JP4442149B2 - 車両用空調装置 - Google Patents
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Description
すなわち、車両のフロント側にブロア、エバポレータ、ヒータコアを含むエアコンユニットを配設すると共に、車両のリヤ側にはブロア、エバポレータを含むリアクーラユニットを配設した所謂ツイン空調タイプの車両用空調装置である(特許文献1参照)。
つまり、オープンカーのフロント側においてダッシュロアパネルとインストルメントパネルとの間の車体前部に空調ユニットを設けたものである(特許文献2参照)。
上記構成によれば、リヤ空調とナチュラルベンチレーションとを両立させることができる。
上記構成によれば、請求項1の基本的効果と併せて、上記リヤバルクヘッドの車室内側には近接して乗員用シートが設けられ、該乗員用シートにはリヤ空調ユニットからの空調風をシートに着座した乗員の背中部または/および腰部に吹出す吹出し口が設けられたものであるから、乗員の背中部または/および腰部の空調管理ができて、快適度向上を図ることができる。
上記構成によれば、請求項1の基本的効果と併せて、上記リヤバルクヘッドの下部から車両前方に延びるトンネル部が設けられ、該トンネル部にはフロントナチュラルベンチレーションユニットからの走行風を吹出す吹出し口が設けられたものであるから、トンネル部を有効利用しつつ、走行風により乗員の快適度向上を図ることができ、特にオープンカーにおいては走行風(自然風)によるベンチレーションを重視することができる。
上記構成によれば、リヤ空調ユニットの配設と、内外気導入とを両立させることができる。
上記構成によれば、コンパクトな車両として成立させることができる。
上記構成によれば、オープンカーの空調をシンプルな構成にて成立させることができる。
上記構成によれば、外気を車体外側壁から確実に導入することができる。
上記構成によれば、トンネル部を有効利用しつつ、乗員の足元部の空調管理ができて、快適度向上を図ることができる。
また、上記空調制御手段により、リヤ空調ユニットとフロントナチュラルベンチレーションユニットとを統合制御するので、これらをそれぞれ別々に制御しなくてもよく、利便性の向上を図ることができる効果がある。
しかも、車室後部を仕切るリヤバルクヘッドの車室内側に、リヤ空調ユニットからの空調風を吹出す吹出し口を設けたので、リヤ空調ユニットと吹出し口との間が短くなり、これら両者間の通路長短縮を図ることができる効果がある。
図面は車両用空調装置を示すが、まず図1、図2、図3を参照して車体構造について説明する。なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車両内方を示し、矢印OUTは車両外方を示す。
上述の車室2の上方は開閉可能なルーフ4(可動ルーフ)によって覆う一方、ダッシュロアパネル3の車幅方向の中央部を後方に凹設して凹部3aを形成し、この凹部3a内にはエンジン5を配設している。
上述のエアクリーナ31の上流側には図2に示すように、平面視ほぼL字状の吸気管32が接続されている。
このインパネメンバ45の左右両端部は図2に示すようにヒンジピラー42の後部相互間に接合されている。このインパネメンバ45はインストルメントパネル46を支持する車体剛性部材である。
リヤバルクヘッド9の上端部から後方に向けて略水平にリヤパッケージ60を設け、上述のリヤカウル部10はリヤパッケージ60の前部とリヤバルクヘッド9の上部とのコーナ部に設けられている。
上述のヒータユニット15は図10、図11に示すように、各一対の複数の吹出部B,C,D,E,Gを備えている。一方、上述のリヤバルクヘッド9の車室内側には該リヤバルクヘッド9に近接して乗員用シート22(特にそのシートバック21参照)が設けられている。
図19に示すフロントナチュラルベンチレーションユニット102は、図18で示したフロントナチュラルベンチレーションユニット102の構造に加えて、センタダクト103Bから分岐したトンネルダクト103Cを設け、左右一対のトンネルダクト103Cを、トンネル部16と上部トンネルメンバ17との間の閉断面17A内に配設している。
しかも、リヤ空調ユニット12を車室2の後方に設けたので、車室2の前方にはフロント空調ユニットを設ける必要がなくなり、これによりエンジン5の後退レイアウト化が達成でき、ヨー慣性モーメントの低減を図って、操縦安定性向上および車両の運動性能向上を図ることができる。さらに車室2の前方にはフロントナチュラルベンチレーションユニット102を設けたので、エンジン5の後退レイアウト化と空調性能とを両立させることができる。
この構成によれば、リヤ空調ユニット12の配設と、内外気導入とを両立させることができる。
