JP4451986B2 - 回折光学装置を用いてレ−ザエネルギ−の非重複パタ−ンを走査するための方法およびシステム - Google Patents
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Description
発明の背景
1.技術分野
本発明は、一般的に、医学的システムと方法に関するものである。さらに具体的には、本発明は、角膜または上皮組織の切除の目的で、光エネルギ−の連続パタ−ンを発生させるために回折光学装置を使用することに関するものである。
【0002】
光学的角膜屈折矯正手術(PRK)及び光学的角膜治療手術(PTK)では、選択的に角膜組織を切除することによって角膜の形状を再構築させて視覚を改善させるために、患者の眼球にレ−ザエネルギ−を向けるための光学ビーム給送システムを用いる。現在市販されているシステムは、すべてエキシマレ−ザを使用しており、そのレ−ザからのビ−ムは、均一な性状を有する光線を作るために、空間的にも時間的にも統合される。特に、そのビ−ムは、円形の標的区域の上に、均一な輝度プロフィールを示すように統合されて、「トップハット(top hat)」プロフィールと呼称されることが多い。
【0003】
一旦このような均一に統合されたビ−ムが得られると、ビ−ムは角膜切除を行うための様々な方法で用いられる。第1のシステムの型では、そのビ−ムは、一般に角膜上の望ましい標的区域に一致する幅を有する。ビ−ムの強度は、絞りおよびその他の露光調節メカニズムを用いて操作され、処置を適正に制御することによって、望ましい角膜の再形成を成し遂げることができる。非常に有効で、しかも比較的制御しやすい反面、(典型的には5.0mm〜10.0mmの水準である)治療区域に等しい幅を有するレ−ザ光線を使用するためには、大きなエキシマレ−ザを使用することが必要になる。このように大きなレ−ザは、高価であるだけでなく比較的大きな領域を占めるので、収納するためには膨大なスペ−スを必要とする。
【0004】
このように大きなビ−ム直径システムに替わるものとして、レ−ザ「走査」システムも、角膜切除に利用されている。このような走査システムでは、極めて小さいビ−ム幅を使用しており、そのレ−ザからの必要なエネルギ−を最小限にする。レ−ザが小さく程経済的であり、格納に必要なスペ−スも少なくてよい。しかしながら、小さいビ−ム幅を使用することは、ある面では治療プロトコルを複雑にする。小さい治療ビ−ムのほとんどは環状直径を有しているので、角膜の処置量を制御するのは困難であると評価される。特にそのビ−ムが角膜上を走査されると、不均一な様式で重複するため、標的区域全体の処置量制御を適切に行うことが極めて困難になる。複雑なコントロ−ルと処置アルゴリズムが発達したことによって、処置にみられる有害な変化を最小限にすることができるようになったが、完全に適切なものではない。
【0005】
上記の理由から、視覚障害の治療で角膜組織を選択的に切除するために、光ビ−ムによる角膜組織の走査の方法とシステムを改善することが望ましいと考えられる。処置過度及び処置不足の小区域のない、均一なエネルギ−分布を達成すると同時に、特に、パワ−の低い小型ビ−ム形状を使用することが望ましいと考えられる。さらに、角膜の切除ゾ−ンの環状形状への調節に特にふさわしい処置プロトコルとアルゴリズムを提供することが望ましいであろう。角膜を治療する前に、角膜の上皮組織の切除にその方法とシステムを用いることができれば、さらに望ましいと考えられる。これから記載する本発明によって、少なくとも上記の目的は部分的に達成されることになるであろう。
【0006】
2.背景技術の説明
光学的角膜屈折矯正手術(PRK)及び光学的角膜治療手術(PTK)の実施に関する走査システムは、米国特許第5,391,165号を含む多数の特許に記載されている。個々の患者に適合した回折光学エレメントを用いるレ−ザ手術システムは、米国特許第5,571,107号に記載されている。特有の反射光学装置を利用するレ−ザ走査システムは、米国特許第5,546,214号に記載されている。PRK/PTKレ−ザシステムに関して統合された時間的ビ−ム及び空間的ビ−ムは、米国特許第5,646,791号に記載されている。上記に引用された米国特許の全開示は、それぞれ参考文献として本出願に組み込まれる。
【0007】
PRK/PTK処置に用いるエキシマレ−ザビ−ムを統合するために回折光学エレメントを使用することは、1998年1月29日に、「回折光学を用いたレ−ザシステムおよび方法」という名称で出願された継続中の出願第09/015,841号に記載されており、その全開示は参考文献として本出願に組み込まれる。
【0008】
発明の要旨
