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JP4397219B2 - 異種車両対応フレキシブル可動柵 - Google Patents

異種車両対応フレキシブル可動柵 Download PDF

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Description

本発明は、軌道車両の駅構内のプラットホームに設置され、乗降客の線路上への転落事故あるいは列車との接触事故を防止して、乗降客を危険から保護するプラットホーム用ドア装置を構成する可動柵に関する。本発明は、特に、ドア数やドア間隔が異なる車両に対しても対応可能な異種車両対応フレキシブル可動柵に関する。
駅構内のプラットホームに設置される可動柵は、列車待機中は閉塞され、列車がプラットホームに到着すると戸が開かれて乗降客の通過を可能とするもので、一般に、プラットホームに固定されて設置される衝立状の戸袋と、この戸袋に出入り自在に収納される引き戸式の戸とから構成されている。この可動柵においては、停止する列車の形式または停止位置の誤差による列車の乗降口のドア開口位置の差異を許容し、列車のドア開口位置に対応した位置に可動柵開口を形成することができるようになっている。
ところで、プラットホームには、1編成の内にドア開口数が異なる車両が接続された列車が停車する場合、あるいはそれぞれドア開口数の異なる車両を接続して編成された複数種類の列車が停車する場合がある。例えば、通常は全車両4ドア車で編成されるが混雑する時間帯に限りある号車のみを6ドア車にして編成された列車が停車する場合がある。また、相互乗り入れ等で3ドア車両で編成された列車と4ドア車両で編成された列車が混在して停止するプラットホーム、あるいは、全車4ドア車両で編成された列車と一部に6ドア車両を含んで編成された列車が混在して停止するプラットホームがある。このようなドア開口位置が異なる複数種類の列車が停車する場合には、前述した可動柵を設けようとしても、停止する列車のドア開口位置に対応して開口する可動柵の戸と収納する固定の戸袋との関係から、十分な乗降幅を確保することが出来ない。このような状況は、既設の鉄道に多く存在し可動柵設置を困難にしている。
車両の広い停止位置範囲をカバーする開口部幅を大きく取った可動柵とこの可動柵に引き込まれるドアリーフを有し、左右のドアリーフの開放動作によって形成される開放区間の幅を、開口部幅にかかわらず必要な限度に留め、開放区間の中心位置を車両停止位置に応じて変更可能にした腰高式のプラットホーム可動柵が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。また、両端に開口を有し内部に左右リニアレールを設けた戸袋と、左右リニアレールに支持されるスライドブロックが固定された支持部材を有し戸袋の各開口より進退移動する左右扉からなり、開口部を大きく取ることによって、互いに隣り合う乗降口の間隔が異なる異種車両に対応可能な腰高式のプラットホーム用可動柵が提案されている(例えば、特許文献2参照)。これらの可動柵は、プラットホームに停止した列車のドア開口位置の差(停止誤差)が僅かな場合には異種車両であっても適用することができる。
同様に、フルスクリーンタイプの可動柵として、複数の移動可能なホームドアをプラットホームの長手方向に直交する方向にずらせて2列に配設し、プラットホームに停止する列車の種別および停止位置に応じて移動させるホームドアを選択して停止する列車のドア位置に対向するホームドアを開動作させて列車のドア開口位置に対応するホームドア開放区間を形成し、異種車両に対応可能とすることが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−48004号公報 特開2002−308089号公報 特開2002−362354号公報
前記特許文献1および特許文献2では、前記3ドア車両で編成される列車と4ドア車両で編成される列車あるいは4ドア車両と6ドア車両が混在して編成される列車がそれぞれ停止する場合には、各列車のドア開口位置が大きく異なるためプラットホーム可動柵を構成する短い戸袋の配置が難しくなり、さらに、必要最低限の停止誤差を許容するための開口を確保することが困難となる。また、特許文献3では、フルスクリーンタイプのため既設の鉄道のプラットホームに設置するには工事が大掛かりであり、プラットホームが狭くなる他、工期、価格の上でも課題が多い。
