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JP4457238B2 - 機器キャビネット内発熱部品群の放熱構造 - Google Patents

機器キャビネット内発熱部品群の放熱構造 Download PDF

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JP4457238B2 JP25920897A JP25920897A JP4457238B2 JP 4457238 B2 JP4457238 B2 JP 4457238B2 JP 25920897 A JP25920897 A JP 25920897A JP 25920897 A JP25920897 A JP 25920897A JP 4457238 B2 JP4457238 B2 JP 4457238B2
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は機器キャビネット内における実装部品群の放熱構造に関するもので、特に実装部品群の放熱構造を小型化し且つ部品群の一括放熱に際し必然的に発生する対流の上流下流間の温度差を縮小することを可能にする機器キャビネット内発熱部品群の放熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来例(1)…従来の機器キャビネット内における発熱部品群の一括放熱の構造は、一般的に図7に例示の如く発熱部品群13−nはプリント基板11−1、11−2の平面上に展開実装している例が多く、風洞の配設が困難であり、実装基板平面11−1、11−2の間の間隙空間をそのまま対流の流路として、即ちこの間隙空間を放熱空間または風洞代替として適用する例が多い。またそれらの発熱部品群13−nの上には夫々に放熱フィン群17−nが装着されて風洞代替の放熱空間内に展開配置されてあることが通例であった。
【0003】
従来例(2)…従来の機器キャビネット内における発熱部品群13−nの一括放熱の他の一例としては図8に例示の如く大型のアルミヒートシンク18の外周に発熱部品群13−nを搭載し、このアルミヒートシンク18に冷却ファン19と風洞21−1,21−2を連結して強制対流放熱を実施する例もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来例(1)の如き場合は図7の如く機器キャビネット内に送入または吸入される対流15の全量の中で、放熱フィン群17−nの夫々のフィン間隙内に侵入して実際に放熱に寄与する空気量の割合が少なく、冷却効率が極めて悪い点が大きな問題であった。これは空気の流れはキャビネット内の流体抵抗の少ない部分に多くが流れ、流体抵抗の大きな放熱フィン群17−nの夫々のフィン間隙内に侵入し、通過する空気量が減少する必然的な現象によるものであった。またこの様にしてキャビネット内に分散した対流は分散流相互間の干渉が大きく対流の利用効率を低下せしめていた。その為に対流発生用ファンとしては必要以上に大型なものが使用され、機器の大型化の原因ともなっていた。また従来例(2)の如き場合は図8における対流の下流側放熱部品群13−nは上流側で加熱された空気により放熱されるため、また上流側を通過して高温になった対流15の全てが下流側に導入されるので、上流側に比較して下流側の冷却効率が大幅に低下し、発熱部品温度が下流ほど高くなることが避けられずこの点が最も大きな問題であった。更に従来例(2)の場合はアルミヒートシンク18が大きい為に機器が大型化しかつ重量が大きくなる点も大きな問題点であった。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
課題を解決する為の手段としての本発明の機器キャビネット内発熱部品群の放熱構造の基本構造を図1、図2に例示する。
