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JP4393410B2 - 通信システム - Google Patents

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JP4393410B2
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Description

本発明は、例えば回線交換網とIP(Internet Protocol)網とを相互に接続して形成される通信システムに関する。この種のシステムを形成するためには、例えばゲートウェイ装置やFEP(Front End Processor)などの通信装置が用いられる。
近年になり情報通信ニーズの増大や通信の自由化が進展するにつれ、音声およびデータ通信を含む情報通信サービスが多様化してきている。このような背景から通信サービス分野に新たに参入する事業者(キャリア)も増えてきており、キャリア間のサービス競争が盛んになってきている。新規のキャリアはNCC(New common carrier)と称され、VoIP(Voice over Internet Protocol)などの技術を用いて様々なサービスを提供している。VoIP(ヴォイプ)とはディジタルの音声データをパケット化して伝送することにより、音声系ネットワークとデータ系ネットワークとを統合する技術である。
NCCは、加入者回線を既に持つ特定のキャリアから、交換機などの設備を既定の料金で借り受けることが多い。またNCCの多くは、自らの資金で例えばIP網などの自前の交換ネットワークを構築する。これに、特定キャリアの回線交換網(PSTN:Public Switched Telephone Network)も加えて通信システムが形成され、一般ユーザへのサービスの提供にあたってはこれらの設備が複合的に利用される。
PSTNとIP網とのように互いに異なる通信ネットワークを相互接続するために、ゲートウェイ装置やFEPなどの、ネットワーク接続装置が用いられる。これらの装置をシステム内に複数設け、装置障害時に迂回ルートを設定できるようにすることで耐障害性能を高めることができる。
旧来のシステムでは複数のポートごとに接続相手先が固定的に決められており、また冗長経路も1つ程度が確保されているに過ぎなかった。これに対して近年では、複数のネットワーク接続装置を発側装置と着側装置とに位置付けして互いの通信を必ず発側装置から開始させるようにし、さらに各ネットワーク接続装置に相互にm対n通信を行わせるようにしている。このようにすることでm個の発側装置に対してn−1個の迂回先が常に確保され、信頼性を高めることが可能になる。
また、システムに冗長系を形成することに加え、通信負荷を分散させることも通信システムの信頼性を高めるために有効である。例えば下記特許文献1に、通信システムにおける負荷分散技術の一例が開示される。この文献には、通信フレームごとに負荷分散テーブルを参照(ルックアップ)する必要を無くして処理速度の向上を図った中継装置が開示される。
特開平11−122246号公報
ところで、複数の発側装置と着側装置とにm対n通信を行わせることで冗長化を実現するシステムでは、着側装置に障害が生じた場合に他の着側装置に障害が伝搬してシステムダウンに至ることがある。すなわち、いずれかの着側装置と通信できなくなると、発側装置は他の着側装置を迂回先として選択する。その際、単に次の着側装置を選択するというロジックが採用されていると、同じ着側装置が複数の発側装置から選択されることになる。よって、障害状態の着側装置に収容されていた負荷に更に上乗せした分の負荷が次の着側装置に集中し、次の着側装置もダウンすることになる。
既存のシステムではこのような現象が連鎖的に生じることがあり、特に、発側のポート数が着側よりも多い場合にはその可能性が非常に高い。このような事態を生じると全ての着側装置がなだれ式に障害となり、システムダウンが避けられないことから何らかの対処が望まれている。