本発明は、ドア開口位置、開口数の異なる異種車両が停車するプラットホームに対しても適用できる腰高式の異種車両対応フレキシブル可動柵を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、固定柵と、該固定柵に可動可能に支持された戸袋式の中間扉と、該中間扉に出入り自在に収納される引き戸式の扉とからなる異種車両対応フレキシブル可動柵において、前記固定柵は幅が狭く構成され、中間扉は前記固定柵に摺動可能に支持されるとともに両端に開口を有しかつ前記引き戸式扉が中間扉の移動方向に対して方向自在に移動可能に支持され、引き戸式扉は隣り合う乗降口各々に対応して左右に配置されるとともに前記中間扉の厚さ方向に重ね合わせて収納配置される。
本発明は、上記異種車両対応フレキシブル可動柵において、前記固定柵に支持された前記中間扉は、隣り合う乗降口いずれの方向にも進退移動可能に構成され、中間扉に収納される前記引き戸式扉とともに、異種車両の乗降口に対応したストローク分自在に開閉動作する。
本発明は、上記異種車両対応フレキシブル可動柵において、前記固定柵上部をコの字型としてその底辺上面にスライドブロックを支持固定し、前記中間扉の上部を上下反転したL型としてスライドレールを前記中間扉の上下反転したL型部の最上部下面に固定し、前記中間扉のスライドレールを前記固定柵のスライドブロック上に支持し、前記中間扉のスライドレールが固定柵のスライドブロック上を開閉移動する。
本発明は、上記異種車両対応フレキシブル可動柵において、前記中間扉に厚さ方向で同一面上に上下に引き戸式扉用スライドレールを取り付け、隣り合う乗降口各々に対応した前記引き戸式扉は、一方の扉の支持部を他方の扉の支持部の上方に配置して摺動させる構造とした。
本発明は、上記異種車両対応フレキシブル可動柵において、前記中間扉の厚さ方向に重ね合わせて収納配置した前記左右の引き戸式扉各々の最下部にラックを設け、前記中間扉の両端開口部の下部に各々の前記ラックに対応したピニオン付きモータを設置し、前記中間扉の最下部にラックを設け、前記固定柵に前記ラックに対応したピニオン付きモータを設置した駆動方式とした。
1車両におけるフレキシブル可動柵および可動柵の配置は、連結部と中央部の3ヶ所に従来の可動柵を配置し、この可動柵の間にフレキシブル可動柵を2体配置する。6ドア車の場合には、中間扉が閉の位置を保持し、左右の乗降口扉が中間扉に収容されることにより必要開口寸法を得る。4ドア車の場合は、中間扉が必要開口分開口方向に移動し、左右の乗降口扉が中間扉に収容される。このとき中間扉の移動方向にある一方の扉は閉の位置を維持している。
本発明は、従来固定部分であった戸袋を可動式にすべく、幅の狭い固定部分の柵(固定柵)を別個に設置し、前記固定柵に中間扉として働く可動式の戸袋をスライド可能に支持させる構成とし、中間扉には両端に開口部を設けて隣り合う乗降口用扉を厚さ方向に重ね合わせて収納、開閉させる構造としたので、プラットホームに停止する列車の種別を検知する列車種別検知装置からの列車種別検知信号または事前にプログラムされた列車種別信号を受けると、列車の種別に応じて乗降口用扉および中間扉が必要な開口分だけ開閉動作する。幅の狭い固定柵に支持されて中間扉および中間扉に支持された2枚の乗降口用扉がフレキシブルに可動するため、大きな開口を形成することが可能となる。よって、プラットホームに停止する列車が、ドア開口位置が異なる異種車両であっても、いずれの場合も、可動柵が最適な位置で開閉する。
前記中間扉は、幅の狭い固定柵の上部に固定設置されたスライドブロックをドア開閉方向に可動可能なようにスライドレールを有した構造とし、隣り合う乗降口用の2枚の扉は、前記中間扉に完全に収納かつ可動できるように前記中間扉上部に設置されたスライドレールをスライドブロックで開閉動作する構造とし、駆動手段を、中間扉、2枚の乗降口扉の各々の下部にラックを設置し、前記中間扉に設置したラックと噛み合わせるピニオン付きモータを固定柵に設置し、2枚の乗降口扉各々に設置したラックと噛み合わせるピニオン付きモータを前記中間扉の中の両端に設置して、前記中間扉および隣り合う2枚の乗降口扉をフレキシブルに開閉動作させる。
