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JP4416721B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents

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JP4416721B2 JP2005313413A JP2005313413A JP4416721B2 JP 4416721 B2 JP4416721 B2 JP 4416721B2 JP 2005313413 A JP2005313413 A JP 2005313413A JP 2005313413 A JP2005313413 A JP 2005313413A JP 4416721 B2 JP4416721 B2 JP 4416721B2
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Description

本発明は、使い捨ておむつ、特にムレ及び漏れの防止性に優れた使い捨ておむつに関する。
一般の従来のパンツ型使い捨ておむつは、着用中にムレが生じる場合がある。例えば、保護者が乳幼児のおむつを換える際、おむつを外した時にモアッとして、乳幼児の股下部付近の肌が湿っていることがしばしば見受けられる。これは、排泄された尿等を吸収保持した吸収体が表面シートを介して、着用者の主に股下部において肌と密着し、肌表面付近の湿度が上昇しているためである。特に、着用者が乳幼児の場合には、自分で不快感を表現できない場合が多く、長時間に亘って、肌がムレた状態に置かれ、皮膚トラブルが生じるおそれもある。
また、冬場等の外気温度の低い時には、外気により冷やされた吸収体等が、着用者の肌と密着して、ムレと共に着用者の体温を低下させることも懸念される。
前述したようなムレを防止する方法としては、尿等を吸収保持した吸収体等を、着用者の肌と密着させないことが考えられる。
そして、着用者の股下部において、着用者の肌とおむつ表面との間に空間を形成したパンツ型使い捨ておむつが提案されている。
例えば、特許文献1には、ウエスト開口部と一対のレッグ開口部とを有し、レッグ開口部には伸縮部材が張設されてレッグギャザーを形成したパンツ型使い捨ておむつにおいて、伸縮部材は吸収体との距離が15mm以上離れて張設されており、着用時には、伸縮部材は吸収体の有する剛性の影響を受けずにギャザーを形成するパンツ型使い捨ておむつが開示されている。特許文献1に記載のパンツ型使い捨ておむつによれば、レッグギャザーが吸収体の剛性の影響を受けず一様で且つ効果的なギャザーを形成するため、着用時に、吸収体は股下部の肌から離れて位置するので、該股下部の肌と吸収体との間に空間が生じる。
特開平4−244152号公報
特許文献1記載のパンツ型使い捨ておむつは、レッグギャザーを構成する伸縮部材と吸収体との距離を15mm以上離すために、吸収体の幅を股下部で狭めており、レッグギャザー内側の吸収性能が低下し、股下部の幅方向から漏れが生じるおそれがある。
従って、本発明の目的は、ムレ防止性と共に、漏れ防止性に優れた使い捨ておむつを提供することにある。
本発明は、吸収性コアを含む吸収性本体と、該吸収性本体の非肌当接面側に配された外包材とを備えた使い捨ておむつであって、
前記吸収性コアは、少なくともおむつ股下部において、おむつの幅方向中央部に位置する中央コアと、その両側それぞれに位置する一対のサイドコアとに分割され、一対の該サイドコアそれぞれが、着用時に着用者の股下に沿って起立するようになされており、一対の前記サイドコアそれぞれは、厚み方向の内部に熱融着性繊維からなる剛性材が配されている使い捨ておむつを提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の使い捨ておむつによれば、ムレ防止性と共に、漏れ防止性に優れている。
以下、本発明の使い捨ておむつの好ましい一実施形態として、パンツ型使い捨ておむつについて、図1〜図5を参照しながら説明する。
本実施形態のパンツ型使い捨ておむつ(以下、おむつともいう)1は、図1〜図4に示すように、液透過性の表面シート2と液保持性の吸収性コア4を含む吸収性本体5と、吸収性本体5の非肌当接面側に配された外包材10とを有している。
また、本実施形態のおむつ1において、吸収性コア4は、少なくともおむつ股下部Cにおいて、おむつ1の幅方向中央部に位置する砂時計型の中央コア41と、その両側それぞれに位置する対称的に設けられた一対のサイドコア42,42とに分割され、一対の該サイドコア42,42それぞれが、着用時に着用者の股下に沿って起立するようになされており、一対のサイドコア42,42それぞれは、厚み方向の内部に熱融着性繊維からなる剛性材422が配されている。