本発明は上記事情によりなされたもので、その目的は、負荷の集中により障害が連鎖的に伝搬することを防止できるようにし、これにより信頼性の向上を図った通信システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明の一態様によれば、通信ネットワークとこの通信ネットワークを介して多対多の通信を実施する複数の通信装置とを具備し、前記複数の通信装置は、区別可能な数値によりそれぞれ定義し得るアドレス情報をそれぞれ固有に持つ複数の着側装置と、前記アドレス情報に基づいて1つの着側装置に接続して前記通信を能動的に開始する複数の発側装置とのいずれかに位置付けされる通信システムにおいて、前記発側装置である複数の通信装置のそれぞれは、前記複数の着側装置のそれぞれのアドレス情報に、当該着側装置の状態をそれぞれ対応付けてテーブル化したアドレスリストと、接続すべき着側装置を前記アドレスリストの内容に基づいて選択する選択手段と、この選択手段により選択された着側装置に接続して前記通信を開始する通信手段と、この通信手段により開始された通信の状態から当該通信に係わる着側装置の状態を判定する判定手段とを具備し、前記選択手段は、前記接続すべき着側装置を前記アドレス情報に対応する数値の若番順に選択する処理と、前記接続すべき着側装置を前記アドレス情報に対応する数値の老番順に選択する処理とを、前記判定手段により正常でないと判定された着側装置が生じる毎に交互に実施することを特徴とする通信システムが提供される。
このような手段を講じることにより、通信の開始時には、まずそれぞれの発側装置において自装置に接続すべき着側装置がアドレスリストALに従って選択され、この選択された着側装置に対する通信が開始される。通信が継続されている状態からいずれかの着側装置に障害が生じるとその旨が発側装置において判定され、次の接続先を選択するための処理が選択手段により再開される。選択手段は接続先の再設定にあたり、例えばまずアドレス情報の若番順に各着側装置をそれぞれの発側装置に順次割り当てる。そして、次に障害が生じた場合にはアドレス情報の老番順に各着側装置をそれぞれの発側装置に順次割り当てる。このように、若番順の選択処理、および老番順の選択処理が交互に実施される。これにより、発側装置からの接続先が複数の正常な着側装置に均等に振り分けられる。従って1台の着側装置に負荷が集中することを防止でき、障害が連鎖的に伝搬することを防止して信頼性を向上させることが可能になる。
本発明によれば、負荷の集中により障害が連鎖的に伝搬することを防止できるようになり、これにより信頼性の向上を図った通信システムを提供することができる。
図1は、本発明に係わるゲートウェイ装置が用いられる通信システムの実施の形態を示すシステム図である。図1において加入者網SNの複数の加入者回線114は、まずゲートウェイ装置1に収容される。ゲートウェイ装置1はIP網DNに接続される。IP網DNはパケット通信網であり、NCCの独自網などとして形成される。加入者網SNには、加入者端末5や移動電話システムの基地局CS1および無線端末PS1などが属する。加入者端末5および基地局CS1は加入者回線を介してゲートウェイ装置1に接続される。加入者回線114は複数の加入者端末5や無線端末PS1ごとに割り当てられるアクセス回線である。
IP網DNはFEPサーバ8を備え、このFEPサーバ8はルータ9を介してインターネットに接続される。なおルータ9は、回線交換網などに接続されるアクセスサーバ(AS)が接続されることもある。さらに、IP網DNには、ネットワーク管理装置MEが設けられる。ネットワーク管理装置MEはIP網DNを介してゲートウェイ装置1と情報を授受し、主にゲートウェイ装置1の運用状態を管理する。
加入者網SNには、加入者端末5、移動電話システムの基地局CS1、およびPHS(Personal Handy-phone System)などの無線端末PS1などが属する。加入者端末5および基地局CS1は加入者回線114を介してゲートウェイ装置1に接続される。加入者回線114は複数の加入者端末5や無線端末PS1ごとに割り当てられるアクセス回線である。
ゲートウェイ装置1は、加入者網SNから発せられた信号(音声データや映像、画像データなどのディジタルデータ信号)をIP網DNに送出する。またゲートウェイ装置1は、IP網DNからの加入者網SN内の端末に宛てた信号を加入者網SN内に送出し、当該端末に着信させる。これにより、IP網DNに属する加入者端末7と、加入者端末5および無線端末PS1との間に双方向の通信経路を任意に設定することができる。
図2は、既存の音声通信システムを示すシステム図である。図2において加入者網SNの加入者端末5は、回線交換網XNの交換機3に加入者回線114を介して収容される。交換機3は回線交換網XNに属する設備である。
なお、図1および図2のシステムを組み合わせることも可能である。この場合、ゲートウェイ装置1は交換機3よりも加入者端末側に設けられる。よって加入者網SNと回線交換網XNとの網間接続点は、ゲートウェイ装置1と交換機3との間の接続箇所となる。すなわちゲートウェイ装置1は、加入者網SNと回線交換網XNとの網間接続点よりも加入者網SN側に配置される。また加入者網SNと、回線交換網XNとIP網DNとの通信プロトコルは互いに異なる。
