JP4407184B2 - 可逆性多色記録媒体、及びこれを用いた記録方法 - Google Patents
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Description
これに対し、上記従来方法を応用し、かつ多色画像の表示を行う記録方法が種々提案されている。
しかし、サーマルヘッド等の記録熱源による温度コントロールが困難な上、良好なコントラストが得られず、色のかぶりを避けられないという問題を有している。さらには、三色以上の多色化をサーマルヘッド等による加熱温度及び/または加熱後の冷却速度の違いのみでコントロールするのは非常に困難である。
しかし、この可逆性感熱多色記録媒体は、光−熱変換層と記録層とが別個独立して設けられているため、構成層数が多くなり、製造プロセスが複雑化するという問題を有している。さらには、レーザー光照射により光−熱変換されたエネルギーが記録層に効率良く伝わらず、充分な発色が得られず、記録に要する時間が長くなる等の問題があった。
但し、R3は、炭素数18,24のいずれかの炭化水素基であるものとする。
但し、R3は、炭素数18,24のいずれかの炭化水素基であるものとする。
但し、R3は、炭素数18,24のいずれかの炭化水素基であるものとする。
図1に本発明における可逆性多色記録媒体の概略断面図を示す。
可逆性多色記録媒体10は、支持基板1上に、第1の記録層11、第2の記録層12、及び第3の記録層13が、それぞれ断熱層14、15を介して積層されており、最上層に保護層16が形成された構成を有している。
第1〜第3の記録層11〜13には、それぞれ異なる波長の赤外線(図1中λ1、λ2、λ3)を吸収して発熱する光−熱変換材料が含有されている。
また、第1〜第3の記録層11〜13には、それぞれ、電子供与性を有する呈色性化合物、例えばロイコ染料と、所定の電子受容性を有する顕・減色剤と、増感剤とが含有されてなるものとし、これらを樹脂母材中に分散させた塗料を塗布することによって形成されたものとする。
例えば、電子受容性を有する顕・減色剤の好適な例として、下記一般式(3)で表される化合物が挙げられる。
但し、R3は、炭素数10〜24の炭化水素基であるものとする。R3の炭素数が25以上になると、溶媒やポリマーへの溶解性が悪化し、記録層の透明性が損なわれ、一方、炭素数が9以下になると融点が低下しすぎ、充分な発色安定性が得られないため、炭素数は10〜24が好適であり、更に望ましくは16〜20であるものとする。
光−熱変換材料としては、例えば、第1の記録層11が波長λ1の赤外線を、第2の記録層12が波長λ2の赤外線を、第3の記録層13が波長λ3の赤外線をそれぞれ吸収して発熱する材料が適用できる。
さらには、任意の光−熱変換材料のみを発熱させるために、光吸収帯が狭く、互いに重なり合わない材料の組み合わせを選択することが好ましい。
保護層16の膜厚が0.1μm未満であると充分な保護効果が得られず、一方、20μmを超えた膜厚にすると熱伝導性が悪化するという不都合を生じるためである。
図1に示した可逆性多色記録媒体10を、各記録層が消色する程度の温度、例えば120℃程度の温度で全面加熱し、第1〜第3の記録層11〜13を予め消色状態にしておく。すなわちこの状態においては、支持基板1の色が露出している状態となっているものとする。
例えば第1の記録層11を発色させる場合には、波長λ1の赤外線を第1の記録層11が発色温度に達する程度のエネルギーで照射し、光−熱変換材料を発熱させて、電子供与性呈色化合物と電子供与性顕・減色剤との間の発色反応を起こさせ、照射部分を発色させる。
同様に、第2の記録層12及び第3の記録層13についても、それぞれ波長λ2、λ3の赤外線を発色温度に達する程度のエネルギーを照射してそれぞれの光−熱変換材料を発熱させて照射部分を発色させる。
上述したように、可逆性多色記録媒体10の任意の部分を発色させることができ、フルカラー画像形成や種々の情報の記録が可能となる。
