JP2000232484A - ノード装置、端末装置およびこれらの装置を実現するプログラムが格納された記憶媒体 - Google Patents
ノード装置、端末装置およびこれらの装置を実現するプログラムが格納された記憶媒体Info
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- JP2000232484A JP2000232484A JP11031643A JP3164399A JP2000232484A JP 2000232484 A JP2000232484 A JP 2000232484A JP 11031643 A JP11031643 A JP 11031643A JP 3164399 A JP3164399 A JP 3164399A JP 2000232484 A JP2000232484 A JP 2000232484A
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- H04M7/1205—Arrangements for interconnection between switching centres for working between exchanges having different types of switching equipment, e.g. power-driven and step by step or decimal and non-decimal where the types of switching equipement comprises PSTN/ISDN equipment and switching equipment of networks other than PSTN/ISDN, e.g. Internet Protocol networks
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- Communication Control (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、ノード装置、端末装置および記憶
媒体に関し、設定される番号が変更されることなく所望
の網が出方路に選定されることを目的とする。 【解決手段】 単一または複数Pの網との物理的なイン
タフェースをとる網インタフェース手段と、これらの網
と自局とに生起した個々の呼について、方路選定を含む
呼設定またはプロトコル制御を行い、かつ発信元と着信
先との何れかを個別に示す識別情報と、その識別情報で
示される発信元または着信先に接続された網を示す網識
別子との組み合わせを取得する制御手段と、取得された
組み合わせの履歴をとる履歴手段とを備え、制御手段
は、網あるいは自局に呼が生起したときに、先行して履
歴がとられた組み合わせに含まれる識別情報の内、その
呼の着信先を示す識別情報と共に組み合わせをなす網識
別子で示される網を方路選定の過程で出方路の候補とし
て適用して構成される。
媒体に関し、設定される番号が変更されることなく所望
の網が出方路に選定されることを目的とする。 【解決手段】 単一または複数Pの網との物理的なイン
タフェースをとる網インタフェース手段と、これらの網
と自局とに生起した個々の呼について、方路選定を含む
呼設定またはプロトコル制御を行い、かつ発信元と着信
先との何れかを個別に示す識別情報と、その識別情報で
示される発信元または着信先に接続された網を示す網識
別子との組み合わせを取得する制御手段と、取得された
組み合わせの履歴をとる履歴手段とを備え、制御手段
は、網あるいは自局に呼が生起したときに、先行して履
歴がとられた組み合わせに含まれる識別情報の内、その
呼の着信先を示す識別情報と共に組み合わせをなす網識
別子で示される網を方路選定の過程で出方路の候補とし
て適用して構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信網の中継点や
末端において所定の通信インタフェースをとるノード装
置と、このノード装置に何らかの通信網を介して収容さ
れた端末装置と、これらの装置を実現するプログラムが
格納された記憶媒体とに関する。
末端において所定の通信インタフェースをとるノード装
置と、このノード装置に何らかの通信網を介して収容さ
れた端末装置と、これらの装置を実現するプログラムが
格納された記憶媒体とに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高度のディジタル伝送技術および
情報処理技術が有機的に組み合わされることによって、
多様な通信系や情報端末が実用化されつつある。また、
このような通信系の内、特に、LANやインタネット
は、ハードウエアの低廉化に併せて、情報端末のマルチ
メディア化および処理量の向上に応じて、電子メールや
ファイルの転送だけではなく、音声通信や画像通信に対
して適用され、かつ既存の電話網その他の通信網との接
続が実現されつつある。
情報処理技術が有機的に組み合わされることによって、
多様な通信系や情報端末が実用化されつつある。また、
このような通信系の内、特に、LANやインタネット
は、ハードウエアの低廉化に併せて、情報端末のマルチ
メディア化および処理量の向上に応じて、電子メールや
ファイルの転送だけではなく、音声通信や画像通信に対
して適用され、かつ既存の電話網その他の通信網との接
続が実現されつつある。
【0003】図12は、公衆電話網およびインタネット
に接続された複数の構内交換機からなる通信システムの
構成例を示す図である。図において、構内交換機100
-1、100-2は、公衆電話網101とインタネット10
2とに接続される。構内交換機100-1の内線103-1
1〜103-1Mと構内交換機100-2の内線103-21〜
103-2Mとには、それぞれ端末104-11〜104-1
M、104-21〜104-2Mが接続される。構内交換機1
00-1、100-2にはそれぞれLAN105-1、105
-2が接続され、これらのLAN105-1、105-2に
は、それぞれパーソナルコンピュータその他の情報端末
(PC)106-11〜106-1N、106-21〜106-2N
が接続される。
に接続された複数の構内交換機からなる通信システムの
構成例を示す図である。図において、構内交換機100
-1、100-2は、公衆電話網101とインタネット10
2とに接続される。構内交換機100-1の内線103-1
1〜103-1Mと構内交換機100-2の内線103-21〜
103-2Mとには、それぞれ端末104-11〜104-1
M、104-21〜104-2Mが接続される。構内交換機1
00-1、100-2にはそれぞれLAN105-1、105
-2が接続され、これらのLAN105-1、105-2に
は、それぞれパーソナルコンピュータその他の情報端末
(PC)106-11〜106-1N、106-21〜106-2N
が接続される。
【0004】構内交換機100-1は、内線103-11〜
103-1Mに個別に接続された内線トランク(LC)1
07-11〜107-1Mと、公衆電話網101に接続された
外線トランク(BWT)108-1と、インタネット10
2に接続されたVoIPゲートウエイ109-1と、これ
らの内線トランク107-11〜107-1M、外線トランク
108-1およびVoIPゲートウエイ109-1に対応す
るポートが接続されたスイッチ110-1と、これらの内
線トランク107-11〜107-1M、外線トランク108
-1、VoIPゲートウエイ109-1およびスイッチ11
0-1と共に通信リンク111-1に接続されたプロセッサ
112-1とから構成される。
103-1Mに個別に接続された内線トランク(LC)1
07-11〜107-1Mと、公衆電話網101に接続された
外線トランク(BWT)108-1と、インタネット10
2に接続されたVoIPゲートウエイ109-1と、これ
らの内線トランク107-11〜107-1M、外線トランク
108-1およびVoIPゲートウエイ109-1に対応す
るポートが接続されたスイッチ110-1と、これらの内
線トランク107-11〜107-1M、外線トランク108
-1、VoIPゲートウエイ109-1およびスイッチ11
0-1と共に通信リンク111-1に接続されたプロセッサ
112-1とから構成される。
【0005】VoIPゲートウエイ109-1は、スイッ
チ110-1の対応するポート、通信リンク111-1およ
びインタネット102に接続された回線インタフェース
部113-1と、LAN105-1に接続されたLANイン
タフェース部114-1と、これらの回線インタフェース
部113-1とLANインタフェース部114-1との間に
縦続接続された折り返し部115-1、サブアドレス認識
部116-1およびPAD117-1と、そのサブアドレス
認識部116-1の対応する入力に接続された変換テーブ
ル118-1と、これらの回線インタフェース部113-
1、LANインタフェース部114-1、サブアドレス認
識部116-1およびPAD117-1と共にバス119-1
に接続されたプロセッサ120-1とから構成される。
チ110-1の対応するポート、通信リンク111-1およ
びインタネット102に接続された回線インタフェース
部113-1と、LAN105-1に接続されたLANイン
タフェース部114-1と、これらの回線インタフェース
部113-1とLANインタフェース部114-1との間に
縦続接続された折り返し部115-1、サブアドレス認識
部116-1およびPAD117-1と、そのサブアドレス
認識部116-1の対応する入力に接続された変換テーブ
ル118-1と、これらの回線インタフェース部113-
1、LANインタフェース部114-1、サブアドレス認
識部116-1およびPAD117-1と共にバス119-1
に接続されたプロセッサ120-1とから構成される。
【0006】なお、構内交換機100-2の構成について
は、構内交換機100-1の構成と同じであるので、以下
では、対応する構成要素に第一の添え番号として「2」
が付加された同じ符号を付与することとし、ここでは、
その説明を省略する。このような構成の従来例では、情
報端末106-11 は、LAN105-1およびVoIPゲ
ートウエイ109-1を介して接続された内線端末として
構内交換機100-1に収容され、その構内交換機100
-1の局データとして予め付与されたユニークな内線番号
を有する。なお、情報端末106-11 に付与された内線
番号については、以下では、簡単のため、「1300」
であると仮定する。
は、構内交換機100-1の構成と同じであるので、以下
では、対応する構成要素に第一の添え番号として「2」
が付加された同じ符号を付与することとし、ここでは、
その説明を省略する。このような構成の従来例では、情
報端末106-11 は、LAN105-1およびVoIPゲ
ートウエイ109-1を介して接続された内線端末として
構内交換機100-1に収容され、その構内交換機100
-1の局データとして予め付与されたユニークな内線番号
を有する。なお、情報端末106-11 に付与された内線
番号については、以下では、簡単のため、「1300」
であると仮定する。
【0007】さらに、構内交換機100-1では、スイッ
チ110-1のポートの内、VoIPゲートウエイ109
-1が接続されたポート(以下、「第一の特定のポート」
という。)には、LAN105-1またはインタネット1
02に対応した入方路もしくは出方路の識別に供される
方路番号が予め付与される。なお、この方路番号につい
ては、上述した局データとして保持され、かつ簡単のた
め、「111」であると仮定する。
チ110-1のポートの内、VoIPゲートウエイ109
-1が接続されたポート(以下、「第一の特定のポート」
という。)には、LAN105-1またはインタネット1
02に対応した入方路もしくは出方路の識別に供される
方路番号が予め付与される。なお、この方路番号につい
ては、上述した局データとして保持され、かつ簡単のた
め、「111」であると仮定する。
【0008】また、構内交換機100-2では、端末10
4-21 には内線番号「2100」が付与され、かつスイ
ッチ110-2のポートの内、VoIP109-2に接続さ
れたポート(以下、「第二の特定のポート」という。)
には、LAN105-2またはインタネット102に対応
した入方路もしくは出方路の識別に供される方路番号
「222」が付与されると共に、これらの内線番号およ
び方路番号は局データとして保持される。
4-21 には内線番号「2100」が付与され、かつスイ
ッチ110-2のポートの内、VoIP109-2に接続さ
れたポート(以下、「第二の特定のポート」という。)
には、LAN105-2またはインタネット102に対応
した入方路もしくは出方路の識別に供される方路番号
「222」が付与されると共に、これらの内線番号およ
び方路番号は局データとして保持される。
【0009】さらに、VoIPゲートウエイ109-1に
はLAN105-1に接続されたノード装置106-11〜
106-1Nの集合を示すユニークな番号「4000」
(以下、「GW番号」という。)が予め付与され、その
番号はプロセッサ112-1、120-1によって管理され
る。また、変換テーブル118-1には、端末104-11
〜104-1M(内線103-11〜103-1M)に個別に割
り付けられ、かつユニークなIPアドレスがそれぞれ対
応する内線番号に対応したレコードとして予め格納され
る。
はLAN105-1に接続されたノード装置106-11〜
106-1Nの集合を示すユニークな番号「4000」
(以下、「GW番号」という。)が予め付与され、その
番号はプロセッサ112-1、120-1によって管理され
る。また、変換テーブル118-1には、端末104-11
〜104-1M(内線103-11〜103-1M)に個別に割
り付けられ、かつユニークなIPアドレスがそれぞれ対
応する内線番号に対応したレコードとして予め格納され
る。
【0010】なお、このようなIPアドレスについて
は、インタネット102のアクセスポイントに適応した
形態で多様に割り付けられるが、本願発明の特徴ではな
いので、ここでは、その説明を省略する。さらに、Vo
IPゲートウエイ109-2には、LAN105-2に接続
された装置としてユニークなGW番号「4100」が同
様にして予め付与される。
は、インタネット102のアクセスポイントに適応した
形態で多様に割り付けられるが、本願発明の特徴ではな
いので、ここでは、その説明を省略する。さらに、Vo
IPゲートウエイ109-2には、LAN105-2に接続
された装置としてユニークなGW番号「4100」が同
様にして予め付与される。
【0011】また、変換テーブル118-2には、端末1
04-21〜104-2M(内線103-21〜103-2M)に個
別に割り付けられ、かつユニークなIPアドレスがそれ
ぞれ対応する内線番号に対応したレコードとして予め格
納される。ところで、情報端末106-11 は、インタネ
ット電話として作動するハードウエアおよびソフトウエ
アを具備する。
04-21〜104-2M(内線103-21〜103-2M)に個
別に割り付けられ、かつユニークなIPアドレスがそれ
ぞれ対応する内線番号に対応したレコードとして予め格
納される。ところで、情報端末106-11 は、インタネ
ット電話として作動するハードウエアおよびソフトウエ
アを具備する。
【0012】さらに、情報端末106-11 では、例え
ば、構内交換機100-2の内線103-21 に収容された
端末104-21 宛に発信が行われる際には、上述したG
W番号「4000」、方路番号「222」および内線番
号「2100」の列からなるダイヤル番号が操作者によ
って設定される。情報端末106-11 は、LAN105
-1を介してVoIPゲートウエイ109-1宛に、このダ
イヤル番号を含み、かつ発信要求を示すメッセージをパ
ケットとして送出する。
ば、構内交換機100-2の内線103-21 に収容された
端末104-21 宛に発信が行われる際には、上述したG
W番号「4000」、方路番号「222」および内線番
号「2100」の列からなるダイヤル番号が操作者によ
って設定される。情報端末106-11 は、LAN105
-1を介してVoIPゲートウエイ109-1宛に、このダ
イヤル番号を含み、かつ発信要求を示すメッセージをパ
ケットとして送出する。
【0013】VoIPゲートウエイ109では、PAD
117-1は、LANインタフェース部114-1を介して
与えられる上述したパケットを取り込んで分解すると共
に、そのパケットに含まれる情報をバス119-1を介し
てプロセッサ120-1に与える。プロセッサ120-1
は、このようにして与えられるGW番号「4000」と
予め与えられたGW番号(=4000)とを比較し、両
者が等しいことを判別した場合には、スイッチ110-1
の対応するポートとの間に形成される方路と、インタネ
ット102との内、そのインタネット102を該当する
呼の出方路として設定する。
117-1は、LANインタフェース部114-1を介して
与えられる上述したパケットを取り込んで分解すると共
に、そのパケットに含まれる情報をバス119-1を介し
てプロセッサ120-1に与える。プロセッサ120-1
は、このようにして与えられるGW番号「4000」と
予め与えられたGW番号(=4000)とを比較し、両
者が等しいことを判別した場合には、スイッチ110-1
の対応するポートとの間に形成される方路と、インタネ
ット102との内、そのインタネット102を該当する
呼の出方路として設定する。
【0014】また、プロセッサ120-1は、上述したダ
イヤル番号に含まれるGW番号「4000」、方路番号
「222」および内線番号「2100」を含む所定の形
式のIPパケットを生成し、バス119-1および回線イ
ンタフェース部113-1を介してインタネット102に
そのIPパケットを所定の通信手順に基づいて送出する
ことによって、発信を行う。
イヤル番号に含まれるGW番号「4000」、方路番号
「222」および内線番号「2100」を含む所定の形
式のIPパケットを生成し、バス119-1および回線イ
ンタフェース部113-1を介してインタネット102に
そのIPパケットを所定の通信手順に基づいて送出する
ことによって、発信を行う。
【0015】一方、構内交換機100-2に備えられたV
oIPゲートウエイ109-2では、回線インタフェース
部113-2は、インタネット102を介して与えられ、
かつ上述したGW番号「4000」、方路番号「22
2」および内線番号「2100」を含むIPパケットを
折り返し部115-2に与える。折り返し部115-2は、
そのIPパケットの宛先が自局に該当するか否かの判別
を行い、その判別の結果が真である場合には、このIP
パケットをサブアドレス認識部116-2に与える。
oIPゲートウエイ109-2では、回線インタフェース
部113-2は、インタネット102を介して与えられ、
かつ上述したGW番号「4000」、方路番号「22
2」および内線番号「2100」を含むIPパケットを
折り返し部115-2に与える。折り返し部115-2は、
そのIPパケットの宛先が自局に該当するか否かの判別