このようなシステム構成では、ゲートウェイ装置1は、加入者網SNから発せられた信号(音声データや映像、画像データなどのディジタルデータ信号)を、交換機3またはIP網DNの何れかに振り分けて送出する。またゲートウェイ装置1は、交換機3およびIP網DNからの加入者網SN内の端末に宛てた信号を加入者網SN内に送出し、当該端末に着信させる。これにより、回線交換網XNに属する加入者端末6と、IP網DNに属する加入者端末7と、加入者端末5および無線端末PS1との間に双方向の通信経路を任意に設定することができる。なお加入者端末7を収容するゲートウェイ装置1を設けても良い。この場合においても、ゲートウェイ装置1は回線交換網XNの交換機3に接続される。次に、本発明のより詳細な実施形態を2つのケースに分けて説明する。
[第1の実施形態]
この実施形態においては、複数の発側装置間において複数の着側装置を適切に割り振ることのできる手法につき説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係わる通信システムを示す概念図である。図1において通信網NETは図1の回線交換網XNおよびIP網DNを含む。この通信網NETに、複数の発側装置T1〜Tmと、複数の着側装置R1〜Rnとが接続される。発側装置T1〜Tmは例えば図1のゲートウェイ装置1であり、着側装置R1〜Rnは例えば図1のFEP8である。なお発側装置T1〜Tmおよび着側装置R1〜Rnは必ずしも単独の装置筐体である必要はなく、例えば一つの装置に備わる複数のポートであっても良いし、互いに通信を実施するソフトウェアオブジェクトであっても良い。また図3において、発側装置T1〜Tmの数(m)よりも、着側装置R1〜Rnの数(n)を多くするのがシステム設計上好ましい。
図3において、発側装置T1〜Tmおよび着側装置R1〜Rnは通信網NETを介してm対n、すなわち多対多の通信を実施する。着側装置R1〜Rnはそれぞれ区別可能な数値によりそれぞれ定義し得るアドレス(例えばIPアドレスなど)をそれぞれ固有に持つ。発側装置T1〜Tmはアドレス情報に基づいて1つの着側装置に接続し、接続先の着側装置との間で能動的に通信を開始する。すなわち、通信は必ず発側装置T1〜Tmから開始される。
図4は、図3における発側装置T1〜Tmの要部構成を示す機能ブロック図である。すなわち図4においては、発側装置T1〜Tmとしてゲートウェイ装置1を適用した場合のゲートウェイ装置1の構成が示される。
図4に示すゲートウェイ装置1において、制御部16は送信ポート14aを介して通信網NETに接続される。送信ポート14aは例えば後述の図9のIP回線制御部208,209である。またゲートウェイ装置1は、半導体メモリなどの記憶部Mに、アドレスリストALを記憶する。アドレスリストALは、着側装置R1〜Rnのそれぞれのアドレスに、各着側装置の状態をそれぞれ対応付けてテーブル化したデータベースである。
さらに制御部16は、本実施形態に係わる処理機能として選択処理部16aと、通信処理部16bと、判定処理部16cとを備える。選択処理部16aは、図3のシステムにおいて接続すべき着側装置をアドレスリストALの内容に基づいて選択する。通信処理部16bは、選択処理部16aにより選択された着側装置に接続し、この接続した着側装置との通信を開始する。判定処理部16cは、通信処理部16bにより開始された通信の状態をモニタし、当該通信に係わる着側装置の状態を判定する。
特に選択処理部16aは、判定処理部16cにより正常でないと判定された着側装置が生じ、この着側装置に送信ポート14aが接続されていた場合に、通信経路を再設定するための着側装置を新たに選択する。例えば選択処理部16aは、通信の開始に先立ち、着側装置R1〜Rnのいずれかを送信ポート14aの接続先として選択する。そして通信が開始されたのち接続先の着側装置に障害が生じると、選択処理部16aは次に接続すべき着側装置を、そのアドレス(またはアドレスに対応する数値)の若番順に選択する。そして通信が再開され、その状態から次に障害が生じると、選択処理部16aは次に接続すべき着側装置を、そのアドレス(またはアドレスに対応する数値)の老番順に選択する。このように選択処理部16aは、アドレスの若番順の選択処理と、老番順の選択処理とを交互に実行する。
