JP4478953B2 - パンの製造方法 - Google Patents
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そして、健康志向やダイエットブームを背景にし、難消化性澱粉の整腸作用、便通作用、血糖値上昇抑制作用、コレステロール低下作用、脂肪蓄積抑制作用等を利用することを目的として、有効な難消化性澱粉の開発とともに、パン生地に難消化性澱粉を添加するパンの製法が検討されている。
具体的には、例えば、アミロース含量が30重量%以上の澱粉を耐圧性密閉容器内で減圧してから、蒸気等によって加圧状態下で湿熱処理することにより得られ、食物繊維含量が30重量%以上である澱粉素材の技術がある(特許文献4,5参照)。
また、約80%以上のアミロース含量を有し、化学的に修飾されていないトウモロコシ耐性澱粉を含有する食物繊維を高含量で含むパン等の食品組成物の技術がある(特許文献6参照)。
更に、40重量%以上のアミロース含有率および10〜80重量%の湿分含有率を有する高アミロース澱粉を60〜160℃の温度で加熱することにより得られ、12%以上の食物繊維含有率の耐性粒状澱粉の技術がある(特許文献7参照)。
また、澱粉を澱粉分解酵素で限定加水分解した後、脱分枝化酵素を加えて反応させることにより得られる、アミロース含量10〜30%を有する水不溶性難消化性澱粉の技術がある(特許文献10参照)。
更には、難消化性澱粉とは異なる素材であるが、上記難消化性澱粉と同様の作用・効果を奏することが期待される素材として水溶性難消化性デキストリンが開発され、且つこれをパン生地の混捏工程で小麦粉の一部に置き換えて添加するパンの製法が開発されてきている(特許文献11乃至14参照)。
しかし、このように多量の難消化性澱粉を添加すると、混捏したパン生地の小麦蛋白質量の割合が小さくなるために、パン生地から伸展性、膨張性および弾力性が失われ、オーブンスプリング(窯伸び)の小さいパン生地となる。従って、このパン生地を焼成したパンは、ボリュームが小さく、形状が安定せずに均一性を欠き、またクラストに亀裂が発生したりするという問題があった。
さらに、多量の難消化性澱粉を添加すると、焼成したパンは、すえたような澱粉臭が強くなり、また小麦粉醗酵風味を欠くようになる等の問題もある。
また、本発明は、当該課題を解決するために、多量の難消化性澱粉を添加するとともに、活性グルテンを添加することにより、焼成したパンの弾力が強く、かつ食感が重くなることを防止することを目的としてなされたものである。
また、活性グルテンを添加したので、超強力粉を併用する構成等と相俟って、多量の難消化性澱粉を添加して混捏したパン生地の小麦蛋白質量の不足分を補うことにより、該パン生地の弾力性を回復することがより確実に可能となる。即ち、活性グルテンを添加することにより、混捏したパン生地に伸展性、膨張性および弾力性を付与し、このパン生地を焼成したパンは、ボリュームがあり、形状が均一で安定し、またクラストに亀裂が発生することなくきれいな外観を有するようになる。また、適宜量のグリアジンを併用することが望ましく、この場合は、活性グルテンだけを添加することにより、焼成したパンが強い弾力感と引きを感じさせるタフな食感となり、硬くて歯切れが悪くなり、口当たりが重くなり、また口溶けが悪くなるのを回避することができるようになる。
また、中種法を採用して、中種混捏工程で難消化性澱粉を添加することにより、焼成したパンにおいて、いやな澱粉臭を低減することができ、小麦粉の焙焼香と醗酵風味を確保できるとともに、甘味(あまみ)を付与することができるようになる。
そして、難消化性澱粉の利点である整腸作用、便通作用、血糖値上昇抑制作用、コレステロール低下作用、脂肪蓄積抑制作用等を生かした有用なパンとすることができるようになる。
先ず、本発明の第一の実施形態に係るパンの製造方法について説明する。この製造方法は、パン生地の混捏工程で原料粉として少なくとも小麦粉および難消化性澱粉を添加するパンの製造方法において、小麦粉の一部として小麦蛋白質量が13.5質量%を超える高蛋白質含有量の超強力粉を添加し、また、活性グルテンおよび好ましくは更にグリアジンを添加するとともに、架橋澱粉及び増粘剤含有油脂の両者を併用して、添加するパンの製造方法である。
