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JP4440279B2 - 車両挙動検出装置 - Google Patents

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Description

この発明は、走行中の車両に発生する不安定挙動状態(アンダーステアなど)を検出する車両挙動検出装置に関するものである。
従来から、走行中の車両に発生するアンダーステアなどの不安定挙動状態を検出する車両状態検出装置は、規範路面反力トルクに相当する規範アライメントトルクを演算する規範アライメントトルク演算器と、走行中の車両が路面から受ける路面反力トルクに相当する実アライメントトルクを検出するアライメントトルク測定器と、実アライメントトルクと規範アライメントトルクとの偏差の絶対値をアライメントトルク偏差として演算するアライメントトルク偏差演算器と、アライメントトルク偏差を所定量と比較して、アライメントトルク偏差が所定量以上の場合に車両の挙動が不安定であると判定する車両挙動安定性判別器とを備え、規範アライメントトルクと実アライメントトルクとの偏差の絶対値を用いて走行中の車両の不安定状態を判定している(たとえば、特許文献1参照)。
また、上記特許文献1に記載の車両状態検出装置は、実ハンドル操作角の時間変化率と実アライメントトルクの時間変化率とから、実アライメントトルクとハンドル角との変化率を演算するトルク/ハンドル角演算器を備えており、実アライメントトルクとハンドル角との変化率を用いて、走行中の車両の不安定状態を判定している。
特開2003−341538号公報
従来の車両状態検出装置では、特許文献1の場合、走行中の車両の不安定挙動状態を判定するために、規範アライメントトルクと実アライメントトルクとの偏差の絶対値、または、実アライメントトルクとハンドル角との変化率を用いているので、規範アライメントトルクと実アライメントトルクとの偏差、または、実アライメントトルクとハンドル角との変化率から推定される単純な不安定状態によって、アンダーステアを判定することができるものの、実アライメントトルクの検出に運転者の操舵トルクと電動パワーステアリング装置のアシストトルクとから推定可能な路面反力トルクを用いて車両の不安定状態を検出した場合には、路面反力トルクがステアリング機構の摩擦トルクよりも小さな領域において、路面反力トルクの推定精度が低下することから、アンダーステアを誤検出(誤判定)するという課題があった。
また、車両に発生するアンダーステアは、ドライアスファルト(滑りにくい路面)や雪道(滑りやすい路面)などの、路面摩擦係数μの違いに応じて、アンダーステアの発生状況が変わるにもかかわらず、従来の車両状態検出装置では、路面摩擦係数μを考慮していないので、アンダーステアを誤検出するという課題があった。
この発明は、上記課題を解消するためになされたものであり、路面反力トルクの状態にかかわらず、誤判定することなく正確に車両の不安定挙動状態を検出することのできる車両挙動検出装置を得ることを目的とする。
この発明による車両挙動検出装置は、車両のタイヤが路面から受ける路面反力トルクを検出する路面反力トルク検出手段と、車両の操舵角を検出する操舵角検出手段と、車両の車速を検出する車速検出手段と、操舵角および車速の各検出値から規範路面反力トルクを演算する規範路面反力トルク演算手段と、路面反力トルクの検出値および規範路面反力トルクの演算値に基づいて、車両の不安定挙動状態を検出する車両挙動状態検出手段とを備えた車両挙動検出装置において、路面反力トルクの検出値に基づいて車両挙動状態検出手段の出力を禁止する車両挙動検出禁止手段を設け、車両挙動検出禁止手段は、路面反力トルクの検出値を予め設定された閾値と比較して、路面反力トルクの検出値が不安定な範囲にあるか否かを判定する比較器を含み、比較器は、路面反力トルクの検出値が不安定な範囲にあると判定した場合に、車両挙動状態検出手段の出力を禁止するための禁止フラグを生成するものである。
この発明によれば、誤判定することなく正確に車両の不安定挙動状態を検出することができる。
実施の形態1.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態1について説明する。
図1はこの発明の実施の形態1が適用される代表的な車両用操舵装置の全体構成を図式的に示すブロック構成図である。