図5は、図4のアドレスリストALの内容を示す模式図である。図5においては便宜上、各着側装置R1〜Rnのアドレスを数値1〜nで示す。図5に示されるように、各着側装置R1〜Rnごとにその装置状態が管理される。装置状態には、例えば正常(0)、異常(1)、閉塞(2)、その他(3)、…などの項目がある。なおアドレスリストALは、図3の発側装置T1〜Tm間で共通のデータベースである。
次に、上記構成における動作を説明する。まず、通信開始時には、それぞれの発側装置T1〜Tmにおいて、自装置が接続すべき着側装置がアドレスリストALに従って選択され、次いで通信処理部16bにより通信が開始される。判定処理部16cは通信の状態を常時監視し、通信障害、または接続先のリソース不足、あるいは接続先からビジーメッセージを受けた場合などには、当該接続先の状態を異常状態とし、その旨をアドレスリストALに記載する。
次に、通信処理部16bは選択処理部16aに要求し、次に接続すべき着側装置を選択させる。選択処理部16aは、これを受けて次の接続先を選択する。この障害が、通信が開始されてから最初に生じた障害である場合には、選択処理部16aはアドレスリストALに記される着側装置のうち未選択の装置から、障害状態中のアドレスを除き、候補となるアドレスを若番順に選択する。そして、選択処理が完了すると、通信処理部16bは選択された着側装置に対して通信経路を再接続する。
なおいずれかの着側装置R1〜Rnに障害が検出されると、ゲートウェイ装置1は障害状態の着側装置に定期的にアクセスを試み、障害の復旧を検出する。障害復旧を検出すると、ゲートウェイ装置1はアドレスリストALにおける該当装置の状態を正常に戻し、次の接続先選択プロセス時の対象にする。
さて、この状態から次の障害が生じた場合には、選択処理部16aはアドレスリストALに記される着側装置のうち未選択の装置から、障害状態中のアドレスを除き、候補となるアドレスを老番順に選択する。これにより新たな再接続先が設定される。
このように本実施形態では、発側装置T1〜Tmと着側装置R1〜Rnとがm対n通信を行い、通信は必ず発側装置T1〜Tmから開始される通信システムにおいて、着側装置に障害が生じた場合に、次の接続先をアドレスリストALの例えば若番順に順次割り当てることにより迂回経路を設定する。次に障害が生じた場合には、次の接続先をアドレスリストALの老番順に順次割り当てることにより迂回経路を設定する。そして、若番順による選択処理、および老番順による選択処理を、障害の発生の度に交互に繰り返すようにしている。
このようにすることで、障害の発生のたび毎に、各発側装置T1〜Tmの接続先が正常な着側装置R1〜Rnに均等に振り分られる。従って1台の着側装置に負荷が集中することを防止することが可能になり、1台の装置の障害発生による、システム全体がダウンに至ることを防止できる。さらに本実施形態では、各発側装置T1〜Tmに共通に記憶されるアドレスリストALに基づいて、各発側装置T1〜Tmにより着側装置が自律的に決定される。これにより例えば通信網NETの通信トラヒックを最小限に抑えられるなどの効果も得られる。
これらのことから、障害の発生に際して着側装置にかかる負荷を分散しつつ新たな通信経路を再設定することが可能になり、負荷の集中により障害が連鎖的に伝搬することを防止して信頼性の向上を図った通信システムを提供することが可能になる。
[第2の実施形態]
この実施形態においては、ゲートウェイ装置1に備わる複数の発側装置の接続先を、ゲートウェイ装置1間だけでなく、ゲートウェイ装置1の内部においても適切に割り振ることのできる手法につき説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態に係わる通信システムを示す概念図である。なお図6において図3および図4と共通する部分には同一の符号を付して示し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。図6において複数のゲートウェイ装置1および複数のFEP8が通信網NETに接続される。ゲートウェイ装置1はそれぞれ複数の送信ポート14a〜14pを備え、FEP8はそれぞれ複数の受信ポート20a〜20qを備える。送信ポート14a〜14pは、IP変換部14の機能が実装される複数の基板をゲートウェイ装置1が備える場合に、それぞれの基板に対応する。なお図6において、送信ポート14a〜14pの総数よりも、受信ポート20a〜20qの総数を多くするのがシステム設計上好ましい。
図6において、互いにm対n通信を行う主体は、送信ポート14a〜14pおよび受信ポート20a〜20qとなる。すなわち送信ポート14a〜14pがそれぞれ図3の発側装置T1〜Tmに対応し、受信ポート20a〜20qがそれぞれ着側装置R1〜Rnに対応する。よって受信ポート20a〜20qは、それぞれ固有のアドレスを有する。