キャビネット6内に実装された発熱部品群3−nが発生する熱量を一括的に吸収してキャビネット外雰囲気中に移送廃棄する為の放熱構造であって、キャビネット6の外気を一端の外気吸入口4−1から吸入し、他端の外気排出口4−2から排出する、対流の流路である方形断面の風洞4を第一の構成要素とし、風洞4には複数の小型強力な放熱器が直列に配設されてあり、それらの放熱器群またはその放熱部群1−nの夫々は風洞内をほぼ充満せしめる形状と大きさであり、それらの受熱板2−nの群の夫々の受熱面は、風洞壁を介して間接的に発熱部品3−nを実装することが出来るか、または直接放熱部品を実装することが出来るか何れかであるように配設されてある配設構造を第二の構成要素とし、風洞4内を貫流する自然対流または強制対流8の発生手段を第三の構成要素とし、風洞には直列に配設された複数の放熱器の各放熱器の対流流入口の周辺付近には、風洞内に新鮮な冷風を補充する外気補充手段7−nが夫々に設けられてあり、これを第四の構成要素とし、これら四構成要素の総てを含んで構成されてあることを特徴としている。
【0006】
図1は基本構造の縦断面略図であり、図2はその風洞部分付近の部分横断面略図である。図1においては補助風洞5−1、5−2は図示不可能なので90度転回して図示してある。風洞4における補助風洞5−1、5−2の正しい相対位置は図2に例示の通りであり、発熱部品群3−nがキャビネット内に露出して受熱板2−nに実装されている状態が正しい構成である。
【0007】
【作用】
上記の四構成要素を要約すると以下の各項の通りになる。(1)風洞4には複数の小型強力な放熱器またはその放熱部1−nが風洞をほぼ充満する大きさ及び形状に配設されてあり、それらの複数の放熱器は風洞内に直列に配設されてある。(2)放熱器は発熱部品群3−nが出来るだけ放熱器の受熱板2−nに直接搭載出来る様配設されてある。(3)対流は自然対流または強制対流の何れかである。(4)各放熱器に流入する対流には放熱器毎に新鮮冷風が補充される。
以下に各項の構成要素毎にその作用について述べる。
【0008】
(1)小型強力な放熱器は風洞を小型化せしめる。また放熱器の直列配設も風洞を小型化せしめ、且つ風洞の配設本数を最少ならしめる。放熱器またはその放熱部1−nは風洞4を充満する大きさであるから対流は分散すること無く、流れの全てが無駄なく熱交換され放熱効率が向上する。放熱器として受熱板2−nを両面に有するステレオ型放熱器を採用する場合は、風洞4を中心とした機器内発熱部品3−nの立体的実装(3次元実装)が可能になり、機器内発熱部品3−nが効率的に実装される。ここに云う立体的実装とは単に放熱器の両面実装を意味するものではない。風洞の両面に且つ直列に複数組の発熱部品群3−nが配置され更にその風洞は水平、垂直何れの方向にも配設することが可能となる。このような発熱部品群3−nの立体的実装は実装設計の自由度を大きくするだけでなく、機器キャビネットの小型化にも大きく貢献する。
【0009】
(2)放熱器を風洞4と組合わせ配設するに際して、受熱板2−nをキャビネット6内に露出せしめて配設するなど、放熱器は発熱部品3−nを出来るだけ受熱板2−nに直接搭載出来る構造にしてあるから、これに因る熱抵抗の減少と(1)項による放熱効率の向上と相俟って、全体的に熱抵抗が減少し放熱性能が大幅に向上する。
【0010】
(3)対流は自然対流、強制対流8−1のいずれか一方を選択することが出来る。(1)項の効果の一つとして熱吸収後の対流8−1がキャビネット内に散逸することの無い構成にすることが出来ると共に、風洞4内とキャビネット6内を完全に気密に遮断出来るから、キャビネット6を完全密閉構造として、強制対流8−1であってもキャビネット6内をクリーンに保ち実装部品の信頼性を向上せしめることが出来る。軸流ファンなどに依る従来の強制対流手段の場合は気密性が悪く、外部の汚染雰囲気を吸収したりキャビネット6内に塵埃を取り込んだりして内部を汚染するケースが多かった。またファンに替えて風洞4の煙突効果を自然対流発生手段とする場合は従来極めて困難とされてきた機器の密閉キャビネット内の自然対流放熱を効果的に実施することが可能となる。
【0011】
(4)風洞4には直列配設された各放熱器に対して夫々に新鮮冷風を補充する手段7−nが設けられるから、下流側放熱器が上流側放熱器から排出される高温対流の影響を受けることが少なく直列配設であるにも拘らず全放熱器に効果的な放熱をさせることが出来る。更にこの外気補充手段7−nは放熱器に供給される対流を下流側放熱器ほど対流8の流量を増加せしめ流速を早める特徴があり、下流側放熱器の放熱効率を増加せしめ、下流側放熱器の温度上昇を防ぐ効果がある。
【0012】
本発明に係る機器キャビネット内発熱部品群の放熱構造の四構成要素の総合的作用は次の如くである。
