結され、相対する板材の端部の一方の角部が切り取られている。これにより、一方方向には屈曲するが、反対方向には屈曲しないようになっている。
【0054】
すなわち、図4(1)に示すように、腕支持部材が上昇して屈曲部材が伸展状態となると、それ以上反対側に屈曲せず、その状態で2枚の板材の先端部が当接した状態となる。この状態で腕支持部材5に荷重をかけると、該腕支持部材5は下降せずにロック状態となる。
【0055】
ロックを解除するには、腕支持部材5を押し下げる力を緩めてから、図4(1)の屈曲部材15の屈曲部を矢印16方向に軽く押すことにより、ロックが解除される。この状態で、腕支持部材5に荷重をかけることにより、ガススプリングパイプ3の反発力を受けながら緩やかに押し下げられ、図4(2)に示すように、屈曲部材が屈曲し、腕支持部材が下降する。
【0056】
この歩行補助機は、歩行訓練がある程度進み、若干の補助で腰掛けたり、手すりなどで立ちあがったりすることができるが、完全に回復するまでに不安がある場合や、高齢者などの足腰の機能が低下している場合などに非常に有効である。
【0057】
次ぎに、本発明による歩行補助機の使用例を説明する。図5は、本発明による歩行補助機の歩行例を示す図である。
【0058】
使用者17は、椅子などに座った状態でズボン式の腰支持体9を装着し、吊りベルト10を腕支持部材5に固定し、吊りベルト10の長さを調整する。歩行しやすいように、やや長めにすることが好ましい。
【0059】
次ぎに腕支持部材5のクッション部6に腕部18および脇部19を載せ、この状態で腕支持部材5に取りつけられたワイヤー巻取り装置8の制御スイッチ7を操作して、腕支持部材5を上昇させながら立ちあがる。高さは使用者に適した高さに調整する。
【0060】
歩行に際しては、図に示すように、腕支持部材5に載せた腕部18及び脇部19で支え、上体を預けるようにして歩行することにより、足部への負担を軽減させることができる。
【0061】
ズボン式の腰支持体9となっているため、股間に特別なベルトなどを通した状態で使用する場合などとは異なり、歩行時に違和感はほとんどない。
【0062】
また、椅子に座ったり、立ちあがったりする場合には、手元のスイッチ7の操作により、介助者を必要とせずに、自力で行うことができる。
【0063】
図6は、本発明による歩行補助機を使用したトイレの使用例を示す概略図である。
【0064】
歩行能力が低下している高齢者などが家庭において、自力で生活する上で最も問題となるのは、トイレの問題であり、介助を最も必要とするにも係らず、頼み難い状況のものである。
【0065】
本歩行補助機でトイレを使用する場合には、トイレ内に後ろ向きで入り、便器20の部分で手元の制御スイッチ7で腕支持部材5を下降させ、便座21に腰掛ける。
【0066】
ここでズボン式腰支持体9の股間部のファスナー14を開き、用便を行う。用便を済ませたら、ファスナー14を閉じ、手元の制御スイッチ7により腕支持部材5を上昇させ、所定の高さに戻し、歩行してトイレを出る。
【0067】
このように、介助者を必要とせずに自力でトイレで用便を行うことができ、また、ガススプリング3を使用しているため、腕支持部材5の動きが緩やかであり、高齢者でも安心して操作することができる。
【0068】
【発明の効果】
以上、詳細に説明した本発明では、以下に示すような効果がある。
1)ガススプリングパイプの反発力を利用して腕支持部材が支持されるため、腕支持部材の下降がスムースで緩やかに動作させることができ、使用者の足への負担を軽減することができる。
【0069】
2)ガススプリングパイプとワイヤー式の駆動機構とを組み合わせて設けることにより、簡単な構造で腕支持部材の上下駆動動作をスムースに、かつ確実に行うことができ、介護者を必要とせずに、使用者自身で座ったり、立ちあがったりすることができる。
【0070】
3)ワイヤー式駆動機構であるため、駆動動力が小さく、装置の小型化が可能となり、安価で信頼性の高い駆動機構を実現できる。
【0071】
4)ズボン式の腰支持体が設けられているため、歩行途中で該腰支持体にそのまま座り休憩することができ、また、つまずきなどによる急な腰の崩れなどにおいても該腰支持体が支えとなるため、安心して歩行ができる。
【0072】
5)ズボン式の腰支持体の股間部が開閉できるため、介護者を必要とせずに、自力でトイレを使用することができる。
【0073】
このように、本発明によれば、歩行機能回復のためのリハビリ者や歩行機能が低下した高齢者などが、歩行訓練を行うとともに、家庭で自立した生活を行うことができる歩行補助機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による歩行補助機の実施例を示す図である。
【図2】本発明による歩行補助機の本体の実施例を示す図である。
【図3】本発明による歩行補助機のズボン式腰支持体の実施例を示す図である。
【図4】本発明による歩行補助機の他の実施例を示す図である。
【図5】本発明による歩行補助機の使用例を示す図である。
【図6】本発明による歩行補助機を用いたトイレの使用例を示す図である。
【図7】従来の歩行器の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 車輪
2 ベースフレーム
3 ガススプリングパイプ
4 メインフレーム
5 腕支持部材
6 クッション材
7 制御スイッチ
8 ワイヤー巻取り装置
9 ズボン式腰支持体
10 吊りベルト
11 ワイヤー
12 滑車
13 ケーブル
14 ファスナー
15 屈曲部材
17 使用者
18 腕部
19 脇部
20 便器
21 便座
Claims (3)
- 腕部または脇部を支えるための腕支持部材を上下動させる駆動手段を有する歩行補助機において、
複数の車輪が設けられたベースフレームと、該ベースフレームの上部に、複数のガススプリングパイプが立設されて構成されるメインフレームと、該ガススプリングパイプの上部に固定される腕支持部材と、該腕支持部材を所定の高さに維持するためのロック手段とが設けられ、
該ロック手段は、左右の腕支持部材の略中心下部と、メインフレームのガススプリングパイプ固定部とに軸支されて接続される屈曲部材で構成され、 該屈曲部材は、2枚の板材がその略中央部において2軸で連結され、相対する板材の端部の一方の角部が切り取られており、これにより、一方方向には屈曲するが、反対方向には屈曲しないようになっていることを特徴とする歩行補助機。 - 前記の腕支持部材に、ズボン式の腰部支持体が吊り下げて設けられていることを特徴とする請求項1に記載の歩行補助機。
- 前記のズボン式の腰支持体の股間部分に開閉手段が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の歩行補助機。
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