図6において、各ゲートウェイ装置1は記憶部Mに管理テーブルMTを記憶する。管理テーブルMTは、受信ポート20a〜20qのそれぞれのアドレスに、当該受信ポート20a〜20qの状態に加え、当該受信ポート20a〜20qに接続されている送信通信ポートの数を対応付けてテーブル化したデータベースである。
図7は、図6の管理テーブルMTの内容を示す模式図である。管理テーブルMTは図5のアドレスリストALに、接続される発側装置の数を記載するための項目を増やしたデータベースである。図7に示される例では、例えばアドレス1を持つ受信ポートには5個の送信ポートが接続されている。
さて、図6においてゲートウェイ装置1は、図4と同様に制御部16に選択処理部16aと、通信処理部16bと、判定処理部16cとを備える。ただし本実施形態においては、選択処理部16aと、通信処理部16bと、判定処理部16cとは第1の実施形態と異なる機能を持つ。
すなわち本実施形態において、選択処理部16aは、管理テーブルMTの内容に基づいて各送信ポート14a〜14pごとに、接続すべき受信ポートを選択する。通信処理部16bは、選択処理部16aにより選択された受信ポートに接続し、この接続した受信ポートとの通信を開始する。判定処理部16cは、通信処理部16bにより開始された通信の状態をモニタし、当該通信に係わる受信ポートの状態を判定する。
特に選択処理部16aは、判定処理部16cにより正常でないと判定された受信ポートが生じ、この受信ポートに送信ポート14a〜送信ポート14pのいずれかが接続されていた場合に、通信経路を再設定するための受信ポートを新たに選択する。例えば選択処理部16aは、通信の開始に先立ち、送信ポート14a〜送信ポート14pごとにその接続先を受信ポート20a〜20qから選択する。そして通信が開始されたのち接続先の受信ポートに障害が生じると、選択処理部16aは管理テーブルMTを参照し、着側の受信ポートの負荷を均一化すべく次に接続すべき受信ポートを選択する。
そして通信が再開され、その状態から次に障害が生じると、選択処理部16aは再び管理テーブルMTを参照し、着側の受信ポートの負荷を均一化すべく次に接続すべき受信ポートを選択する。
次に、上記構成における動作を説明する。まず、通信開始時にはそれぞれのゲートウェイ装置1において、管理テーブルMTに記載される受信ポート20a〜20qのアドレスに基づき、送信ポート14a〜14p毎にその接続先が選択され、次いで通信処理部16bにより通信が開始される。判定処理部16cは通信の状態を常時監視し、通信障害、または接続先のリソース不足、あるいは接続先からビジーメッセージを受けた場合などには、当該接続先の状態を異常状態とし、その旨を管理テーブルMTに記載する。
次に、通信処理部16bは選択処理部16aに要求し、障害の生じた受信ポートに接続していた送信ポートが次に接続すべき受信ポートを選択させる。選択処理部16aは、これを受けて管理テーブルMTを参照し、接続数の少ない受信ポートを候補として優先的に選択する。すなわち選択処理部16aは、各受信ポート20a〜20qの負荷を均一化すべく、送信ポートが次に接続すべき受信ポートを選択する。この選択処理が完了すると、通信処理部16bは選択された受信ポートに対して通信経路を再接続する。
なおいずれかの受信ポート20a〜20qに障害が検出されると、ゲートウェイ装置1は障害状態の受信ポートに定期的にアクセスを試み、障害の復旧を検出する。障害復旧を検出すると、ゲートウェイ装置1は管理テーブルMTにおける該当ポートの状態を正常に戻し、次の接続先選択プロセス時の対象にする。
さて、この状態から次の障害が生じた場合には、選択処理部16aは管理テーブルMTに記される受信ポートのうち未選択のポートから、障害状態中のアドレスを除き、候補となるアドレスを選択する。これにより新たな再接続先が設定される。
このように本実施形態では、それぞれ複数の送信ポート14a〜14pを備えるゲートウェイ装置1と、複数の受信ポート20a〜20qを有するFEPとを備え、送信ポート14a〜14pと受信ポート20a〜20qとがm対n通信を行い、通信は必ず送信ポート14a〜14pから開始される通信システムにおいて、各受信ポート20a〜20qにおける接続数を管理するための管理テーブルMTをゲートウェイ装置1のそれぞれに記憶させる。そして、管理テーブルMTの内容に基づいて、各送信ポート14a〜14pの接続先を統合的に管理することにより受信ポート20a〜20qにかかる負荷を均一化するようにしている。