本発明によれば、十分な強度を有す固定柵に可動可能なように中間扉を支持させ、さらに隣り合う乗降口扉を中間扉に配置して、ラックとピニオン付きモータで駆動させることで、ドア開口位置の異なる異種車両が停車するプラットホームに対して十分に適用できる。また、中間扉に支持される隣り合う各々の乗降口扉の支持配置を厚さ方向で同一面で支持する支持構造で、厚さを最小限に抑えることが可能でとなり、狭いプラットホームにも有効である。本発明になるフレキシブル可動柵を用いたプラットホームドアは、固定柵部分を設けており、かつ腰高式のため従来の公知として実績のある可動柵の設置と殆ど変わらない既設路線への設置が可能であるばかりでなく、固定部分の面積が小さいためホーム改修が少なくて済む。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。図1(A)〜(D)は、本発明に係るフレキシブル可動柵を用いたプラットホームドアの基本配置図であり、1車両の走行方向の中央から右半分の場合の配置図を示しており、図1(A)は、プラットホームドアの閉じ状態をホーム側正面から見た図を示し、図1(b)は、6ドア車の場合の乗降口の開口部とプラットホームドアの開状態の位置関係を上から見た配置図を示し、図1(C)は、図1(B)のプラットホームドアの閉じ状態をホーム側正面から見た図を示し、図1(D)は、4ドア車の場合の乗降口の開口部とプラットホームドアの開状態の位置関係を上から見た配置図を示し、図1(E)は、図1(D)のプラットホームドアの閉じ状態をホーム側正面から見た図を示す。図2は、本発明に係るフレキシブル可動柵の全体構成を説明する図、図3は、図2の縦断面の説明図である。
図1(A)に示すように、本発明にかかるフレキシブル可動柵を用いたプラットホームドアは、狭い幅の中間扉用固定柵2と、該中間扉用固定柵2に左右に移動可能に支持される中間扉3と、従来と同様な構成を有する両端に開口を有する固定戸袋4と、該固定戸袋4に左右に移動可能に支持される固定戸袋用乗降口扉41−1,41−2と、中間扉3に左右に移動可能に支持される乗降口扉5−1,5−2とから構成される。
中間扉用固定柵2と中間扉3と乗降口扉5−1,5−2でフレキシブル可動柵1a,1bを構成し、固定戸袋4と固定戸袋用乗降口扉41−1,41−2で可動柵40a,40bを構成する。
固定戸袋4は、従来の固定戸袋と同様の構成を具備してプラットホームに固定されるとともに、左右に開口を有し、内部に2組にスライドレールを有しており、固定戸袋用乗降口扉41−1、41−2に設けたスライドブロックを摺動可能に支持して、固定戸袋用乗降口扉41の戸袋として働く。
固定戸袋用乗降口扉41―1,41−2は、その端部に設けたスライドブロックによって、固定戸袋4のスライドレールに摺動可能に支持される。
中間扉用固定柵2は、本発明に特徴的な構造を有しており、固定戸袋4に比べて狭い幅を有し、中間扉3に設けたスライドレールを摺動可能に支持するスライドブロックが固定支持されている。
中間扉3は、基本的には、固定戸袋4と同様な構成を有しているが、それ自体が前記中間扉用固定柵2のスライドブロックに支持されるスライドレールを有し、中間扉用固定柵のスライドブロック上に支持されて左右に移動可能に構成されている。さらに中間扉3は、乗降口扉5−1,5−2に設けたスライドブロックを摺動可能に支持する乗降口扉用スライドレールを有している。
乗降口扉5−1,5−2は、その端部に設けたスライドブロックによって、中間扉3の乗降口扉用スライドレールに摺動可能に支持される。
図1(B)(C)に示すように、6ドア車96が停車したときには、中間扉3は中間扉用固定柵2に支持されたまま移動せず、固定戸袋用乗降口扉41−1,41−2が固定戸袋4に格納され、乗降口扉5−1,5−2が中間扉3に格納される。この場合は、6ドア車96における各車両ドア開口91に対してフレキシブル可動柵1a,1bおよび可動柵4a,4bの開状態での開口寸法との停止誤差(L1、L2、L3)を許容できる位置にフレキシブル可動柵1a,1bおよび可動柵40a,40bを配置する。停止誤差の許容範囲が最も厳しいのがL1であり、この部分にかかわる可動柵を本発明のフレキシブル可動柵1a,1bとし、停止誤差に余裕のあるL2,L3にかかわる可動柵は、公知となっている扉2枚重ね合わせの一体戸袋式構造の可動柵40a,40bとする。図1(A)は、各可動柵の扉が閉じた状態図であるが、図1(A)の開状態での開口寸法から必要なドアストロークが決まり、必要な乗降口扉5−1、5―2の全体寸法を得る。この乗降口扉5−1、5―2が中間扉3に収納できることが前提となる。