従って、上述した、またはその他の難消化性澱粉の生理作用は、第一に胃および小腸で消化吸収されない性質と、第二に大腸の結腸で腸内細菌の醗酵基質となり醗酵する性質のうち少なくともいずれかの性質に由来すると推測される。そして、血糖値上昇抑制作用、インシュリン低下作用およびコレステロール低下作用等は、難消化性澱粉の前者の生理作用によるものであり、また潰瘍・腫瘍の治癒もしくは縮小等は、後者の生理作用によるものであると考えられる。
そして、本発明では、前記強力小麦粉の一部として超強力粉を添加することを構成としている。ここで、超強力粉とは、小麦蛋白質量が13.5質量%を超える、具体的には、例えば、13.5超〜17質量%の高蛋白質含有量の強力小麦粉である。これにより、多量の難消化性澱粉を添加することにより生じる混捏したパン生地の小麦蛋白質量の不足分の大部分を補うようにする。
超強力粉の添加量がこれよりも多過ぎるときには、パン生地中の小麦蛋白質量が多くなり過ぎて、該パン生地を焼成したパンは、過度の弾力感と引きを感じさせるタフな食感となり、硬くて歯切れが悪く、口当たりおよび口溶けも悪くなる。これに対し、超強力粉の添加量がこれよりも少な過ぎるときには、活性グルテンを多めに添加しないと、前記本発明の効果を奏しなくなるし、また活性グルテンの添加量が多くなり過ぎると、前記弊害が生じる。
超強力粉は、上述した小麦蛋白質量の不足分を補うことを目的として添加するため、難消化性澱粉を添加する工程で添加して一緒に混捏することが望ましい。こうすることにより、超強力粉を添加することによる前記効果をより有効に奏することができる。
一般に、通常のパンの製造において使用される強力小麦粉の蛋白質量は11.5質量%〜12.5質量%であるが、ここでは、小麦蛋白質量が13質量%〜13.5質量%の強力小麦粉を使用する。
このように活性グルテンを添加することにより、上述したとおり超強力粉を併用する構成等と相俟って、多量の難消化性澱粉を添加して混捏したパン生地の小麦蛋白質量の不足分を補うことにより、該パン生地の弾力性を回復することがより確実に可能となる。そして、該パン生地を焼成したパンは、ボリュームがあり、形状が均一で安定し、またクラストに亀裂が発生することなくきれいな外観を有するようになる。
活性グルテンは、難消化性澱粉を添加する工程で添加して一緒に混捏することが望ましい。こうすることにより、活性グルテンを添加したことによる効果をより有効に奏することができるようになる。
その他の化工処理、例えば、ヒドロキシプロピル化等のエーテル化や、アセチル化等のエステル化を施した架橋澱粉でも、本発明の目的・効果を損なわない限りかまわないが、このような化工処理は必要ではない。また、α化処理は望ましくない。本発明でα化処理した架橋澱粉を添加すると、焼成したパンはネチャついた食感となり、本発明が目的とする引きのない良好な歯切れ感と軽い食感を実現できないおそれがある。
このように、本発明で架橋澱粉を添加することにより、焼成したパンを引きのない歯切れが良好で、かつ食感も軽いものにすることができる。
また、後述するように、中種の混捏工程で難消化性澱粉を添加する場合には、グルテンが未熟傾向となるが、ここで該増粘剤含有油脂を添加すると、更にグルテンの発達を抑制してしまうおそれがあるため、該増粘剤含有油脂は本捏工程で添加するのが望ましい。更に同様の理由で、該増粘剤含有油脂を本捏工程で添加する場合でも、本捏工程の最初に添加するよりも、本捏工程の途中で添加することがより望ましい。
また、パン生地の混捏工程として中種混捏工程およびその後の本捏工程を備えた中種法を採用する場合には、両者を当該本捏工程で添加することが望ましい。両者を本捏工程で添加することが望ましい理由は、上述したそれぞれを本捏工程で添加することが望ましい理由と同様である。
このようにグリアジンを添加することにより、上述したとおり、小麦粉の一部として小麦蛋白質が13.5質量%を超える高蛋白質含有量の超強力粉を使用するか、または、小麦粉として小麦蛋白質が13質量%以上の強力小麦粉を使用するとともに、活性グルテンだけを添加することにより、焼成したパンが強い弾力感と引きを感じさせるタフな食感となり、硬くて歯切れが悪くなり、口当たりが重くなり、また口溶けが悪くなるのを回避することができるようになる。
また、グリアジンは、原料粉全体に対して5質量%以下、好ましくは4質量%以下、より好ましくは3質量%以下とすることが望ましい。
該グリアジンは、難消化性澱粉を添加する工程で添加して一緒に混捏することが望ましい。こうすることにより、グリアジンを添加したことによる効果をより有効に奏することができるようになる。