すなわち本実施形態では、ゲートウェイ装置1に管理テーブルMTを記憶させることにより、各送信ポート14a〜14pごとの接続先を統括的に管理できる機能を持たせるようにしている。これにより通信網NET内に通信経路を設定するにあたり、受信ポート20a〜20qのそれぞれの負荷を均一化できる。従って本実施形態においても負荷の集中により障害が連鎖的に伝搬することを防止でき、信頼性の向上を図った通信システムを提供することが可能になる。
[第3の実施形態]
図8は、この発明の第3の実施形態に係わるシステム図である。図8において図1と共通する部分には同じ符号を付して示す。図8において、複数の基地局CSA〜CSCはゲートウェイ装置1に収容される。ゲートウェイ装置1はIP網DNに接続される。なおゲートウェイ装置1は回線交換網XNに接続されることもある。ゲートウェイ装置1からの通信はIP網DN内の複数のルータ91〜93を介してインターネットITNに接続される。
図9は、図8のゲートウェイ装置1の機能ブロック図である。図9のゲートウェイ装置1は、基地局CSA〜CSCに加入者回線114を介して接続される加入者回線インタフェース11と、加入者回線115を収容する加入者回線インタフェース12と、交換部100とを備える。交換部100は、回線交換スイッチ13と、制御部204と、IP回線制御部208,209と、集線部18とを備える。
図9において、加入者回線インタフェース11は加入者回線114を介して加入者端末や無線基地局を収容し、ISDN(Integrated Service Digital Network)の交換局側インタフェースを提供する。加入者回線インタフェース12は回線交換網XNの交換機3と加入者回線115を介して接続され、ISDNの端末側インタフェースを提供する。すなわち加入者回線インタフェース12は、加入者回線115を介して回線交換スイッチ13を回線交換網XNに接続する。なお加入者回線115の通信容量はトラヒックの需要予測に基づいて予め設計される。
回線交換スイッチ13は加入者回線インタフェース12、IP網DN、および加入者網SNとの間で形成される複数の通信経路を交換接続し、各網に属する端末装置間に通信リンクを形成する。すなわち回線交換スイッチ13は時分割多重バス110を介して伝送される時分割多重信号フレームのタイムスロットを入れ換えることにより、回線交換を実施する。制御部204は回線交換スイッチ13および、ゲートウェイ装置1に係わる各種動作制御を実行する。
IP回線制御部208,209は回線交換スイッチ13とIP網DNとの間に設けられ、回線交換スイッチ13とIP網DNとの間でのプロトコルを変換する。すなわちIP回線制御部208,209は回線交換スイッチ13から時分割多重バス110を介して与えられた時分割多重信号をIPパケットに変換する。このIPパケットはパケットスイッチなどにより宛先IPアドレスに従ってルーティングされたのちIP網DNに送出される。またIP回線制御部208,209は、IP網DNから入力されるIPパケットを、回線交換スイッチ13とのインタフェースに適した時分割多重信号に変換する。
特にIP回線制御部208,209は、図9のゲートウェイ装置1に着脱可能に設けられるハードウェア基板上に、その機能が実装される。その基板の有無は制御部204により検出され、基板装着の検出に応じてIP回線制御部208,209の制御に係わるソフトウェアがロードされる。
集線部18は、加入者回線インタフェース11,12、回線交換スイッチ13、IP回線制御部208,209から延伸される内部バス19を集線し、回線交換スイッチ13の制御部204と各部との間での各種の制御信号(呼制御信号など)の授受を仲立ちする。
なお、図9において加入者回線インタフェース11に収容される加入者回線114の回線収容数と、加入者回線インタフェース12に収容される加入者回線115の回線収容数すなわち通信容量とは、同数とする。または、加入者回線インタフェース11に収容される加入者回線114の回線収容数を、加入者回線インタフェース12に収容される加入者回線115の回線収容数よりも多くする。このようにするとシステムの設計上、有利である。
図9において、ゲートウェイ装置1は集線部18を介して制御部204内の内部制御通信処理部207で呼制御信号を受け取る。そうすると、回線交換接続処理部205により、この呼制御信号がIP網DNへの接続要求であるか否かが判断される。IP網DNへの接続要求であれば、接続先判定処理部206により、どのIP回線制御部(208,209)を使用し、どのルータ91〜93と接続するかが判定される。