図1において、車両用操舵装置は、車両の運転者により操舵されるハンドル1と、ハンドル1に連結されたステアリング軸2と、ステアリング軸2の先端部に設けられたステアリングギアBOX3と、ステアリング軸2に設けられたトルクセンサ4および操舵アシスト用のモータ5と、ステアリングギアBOX3に連結されたラックアンドピニオン機構のラックピニオン軸6と、ラックピニオン軸6の両端に連結された走行輪7と、トルクセンサ4の検出値に基づいてモータ5を駆動する制御装置8とを備えている。
トルクセンサ4は、操舵トルクTsの検出値を操舵トルク検出信号Tsdとして制御装置8に入力する。
制御装置8は、操舵トルク検出信号Tsdに基づいて、モータ5に対する印加電圧Viを演算する。モータ5の電流検出信号(モータ電流)Imおよび電圧検出信号(モータ端子間電圧)Vmは、制御装置8にフィードバックされている。
モータ5は、制御装置8の制御下でフィードバック駆動され、ハンドル1からステアリング軸2に付与される操舵トルクTsを補助する。
これにより、ハンドル1からステアリング軸2を通じて付与された操舵トルクTsと、モータ5からステアリング軸2に付加されるアシストトルクTasと、を足し合わせたトルクを、ステアリングギアBOX3を介して数倍に増幅し、ラックピニオン軸6を介して走行輪7を駆動するようになっている。
なお、走行輪7には、路面からの路面反力トルクTalignが印加され、また、ステアリング軸2には、ステアリングギアBOX3からの摩擦トルクTfが印加され、ステアリング軸2には、ステアリング軸反力Trが発生する。
図1に示す車両用操舵装置は、運転者の操舵トルクTsに応じたアシストトルクTasを発生させることを主な機能とし、トルクセンサ4は、運転者がハンドル1を操舵したときの操舵トルクTsを測定し、制御装置8に操舵トルク検出信号Tsdとして、電気的に信号を送信する。制御装置8は、モータ5の状態量(電流検出信号Imおよび電圧検出信号Vm)と操舵トルク検出信号Tsdとに基づいて、アシストトルクTasを発生させるための印加電圧Viを演算し、モータ5に印加電圧Viを供給してアシストトルクTasを発生させる。
次に、図1とともに、図2〜図5を参照しながら、この発明の実施の形態1に係る車両挙動検出装置による検出処理について説明する。ここでは、代表的に、車両の不安定挙動状態として、アンダーステアを例にとって説明する。
図2はこの発明の実施の形態1に係る車両挙動検出装置を示す機能ブロック図であり、図1内の制御装置8の具体的な構成例を示している。
図2において、制御装置8は、車両挙動検出装置の主要部となるマイコン20と、車両の運転者によるハンドル1の操舵角θを検出する操舵角検出手段21と、車速Vs(車両の走行速度)を検出する車速検出手段22と、車両のタイヤ7と路面との間に発生する路面反力トルクTalignを検出する路面反力トルク検出手段23とを備えている。各検出手段21〜23の検出値(操舵角θ、車速Vs、路面反力トルクTalign)は、マイコン20に入力される。
マイコン20は、規範路面反力トルク演算手段24と、車両挙動検出禁止手段25と、車両挙動状態検出手段26とを備えている。
なお、制御装置8およびマイコン20は、図2に示した構成以外にも、車両用操舵装置(図1参照)に関連した種々の機能を備えているが、ここでは、この発明の実施の形態1に直接関係する構成のみを示している。
マイコン20において、規範路面反力トルク演算手段24は、操舵角θおよび車速Vsに基づいて、規範路面反力トルクTa*を演算して車両挙動状態検出手段26に入力する。
車両挙動検出禁止手段25は、路面反力トルクTalignに基づいて車両挙動検出を禁止すべきか否かを判定し、禁止すべきと判定された場合には、車両挙動状態検出禁止フラグ(以下、単に「禁止フラグ」という)FLiを車両挙動状態検出手段26に入力する。
車両挙動状態検出手段26は、規範路面反力トルクTa*および路面反力トルクTalignに基づいて車両のアンダーステア(不安定状態)を検出し、アンダーステア検出フラグ(以下、単に「検出フラグ」という)FLGを出力するとともに、禁止フラグFLiが入力されている場合には、車両の不安定状態の検出(検出フラグFLGを出力)を禁止する。
なお、各検出手段21〜23の検出値、規範路面反力トルク演算手段24の演算値、車両挙動検出禁止手段25の演算結果(禁止フラグFLi)、および車両挙動状態検出手段26の検出結果(検出フラグFLG)は、マイコン20内のメモリ(図示せず)に記憶される。
また、規範路面反力トルク演算手段24は、車両の走行状態量に基づき、公知技術(たとえば、特開2005−324737号公報)に参照される技術を用いて、規範路面反力トルクTa*(理想的な路面反力トルク)を演算してもよい。