を行い、その判別の結果が真である場合には、このIP
パケットをサブアドレス認識部116-2に与える。
【0016】サブアドレス認識部116-2は、このよう
にして与えられたIPパケットに含まれる方路番号「2
22」について、「VoIPゲートウエイ109-2とス
イッチ110-2の対応するポートとの間に形成された方
路を示すか否か」の判別を行う。さらに、サブアドレス
認識部116-2は、その判別の結果が真である場合に
は、バス119-2を介してプロセッサ120-2に、その
旨を示す制御情報および該当するIPパケットを与え
る。
にして与えられたIPパケットに含まれる方路番号「2
22」について、「VoIPゲートウエイ109-2とス
イッチ110-2の対応するポートとの間に形成された方
路を示すか否か」の判別を行う。さらに、サブアドレス
認識部116-2は、その判別の結果が真である場合に
は、バス119-2を介してプロセッサ120-2に、その
旨を示す制御情報および該当するIPパケットを与え
る。
【0017】プロセッサ120-2は、この制御情報と共
に与えられたIPパケットについては、構内交換機10
0-2に収容された端末104-21〜104-2Mの何れかが
着信先となるべき呼にかかわる情報として識別し、かつ
通信リンク111-2を介してプロセッサ112-2に与え
る。
に与えられたIPパケットについては、構内交換機10
0-2に収容された端末104-21〜104-2Mの何れかが
着信先となるべき呼にかかわる情報として識別し、かつ
通信リンク111-2を介してプロセッサ112-2に与え
る。
【0018】したがって、プロセッサ112-2は、この
IPパケットに含まれる内線番号「2100」が付与さ
れた端末104-21 に対する着信呼が生起したことを識
別し、その着信呼の呼処理を行う。また、このような呼
処理の過程では、プロセッサ112-2は、 ・ VoIPゲートウエイ109-2によって行われるイ
ンタネット102と通信リンク111-2および第二の特
定のポートとの間のプロトコル変換と、 ・ VoIPゲートウエイ109-1によって行われるイ
ンタネット102とLAN105-1との間のプロトコル
変換との下で、端末104-21 と情報端末106-11 と
の間で送受されるシグナリング信号(ライン信号)を識
別する。
IPパケットに含まれる内線番号「2100」が付与さ
れた端末104-21 に対する着信呼が生起したことを識
別し、その着信呼の呼処理を行う。また、このような呼
処理の過程では、プロセッサ112-2は、 ・ VoIPゲートウエイ109-2によって行われるイ
ンタネット102と通信リンク111-2および第二の特
定のポートとの間のプロトコル変換と、 ・ VoIPゲートウエイ109-1によって行われるイ
ンタネット102とLAN105-1との間のプロトコル
変換との下で、端末104-21 と情報端末106-11 と
の間で送受されるシグナリング信号(ライン信号)を識
別する。
【0019】さらに、その呼処理の過程では、プロセッ
サ120-1、120-2は、回線インタフェース部113
-1、113-2およびインタネット102を介して所定の
制御パケットを送受することによって、着信先である端
末104-21 と発信元である情報端末106-11 とに対
して、それぞれ予め付与されたIPアドレス(以下、
「宛先アドレス」という。)を通知する。
サ120-1、120-2は、回線インタフェース部113
-1、113-2およびインタネット102を介して所定の
制御パケットを送受することによって、着信先である端
末104-21 と発信元である情報端末106-11 とに対
して、それぞれ予め付与されたIPアドレス(以下、
「宛先アドレス」という。)を通知する。
【0020】また、プロセッサ112-2は、上述した呼
処理の手順に基づいて該当する着信呼が完了呼となった
ことを識別すると、その旨を示す通知をプロセッサ12
0-2に与え、かつ通信リンク111-2を介してスイッチ
110-2を制御することによって、内線103-21 とV
oIPゲートウエイ109-2との間に通話路を形成す
る。
処理の手順に基づいて該当する着信呼が完了呼となった
ことを識別すると、その旨を示す通知をプロセッサ12
0-2に与え、かつ通信リンク111-2を介してスイッチ
110-2を制御することによって、内線103-21 とV
oIPゲートウエイ109-2との間に通話路を形成す
る。
【0021】さらに、VoIPゲートウエイ109-2で
は、プロセッサ120-2は、上述した通知が与えられる
と、回線インタフェース部113-2、インタネット10
2および回線インタフェース部113-1を介してプロセ
ッサ120-1宛に、この通知を与え、かつ上述したプロ
トコル変換の過程においては、 ・ 端末104-21 に付与されたIPアドレスとその端
末104-21 の内線番号「2100」との間の変換に併
せて、 ・ 発信元である情報端末106-11 宛に送出されるべ
き通話信号、シグナリング信号(ライン信号)およびレ
ジスタ信号を含むIPパケットの宛先として、上述した
「宛先アドレス」の適用が行われるべき旨を示す指示を
サブアドレス認識部116-2およびPAD117-2に与
える。
は、プロセッサ120-2は、上述した通知が与えられる
と、回線インタフェース部113-2、インタネット10
2および回線インタフェース部113-1を介してプロセ
ッサ120-1宛に、この通知を与え、かつ上述したプロ
トコル変換の過程においては、 ・ 端末104-21 に付与されたIPアドレスとその端
末104-21 の内線番号「2100」との間の変換に併
せて、 ・ 発信元である情報端末106-11 宛に送出されるべ
き通話信号、シグナリング信号(ライン信号)およびレ
ジスタ信号を含むIPパケットの宛先として、上述した
「宛先アドレス」の適用が行われるべき旨を示す指示を
サブアドレス認識部116-2およびPAD117-2に与
える。
【0022】また、VoIPゲートウエイ109-1で
は、プロセッサ120-1は、上述した通知が与えられる
と、VoIPゲートウエイ109-2において行われる既
述のプロトコル変換と同様のプロトコル変換の過程にお
いて、着信先である端末104-21 宛に送出されるべき
通話信号、シグナリング信号(ライン信号)およびレジ
スタ信号を含むIPパケットの宛先として、上述した
「宛先アドレス」が適用されるべき旨の指示をサブアド
レス認識部116-1およびPAD117-1に与える。
は、プロセッサ120-1は、上述した通知が与えられる
と、VoIPゲートウエイ109-2において行われる既
述のプロトコル変換と同様のプロトコル変換の過程にお
いて、着信先である端末104-21 宛に送出されるべき
通話信号、シグナリング信号(ライン信号)およびレジ
スタ信号を含むIPパケットの宛先として、上述した
「宛先アドレス」が適用されるべき旨の指示をサブアド
レス認識部116-1およびPAD117-1に与える。
【0023】したがって、LAN105-1に収容された
情報端末106-11 と構内交換機100-2に収容された
端末104-21 とには、図13(a)(1)に示すように、イ
ンタネット102を介する通信路が形成される。また、
情報端末106-11 に代えて、例えば、端末104-11
が発信元となる場合には、その端末104-11 は、発信
に際してVoIPゲートウエイ109-1に付与されたG
W番号「4000」、あるいは既述の第一の特定のポー
トに付与された方路番号「111」をダイヤル番号の先
頭に付加する。
情報端末106-11 と構内交換機100-2に収容された
端末104-21 とには、図13(a)(1)に示すように、イ
ンタネット102を介する通信路が形成される。また、
情報端末106-11 に代えて、例えば、端末104-11
が発信元となる場合には、その端末104-11 は、発信
に際してVoIPゲートウエイ109-1に付与されたG
W番号「4000」、あるいは既述の第一の特定のポー
トに付与された方路番号「111」をダイヤル番号の先
頭に付加する。
【0024】プロセッサ112-1は、このようなダイヤ
ル番号を解析して方路選定を行うことによって、出方路
として上述した第一の特定のポートを選定する。さら
に、VoIPゲートウエイ109-1は、プロセッサ12
0-1の主導の下で回線インタフェース部113-1がLA
Nインタフェース部114-1に代わって作動する点を除
いて、既述の動作と同じ動作を行う。
ル番号を解析して方路選定を行うことによって、出方路
として上述した第一の特定のポートを選定する。さら
に、VoIPゲートウエイ109-1は、プロセッサ12
0-1の主導の下で回線インタフェース部113-1がLA
Nインタフェース部114-1に代わって作動する点を除
いて、既述の動作と同じ動作を行う。
【0025】したがって、端末104-11、104-21の
間には、図13(b) に示すように、構内交換機100-
1、インタネット102および構内交換機100-2を介
する通信路が形成される。また、端末104-21 では、
例えば、LAN105-1に収容された情報端末106-1
1 宛に発信が行われる際には、上述したGW番号「40
00」は含まれず、かつ既述の方路番号「111」と、
この情報端末106-11 に付与された内線番号「130
0」とからなるダイヤル番号が操作者によって設定され
る。
間には、図13(b) に示すように、構内交換機100-
1、インタネット102および構内交換機100-2を介
する通信路が形成される。また、端末104-21 では、
例えば、LAN105-1に収容された情報端末106-1
1 宛に発信が行われる際には、上述したGW番号「40
00」は含まれず、かつ既述の方路番号「111」と、
この情報端末106-11 に付与された内線番号「130
0」とからなるダイヤル番号が操作者によって設定され
る。
【0026】構内交換機100-2では、プロセッサ11
2-2は、通信リンク111-2を介して内線トランク10
7-21、外線トランク108-2およびスイッチ111-2と
連係することによって、このようにして端末104-21
に生起した発信呼に呼処理を施す。この呼処理の過程で
は、上述したダイヤル番号は、番号計画に基づく番号解
析の下で公衆電話網101を介して構内交換機100-1
に、着信呼の通知として与えられる。
2-2は、通信リンク111-2を介して内線トランク10
7-21、外線トランク108-2およびスイッチ111-2と
連係することによって、このようにして端末104-21
に生起した発信呼に呼処理を施す。この呼処理の過程で
は、上述したダイヤル番号は、番号計画に基づく番号解
析の下で公衆電話網101を介して構内交換機100-1
に、着信呼の通知として与えられる。
【0027】構内交換機100-1では、そのダイヤル番
号は、外線トランク108-1および通信リンク111-1
を介してプロセッサ112-1に与えられ、このプロセッ
サ112-1によって方路選定の基準として参照される。
さらに、プロセッサ112-1は、このようなダイヤル番
号に含まれる方路番号「111」に対応した「第一の特
定のポート」を介してVoIPゲートウエイ109-1宛
に、そのダイヤル番号を含む着信通知を与える。
号は、外線トランク108-1および通信リンク111-1
を介してプロセッサ112-1に与えられ、このプロセッ
サ112-1によって方路選定の基準として参照される。
さらに、プロセッサ112-1は、このようなダイヤル番
号に含まれる方路番号「111」に対応した「第一の特
定のポート」を介してVoIPゲートウエイ109-1宛
に、そのダイヤル番号を含む着信通知を与える。
【0028】VoIPゲートウエイ109-1では、プロ
セッサ120-1には、情報端末106-11〜106-1Nに
ついて、予め個別に付与された内線番号と、LAN10
5-1上で付与されたユニークなアドレスとが対応付けら
れて与えられる。回線インタフェース部113-1、折り
返し部115-1、サブアドレス認識部116-1、PAD
117-1およびLANインタフェース部114-1は、こ
のようなプロセッサ120-1の配下で、着信先である情
報端末106-11 の内線番号「1300」と、LAN1
05-1上におけるその情報端末106-11 のアドレスと
の変換を相互に行いつつ、このLAN105-1の伝送方
式および通信手順と既述の第一の特定のポートに適用さ
れた信号方式とのインタフェースをとる。
セッサ120-1には、情報端末106-11〜106-1Nに
ついて、予め個別に付与された内線番号と、LAN10
5-1上で付与されたユニークなアドレスとが対応付けら
れて与えられる。回線インタフェース部113-1、折り
返し部115-1、サブアドレス認識部116-1、PAD
117-1およびLANインタフェース部114-1は、こ
のようなプロセッサ120-1の配下で、着信先である情
報端末106-11 の内線番号「1300」と、LAN1
05-1上におけるその情報端末106-11 のアドレスと
の変換を相互に行いつつ、このLAN105-1の伝送方
式および通信手順と既述の第一の特定のポートに適用さ
れた信号方式とのインタフェースをとる。
【0029】したがって、構内交換機100-2に収容さ
れた端末104-21 とLAN105-1に収容された情報
端末106-11 との間には、図13(a)(2)に示すよう
に、公衆電話網101を介して通信路が形成され、両者
は音声による通話サービスに供される。
れた端末104-21 とLAN105-1に収容された情報
端末106-11 との間には、図13(a)(2)に示すよう
に、公衆電話網101を介して通信路が形成され、両者
は音声による通話サービスに供される。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来例では、情報端末106-11 が端末104-21 宛に発
信することによって完了呼が生起した場合には、一般
に、この情報端末106-11 の操作者は発信に際してそ
の情報端末106-11 に付与されたIPアドレスを認識
しない。さらに、このIPアドレスは、必ずしも一定で
はない。
来例では、情報端末106-11 が端末104-21 宛に発
信することによって完了呼が生起した場合には、一般
に、この情報端末106-11 の操作者は発信に際してそ
の情報端末106-11 に付与されたIPアドレスを認識
しない。さらに、このIPアドレスは、必ずしも一定で
はない。
【0031】したがって、端末104-21 の操作者は、
情報端末106-11 宛に発信する際には、先行して行わ
れた通話の過程で口頭で伝達され、あるいは所定の問い
合わせや内線番号の一覧の参照によって得られた情報端
末106-11 の内線番号を利用せざるを得なかった。す
なわち、公衆電話網101は、一般に、インタネット1
02に比べてコスト高であるにもかかわらず、無用に頻
度高く利用される場合が多かった。
情報端末106-11 宛に発信する際には、先行して行わ
れた通話の過程で口頭で伝達され、あるいは所定の問い
合わせや内線番号の一覧の参照によって得られた情報端
末106-11 の内線番号を利用せざるを得なかった。す
なわち、公衆電話網101は、一般に、インタネット1
02に比べてコスト高であるにもかかわらず、無用に頻
度高く利用される場合が多かった。
【0032】また、発信元と着信先との何れか一方がL
AN105-1、105-2あるいはインタネット102に
収容された情報端末であり、かつ他方が構内交換機10
0-1、100-2に直接収容された端末104-11〜10
4-1M、104-21〜104-2Mの何れかである場合に
は、発信に際して設定されるべきダイヤル番号には、V
oIPゲートウエイ109-1、109-2にそれぞれ付与
されたGW番号「4000」、「4100」の何れかが
付加されなければならない。
AN105-1、105-2あるいはインタネット102に
収容された情報端末であり、かつ他方が構内交換機10
0-1、100-2に直接収容された端末104-11〜10
4-1M、104-21〜104-2Mの何れかである場合に
は、発信に際して設定されるべきダイヤル番号には、V
oIPゲートウエイ109-1、109-2にそれぞれ付与
されたGW番号「4000」、「4100」の何れかが
付加されなければならない。
【0033】すなわち、発信に際して設定されるべきダ
イヤル番号の桁数が大きいために、誤接続や不完了呼が
発生する確率が増加する可能性があった。さらに、構内
交換機100-1、100-2に直接収容された端末104
-11 〜104-1M、104-21〜104-2Mが発信元となる
場合には、公衆電話網101とインタネット102との
料金体系、輻輳の度合い、頻度(インタネットについて
は、プロバイダの設備やバックボーン回線の伝送速度に
よって異なる。)その他を発信に際して的確に把握して
ダイヤル番号を設定することは、著しく繁雑であり、か
つ実際には不可能であった。
イヤル番号の桁数が大きいために、誤接続や不完了呼が
発生する確率が増加する可能性があった。さらに、構内
交換機100-1、100-2に直接収容された端末104
-11 〜104-1M、104-21〜104-2Mが発信元となる
場合には、公衆電話網101とインタネット102との
料金体系、輻輳の度合い、頻度(インタネットについて
は、プロバイダの設備やバックボーン回線の伝送速度に
よって異なる。)その他を発信に際して的確に把握して
ダイヤル番号を設定することは、著しく繁雑であり、か
つ実際には不可能であった。
【0034】また、変換テーブル118-1、118-2に
予め登録された内線番号とIPアドレスとの対応関係に
ついては、VoIPゲートウエイ109-1、109-2を
介して構内交換機100-1、100-2に収容された情報
端末106-11〜106-1N、106-21〜106-2Nの増
設、撤去および移設が行われる際に、適宜人手を介して
更新されなければならなかった。
予め登録された内線番号とIPアドレスとの対応関係に
ついては、VoIPゲートウエイ109-1、109-2を
介して構内交換機100-1、100-2に収容された情報
端末106-11〜106-1N、106-21〜106-2Nの増
設、撤去および移設が行われる際に、適宜人手を介して
更新されなければならなかった。
【0035】本発明は、発信元で設定されるべき番号が
何ら変更されることなく所望の通信網に通信路が自動的
に形成され、かつ何れの網を介して収容された端末の増
設、撤去および移設が円滑に達成されるノード装置、端
末装置および記憶媒体を提供することを目的とする。
何ら変更されることなく所望の通信網に通信路が自動的
に形成され、かつ何れの網を介して収容された端末の増
設、撤去および移設が円滑に達成されるノード装置、端
末装置および記憶媒体を提供することを目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1〜1
0、12に記載の発明の原理ブロック図である。
0、12に記載の発明の原理ブロック図である。
【0037】請求項1に記載の発明は、単一または複数
P(Pは「2」以上の整数)の網との物理的なインタフ
ェースを個別にとる網インタフェース手段11-1〜11