接続先判定処理部206によりどのIP回線制御部を使用するかが決定されると、その決定したIP回線制御部(ここではIP回線制御部208とする)に内部制御通信処理部207を介して接続要求が与えられる。この接続要求にあたり、接続先のルータが認識可能な識別子も、併せて接続要求の情報としてIP回線制御部208に与えられる。接続要求を受けたIP回線制御部208は、内部制御処理部212で接続要求を受信し、パケット検出部210により伝送パケットを検出する。そして、内部制御処理部212で受信した接続要求において指示されたルータと、IP網通信処理部211により通信が開始される。
上記構成において、IP回線制御部208,209はいずれも次に示すテーブルを記憶する。IP回線制御部208,209はこのテーブルに基づいて、使用チャネル数を管理する。なおこのテーブルにおいて( )内は図9における参照符号に対応する。
Figure 0004393410
さらに、ルータ91〜93は、いずれも次に示すテーブルを記憶する。ルータ91〜93はこのテーブルに基づいて、接続されるIP回線制御部を管理する。なおこのテーブルにおいて( )内は図9における参照符号に対応する。
Figure 0004393410
図10は、図9のゲートウェイ装置1における処理手順を示すフローチャートである。図10においてゲートウェイ装置1は、まず使用接続チャネル数が最小であるIP回線制御部を選択する(ステップS1)。次にゲートウェイ装置1は、接続されるIP回線制御部の数が最小のルータを選択する(ステップS2)。そうしてゲートウェイ装置1は、ステップS1およびS2において選択されたIP回線制御部およびルータの組み合わせで接続相手先を決定し(ステップS3)、IP網DNを介した通信を開始する。
図11は、比較のため既存の通信システムにおいて通信相手先を決定する際の処理手順を示すフローチャートである。図11においては、図10と同様に通信可能なチャネルが複数存在しているとする。図11において、まず番号順に最も若番のIP回線制御部が選択される(ステップS11)。この選択されたIP回線制御部につき、空きチャネルの有無が判定され(ステップS12)、空きチャネルがなければ次のIP回線制御部が選択されて(ステップS13)、空きチャネルのあるIP回線制御部が見つかるまでこの処理が繰り返される。
空きチャネルのあるIP回線制御部が見つかると(ステップS12でYes)、番号順に最も若番のルータが選択される(ステップS14)。そして、正常なルータが見つかるまで、番号順に使用可能なルータが検索される(ステップS15、S16)。このような一連の処理により、IP回線制御部およびルータの組み合わせが見つかると、接続相手先が決定される(ステップS17)。しかしながらこのような処理であるから負荷が1台のルータに集中しやすく、ボトルネックを生じて通信が滞りやすく、またネットワーク障害を招く要因ともなっていた。
これに対し本実施形態では、使用接続チャネル数が最小のIP回線制御部と、接続されるIP回線制御部の数が最小のルータとの組み合わせて通信経路を決定するようにしているので、負荷の集中により障害が連鎖的に伝搬することを防止でき、信頼性の向上を図った通信システムを提供することが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではない。例えば第1の実施形態では、アドレスの若番順または老番順に接続先を割り振るようにした。これに似た手法として、アドレスを示す数値を発側装置T1〜Tmの個数で割り、その余り(モジュロ:mod)に基づいて接続先を割り振るようにしても良い。また、余りの数値に障害の発生回数を加算した結果なども、接続先の割り振りに利用できる。
さらに本発明は、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良く、各実施形態において説明した方法を組み合わせても良い。
本発明に係わる通信システムの実施の形態を示すシステム図。 既存の音声通信システムを示すシステム図。 本発明の第1の実施形態に係わる通信システムを示す概念図。 図3における発側装置T1〜Tmの要部構成を示す機能ブロック図。 図4のアドレスリストALの内容を示す模式図。 本発明の第2の実施形態に係わる通信システムを示す概念図。 図6の管理テーブルMTの内容を示す模式図。 この発明の第3の実施形態に係わるシステム図。 図8のゲートウェイ装置1の機能ブロック図。 図9のゲートウェイ装置1における処理手順を示すフローチャート。 既存の通信システムにおいて通信相手先を決定する際の処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