すなわち、操舵角θ(ハンドル角)および車速Vs(車両の走行速度)と、規範路面反力トルクTa*との関係(ハンドル角・走行速度−規範路面反力トルクTa*)を示したマップから、規範路面反力トルクTa*を演算することができる。
また、ハンドル角および車両の走行速度と規範路面反力トルクTa*との関係(ハンドル角・走行速度−規範路面反力トルクTa*)を示したマップは、予めメモリに記憶してもよく、マップに代えて、車速に対する演算式から取得してもよい。
また、路面反力トルク検出手段23としては、上記公知技術(特開2005−324737号公報)に参照される構成を用いることができ、たとえば、運転者による操舵トルクTsと、電動パワーステアリング用のアシストトルクTasとから、路面反力トルクTalignを推定演算してもよい。
以上のことは、後述する実施の形態2以降においても同様である。
以下、図3のフローチャートを参照しながら、図2に示したこの発明の実施の形態1に係る車両挙動検出装置の動作について説明する。
図3において、プログラムがスタートすると、まず、操舵角検出手段21は、操舵角θを検出して、操舵角θの検出値をメモリに記憶させる(ステップS101)。
同様に、車速検出手段22は、車速Vsを検出して、車速Vsの検出値をメモリに記憶させ(ステップS102)、路面反力トルク検出手段23は、路面反力トルクTalignを検出して、路面反力トルクTalignの検出値をメモリに記憶させる(ステップS103)。
続いて、マイコン20内の規範路面反力トルク演算手段24は、メモリに記憶された操舵角θおよび車速Vsと、予め記憶された車速Vsに応じた操舵角θと、路面反力トルクTalignの変化率を表す定数KTaとから、規範路面反力トルクTa*を演算し、規範路面反力トルクTa*の演算結果をメモリに記憶させる(ステップS104)。
具体的には、車両挙動状態検出手段26は、路面反力トルクTalignと規範路面反力トルクTa*との路面反力トルク偏差ΔTa(=Talign−Ta*)の絶対値を演算し、路面反力トルク偏差ΔTaの絶対値が所定値よりも大きい場合に不安定状態を検出して、検出結果をメモリに記憶させる。そして、車両挙動状態の検出結果が不安定状態であるか否かを判定する。
ステップS105において、車両挙動状態の検出結果が安定状態である(すなわち、NO)と判定されれば、スタートに戻って上記処理を繰り返し実行する。
一方、ステップS105において、車両挙動状態の検出結果が不安定状態である(YES)と判定されれば、車両挙動検出禁止手段25は、メモリに記憶した路面反力トルクTalignに基づいて、車両挙動検出を禁止すべきか否かを演算(判定)し、禁止すべきと判定された場合には、禁止フラグFLiを出力する(ステップS106)。
続いて、車両挙動状態検出手段26は、車両挙動検出禁止手段25の演算結果(ステップS106)に基づき、禁止フラグFLiが出力されていない(車両挙動状態の検出が許可)か否かを判定する(ステップS107)。
ステップS107において、禁止フラグFLiが出力されている(すなわち、NO)と判定されれば、車両挙動状態の検出が禁止されているので、スタートに戻って、上記ステップS101〜S106を繰り返し実行する。
一方、ステップS107において、禁止フラグFLiが出力されていない(すなわち、YES)と判定されれば、車両挙動状態の検出が許可されているので、車両挙動状態検出手段26は、車両の前輪に発生する路面反力トルクTalignの飽和によって車両がアンダーステア(不安定状態)であることを示す検出フラグFLGを出力し(ステップS108)、図3のプログラム動作を終了する。
次に、図4を参照しながら、車両挙動検出禁止手段25による具体的処理について説明する。図4は車両挙動検出禁止手段25の構成例を示す機能ブロック図である。
図4において、車両挙動検出禁止手段25は、予め設定された第1の閾値Th1を比較基準値とする比較器27を備えている。
比較器27は、路面反力トルクTalignと第1の閾値Th1とを比較し、路面反力トルクTalignが第1の閾値Th1よりも小さい場合には、禁止フラグFLiを生成して車両挙動状態検出手段26に入力する。
ここで、第1の閾値Th1は、ステアリング機構を構成するステアリング軸2(図1参照)での摩擦トルクTfに応じて設定され、たとえば、ステアリング軸2の摩擦トルクが「2[Nm]」の車両であれば、第1の閾値Th1を「2[Nm]」に設定すればよい。また、一般的に、車両のステアリング機構の摩擦トルクTfは、1[Nm]〜3[Nm]なので、摩擦トルクTfの計測が困難な車両の場合には、1[Nm]〜3[Nm]の範囲内の摩擦トルク値に第1の閾値Th1を設定すればよい。