このおむつ1は、着用時に着用者の腹側に配される腹側部Aと、着用者の背側に配される背側部Bと、その間に位置する股下部Cとに区分される。腹側部A、背側部B及び股下部Cは、展開状態(各部の弾性部材を伸張させ平面状に拡げた状態、図2に示す状態)のおむつ1において、その長手方向(図2の上下方向)の全長を略3等分するように3領域に区分したときの各領域である。
尚、本明細書において、「非肌当接面側」とは、吸収性本体などの各部材の表裏両側(面)のうち、着用時に着用者の肌側とは反対側に配される側(面)である。また、以下、「肌当接面側」という語句を使用することがあるが、これは、各部材の表裏両側(面)のうち、着用時に着用者の肌側に配される側(面)である。
「長手方向」とは、各部材の長辺と平行な方向である。また、以下、「幅方向」という語句を使用することがあるが、これは、該長手方向と直交する方向である。
吸収性本体5は、図2に示すように、縦長矩形形状をなし、その長手方向を、おむつ1の長手方向に一致させて、腹側部Aから背側部Bに亘るように、ホットメルト型接着剤等の公知の接合手段により前記外包材10の幅方向中央部に接合されている。
外包材10は、腹側部Aに位置する部分の両側縁部と背側部Bに位置する部分の両側縁部とが、ヒートシール、高周波シール、超音波シール等の公知の接合手段により互いに接合されており、これにより一対のサイドシール部が形成されている。また、その接合によって、おむつ1には、図1に示すように、ウエスト開口部7及び一対のレッグ開口部8,8が形成されている。
本実施形態のおむつ1における吸収性コア4は、図1〜図3、特に図3に示すように、全体として、おむつ1の長手方向に沿って略縦長(縦250〜500mm、横80〜200mm)の矩形状の平面視形状をなしており、その全体が、ティッシュペーパーや透水性の不織布からなる透水性の被覆シート(図示せず)で被覆されている。
吸収性コア4は、図2に示すように、サイドコア42,42が少なくとも股下部Cに配されるように、おむつ1に配される。吸収性コア4は、一対のサイドコア42,42が股下部Cに配されると共に、中央コア41の長手方向一方部Fが腹側部Aに位置するように配され、長手方向他方部Rが背側部Bに位置するように配されている。尚、長手方向一方部F、長手方向他方部R及び該両部に挟まれる長手方向中央部Mは、図3に示す状態の吸収性コア4において、その長手方向の全長を略3等分するように3領域に区分したときの各領域である。
吸収性コア4において、一対のサイドコア42,42それぞれは、図1〜3、特に図3(a)及び(c)に示すように、親水性繊維からなる吸収材421と剛性材422とが積層されて形成されている。剛性材422の平面視形状は、縦長矩形形状であり、その長手方向はおむつ1の長手方向と一致している。
剛性材422は、おむつ1の着用時にサイドコア42の立ち上がった状態を維持する支持体として働くものであり、図3(c)に示すように、剛性材422は、吸収材421の非肌当接面側に積層されている。親水性繊維からなる吸収材421は、液を吸収して湿潤状態になると剛性が低下する。一方、湿潤状態でも一定の剛性を有する剛性材422は、図4および図5に示すように、吸収材422を支えて、サイドコア42の立ち上がった状態を維持する。
従って、剛性材422は、吸収材421を支持する形状を有していることが好ましい。本実施形態において、剛性材422の平面視形状は、吸収材421と略同じとなっている。
剛性材422の寸法について詳述すると、剛性材422は、その長さ(長手方向の長さ)L1(図3参照)が、好ましくは100〜300mm、更に好ましくは 130〜260mmであり、その幅W1(図3参照)が、好ましくは20〜50mm、更に好ましくは25〜40mmである。
剛性材422の長さL1を100mm以上とすることが、サイドコア42の立ち上がった状態を維持して、ムレを防止すると共に、股下部における幅方向の漏れを前後方向に亘り防止する上で好ましい。剛性材422の長さL1を300mm以下とすることが、股下部の良好な装着感を得る上で好ましい。また、剛性材422の幅W1を20mmとすることが、サイドコア42の立ち上がった状態を維持して、ムレを防止すると共に、股下部における幅方向の漏れを防止する上で好ましい。剛性材422の幅W1を50mm以下とすることが、股下部における良好な装着感を得る上で好ましい。
前記幅W1は、中央コア41の長手方向の長さを2等分する幅方向の中心線上を測定した値である。
中央コア41は、T字型の上部コア411と、上部コア411より大きい砂時計型の下部コア412とからなり、上部コア411は、下部コア412の長手方向一方部Fから長手方向中央部Mに亘り(つまり排尿ポイント近傍で)下部コア412の肌当接面側に重ね合わされている。