従来の放熱構造はキャビネット6内における冷却対流の流れは分散流であり、分散流相互間の干渉が大きく、流れの有効利用が不十分であった。本発明の構造において流れを集中化せしめ効率的に活用することの可能な放熱構造に改善し、同時に部品群間の相互熱干渉を減少せしめ、直列実装、三次元実装、を可能にし、キャビネット内実装を高密度化せしめ、機器全体の小型化軽量化に貢献する。
【0013】
【実施例】
[第一実施例]図3は本発明に係るキャビネット内発熱部品群の放熱構造の第一実施例の一例を示す。本実施例においては第一の構成要素である方形断面形状の風洞4はキャビネット6の壁体内に内接して配設され、三側面がキャビネット6内に露出して配設されてあり、その他の一側面はキャビネットの一側面の一部と共通化されて配設されてあり、第二の構成要素に適用される放熱器は放熱ピン群かフィン群が両側面の受熱板2−nで挟持して構成されたステレオ型放熱器であり、その二枚の受熱板2−nは受熱面がキャビネット内に露出せしめられて風洞4内に配設されてあり、受熱板2−nの群に実装された放熱部品群3−nは風洞の両側外面に直列に且つ全体として立体的に配置されてあり、また第四の構成要素における外気補充手段7−nは風洞の一側面と共通化されてあるキャビネット6の一側面の部分に設けられてあり、低温新鮮外気を直接取り入れることが可能になっていることを特徴としている。図における9は対流の中に放熱部1−nを充満せしめて放熱効率を向上せしめる為のスペーサーである。また5−1は総ての外気補充手段7−nに外気を強制送入する為の補助風洞である。図は風洞4が垂直に保持されてある状態の横断面図で図示されてあるから、複数の放熱部1−nは一個のみ、多数の受熱板2−n、発熱部品群3−n等は夫々2個のみが図示されてあるが、それらが直列に多数個配置された状態は図1に例示されてあると同様ある。
【0014】
図3からは風洞4の内外に放熱器、発熱部品群3−n等が直列に、且つ立体的に配設実装されてある、本発明に係る機器キャビネット内発熱部品群の放熱構造がキャビネット内に占める部品実装面積及び容積を大幅に減少せしめている事が良く分かる。特に風洞4の一側壁とキャビネットの一側壁の一部分とが共通化されてある点は風洞4によるデッドスペースの発生を減少せしめ、キャビネット内の空間を有効に利用出来る効果と、キャビネット外の新鮮冷気の取り入れが容易になる効果がある。本実施例においては対流の下流側放熱器に対するに導入されるキャビネット外の冷気が効率よく導入されるから、補助風洞5−1は省略される場合もある。
【0015】
[第二実施例] 図4は本発明に係るキャビネット内発熱部品群の放熱構造の第二実施例の一例を示す。本実施例では第一の構成要素の方形断面形状の風洞4はキャビネット6の壁体外に外接して配設され、三側面がキャビネット6の外に露出して配設された方形風洞4であり、その他の一側面はキャビネット6の一側面の一部と共通化されて配設されてあり、第二の構成要素に適用される放熱器の放熱部1−nは放熱ピン群か放熱フィン群が一枚の受熱板2−nの片面上に配設されて構成されてある放熱部1−nであり、その受熱板2−nは風洞4の一側面がキャビネットの一側面の一部と共通化されてある部分において、キャビネット壁を介して間接的に発熱部品3−nを実装することが出来るか、または直接発熱部品3−nを実装することが出来るか、何れかであるように配設されてある配設構造であり、第四の構成要素における外気補充手段7−nは風洞4がキャビネット6の外に露出せしめられてある三側面に設けられてあることを特徴としてい
【0016】
本実施例ではキャビネット6内の空間が風洞4により占有されることが無いからキャビネット6内の空間が他の目的に広く利用出来る利点があるがその半面受熱板2−nの枚数が半減し発熱部品群3−nの実装可能数量が減少する。然し外気補充手段7−nの配設箇所は第一実施例の3倍にも増加し、キャビネット外の新鮮冷気が大量に導入されるから補助風洞5−1を省略することが可能になる。図4においては補助風洞5−1を省略してあるが、必要によっては補助風洞5−1をも併設して強制対流を外気補充手段7−n内に導入して、更に冷却効果を向上させても良い。
【0017】