先ず、図1に示した可逆性多色記録媒体10を、各記録層11〜13が発色する程度の温度、例えば200℃程度の高温で全面加熱し、次に冷却し、第1〜第3の記録層11〜13を全て予め発色状態にしておく。
例えば第1の記録層11を消色させる場合には、波長λ1の赤外線を第1の記録層11が消色する程度のエネルギーで照射し、光−熱変換材料を発熱させて記録層11を消色状態とする。
同様に、第2の記録層12及び第3の記録層13についても、それぞれ波長λ2、λ3の赤外線を、消色温度に達する程度のエネルギーで照射してそれぞれの光−熱変換材料を発熱させて照射部分を消色させることができる。
上述のようにすることによって、可逆性多色記録媒体10の任意の部分を消色させることができ、フルカラー画像形成や種々の情報の記録が可能となる。
例えば、記録層を高温で発色してそれ以下の温度で消色する、いわゆるポジ型の層として形成してもよく、高温で消色してそれ以下の温度で発色する、いわゆるネガ型の層として形成してもよい(例えば特開平8−197853号公報)。
この例においては、支持基板1上に第1の記録層11、断熱層14、第2の記録層12、断熱層15、第3の記録層13、及び保護層16が順次積層された、いわゆる三層の記録層を有する可逆性多色記録媒体を作製する。
ロイコ染料(フルオラン化合物:λmax=490nm):1重量部
顕・減色剤(下記化学式(4)に示す物質):4重量部
HO−C18H36−OH・・・(5)
塩化ビニル酢酸ビニル共重合体:10重量部
(塩化ビニル90%、酢酸ビニル10%、平均分子量(M.W.)115000)
シアニン系赤外吸収色素:0.10重量部
(山本化成製、YKR−2081、記録層中での吸収波長ピーク:910nm)
テトラヒドロフラン(THF):140重量部
ロイコ染料:1重量部
(山田化学工業製、H−3035(下記化学式(6)に示す物質)
HO−C18H36−OH・・・(8)
塩化ビニル酢酸ビニル共重合体:10重量部
(塩化ビニル90%、酢酸ビニル10%、M.W.115000)
シアニン系赤外吸収色素:0.08重量部
(山本化成製、YKR−2900、記録層中での吸収波長ピーク830nm)
テトラヒドロフラン(THF):140重量部
ロイコ染料:2重量部
(保土ヶ谷化学社製、Red DCF 下記化学式(9)に示す物質)
HO−C18H36−OH・・・(11)
塩化ビニル酢酸ビニル共重合体:10重量部
(塩化ビニル90%、酢酸ビニル10%、M.W.115000)
シアニン系赤外吸収色素:0.08重量部
(日本化薬製、CY−10、記録層中での吸収波長ピーク790nm)
テトラヒドロフラン(THF):140重量部
攪拌機を付けた500mlのフラスコ内に、5-Aminosalicylic acid:15.3g、n-Octadecyl isocyanateを29.5g、及びテトラヒドロフラン(THF)を250ml、それぞれ仕込み、90℃で6時間還流した。
反応終了後、反応混合物を再結晶して目的物を得た。
収率は75%で、目的物の融点は210℃であった。
上述した実施例1において適用した顕・減色剤を、下記化学式(12)に示す化合物に変更した。その他の条件は実施例1と同様とし、サンプルを作製した。
下記化学式(12)に示す化合物の合成方法は、上記化学式(4)、(7)、(10)の顕・減色剤の合成方法における5-Aminosalicylic acidを、4-Aminosalicylic acidに変更した以外、他は同様とする。
上述した実施例1において適用した顕・減色剤を、下記化学式(13)に示す化合物に変更した。その他の条件は実施例1と同様としサンプルを作製した。
下記化学式(13)に示す化合物の合成方法は、上記化学式(4)、(7)、(10)の顕・減色剤の合成方法における5-Aminosalicylic acidを3-Aminosalicylic acidに変更した以外、他は同様とする。
上述した実施例1において適用した顕・減色剤を、下記化学式(14)に示す化合物に変更した。その他の条件は実施例1と同様としサンプルを作製した。