次に、図5のフローチャートを参照しながら、図4に示した車両挙動検出禁止手段25の動作について説明する。
図5において、まず、比較器27は、メモリに記憶した路面反力トルクTalignと第1の閾値Th1との比較演算により、路面反力トルクTalignが第1の閾値Th1よりも小さいか否かを判定する(ステップS201)。
ステップS201において、Talign≧Th1(すなわち、NO)と判定されれば、スタートに戻り、一方、Talign<Th1(すなわち、YES)と判定されれば、禁止フラグFLiを出力して(ステップS202)、図5のプログラム動作を終了する。
以上のように、この発明の実施の形態1によれば、運転者の操舵トルクTsと電動パワーステアリング装置のアシストトルクTasとから路面反力トルクTalignを検出する路面反力トルク検出手段23と、規範路面反力トルクTa*および路面反力トルクTalignに基づいて車両の不安定状態を検出する車両挙動状態検出手段26とを備えた車両挙動検出装置において、車両挙動検出禁止手段25が設けられている。
車両挙動検出禁止手段25は、路面反力トルクTalignと第1の閾値Th1とを比較し、路面反力トルクTalignが第1の閾値Th1(ステアリング機構の摩擦トルクTfに相当)よりも小さいと判定された場合には、車両挙動状態検出手段26によるアンダーステアの検出(検出結果の出力)を禁止する。
これにより、路面反力トルクTalignがステアリング機構の摩擦トルクTfよりも小さくなって、路面反力トルクTalignの推定精度が低下する領域においては、車両挙動状態の検出が禁止されるので、誤判定を防止することができ、正確な車両状態を検出することができる。
実施の形態2.
なお、上記実施の形態1(図4、図5参照)では、路面反力トルクTalignが第1の閾値Th1よりも小さい場合にアンダーステアの検出を禁止したが、図6および図7に示すように、路面反力トルクTalignが第2の閾値Th2よりも大きい場合にアンダーステアの検出を禁止してもよい。
図6はこの発明の実施の形態2に係る車両挙動検出禁止手段25Aの構成例を示す機能ブロック図であり、図7は車両挙動検出禁止手段25Aの処理動作を示すフローチャートである。なお、図6に示されない構成については、図1および図2に示した通りなので、ここでは省略する。
図6において、車両挙動検出禁止手段25Aは、予め設定された第2の閾値Th2を比較基準値とする比較器27Aを備えている。
比較器27Aは、路面反力トルクTalignと第2の閾値Th2とを比較し、路面反力トルクTalignが第2の閾値Th2よりも大きい場合には、禁止フラグFLiを生成して車両挙動状態検出手段26に入力する。
ここで、第2の閾値Th2は、路面反力トルクTalignが高μ路(アスファルト道路のように路面摩擦係数μの高い走行路)での車両走行時に発生する路面反力トルク値に対応しており、実験データにより得た値が用いられる。
次に、図7を参照しながら、図6に示した車両挙動検出禁止手段25Aの処理動作について説明する。
図7において、ステップS201Aは、前述(図5参照)のステップS201に対応する判定処理であり、ステップS202は前述と同様の処理である。
まず、比較器27Aは、メモリに記憶した路面反力トルクTalignと第2の閾値Th2との比較演算により、路面反力トルクTalignが第2の閾値Th2よりも大きいか否かを判定する(ステップS201A)。
ステップS201Aにおいて、Talign≦Th2(すなわち、NO)と判定されれば、スタートに戻り、Talign>Th2(すなわち、YES)と判定されれば、禁止フラグFLiを出力して(ステップS202)、図7のプログラム動作を終了する。
以上のように、この発明の実施の形態2によれば、車両挙動状態検出手段26を備えた車両挙動検出装置において、車両挙動検出禁止手段25Aが設けられており、車両挙動検出禁止手段25Aは、路面反力トルクTalignが第2の閾値Th2(高μ路の走行中に発生する路面反力トルク値に相当)よりも大きいと判定された場合に、アンダーステアの検出を禁止する。
これにより、アスファルト道路などの高μ路を走行中であって、路面反力トルクTalignが大きな値となる(アンダーステアが発生しにくい)状況下においては、車両挙動状態の検出が禁止されるので、誤判定を防止することができ、正確な車両状態を検出することができる。
実施の形態3.