本発明は、走査型レ−ザ切除の実施のための方法、システム及び装置の改善をもたらすものである。
本発明は、特にPRK及びPTK処置において角膜切除を実施する際に有用性が高いが、このような処置で角膜切除を行う前に上皮層を取り除く場合にも有用となるであろう。便宜上、後に続く説明は角膜切除について行われるが、その技術は上皮組織を取り除く場合にも有用である。上皮組織を取り除くためのレ−ザエネルギ−使用については、1998年2月12日に出願された米国特許出願第09/022,774号に記載されており、その全開示が参考文献として本出願に組み込まれる。
【0009】
「走査」は、切除光ビ−ムが角膜表面の連続する別々の場所に向けられて、走査されることを意味するものであって、その場合、これらの場所は、あらかじめ定められた光エネルギ−量で処置される。通常、レ−ザシステムはパルス式で操作されるもので、特定の場所での処置も、極めて短い時間に発生する多数のパルスで行われる。角膜の処置区域全体は、以下「切除ゾ−ン」と呼ばれ、最終的にはそのゾ−ンの上を走査される切除光ビ−ムとして処置される。しかしながら、前に考察したように、環状の横断面を有する光ビ−ムを用いたこれまでのシステムは、不均一な様式で隣接する環状形状が重なるため、治療面が不均一になる。本発明の実施態様では、隣接するビ−ムパタ−ンの間に実質的な重複のない状態で切除ゾ−ン全体をカバ−するように選択されたビ−ム形状を用いることによって、処置の均一性を著しく改善する。この方法では、切除ゾ−ンのセグメントすなわち部分ごとに必要な量の切除エネルギ−を受けて、そのゾ−ン全体を処置することが可能である。
【0010】
本発明は、このような従来の角膜切除方法とシステムに、多数の特異的な改善をもたらすものである。第一に、本発明は、環状すなわちリング型の切除光ビ−ムで切除ゾ−ンを処置するための方法とシステムを提供する。通常、切除ゾ−ンは、0.1mm〜10.0mmの範囲の直径を有する環状形状で、一般には1.0mm〜6.0mmである。同心の環状形状の連続的切除光ビ−ムを用いることによって、切除区域全体が、隣接する環状ビ−ム間で実質的に重複することなく処置されることができる。すなわち、あるビ−ムの外側の直径が隣接ビ−ムの内側直径に実質的に等しい隣接環状光ビ−ムを用いることによって、切除区域の各環状セグメントは、1回のみ処置される。環状ビ−ム形状の使用は、切除ゾ−ンの量的制御を行いやすいため、特に好ましい。すなわち、放射状に位置する各環状光ビ−ムのビ−ム輝度と処置時間を適切に選択することによって、放射状外側に位置するセグメント及び放射状内側に位置するセグメンを異なるエネルギ−量に曝すのは比較的易しい。下記のとおり、これらの環状ビ−ム形状では、連続するビ−ム間の実質的な重複を利用して切除ゾ−ンを処置する場合もある。
【0011】
一般的には環状ビ−ム形状の使用が好ましいが、本発明では、実質的に重複することなく、全切除ゾ−ンにある個々の治療区域すなわちセグメントをカバ−するように選択された別のビ−ム形状を使用することもある。前記の環状形状のほかに、処置パタ−ンとして、パイ型、多角形、不定形、またはそれらを組み合わせたものもありうる。本発明のこの態様では、切除ゾ−ンが、重複することなく隣接した複数のパタ−ンに分けられて、各セグメントが切除光の別々のビ−ムで処置されることが重要である。その場合、隣接するセグメントをそれぞれ望ましい量の切除光エネルギ−量で処置することによって、切除ゾ−ン全体の処置が達成されるのである。
【0012】
通常は、切除ゾ−ンの各処置セグメントが1回だけ処置されて、処置セグメントが重複しないことが望ましい。しかしながら、規則的に繰り返し重複される環状、パイ型、またはそれ以外のセグメント形状を工夫することによって、切除ゾ−ンに均一に望ましい全体量を達成することは可能である。例えば、環状処置セグメントを使用する時、連続的な処置ビ−ムは、環幅の50%のように、あらかじめ選択された距離によって、重複するように設計することができる。その場合、切除ゾ−ン内の各ポイントがそれぞれの望ましい量を受けるように、連続的な量を制御するのは簡単なことであろう。境界部、すなわち中心区域と外側周縁環では、環幅の半分を曝すなどの方法で、これらの領域に望ましい露光が得られる。さらに、重複しない切除光ビ−ムの第1セットで切除ゾ−ン全体を処置し、その後に重複しない光ビ−ムの第2セットで処置することも可能であるが、その場合、第1セットと第2セットのビ−ムの重複はあってもなくてもよい。このように、場合によっては、本発明は、連続的な重複性光ビ−ムの使用に頼ることもあるが、その場合、ビ−ムは、個々の光ビ−ム内のエネルギ−分布を適切に制御することによって、切除ゾ−ンの均一な処置が得られるような規則正しいあるいは予測可能な方法で重複させる。