-Pと、単一または複数Pの網と自局との双方あるいは何
れか一方に生起した個々の呼について、方路選定を含む
呼設定またはプロトコル変換を行い、かつ発信元と着信
先との双方あるいは何れか一方を個別に示す識別情報
と、これらの網の内、その識別情報で個別に示される発
信元または着信先に接続された網を示す網識別子との組
み合わせを取得する制御手段12と、制御手段12によ
って取得された組み合わせの履歴をとる履歴手段13と
を備え、制御手段12は、単一または複数Pの網あるい
は自局に呼が生起したときに、履歴手段13によって先
行して履歴がとられた組み合わせに含まれる識別情報の
内、その呼の着信先を示す識別情報と共に組み合わせを
なす網識別子で示される網を方路選定の過程で出方路の
候補として適用することを特徴とする。
P(Pは「2」以上の整数)の網との物理的なインタフ
ェースを個別にとる網インタフェース手段11-1〜11
-Pと、単一または複数Pの網と自局との双方あるいは何
れか一方に生起した個々の呼について、方路選定を含む
呼設定またはプロトコル変換を行い、かつ発信元と着信
先との双方あるいは何れか一方を個別に示す識別情報
と、これらの網の内、その識別情報で個別に示される発
信元または着信先に接続された網を示す網識別子との組
み合わせを取得する制御手段12と、制御手段12によ
って取得された組み合わせの履歴をとる履歴手段13と
を備え、制御手段12は、単一または複数Pの網あるい
は自局に呼が生起したときに、履歴手段13によって先
行して履歴がとられた組み合わせに含まれる識別情報の
内、その呼の着信先を示す識別情報と共に組み合わせを
なす網識別子で示される網を方路選定の過程で出方路の
候補として適用することを特徴とする。
【0038】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のノード装置において、履歴手段13は、呼設定または
プロトコル変換の過程で制御手段12によって完了呼と
識別された呼に限って、その制御手段12によって取得
された組み合わせの履歴をとることを特徴とする。請求
項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の
ノード装置において、制御手段12によって取得された
組み合わせを単一または複数Pの網の何れにも該当しな
い通信リンク、あるいはこれらの網の内、この組み合わ
せに含まれる網識別子で示される網以外の網に送出する
履歴伝達手段21を備えたことを特徴とする。
のノード装置において、履歴手段13は、呼設定または
プロトコル変換の過程で制御手段12によって完了呼と
識別された呼に限って、その制御手段12によって取得
された組み合わせの履歴をとることを特徴とする。請求
項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の
ノード装置において、制御手段12によって取得された
組み合わせを単一または複数Pの網の何れにも該当しな
い通信リンク、あるいはこれらの網の内、この組み合わ
せに含まれる網識別子で示される網以外の網に送出する
履歴伝達手段21を備えたことを特徴とする。
【0039】請求項4に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載のノード装置において、制御手段12に
よって取得された組み合わせをこの組み合わせに含まれ
る識別情報で示される端末あるいはノード装置宛に、単
一または複数Pの網の何れかの網、あるいはこれらの網
の何れにも該当しない通信リンクを介して与える履歴伝
達手段22を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載のノード装置において、制御手段12に
よって取得された組み合わせをこの組み合わせに含まれ
る識別情報で示される端末あるいはノード装置宛に、単
一または複数Pの網の何れかの網、あるいはこれらの網
の何れにも該当しない通信リンクを介して与える履歴伝
達手段22を備えたことを特徴とする。
【0040】請求項5に記載の発明は、請求項3または
請求項4に記載のノード装置において、履歴手段13
は、制御手段12によって取得された組み合わせの内、
履歴伝達手段21、22によって何らかの通信リンクあ
るいは網に送出された組み合わせを履歴の対象から除外
し、あるいはその履歴から削除することを特徴する。請
求項6に記載の発明は、請求項1ないし請求項5の何れ
か1項に記載のノード装置において、履歴手段13は、
単一または複数Pの網、あるいは通信リンクを介して与
えられ、かつ網識別子と識別情報とからなる組み合わせ
の履歴をとることを特徴とする。
請求項4に記載のノード装置において、履歴手段13
は、制御手段12によって取得された組み合わせの内、
履歴伝達手段21、22によって何らかの通信リンクあ
るいは網に送出された組み合わせを履歴の対象から除外
し、あるいはその履歴から削除することを特徴する。請
求項6に記載の発明は、請求項1ないし請求項5の何れ
か1項に記載のノード装置において、履歴手段13は、
単一または複数Pの網、あるいは通信リンクを介して与
えられ、かつ網識別子と識別情報とからなる組み合わせ
の履歴をとることを特徴とする。
【0041】請求項7に記載の発明は、請求項1ないし
請求項6の何れか1項に記載のノード装置において、履
歴手段13は、制御手段12によって取得された組み合
わせに、その組み合わせと共に外部から与えられた時
刻、あるいはこの組み合わせが与えられた時刻を対応付
けて両者の履歴をとり、かつ先行して履歴がとられた組
み合わせの内、対応する時刻から経過した時間が所定の
上限値を超える組み合わせを無効化することを特徴とす
る。
請求項6の何れか1項に記載のノード装置において、履
歴手段13は、制御手段12によって取得された組み合
わせに、その組み合わせと共に外部から与えられた時
刻、あるいはこの組み合わせが与えられた時刻を対応付
けて両者の履歴をとり、かつ先行して履歴がとられた組
み合わせの内、対応する時刻から経過した時間が所定の
上限値を超える組み合わせを無効化することを特徴とす
る。
【0042】請求項8に記載の発明は、請求項1ないし
請求項7の何れか1項に記載のノード装置において、端
末31-1〜31-nの収容に供され、かつこれらの端末3
1-1〜31-nとの物理的なインタフェースを個別にとる
端末インタフェース手段32-1〜32-nを備え、制御手
段12は、端末インタフェース手段32-1〜32-nを介
して端末31-1〜31-nに生起した個々の呼について、
発信元と着信元との双方あるいは何れか一方を示す識別
情報と、単一または複数Pの網の内、その識別情報で個
別に示される発信元または着信先に接続された網を示す
網識別子との組み合わせを取得することを特徴とする。
請求項7の何れか1項に記載のノード装置において、端
末31-1〜31-nの収容に供され、かつこれらの端末3
1-1〜31-nとの物理的なインタフェースを個別にとる
端末インタフェース手段32-1〜32-nを備え、制御手
段12は、端末インタフェース手段32-1〜32-nを介
して端末31-1〜31-nに生起した個々の呼について、
発信元と着信元との双方あるいは何れか一方を示す識別
情報と、単一または複数Pの網の内、その識別情報で個
別に示される発信元または着信先に接続された網を示す
網識別子との組み合わせを取得することを特徴とする。
【0043】請求項9に記載の発明は、請求項1ないし
請求項8の何れか1項に記載のノード装置において、履
歴手段13によって履歴がとられた個々の組み合わせに
含まれる識別情報は、発信元と着信先との双方または何
れか一方が収容された網を示し、その網で付与されるべ
きユニークなアドレスを含まないことを特徴とする。請
求項10に記載の発明は、請求項1ないし請求項9の何
れか1項に記載のノード装置において、単一または複数
Pの網と、端末インタフェース手段32-1〜32-nを介
して収容された端末31-1〜31-nと、通信リンクとの
全てあるいは一部を介して与えられ、かつ識別情報を含
むサービスオーダを取得する保守運用支援手段41を備
え、履歴手段13は、履歴として既に蓄積されている組
み合わせの内、保守運用支援手段41によって取得され
たサービスオーダに含まれる識別情報を含む組み合わせ
について、そのサービスオーダとの整合をはかることを
特徴とする。
請求項8の何れか1項に記載のノード装置において、履
歴手段13によって履歴がとられた個々の組み合わせに
含まれる識別情報は、発信元と着信先との双方または何
れか一方が収容された網を示し、その網で付与されるべ
きユニークなアドレスを含まないことを特徴とする。請
求項10に記載の発明は、請求項1ないし請求項9の何
れか1項に記載のノード装置において、単一または複数
Pの網と、端末インタフェース手段32-1〜32-nを介
して収容された端末31-1〜31-nと、通信リンクとの
全てあるいは一部を介して与えられ、かつ識別情報を含
むサービスオーダを取得する保守運用支援手段41を備
え、履歴手段13は、履歴として既に蓄積されている組
み合わせの内、保守運用支援手段41によって取得され
たサービスオーダに含まれる識別情報を含む組み合わせ
について、そのサービスオーダとの整合をはかることを
特徴とする。
【0044】図2は、請求項11、13に記載の発明の
原理ブロック図である。請求項11に記載の発明は、請
求項1ないし請求項10の何れか1項に記載のノード装
置50に接続された網51との物理的なインタフェース
をとる網インタフェース手段52と、網51から網イン
タフェース手段52を介して着信し、あるいは自局に生
起した呼について、呼設定を行う制御手段53と、制御
手段53によって行われる呼設定の手順に基づいて網イ
ンタフェース手段52および網51を介してノード装置
50と対向して、所望の伝送情報の送信と受信との双方
あるいは何れか一方を行う情報交換手段54とを備えた
端末装置において、自局のサービスオーダについて、そ
のサービスオーダの設定あるいは更新にかかわるマンマ
シンインタフェースをとるマンマシンインタフェース手
段55を備え、情報交換手段54は、マンマシンインタ
フェース手段55を介して設定され、あるいは更新され
たサービスオーダを伝送情報として送信することを特徴
とする。
原理ブロック図である。請求項11に記載の発明は、請
求項1ないし請求項10の何れか1項に記載のノード装
置50に接続された網51との物理的なインタフェース
をとる網インタフェース手段52と、網51から網イン
タフェース手段52を介して着信し、あるいは自局に生
起した呼について、呼設定を行う制御手段53と、制御
手段53によって行われる呼設定の手順に基づいて網イ
ンタフェース手段52および網51を介してノード装置
50と対向して、所望の伝送情報の送信と受信との双方
あるいは何れか一方を行う情報交換手段54とを備えた
端末装置において、自局のサービスオーダについて、そ
のサービスオーダの設定あるいは更新にかかわるマンマ
シンインタフェースをとるマンマシンインタフェース手
段55を備え、情報交換手段54は、マンマシンインタ
フェース手段55を介して設定され、あるいは更新され
たサービスオーダを伝送情報として送信することを特徴
とする。
【0045】請求項12に記載の発明は、請求項1ない
し請求項10の何れか1項に記載のノード装置を構成す
る網インタフェース手段11-1〜11-P、制御手段1
2、履歴手段13、履歴送出手段21、22、端末イン
タフェース手段32-1〜32-n、保守運用支援手段41
の全てあるいは一部としてコンピュータを機能させるプ
ログラムが格納され、かつコンピュータ読み取りが可能
である。
し請求項10の何れか1項に記載のノード装置を構成す
る網インタフェース手段11-1〜11-P、制御手段1
2、履歴手段13、履歴送出手段21、22、端末イン
タフェース手段32-1〜32-n、保守運用支援手段41
の全てあるいは一部としてコンピュータを機能させるプ
ログラムが格納され、かつコンピュータ読み取りが可能
である。
【0046】請求項13に記載の発明は、請求項11に
記載の端末装置を構成する網インタフェース手段52、
制御手段53、情報交換手段54およびマンマシンイン
タフェース手段55の全てあるいは一部としてコンピュ
ータを機能させるプログラムが格納され、かつコンピュ
ータ読み取りが可能である。請求項1に記載の発明にか
かわるノード装置では、網インタフェース手段11-1〜
11-Pは、単一または複数Pの網との物理的なインタフ
ェースを個別にとる。制御手段12は、これらの網と自
局との双方あるいは何れか一方に生起した個々の呼につ
いて、方路選定を含む呼設定またはプロトコル変換を行
い、かつ発信元と着信先との双方あるいは何れか一方を
個別に示す識別情報と、これらの網の内、その識別情報
で個別に示される発信元または着信先に接続された網を
示す網識別子との組み合わせを取得する。履歴手段13
は、このようにして取得された組み合わせの履歴をと
る。
記載の端末装置を構成する網インタフェース手段52、
制御手段53、情報交換手段54およびマンマシンイン
タフェース手段55の全てあるいは一部としてコンピュ
ータを機能させるプログラムが格納され、かつコンピュ
ータ読み取りが可能である。請求項1に記載の発明にか
かわるノード装置では、網インタフェース手段11-1〜
11-Pは、単一または複数Pの網との物理的なインタフ
ェースを個別にとる。制御手段12は、これらの網と自
局との双方あるいは何れか一方に生起した個々の呼につ
いて、方路選定を含む呼設定またはプロトコル変換を行
い、かつ発信元と着信先との双方あるいは何れか一方を
個別に示す識別情報と、これらの網の内、その識別情報
で個別に示される発信元または着信先に接続された網を
示す網識別子との組み合わせを取得する。履歴手段13
は、このようにして取得された組み合わせの履歴をと
る。
【0047】また、制御手段12は、上述した網あるい
は自局に呼が生起したときに、履歴手段13によって先
行して履歴がとられた組み合わせに含まれる識別情報の
内、その呼の着信先を示す識別情報と共に組み合わせを
なす網識別子で示される網を方路選定の過程で出方路の
候補として適用する。すなわち、先行して生起した何れ
かの呼の発信元あるいは着信先が着信先に該当する呼に
ついては、上述したように履歴手段13によって履歴と
して得られた組み合わせに含まれる網識別子で示される
網が出方路として選定され得る。
は自局に呼が生起したときに、履歴手段13によって先
行して履歴がとられた組み合わせに含まれる識別情報の
内、その呼の着信先を示す識別情報と共に組み合わせを
なす網識別子で示される網を方路選定の過程で出方路の
候補として適用する。すなわち、先行して生起した何れ
かの呼の発信元あるいは着信先が着信先に該当する呼に
ついては、上述したように履歴手段13によって履歴と
して得られた組み合わせに含まれる網識別子で示される
網が出方路として選定され得る。
【0048】したがって、実際に生起した呼の通信路と
して供された網は、後続して生起した呼の発信元で行わ
れるべき着信先の設定について制約が課されることな
く、再び通信路として適用される。請求項2に記載の発
明にかかわるノード装置では、請求項1に記載のノード
装置において、履歴手段13は、呼設定またはプロトコ
ル変換の過程で制御手段12によって完了呼と識別され
た呼に限って、その制御手段12によって取得された組
み合わせの履歴をとる。
して供された網は、後続して生起した呼の発信元で行わ
れるべき着信先の設定について制約が課されることな
く、再び通信路として適用される。請求項2に記載の発
明にかかわるノード装置では、請求項1に記載のノード
装置において、履歴手段13は、呼設定またはプロトコ
ル変換の過程で制御手段12によって完了呼と識別され
た呼に限って、その制御手段12によって取得された組
み合わせの履歴をとる。
【0049】すなわち、履歴手段13によって履歴がと
られる組み合わせには、撤去や移設、あるいは故障の発
生に起因して実際には稼働していないノード装置や端末
を示す識別情報と、これらのノード装置や端末に接続さ
れた網を示す網識別子との何れもが新たに含まれること
がない。したがって、請求項1に記載のノード装置にお
いて生じ得た無用な不完了呼の発生が回避される。
られる組み合わせには、撤去や移設、あるいは故障の発
生に起因して実際には稼働していないノード装置や端末
を示す識別情報と、これらのノード装置や端末に接続さ
れた網を示す網識別子との何れもが新たに含まれること
がない。したがって、請求項1に記載のノード装置にお
いて生じ得た無用な不完了呼の発生が回避される。
【0050】請求項3に記載の発明にかかわるノード装
置では、請求項1または請求項2に記載のノード装置に
おいて、履歴伝達手段21は、制御手段12によって取
得された組み合わせを単一または複数Pの網の何れにも
該当しない通信リンク、あるいはこれらの網の内、この
組み合わせに含まれる網識別子で示される網以外の網に
送出する。
置では、請求項1または請求項2に記載のノード装置に
おいて、履歴伝達手段21は、制御手段12によって取
得された組み合わせを単一または複数Pの網の何れにも
該当しない通信リンク、あるいはこれらの網の内、この
組み合わせに含まれる網識別子で示される網以外の網に
送出する。
【0051】すなわち、このような網を介して対向する
ノード装置は、そのノード装置によって呼設定やプロト
コル変換が何ら行われなかった呼についても、発信元と
着信先との双方あるいは何れか一方を示す識別情報とそ
の呼の通信路が実際に形成された網を示す網識別子とが
与えられる。したがって、このノード装置は、これらの
識別情報と網識別子とからなる組み合わせを参照するこ
とによって、自局に生起した呼の方路選定に際してこの
網識別子で示される網を出方路の候補とすることができ
る。
ノード装置は、そのノード装置によって呼設定やプロト
コル変換が何ら行われなかった呼についても、発信元と
着信先との双方あるいは何れか一方を示す識別情報とそ
の呼の通信路が実際に形成された網を示す網識別子とが
与えられる。したがって、このノード装置は、これらの
識別情報と網識別子とからなる組み合わせを参照するこ
とによって、自局に生起した呼の方路選定に際してこの
網識別子で示される網を出方路の候補とすることができ
る。
【0052】請求項4に記載の発明にかかわるノード装
置では、請求項1または請求項2に記載のノード装置に
おいて、履歴伝達手段22は、制御手段12によって取
得された組み合わせをこの組み合わせに含まれる識別情
報で示される端末あるいはノード装置宛に、単一または
複数Pの網の何れかの網、あるいはこれらの網の何れに
も該当しない通信リンクを介して与える。
置では、請求項1または請求項2に記載のノード装置に
おいて、履歴伝達手段22は、制御手段12によって取
得された組み合わせをこの組み合わせに含まれる識別情
報で示される端末あるいはノード装置宛に、単一または
複数Pの網の何れかの網、あるいはこれらの網の何れに
も該当しない通信リンクを介して与える。
【0053】すなわち、履歴の対象となる組み合わせ
は、個別に含まれる識別情報が付与された端末あるいは