この構成によれば、コンパクトな車両として成立させることができる。
この構成によれば、オープンカーの空調をシンプルな構成にて成立させることができる。
この構成によれば、外気を車体外側壁から確実に導入することができる。
この構成によれば、リヤ空調ユニット12と吹出し口79との間が短くなり、両者12,79間の通路長短縮を図ることができる。
この構成によれば、乗員の背中部または/および腰部の空調管理ができて、快適度向上を図ることができる。
この構成によれば、トンネル部16を有効利用しつつ、乗員の足元部の空調管理ができて、快適度向上を図ることができる。
この構成によれば、トンネル部16を有効利用しつつ、走行風により乗員の快適度向上を図ることができ、特にオープンカーにおいては走行風(自然風)によるベンチレーションを重視することができる。
この発明の空調制御手段は、実施例の空調制御部106に対応し、
以下同様に、
車体外側壁は、リヤフェンダパネル71に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
2…車室
4…ルーフ
5…エンジン
9…リヤバルクヘッド
10…リヤカウル部
12…リヤ空調ユニット
16…トンネル部
22…シート
71…リヤフェンダパネル(車体外側壁)
73…外気導入通路
79,82,82A,82B,87,88…吹出し口
102…フロントナチュラルベンチレーションユニット
106…空調制御部(空調制御手段)
107,108…吹出し口
Claims (9)
- 車室内を空調する空調ユニットを備えた車両用空調装置であって、
車室後方に配設されて少なくとも車室内気を導入して温度調整を行ない空調風を車室内に吹出すリヤ空調ユニットと、
車室前方に配設されて走行風を導入して該走行風を車室内に吹出すフロントナチュラルベンチレーションユニットと、
上記リヤ空調ユニットと上記フロントナチュラルベンチレーションユニットとを統合制御する空調制御手段とを備え、
車室後部を仕切るリヤバルクヘッドの車室内側には上記リヤ空調ユニットからの空調風を吹出す吹出し口が設けられた
車両用空調装置。 - 車室内を空調する空調ユニットを備えた車両用空調装置であって、
車室後方に配設されて少なくとも車室内気を導入して温度調整を行ない空調風を車室内に吹出すリヤ空調ユニットと、
車室前方に配設されて走行風を導入して該走行風を車室内に吹出すフロントナチュラルベンチレーションユニットと、
上記リヤ空調ユニットと上記フロントナチュラルベンチレーションユニットとを統合制御する空調制御手段とを備え、
車室後部を仕切るリヤバルクヘッドの車室内側には近接して乗員用シートが設けられ、
該乗員用シートには上記リヤ空調ユニットからの空調風を該シートに着座した乗員の背中部または/および腰部に吹出す吹出し口が設けられた
車両用空調装置。 - 車室内を空調する空調ユニットを備えた車両用空調装置であって、
車室後方に配設されて少なくとも車室内気を導入して温度調整を行ない空調風を車室内に吹出すリヤ空調ユニットと、
車室前方に配設されて走行風を導入して該走行風を車室内に吹出すフロントナチュラルベンチレーションユニットと、
上記リヤ空調ユニットと上記フロントナチュラルベンチレーションユニットとを統合制御する空調制御手段とを備え、
車室後部を仕切るリヤバルクヘッドの下部から車両前方に延びるトンネル部が設けられ、
該トンネル部には上記フロントナチュラルベンチレーションユニットからの走行風を吹出す吹出し口が設けられた
車両用空調装置。 - 上記リヤ空調ユニットは車室後部を仕切るリヤバルクヘッドの後部に配設され、
該リヤ空調ユニットはリヤバルクヘッドの上部に設けられたリヤカウル部より内外気を導入し、
車室内に空調風を吹出すように構成された
請求項1〜3の何れか1に記載の車両用空調装置。 - 上記車室の前方にはエンジンを配設したエンジンルームが設けられた
請求項1〜4の何れか1に記載の車両用空調装置。 - 上記車室の上方は開閉可能なルーフによって覆われた
請求項1〜5の何れか1に記載の車両用空調装置。 - 上記リヤカウル部より車体外側壁に開放する外気導入通路を設けた
請求項1〜6の何れか1に記載の車両用空調装置。 - 上記リヤバルクヘッドの下部から車両前方に延びるトンネル部が設けられ、
該トンネル部にはリヤ空調ユニットからの空調風を乗員の大腿部に吹出す吹出し口が設けられた
請求項1〜7の何れか1に記載の車両用空調装置。 - 上記リヤバルクヘッドの下部から車両前方に延びるトンネル部が設けられ、
該トンネル部にはリヤ空調ユニットからの空調風を乗員の足元部に吹出す吹出し口が設けられた
請求項1〜8の何れか1に記載の車両用空調装置。
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