【0013】
本発明の別の態様では、事実上あらゆる形状またはパタ−ンを有する個々の光ビ−ムが、回折光学装置を利用することによって提供され得る。望ましい周辺ビ−ム形状を提供するだけでなく、個々の光ビ−ム内での望ましい輝度プロフィールを与えるために、回折光学装置を用いることができる。輝度プロフィールは線形であることが多く、すなわち均一であるか、または光ビ−ムの内側周縁から外側周縁へ一様に上昇または下降する。それ以外の場合では、分布がガウス形になるか、または望ましい結果を達成するように選択された、別の輝度プロフィールを有する場合もある。回折光学装置を用いて、環状、パイ型、またはその他の前記ビ−ム形状を達成することができる。複数のビ−ム形状を提供するために、それに対応する複数の回折光学エレメントが用いられる場合が多く、その場合、ビ−ム形状は、前記のとおり、重複しない様式または制御された重複様式で、切除ゾ−ン全体をカバ−する。さらに、単一のビ−ム形状を確立するために、1個または限られた数の回折光学エレメントが用いられる場合があり、ビ−ム拡大装置が、切除ゾ−ン全体を走査すなわちカバ−するために、ビ−ムを拡張したり縮小したりするのに用いられる。直径を拡大したり小さくしたりしやすくて、切除ゾ−ン全体をカバ−するために連続的同心ビ−ムを提供する環状のビ−ム形状には、回折光学エレメントとビ−ム拡大装置との併用が特に有用である。さらに、回折光学エレメントが1個に限られている場合は、切除ゾ−ン全体を走査するために、ビ−ムを回転させる手段と併用することができる。例えば、パイ型ビ−ム形状を用いる時、切除ゾ−ンの隣接したパイ型部分をカバ−するために、非重複様式または重複様式でそのビ−ムを回転させることができる。ビ−ムの回転は、回折光学エレメントを回転させるか、または回折光学エレメントの下流に選択された様式でビ−ムを回転させる光学装置を設けることによって達成することができる。
【0014】
上記のすべての場合において、切除光エネルギ−は、一般にはレ−ザエネルギ−のことであり、さらに一般的にいうとエキシマレ−ザからのエネルギ−で、さらに一般的にいうと、約193nmの波長を有するものである。そのビ−ムパタ−ンは、典型的には0.01mm2から50.0mm2、さらに一般的には1.0mm2から40.0mm2の範囲の面積を有する。連続的ビ−ムが同じ面積を有することもあれば、異なる面積を有することもあるが、それぞれの面積は、典型的には上記に示した範囲にある。典型的には、各ビ−ムは、角膜切除に必要とされる最低エネルギ−輝度すなわちエネルギ−輝度閾値を十分維持できるパワ−を有しており、一般に全エネルギ−量は、0.016mJから80.0mJの範囲にあり、通常は1.6mJから64.0mJである。好都合なことに、このようなエネルギ−レベルは、出力総量が0.16mWから80Wの範囲の範囲にあるエキシマレ−ザで達成されるのであって、通常は1.0mWから10Wである。一般にその方法には連続パタ−ンが少なくとも約3つ用いられ、通常は連続パタ−ンが少なくとも約30、典型的には連続パタ−ンが4から1,500の範囲で、さらに典型的には連続パタ−ンが6から300の範囲にある。
【0015】
また、本発明は、切除ゾ−ン上の角膜組織を切除するためのシステムを提供するものでもある。そのシステムには、ビ−ム形状を有する切除光ビ−ムを産生するコヒーレントな光源が含まれる。さらにそのシステムには、そのビ−ムを複数の連続パタ−ンに変換するための方法が含まれており、その場合、各パタ−ンは切除ゾ−ンの一部をカバ−するものである。通常、そのパタ−ンのひとつひとつが特有の形状を有し、2つのパタ−ンが全く同じであるということはない。「特有の形状」というのは、そのビ−ムが特有の周辺形状、空間における特有の方向、そして/または特有の面積を有することを意味するものである。このような特有の形状の例としては、異なる直径と通常は異なる環状幅を有する環状リングと、放射方向が異なるが面積が近似しているパイ型パタ−ンとが含まれている。通常、異なるパタ−ンは、前記に示した範囲内の全面積を有する。環状ビ−ム形状の場合、このことは、切除ゾ−ン上のビ−ム輝度のバランスを保つのを助けるために、最も外側にある環は、内部にある環よりも小さい環状幅を有することを意味する。もちろん、外側周縁部よりも中心にある組織の方を多く除去することが望ましい時は、切除ゾ−ンの中心付近に、より高いビ−ム輝度をもつことが望ましい場合もある。通常、そのシステムでは、レ−ザまたはそれ以外の0.16mWから80.0mWの範囲の出力をもつコヒーレントな光源を使用する。
【0016】