下記化学式(14)に示す化合物の合成方法は、上記化学式(4)、(7)、(10)の顕・減色剤の合成方法における、5-Aminosalicylic acidを3-Hydroxy-4aminobenzoic acidに変更した以外、他は同様とする。
上述した実施例1において増感剤を、下記化学式(15)に示す化合物に変更した。その他の条件は実施例1と同様としサンプルを作製した。
HO−C10H20−OH・・・(15)
上述した実施例1において適用した増感剤を、下記化学式(16)に示す化合物に変更した。その他の条件は実施例1と同様としサンプルを作製した。
HO−C24H48−OH・・・(16)
実施例1において作製した可逆性多色記録媒体を、180℃に加熱したセラミックスバーを用いて加熱し、続いて冷却し、第1の記録層11、第2の記録層12、及び第3の記録層13を、いずれも予め発色化させたものをサンプルとした。
上述した実施例1において、増感剤を無添加とした。その他の条件は実施例1と同様としサンプルを作製した。
上述した実施例1において適用した顕・減色剤を、下記化学式(17)に示す化合物に変更した。その他の条件は実施例1と同様としサンプルを作製した。
上述した実施例1において適用した増感剤を、下記化学式(18)に示す化合物に変更した。その他の条件は実施例1と同様としサンプルを作製した。
HO−C5H10−OH・・・(18)
上述した実施例1において適用した増感剤を、下記化学式(19)に示す化合物に変更した。その他の条件は実施例1と同様としサンプルを作製した。
HO−C28H56−OH・・・(19)
上述した実施例1において適用した増感剤を、下記化学式(20)に示す化合物に変更した。その他の条件は実施例1と同様としサンプルを作製した。
HO−C18H37・・・(20)
評価方法、及び評価結果について下記に示す。
サンプルの任意の位置に、波長785nm、830nm、915nm、出力70mW、スポット径80μmの半導体レーザー光を、300mm/sec速度でスキャンさせながら照射し、その記録線幅を測定した。
サンプルの任意の位置に、波長785nm、830nm、915nm、出力70mW、スポット径80μmの半導体レーザー光を、スキャン速度300m/sの条件下、10μm間隔で線を記録し、ベタ画像の記録を行った。
記録したサンプルについて、積分球を装着した自記分光光度計で反射率を測定し、ピーク波長での反射濃度を求めた。
なお、波長785nm、830nm、915nmのレーザー光照射時のピーク波長は、それぞれ490nm、660nm、530nmであった。
サンプルの任意の位置に、波長785nm、830nm、915nm、出力70mW、スポット径80μmの半導体レーザー光を、スキャン速度300mm/sの条件下、10μm間隔で線を記録し、ベタ画像の記録を行った。
その後サンプルに、波長785nm、830nm、915nm、出力70mW、スポット径250μmの半導体レーザー光を、200mm/secの速度でスキャンさせながら照射し、記録部を消去した。
消去後のサンプルについて、積分球を装着した自記分光光度計で反射率を測定し、ピーク波長での反射濃度(反射率)を求めた。
各記録層を単層膜厚4μmで製膜し、目視にて透明性の良いものから、◎、○、△、×と4段階に評価した。
〔実施例1〜6〕、及び〔比較例1〜5〕の記録媒体について、出力70mW、スポット径80μm、波長915nm、830nm、785nmのレーザー光を用いて、ベタ画像の記録を行い、記録線幅、得られたピーク波長での反射濃度、消去後の反射濃度の測定結果、及び記録層の透明性の評価結果を下記〔表1〕に示す。
また、〔実施例1〜6〕の記録媒体は、ベタ画像の反射濃度も高く、照射光を高い効率で熱に変換し、記録層を発色させていることが分かった。
また、〔実施例1〜6〕の記録媒体を構成する記録層は、透明性評価が極めて良好であった。このことから、本発明の記録媒体を構成する記録層は、溶媒及びポリマーに対し、顕・減色剤、増感剤の溶解性が高く、かつ光−熱変換効率及び発色効率が高く、優れた記録感度を実現できたことがわかった。