ノード装置毎に区分され、かつ分散して蓄積される。し
たがって、請求項1または請求項2に記載の発明を実現
する処理については、トラヒックの分布に適応した形態
で負荷分散と機能分散とがはかられる。請求項5に記載
の発明にかかわるノード装置では、請求項3または請求
項4に記載のノード装置において、履歴手段13は、制
御手段12によって取得された組み合わせの内、履歴伝
達手段21、22によって何らかの通信リンクあるいは
網に送出された組み合わせを履歴の対象から除外し、あ
るいはその履歴から削除する。
は、個別に含まれる識別情報が付与された端末あるいは
ノード装置毎に区分され、かつ分散して蓄積される。し
たがって、請求項1または請求項2に記載の発明を実現
する処理については、トラヒックの分布に適応した形態
で負荷分散と機能分散とがはかられる。請求項5に記載
の発明にかかわるノード装置では、請求項3または請求
項4に記載のノード装置において、履歴手段13は、制
御手段12によって取得された組み合わせの内、履歴伝
達手段21、22によって何らかの通信リンクあるいは
網に送出された組み合わせを履歴の対象から除外し、あ
るいはその履歴から削除する。
【0054】すなわち、履歴手段13には、上述したよ
うに通信リンクあるいは網を介して対向する何れかのノ
ード装置において参照される組み合わせについては、履
歴として蓄積されない。したがって、その履歴をとるた
めに要する負荷あるいは機能の複数のノード装置に対す
る分散が可能となる。
うに通信リンクあるいは網を介して対向する何れかのノ
ード装置において参照される組み合わせについては、履
歴として蓄積されない。したがって、その履歴をとるた
めに要する負荷あるいは機能の複数のノード装置に対す
る分散が可能となる。
【0055】請求項6に記載の発明にかかわるノード装
置では、請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の
ノード装置において、履歴手段13は、単一または複数
Pの網、あるいは通信リンクを介して与えられ、かつ網
識別子と識別情報とからなる組み合わせの履歴をとる。
すなわち、自局が呼設定やプロトコル変換を何ら施さな
かった呼についても、その呼の発信元あるいは着信先を
示す識別情報とこの呼の通信路が形成された網を示す網
識別子とが得られるので、履歴手段13と制御手段12
との何れかによって行われるべき処理の柔軟な負荷分散
と機能分散とが可能となる。
置では、請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の
ノード装置において、履歴手段13は、単一または複数
Pの網、あるいは通信リンクを介して与えられ、かつ網
識別子と識別情報とからなる組み合わせの履歴をとる。
すなわち、自局が呼設定やプロトコル変換を何ら施さな
かった呼についても、その呼の発信元あるいは着信先を
示す識別情報とこの呼の通信路が形成された網を示す網
識別子とが得られるので、履歴手段13と制御手段12
との何れかによって行われるべき処理の柔軟な負荷分散
と機能分散とが可能となる。
【0056】請求項7に記載の発明にかかわるノード装
置では、請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載の
ノード装置において、履歴手段13は、制御手段12に
よって取得された組み合わせに、その組み合わせと共に
外部から与えられた時刻、あるいはこの組み合わせが与
えられた時刻を対応付けて両者の履歴をとり、かつ先行
して履歴がとられた組み合わせの内、対応する時刻から
経過した時間が所定の上限値を超える組み合わせを無効
化する。
置では、請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載の
ノード装置において、履歴手段13は、制御手段12に
よって取得された組み合わせに、その組み合わせと共に
外部から与えられた時刻、あるいはこの組み合わせが与
えられた時刻を対応付けて両者の履歴をとり、かつ先行
して履歴がとられた組み合わせの内、対応する時刻から
経過した時間が所定の上限値を超える組み合わせを無効
化する。
【0057】すなわち、履歴手段13によって履歴とし
て識別情報と網識別情報との組み合わせが蓄積される時
間がこのような上限値以下に制限されるので、発信元や
着信先となった端末、あるいはその端末が収容されたノ
ード装置にかかわる移設、撤去、サービスオーダの変更
に際して既に蓄積されている組み合わせが何ら更新され
ない場合であっても、このような移設、撤去、サービス
オーダの変更に起因して無用にサービス品質が低下し、
または不完了呼が発生する確率が小さく抑えられる。
て識別情報と網識別情報との組み合わせが蓄積される時
間がこのような上限値以下に制限されるので、発信元や
着信先となった端末、あるいはその端末が収容されたノ
ード装置にかかわる移設、撤去、サービスオーダの変更
に際して既に蓄積されている組み合わせが何ら更新され
ない場合であっても、このような移設、撤去、サービス
オーダの変更に起因して無用にサービス品質が低下し、
または不完了呼が発生する確率が小さく抑えられる。
【0058】請求項8に記載の発明にかかわるノード装
置では、請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載の
ノード装置において、端末インタフェース手段32-1〜
32-nは、端末31-1〜31-nとの物理的なインタフェ
ースを個別にとる。制御手段12は、端末インタフェー
ス手段32-1〜32-nを介して端末31-1〜31-nに生
起した個々の呼について、発信元と着信先との双方ある
いは何れか一方を示す識別情報と、単一または複数Pの
網の内、その識別情報で個別に示される発信元または着
信先に接続された網を示す網識別子との組み合わせを取
得する。
置では、請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載の
ノード装置において、端末インタフェース手段32-1〜
32-nは、端末31-1〜31-nとの物理的なインタフェ
ースを個別にとる。制御手段12は、端末インタフェー
ス手段32-1〜32-nを介して端末31-1〜31-nに生
起した個々の呼について、発信元と着信先との双方ある
いは何れか一方を示す識別情報と、単一または複数Pの
網の内、その識別情報で個別に示される発信元または着
信先に接続された網を示す網識別子との組み合わせを取
得する。
【0059】すなわち、履歴手段13は、発信元または
着信先が自局に収容された端末31-1〜31-nの何れか
に該当する呼について、その端末の識別情報を含んでな
る組み合わせの履歴をとる。したがって、加入者線交換
機、構内交換機のように何らかの端末を収容するノード
装置に対して、請求項1ないし請求項7に記載の発明の
適用が可能となる。
着信先が自局に収容された端末31-1〜31-nの何れか
に該当する呼について、その端末の識別情報を含んでな
る組み合わせの履歴をとる。したがって、加入者線交換
機、構内交換機のように何らかの端末を収容するノード
装置に対して、請求項1ないし請求項7に記載の発明の
適用が可能となる。
【0060】請求項9に記載の発明にかかわるノード装
置では、請求項1ないし請求項8の何れか1項に記載の
ノード装置において、履歴手段13によって履歴がとら
れた個々の組み合わせに含まれる識別情報は、発信元と
着信先との双方または何れか一方について収容された網
を示し、その網で付与されるべきユニークなアドレスを
含まない。
置では、請求項1ないし請求項8の何れか1項に記載の
ノード装置において、履歴手段13によって履歴がとら
れた個々の組み合わせに含まれる識別情報は、発信元と
着信先との双方または何れか一方について収容された網
を示し、その網で付与されるべきユニークなアドレスを
含まない。
【0061】すなわち、履歴として蓄積されるべき組み
合わせの情報量が方路選定に際して出方路の候補となる
網の特定に要する最小限度の情報量となるので、請求項
1〜8に記載の発明に比べて、履歴の蓄積に要する記憶
領域のサイズおよび処理量その他の資源の削減がはから
れる。請求項10に記載の発明にかかわるノード装置で
は、請求項1ないし請求項9の何れか1項に記載のノー
ド装置において、保守運用支援手段41は、単一または
複数Pの網と、端末インタフェース手段32-1〜32-n
を介して収容された端末31-1〜31-nと、通信リンク
との全てあるいは一部を介して与えられ、かつ識別情報
を含むサービスオーダを取得する。履歴手段13は、履
歴として既に蓄積されている組み合わせの内、このよう
にして取得されたサービスオーダに含まれる識別情報を
含む組み合わせについて、そのサービスオーダとの整合
をはかる。
合わせの情報量が方路選定に際して出方路の候補となる
網の特定に要する最小限度の情報量となるので、請求項
1〜8に記載の発明に比べて、履歴の蓄積に要する記憶
領域のサイズおよび処理量その他の資源の削減がはから
れる。請求項10に記載の発明にかかわるノード装置で
は、請求項1ないし請求項9の何れか1項に記載のノー
ド装置において、保守運用支援手段41は、単一または
複数Pの網と、端末インタフェース手段32-1〜32-n
を介して収容された端末31-1〜31-nと、通信リンク
との全てあるいは一部を介して与えられ、かつ識別情報
を含むサービスオーダを取得する。履歴手段13は、履
歴として既に蓄積されている組み合わせの内、このよう
にして取得されたサービスオーダに含まれる識別情報を
含む組み合わせについて、そのサービスオーダとの整合
をはかる。
【0062】すなわち、履歴手段13によって履歴とし
て蓄積された組み合わせは、発信元あるいは着信先とな
った端末のサービスオーダの更新に応じて更新されるの
で、このような更新が行われないことに起因する無用な
不完了呼の発生やサービス品質の低下が確度高く回避さ
れる。請求項11に記載の発明にかかわる端末装置で
は、網インタフェース手段52は、請求項1ないし請求
項10の何れか1項に記載のノード装置50に接続され
た網51との物理的なインタフェースをとる。制御手段
53は、このような網51から網インタフェース手段5
2を介して着信し、あるいは自局に生起した呼につい
て、呼設定を行う。
て蓄積された組み合わせは、発信元あるいは着信先とな
った端末のサービスオーダの更新に応じて更新されるの
で、このような更新が行われないことに起因する無用な
不完了呼の発生やサービス品質の低下が確度高く回避さ
れる。請求項11に記載の発明にかかわる端末装置で
は、網インタフェース手段52は、請求項1ないし請求
項10の何れか1項に記載のノード装置50に接続され
た網51との物理的なインタフェースをとる。制御手段
53は、このような網51から網インタフェース手段5
2を介して着信し、あるいは自局に生起した呼につい
て、呼設定を行う。
【0063】また、マンマシンインタフェース手段55
は、自局のサービスオーダについて、設定あるいは更新
にかかわるマンマシンインタフェースをとる。情報交換
手段54は、上述した呼設定の手順に基づいて網インタ
フェース手段52と網51とを介して対向するノード装
置50と、所望の伝送情報の送信と受信との双方あるい
は何れか一方を行い、かつマンマシンインタフェース手
段55を介して設定され、あるいは更新されたサービス
オーダを伝送情報としてそのノード装置50宛に送信す
る。
は、自局のサービスオーダについて、設定あるいは更新
にかかわるマンマシンインタフェースをとる。情報交換
手段54は、上述した呼設定の手順に基づいて網インタ
フェース手段52と網51とを介して対向するノード装
置50と、所望の伝送情報の送信と受信との双方あるい
は何れか一方を行い、かつマンマシンインタフェース手
段55を介して設定され、あるいは更新されたサービス
オーダを伝送情報としてそのノード装置50宛に送信す
る。
【0064】すなわち、ノード装置50では、本発明に
かかわる端末装置の稼働状況等を示すサービスオーダが
適宜与えられるので、サービス品質が高く維持され、か
つランニングコストの削減がはかられる。請求項12に
記載の発明にかかわる記憶媒体は、請求項1ないし請求
項10の何れか1項に記載のノード装置を構成する網イ
ンタフェース手段11-1〜11-P、制御手段12、履歴
手段13、履歴伝達手段21、22、端末インタフェー
ス手段32-1〜32-n、保守運用支援手段41の全てあ
るいは一部としてコンピュータを機能させるプログラム
が格納され、かつコンピュータ読み取りが可能である。
かかわる端末装置の稼働状況等を示すサービスオーダが
適宜与えられるので、サービス品質が高く維持され、か
つランニングコストの削減がはかられる。請求項12に
記載の発明にかかわる記憶媒体は、請求項1ないし請求
項10の何れか1項に記載のノード装置を構成する網イ
ンタフェース手段11-1〜11-P、制御手段12、履歴
手段13、履歴伝達手段21、22、端末インタフェー
ス手段32-1〜32-n、保守運用支援手段41の全てあ
るいは一部としてコンピュータを機能させるプログラム
が格納され、かつコンピュータ読み取りが可能である。
【0065】このようなプログラムは、上述したコンピ
ュータによって実行されるべきソフトウエアまたはその
コンピュータに組み込まれたマイクロプログラムとして
構成され、このようなコンピュータとは別体の着脱可能
な記憶媒体に記録されることによって流通し得る。した
がって、本発明にかかわる記憶媒体からこのようなプロ
グラムを読み取ってする実行するコンピュータは、上述
したノード装置50の構成要素となる。
ュータによって実行されるべきソフトウエアまたはその
コンピュータに組み込まれたマイクロプログラムとして
構成され、このようなコンピュータとは別体の着脱可能
な記憶媒体に記録されることによって流通し得る。した
がって、本発明にかかわる記憶媒体からこのようなプロ
グラムを読み取ってする実行するコンピュータは、上述
したノード装置50の構成要素となる。
【0066】請求項13に記載の発明にかかわる記憶媒
体は、請求項11に記載の端末装置を構成する網インタ
フェース手段52、制御手段53、情報交換手段54お
よびマンマシンインタフェース手段55の全てあるいは
一部としてコンピュータを機能させるプログラムが格納
され、かつコンピュータ読み取りが可能である。このよ
うなプログラムは、上述したコンピュータによって実行
されるべきソフトウエアまたはそのコンピュータに組み
込まれたマイクロプログラムとして構成され、このよう
なコンピュータとは別体の着脱可能な記憶媒体に記録さ
れることによって流通し得る。
体は、請求項11に記載の端末装置を構成する網インタ
フェース手段52、制御手段53、情報交換手段54お
よびマンマシンインタフェース手段55の全てあるいは
一部としてコンピュータを機能させるプログラムが格納
され、かつコンピュータ読み取りが可能である。このよ
うなプログラムは、上述したコンピュータによって実行
されるべきソフトウエアまたはそのコンピュータに組み
込まれたマイクロプログラムとして構成され、このよう
なコンピュータとは別体の着脱可能な記憶媒体に記録さ
れることによって流通し得る。
【0067】したがって、本発明にかかわる記憶媒体か
らこのようなプログラムを読み取ってする実行するコン
ピュータは、上述した端末装置の構成要素となる。
らこのようなプログラムを読み取ってする実行するコン
ピュータは、上述した端末装置の構成要素となる。
【0068】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態について詳細に説明する。
施形態について詳細に説明する。
【0069】図3は、請求項1〜13に記載の発明に対
応した実施形態を示す図である。本実施形態と図12に
示す従来例との構成の相違点は、構内交換機100-1、
100-2に代えて構内交換機80-1、80-2が備えられ
た点にある。構内交換機80-1と構内交換機100-1と
の構成の相違点は、VoIPゲートウエイ109-1、1
09-2に代えてVoIPゲートウエイ81-1、81-2が
備えられ、かつプロセッサ112-1に代えてプロセッサ
82-1が備えられた点にある。
応した実施形態を示す図である。本実施形態と図12に
示す従来例との構成の相違点は、構内交換機100-1、
100-2に代えて構内交換機80-1、80-2が備えられ
た点にある。構内交換機80-1と構内交換機100-1と
の構成の相違点は、VoIPゲートウエイ109-1、1
09-2に代えてVoIPゲートウエイ81-1、81-2が
備えられ、かつプロセッサ112-1に代えてプロセッサ
82-1が備えられた点にある。
【0070】VoIPゲートウエイ81-1とVoIPゲ
ートウエイ109-1との構成の相違点は、プロセッサ1
20-1に代えてプロセッサ83-1が備えられた点にあ
る。なお、構内交換機80-2の構成については、構内交
換機80-1の構成と同じであるので、以下では、対応す
る構成要素に添え番号「2」が付加された同じ符号を付
与することとし、ここでは、その説明および図示を省略
する。
ートウエイ109-1との構成の相違点は、プロセッサ1
20-1に代えてプロセッサ83-1が備えられた点にあ
る。なお、構内交換機80-2の構成については、構内交
換機80-1の構成と同じであるので、以下では、対応す
る構成要素に添え番号「2」が付加された同じ符号を付
与することとし、ここでは、その説明および図示を省略
する。
【0071】また、本実施形態と図1および図2に示す
ブロック図との対応関係については、VoIPゲートウ
エイ81-1、81-2は網インタフェース手段11-1〜1
1-Pに対応し、プロセッサ82-1、83-1(82-2、8
3-2)および通信リンク111-1(111-2)は制御手
段12に対応し、プロセッサ82-1(82-2)は履歴手
段13に対応し、プロセッサ83-1(83-2)および通
信リンク111-1(111-2)は履歴伝達手段21、2
2に対応し、端末104-11〜104-1M(104-21〜
104-2M)は端末31-1〜31-nに対応し、内線トラ
ンク107-11 〜107-1M(107-11〜107-1M)は
端末インタフェース手段32-1〜32-nに対応し、プロ
セッサ82-1(82-2)に接続され、かつ保守および運
用に供される端末(図示されない。)は保守運用支援手
段41に対応し、構内交換機80-1(80-2)あるいは
VoIPゲートウエイ81-1(81-2)はノード装置5
0に対応し、LAN105-1(105-2)は網51に対
応し、情報端末106-11〜106-1N(106-21〜1
06-2N)は網インタフェース手段52、制御手段53、
情報交換手段54およびマンマシンインタフェース手段
55に対応する。
ブロック図との対応関係については、VoIPゲートウ
エイ81-1、81-2は網インタフェース手段11-1〜1
1-Pに対応し、プロセッサ82-1、83-1(82-2、8
3-2)および通信リンク111-1(111-2)は制御手
段12に対応し、プロセッサ82-1(82-2)は履歴手
段13に対応し、プロセッサ83-1(83-2)および通
信リンク111-1(111-2)は履歴伝達手段21、2
