JP4094474B2 - 電話網の回線保留再呼出しシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する分野】
本発明は、IP電話網又は公衆電話網の回線保留再呼出しシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電話網における回線の保留方式としては、図1のように発側の加入者収容交換機と着側の加入者収容交換機との間並びに加入者端末と各交換機との間のEnd〜Endで呼処理リソースを確保することにより回線保留機能が実現されていた。この従来の回線保留システムでは、通信中に発加入者からの切断信号を受信しても、着側からの切断信号が受信されるまでは、呼処理リソースを解放せず、回線の保留を実現している。そのため、着側の電話端末からの再呼び返し信号を受信した場合、依然として回線リソースが確保されているため、別の加入者との通信による発側話中等に遭遇することなく、発加入者を呼び出すことが可能となる。
【0003】
また、IP網における回線の保留方式については、IP網はコネクションレスによる通話路接続のため、物理的に同一接続経路での回線保留は不可能である。そのため保留機能を伴う着側からの発加入者再呼出し機能の提供は現在行われていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
IP網においては、コネクションレスによる通話路接続方式により、回線保留(End〜End間でのリソース確保)についての概念がなく、従って着側からの再呼び出しを行った場合も、必ず回線の捕捉が出来るとは限らなかった。発側の加入者が着側からの再接続要求前に、別の加入者への通信のために発信した場合や、もしくは別の加入者からの着信により通信中状態に遷移した場合、着側からの再呼び出し要求があっても、回線使用中状態のため接続不可となる。
【0005】
公衆電話網においては、発側端末が回線切断信号を発生しても、着側端末から切断信号が発生しない限り回線リソースは保持続けられているため、発側端末が切断信号を発生してから着側端末が再呼出し信号を送信しない場合、回線リソースを無駄に占有することになり、回線リソースの有効利用に反する事態が生じてしまう。
【0006】
従って、本発明の目的は、IP電話網においても回線保留再呼出し機能を利用できる電話網の回線保留再呼出しシステムを提供することにある。
さらに、本発明の別の目的は、公衆電話網において無駄な回線リソースの保留を防止できる電話網の回線保留再呼出しシステムを実現することにある。
【0007】
【発明が解決するための手段】
本発明による電話網の回線保留再呼出しシステムは、複数の電話端末を収容する複数の加入者収容ノードを具え、電話端末が発呼すると、発信側加入者収容ノード及び着信側加入者収容ノードを介して着側電話端末に対して発呼信号が伝達され、発呼信号を受信した着側電話端末は着信側加入者収容ノードに応答信号を送信し、当該着信側加入者収容ノードから発信側加入者収容ノードに応答信号が転送され、発側電話端末と着側電話端末との間において通信が行われる電話網の回線保留及び再呼出しシステムにおいて、
前記各加入者収容ノードは、収容する電話端末の識別情報及び回線保留呼出しサービスを受ける電話端末であるか否かを識別する情報を含む加入者情報を記憶したデータベースと、収容する電話端末に着呼があった際、当該着信した電話端末が回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末の場合発側電話端末及び着側電話端末の識別情報を記憶する第1の記憶手段と、着側電話端末からの応答信号に回線保留再呼出しサービスの対象であることを表示する情報を付加する手段と、着信側の加入者収容ノードから応答信号を受信した際、当該呼が回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末の組であることを表す情報を記憶する第2の記憶手段とを具え、
着信側の加入者収容ノードは、収容する電話端末宛の発呼信号を受信した際、前記データベースを検索して当該着側電話端末が回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末か否かを判定し、回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末の場合発側電話端末及び着側電話端末の識別情報を前記第1の記憶手段に記憶し、着側電話端末からの応答信号に回線保留再呼出しサービスの対象であることを表示する情報を付加して発信側の加入者収容ノードに転送し、
前記応答信号を受信した発信側の加入者収容ノードは、当該呼が保留再呼出しサービスの対象であること並びに当該呼の発側電話端末及び着側電話端末の識別情報を前記第2の記憶手段に記憶し、
着信側及び発信側の加入者収容ノードは、着側電話端末からの回線切断信号を受信するまで前記第1の記憶手段及び第2の記憶手段に記憶した情報を保持し続けることを特徴とする。
【0008】