なお、上記実施の形態1、2(図4〜図7)では、路面反力トルクTalignを比較対象としたが、図8および図9に示すように、路面反力トルクTalignの変化率(時間微分演算値)dTa/dtを比較対象としてもよい。
図8はこの発明の実施の形態3に係る車両挙動検出禁止手段25Bの構成例を示す機能ブロック図であり、図9は車両挙動検出禁止手段25Bの処理動作を示すフローチャートである。なお、図8に示されない構成については、図1および図2に示した通りなので、ここでは省略する。
図8において、車両挙動検出禁止手段25Bは、予め設定された第3の閾値Th3を比較基準値とする比較器27Bと、路面反力トルクTalignの変化率(時間微分値)dTa/dtを演算する路面反力トルク変化率演算手段28とを備えている。
比較器27Bは、路面反力トルク変化率dTa/dtと第3の閾値Th3とを比較し、路面反力トルク変化率dTa/dtが第3の閾値Th3よりも大きい場合には、禁止フラグFLiを生成して車両挙動状態検出手段26に入力する。
ここで、第3の閾値Th3は、車両走行中において変化中の路面反力トルクTalignの時間変化率を考慮して設定され、実験データにより得た値が用いられる。
次に、図9を参照しながら、図8に示した車両挙動検出禁止手段25Bの処理動作について説明する。
図9において、ステップS201Bは、前述(図7参照)のステップS201Aに対応する判定処理であり、ステップS202は前述と同様の処理である。
図9において、まず、路面反力トルク変化率演算手段28は、メモリに記憶した路面反力トルクTalignを時間微分して、路面反力トルク変化率dTa/dtの演算値をメモリに記憶する(ステップS200)。
次に、比較器27Bは、路面反力トルク変化率(時間微分値)dTa/dtと第3の閾値Th3との比較演算により、路面反力トルク変化率dTa/dtが第3の閾値Th3よりも大きいか否かを判定する(ステップS201B)。
ステップS201Bにおいて、dTa/dt≦Th3(すなわち、NO)と判定されれば、スタートに戻り、dTa/dt>Th3(すなわち、YES)と判定されれば、禁止フラグFLiを出力して(ステップS202)、図9のプログラム動作を終了する。
以上のように、この発明の実施の形態3によれば、車両挙動状態検出手段26を備えた車両挙動検出装置において、車両挙動検出禁止手段25Bを設け、路面反力トルク変化率dTa/dtが第3の閾値Th3よりも大きい場合にアンダーステアの検出を禁止する。
これにより、路面反力トルク変化率dTa/dtが或る程度の大きさを有する(路面反力トルクTalignが比較的大きく変動している)場合には、アンダーステアの検出が禁止されるので、路面反力トルクTalignが飽和していない状態で誤判定(アンダーステアの誤検出)することが回避されて、正確な車両状態を検出することができる。
実施の形態4.