AL…アドレスリスト、SN…加入者網、DN…IP網、XN…回線交換網、IN…インターネット、ME…ネットワーク管理装置、NET…通信網、T1〜Tm…発側装置、R1〜Rn…着側装置、M…記憶部、MT…管理テーブル、1…ゲートウェイ装置、CS1…基地局、PS1…無線端末、3…交換機、5〜7…加入者端末、8…FEPサーバ、9…ルータ、11,12…加入者回線インタフェース、13…回線交換スイッチ、14…IP変換部、14a〜14p…送信ポート、15…パケットスイッチ、16…制御部、16a…選択処理部、16b…通信処理部、16c…判定処理部、18…集線部、19…内部バス、20a〜20q…受信ポート、100…交換部、110…時分割多重バス、114…加入者回線、115…加入者回線、CSA〜CSC…基地局、91〜93…ルータ、204…制御部、205…回線交換接続処理部、206…接続先判定処理部、207…内部制御通信処理部、208,209…IP回線制御部、210…パケット検出部、211…IP網通信処理部、212…内部制御通信処理部

Claims (5)

  1. 通信ネットワークとこの通信ネットワークを介して多対多の通信を実施する複数の通信装置とを具備し、前記複数の通信装置は、区別可能な数値によりそれぞれ定義し得るアドレス情報をそれぞれ固有に持つ複数の着側装置と、前記アドレス情報に基づいて1つの着側装置に接続して前記通信を能動的に開始する複数の発側装置とのいずれかに位置付けされる通信システムにおいて、
    前記発側装置である複数の通信装置のそれぞれは、
    前記複数の着側装置のそれぞれのアドレス情報に、当該着側装置の状態をそれぞれ対応付けてテーブル化したアドレスリストと、
    接続すべき着側装置を前記アドレスリストの内容に基づいて選択する選択手段と、
    この選択手段により選択された着側装置に接続して前記通信を開始する通信手段と、
    この通信手段により開始された通信の状態から当該通信に係わる着側装置の状態を判定する判定手段とを具備し、
    前記選択手段は、前記接続すべき着側装置を前記アドレス情報に対応する数値の若番順に選択する処理と、前記接続すべき着側装置を前記アドレス情報に対応する数値の老番順に選択する処理とを、前記判定手段により正常でないと判定された着側装置が生じる毎に交互に実施することを特徴とする通信システム。
  2. 前記選択手段は、前記接続すべき着側装置を選択する処理を、前記判定手段により正常でないと判定された着側装置が生じる毎に実施することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記発側装置の数よりも前記着側装置の数を多くしたことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  4. 通信ネットワークとこの通信ネットワークを介して多対多の通信を実施する複数の通信装置とを具備し、前記複数の通信装置は、区別可能な数値によりそれぞれ定義し得るアドレス情報をそれぞれ固有に持つ複数の着側装置と、前記アドレス情報に基づいて1つの着側装置に接続して前記通信を能動的に開始する複数の発側装置とのいずれかに位置付けされる通信システムにおいて、
    前記発側装置である複数の通信装置のそれぞれは、
    前記複数の着側装置のそれぞれのアドレス情報に、当該着側装置の状態をそれぞれ対応付けてテーブル化したアドレスリストと、
    複数の通信ポートと、
    前記複数の通信ポートに接続すべき着側装置を前記アドレスリストの内容に基づいて選択する選択手段と、
    この選択手段により選択された着側装置に前記複数の通信ポートをそれぞれ接続して前記通信を開始する通信手段と、
    この通信手段により開始された通信の状態から当該通信に係わる着側装置の状態を判定する判定手段とを具備し、
    前記選択手段は、前記複数の通信ポートのそれぞれに接続すべき着側装置を前記アドレス情報に対応する数値の若番順に選択する処理と、前記複数の通信ポートのそれぞれに接続すべき着側装置を前記アドレス情報に対応する数値の老番順に選択する処理とを、前記判定手段により正常でないと判定された着側装置が生じる毎に交互に実施することを特徴とする通信システム。
  5. 前記複数の通信ポートの数よりも前記着側装置の数を多くしたことを特徴とする請求項4に記載の通信システム。
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