2に対応し、端末104-11〜104-1M(104-21〜
104-2M)は端末31-1〜31-nに対応し、内線トラ
ンク107-11 〜107-1M(107-11〜107-1M)は
端末インタフェース手段32-1〜32-nに対応し、プロ
セッサ82-1(82-2)に接続され、かつ保守および運
用に供される端末(図示されない。)は保守運用支援手
段41に対応し、構内交換機80-1(80-2)あるいは
VoIPゲートウエイ81-1(81-2)はノード装置5
0に対応し、LAN105-1(105-2)は網51に対
応し、情報端末106-11〜106-1N(106-21〜1
06-2N)は網インタフェース手段52、制御手段53、
情報交換手段54およびマンマシンインタフェース手段
55に対応する。
【0072】図4は、請求項1〜6、8、9、12、1
3に記載の発明に対応した本実施形態の動作フローチャ
ートである。図5は、請求項1、8、9、12、13に
記載の発明に対応した本実施形態の動作を説明する図で
ある。以下、図3〜図5を参照して請求項1、8、9、
12、13に記載の発明に対応した本実施形態の動作を
説明する。
3に記載の発明に対応した本実施形態の動作フローチャ
ートである。図5は、請求項1、8、9、12、13に
記載の発明に対応した本実施形態の動作を説明する図で
ある。以下、図3〜図5を参照して請求項1、8、9、
12、13に記載の発明に対応した本実施形態の動作を
説明する。
【0073】構内交換機80-2に備えられたプロセッサ
82-2は、端末104-21〜104-2Mおよび情報端末1
06-21〜106-2Nに生起した個々の着信呼について、
図6に示すように、「着信時刻」、発信元を示す「発信
者番号」、着信先を示す「着信者番号」および後述する
「インタネット情報」からなるレコードが履歴として格
納されるログレジスタ(以下、プロセッサ82-2と共通
の添え番号「2」が付加されてなる符号「91-2」を付
与して示す。)と、そのログレジスタ91-2のレコード
の内、新たなレコードの格納が許容されるレコードのポ
インタを示すログポインタ(以下、プロセッサ82-2と
共通の添え番号「2」が付加されてなる符号「92-2」
を付与して示す。)とを主記憶の特定の領域に有する。
82-2は、端末104-21〜104-2Mおよび情報端末1
06-21〜106-2Nに生起した個々の着信呼について、
図6に示すように、「着信時刻」、発信元を示す「発信
者番号」、着信先を示す「着信者番号」および後述する
「インタネット情報」からなるレコードが履歴として格
納されるログレジスタ(以下、プロセッサ82-2と共通
の添え番号「2」が付加されてなる符号「91-2」を付
与して示す。)と、そのログレジスタ91-2のレコード
の内、新たなレコードの格納が許容されるレコードのポ
インタを示すログポインタ(以下、プロセッサ82-2と
共通の添え番号「2」が付加されてなる符号「92-2」
を付与して示す。)とを主記憶の特定の領域に有する。
【0074】なお、このようなログレジスタ91-2につ
いてプロセッサ82-2によって行われる領域管理の方式
と、その領域管理に基づくログポインタ92-2の更新処
理の手順とについては、公知の多様な技術の適用が可能
であり、かつ本願発明の特徴ではないので、以下では、
これらの説明を省略する。また、端末106-11 が従来
例と同様にして端末104-21 宛に発信した場合には、
VoIPゲートウエイ81-1に備えられたプロセッサ8
3-1は、所定の呼設定の手順に基づいてその端末106
-11 に割り付けられたIPアドレス(ここでは、簡単の
ため、グローバルアドレス「172・18・21・3」
であると仮定する。)を取得する。さらに、プロセッサ
83-1は、バス119-1および回線インタフェース部1
31-1を介してインタネット102に、図7に示すよう
に、そのIPアドレスを含む「インタネット情報」を
「呼設定にかかわるメッセージ」として送出する。
いてプロセッサ82-2によって行われる領域管理の方式
と、その領域管理に基づくログポインタ92-2の更新処
理の手順とについては、公知の多様な技術の適用が可能
であり、かつ本願発明の特徴ではないので、以下では、
これらの説明を省略する。また、端末106-11 が従来
例と同様にして端末104-21 宛に発信した場合には、
VoIPゲートウエイ81-1に備えられたプロセッサ8
3-1は、所定の呼設定の手順に基づいてその端末106
-11 に割り付けられたIPアドレス(ここでは、簡単の
ため、グローバルアドレス「172・18・21・3」
であると仮定する。)を取得する。さらに、プロセッサ
83-1は、バス119-1および回線インタフェース部1
31-1を介してインタネット102に、図7に示すよう
に、そのIPアドレスを含む「インタネット情報」を
「呼設定にかかわるメッセージ」として送出する。
【0075】このインタネット情報は、インタネット1
02を介してVoIPゲートウエイ81-2に与えられ、
そのVoIPゲートウエイ81-2では、回線インタフェ
ース部131-2およびバス119-2を介してプロセッサ
83-2に与えられる。プロセッサ83-2は、この「イン
タネット情報」が与えられると、該当する着信呼の着信
先がLAN105-2に収容された情報端末106-21〜
106-2Nであるか否かの判別を行う。
02を介してVoIPゲートウエイ81-2に与えられ、
そのVoIPゲートウエイ81-2では、回線インタフェ
ース部131-2およびバス119-2を介してプロセッサ
83-2に与えられる。プロセッサ83-2は、この「イン
タネット情報」が与えられると、該当する着信呼の着信
先がLAN105-2に収容された情報端末106-21〜
106-2Nであるか否かの判別を行う。
【0076】さらに、プロセッサ83-2は、この判別の
結果が偽である場合には、通信リンク111-2を介して
対向するプロセッサ82-2宛に、該当する「インタネッ
ト情報」を送出する。プロセッサ82-2は、この「イン
タネット情報」が与えられると、端末104-21〜10
4-2Mの内、該当する着信呼の着信先となるべき端末を
識別する(図4(1))。
結果が偽である場合には、通信リンク111-2を介して
対向するプロセッサ82-2宛に、該当する「インタネッ
ト情報」を送出する。プロセッサ82-2は、この「イン
タネット情報」が与えられると、端末104-21〜10
4-2Mの内、該当する着信呼の着信先となるべき端末を
識別する(図4(1))。
【0077】さらに、プロセッサ82-2は、この時点の
時刻を既述の「着信時刻」として取得し(図4(2))、か
つログレジスタ91-2のレコードの内、ログポインタ9
2-2で示されるレコードに、これらの「インタネット情
報」および「着信時刻」に併せて、呼設定の手順に基づ
いて得られた「発信者番号」(=内線番号「130
0」)および「着信者番号」(=内線番号「210
0」)を格納する(図4(3))。
時刻を既述の「着信時刻」として取得し(図4(2))、か
つログレジスタ91-2のレコードの内、ログポインタ9
2-2で示されるレコードに、これらの「インタネット情
報」および「着信時刻」に併せて、呼設定の手順に基づ
いて得られた「発信者番号」(=内線番号「130
0」)および「着信者番号」(=内線番号「210
0」)を格納する(図4(3))。
【0078】なお、このような着信呼が完了呼となる過
程において、構内交換機80-1、80-2およびVoIP
ゲートウエイ81-1、81-2の各部が連係して行う動作
については、上述した処理が行われる点を除いて従来例
と同じであるので、ここでは、その説明を省略する。ま
た、端末104-21 では、例えば、LAN105-1に収
容された情報端末106-11 宛に発信が行われる際に
は、操作者によって設定されるダイヤル番号は、従来例
と同様にしてGW番号「4000」が含まれず、かつ既
述の方路番号「111」とこの情報端末106-11 に付
与された内線番号「1300」とで構成される。
程において、構内交換機80-1、80-2およびVoIP
ゲートウエイ81-1、81-2の各部が連係して行う動作
については、上述した処理が行われる点を除いて従来例
と同じであるので、ここでは、その説明を省略する。ま
た、端末104-21 では、例えば、LAN105-1に収
容された情報端末106-11 宛に発信が行われる際に
は、操作者によって設定されるダイヤル番号は、従来例
と同様にしてGW番号「4000」が含まれず、かつ既
述の方路番号「111」とこの情報端末106-11 に付
与された内線番号「1300」とで構成される。
【0079】プロセッサ82-2は、このような発信呼の
呼処理の過程では、従来例と同様の手順に基づいて行わ
れる「番号解析処理」に先行して、以下の手順に基づく
「前置解析処理」を行う。 (1) ログレジスタ91-2の有効なレコードの内、「発信
者番号」フィールドの値が上述したダイヤル番号に含ま
れる内線番号「1300」に等しいレコードを検索する
(図4(4))。
呼処理の過程では、従来例と同様の手順に基づいて行わ
れる「番号解析処理」に先行して、以下の手順に基づく
「前置解析処理」を行う。 (1) ログレジスタ91-2の有効なレコードの内、「発信
者番号」フィールドの値が上述したダイヤル番号に含ま
れる内線番号「1300」に等しいレコードを検索する
(図4(4))。
【0080】(2) 該当するレコードが何ら検索されなか
った場合には、既述の「番号解析処理」を開始する(図
4(5))。 (3) しかし、該当するレコードが検出された場合には、
そのレコードに含まれる「インタネット情報」(IPア
ドレス)を既述の「前置解析処理」の結果として取得す
る(図4(6))と共に、「番号解析処理」を省略する。
った場合には、既述の「番号解析処理」を開始する(図
4(5))。 (3) しかし、該当するレコードが検出された場合には、
そのレコードに含まれる「インタネット情報」(IPア
ドレス)を既述の「前置解析処理」の結果として取得す
る(図4(6))と共に、「番号解析処理」を省略する。
【0081】また、プロセッサ82-2は、上述した「番
号解析処理」の結果が得られた後には、番号計画に基づ
いて出方路を公衆電話網101に選定し、その公衆電話
網101を介して構内交換機100-1宛に、着信呼の通
知を意味するメッセージとして該当するダイヤル番号を
与える。なお、このような場合における構内交換機10
0-1およびVoIPゲートウエイ81-1の各部の連係動
作については、従来例と同じであるので、ここでは、そ
の説明を省略する。
号解析処理」の結果が得られた後には、番号計画に基づ
いて出方路を公衆電話網101に選定し、その公衆電話
網101を介して構内交換機100-1宛に、着信呼の通
知を意味するメッセージとして該当するダイヤル番号を
与える。なお、このような場合における構内交換機10
0-1およびVoIPゲートウエイ81-1の各部の連係動
作については、従来例と同じであるので、ここでは、そ
の説明を省略する。
【0082】しかし、上述した「前置解析処理」の結果
が得られた場合には、プロセッサ82-2は、該当する発
信呼の出方路としてインタネット102を選定し(図4
(7))、かつ第二の特定の方路を介してVoIPゲートウ
エイ81-2に、この「前置解析処理」の結果である「イ
ンタネット情報」(IPアドレス)を呼設定の手順に基
づいて与える(図4(8))。
が得られた場合には、プロセッサ82-2は、該当する発
信呼の出方路としてインタネット102を選定し(図4
(7))、かつ第二の特定の方路を介してVoIPゲートウ
エイ81-2に、この「前置解析処理」の結果である「イ
ンタネット情報」(IPアドレス)を呼設定の手順に基
づいて与える(図4(8))。
【0083】なお、このような場合に該当する発信呼の
呼設定の過程でVoIPゲートウエイ81-2によって行
われる処理については、従来例において端末104-21
が情報端末106-11 宛に発信することによって生起し
た呼についてVoIPゲートウエイ81-1が行う処理と
の対比においては、出方路がLAN105-1ではなくイ
ンタネット102である点を除いて基本的に同じであ
る。したがって、ここでは、その説明を省略する。
呼設定の過程でVoIPゲートウエイ81-2によって行
われる処理については、従来例において端末104-21
が情報端末106-11 宛に発信することによって生起し
た呼についてVoIPゲートウエイ81-1が行う処理と
の対比においては、出方路がLAN105-1ではなくイ
ンタネット102である点を除いて基本的に同じであ
る。したがって、ここでは、その説明を省略する。
【0084】さらに、この発信呼の呼処理の過程でVo
IPゲートウエイ81-2と連係してVoIPゲートウエ
イ81-1が行う処理については、従来例において端末1
04-21 が情報端末106-11 宛に発信することによっ
て生起した呼についたVoIPゲートウエイ81-1が行
う処理との対比においては、入方路がLAN105-1で
はなく既述の第二の特定の方路である点を除いて基本的
に同じである。したがって、ここでは、その説明を省略
する。
IPゲートウエイ81-2と連係してVoIPゲートウエ
イ81-1が行う処理については、従来例において端末1
04-21 が情報端末106-11 宛に発信することによっ
て生起した呼についたVoIPゲートウエイ81-1が行
う処理との対比においては、入方路がLAN105-1で
はなく既述の第二の特定の方路である点を除いて基本的
に同じである。したがって、ここでは、その説明を省略
する。
【0085】このように本実施形態によれば、端末10
4-21 の操作者が設定すべきダイヤル番号について何ら
制約が課されることなく、インタネット102を介して
着信した実績がある呼の発信元が着信先となるべき発信
呼については、図5(1) に示すように、そのインタネッ
ト102に対して確度高く、かつ優先的に出方路が設定
される。
4-21 の操作者が設定すべきダイヤル番号について何ら
制約が課されることなく、インタネット102を介して
着信した実績がある呼の発信元が着信先となるべき発信
呼については、図5(1) に示すように、そのインタネッ
ト102に対して確度高く、かつ優先的に出方路が設定
される。
【0086】すなわち、端末104-21〜104-2Mにつ
いては、発信時における操作が繁雑化することなく、公
衆電話網101より料金が格安であるインタネット10
2が積極的に適用されるために、ランニングコストの低
減がはかられる。なお、本実施形態では、実際に生起し
た着信呼の発信元である情報端末106-11 に予め付与
されたIPアドレスが既述の「インタネット情報」とし
てログレジスタ91-2に格納されているが、DNS(Dom
ain Name System)等を介してIPアドレスが確実に得ら
れるならば、例えば、図8に示すように、このIPアド
レスに代えてその情報端末106-11 のホスト名「12
3X・abc・efg」が適用されてもよい。
いては、発信時における操作が繁雑化することなく、公
衆電話網101より料金が格安であるインタネット10
2が積極的に適用されるために、ランニングコストの低
減がはかられる。なお、本実施形態では、実際に生起し
た着信呼の発信元である情報端末106-11 に予め付与
されたIPアドレスが既述の「インタネット情報」とし
てログレジスタ91-2に格納されているが、DNS(Dom
ain Name System)等を介してIPアドレスが確実に得ら
れるならば、例えば、図8に示すように、このIPアド
レスに代えてその情報端末106-11 のホスト名「12
3X・abc・efg」が適用されてもよい。
【0087】また、本実施形態では、上述したIPアド
レスが「インタネット情報」としてログレジスタ91-2
に格納されているが、例えば、この「インタネット情
報」については、 ・ 履歴の対象となった呼の発信元の端末が収容された
交換機(ノード装置)、 ・ その呼の中継交換を行った交換機(ノード装置)、 ・ これらの交換機(ノード装置)によって選定された
出方路の何れかを示す識別情報のように、呼処理や呼設
定の過程で確実に取得され、かつ出方路としてインタネ
ット102が確実に選定される情報であれば、如何なる
情報であってもよい。
レスが「インタネット情報」としてログレジスタ91-2
に格納されているが、例えば、この「インタネット情
報」については、 ・ 履歴の対象となった呼の発信元の端末が収容された
交換機(ノード装置)、 ・ その呼の中継交換を行った交換機(ノード装置)、 ・ これらの交換機(ノード装置)によって選定された
出方路の何れかを示す識別情報のように、呼処理や呼設
定の過程で確実に取得され、かつ出方路としてインタネ
ット102が確実に選定される情報であれば、如何なる
情報であってもよい。
【0088】さらに、このような情報については、上述
したIPアドレスに比べて情報量が少ないので、呼処理
の過程で参照されるべきログレジスタ91-2のサイズが
低減されると共に、呼処理の効率化およびその呼処理に
適用されるべき資源の削減が可能となる。以下、図3〜
図8を参照して請求項2に記載の発明に対応した本実施
形態の動作を説明する。
したIPアドレスに比べて情報量が少ないので、呼処理
の過程で参照されるべきログレジスタ91-2のサイズが
低減されると共に、呼処理の効率化およびその呼処理に
適用されるべき資源の削減が可能となる。以下、図3〜
図8を参照して請求項2に記載の発明に対応した本実施
形態の動作を説明する。
【0089】本実施形態と請求項1、8、9、12、1
3に記載の発明に対応した実施形態との相違点は、構内
交換機80-2においてプロセッサ82-2が行う下記の処
理にある。プロセッサ82-2は、その「インタネット情
報」が与えられると、該当する着信呼の着信先が端末1
04-21〜104-2Mの何れかに該当するか否かの判別を
行う。
3に記載の発明に対応した実施形態との相違点は、構内
交換機80-2においてプロセッサ82-2が行う下記の処
理にある。プロセッサ82-2は、その「インタネット情
報」が与えられると、該当する着信呼の着信先が端末1
04-21〜104-2Mの何れかに該当するか否かの判別を
行う。
【0090】さらに、プロセッサ82-2は、その判別の
結果が真である場合に限って、その時点の時刻を既述の
「着信時刻」として取得する。しかし、ログレジスタ9
1-2のレコードの内、ログポインタ92-2で示されるレ
コードに、既述の「インタネット情報」および「着信時
刻」に併せて、呼設定の手順に基づいて得られた「発信
者番号」(=内線番号「1300」)および「着信者番
号」(=内線番号「2100」)を格納する処理につい
ては、プロセッサ82-2は、該当する着信呼が完了呼と
なる時点まで保留する(図4(a))。
結果が真である場合に限って、その時点の時刻を既述の
「着信時刻」として取得する。しかし、ログレジスタ9
1-2のレコードの内、ログポインタ92-2で示されるレ
コードに、既述の「インタネット情報」および「着信時
刻」に併せて、呼設定の手順に基づいて得られた「発信
者番号」(=内線番号「1300」)および「着信者番
号」(=内線番号「2100」)を格納する処理につい
ては、プロセッサ82-2は、該当する着信呼が完了呼と