吸収材421の長手方向一方部及び長手方向他方部は、それぞれ、下部コア412の長手方向一方部(腹側部)F及び長手方向他方部(背側部)Rで連設している。中央コア41と一対のサイドコア42,42との間には、それぞれ、刳り貫かれた形状の切離部43,43が形成されており、股下部Cにおいて、下部コア412と一対のサイドコア42,42とは離間している。切離部43は、図3(a)に示すように、吸収性コア4の長手方向に延びる弓形形状を有している。詳述すると、切離部43は、サイドコア42側よりの側縁が直線形状であり、中央コア41よりの側縁はおむつ幅方向内方に凸形状となっている。切離部43の長さは、剛性材421の長さL1と一致していることが好ましい。剛性材L1の長さは、切離部43の長さと一致、さらに短くても良い。
前述した剛性材422は、サイドコア42の立ち上がった状態が、液吸収によるサイドコア42の剛性低下及びおむつ着用者の動きによる変形に対して維持される観点から、熱融着性繊維からなり、該繊維同士が熱融着によってネットワーク構造を形成しているエアレイド不織布から形成されていることが好ましい。
エアレイド法により作製した不織布は、エアレイド空気を利用して熱融着性繊維の分散、交絡及び融着を行っているため、剛性が高く且つ嵩高性に優れている。
湿潤状態における剛性材422のバルクソフトネスの最大荷重値は、2〜10N、特に5〜8Nであることが好ましい。バルクソフトネスの最大荷重値は、剛性材422の剛性の高さの尺度となるものである。バルクソフトネスの最大荷重値が大きいほど、剛性材422はその剛性が高いことを意味する。湿潤状態における剛性材422のバルクソフトネスの最大荷重値を2N以上とすることで、サイドコア42の立ち上がった状態が、液吸収によるサイドコア42の剛性低下及びおむつ着用者の動きによる変形に対して維持される。一方、湿潤状態におけるバルクソフトネスの最大荷重値を10N以下とすることで、サイドコア42の良好な柔軟性及びフィット性が確保される。
また、乾燥状態における剛性材422のバルクソフトネスの最大荷重値は、12N以下であることが、製造上の観点及び股下部における良好な装着感を得る上で好ましい。
剛性材422と吸収材421を積層して積層体を作製し、該積層体を台紙と透水性の不織布(エアスル−不織布など)で包むように被覆してサイドコア42を作製する。湿潤状態のサイドコア42におけるバルクソフトネスの最大荷重値は、5〜15N、特に7〜12Nであることが好ましい。
また、乾燥状態におけるサイドコア42のバルクソフトネスの最大荷重値は、18N以下であることが、製造上の観点及び股下部における良好な装着感を得る上で好ましい。
ここで、剛性材422の湿潤状態は、剛性材422の重さの4倍重量の生理食塩水(約8%)を、測定剛性材の全面・両面にスプレーにて含浸塗布し、保持させた状態である。また、剛性材422の乾燥状態は、おむつ1の使用前において、剛性材422に水が全く含まれていない状態のみを意味するのではなく、通常の保管条件における湿度、温度の下において、水が剛性材422に平衡吸着状態で存在するような実質的に乾燥した状態も含まれる。
<測定方法>
バルクソフトネスの最大荷重値は次の方法で測定される。圧縮試験機(テンシロン RTA -100:オリエンテック社)によって測定される。剛性材422をその長手方向に150mm、幅方向に25mmの寸法で矩形にその長辺が周方向となるように丸めて、高さ25mm、円周140mmの円筒を形成する。テンシロン引張試験器に円筒を設置し、10mm/minの圧縮モードで円筒を圧縮する。圧縮の荷重を測定し、その最大値をもってバルクソフトネスの最大荷重値とする。
サイドコア42のバルクソフトネスの最大荷重値は、剛性材422と同様に測定する。但し、図4に示す弾性部材9を除いた部分の積層体を測定する。
また、湿潤状態における剛性材422の 圧縮回復率(RC値)は、50〜80%、特に55〜75%であることが好ましい。湿潤状態における剛性材422の圧縮回復率(RC値)を50%以上とすることで、サイドコア42の立ち上がった状態が、おむつ着用者の動きによる変形に対して回復し維持される。また、湿潤状態における剛性材422の圧縮回復率(RC値)を80%以下とすることで、股下部における良好な装着感を得られる。
<測定方法>
圧縮回復性のRC値は次の方法で測定される。湿潤状態において、圧縮試験機(KES G5 :KATO TECH(株))によって、測定荷重:5.0gf/m2、上限荷重:50gf/m2、圧縮速度:0.002cm/secの測定条件にて測定される。測定部位の大きさは、剛性材422のサイズに合わせて任意に設定して構わない。