なお、上記実施の形態1〜3では、車両挙動状態検出手段26への入力情報として、操舵角θおよび車速Vsに基づく規範路面反力トルクTa*と、路面反力トルクTalignとを用いたが、図10に示すように、操舵速度Vθ、車速Vsおよび路面反力トルク変化率dTa/dtを用いてもよい。
図10はこの発明の実施の形態4に係る制御装置8Cの構成例を示す機能ブロック図であり、前述(図2、図8参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して詳述を省略する。なお、図10に示されないステアリング機構については、図1に示した通りなので、ここでは省略する。
図10において、制御装置8Cは、運転者の操舵速度Vθを検出する操舵速度検出手段21Cと、車両の速度Vsを検出する車速検出手段22と、タイヤと路面との間に発生する路面反力トルクTalignを検出する路面反力トルク検出手段23と、マイコン20Cとを備えている。
マイコン20Cは、車両挙動検出禁止手段25と、車両挙動状態検出手段26Cと、路面反力トルク変化率dTa/dtを演算する路面反力トルク変化率演算手段28Cとを備えている。
路面反力トルク変化率演算手段28Cは、路面反力トルクTalignを時間微分演算して、路面反力トルク変化率(時間微分値)dTa/dtを生成して車両挙動状態検出手段26Cに入力する。
車両挙動検出禁止手段25は、前述のように、路面反力トルTalignに基づいて車両挙動検出禁止すべきか否かを演算(判定)し、車両挙動検出の禁止時に禁止フラグFLiを出力する。
車両挙動状態検出手段26Cは、操舵速度Vθ、車速Vsおよび路面反力トルク変化率dTa/dtに基づいて車両挙動状態を検出するとともに、禁止フラグFLiが入力された場合には、検出フラグFLGの出力を禁止する。
なお、操舵速度検出手段21Cは、たとえば前述の公知技術(特開2005−324737号公報)に参照される構成を適用して、ブラシ付モータ5(図1参照)のモータ端子間電圧Vmおよびモータ電流Imから、格別な回路要素を設置することなく、容易に操舵速度Vθを演算することができる。
次に、図11のフローチャートを参照しながら、図10に示したこの発明の実施の形態4に係る車両挙動検出装置の動作について説明する。図11において、ステップS102、S103、S106〜S108は、前述(図3参照)と同様の処理である。
図11において、プログラムがスタートすると、まず、操舵速度検出手段21Cは、操舵速度Vθを検出して、操舵速度Vθの検出値をメモリに記憶する(ステップS101C)。
また、前述と同様に、車速検出手段22および路面反力トルク検出手段23は、車速Vsおよび路面反力トルクTalignを検出して、それぞれの検出結果をメモリに記憶する(ステップS102、S103)。
続いて、路面反力トルク変化率演算手段28Cは、メモリに記憶した路面反力トルクTalignを時間微分演算し、路面反力トルク変化率dTa/dtの演算値をメモリに記憶する(ステップS200C)。
次に、車両挙動状態検出手段26Cは、メモリに記憶した操舵速度Vθおよび車速Vsと、予めメモリに記憶された操舵角θと、路面反力トルクの変化率を表す定数KTaと、路面反力トルク変化率(時間微分値)dTa/dtとに基づいて、不安定状態を検出したか否かを判定し、その検出結果をメモリに記憶する(ステップS105C)。
ステップS105Cにおいて、車両が安定状態である(すなわち、NO)と判定されれば、スタートに戻って、ステップS101C〜S103、S200Cを繰り返し実行する。
一方、ステップS105Cにおいて、車両挙動が不安定状態である(すなわち、YES)と判定されれば、車両挙動検出禁止手段25は、メモリに記憶した路面反力トルクTalignに基づき、車両挙動検出を禁止するか否かを演算し、車両挙動検出を禁止する場合には禁止フラグFLiを出力する(ステップS106)。
次に、車両挙動状態検出手段26Cは、車両挙動検出禁止手段25から禁止フラグFLiが出力されていない(検出が許可)か否かを判定し(ステップS107)、禁止フラグFLiが出力されている(すなわち、NO)と判定されれば、車両挙動検出が禁止されるので、スタートに戻る。
一方、ステップS107において、禁止フラグFLiが出力されていない(すなわち、YES)と判定されれば、車両挙動検出が許可されているので、車両の前輪に発生する路面反力トルクTalignの飽和によって車両が不安定状態(アンダーステア)にあることを示す検出フラグFLGを出力し(ステップS108)、図11のプログラム動作を終了する。