なる時点まで保留する(図4(a))。
【0091】また、プロセッサ82-2は、該当する着信
呼が不完了呼となった場合には、これらの「インタネッ
ト情報」、「着信時刻」、「発信者番号」および「着信
者番号」を廃棄し(図4(b))、かつ上述した処理を行わ
ない。
呼が不完了呼となった場合には、これらの「インタネッ
ト情報」、「着信時刻」、「発信者番号」および「着信
者番号」を廃棄し(図4(b))、かつ上述した処理を行わ
ない。
【0092】すなわち、ログレジスタ91-2には、イン
タネット102およびVoIPゲートウエイ81-2を介
して着信した呼の内、完了呼のみについて、「着信時
刻」、「発信者番号」、「着信者番号」および「インタ
ネット情報」が格納される。このように本実施形態によ
れば、情報端末106-11〜106-1Nの内、正常に作動
する情報端末のみについて「インタネット情報」の履歴
がとられるので、ログレジスタ91-2の如何なるレコー
ドにも、完了呼が生起し得ない情報端末の「インタネッ
ト情報」は格納されない。
タネット102およびVoIPゲートウエイ81-2を介
して着信した呼の内、完了呼のみについて、「着信時
刻」、「発信者番号」、「着信者番号」および「インタ
ネット情報」が格納される。このように本実施形態によ
れば、情報端末106-11〜106-1Nの内、正常に作動
する情報端末のみについて「インタネット情報」の履歴
がとられるので、ログレジスタ91-2の如何なるレコー
ドにも、完了呼が生起し得ない情報端末の「インタネッ
ト情報」は格納されない。
【0093】以下、図3〜図8を参照して請求項3〜6
に記載の発明に対応した本実施形態の動作を説明する。
本実施形態と請求項1、2、8、9、12、13に記載
の発明に対応した実施形態との相違点は、情報端末10
6-21 が情報端末106-11 宛に発信することによって
生起した呼がインタネット102を介してVoIPゲー
トウエイ81-1に着信した場合に、そのVoIPゲート
ウエイ81-1に備えられたプロセッサ83-1が行う下記
の処理の手順にある。
に記載の発明に対応した本実施形態の動作を説明する。
本実施形態と請求項1、2、8、9、12、13に記載
の発明に対応した実施形態との相違点は、情報端末10
6-21 が情報端末106-11 宛に発信することによって
生起した呼がインタネット102を介してVoIPゲー
トウエイ81-1に着信した場合に、そのVoIPゲート
ウエイ81-1に備えられたプロセッサ83-1が行う下記
の処理の手順にある。
【0094】なお、情報端末106-21 には、構内交換
機80-2に備えられたプロセッサ82-2によって内線番
号「2300」が予め付与されていると仮定する。構内
交換機80-1に備えられたプロセッサ82-1は、端末1
04-11〜104-1Mおよび情報端末106-11〜106-
1Nに生起した個々の着信呼について、図6に示すよう
に、「着信時刻」、発信元を示す「発信者番号」、着信
先を示す「着信者番号」および後述する「インタネット
情報」からなるレコードの履歴が格納されるログレジス
タ91-1と、そのログレジスタ91-1のレコードの内、
新たなレコードの格納が許容されるレコードを示すログ
ポインタ92-1とを主記憶の特定の領域に有する。
機80-2に備えられたプロセッサ82-2によって内線番
号「2300」が予め付与されていると仮定する。構内
交換機80-1に備えられたプロセッサ82-1は、端末1
04-11〜104-1Mおよび情報端末106-11〜106-
1Nに生起した個々の着信呼について、図6に示すよう
に、「着信時刻」、発信元を示す「発信者番号」、着信
先を示す「着信者番号」および後述する「インタネット
情報」からなるレコードの履歴が格納されるログレジス
タ91-1と、そのログレジスタ91-1のレコードの内、
新たなレコードの格納が許容されるレコードを示すログ
ポインタ92-1とを主記憶の特定の領域に有する。
【0095】なお、このようなログレジスタ91-1の領
域管理は、プロセッサ82-2がログレジスタ91-2に対
して行う領域管理の方式と同じ方式に基づいてプロセッ
サ82-1によって行われる。また、情報端末106-21
が情報端末106-11 宛に発信した場合には、VoIP
ゲートウエイ81-2に備えられたプロセッサ83-2は、
所定の呼設定の手順に基づいてバス119-2および回線
インタフェース部131-2を介してインタネット102
に、その端末106-21 に割り付けられたIPアドレス
を含む「インタネット情報」を送出する。
域管理は、プロセッサ82-2がログレジスタ91-2に対
して行う領域管理の方式と同じ方式に基づいてプロセッ
サ82-1によって行われる。また、情報端末106-21
が情報端末106-11 宛に発信した場合には、VoIP
ゲートウエイ81-2に備えられたプロセッサ83-2は、
所定の呼設定の手順に基づいてバス119-2および回線
インタフェース部131-2を介してインタネット102
に、その端末106-21 に割り付けられたIPアドレス
を含む「インタネット情報」を送出する。
【0096】一方、この「インタネット情報」は、イン
タネット102を介してVoIPゲートウエイ81-1に
与えられ、そのVoIPゲートウエイ81-1では、回線
インタフェース部131-1およびバス119-1を介して
プロセッサ83-1に与えられる。プロセッサ83-1は、
この「インタネット情報」が与えられると、該当する着
信呼の着信先がLAN105-1を介して収容された情報
端末106-11〜106-1Nの何れかであるか否かを判別
し(図4(A))、その判別の結果を示す制御情報に併せ
て、該当する「インタネット情報」を通信リンク111
-1を介してプロセッサ82-1に与える。
タネット102を介してVoIPゲートウエイ81-1に
与えられ、そのVoIPゲートウエイ81-1では、回線
インタフェース部131-1およびバス119-1を介して
プロセッサ83-1に与えられる。プロセッサ83-1は、
この「インタネット情報」が与えられると、該当する着
信呼の着信先がLAN105-1を介して収容された情報
端末106-11〜106-1Nの何れかであるか否かを判別
し(図4(A))、その判別の結果を示す制御情報に併せ
て、該当する「インタネット情報」を通信リンク111
-1を介してプロセッサ82-1に与える。
【0097】プロセッサ82-1は、これらの制御情報お
よび「インタネット情報」が与えられると、その制御情
報が「上述した着信先が情報端末106-11〜106-1N
の何れかであること」を意味する場合には、その時点の
時刻を既述の「着信時刻」として取得し(図4(B))、か
つログレジスタ91-1のレコードの内、ログポインタ9
2-1で示されるレコードに、上述した「インタネット情
報」および「着信時刻」に併せて、呼設定の手順に基づ
いて得られた「発信者番号」(=内線番号「230
0」)および「着信者番号」(=内線番号「130
0」)を格納する(図4(C))。
よび「インタネット情報」が与えられると、その制御情
報が「上述した着信先が情報端末106-11〜106-1N
の何れかであること」を意味する場合には、その時点の
時刻を既述の「着信時刻」として取得し(図4(B))、か
つログレジスタ91-1のレコードの内、ログポインタ9
2-1で示されるレコードに、上述した「インタネット情
報」および「着信時刻」に併せて、呼設定の手順に基づ
いて得られた「発信者番号」(=内線番号「230
0」)および「着信者番号」(=内線番号「130
0」)を格納する(図4(C))。
【0098】すなわち、ログレジスタ91-1には、情報
端末106-11〜106-1Nの何れかにインタネット10
2から着信した呼についても、対応する「インタネット
情報」が自動的に格納される。
端末106-11〜106-1Nの何れかにインタネット10
2から着信した呼についても、対応する「インタネット
情報」が自動的に格納される。
【0099】また、このような「インタネット情報」
は、端末104-11〜104-1Mの何れかに生起した発信
呼の呼処理の過程においても、プロセッサ82-1によっ
て方路選定の基準として参照される。なお、この呼処理
の過程でプロセッサ82-1によって行われる処理の手順
については、請求項1、2、8、9、12、13に記載
の発明に対応した実施形態において、プロセッサ82-2
によって行われる処理の手順と同じであるので、ここで
は、その説明を省略する。
は、端末104-11〜104-1Mの何れかに生起した発信
呼の呼処理の過程においても、プロセッサ82-1によっ
て方路選定の基準として参照される。なお、この呼処理
の過程でプロセッサ82-1によって行われる処理の手順
については、請求項1、2、8、9、12、13に記載
の発明に対応した実施形態において、プロセッサ82-2
によって行われる処理の手順と同じであるので、ここで
は、その説明を省略する。
【0100】すなわち、請求項1、2、8、9、12、
13に記載の発明に対応した実施形態に比べて、実際に
生起した着信呼の発信元の特定に供され得る「インタネ
ット情報」が広範に収集され、これらの「インタネット
情報」が参照されるので、インタネット102を介する
通信路の確保が確度高く行われる。なお、本実施形態で
は、VoIPゲートウエイ81-1およびLAN105-1
を介して情報端末106-11〜106-1Nを収容構内交換
機80-1に備えられたプロセッサ82-1に対して、上述
した制御情報を含む「インタネット情報」が与えられて
いるが、このような制御情報および「インタネット情
報」が履歴の対象として与えられるべき交換機について
は、例えば、公衆網に本発明が適用された場合には、中
継交換局であってもよく、あるいは共通線網あるいは所
定の信号リンクを介して接続された信号中継局(ST
P)や信号端局(SEP)であってもよい。
13に記載の発明に対応した実施形態に比べて、実際に
生起した着信呼の発信元の特定に供され得る「インタネ
ット情報」が広範に収集され、これらの「インタネット
情報」が参照されるので、インタネット102を介する
通信路の確保が確度高く行われる。なお、本実施形態で
は、VoIPゲートウエイ81-1およびLAN105-1
を介して情報端末106-11〜106-1Nを収容構内交換
機80-1に備えられたプロセッサ82-1に対して、上述
した制御情報を含む「インタネット情報」が与えられて
いるが、このような制御情報および「インタネット情
報」が履歴の対象として与えられるべき交換機について
は、例えば、公衆網に本発明が適用された場合には、中
継交換局であってもよく、あるいは共通線網あるいは所
定の信号リンクを介して接続された信号中継局(ST
P)や信号端局(SEP)であってもよい。
【0101】また、プロセッサ82-1がこれらの中継交
換局、信号中継局および信号端局の何れかに対して「イ
ンタネット情報」を送出する場合には、端末104-11
〜104-1M および情報端末106-11〜106-1Nに生
起した着信呼と発信呼との双方、あるいは何れか一方に
かかわる「インタネット情報」のみがログレジスタ91
-1に格納されることによって、方路選定の基準となる
「インタネット情報」の情報源としての機能や負荷の分
散がはかられ、さらに、資源の効率的な利用がはかられ
てもよい。
換局、信号中継局および信号端局の何れかに対して「イ
ンタネット情報」を送出する場合には、端末104-11
〜104-1M および情報端末106-11〜106-1Nに生
起した着信呼と発信呼との双方、あるいは何れか一方に
かかわる「インタネット情報」のみがログレジスタ91
-1に格納されることによって、方路選定の基準となる
「インタネット情報」の情報源としての機能や負荷の分
散がはかられ、さらに、資源の効率的な利用がはかられ
てもよい。
【0102】図9は、請求項7に記載の発明に対応した
本実施形態の動作フローチャートである。以下、図3、
図5〜図9を参照して請求項7に記載の発明に対応した
本実施形態の動作を説明する。本実施形態と請求項1〜
6、8、9、12、13に記載の発明に対応した実施形
態との相違点は、構内交換機80-1、80-2にそれぞれ
備えられたプロセッサ82-1、82-2が行う下記の処理
にある。
本実施形態の動作フローチャートである。以下、図3、
図5〜図9を参照して請求項7に記載の発明に対応した
本実施形態の動作を説明する。本実施形態と請求項1〜
6、8、9、12、13に記載の発明に対応した実施形
態との相違点は、構内交換機80-1、80-2にそれぞれ
備えられたプロセッサ82-1、82-2が行う下記の処理
にある。
【0103】なお、下記の処理については、プロセッサ
82-1、82-2によって同様の手順に基づいて並行して
行われるので、以下では、簡単のため、プロセッサ82
-1のみに着目して説明する。プロセッサ82-1は、ログ
レジスタ91-1の有効な全てのレコードについて、個別
に含まれる「着信時刻」から経過した時間を求め(図9
(1))、その時間が所定の上限値を超える場合には、該当
するレコードを廃棄し(図9(2))、かつ領域管理のアル
ゴリズムに基づいてログポインタ92-1を更新する(図
9(3))。
82-1、82-2によって同様の手順に基づいて並行して
行われるので、以下では、簡単のため、プロセッサ82
-1のみに着目して説明する。プロセッサ82-1は、ログ
レジスタ91-1の有効な全てのレコードについて、個別
に含まれる「着信時刻」から経過した時間を求め(図9
(1))、その時間が所定の上限値を超える場合には、該当
するレコードを廃棄し(図9(2))、かつ領域管理のアル
ゴリズムに基づいてログポインタ92-1を更新する(図
9(3))。
【0104】すなわち、ログレジスタ91-1には、上述
した上限値を超える時間に亘って何れかの着信呼の発信
元にもならなかった情報端末については、「インタネッ
ト情報」は保持されない。したがって、本実施形態によ
れば、撤去され、あるいは移設された可能性が高い情報
端末の「インタネット情報」がログレジスタ91-1に格
納され続けることに起因する無用な不完了呼の発生と、
そのログレジスタ91-1のレコードの無効な割り付けと
が回避される。
した上限値を超える時間に亘って何れかの着信呼の発信
元にもならなかった情報端末については、「インタネッ
ト情報」は保持されない。したがって、本実施形態によ
れば、撤去され、あるいは移設された可能性が高い情報
端末の「インタネット情報」がログレジスタ91-1に格
納され続けることに起因する無用な不完了呼の発生と、
そのログレジスタ91-1のレコードの無効な割り付けと
が回避される。
【0105】図10は、請求項10、11に記載の発明
に対応した本実施形態の動作フローチャートである。以
下、図3、図5〜図8および図10を参照して請求項1
0、11に記載の発明に対応した本実施形態の動作を説
明する。
に対応した本実施形態の動作フローチャートである。以
下、図3、図5〜図8および図10を参照して請求項1
0、11に記載の発明に対応した本実施形態の動作を説
明する。
【0106】本実施形態の特徴は、情報端末106-11
〜106-1N(106-21〜106-2N)およびプロセッ
サ82-1(82-2)、83-1(83-2)が連係して行う
下記の処理の手順にある。なお、以下では、簡単のた
め、情報端末106-11 およびプロセッサ82-1、83
-1のみに着目することとする。
〜106-1N(106-21〜106-2N)およびプロセッ
サ82-1(82-2)、83-1(83-2)が連係して行う
下記の処理の手順にある。なお、以下では、簡単のた
め、情報端末106-11 およびプロセッサ82-1、83
-1のみに着目することとする。
【0107】情報端末106-11 は、LAN105-1に
接続された状態で初めて駆動電力が供給されることによ
って始動した場合には、図11(a) に示すように、この
LAN105-1におけるユニークなアドレスAに併せ
て、所望のサービスの形態を示す「サービスオーダ」を
含む「増設要求」を生成し、その「増設要求」をLAN
105-1に送出する。
接続された状態で初めて駆動電力が供給されることによ
って始動した場合には、図11(a) に示すように、この
LAN105-1におけるユニークなアドレスAに併せ
て、所望のサービスの形態を示す「サービスオーダ」を
含む「増設要求」を生成し、その「増設要求」をLAN
105-1に送出する。
【0108】なお、このような「サービスオーダ」で示
されるサービスの形態とは、例えば、情報端末106-1
1 について、電話番号や収容位置を含み、かつ提供され
るべきサービスの種別や態様と、提供が規制されるべき
サービスの種別とを意味する。VoIPゲートウエイ8
1-1では、プロセッサ83-1は、LANインタフェース
部114-1およびバス119-1を介してその「増設要
求」を取り込み、この「増設要求」に含まれるアドレス
Aが正規であるか否かの判別を行う。
されるサービスの形態とは、例えば、情報端末106-1
1 について、電話番号や収容位置を含み、かつ提供され
るべきサービスの種別や態様と、提供が規制されるべき
サービスの種別とを意味する。VoIPゲートウエイ8
1-1では、プロセッサ83-1は、LANインタフェース
部114-1およびバス119-1を介してその「増設要
求」を取り込み、この「増設要求」に含まれるアドレス
Aが正規であるか否かの判別を行う。
【0109】さらに、プロセッサ83-1は、その判別の
結果が真である場合には、バス119-1、回線インタフ
ェース部113-1および通信リンク111-1を介してプ
ロセッサ82-1に、該当する「増設要求」を与える。プ
ロセッサ82-1は、その「増設要求」に含まれるアドレ
スAに対応したユニークな内線番号a(ここでは、簡単
のため、「1300」であると仮定する。)を取得し
(図10(1))、この内線番号に対応した端末のサービス
オーダとして、この「増設要求」に含まれる「サービス
オーダ」を設定する(図10(2))。
結果が真である場合には、バス119-1、回線インタフ
ェース部113-1および通信リンク111-1を介してプ
ロセッサ82-1に、該当する「増設要求」を与える。プ
ロセッサ82-1は、その「増設要求」に含まれるアドレ
スAに対応したユニークな内線番号a(ここでは、簡単
のため、「1300」であると仮定する。)を取得し
(図10(1))、この内線番号に対応した端末のサービス
オーダとして、この「増設要求」に含まれる「サービス
オーダ」を設定する(図10(2))。
【0110】また、プロセッサ82-1は、このような処
理を完了すると、その旨を意味し、かつ図11(b) に示
すように、上述したアドレスAおよび内線番号aを含む
「増設応答」を生成する(図10(3))と共に、通信リン
ク111-1にこの「増設応答」を送出する(図10
(4))。プロセッサ83-1は、回線インタフェース部11
3-1およびバス119-1を介してその「増設応答」を取
り込み、この「増設応答」に含まれるアドレスAと内線
番号aとを呼設定の過程で参照可能な形式で保持する。
理を完了すると、その旨を意味し、かつ図11(b) に示
すように、上述したアドレスAおよび内線番号aを含む
「増設応答」を生成する(図10(3))と共に、通信リン