湿潤状態における剛性材422は、バルクソフトネス測定時において、50%圧縮したときの反発力が、1〜6N、特に2〜5Nであることが好ましい。該反発力が斯かる範囲内であることが、前述した圧縮回復率において述べたのと同様の理由から好ましい。
<測定方法>
ここで50%圧縮したときの反発力は、次の方法で測定される。圧縮試験機(テンシロン RTA -100:オリエンテック社)によってバルクソフトネスを測定する際に、測定剛性材422の高さ25mmの50%(12.5mm)まで圧縮し、その時の荷重値とする。
更に、乾燥状態における剛性材422の坪量は、50〜200g/m2、特に80〜160g/m2であることが好ましい。乾燥状態における剛性材422の坪量を50g/m2以上とすることが、前述した各物性値を確保する上で好ましい。また、乾燥状態における剛性材422の坪量を200g/m2以下とすることが、製造上の観点及び股下部における良好な装着感を得る上で好ましい。
更にまた、乾燥状態における剛性材422の厚みは、1〜6mm、特に2〜5mmであることが好ましい。乾燥状態における剛性材422の厚みを1mm以上とすることが、前述した各物性値を確保する上で好ましい。また、乾燥状態における剛性材422の厚みを6mm以下とすることが、製造上の観点及び股下部における良好な装着感を得る上で好ましい。
<測定方法>
厚みは、例えばキーエンス製卓上厚みゲージによって、剛性材422の上に測定用プレート(重量62.3g/5cm×5cm角)を載せて約2.5g/cm2荷重下の厚みが測定される。
本実施形態のおむつ1について、更に説明すると、図2に示すように、吸水性コア4の両側縁部に沿って弾性部材9が配されており、着用時に該弾性部材9が収縮することによって、着用者の肌側に向って一対のサイドコア42,42が起立するようになされている。詳述すると、吸収性コア4の長手方向の両側縁部に沿ってその全体に亘って、吸収性本体5のサイドコア42立ち上げ用の弾性部材9が伸張状態で一対配されており、これにより、吸収性本体5は、図4に示すように、股下部Cにおける両側部52,52(サイドコア42,42)が起立するようになされている。
表面シート2は、図4に示すように、吸収性コア4の肌当接面側の全域、吸収性コア4の幅方向両側縁部の全域及び吸収性コア4の非肌当接面側のおむつ幅方向両側部近傍を被覆している。
また、吸収性本体5の両側には、図2に示すように、防漏カフ6,6が形成されている。防漏カフ6は、吸収性本体5に接合された防漏カフ形成用シート60、防漏カフ形成用シート60の自由端近傍に伸長状態で固定された防漏カフ形成用の弾性部材61、及び防漏カフ6の固定端と自由端との間に伸長状態で固定された防漏カフ引き寄せ用の弾性部材62を備えている。
防漏カフ6は、図4に示すように、少なくとも股下部Cにおいて起立可能である。防漏カフ6の自由端(防漏カフ形成用シート60の折り返し端)近傍には、複数本の防漏カフ形成用の弾性部材61が、吸収性本体5の幅方向に並べた状態で、防漏カフ形成用シート60(防漏カフ6)の長手方向全体に亘って固定されている。
防漏カフ引き寄せ用の弾性部材62は、防漏カフ6における防漏カフ形成用の弾性部材61と本体接合固定部67との間に、防漏カフ形成用シート60(防漏カフ6)の長手方向全体に亘って配されている。また、防漏カフ引き寄せ用の弾性部材62は、おむつ1の展開状態において防漏カフ6におけるサイドコア立ち上げ用の弾性部材9よりおむつ幅方向外方の位置に設けられている。
本実施形態のおむつ1は、図4に示すように、外包材10の肌当接面側に、液不透過性又は撥水性の裏面シート3が接合固定部13により接合され、裏面シート3の肌当接面側に、防漏カフ形成用シート60及び吸収性本体5が順次接合されている。裏面シート3は、吸収性本体5とほぼ同寸法の縦長矩形形状をなし、吸収性本体5と同位置(外包材10の幅方向の中央部)に、その長手方向を、おむつ長手方向に一致させて配されている。
裏面シート3は、吸収性本体5の非肌当接面側のほぼ全域を被覆するように防漏カフ形成用シート60の非肌当接面側に接合固定されている。
表面シート2は、その両側端部において、裏面シート3及び防漏カフ形成用シート60にヒートシール等の接合手段により接合固定されて、接合固定部67,67を形成している。また、表面シート2は、切離部43において、肌当接面側及び非肌当接面側の部分同士が接合されている。