従って、パン生地を構成する原料粉としての小麦粉は、一般的には、中種混捏工程では小麦粉全量の50〜100質量%の小麦粉を使用するが、本発明では、中種混捏工程では該小麦粉全量の60〜100質量%の小麦粉を使用することが望ましく、70〜100質量%の小麦粉を使用することがより一層望ましい。こうすることにより、中種のグルテンを形成する小麦蛋白質の割合を最低限または必要量以上に維持することができるようになる。
中種混捏工程で添加するイーストは、通常、前記原料粉全体に対して1.7〜2.3質量%、好ましくは1.8〜2.2質量%である。
まず、本発明の実施例1として、中種法を採用して、本捏で難消化性澱粉、超強力粉、活性グルテン、架橋澱粉、増粘剤含有油脂およびグリアジンを添加し、図1に示す配合と工程で角型食パンを製造した。
このようにして製造した食パンは、本捏で超強力粉および活性グルテンを添加したことにより、多量の難消化性澱粉を添加しているにもかかわらず、混捏したパン生地から伸展性、膨張性および弾力性が失われることなく維持されており、このパン生地を焼成したパンは、オーブンスプリングが大きく、形状が安定して均一であり、またクラストに亀裂が発生しなかった。
また、混捏したパン生地の小麦蛋白質の含有量を適度に調整しているうえ、本捏でグリアジンを添加していることから、小麦蛋白質を過剰に含有することに起因して生じる、焼成したパンのクラストが硬くて噛み切れなくなるとか、クラムも引きと弾力が過度に強くなって、口当たりが重くなるとか、口溶けが悪くなるとかの弊害も発生せず、良好な食感であった。
むしろ、本実施例の食パンは、本捏で架橋澱粉および増粘剤含有油脂を添加したことにより、超強力粉および活性グルテンを添加しているにもかかわらず、引きのない歯切れが良好で、かつ口当たりおよび食感が軽く、またソフトで柔らかいものであった。
次に、本発明の実施例2として、中種法を採用して、中種に難消化性澱粉、超強力粉、活性グルテンおよびグリアジンを添加し、また本捏で架橋澱粉および増粘剤含有油脂を添加し、図2に示す配合と工程で角型食パンを製造した。
このようにして製造した食パンは、中種に超強力粉および活性グルテンを添加したことにより、中種に多量の難消化性澱粉を添加しているにもかかわらず、混捏したパン生地から伸展性、膨張性および弾力性が失われることなく維持されており、このパン生地を焼成したパンは、オーブンスプリングが大きく、形状が安定して均一であり、またクラストに亀裂が発生しなかった。
むしろ、本実施例の食パンは、本捏で架橋澱粉および増粘剤含有油脂を添加したことにより、超強力粉および活性グルテンを添加しているにもかかわらず、引きのない歯切れが良好で、かつ口当たりおよび食感が軽く、またソフトで柔らかいものであった。
さらに、難消化性澱粉の全量を中種混捏工程で添加し、しかも中種混捏工程でイースト醗酵性糖類としてブドウ糖を添加していることから、本実施例の食パンは、いやな澱粉臭がなく、小麦粉の焙焼香と醗酵風味を有し、また甘味(あまみ)を有していた。また、グルテン気泡膜も適度に細かい良好なものであった。
次に、本発明として前記実施例1と、比較例として該実施例1において活性グルテンおよびグリアジンの添加量をそれぞれ0質量%、2質量%としたもの(比較例1)、0.5質量%、1.5質量%としてもの(比較例2)、2質量%、0質量%としたもの(比較例3)とにより角型食パンを製造して、形状の安定性、亀裂の有無および食感について比較検討してみた。その結果は、図3に示す通りであった。
本実験例によれば、本発明の実施例1は、多量の難消化性澱粉を添加しているにもかかわらず、混捏したパン生地から伸展性、膨張性および弾力性が失われることなく維持されており、このパン生地を焼成したパンは、オーブンスプリングが大きく、形状が安定して均一であり、またクラストに亀裂が発生していなかった。また、混捏したパン生地の小麦蛋白質の含有量を適度に調整していることから、小麦蛋白質を過剰に含有することに起因して生じる、焼成したパンのクラストが硬くて噛み切れなくなるとか、クラムも引きと弾力が過度に強くなって、口当たりが重くなるとか、口溶けが悪くなるとかの弊害も発生せず、良好な食感であった。
また、比較例2は、活性グルテンの添加量が少ないために、比較例1ほどではないが、食感は良好であったが、比較例1と同様に形状は不安定で、クラストには著しく亀裂が発生していた。