本発明に基づいた第1の例示的なシステムでは、異なるビ−ムパタ−ンを作るために、複数の回折光学エレメントを使用する。特に、各回折光学エレメントは、切除光ビ−ムをパタ−ンの1つに変換するようになっている。さらにそのシステムには、ビ−ムをそれぞれのパタ−ンに変換するように、切除光ビ−ムの経路に選択的に回折光学エレメントを配置する位置合わせ装置も含まれている。回折光学エレメントは、エレメント自身が生成する光ビ−ムを連続的に適用することによって切除ゾ−ン全体がカバ−されるように設定され選択される。
【0017】
第2の模範的システムでは、切除光ビ−ムを変換させるための方法に、1種類または限られた数の、切除光ビ−ムを環状パタ−ンに変換させるようにされた回折光学エレメントが含まれる。さらに、そのシステムには、切除環状光ビ−ムを受けて、望ましい連続的ビ−ムパタ−ンを生成するように選択的に環の直径を調整するビ−ム拡大装置が含まれている。
【0018】
さらに本発明には、角膜組織を切除するためのレ−ザ切除システムで使用するためのプログラミングカ−ドも含まれている。そのプログラミングカ−ドには、コンピュ−タ可読コ−ドを保存する有形媒体が含まれている。そのコ−ドは、角膜組織を切除するための前記方法のいずれかを示している。
【0019】
特定の実施形態の説明
図1において、本発明の方法とシステムは、好ましくは、図1に示されているような複数の環状ビ−ム形状を用いる。最も簡単にいうと、連続環1a〜1iが角膜組織に投射される。その場合、各後続ビ−ム(例えば1b)の外側直径は前のビ−ム(例えば1a)の内側直径に等しい。従って、最後の1iは、前のビ−ム1hの穴の部分の全体をカバ−することになる。通常はこのように連続的で重複しない環状ビ−ムの1シリ−ズを使用することが好ましいが、角膜上にあるどの点に対しても、切除光エネルギ−の全量が制御されるように、予知できる方法で重複するビ−ムを用いてもよい。楕円形の環状ビ−ム形状、またはそれ以外に円形でない周辺形状を有する環状形状を用いることも可能である。
【0020】
本発明の方法とシステムは、図1に示された環状ビ−ム形状に代わるものとして、図2に示されているようなパイ型ビ−ム2a−2gを投射することができる。円形の切除ゾ−ン全体をカバ−するためには十分な数の追加パイ型ビ−ムが使用されることになり、その場合、個々のパイ型セグメントのサイズは同じであっても異なっていてもよいが、通常は同じである。また、通常は、パイ型セグメントが重複しないように連続的に投射される。しかしながら、角膜組織上の特定ポイントにおける全量を考慮して、セグメントに一定の重なりを与えてもよい。図1及び図2に示されているように、切除ゾ−ン全体を処置するための模範図が例示されている。しかしながら、図3に示されているように、切除ゾ−ン内のより限られた区域のみを処置することが望ましい場合もある。特に、非点収差の治療では、3a及び3bで示されているように、レ−ザ切除ゾ−ン内の1箇所またはそれ以上の長方形ゾ−ンの処置を必要とすることが多い。3fで示されているように、特殊な状況では、楕円形及び多角形の治療区域の使用も見受けられる。例えば、六角形パタ−ン3fを投射して切除ゾ−ン内の中心区域を処置し、周辺区域に関しては、後で部分的なパイ型区域3gを処置する場合がある。後で詳しく記載するように、本発明の方法とシステムに基づいた回折光学エレメントの使用は、図3に示されているような特殊なビ−ム形状を生成する場合、特に有用となるであろう。
【0021】
図4及び図5には、本発明に基づいて環状ビ−ム形状を作るための第1回折光学システムの説明がなされている。一般的には長方形のエキシマレ−ザビ−ム10は、ビ−ム軸11に沿って、回折エレメント12に向かって投射される。ビ−ム11の短軸(y軸)に沿った輝度は実質的にはガウス分布であるが、ビ−ム10の長軸(x軸)に沿った輝度は一般的に均一である。回折エレメント12は、一般的に、レ−ザビ−ム10を受けて回折的に環状形状に変換させる透明部分18を含むプラン平面本体 16を有している。回折エレメント12から出て回折された環状ビ−ム20は、回折されたビ−ム20を拡大または収束させるビーム拡大アセンブリ(ズ−ムレンズ)22を経て、ビ−ム軸11に沿って進む。環状ビ−ム30は、ビ−ム軸11に沿って進み、大きい処置システムの中で患者の眼球が位置する空間平面32にこの変換されたパタ−ンを持つ。
【0022】
回折光学装置
図4を参照する。透明部分18は、一般に、長方形ビ−ム10全体を受けることができるサイズの長方形の形状を有する。しかしながら、長方形でないビ−ムの場合、透明部分18は、円形、正方形、またはその他のビ−ム10に適合する形状とすることが望ましい。回折エレメント12の透明部分18は、透明媒体に刻まれた回折パタ−ンを有する。その透明媒体は、ガラスのようなシリカ材料とすることができる。望ましくは、透明媒体は、エキシマレ−ザビ−ム10に対しては実質的に非吸収性で、非反射的である。例えば、透明媒体としては、融解石英、水晶、フッ化マグネシウム、フッ化カルシウム、フッ化リチウム、またはサファイアが含まれる。