外包材10は、図2及び図4に示すように、2枚の外包材形成用シート11,12と、これら2枚のシート間に固定された各部の弾性部材とからなる。2枚の外包材形成用シート11,12間には、ウエスト開口部7の周縁部にウエストギャザーを形成するウエスト部弾性部材71,レッグ開口部8の周縁部にレッグギャザーを形成するレッグ部弾性部材81,及び胴回り部D(ウエスト開口部7の周縁端から下方に20mm離間した位置からレッグ開口部8の上端までの領域)に左右に分割された状態の胴回りギャザーを形成する胴回り弾性部材91が、それぞれ伸張状態で、ホットメルト型接着剤等の接合手段により接合固定されている。
外包材形成用シート11,12は、何れも通気性の不織布から構成されている。これら2枚のシートのうち、非肌当接面側に位置するシート11は、その長手方向において、肌当接面側に位置するシート12の前後端縁(長手方向の両端縁)よりそれぞれ延出した延出部を有し、これらの延出部はそれぞれ、外包材10のシート12上に吸収性本体5が配置された後、吸収性本体5の前後端(長手方向の両端)を覆うように吸収性本体5側に折り返されて接着されている。
次に、前述した本実施形態のおむつ1の各部を構成する材料について説明すると、サイドコア42において、剛性材422を構成する熱融着性繊維としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンープロピレン共重合体、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリエチレンテレフタレートーエチレンイソフタレート共重合体、ポリアミドエチレンアクリル酸共重合体、エチレン―アクリル酸メチル共重合体、エチレンーメタクリル酸共重合体、エチレンーメタクリル酸メチル共重合体、エチレンーメタクリル酸エチル共重合体、エチレンーアクリル酸メチルーアクリル3元共重合体、等からなる繊維が挙げられる。またこれらの熱可塑性ポリマー材料の組み合わせからなる芯鞘型複合繊維やサイド・バイ・サイド型複合繊維も用いることができる。熱融着性繊維の太さは、1.7〜50dtex程度であることが融着性繊維から構成される剛性材422に前述した範囲内の剛性等の物性値が付与される上で好ましい。また、熱融着性繊維は捲縮を有していることも、剛性材422の圧縮弾性率及び反発力が高まる観点から好ましい。
熱融着性繊維からなる剛性材422が、前述した範囲内の剛性等の物性値を有していれば、熱融着性繊維は、疎水性又は親水性の何れの性質を有していても良い。尚、熱融着性繊維が親水性を有していると、剛性材にも液吸収保持性が付与されるので好ましい。
また、剛性材には、パルプ又はレーヨン等の熱融着性繊維以外の繊維も、若干含まれていても良い。
また、サイドコア42を形成する他の部材である親水性繊維からなる吸収材421の形成材料としては、パルプ繊維、連続繊維(トウ)等からなる繊維集合体等を用いることができる。吸収材421には、該繊維集合体と吸水性ポリマーとからなるもの(吸水性ポリマーと繊維材料との混合積繊物)を用いることも好ましい。繊維集合体を構成する繊維としては、例えば、パルプ繊維、レーヨン繊維、コットン繊維、酢酸セルロース等の親水性繊維、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系繊維、ポリエステル、ポリアミド等の縮合系繊維等を用いることできる。吸水性ポリマーとしては、例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、(アクリル酸−ビニルアルコール)共重合体、ポリアクリル酸ナトリウム架橋体、(でんぷん−アクリル酸)グラフト共重合体、(イソブチレン−無水マレイン酸)共重合体及びそのケン化物、ポリアスパラギン酸等が挙げられる。吸水性ポリマー及び繊維は、それぞれ一種又は二種以上を組み合わせて用いることができる。
吸水性コア4における中央コア41の形成材料としては、吸収材421と同様のものを用いることができる。
また、表面シート2、裏面シート3、防漏カフ形成用シート60及び各弾性部材の形成材料としては、従来の吸収性物品において用いられている各種材料を特に制限なく用いることができる。
本実施形態のおむつ1におけるムレ防止及び漏れ防止機構は次の通りである。
おむつ1が、例えば幼児に装着されると、吸水性コア4の両側縁部に沿って配されている弾性部材9、9が収縮することによって、図5に示すように、股下部Cにおいて、一対のサイドコア42,42が、着用者の肌側に向い、中央コア41に対して略垂直に起立する。一対のサイドコア42,42が起立することにより、着用者の股間部において、着用者の肌と中央コア41との間にポケット状の空間Pが形成される。