[第三実施例] 各実施例図に例示の第四の構成要素である風洞4内及び、またはキャビネット6の壁に設けられる外気補充手段7−nとしては各種の手段があるが、本実施例においては、風洞壁及び、またはキャビネット壁に設けられる各下流側放熱器の配設位置直前付近に設けられた所定の構造のルーバー群か貫通孔群であることを特徴としている。これらの外気補充手段7−nは構造が単純で且つ形成が容易であり、風洞4内を貫流する強制対流の流速により発生する負圧により風洞外気を容易に流通せしめ、複数の各下流側放熱器に外気を補充供給する。これにより風洞4内に直列に配置された複数の放熱器が対流の下流に至るほど温度上昇する現象の、温度上昇を緩和せしめる。
【0018】
[第四実施例] 第四実施例は風洞4内及び、またはキャビネット6の壁に設けられる外気補充手段7−nの外気補充能力を強制対流によって大幅に強化する為の手段であって、その一例は図1及び図3に図示されてある。図示されてある補助風洞5−1、5−2は風洞4に並列して設けられてあり、各外気補充手段7−nである各所定の構造のルーバー群か貫通孔群に共通の強制対流導入流路及び加圧室をを形成している。その一端は最下流放熱器の下流側付近で閉鎖封止されてあり、他の一端は風洞4の強制対流発生用ファン8−2が発生する強制対流内に開口されてある。このように構成されてあるから、補助風洞5−1、5−2内は加圧室となり全てのルーバー群、貫通孔群から新鮮な強制対流が風洞4内に均一に送入されるようになる。この新鮮な強制対流は風洞4内を流れる強制対流の主流に合流して各放熱器を通過する毎の強制対流の温度上昇を緩和せしめる。この合流した強制対流は下流側の放熱器に至るほど順次増量増速されるから、下流側放熱器に至る程熱交換効率が高くなる。このことは対流風の多少の温度上昇にも拘らず各下流側の発熱部品群3−nの温度上昇を確実に防止する。
【0019】
[第五実施例] 本実施例は本発明に係る放熱構造を自然対流により実施する応用例である。図5、図6、はその断面略図であって、図5はその縦断面略図であり、図6はその横断面略図である。図5において補助風洞5−1、5−2及び外気補充手段(ルーバー)7−nは縦断面図では図示出来ないので取り付け位置を90度転回せしめて示してある。即ち風洞4に対する補助風洞5−1、5−2及び外気補充手段(ルーバー)7−nの取り付け位置は図6に例示してある位置が正規の位置である。本実施例において第一の構成要素である風洞4のキャビネット外気の吸入口4−1はキャビネットの底面床部6−1を貫通して設けられてあり、その排出口4−2はキャビネットの頂面天井部6−2を貫通して設けられてあり、方形断面形状の風洞4を貫流する対流は自然体流である。第三の構成要素である対流発生手段は風洞4が垂直に保持せしめられてあることにより発生する煙突効果であることを特徴としている。
【0020】
放熱器はその受熱板2−nの群がその受熱面上に実装された発熱部品群3−nがキャビネット6の中に露出するよう配設されてある。放熱器の放熱部1−nとしては、風洞4の中に複数個が直列配置されるので、自然対流を効果的に風洞4内を貫流させる必要があるから、放熱部1−nを構成する自然対流用のフィン配列が粗で圧力損失の小さなものが適用される。外気補充手段(ルーバー)7−nは各放熱部1−nの対流吸入部付近に設けられてある。補助風洞5−1、5−2はその吸入口4−3、4−4から新鮮な低温外気を煙突効果で吸入し、全ての外気補充手段(ルーバー)7−nに均一に供給する。風洞4内には吸入口4−1から吸入された外気が強力な煙突効果により各放熱部1−nの熱量を吸収しながら貫流するが、その対流には各外気補充手段(ルーバー)7−nから新鮮外気が各放熱部1−n毎に補充され、対流流量が増加し、流速も増加し、下流側ほど熱交換効率が増加し、各発熱部品3−nは上流下流に亙り比較的均一に冷却される。
【0021】
本実施例においては熱交換後の対流排気が一切キャビネット6内に散逸することが無いからキャビネット6を完全密閉にすることが出来る点は大きな効果である。従来密閉キャビネット6内における発熱部品群3−nの自然対流に依る直接冷却は、熱交換後の対流排気が密閉キャビネット6内に散逸し、キャビネット6内の空気温度を上昇せしめ、これにより冷却効率が低下するので、実効が少なく密閉キャビネット6内の発熱部品群3−nの自然体流冷却は殆ど不可能とされていた。現在の機器の密閉キャビネット6内の発熱部品群3−nの冷却は密閉キャビネット6の内外に強制対流発生手段を設けた熱交換機に依りキャビネット6内外空気を熱交換して、キャビネット内空気を冷却して、間接的に発熱部品群3−nを冷却する極めて効率の悪い冷却手段を適用することが一般的であった。