なお、車両挙動検出禁止手段25の具体的な構成および動作は、前述の実施の形態1〜3(図4〜図9参照)と同様なので、ここでは説明を省略する。
以上のように、この発明の実施の形態4によれば、運転者の操舵速度Vθを検出する操舵速度検出手段21Cと、車速Vsを検出する車速検出手段22と、運転者の操舵トルクTsと電動パワーステアリング装置のアシストトルクTasとから路面反力トルクTalignを検出する路面反力トルク検出手段23と、路面反力トルク変化率dTa/dtを演算する路面反力トルク変化率演算手段28Cと、路面反力トルク変化率dTa/dt、操舵速度Vθおよび車速Vsに基づいて車両の不安定状態を検出する車両挙動状態検出手段26Cとを備えた車両挙動検出装置において、車両挙動検出禁止手段25が設けられている。
車両挙動検出禁止手段25は、たとえば、前述の実施の形態1(図4、図5)のように構成され、路面反力トルクTalignが第1の閾値Th1よりも小さい場合にアンダーステアの検出を禁止する禁止フラグFLiを出力する。
これにより、路面反力トルクTalignがステアリング機構の摩擦トルクTfよりも小さく、推定精度が低下する領域においてはアンダーステアの検出が禁止されるので、誤判定を防止することができる。
また、前述の実施の形態1と比べて、運転者の操舵角θを検出する操舵角検出手段21(図2参照)が不要となるので、簡易な構成かつ低コストで正確な車両状態を検出することができる。
また、車両挙動検出禁止手段25は、たとえば、前述の実施の形態2(図6、図7)のように構成され、路面反力トルクTalignが第2の閾値Th2よりも大きい場合に禁止フラグFLiを出力する。
これにより、路面反力トルクTalignが大きな値となる高μ路においては、アンダーステアの検出が禁止されるので、アンダーステアが発生しにくい高μ路での誤判定を防止することができる。
また、前述の実施の形態2と比べて、操舵角検出手段21(図2参照)が不要となるので、簡易な構成かつ低コストで正確な車両状態を検出することができる。
さらに、車両挙動検出禁止手段25は、たとえば、前述の実施の形態3(図8、図9)のように構成され、路面反力トルク変化率dTa/dtが第3の閾値Th3よりも大きい場合にアンダーステアの検出を禁止する。
これにより、路面反力トルク変化率dTa/dtが或る程度大きい(路面反力トルクTalignが変動している)状態ではアンダーステアの検出が禁止されるので、アンダーステアを誤検出するという誤判定を防止することができる。
また、前述の実施の形態3と比べて、操舵角検出手段21(図2参照)が不要となるので、簡易な構成かつ低コストで正確な車両状態を検出することができる。
この発明の実施の形態1に係る車両挙動検出装置が適用される代表的な車両用操舵装置の全体構成を図式的に示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態1に係る車両挙動検出装置の具体的な構成例を示す機能ブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る車両挙動検出装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る車両挙動検出禁止手段の構成例を示す機能ブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る車両挙動検出禁止手段の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る車両挙動検出禁止手段の構成例を示す機能ブロック図である。 この発明の実施の形態2に係る車両挙動検出禁止手段の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係る車両挙動検出禁止手段の構成例を示す機能ブロック図である。 この発明の実施の形態3に係る車両挙動検出禁止手段の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4に係る車両挙動検出装置の具体的な構成例を示す機能ブロック図である。 この発明の実施の形態4に係る車両挙動検出装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ハンドル、2 ステアリング軸、8、8C 制御装置、20、20C マイコン、21 操舵角検出手段、21C 操舵速度検出手段、22 車速検出手段、23 路面反力トルク検出手段、24 規範路面反力トルク演算手段、25、25A、25B 車両挙動検出禁止手段、26、26C 車両挙動状態検出手段、27、27A、27B、27C 比較器、28、28C 路面反力トルク変化率演算手段、FLi 禁止フラグ(車両挙動状態検出禁止フラグ)、FLG 検出フラグ(アンダーステア検出フラグ)、Talign 路面反力トルク、Ta* 規範路面反力トルク、dTa/dt 路面反力トルク変化率、Tas アシストトルク、Tf 摩擦トルク、Ts 操作トルク、Th1 第1の閾値、Th2 第2の閾値、Th3 第3の閾値、Vs 車速、Vθ 操舵速度。