【0023】
透明媒体における回折パタ−ンは、エキシマレ−ザビ−ム10を環状ビ−ム20に変換させるように構成されている回折格子を形成している。必ずというわけではないが、通常は、格子によって、ビ−ム10は、ビ−ムの円環全体にわたって実質的に均一な空間輝度分布を有するようにさらに変換される。
【0024】
回折格子の構造は、望ましい環状収束ビ−ム30の形状と空間的輝度分布によって大きく異なり、入ってくるビ−ム10の波長や空間的輝度分布などのプロフィールによっても左右される。回折パタ−ンは、線、スポットまたはそれに類するものなど、複数の適切に間隔をとって刻まれた区域を含む。約193nm近辺の短い波長のエキシマレ−ザには、回折パタ−ンの刻まれた区域の間隔は、小さくて精密であると都合がよい。透明部分18に回折パタ−ンを刻むために、乾燥エッチングなどのよく知られたエッチング技術を用いることができる。
【0025】
図4に示されているように、ビーム拡大アセンブリ22は、空間的統合平面32上に環状ビ−ム30を拡大/収束させると同時に、焦点を合わせる。拡大アセンブリ22には平面32でのビ−ムの大きさを変えることができる可動レンズがある。空間的統合平面32に投射されたビ−ム30の断面は実質的に環状であり、36で示す空間的輝度分布を有している。
【0026】
作動中、レ−ザビ−ム10は回折エレメント12の透明部分18を通ってビ−ム軸11に沿って導かれる。そのエレメントは全レ−ザビ−ム10を受けるようにレ−ザビ−ム10に整列させられている。透明部分18に刻まれている回折パタ−ンは、レ−ザビ−ム10の空間的輝度分布を望ましい環状形状に変換させるために、回折制御角度拡散器としての役目を果たす。透明部分18は、一般的には長方形のガウス形レ−ザビ−ム10を、円環の幅全体にわたって実質的に均一な輝度分布をもった、一般的に環状のビ−ム20に変換することができる。ビーム拡大アセンブリ22は、ビ−ム軸に一直線に並んでおり、空間的に統合されたビ−ム20を望ましいサイズに収束させる。
【0027】
特に図5A及び図5Bに関していうと、ビ−ム拡大装置22は、例えば通常のズ−ムレンズ・アセンブリなどの通常の光学アセンブリである。ビーム拡大アセンブリ22は、異なる直径を有する連続的環状ビ−ム30(図5A)と30’(図5B)を投射するために用いられる。ビ−ム拡大装置22は、図1に示されているように、本発明に基づいて切除ゾ−ン全体を処置するために有用な連続的環状ビ−ムを生成するために用いることができるであろう。
【0028】
図6には、連続的な個別のビ−ム形状を生成するための他のシステム50が図示されている。レ−ザ52は、前記のいずれかの形状を有するビ−ム54を作るが、典型的には長方形のエキシマレ−ザビ−ムである。複数の回折光学エレメント56a〜56kが設けられていて、これらは入射された切除光ビ−ム54を受けて、ビーム統合平面60に焦点を合わせた望ましい投射ビ−ム58を作るように選択的に配置される。投射ビ−ム58は、環状、パイ型、または上述した他のいずれの形状であってもよい。回折光学エレメント56a〜56kは、基本的なビ−ム形状を与えるためだけでなく、ビーム統合平面60にビ−ムの焦点を合わせると同時に、空間的にまた時間的にビ−ムを統合させるために用いることができる。しかしながら、システムは、後で本発明の模範的システムでさらに詳しく記されるように、患者の眼球にビ−ムを合わせて走査するために、他のもっと通常の光学装置と併用することができる。例えば、回折光学エレメント56a〜56kは、システムの作動を監視するために、ビ−ムの一部62を横方向に輝度検出器64に向けるように構成することができる。システム50には、ビ−ムを適切に変換し焦点合わせするために、レ−ザ52と統合平面60との間の望ましい位置で各回折光学エレメント56a〜56kを選択的にかつ連続的に位置決めするためのメカニズムが含まれている。
【0029】
図7に関していうと、好ましい環状ビ−ムは、円環幅全体にわたって線形の、均一な、ガウス形の、または他のエネルギ−分布を有する。ガウス形エネルギ−分布を有する環状ビ−ムの使用が、図7に示されている。各連続的な環状リングにおいて、レ−ザエネルギ−は、レ−ザエネルギ−が角膜組織を切除するのに必要な最小閾値、すなわち約60mJ/cm2と同じまたはそれ以下の分布プロフィールにある箇所で、前のおよび後続のビ−ムと交差する。他の例では、連続的円環リングがはっきりした境界をもって位置しており、そのためビ−ムは連続するビ−ム間に隙間なく配置される場合がある。さらに別の実施形態としては、後に続くビ−ムが最低切除閾値より上で交差しており、そのため切除が重複している場合もある。