【0022】
【発明の効果】
小型強力な放熱器が小型風洞内に直列配置されてあることに依り、機器キャビネット内における発熱部品群の実装面積が縮小され、風洞に設けられた外気補充手段と補助風洞の作用に依り、対流の上流下流間における発熱部品群間の温度差が大幅に縮小され、発熱部品群の立体的実装が容易になり機器キャビネットが小型化された。また冷却対流のキャビネット内散逸が無くなることに依り、キャビネットの密閉化が可能になり特に密閉キャビネット内の発熱部品群の自然対流冷却も可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の機器キャビネット内発熱部品群の放熱構造の基本構造を示す縦断面図の略図。
【図2】 本発明の機器キャビネット内発熱部品群の放熱構造の基本構造をを示す風洞部分の横断面略図。
【図3】 本発明の機器キャビネット内発熱部品群の放熱構造の第一実施例を示す横断面略図。
【図4】 本発明の機器キャビネット内発熱部品群の放熱構造の第二実施例を示す横断面略図。
【図5】 本発明の機器キャビネット内発熱部品群の放熱構造の第五実施例を示す縦断面図の略図。
【図6】 本発明の機器キャビネット内発熱部品群の放熱構造の第五実施例を示す横断面略図。
【図7】 機器キャビネット内発熱部品群の放熱構造の従来構造の一例の説明図。
【図8】 機器キャビネット内発熱部品群の放熱構造の従来構造の他の一例の説明図。
【符号の説明】
1−n 放熱器放熱部
2−n 放熱器受熱板
3−n 発熱部品
4 風洞
4−1 外気吸入口
4−2 外気排出口
4−3 補助風洞吸入口
4−4 補助風洞吸入口
5−1 補助風洞
5−2 補助風洞
6 キャビネット
6−1 キャビネット底面床部
6−2 キャビネット頂面天井部
7−n 外気補充手段(ルーバー)
8−1 強制対流
8−2 強制対流発生手段(ファン)
9 スペーサー
11−1 プリント基板
11−2 プリント基板
13−n 発熱部品
14−1 支持板
14−2 支持板
15 強制対流
17−n 放熱フィン
18 大型ヒートシンク
19 冷却ファン
20 キャビネット
21−1 風洞
21−2 風洞

Claims (1)

  1. 機器キャビネット内に実装された発熱部品群が発生する熱量を一括的に吸収して機器キャビネット外雰囲気中に移送廃棄する為の放熱構造であって、
    キャビネット外気の吸入口はキャビネットの底面床部を貫通して設けられてありその排出口はキャビネットの頂面天井部を貫通して設けられてあり、前記キャビネット外気を前記吸入口から吸入し、前記排出口から排出する対流の流路である方形断面の風洞を第一の構成要素とし、
    前記風洞には複数の小型強力な放熱器が直列に配設されてあり、該複数の放熱器のそれぞれ前記風洞の方形断面をほぼ充満せしめる形状と大きさであり、複数の放熱器の各受熱面は風洞壁を介して発熱部品を間接的に実装することができるか又は直接に発熱部品を実装することができ前記発熱部品が前記キャビネット内に露出している状態で、前記風洞内と前記キャビネット内を完全に気密
    Figure 0004457238
    前記風洞内を貫流する強制対流の発生手段を第三の構成要素とし、
    前記風洞に直列に配設された該複数の放熱器の各下流側放熱器の配設位置の上流側直前付近の風洞壁には、前記風洞内に新鮮な冷風を補充するために設けられた所定の構造のルーパー群又は貫通孔群である外気補充手段がそれぞれ設けられてあり、この外気補充手段を第四の構成要素とし、
    これら四構成要素の総てを含んで構成されてあるとともに、
    さらに、前記風洞に並列して設けられてあり、一端は最下流放熱器の下流側付近で閉鎖封止され、他の一端は前記強制対流の発生手段が発生する強制対流内に開口され、所定の構造のルーパー群又は貫通孔群である前記外気補充手段に共通の強制対流導入流路及び加圧室を形成している補助風洞を構成要素とする
    ことを特徴とする機器キャビネット内発熱部品群の放熱構造。
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