股間部に、空間Pが形成されることにより、着用者の肌と中央コア41とが表面シート2を介して密着することが防止される。そして、空間P内の空気は、おむつ内外の温度差、又は着用者の呼吸、歩行等の動きによって、主に腹側部A又は背側部Bと着用者の肌との間の隙間を移動し、ウエスト開口部7から外気と入れ替わる。即ち、空間P内の空気が循環するので、おむつ1内の湿度の上昇が抑制されて、ムレが防止される。尚、図5には、おむつ1及び着用者の一方の側のみが示されているが、他方の側も同様である。
また、おむつ1が着用されていると、尿等の排泄により、サイドコア42は湿潤状態となる。仮に、サイドコア42が吸収材421のみから形成されていたとすると、パルプ繊維等の親水性繊維からなる吸収材421は、湿潤状態ではその剛性を失って、サイドコア42は、その起立状態を維持できなくなって倒れる。その結果、中央コア41は、表面シート2を介して、少なくとも部分的に着用者の肌と密着する。
一方、本実施形態のおむつ1によれば、サイドコア42には、剛性材422が吸収材421と共に配されているので、サイドコア42が湿潤状態となっても、剛性材422は一定の剛性を維持するので、吸収材421を支持し、サイドコア42が倒れることを防止する。その結果、着用者の股間部には、サイドコア42の湿潤状態においても、空間Pが維持され続けるので、おむつ1内の湿度の上昇が抑制されて、ムレが効果的に防止される。また、着用者の肌と中央コア41とが、表面シート2を介して密着することも防止される。
更に、おむつ着用者が立ったり、座ったり、又は歩行等の動きをすることにより、サイドコア42が変形しても、その起立状態を、剛性材422が支持又は回復することにより、空間Pが維持され続ける。
更にまた、前述したように、一対のサイドコア42,42の起立状態が剛性材422により維持されるので、股下部Cにおいて、幅方向への横漏れが効果的に防止される。股間部に形成されるポケット状の空間Pには、排泄された尿や軟便が保持され得るので、該保持効果によっても、漏れ防止効果が更に高められる。
前述した本実施形態の使い捨ておむつによれば、また、以下の効果が奏される。
図5に示すように、防漏カフ6に防漏カフ引き寄せ用の弾性部材62が設けられているため、該弾性部材62による収縮力によって、防漏カフ6における、防漏カフ形成用の弾性部材61の存する自由端と、外装体接合固定部13との間の領域が着用者の足回り側に引っ張られる。そのため、防漏カフ形成用シート60に接合された表面シート2を介して、サイドコア42の特に起立端側が着用者の足回り側に引っ張られ、その起立状態が補強され、足回りに沿い易くなる。更に、サイドコア42が足回り側に引っ張られることで、中央コア41も幅方向外方に引っ張られ、中央吸収体41の形状が安定する。その結果、股下部のすっきり感が向上し、防漏性能も向上する。
本発明の使い捨ておむつは、前述した実施形態に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。
例えば、本発明の使い捨ておむつ1において、吸収性コア4は図6(a)〜(d)に示すような形態を有していても良い。図6(a)に示す吸収性コア4は、サイドコア42における吸収材421が中央コア41における下部コア412と連設しておらず、切離部43の長手方向両端部が開放している。図6(b)に示す吸収性コア4は、吸収材421が下部コア412の長手方向一方部で連接されているが、長手方向他方部で連設されておらず、切離部43の長手方向他端部が開放している。図6(c)に示す吸収性コア4は、切離部43が、下部コア412の長手方向の両側縁に沿って且つ前後端部間に亘り形成されており、縦長矩形の下部コア412の両側に、同じ長さを有する幅狭で縦長矩形の吸収材421,421が、下部コア412とは分離して配されている。図6(d)に示す吸収性コア4は、切離部43が縦長矩形形状を有している。図6(a)〜(d)の吸収性コア4において、前述した以外は、本実施形態の吸収性コア4と同様に構成されている。
また、本実施形態において、剛性材422の平面視形状は、吸収材421と略同形であったが、剛性材422が湿潤状態でもサイドコアの起立状態を維持し得る一定の剛性を有していれば、剛性材422の平面視形状は、吸収材421と略同形でなくても良い。
更に、本実施形態において、剛性材422は、エアレイド不織布から形成されていたが、剛性材422は、熱融着性繊維からなる他の不織布、例えばエアースルー不織布を積層し剛性を高めたものであっても良い。
本実施形態の使い捨ておむつは、パンツ型やテープ型であってもよく、幼児用のおむつ、大人用のおむつ、又は大人用の尿失禁用おむつであっても良い。
以下、本発明のパンツ型使い捨ておむつについて、実施例を用いて更に説明する。ただし、本発明の範囲はかかる実施例に制限されるものではない。