【0030】
図8は、本発明を組み込んだ眼科のレ−ザ手術光学システム100と、システム100における構成要素の相対的方向を示している。後述する特定の構成要素及び構成は、単に例示の目的にすぎない。上記のとおり、回折光学装置は様々な種類のエキシマレ−ザシステムと共に用いられる。
【0031】
図8に示されているように、ビ−ム102は、例えば約193nmの波長をもつ遠紫外線域にあるレ−ザビ−ムを発生するフッ化アルゴン(ArF)エキシマレ−ザビ−ム源のような、適切なレ−ザ源104から発生される。典型的には、その波長は、約192.5nmから約194nmの範囲にある。レ−ザビ−ム102は、ビ−ムスプリッタ106に導かれる。ビ−ム102の一部はエネルギ−検出器108に向けて反射させられるが、残りはビ−ムスプリッタ106を透過して、ミラ−110によって回転テンポラル・ビームインテグレ−タに向けて反射させられる。例示的なビ−ムインテグレ−タは米国特許第5,646,791号に記載されているが、別のタイプのテンポラル・ビームインテグレ−タが使われても良い。テンポラル・インテグレ−タから出てくる回転されたビ−ムは、回折光学装置10(図4)に向かう。ビ−ム10は回折エレメント12及びビーム拡大アセンブリ22を通過し、環状ビ−ム30として出てくる。環状ビ−ム30は、可変絞り116が取り付けられている空間的統合平面32に進む。空間的統合平面32は、ビーム拡大アセンブリ22の焦点の近くに配置される。絞り込まれたビ−ム120が可変絞り116から出てくる。望ましくは、可変絞り116は、ビ−ム30のサイズとプロフィールを、光学的角膜屈折矯正手術(PRK)及び光学的角膜治療手術(PTK)などの特殊な眼科的手術処置に合わせるために使われる可変幅スリット(図示せず)と組み合わされた可変直径の絞りである。このシステムに使用される例示的な可変絞り及びスリットは、1997年11月12日に出願されて、係属中である米国特許出願第08/968,380号に記載されており(その全開示が参考資料として本出願に組み込まれる)、また、ここにあげたビ−ム形状のオフセットに用いられる方法と構造についても記載されている。
【0032】
絞り込まれたビ−ム120は、結像レンズ122に向かうが、この結像レンズ122は焦点距離が約125mmの両凸面シグレットレンズである。結像レンズ122から現れる結像されたビ−ム126は、ミラ−/ビ−ムスプリッタ130によって手術平面132に映し出される。典型的には、患者の角膜の頂点が、手術平面132の位置にある。結像レンズ122をビ−ムに対して横に動かして結像されたビ−ムの位置をオフセットさせ、手術平面132に対して結像されたビ−ムを走査することができる。処置エネルギ−検出器136は、ミラ−/ビ−ムスプリッタ130でビ−ムエネルギ−の伝達された部分を感知する。ビ−ムスプリッタ138及び顕微鏡の対物レンズ140は、観察光学装置を構成する。必要があれば、顕微鏡の対物レンズから出るビ−ム134の光路に、ビ−ムスプリッタを挿入してもよい。ビ−ムスプリッタは、ビデオカメラに光学的に連結され、外科手術の観察または記録を助ける。同様に、顕微鏡の対物レンズ140の光路にヘッドアップ表示装置を挿入し、観察能力を追加することもできる。非点収差モ−タ及び非点収差角度モ−タによって駆動される可動機械要素のような、本発明の理解に必要でないレ−ザ光学システム100のその他の付属的構成要素については、くどくなるのを避けるために除外した。
【0033】
回折光学装置は、走査レ−ザ及び広域レ−ザ切除システムを含む異なるレ−ザシステムに使用されることができる。例えば、カリフォルニア州サンタクラ−ラのVISX社から市販されているVISX STAR Excimer Laser System(登録商標)がある。このシステムは、193.0nmの出力を発生し、6.0Hzの周波数で作動し、直径6.0mmの切除ゾ−ンに対し160.0mJ/cm2の均一なフルエンスを供給ように調整されている。その他のレ−ザシステムとしては、Autonomous Technologies社のT−PRKR走査レ−ザ及び追跡レ−ザ、Summit Technology社のSVS Apexレ−ザ、Chiron VisionのKeracor(登録商標)117走査レ−ザシステム及びそれに類するものがある。
【0034】