さらに、図1(D)(E)に示すように、4ドア車94の場合も各車両ドア開口91に対して可動柵4a,4bの開状態での開口寸法との停止誤差(L4、L5、L6)を許容できる位置に本発明のフレキシブル可動柵1a,1bを配置できることが必須となる。隣り合う乗降口扉5−1,5−2を中間扉3に完全に収納し、かつ、この状態を保持しながら中間扉3を開方向に移動させる。図からわかるように停止誤差L4を得ることができ、6ドア車96より許容範囲の広い寸法を得られる。乗降口扉5−1,5−2および中間扉3を可動可能なように支持する固定の部分が必要であり、図1(B)(D)の関係から中間扉用固定柵2の必要な幅寸法と位置を得ることが出来る。つまり、図1(A)(B)(D)の関係から本発明のフレキシブル可動柵における閉じ位置は、開閉時に乗降口扉5−1,5−2のみが移動する6ドア車96の閉状態とすることで機能する。停止誤差を瞬時に検知する手段とフレキシブル可動柵の制御を組み合わせれば、6ドア車61における停止誤差L1を中間扉3を僅かに移動させることで広げることも可能である。
図2および図3は、本発明のフレキシブル可動柵1の構造を示している。図2は、フレキシブル可動柵をホーム側から見た正面図、図3は、中間扉3のスライドブロック22→乗降口扉5−1のスライドブロック51−1→乗降口扉5−1→乗降口扉5−1のラック52−1→ラック52−1駆動用ピニオン34−1および駆動用モータ35−1→中間扉3のラック33→ラック33駆動用ピニオン23および駆動用モータ24を結ぶ線での断面図であり、参考のために乗降口扉5−2の部分を破線で示している。
中間扉用固定柵2は、枠体21と、スライドブロック22とを有して構成される。中間扉用固定柵2には、下方にモータ24で回転駆動されるピニオン23が設置される。中間扉用固定柵2の枠体21の上部をコの字型構造にしてその底辺の上面にスライドブロック22を固定配置する。
中間扉3は従来の固定戸袋を可動式にしたもので、中間扉3の枠体31−1の上部に上下反転したL型の強度部材31−2を設け、強度部材31−2の最上片の下面に中間扉を摺動させるためのスライドレール32−1を固定設置し、枠体31−1の下方側面に隣り合う乗降口扉5−1,5−2が可動するための乗降口扉用スライドレール32−2,32−3を中間扉3の厚さ方向で同一平面に配置されるように上下に設置する。中間扉3の下方外部にはラック33が配置され、内側の両端部付近には、モータ35−1,35−2によって回転駆動されるピニオン34−1,34−2が配置される。
中間扉3の移動は、スライドブロック22上にスライドレール32−1が垂直方向に乗るように配置され、スライドブロック22上をスライドレール32−1が移動することによって行われる。
隣り合う乗降口扉5−1,5−2は、従来の公知である扉支持と同じくスライドブロック51−1,51−2が乗降口扉用スライドレール32−2,32−3を横取りするように取りつけて摺動させるが、一方の例えば乗降口扉5−1の支持部53−1をオーバーハングさせて他方の例えば乗降口扉5−2の上部に配置させる構造とする。このことによって、左右の乗降口扉5−1,5−2は、中間扉3内に収納される。
中間扉3と乗降口扉5−1,5−2は、中間扉3および2枚の乗降口扉5−1,5−2の各々の下部に設けたラック33,52−1,52−2を、それぞれモータ24,35−1,35−2によって駆動されるピニオン23,34−1,34−2で駆動することによって移動(開閉)させる
6ドア車の場合は、フレキシブル可動柵1の閉じ状態が図2に示す通りとなり、開の場合は、前記駆動方式により乗降口扉5−1,5−2のみが各々開方向に移動するだけで、中間扉3は静止した状態を保持する。4ドア車の場合は、閉じ状態は同じく図2の通りであるが、開状態では図1(D)(E)に示したように、フレキシブル可動柵1aにおいては、中間扉3を乗降口扉5−2側に乗降口扉5−2を収納するかのように移動させ、かつ、ほぼ同じ速度で乗降口扉5−1を中間扉3に収納させる。乗降口扉5−2は、閉じ位置を保持させ中間扉3の戸袋部に収納される。フレキシブル可動柵1bにおいては、中間扉3と、乗降口扉5−1,5−2はフレキシブル可動柵1aと逆方向へ移動させる。