ク111-1にこの「増設応答」を送出する(図10
(4))。プロセッサ83-1は、回線インタフェース部11
3-1およびバス119-1を介してその「増設応答」を取
り込み、この「増設応答」に含まれるアドレスAと内線
番号aとを呼設定の過程で参照可能な形式で保持する。
【0111】さらに、プロセッサ83-1は、バス119
-1およびLANインタフェース部114-1を介してLA
N105-1に該当する「増設応答」を送出する。情報端
末106-11 は、その「増設応答」を受信した時点で正
規の稼働状態に移行する。なお、情報端末106-11 と
プロセッサ83-1との間と、そのプロセッサ83-1とプ
ロセッサ82-1との間における種々のメッセージの引き
渡しにかかわる各部の連係動作については、以下では、
上述した「増設要求」および「増設応答」について既述
の通りであるので、その説明を省略する。
-1およびLANインタフェース部114-1を介してLA
N105-1に該当する「増設応答」を送出する。情報端
末106-11 は、その「増設応答」を受信した時点で正
規の稼働状態に移行する。なお、情報端末106-11 と
プロセッサ83-1との間と、そのプロセッサ83-1とプ
ロセッサ82-1との間における種々のメッセージの引き
渡しにかかわる各部の連係動作については、以下では、
上述した「増設要求」および「増設応答」について既述
の通りであるので、その説明を省略する。
【0112】ところで、情報端末106-11 は、移設等
に際して上述したアドレスAに代えてアドレスArが付
与される場合には、図11(c) に示すように、そのアド
レスArに併せて、既述の「サービスオーダ」と先行し
て割り付けられていた内線番号(以下、「旧内線番号」
という。)とを含む「移設要求」を生成すると共に、こ
の「移設要求」をLAN105-1に送出する。
に際して上述したアドレスAに代えてアドレスArが付
与される場合には、図11(c) に示すように、そのアド
レスArに併せて、既述の「サービスオーダ」と先行し
て割り付けられていた内線番号(以下、「旧内線番号」
という。)とを含む「移設要求」を生成すると共に、こ
の「移設要求」をLAN105-1に送出する。
【0113】プロセッサ83-1は、その「移設要求」の
正規性を確認すると、この「移設要求」をプロセッサ8
2-1に与える。プロセッサ82-1は、その「移設要求」
に含まれるアドレスArに対応したユニークな内線番号
ar(旧内線番号「1300」と同じであってもよ
い。)を取得し(図10(5))、この内線番号arに対応
した端末のサービスオーダとして、この「増設要求」に
含まれる「サービスオーダ」を設定する(図10(6))。
正規性を確認すると、この「移設要求」をプロセッサ8
2-1に与える。プロセッサ82-1は、その「移設要求」
に含まれるアドレスArに対応したユニークな内線番号
ar(旧内線番号「1300」と同じであってもよ
い。)を取得し(図10(5))、この内線番号arに対応
した端末のサービスオーダとして、この「増設要求」に
含まれる「サービスオーダ」を設定する(図10(6))。
【0114】さらに、プロセッサ82-1は、ログレジス
タ91-1の有効なレコードの内、「着信者番号」として
上述した旧内線番号を含むレコードを検索し、かつ該当
するレコードに含まれる「着信者番号」を内線番号ar
に更新する(図10(7))。また、プロセッサ82-1は、
このような処理を完了すると、その旨を示し、かつ図1
1(d) に示すように、上述したアドレスArと内線番号
arとを含む「移設応答」を生成する(図10(8))と共
に、通信リンク111-1にこの「移設応答」を送出する
(図10(9))。
タ91-1の有効なレコードの内、「着信者番号」として
上述した旧内線番号を含むレコードを検索し、かつ該当
するレコードに含まれる「着信者番号」を内線番号ar
に更新する(図10(7))。また、プロセッサ82-1は、
このような処理を完了すると、その旨を示し、かつ図1
1(d) に示すように、上述したアドレスArと内線番号
arとを含む「移設応答」を生成する(図10(8))と共
に、通信リンク111-1にこの「移設応答」を送出する
(図10(9))。
【0115】プロセッサ83-1は、その「移設応答」を
取り込み、この「移設応答」に含まれるアドレスArと
内線番号arとを呼設定の過程で参照可能な形式で保持
する。さらに、プロセッサ83-1は、LAN105-1を
介して情報端末106-11 に該当する「移設応答」を与
え、その情報端末106-11 はこの「移設応答」を受信
した時点で、新たなアドレスArに基づく正規の稼働状
態に移行する。
取り込み、この「移設応答」に含まれるアドレスArと
内線番号arとを呼設定の過程で参照可能な形式で保持
する。さらに、プロセッサ83-1は、LAN105-1を
介して情報端末106-11 に該当する「移設応答」を与
え、その情報端末106-11 はこの「移設応答」を受信
した時点で、新たなアドレスArに基づく正規の稼働状
態に移行する。
【0116】また、情報端末106-11 は、その情報端
末106-11 について撤去、あるいは既述のサービスオ
ーダの変更にかかわる操作が操作者によって行われる
と、図11(e) に示すように、アドレスArに併せて、
先行して割り付けられていた内線番号「1300」と、
変更後の「サービスオーダ」(撤去の要求であってもよ
い。)とを含む「状態変更要求」を生成すると共に、そ
の「状態変更要求」をLAN105-1に送出する。
末106-11 について撤去、あるいは既述のサービスオ
ーダの変更にかかわる操作が操作者によって行われる
と、図11(e) に示すように、アドレスArに併せて、
先行して割り付けられていた内線番号「1300」と、
変更後の「サービスオーダ」(撤去の要求であってもよ
い。)とを含む「状態変更要求」を生成すると共に、そ
の「状態変更要求」をLAN105-1に送出する。
【0117】プロセッサ83-1は、その「状態変更要
求」の正規性を確認すると、この「状態変更要求」をプ
ロセッサ82-1に与える。プロセッサ82-1は、その
「状態変更要求」に含まれるアドレスAに対応したユニ
ークな内線番号arを取得し(図10(10)) 、この内線
番号arに対応した端末のサービスオーダとして、この
「状態変更要求」に含まれる「サービスオーダ」を設定
する(図10(11)) 。
求」の正規性を確認すると、この「状態変更要求」をプ
ロセッサ82-1に与える。プロセッサ82-1は、その
「状態変更要求」に含まれるアドレスAに対応したユニ
ークな内線番号arを取得し(図10(10)) 、この内線
番号arに対応した端末のサービスオーダとして、この
「状態変更要求」に含まれる「サービスオーダ」を設定
する(図10(11)) 。
【0118】さらに、プロセッサ82-1は、そのサービ
スオーダが既述の撤去を意味する場合には、ログレジス
タ91-1の有効なレコードの内、「着信者番号」として
上述した内線番号arを含むレコードを削除する(図1
0(12)) 。また、プロセッサ82-1は、このような処理
を完了すると、その旨を示し、かつ図11(f) に示すよ
うに、上述した内線番号arを含む「状態変更応答」を
生成する(図10(13)) と共に、通信リンク111-1に
この「状態変更応答」を送出する(図10(14)) 。
スオーダが既述の撤去を意味する場合には、ログレジス
タ91-1の有効なレコードの内、「着信者番号」として
上述した内線番号arを含むレコードを削除する(図1
0(12)) 。また、プロセッサ82-1は、このような処理
を完了すると、その旨を示し、かつ図11(f) に示すよ
うに、上述した内線番号arを含む「状態変更応答」を
生成する(図10(13)) と共に、通信リンク111-1に
この「状態変更応答」を送出する(図10(14)) 。
【0119】プロセッサ83-1はLAN105-1を介し
て情報端末106-11 にその「状態変更応答」を与え、
かつ情報端末106-11 はこの「状態変更応答」を受信
した時点で、新たなサービスオーダに基づく正規の稼働
状態に移行し、あるいは撤去の完了を認識する。このよ
うに本実施形態によれば、情報端末106-11〜106-
1Nの何れについても、増設、サービスオーダの設定およ
び変更だけではなく、撤去に応じてプロセッサ82-1、
83-1に格納された対応する情報(ログレジスタ91を
含む。)が自動的に更新される。
て情報端末106-11 にその「状態変更応答」を与え、
かつ情報端末106-11 はこの「状態変更応答」を受信
した時点で、新たなサービスオーダに基づく正規の稼働
状態に移行し、あるいは撤去の完了を認識する。このよ
うに本実施形態によれば、情報端末106-11〜106-
1Nの何れについても、増設、サービスオーダの設定およ
び変更だけではなく、撤去に応じてプロセッサ82-1、
83-1に格納された対応する情報(ログレジスタ91を
含む。)が自動的に更新される。
【0120】したがって、請求項1〜9に記載の発明が
適用された通信系では、これらの発明の適用に伴う無用
な不完了呼の発生が回避され、かつ保守および運用にか
かわる作業の省力化とコストの削減とがはかられる。な
お、上述した各実施形態では、LAN105-1、105
-2とインタネット102とのインタフェースがVoIP
ゲートウエイ81-1、81-2が行うプロトコル変換の下
でとられている。
適用された通信系では、これらの発明の適用に伴う無用
な不完了呼の発生が回避され、かつ保守および運用にか
かわる作業の省力化とコストの削減とがはかられる。な
お、上述した各実施形態では、LAN105-1、105
-2とインタネット102とのインタフェースがVoIP
ゲートウエイ81-1、81-2が行うプロトコル変換の下
でとられている。
【0121】しかし、本願発明は、このようなインタネ
ット102に限定されず、既述の第一の特定のポートお
よび第二の特定のポートとの対比において、信号方式、
伝送方式および通信手順の全てあるいは一部が異なる網
であれば、如何なる網についても適用可能である。ま
た、上述した各実施形態では、VoIPゲートウエイ8
1-1、81-2によってLAN105-1、105-2とイン
タネット102とのインタフェースがとられている。
ット102に限定されず、既述の第一の特定のポートお
よび第二の特定のポートとの対比において、信号方式、
伝送方式および通信手順の全てあるいは一部が異なる網
であれば、如何なる網についても適用可能である。ま
た、上述した各実施形態では、VoIPゲートウエイ8
1-1、81-2によってLAN105-1、105-2とイン
タネット102とのインタフェースがとられている。
【0122】しかし、これらのVoIPゲートウエイ8
1-1、81-2に相当する装置は、本願発明が適用された
場合には、上述した第一の特定のポートおよび第二の特
定のポートとの対比において、信号方式、伝送方式、通
信手段の全てあるいは一部が異なる1つあるいは3つ以
上の網が接続されてもよい。さらに、上述した各実施形
態では、端末104-11〜104-1M、104-21〜104
-2M が収容された構内交換機80-1、80-2に本願発明
が適用されている。
1-1、81-2に相当する装置は、本願発明が適用された
場合には、上述した第一の特定のポートおよび第二の特
定のポートとの対比において、信号方式、伝送方式、通
信手段の全てあるいは一部が異なる1つあるいは3つ以
上の網が接続されてもよい。さらに、上述した各実施形
態では、端末104-11〜104-1M、104-21〜104
-2M が収容された構内交換機80-1、80-2に本願発明
が適用されている。
【0123】しかし、本願発明は、このような構内交換
機80-1、80-2に限定されず、関門交換機、あるいは
公衆電話網において所定の加入者線を収容する加入者線
交換機だけではなく、異なる網の間について、 ・ OSIの7層の全てにおいてプロトコル変換を行う
ゲートウエイ、 ・ MAC副層においてプロトコル変換を行うブリッ
ジ、 ・ ネットワーク層においてヘッダを参照することによ
ってルーチングを行うルータに併せて、所望の網の中継
点や末端に配置され、個別にユニークなアドレスに基づ
いて識別可能であるDSUのような多様なノード装置に
も同様に適用可能であるまた、上述した各実施形態で
は、構内交換機80-1、80-2と公衆電話網101との
間と、既述の第一の特定のポートおよび第二の特定のポ
ートに適用された信号方式が何ら示されていない。
機80-1、80-2に限定されず、関門交換機、あるいは
公衆電話網において所定の加入者線を収容する加入者線
交換機だけではなく、異なる網の間について、 ・ OSIの7層の全てにおいてプロトコル変換を行う
ゲートウエイ、 ・ MAC副層においてプロトコル変換を行うブリッ
ジ、 ・ ネットワーク層においてヘッダを参照することによ
ってルーチングを行うルータに併せて、所望の網の中継
点や末端に配置され、個別にユニークなアドレスに基づ
いて識別可能であるDSUのような多様なノード装置に
も同様に適用可能であるまた、上述した各実施形態で
は、構内交換機80-1、80-2と公衆電話網101との
間と、既述の第一の特定のポートおよび第二の特定のポ
ートに適用された信号方式が何ら示されていない。
【0124】しかし、このような信号方式については、
本願発明の特徴ではなく、かつ公知の多様な信号方式の
適用が可能である。さらに、上述した各実施形態では、
端末104-11〜104-1M(104-21 〜104-2M)、
あるいは情報端末106-11〜106-1N(106-21〜
106-2N)にインタネット102を介して着信した呼
について、プロセッサ82-1(82-2)によって「イン
タネット情報」等の履歴がとられている。
本願発明の特徴ではなく、かつ公知の多様な信号方式の
適用が可能である。さらに、上述した各実施形態では、
端末104-11〜104-1M(104-21 〜104-2M)、
あるいは情報端末106-11〜106-1N(106-21〜
106-2N)にインタネット102を介して着信した呼
について、プロセッサ82-1(82-2)によって「イン
タネット情報」等の履歴がとられている。
【0125】しかし、このような「インタネット情報」
については、これらの端末104-11〜104-1M(端末
104-21〜104-2M)、あるいは情報端末106-11
〜106-1N(106-21〜106-2N)に生起し、かつイ
ンタネット102に出方路が選定された発信呼について
履歴がとられてもよい。また、上述した各実施形態で
は、「インタネット情報」等の履歴が着信先の端末や情
報端末が収容された構内交換機によってとられている。
については、これらの端末104-11〜104-1M(端末
104-21〜104-2M)、あるいは情報端末106-11
〜106-1N(106-21〜106-2N)に生起し、かつイ
ンタネット102に出方路が選定された発信呼について
履歴がとられてもよい。また、上述した各実施形態で
は、「インタネット情報」等の履歴が着信先の端末や情
報端末が収容された構内交換機によってとられている。
【0126】しかし、このような「インタネット情報」
の履歴は、該当する呼の発信元の端末や情報端末が収容
された構内交換機、あるいは中継交換機によってとられ
てもよい。さらに、上述した各実施形態では、ログレジ
スタ91-1、91-2に「着信時刻」が格納されている。
しかし、例えば、請求項7に記載の発明が適用されない
場合であっても、これらのログレジスタ91-1、91-2
に先行して格納された「インタネット情報」等の信頼性
の低下が許容され、あるいはその信頼性の低下の緩和あ
るいは回避が別途はかられる場合には、このような「着
信時刻」はログレジスタ91-1、91-2に何ら格納され
なくてもよい。
の履歴は、該当する呼の発信元の端末や情報端末が収容
された構内交換機、あるいは中継交換機によってとられ
てもよい。さらに、上述した各実施形態では、ログレジ
スタ91-1、91-2に「着信時刻」が格納されている。
しかし、例えば、請求項7に記載の発明が適用されない
場合であっても、これらのログレジスタ91-1、91-2
に先行して格納された「インタネット情報」等の信頼性
の低下が許容され、あるいはその信頼性の低下の緩和あ
るいは回避が別途はかられる場合には、このような「着
信時刻」はログレジスタ91-1、91-2に何ら格納され
なくてもよい。
【0127】また、上述した各実施形態では、インタネ
ット電話に適応可能なハードウエアおよびソフトウエア
が備えられた情報端末106-11〜106-1N、106-2
1 〜106-2N が音声通信に供されている。しかし、本
願発明は、これらの情報端末106-11〜106-1N、1
06-21 〜106-2N や端末104-11〜104-1M、1
04-21〜104-2Mがデータ通信に供される場合にも適
用可能である。
ット電話に適応可能なハードウエアおよびソフトウエア
が備えられた情報端末106-11〜106-1N、106-2
1 〜106-2N が音声通信に供されている。しかし、本
願発明は、これらの情報端末106-11〜106-1N、1
06-21 〜106-2N や端末104-11〜104-1M、1
04-21〜104-2Mがデータ通信に供される場合にも適
用可能である。
【0128】さらに、このような場合には、プロセッサ
82-1、82-2によって行われる処理の内、本願発明に
かかわる処理については、プロセッサ83-1、83-2の
手動の下でVoIPゲートウエイ81-1、81-2の各部
が連係することによって行われてもよい。
82-1、82-2によって行われる処理の内、本願発明に
かかわる処理については、プロセッサ83-1、83-2の
手動の下でVoIPゲートウエイ81-1、81-2の各部
が連係することによって行われてもよい。
【0129】また、上述した各実施形態では、ログレジ
スタ91-1、91-2に格納された「インタネット情報」
等の情報は、一般に、公衆電話網101に比べて料金が
格安であるインタネット102に出方路を設定するため
に参照されている。しかし、このような情報について
は、例えば、VoIPゲートウエイ81-1、81-2が共
に共通の複数の通信網に接続されている場合には、 ・ 伝送速度が速い出方路、 ・ 輻輳の程度が小さい出方路、 ・ 発信者が設定すべきダイヤル番号(ダイヤルインに
供される番号を含む。)の桁数が最小となる出方路、 ・ 障害が発生した回線を代替し得る出方路 その他の所望の基準や条件を満たす出方路の候補として
参照されてもよい。
スタ91-1、91-2に格納された「インタネット情報」
等の情報は、一般に、公衆電話網101に比べて料金が
格安であるインタネット102に出方路を設定するため
に参照されている。しかし、このような情報について
は、例えば、VoIPゲートウエイ81-1、81-2が共
に共通の複数の通信網に接続されている場合には、 ・ 伝送速度が速い出方路、 ・ 輻輳の程度が小さい出方路、 ・ 発信者が設定すべきダイヤル番号(ダイヤルインに
供される番号を含む。)の桁数が最小となる出方路、 ・ 障害が発生した回線を代替し得る出方路 その他の所望の基準や条件を満たす出方路の候補として
参照されてもよい。