剛性材422の形成材料として、熱融着性繊維100%からなるエアレイド不織布(王子キノクロス株式会社製 製品名:キッチンエアレイド、熱融着性繊維の組成:PET/PET、繊維太さ:22dtex 80%/2.2dtex 20%)を用い、坪量110g/m2の剛性材422を作製し、また吸収材421の形成材料として、パルプ繊維を用い坪量118g/m2の吸収材421を作製し、次に両材を積層して積層体を作製し、該積層体を台紙と透水性の不織布(エアスル−不織布など)で包むように被覆してサイドコア42を作製し、実施例1とした。尚、吸収材421は、下部コア412とは連設しておらず、サイドコア42の部分のみを作製した。サイドコア42の長さは150mmであり、幅は25mmであった。実施例1の湿潤状態におけるバルクソフトネスの最大荷重値は、980gf(9.6N)であった。
実施例1のサイドコア42を用いて、図1及び図2に示すパンツ型使い捨ておむつを作製し、実施例2とした。尚、吸収材421は、下部コア412と一体的に作製した。
剛性材422を有さない以外は、実施例1と同様にして、吸収材421のみを有するサイドコア42を作製し、比較例1とした。比較例1の湿潤状態におけるバルクソフトネスの最大荷重値は、360gf(3.5N)であった。
パルプ繊維の坪量を188g/m2とする以外は、比較例1と同様にして、サイドコア42を作製し、比較例2とした。比較例2の湿潤状態におけるバルクソフトネスの最大荷重値は、450gf(4.4N)であった。
剛性材422の形成材料として、発泡ウレタン樹脂を用い、坪量55g/m2の剛性材422を作製した以外は、実施例1と同様にして、サイドコア42を作製し、比較例3とした。比較例3の湿潤状態におけるバルクソフトネスの最大荷重値は、430gf(4.2N)であった。
剛性材422の形成材料として、親水性のエアレイド不織布(王子キノクロス株式会社製 製品名:親水エアレイド(ハイクロス)、熱融着性繊維/パルプ繊維/バインダー=17/80/3質量%)を用い、坪量160g/m2の剛性材422を作製した以外は、実施例1と同様にして、サイドコア42を作製し、比較例4とした。比較例4の湿潤状態におけるバルクソフトネスの最大荷重値は、460gf(4.5N)であった。
比較例1のサイドコア42を用いる以外は、実施例2と同様にして、パンツ型使い捨ておむつを作製し、比較例5とした。
比較例4のサイドコア42を用いる以外は、実施例2と同様にして、パンツ型使い捨ておむつを作製し、比較例6とした。
[バルクソフトネスの評価]
前述した方法で、実施例1、比較例1〜4のサイドコア42を用いて、それぞれ、乾燥状態および湿潤状態におけるバルクソフトネスの最大荷重値を測定した。ここで、剛性材422の湿潤状態は、作成したサイドコア42の4倍重量の生理食塩水(約8%)を、測定サイドコア42の吸収材421側から前面にスプレーにて含浸塗布し、保持させた状態である。
測定結果を図7に示す。
本実施例1は、比較例1〜4と比べて、乾燥状態及び湿潤状態、特に湿潤状態において良好な剛性を有している。
[おむつ内湿度の評価]
図8(a)及び(b)に示す温水循環乳幼児腰部モデルに、実施例2、比較例5及び6のおむつをはかせて、おむつ内湿度の測定を行なった。温水循環乳幼児腰部モデルは、恒温槽(図示せず)との間で温水が循環し、モデル表面の温度が一定に保たれるようになっている。本評価においては、モデル表面の温度を40℃とした。また、評価開始時から120分までの間は、30分ごとにチューブ101によって人工尿をおむつ内に40gずつ計200gを注入し、図8(a)及び(b)に示す湿度センサー102により、おむつ内において、排泄付近部及びヒップ部におけるモデル表面の湿度の経時変化を測定した。測定結果を図9に示す。
本実施例2は、比較例5及び6と比べて、モデルの排泄部及びヒップ部それぞれにおいて、モデル表面の湿度が低い状態に保たれており、本実施例2はムレ防止性に優れていることがわかる。
本モデルは透明な材質から形成されており、実施例2、比較例5及び6のおむつを、モデルにはかせる際、おむつを、上側に引っ張り、それ以上動かない所まで引っ張ってはかせた状態において、本評価前における各モデルの股間部には、モデルの表面とおむつの表面シートとの間にポケット状の空間が形成されていた。
そして、本評価の終了時において、本実施例2のおむつでは、モデルの股間部において、モデルの表面とおむつの表面シートとの間にポケット状の空間が維持されていた。一方、比較例5及び6のおむつでは、おむつの表面シートがモデルの表面と少なくとも部分的に密着していた。これは、おむつの湿潤状態において、剛性の低下したサイドコア42がへたり、起立状態が崩れたためである。
[漏れの評価]
乳幼児腰部モデル(股間部から人工尿の注入が可能で、透明な材質から形成されている)に、実施例2、比較例5及び6のおむつを装着し、下記方法で股モレ値を測定した。