上記の従来の課題を解決するために、本発明はIP加入者回線または電話網加入者回線が発信あるいは着信を行う場合、IP加入者または電話網加入者との間での呼接続制御により通信中状態へ遷移する。この通信中状態に遷移した呼に対して当該加入者電話端末から別の電話端末への発信もしくは別の電話端末からの着信を抑止させる必要があることが識別できる情報を、呼の通信中状態もしくは通信確立前の呼設定中状態において、着側から発側の加入者収容サーバもしくは交換機に対し送信する。発信側の加入者収容ノードは、この着側から受信した情報を着側からの切断要求を受信するまで保持する機能を有する。更に、この情報を保持する間、発信者からの切断信号を受信した場合に、当該呼の解放処理を行い、空き状態に遷移はするが、新たに同一加入者からの発信があった場合には、それが発着信抑止対象呼の対象加入者からの発信呼であることを先例のサーバもしくは交換機にて識別し、当該加入者からの別加入者への発信もしくは別加入者からの着信を抑止する機能を有することを特徴とするサーバ及び交換機を用いる。このように構成することにより、回線リソースの無駄な使用を排除して回線リソースの有効利用を図ることができる。
【0009】
発加入者からの切断後で、新たな発信もしくは着信を抑止している間に、最初の着加入者からの再呼び返し信号を発サーバもしくは交換機にて受信した場合、最初の着加入者からの再呼び出しであることが識別できる情報を保持し、発加入者への着信抑止状態であっても着信を許容し、通信中状態への遷移による再接続機能を有する。また、この状態で着側からの切断信号を受信した場合は、発着信抑止機能を停止する機能を有することにより、IP加入者だけでなく、電話網加入者に対しても、加入者に対する発着信抑止による再呼び出し横能を提供することが出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】
図2は本発明の実施例に係わるシステムの構成例である。通信網1は複数の加入者収容ノード2及び3を含み、加入者収容ノード2は電話端末4を収容し、加入者収容ノード3は電話端末5を収容する。尚、図面を明瞭にするため、2個の加入者収容ノードだけを図示したが、勿論複数の加入者収容ノードが接続されているものとする。また、各加入者収容ノード2及び3は、複数の電話端末を収容するものとする。ここで、通信網1は、IP網もしくはPSTN網(公衆交換電話網)又はIP網と公衆電話網との複合ネットワークとすることができる。IP網の場合、加入者収容ノードはSIP Proxyサーバ、H323ゲートキーパ等のIP電話サーバとすることができる。また、公衆電話網の場合、加入者収容ノードは加入者交換機すなわちディジタル交換機とする。
【0011】
図3及び図4は加入者収容ノードの一例の構成を示すブロック図であり、図3は着信側の加入者収容ノードとして動作する場合の機能を示すブロック図であり、図4は発信側の加入者収容ノードとして動作する場合の機能を示すブロックである。図3を参照するに、加入者収容ノードは、加入者収容部(端末通信機能)11を有し、この加入者収容部11により複数の電話端末を収容する。また、中継線収容部(中継通信機能)12を有し、中継網を介して発信側の加入者収容ノードに接続する。さらに、加入者収容ノードは、収容した加入者の識別情報及び収容した加入者が回線保留再呼出しサービスを受ける者か否かに関する情報を含む加入者情報を格納した加入者情報データベース13を有すると共に、着呼があった電話端末が回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末の場合、当該呼が保留再呼出しサービスを受ける呼であることを格納する保留再呼出しレジスタ14も具える。この情報として、例えば当該電話端末の識別情報及び発側電話端末の識別情報を用いることができる。さらに、加入者収容ノードは、保留再呼出しの対象となる呼か否かを判断して通信する保留対象通信判断機能15、再呼出し機能16、保留対象呼通信機能17、及び抑止情報設定/解除機能18を含む演算処理装置19を具え、この演算手段装置19の制御のもとで回線保留再呼出しサービスのシーケンスを実行する。
【0012】
発信側のノードとして機能する場合、加入者収容ノードは、上述した構成要素に加えて、着信側ノードから回線保留再呼出しの対象となる呼であることが通知された場合保留再呼出しサービスの対象の呼であることを記憶する被保留再呼出しレジスタ20を具えると共に、演算手段装置19はさらに発着呼抑止機能21を含む。
【0013】
次に、回線保留再呼出しサービスの処理シーケンスについて説明する。図5及び図6は発端末4、発信側のノード2、着信側のノード3及び着側端末5の処理動作を示す線図である。発端未1からの発呼に対して、発側ノード2から中継網を介して着側ノード3に発呼信号が伝達され、着信ノードから着側端末5に発呼信号が送られ、呼び出しが行われる。
【0014】
着側端末5が応答すると、着側ノード3に応答信号が送られる。
着側ノード5は、着端末からの応答信号を受けた際に、加入者情報が格納されているデータベース13を検索して「保留再呼び出し」のサービス対象の着端未への通信であるか否かを判断する。「保留再呼出し」のサービスの対象となっている場合保留再呼出しレジスタ14に「保留再呼び出し」設定の端末の組み合わせ情報として、例えば発端未の電話番号等の識別情報と着端末の電話番号等の識別情報を記録すると共に、保留対象通信判断機能15により発側ノード3に転送する応答信号に「保留再呼び出し」サービスの対象の通信であることを示す情報を付加する。