【0130】さらに、上述した各実施形態では、先行し
てログレジスタ91-1、91-2に格納された情報がこれ
らのログレジスタ91-1、91-2が主記憶の特定の領域
に配置されたプロセッサ82-1、82-2によって直接参
照されている。しかし、このような情報については、ロ
グレジスタ91-1、91-2に相当するメモリが搭載され
たノード装置(所定のリンクを介して対向する構内交換
機、加入者線交換機、中継交換機、信号中継局、信号端
局だけではなく、既述のゲートウエイ、ルータ、ブリッ
ジ等であってもよい。)に、問い合わせることによって
参照されてもよい。
てログレジスタ91-1、91-2に格納された情報がこれ
らのログレジスタ91-1、91-2が主記憶の特定の領域
に配置されたプロセッサ82-1、82-2によって直接参
照されている。しかし、このような情報については、ロ
グレジスタ91-1、91-2に相当するメモリが搭載され
たノード装置(所定のリンクを介して対向する構内交換
機、加入者線交換機、中継交換機、信号中継局、信号端
局だけではなく、既述のゲートウエイ、ルータ、ブリッ
ジ等であってもよい。)に、問い合わせることによって
参照されてもよい。
【0131】
【発明の効果】上述したように請求項1に記載の発明で
は、実際に生起した呼の通信路として供された網は、後
続して生起した呼の発信元で行われるべき着信先の設定
について制約が課されることなく、再び通信路として適
用される。また、請求項2に記載の発明では、請求項1
に記載の発明において生じ得た無用な不完了呼の発生が
回避される。
は、実際に生起した呼の通信路として供された網は、後
続して生起した呼の発信元で行われるべき着信先の設定
について制約が課されることなく、再び通信路として適
用される。また、請求項2に記載の発明では、請求項1
に記載の発明において生じ得た無用な不完了呼の発生が
回避される。
【0132】さらに、請求項3に記載の発明では、呼設
定やプロトコル変換の対象とならなかった呼について
も、識別情報と網識別子とからなる組み合わせが履歴と
して蓄積されることによって、自局に生起した呼の方路
選定に際してこの網識別子で示される網が出方路の候補
となる。また、請求項4に記載の発明では、請求項1ま
たは請求項2に記載の発明にかかわる処理の機能分散と
負荷分散とがトラヒックの分布に適応した形態ではから
れる。
定やプロトコル変換の対象とならなかった呼について
も、識別情報と網識別子とからなる組み合わせが履歴と
して蓄積されることによって、自局に生起した呼の方路
選定に際してこの網識別子で示される網が出方路の候補
となる。また、請求項4に記載の発明では、請求項1ま
たは請求項2に記載の発明にかかわる処理の機能分散と
負荷分散とがトラヒックの分布に適応した形態ではから
れる。
【0133】さらに、請求項5に記載の発明では、履歴
をとるために要する負荷あるいは機能の分散が複数のノ
ード装置によってはかられる。また、請求項6に記載の
発明では、負荷分散と機能分散とが柔軟に達成される。
さらに、請求項7に記載の発明では、発信元や着信先と
なった端末、あるいはその端末が収容されたノード装置
にかかわる移設、撤去、サービスオーダの変更に際して
既に蓄積されている履歴が何ら更新されない場合であっ
ても、このような移設、撤去、サービスオーダの変更に
起因して無用にサービス品質が低下し、または不完了呼
が発生する確率が小さく抑えられる。
をとるために要する負荷あるいは機能の分散が複数のノ
ード装置によってはかられる。また、請求項6に記載の
発明では、負荷分散と機能分散とが柔軟に達成される。
さらに、請求項7に記載の発明では、発信元や着信先と
なった端末、あるいはその端末が収容されたノード装置
にかかわる移設、撤去、サービスオーダの変更に際して
既に蓄積されている履歴が何ら更新されない場合であっ
ても、このような移設、撤去、サービスオーダの変更に
起因して無用にサービス品質が低下し、または不完了呼
が発生する確率が小さく抑えられる。
【0134】また、請求項8に記載の発明では、加入者
線交換機、構内交換機のように何らかの端末を収容する
ノード装置に対する請求項1ないし請求項7に記載の発
明の適用が可能となる。さらに、請求項9に記載の発明
では、請求項1〜8に記載の発明に比べて、履歴の蓄積
に要する記憶領域のサイズおよび処理量その他の資源の
削減がはかられる。
線交換機、構内交換機のように何らかの端末を収容する
ノード装置に対する請求項1ないし請求項7に記載の発
明の適用が可能となる。さらに、請求項9に記載の発明
では、請求項1〜8に記載の発明に比べて、履歴の蓄積
に要する記憶領域のサイズおよび処理量その他の資源の
削減がはかられる。
【0135】また、請求項10に記載の発明では、履歴
として蓄積された組み合わせがサービスオーダの変更に
応じて何ら更新されないことに起因する無用な不完了呼
の発生が確度高く回避される。さらに、請求項11に記
載の発明では、でサービス品質が高く維持され、かつラ
ンニングコストの削減がはかられる。
として蓄積された組み合わせがサービスオーダの変更に
応じて何ら更新されないことに起因する無用な不完了呼
の発生が確度高く回避される。さらに、請求項11に記
載の発明では、でサービス品質が高く維持され、かつラ
ンニングコストの削減がはかられる。
【0136】また、請求項12に記載の発明にかかわる
記憶媒体からプログラムを読み取ってする実行するコン
ピュータは、請求項1ないし請求項10の何れか1項に
記載の発明にかかわるノード装置の構成要素となる。さ
らに、請求項13に記載の発明にかかわる記憶媒体から
プログラムを読み取ってする実行するコンピュータは、
請求項11に記載の発明にかかわる端末装置の構成要素
となる。
記憶媒体からプログラムを読み取ってする実行するコン
ピュータは、請求項1ないし請求項10の何れか1項に
記載の発明にかかわるノード装置の構成要素となる。さ
らに、請求項13に記載の発明にかかわる記憶媒体から
プログラムを読み取ってする実行するコンピュータは、
請求項11に記載の発明にかかわる端末装置の構成要素
となる。
【0137】したがって、これらの発明が適用された通
信系では、端末装置の操作が繁雑化することなく、運用
および保守に要するコストの削減に併せて、サービス品
質および信頼性の向上がはかられる。
信系では、端末装置の操作が繁雑化することなく、運用
および保守に要するコストの削減に併せて、サービス品
質および信頼性の向上がはかられる。
【図1】請求項1〜10、12に記載の発明の原理ブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】請求項11、13に記載の発明の原理ブロック
図である。
図である。
【図3】請求項1〜13に記載の発明に対応した実施形
態を示す図である。
態を示す図である。
【図4】請求項1〜6、8、9、12、13に記載の発
明に対応した本実施形態の動作フローチャートである。
明に対応した本実施形態の動作フローチャートである。
【図5】請求項1、8、9、12、13に記載の発明に
対応した本実施形態の動作を説明する図である。
対応した本実施形態の動作を説明する図である。
【図6】ログレジスタおよびログポインタの構成を示す
図である。
図である。
【図7】発信元によって送出されるインタネット情報の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図8】発信元によって送出されるインタネット情報の
他の構成を示す図である。
他の構成を示す図である。
【図9】請求項7に記載の発明に対応した本実施形態の
動作フローチャートである。
動作フローチャートである。
【図10】請求項10、11に記載の発明に対応した本
実施形態の動作フローチャートである。
実施形態の動作フローチャートである。
【図11】情報端末と構内交換機との間で送受されるメ
ッセージを示す図である。
ッセージを示す図である。
【図12】公衆電話網およびインタネットに接続された
複数の構内交換機からなる通信システムの構成例を示す
図である。
複数の構内交換機からなる通信システムの構成例を示す
図である。
【図13】従来例の動作を説明する図である。
11,52 網インタフェース手段 12,53 制御手段 13 履歴手段 21,22 履歴伝達手段 31,104 端末 32 端末インタフェース手段 41 保守運用支援手段 50 ノード装置 51 網 54 情報交換手段 55 マンマシンインタフェース手段 80,100 構内交換機 81,109 VoIPゲートウエイ 82,83,112,120 プロセッサ 91 ログポインタ 92 ログレジスタ 101 公衆電話網 102 インタネット 103 内線 105 LAN 106 情報端末(PC) 107 内線トランク(LC) 108 外線トランク(BWT) 110 スイッチ 111 通信リンク 113 回線インタフェース部 114 LANインタフェース部 115 折り返し部 116 サブアドレス認識部 117 PAD 118 変換テーブル 119 バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 29/08 H04L 13/00 307Z H04M 3/00 Fターム(参考) 5K030 GA04 HC01 HC13 HD03 HD06 HD09 KA05 KA13 LB02 LB05 LE02 LE03 5K033 AA03 AA04 CB01 CB02 CB09 DA06 DB12 DB14 DB18 EC03 5K034 AA07 AA10 CC05 EE11 FF10 HH04 HH06 HH61 KK12 LL01 NN04 5K051 AA08 AA09 BB01 BB02 GG01 HH18 HH19 JJ14 9A001 CC06 CC08 JJ25 LL09
Claims (13)
- 【請求項1】 単一または複数Pの網との物理的なイン
タフェースを個別にとる網インタフェース手段と、 前記単一または複数Pの網と自局との双方あるいは何れ
か一方に生起した個々の呼について、方路選定を含む呼
設定またはプロトコル変換を行い、かつ発信元と着信先
との双方あるいは何れか一方を個別に示す識別情報と、
これらの網の内、その識別情報で個別に示される発信元
または着信先に接続された網を示す網識別子との組み合
わせを取得する制御手段と、 前記制御手段によって取得された組み合わせの履歴をと
る履歴手段とを備え、 前記制御手段は、 前記単一または複数Pの網あるいは自局に呼が生起した
ときに、前記履歴手段によって先行して前記履歴がとら
れた組み合わせに含まれる識別情報の内、その呼の着信
先を示す識別情報と共に組み合わせをなす網識別子で示
される網を前記方路選定の過程で出方路の候補として適
用することを特徴とするノード装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のノード装置において、 履歴手段は、 呼設定またはプロトコル変換の過程で制御手段によって
完了呼と識別された呼に限って、その制御手段によって
取得された組み合わせの履歴をとることを特徴とするノ
ード装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のノード
装置において、 制御手段によって取得された組み合わせを単一または複
数Pの網の何れにも該当しない通信リンク、あるいはこ
れらの網の内、この組み合わせに含まれる網識別子で示
される網以外の網に送出する履歴伝達手段を備えたこと
を特徴とするノード装置。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載のノード
装置において、 制御手段によって取得された組み合わせをこの組み合わ
せに含まれる識別情報で示される端末あるいはノード装
置宛に、単一または複数Pの網の何れかの網、あるいは
これらの網の何れにも該当しない通信リンクを介して与
える履歴伝達手段を備えたことを特徴とするノード装
置。 - 【請求項5】 請求項3または請求項4に記載のノード
装置において、 履歴手段は、 制御手段によって取得された組み合わせの内、履歴伝達
手段によって何らかの通信リンクあるいは網に送出され
た組み合わせを履歴の対象から除外し、あるいはその履
歴から削除することを特徴するノード装置。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項5の何れか1項に
記載のノード装置において、 履歴手段は、 単一または複数Pの網、あるいは通信リンクを介して与
えられ、かつ網識別子と識別情報とからなる組み合わせ
の履歴をとることを特徴とするノード装置。 - 【請求項7】 請求項1ないし請求項6の何れか1項に
記載のノード装置において、 履歴手段は、 制御手段によって取得された組み合わせに、その組み合
わせと共に外部から与えられた時刻、あるいはこの組み
合わせが与えられた時刻を対応付けて両者の履歴をと
り、かつ先行して履歴がとられた組み合わせの内、対応
する時刻から経過した時間が所定の上限値を超える組み
合わせを無効化することを特徴とするノード装置。 - 【請求項8】 請求項1ないし請求項7の何れか1項に
記載のノード装置において、 端末の収容に供され、かつこれらの端末との物理的なイ
ンタフェースを個別にとる端末インタフェース手段を備
え、 制御手段は、 前記端末インタフェース手段を介して端末に生起した個
々の呼について、発信元と着信元との双方あるいは何れ
か一方を示す識別情報と、単一または複数Pの網の内、
その識別情報で個別に示される発信元または着信先に接
続された網を示す網識別子との組み合わせを取得するこ
とを特徴とするノード装置。 - 【請求項9】 請求項1ないし請求項8の何れか1項に
記載のノード装置において、 履歴手段によって履歴がとられた個々の組み合わせに含
まれる識別情報は、 発信元と着信先との双方または何れか一方が収容された
網を示し、その網で付与されるべきユニークなアドレス
を含まないことを特徴とするノード装置。 - 【請求項10】 請求項1ないし請求項9の何れか1項
に記載のノード装置において、 単一または複数Pの網と、端末インタフェース手段を介
して収容された端末と、通信リンクとの全てあるいは一
部を介して与えられ、かつ識別情報を含むサービスオー
ダを取得する保守運用支援手段を備え、 履歴手段は、履歴として既に蓄積されている組み合わせ
の内、前記保守運用支援手段によって取得されたサービ
スオーダに含まれる識別情報を含む組み合わせについ
て、そのサービスオーダとの整合をはかることを特徴と
するノード装置。 - 【請求項11】 請求項1ないし請求項10の何れか1
項に記載のノード装置に接続された網との物理的なイン
タフェースをとる網インタフェース手段と、 前記網から前記網インタフェース手段を介して着信し、
あるいは自局に生起した呼について、呼設定を行う制御
手段と、 前記制御手段によって行われる呼設定の手順に基づいて
前記網インタフェース手段および前記網を介して前記ノ
ード装置と対向して、所望の伝送情報の送信と受信との
双方あるいは何れか一方を行う情報交換手段とを備えた
端末装置において、 自局のサービスオーダについて、そのサービスオーダの
設定あるいは更新にかかわるマンマシンインタフェース
をとるマンマシンインタフェース手段を備え、 前記情報交換手段は、 前記マンマシンインタフェース手段を介して設定され、
あるいは更新されたサービスオーダを伝送情報として送
信することを特徴とする端末装置。 - 【請求項12】 請求項1ないし請求項10の何れか1
項に記載のノード装置を構成する網インタフェース手
段、制御手段、履歴手段、履歴送出手段、端末インタフ
ェース手段、保守運用支援手段の全てあるいは一部とし
てコンピュータを機能させるプログラムが格納され、か
つコンピュータ読み取りが可能である記憶媒体。 - 【請求項13】 請求項11に記載の端末装置を構成す
る網インタフェース手段、制御手段、情報交換手段およ
びマンマシンインタフェース手段の全てあるいは一部と
してコンピュータを機能させるプログラムが格納され、
かつコンピュータ読み取りが可能である記憶媒体。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11031643A JP2000232484A (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | ノード装置、端末装置およびこれらの装置を実現するプログラムが格納された記憶媒体 |
US09/474,167 US6754328B1 (en) | 1999-02-09 | 1999-12-29 | Node equipment, terminal equipment, and storage medium which stores program for realizing these equipments |
US10/830,786 US20040196836A1 (en) | 1999-02-09 | 2004-04-23 | Node equipment, terminal equipment, and storage medium which stores program for realizing these equipments |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11031643A JP2000232484A (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | ノード装置、端末装置およびこれらの装置を実現するプログラムが格納された記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000232484A true JP2000232484A (ja) | 2000-08-22 |
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ID=12336896
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---|---|---|---|
JP11031643A Pending JP2000232484A (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | ノード装置、端末装置およびこれらの装置を実現するプログラムが格納された記憶媒体 |
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---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012029286A (ja) * | 2010-07-21 | 2012-02-09 | Intelepeer Inc | 装置識別子による最適なパス呼ルーティング |
JP2012114564A (ja) * | 2010-11-22 | 2012-06-14 | Ricoh Co Ltd | 通信装置 |
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