Claims (8)

  1. 車両のタイヤが路面から受ける路面反力トルクを検出する路面反力トルク検出手段と、
    前記車両の操舵角を検出する操舵角検出手段と、
    前記車両の車速を検出する車速検出手段と、
    前記操舵角および前記車速の各検出値から規範路面反力トルクを演算する規範路面反力トルク演算手段と、
    前記路面反力トルクの検出値および前記規範路面反力トルクの演算値に基づいて、前記車両の不安定挙動状態を検出する車両挙動状態検出手段と
    を備えた車両挙動検出装置において、
    前記路面反力トルクの検出値に基づいて前記車両挙動状態検出手段の出力を禁止する車両挙動検出禁止手段を設け、
    前記車両挙動検出禁止手段は、前記路面反力トルクの検出値を予め設定された閾値と比較して、前記路面反力トルクの検出値が不安定な範囲にあるか否かを判定する比較器を含み、
    前記比較器は、前記路面反力トルクの検出値が不安定な範囲にあると判定した場合に、前記車両挙動状態検出手段の出力を禁止するための禁止フラグを生成することを特徴とする車両挙動検出装置。
  2. 前記車両挙動検出禁止手段は、前記路面反力トルクの検出値が、予め設定された第1の閾値よりも小さい場合に、前記車両挙動状態検出手段の出力を禁止することを特徴とする請求項1に記載の車両挙動検出装置。
  3. 前記車両挙動検出禁止手段は、前記路面反力トルクの検出値が、予め設定された第2の閾値よりも大きい場合に、前記車両挙動状態検出手段の出力を禁止することを特徴とする請求項1に記載の車両挙動検出装置。
  4. 前記車両挙動検出禁止手段は、前記路面反力トルクの検出値から前記路面反力トルクの変化率を演算する路面反力トルク変化率演算手段を含み、
    前記路面反力トルク変化率の演算値が、予め設定された第3の閾値よりも大きい場合に、前記車両挙動状態検出手段の出力を禁止することを特徴とする請求項1に記載の車両挙動検出装置。
  5. 車両のタイヤが路面から受ける路面反力トルクを検出する路面反力トルク検出手段と、
    前記路面反力トルクの検出値から前記路面反力トルクの変化率を演算する路面反力トルク変化率演算手段と、
    前記車両の操舵速度を検出する操舵速度検出手段と、
    前記車両の車速を検出する車速検出手段と、
    前記路面反力トルク変化率の演算値、前記操舵速度の検出値および前記車速の検出値に基づいて、前記車両の不安定挙動状態を検出する車両挙動状態検出手段と、
    を備えた車両挙動検出装置において、
    前記路面反力トルクの検出値に基づいて前記車両挙動状態検出手段の出力を禁止する車両挙動検出禁止手段を設け、
    前記車両挙動検出禁止手段は、前記路面反力トルクの検出値を予め設定された閾値と比較して、前記路面反力トルクの検出値が不安定な範囲にあるか否かを判定する比較器を含み、
    前記比較器は、前記路面反力トルクの検出値が不安定な範囲にあると判定した場合に、前記車両挙動状態検出手段の出力を禁止するための禁止フラグを生成することを特徴とする車両挙動検出装置。
  6. 前記車両挙動検出禁止手段は、前記路面反力トルクの検出値が、予め設定された第1の閾値よりも小さい場合に、前記車両挙動状態検出手段の出力を禁止することを特徴とする請求項5に記載の車両挙動検出装置。
  7. 前記車両挙動検出禁止手段は、前記路面反力トルクの検出値が、予め設定された第2の閾値よりも大きい場合に、前記車両挙動状態検出手段の出力を禁止することを特徴とする請求項5に記載の車両挙動検出装置。
  8. 前記車両挙動検出禁止手段は、前記路面反力トルク変化率の演算値が、予め設定された第3の閾値よりも大きい場合に、前記車両挙動状態検出手段の出力を禁止することを特徴とする請求項5に記載の車両挙動検出装置。
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