【0015】
発側ノード2は、着側ノード3から「保留再呼び出し」対象の通信であること示す情報が付加された応答信号を受信した場合、被保留再呼出しレジスタ20に「被保留再呼び出し」の端末の組み合わせ情報として、発端未の電話番号等の識別情報と着端末の電話番号等の識別情報を記録するとともに、発端未4に応答信号を伝達する。これにより回線リソースが確保され、発側端末と着側端末との間で通信が行われる。
【0016】
本発明では、通信の終了後又は通信中に発端未4から回線切断信号が発生した場合、当該回線リソースは解放するが、着側ノード3の保留再呼び出しレジスタ13に設定された当該呼が保留再呼出しサービスの対象である情報は破棄せず、また、発側ノード2の被保留再呼び出しレジスタ20に格納されている当該呼が保留再呼出しサービスの対象であることを表示する情報も破棄せずそのまま保持する。すなわち、本発明では、レジスタ14及び20に格納された保留再呼出しサービスの対象呼であること表示する情報は、着側端末からの回線切断信号が発生するまでそのまま保持し、着側端末を保留状態に維持する。
【0017】
発信ノード2では、発側端末4から回線切断信号が発生した後着側端末から切断信号が発生するまでの期間中、レジスタ20に記憶されている被保留再呼び出し設定情報中に含まれる端未に対する発呼信号を受信した場合、被保留再呼び出し設定中の端末の組み合わせ情報にある着側端末以外からの発呼に対しては拒否応答する。また、発端未から新たな発呼のための発呼信号を受けた場合、レジスタ20に記憶されている被保留再呼び出し設定中の端末の組み合わせ情報に含まれる着側端末以外の端末への発呼については、拒否応答する。従って、発側端末は、着側端末からの切断信号を受信するまで一種の保留状態に維持されることになる。
【0018】
発側端未し4から切断信号が送られ、一度通信が切断された後、着側ノード3が着側端未5から「再呼び出し」信号(特殊な番号での発呼など)を受信した際は、レジスタ14に格納されている「保留・再呼び出し」設定の情報を用いて、発側ノード2を介して発側端未4に対して、発呼信号を伝達する。発側ノード2は、レジスタ20に記憶されている「被保留再呼び出し」設定情報に含まれる端末の組み合わせ情報に合致する発側端未と着側端末との間の発呼値号を受信するので、発側端未に対して発呼信号を送る。これにより、再呼出しサービスを受けることができる。
【0019】
発側ノード及び着側ノード共に、着側端末からの切断信号を受信するまで、前述の「被保留・再呼び出し」および「保留・再呼び出し」設定中の端末の組み合わせ情報を保持するので、これにより、発端未が切断しても、着端未が切断するまで、発端未は別の着端末以外へ発信することができず、また発端末は着端末以外から着信を受けることができず、着端未への接続および着端末からの再呼び出しを、回線リソースを常時保留することなく、既存電話網の回線保留・再呼び出しと同等に行うことができる。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る方法およびノード(サーバ、交換機等)によれば、回線を常時保留することなく、既存電話網で保留した場合に再接続が可能となる機能と同等の機能を実現でき、メッセージシーケンスを変更せずに実現できるため、特にノード(サーバ、交換機等)への機能追加を軽減可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の回線保留・再呼び出し接続の方法を示す図である。
【図2】 本発明による電話網の一例を示す線図である。
【図3】 加入者収容ノードの一例を示すブロック図である。
【図4】 加入者収容ノードの一例を示すブロック図である。
【図5】 本発明による回線保留再呼出しシステムの処理シーケンス例を示す図である。
【図6】 本発明による回線保留再呼出しシステムの処理シーケンス例を示す図である。
【符号の説明】
1 通信網
2,3 加入者収容ノード
4,5 電話端末
11 加入者収容部
12 中継線収容部
13 加入者情報データベース
14 保留再呼出しレジスタ
15 保留対象通信判断機能
16 再呼出し機能
17 保留対象呼通知機能
18 抑止状態設定/解除機能
19 演算処理装置
20 被保留再呼出しレジスタ
21 発着呼抑止機能
Claims (11)
- 複数の電話端末を収容する複数の加入者収容ノードを具え、電話端末が発呼すると、発信側加入者収容ノード及び着信側加入者収容ノードを介して着側電話端末に対して着呼信号が伝達され、着呼信号を受信した着側電話端末は着信側加入者収容ノードに応答信号を送信し、当該着信側加入者収容ノードから発信側加入者収容ノードに応答信号が転送され、発側電話端末と着側電話端末との間において通信が行われるIP電話網の回線保留及び再呼出しシステムにおいて、