また、多色画像は、記録層全体を予め消色化させた状態から記録形成した多色記録画像と同等の発色性、コントラスト、精細さを実現できることが確かめられた。
Claims (5)
- 支持基板の面方向に、可逆的に異なる色調に発色する複数の記録層が、それぞれ分離・積層形成されてなり、
上記記録層には、少なくとも、それぞれ異なる波長域の赤外線を吸収して発熱する光−熱変換材料と、電子供与性を有する呈色性化合物と、電子受容性を有し、下記一般式(3)で表される化合物の少なくとも一種よりなる顕・減色剤と、下記一般式(2)で表される化合物の少なくとも一種よりなる増感剤と、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体よりなるポリマーとが含有されてなり、
上記呈色性化合物と、上記顕・減色剤との間の可逆的反応により、上記記録層を、発色、消色の二状態に可逆的に変化するようになされている可逆性多色記録媒体。
(但し、R4は、炭素数18の炭化水素基であるものとする。)
HO−R3−OH ・・・(2)
(但し、R3は、炭素数18,24のいずれかの炭化水素基であるものとする。) - 上記支持基板の面方向に、上記複数の記録層が、それぞれ断熱層を介して積層形成された請求項1に記載の可逆性多色記録媒体。
- 最表面に保護層が形成されている請求項1に記載の可逆性多色記録媒体。
- 支持基板の面方向に、可逆的に異なる色調に発色する複数の記録層が、それぞれ分離・積層形成されてなり、
上記記録層には、少なくとも、それぞれ異なる波長域の赤外線を吸収して発熱する光−熱変換材料と、電子供与性を有する呈色性化合物と、電子受容性を有し、下記一般式(3)で表される化合物の少なくとも一種よりなる顕・減色剤と、下記一般式(2)で表される化合物の少なくとも一種よりなる増感剤と、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体よりなるポリマーとが含有されてなり、
上記呈色性化合物と、上記顕・減色剤との間の可逆的反応により、上記記録層を、発色、消色の二状態に可逆的に変化するようになされている可逆性多色記録媒体を用いて、
加熱処理を施して予め上記記録層全体を消色状態にしておき、
所望の画像情報に応じ、上記記録層のうちの選択されたものに対応して選択された波長領域の赤外線を照射して露光を行い、
上記記録層を発熱せしめ、選択的に発色化させることにより、上記画像情報の記録を行う可逆性多色記録媒体の記録方法。
(但し、R4は、炭素数18の炭化水素基であるものとする。)
HO−R3−OH ・・・(2)
(但し、R3は、炭素数18,24のいずれかの炭化水素基であるものとする。) - 支持基板の面方向に、可逆的に異なる色調に発色する複数の記録層が、それぞれ分離・積層形成されてなり、
上記記録層には、少なくとも、それぞれ異なる波長域の赤外線を吸収して発熱する光−熱変換材料と、電子供与性を有する呈色性化合物と、電子受容性を有し、下記一般式(3)で表される化合物の少なくとも一種よりなる顕・減色剤と、下記一般式(2)で表される化合物の少なくとも一種よりなる増感剤と、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体よりなるポリマーとが含有されてなり、
上記呈色性化合物と、上記顕・減色剤との間の可逆的反応により、上記記録層を、発色、消色の二状態に可逆的に変化するようになされている可逆性多色記録媒体を用いて、
加熱処理を施して予め上記記録層全体を発色状態にしておき、
所望の画像情報に応じ、上記記録層のうちの選択されたものに対応して選択された波長領域の赤外線を照射して露光を行い、
上記記録層を発熱せしめ、選択的に消色化することにより、上記画像情報の記録を行う可逆性多色記録媒体の記録方法。
(但し、R4は、炭素数18の炭化水素基であるものとする。)
HO−R3−OH ・・・(2)
(但し、R3は、炭素数18,24のいずれかの炭化水素基であるものとする。)
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