このようにして、本発明によれば、腰高式のプラットホームドアにおいて、6ドア車や4ドア車に対応してフレキシブルに可動柵を開閉することが可能となる。
以上の説明では、中間扉3および乗降口扉5−1,5−2の開閉駆動方式を、いずれもラック・ピニオン方式としたが、車両長さおよび開口寸法により2枚の乗降口扉5−1、5−2の駆動は、ベルト駆動式でも同様の機能は得られる。
本発明にかかるフレキシブル可動柵を用いたプラットホームドアの基本配置図であり、1車両の走行方向の中央から右半分の場合の配置図を示しており、図1(A)は、プラットホームドアの閉じ状態をホーム側正面から見た図、図1(b)は、6ドア車の場合の乗降口の開口部とプラットホームドアの開状態の位置関係を上から見た配置図、図1(C)は、図1(B)のプラットホームドアの閉じ状態をホーム側正面から見た図、図1(D)は、4ドア車の場合の乗降口の開口部とプラットホームドアの開状態の位置関係を上から見た配置図、図1(E)は、図1(D)のプラットホームドアの閉じ状態をホーム側正面から見た図。 本発明にかかるフレキシブル可動柵の全体構成を説明する図。 図2の縦断面の説明図。
符号の説明
1 フレキシブル可動柵
2 フレキシブル可動柵用固定柵
3 中間扉
4 固定戸袋
5 乗降口扉
22,51 スライドブロック
23,34 ピニオン
24,35 モータ
31−1 枠体
31−2 強度部材
32−1 スライドレール
32−2,32−3 乗降口扉用スライドレール
33,52 ラック
40 公知の扉2枚重ね合わせ一体型構造可動柵
41 固定戸袋用乗降口扉
91 車両ドア開口
94 4ドア車両
96 6ドア車両

Claims (4)

  1. 固定柵と該固定柵に可動可能に支持された戸袋式の中間扉と該中間扉に出入り自在に収納される引き戸式扉とからなる異種車両対応フレキシブル可動柵において、
    前記固定柵は幅が狭く構成され、
    前記中間扉は前記固定柵に摺動可能に支持されるとともに両端に開口を有しかつ前記引き戸式扉が中間扉の移動方向に対して方向自在に移動可能に支持され、
    前記引き戸式扉は隣り合う乗降口各々に対応して左右に配置されるとともに前記中間扉の厚さ方向に重ね合わせて収納配置され、
    前記中間扉は、隣り合う昇降口のいずれの方向にも進退移動可能に構成される
    ことを特徴とする異種車両対応フレキシブル可動柵。
  2. 前記固定柵上部をコの字型としてその底辺上面にスライドブロックを支持固定し、前記中間扉上部を上下反転したL型としてスライドレールを前記中間扉の上下反転したL型部の最上部下面に固定し、前記中間扉のスライドレールを前記固定柵のスライドブロック上に支持し、前記中間扉のスライドレールが固定柵のスライドブロック上を開閉移動することにより、前記中間扉が当該中間扉に収納される前記引き戸式扉とともに、異種車両の昇降口に対応したストローク分自在に開閉動作する
    ことを特徴とする請求項1に記載の異種車両対応フレキシブル可動柵。
  3. 前記中間扉に厚さ方向で同一面上に上下に引き戸式扉用スライドレールを取り付け、隣り合う乗降口各々に対応した前記引き戸式扉は、一方の扉の支持部を他方の扉の支持部の上方に配置して摺動させる構造とした
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の異種車両対応フレキシブル可動柵。
  4. 前記中間扉の厚さ方向に重ね合わせて収納配置した前記左右の引き戸式扉の各々の最下部にラックを設け、前記中間扉の両端開口部の下部に各々の前記ラックに対応したピニオン付きモータを設置し、前記中間扉の最下部にラックを設け、前記固定柵に前記ラックに対応したピニオン付きモータを設置した駆動方式とした
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の異種車両対応フレキシブル可動柵。
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