図9のブロック図は、第1のバス接続208によって、レ−ザ外科手術システム200のシングルボ−ドコンピュ−タ204に連結されたパ−ソナルコンピュ−タ(PC)ワ−クステ−ション202を含む、本発明を組み込んだ眼科手術コントロ−ル及び処置システム200を示している。PCワ−クステ−ション202及びレ−ザ手術ユニット200のサブコンポ−ネントは、よく知られている構成要素で、カリフォルニア州のサンタクララのVISX社から市販されているVISX TWENTY/TWENTY EXCIMER LASER SYSTEMまたはVISX STAR Excimer Laser System(登録商標)のエレメントを含んでいてる。レ−ザ手術システム200には、全体として参照番号210で示されていて、図3または図4の眼科的レ−ザ手術光学システム100における可動機械要素及び光学要素からフィ−ドバック信号を生成する複数のセンサ−が含まれている。可動機械要素及び光学要素には、例えば、絞りモ−タ216、結像回転装置218及び非点収差幅モ−タ220、および非点収差角度モ−タ222によって駆動されるエレメントが含まれる。個々のレ−ザパルスによる切除が処置の中心から可変的にオフセットされるように処置を走査する場合には、任意の走査モ−タ1(212)及び走査モ−タ2(214)が設けられる。ビ−ム120に対して横に移動するレンズ122が、この可変のオフセットを行う。センサ−210からのフィ−ドバック信号は、適切な信号線を介してシングルボ−ドコンピュ−タ204に提供されるが、これは8031型マイクロプロセッサを用いるSTDバス互換シングルボ−ドコンピュ−タであることが望ましい。シングルボ−ドコンピュ−タ204は、エレメント216、218、220及び222を作動するために、全体として参照番号226で示されるモ−タ駆動装置の作動を制御する。さらに、シングルボ−ドコンピュ−タ204は、エキシマレ−ザ104の作動を制御するが、エキシマレ−ザ104は図3または図4の送給システム光学装置100を介して、患者の眼球230の角膜に、フルエンス160mJ/cm2の安定したフィ−ドバックを提供するように設計された、波長193nmの出力を行うARFレ−ザであることが望ましい。ガス送給システムと同様に、高解像度の顕微鏡、顕微鏡用ビデオモニタ、患者の眼球保存システム及び切除廃液吸引器/フィルタなどの、本発明の理解に必要でない、レ−ザ手術システム200のその他の補助的構成要素については、くどくなるのを避けるために省略した。同様に、キ−ボ−ド、ディスプレイ、またフレキシブル及びハ−ドディスクドライブ、メモリ−ボ−ド及びそれに類するものなどの通常のPCサブシステム構成要素は、PCワ−クステ−ション202の記述から省略した。
【0035】
レ−ザ手術システム200は、光学的角膜屈折矯正手術(PRK)及び光学的角膜治療手術(PTK)などの処置に使用できる。PCワ−クステ−ション202を使用するとき、オペレ−タは、屈折矯正患者の望ましい変化など、少なくとも1人の患者の治療パラメ−タを入力する。上記の治療パラメ−タは、角膜形状の改善に相当する。その時点で、PCワ−クステ−ション202は、レ−ザ処置中のレ−ザエレメントの位置を含む処置予定表260を組む。連続的処置パタ−ンの大きさと形状の決定に加えて、処置中に変更できるレ−ザエレメントとしては、可変絞り116とレンズの位置112とがある。例えばPRKでは、上皮細胞を取り除いた後で角膜組織を切除するために、レ−ザ手術システム200が用いられる。そのシステムは、最初に上皮細胞を取り除くためにも用いられる。近眼を矯正する目的で、連続的環状レ−ザビ−ム30が角膜に投射される。全切除ゾ−ンは、典型的には0.5mm〜6mmの円形である。近眼の矯正には、角膜の曲率半径を減らす。この場合、切除する組織は角膜の中心で多く、処置区域周辺に向かうにつれて少なくなることが必要である。環状形の連続的な切除ビ−ムは、治療プロフィールを満たすために、外側の処置セグメントを低い量で照射し、内側のセグメントを高い量に照射することが可能であるため、このような治療には理想的である。これによって中心区域からより多くの組織が切除され、彎曲が少なくなり、望ましい角膜形状になる。光学的角膜屈折矯正手術の後、上皮細胞は成形された領域にすぐに再生して、新しい角膜の前面を形成する。これに代えて、上皮細胞を切除せずに、手術のために部分的に切断してサイドに移動させ、PRK後に元の位置に戻す。
【0036】
上記は本発明の好ましい実施形態を徹底的に記載したものであるが、別の態様、修正の態様、均等の態様を用いることができる。従って、上記の記載は、添付される特許請求の範囲によって特定される本発明の範囲を限定するものとしてとらえられるべきものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 角膜組織を処置するために、本発明の方法とシステムで用いられる、複数の連続した環状ビ−ム形状を示す図である。