また、比較例3は、活性グルテンを2質量%添加していることから、形状は安定しているが、グリアジンを添加していないため、焼成したパンのクラストが硬く、クラムも引きと弾力が過度に強くなって、口当たりが重く、口溶けが悪いものであった。
次に、本発明として前記実施例2ならびに前記実施例2において架橋澱粉の添加量を0.1質量%、1質量%、2質量%および3質量%とした実施例(それぞれ実施例3、同4、同5および同6とする)と、比較例として該実施例において架橋澱粉の添加量を0および5質量%とした比較対照例(それぞれ比較例4および5とする)とにより角型食パンを製造し、その歯切れ食感について比較検討してみた。その結果は、図4に示す通りであった。
架橋澱粉を添加した本発明の各実施例は、架橋澱粉を添加しない比較例4に比べて、歯切れが良好で、また軽い食感であった。特に、架橋澱粉を0.5質量%、1質量%添加した実施例2および4はこれが顕著であった。また、架橋澱粉を5質量%添加した比較例5は、過剰な歯切れ感を有するものであった。
次に、本発明として前記実施例2ならびに前記実施例2においてキサンタンガム含有油脂の添加量を1質量%、1.5質量%および3質量%とした実施例(それぞれ実施例7、同8および同9とする)と、比較例として該実施例においてキサンタンガム含有油脂の添加量を0とした比較対照例(比較例6とする)とにより角型食パンを製造し、その口当たりと食感の柔らかさについて比較検討してみた。その結果は、図5に示す通りであった。
キサンタンガム含有油脂を添加した本発明の各実施例は、キサンタンガム含有油脂を添加しない比較例6に比べて、口溶けが良好で、口当たり及び食感がソフトで柔らかいものであった。特に、キサンタンガム含有油脂を2質量%、3質量%添加した実施例2および9はこれが顕著であった。
Claims (9)
- パン生地の混捏工程で原料粉として小麦粉および難消化性澱粉を添加するパンの製造方法において、前記難消化性澱粉として、ジャガイモ、タピオカ、トウモロコシ等の澱粉をα―アミラーゼ等の澱粉分解酵素によって部分的に加水分解して得た中間生成物を温水に溶解し、イソアミラーゼ等の酵素によって脱分枝化するとともに、老化させてから、酵素を不活性化し、若しくは酵素を不活性化してから老化させ、噴霧乾燥することにより得た水不溶性の難消化性澱粉を使用し、前記パン生地の混捏工程として中種混捏工程およびその後の本捏工程を備えた中種法を採用して、当該中種混捏工程で前記難消化性澱粉および該小麦粉の一部として小麦蛋白質量が13.5質量%を超える高蛋白質含有量の超強力粉を前記小麦粉のうちの4質量%〜13質量%の量を添加し、また、イースト、活性グルテンおよびグリアジンを添加するとともに、前記本捏工程で架橋澱粉および/または増粘剤含有油脂を添加することを特徴とするパンの製造方法。
- 前記増粘剤含有油脂は、さらに乳化剤を含有することを特徴とする請求項1に記載のパンの製造方法。
- 前記難消化性澱粉は、前記原料粉全体に対して10質量%〜40質量%の量を添加することを特徴とする請求項1または2に記載のパンの製造方法。
- 前記活性グルテンは、前記パン生地を構成する前記原料粉に対して1質量%以上の量を添加することを特徴とする請求項1、2または3に記載のパンの製造方法。
- 前記架橋澱粉は、前記パン生地を構成する前記原料粉に対して0.1質量%〜3質量%の量を添加することを特徴とする請求項1、2、3または4に記載のパンの製造方法。
- 前記増粘剤含有油脂は、前記パン生地を構成する前記原料粉に対して1質量%以上の量を添加することを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載のパンの製造方法。
- 前記グリアジンは、前記原料粉に対して、0.1質量%以上の量を添加することを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6に記載のパンの製造方法。
- 前記中種混捏工程でイースト醗酵性糖類を添加することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7に記載のパンの製造方法。
- 前記イースト醗酵性糖類は、前記難消化性澱粉に対して0.5〜15質量%の量、および/または前記中種混捏工程で添加する原料粉に対して0.2〜3.8質量%の量を添加することを特徴とする請求項8に記載のパンの製造方法。
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