おむつを上記モデルに装着する際に、モデル股部分とおむつ足回りギャザーの股部分との間に指を入れ、立体ギャザーを内側に押して、股下部における弾性部材61に触れないように、図5の防漏カフ6の弾性部材61と弾性部材62との間を外側から、防漏カフ6とサイドコア42とを指で軽く押し、サイドコア42を約45程度傾斜させた後に指を離した。その後にサイドコア42が再度起立する場合を表1では「戻った」と記載し、傾斜したままの形態を「倒れた」と記載した。
設置姿勢は、モデルを先ず90度横向きにし、そのまま45度背中側へ倒した。チューブを介して人工尿を5g/sec速度で40g注入し、注入後漏れていないかを目視にてチェックした。モレないものは、5分後更に40g注入し、これを漏れるまで繰り返した。防漏カフ6から尿の漏れが観察された時点における人工尿の合計注入量を股漏れ値とした。股漏れ値が大きい程、漏れ防止性に優れていることを意味する。また、尿の漏れが観察された時点におけるサイドコア42の起立状態を記録した。
測定結果を表1に示す。本実施例2は、比較例5及び6と比べて、漏れ防止性が優れていることが分かる。これは、サイドコア42の剛性が高いため、測定前に傾斜させられていたサイドコア42が、測定中に起立し、その状態が保たれるためと考えられる。
Figure 0004416721
図1は、本発明の一実施形態としてのパンツ型使い捨ておむつを示す斜視図である。 図2は、図1に示すおむつをサイドシール部で切り離して展開し、各部の弾性部材を伸張させて平面状に拡げた状態について一部破断して示す平面図である。 図3は、図1に示すおむつにおける吸収性コアを示す図で、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B断面図、(c)は(a)のC−C断面図である。 図4は、図2のV−V線断面を模式的に示す横断面図である。 図5は、図1に示すおむつの着用状態を示す模式的半断面図である。 図6(a)〜(d)は、本発明の他の実施形態のパンツ型使い捨ておむつを示しており、それぞれ吸収性コアの形態が異なっている。 図7は、バルクソフトネスの測定結果を示している。 図8(a)及び(b)は、おむつ内湿度測定に用いた温水循環乳幼児腰部モデルを示す斜視図であり、(a)は腹側を示しており、(b)は背側を示している。 図9(a)及び(b)は、おむつ内湿度測定結果を示しており、(a)は排泄部の湿度を示しており、(b)はヒップ部の湿度を示している。
符号の説明
1 パンツ型使い捨ておむつ
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収性コア
41 中央コア
411 上部コア
412 下部コア
42 サイドコア
421 吸収材
422 剛性材
43 切離部
5 吸収性本体
6 防漏カフ
60 防漏カフ形成用シート
61 防漏カフ形成用の弾性部材
62 防漏カフ引き寄せ用の弾性部材
67 接合固定部
7 ウエスト開口部
8 レッグ開口部
9 サイドコア立ち上げ用の弾性部材
10 外包材
13 (外包材)接合固定部
100 温水循環乳幼児腰部モデル
101 チューブ
102 湿度センサー
A 腹側部
B 背側部
C 股下部
P 空間

Claims (5)

  1. 吸収性コアを含む吸収性本体と、該吸収性本体の非肌当接面側に配された外包材とを備えた使い捨ておむつであって、
    前記吸収性コアは、少なくともおむつ股下部において、おむつの幅方向中央部に位置する中央コアと、その両側それぞれに位置する一対のサイドコアとに分割され、一対の該サイドコアそれぞれが、着用時に着用者の股下に沿って起立するようになされており、
    一対の前記サイドコアそれぞれは、厚み方向の内部に熱融着性繊維からなる剛性材が配されている使い捨ておむつ。
  2. 一対の前記サイドコアそれぞれは、親水性繊維からなる吸収材と前記剛性材とが積層されて形成されている請求項1記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記剛性材は、前記吸収材の非肌当接面側に積層されている請求項2記載の使い捨ておむつ。
  4. 前記剛性材は、エアレイド不織布から形成されている請求項1〜3の何れかに記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記吸水性コアの両側縁部に沿って弾性部材が配されており、該弾性部材が収縮することによって、一対の前記サイドコアが起立するようになされている請求項1〜4の何れかに記載の使い捨ておむつ。

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