【図2】 角膜組織を処置するために、本発明の方法とシステムで用いられる、一連の連続したパイ型ビ−ム形状を示す図である。
【図3】 本発明の方法とシステムにおいて角膜組織の処置に用いられる、一連の他のビ−ム形状を示す図である。
【図4】 本発明に基づいて、切除光ビ−ムを環状ビ−ム形状に変換させるための回折光学装置の概略図である。
【図5A】 図4の装置に関する詳細概略図である。
【図5B】 図4の装置に関する詳細概略図である。
【図6】 本発明に基づいて切除ビ−ム形状を変換させるための、本発明に基づいた他のシステムの概略図である。
【図7】 本発明の方法に基づいて、角膜組織を処置するための一対の連続した環状リング形状を示す図である。
【図8】 本発明の回折光学装置を用いるビ−ム走査システムの概略図である。
【図9】 本発明の方法とシステムに関する制御システムを示すブロック図である。
Claims (12)
- 切除ゾーンにわたって角膜組織または上皮組織を切除するためのシステムであって、
非環状のビーム形状を持つ切除光ビームを発生させるコヒーレントな光源と、
エッチング加工によって形成された回折パターンを持つ、透明な非吸収性・非反射性の媒質を備えた、少なくとも一つの回折光学素子であって、
この回折光学素子は、前記ビーム全体をこの素子内を通過させることによって、前記ビームを、前記非環状のビーム形状から環状の形状に変形して、前記切除ゾーンの少なくとも一部を切除するための環状のビーム・パターンを形成し、
前記少なくとも一つの回折光学素子が、複数の回折光学素子を備えてなり、前記システムが、前記ビームを、前記切除ゾーン全体をカバーすることができる一連の環状のビーム・パターンに変形するために、前記回折光学素子を、前記切除光ビーム内に選択的に置くポジショナをさらに備え、
前記パタ−ンが実質的に重複しないことを特徴とするシステム。 - 0.01mm 2 から50.0mm 2 の範囲の面積を有する4から1500の異なるパタ−ンがあることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 前記コヒーレントな光源が、0.16mJから80.0mJの範囲の出力を有することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 前記切除環状光ビームを受け取って、その直径を選択的に調節するビームエキスパンダをさらに備えてなる請求項1から3に記載のいずれか一項記載のシステム。
- 前記非環状のビーム形状が、長方形である請求項1から4に記載のいずれか一項記載のシステム。
- 前記環状のビーム・パターンが所望のサイズを持つように、前記環状の形状を持つ前記ビームを集光するための手段をさらに備えてなる請求項1から5に記載のいずれか一項記載のシステム。
- 前記集光手段が、前記ビームを集光して、複数の連続的な環状のビーム・パターンを形成することができ、各パターンが、相異なる所望のサイズを持つ請求項6に記載のシステム。
- 各パターンが、その前のパターンの前記内径に等しい外径を持つ請求項7に記載のシステム。
- 前記少なくとも一つの回折光学素子が、さらに、前記ビームを、前記ビームの前記環全体にわたって実質的に一定である空間強度分布を持つように変形する請求項1から8に記載のいずれか一項に記載のシステム。
- 切除ゾーンにわたって角膜組織または上皮組織を切除するためのシステムであって、
切除光ビームを発生させるコヒーレントな光源と、
第一の切除光パターンを発生させるように前記ビームを回折的に変形するために前記ビーム全体を通過させる、エッチング加工によって形成された第一の回折パターンを持つ、第一の透明な非吸収性・非反射性の媒質を備えた第一の回折光学素子と、
第二の切除光パターンを発生させるために前記ビーム全体を通過させる、エッチング加工によって形成された、前記第一の回折パターンと異なる第二の回折パターンを持つ、第二の透明な非吸収性・非反射性の媒質を備えた第二の回折光学素子であって、前記第一および第二のパターンが、前記角膜組織中の切除ゾーンを処置するための一連の連続的な相異なるパターンを規定する第二の回折光学素子とを備え、
前記パターンが合わさって前記切除ゾーン全体をカバーし、
前記パターンが実質的に重複しないことを特徴とするシステム。 - 前記連続的なパターンが、相異なるサイズを持つ請求項10に記載のシステム。
- 前記パターンが、環状の形状を持ち、前記連続的なパターンが、サイズにおいて相異なる請求項10または11に記載のシステム。
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