前記各加入者収容ノードは、収容する電話端末の識別情報及び回線保留呼出しサービスを受ける電話端末であるか否かを識別する情報を含む加入者情報を記憶したデータベースと、収容する電話端末に着呼があった際、当該着信した電話端末が回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末の場合発側電話端末及び着側電話端末の識別情報を記憶する第1の記憶手段と、着側電話端末からの応答信号に回線保留再呼出しサービスの対象であることを表す情報を付加する手段と、着信側の加入者収容ノードから応答信号を受信した際、当該呼が回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末の組であることを表す情報を記憶する第2の記憶手段とを具え、
着信側の加入者収容ノードは、収容する電話端末から応答信号を受信した際、前記データベースを検索して当該着側電話端末が回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末か否かを判定し、回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末の場合発側電話端末及び着側電話端末の識別情報を前記第1の記憶手段に記憶し、着側電話端末からの応答信号に回線保留再呼出しサービスの対象であることを表す情報を付加して発信側の加入者収容ノードに転送し、
前記応答信号を受信した発信側の加入者収容ノードは、当該呼が保留再呼出しサービスの対象であること並びに当該呼の発側電話端末及び着側電話端末の識別情報を前記第2の記憶手段に記憶し、
着信側及び発信側の加入者収容ノードは、着側電話端末からの回線切断信号を受信するまで前記第1の記憶手段及び第2の記憶手段に記憶した情報を保持し続けることを特徴とするIP電話網の回線保留再呼出しシステム。 - 請求項1に記載のIP電話網の回線保留再呼出しシステムにおいて、
前記着信側の加入者収容ノードは、発側電話端末から発生した回線切断信号を受信しても前記第1の記憶手段に記憶した情報を保持し続け、その後着側電話端末から再呼出し発呼信号を受信した際前記第1の記憶手段に記憶されている情報に基づいて当該再呼出し発呼信号を発信側の加入者収容ノードに転送し、当該発信側の加入者収容ノードは、前記第2の記憶手段に記憶されている情報に基づいて発側電話端末に発呼信号を送信することを特徴とするIP電話網の回線保留再呼出しシステム。 - 請求項2に記載のIP電話網の回線保留再呼出しシステムにおいて、
前記発信側の加入者収容ノードは、発側電話端末から回線切断信号を受信した後、着側電話端末から発生した回線切断信号を受信するまでの期間内に、前記発側電話端末から新たな発呼信号を受信しても当該発呼について拒否応答すると共に前記着側電話端末以外の電話端末から当該発側電話端末宛の着呼信号を受信しても当該着呼信号について拒否応答を行うことを特徴とするIP電話網の回線保留再呼出しシステム。 - 請求項1から3までのいずれか1項に記載のIP電話網の回線保留再呼出しシステムにおいて、前記発信側の加入者収容ノード及び着信側の加入者収容ノードを、SIPプロシキサーバ又はH323ゲートキーパを含むIP電話サーバとしたことを特徴とする電話網の回線保留再呼出しシステム。
- 複数の電話端末を収容し、発信側及び着信側の加入者収容ノードとして機能し、回線保留再呼出しサービス機能を有するIP電話網に用いられるIP電話サーバであって、
収容する電話端末の識別情報及び回線保留呼出しサービスを受ける電話端末であるか否かを識別する情報を含む加入者情報を記憶したデータベースと、収容する電話端末に着呼があった際、当該着信した電話端末が回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末の場合 、これら発側電話端末及び着側電話端末の識別情報を記憶する第1の記憶手段と、着側電話端末から応答信号を受信した際、当該着側電話端末が回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末の場合その旨を表す情報を応答信号に付加して発信側の加入者収容ノードに転送する手段と、着信側の加入者収容ノードから応答信号を受信した際、当該呼が回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末の組であることを表す情報を記憶する第2の記憶手段とを具え、
着信側の加入者収容ノードとして機能する場合、収容する電話端末宛の発呼信号を受信した際、前記データベースを検索して当該着側電話端末が回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末か否かを判定し、回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末の場合発側電話端末及び着側電話端末の識別情報を前記第1の記憶手段に記憶し、着側電話端末からの応答信号に回線保留再呼出しサービスの対象であることを表す情報を付加して発信側の加入者収容ノードに転送し、
着側電話端末からの応答信号を受信した発信側の加入者収容ノードとして機能する場合、当該呼が保留再呼出しサービスの対象であること並びに当該呼の発側電話端末及び着側電話端末の識別情報を前記第2の記憶手段に記憶し、
着信側及び発信側の加入者収容ノードは、着側電話端末からの回線切断信号を受信するまで前記第1の記憶手段及び第2の記憶手段に記憶した情報を保持し続けることを特徴とするIP電話サーバ。 - 請求項5に記載のIP電話サーバにおいて、発信側の加入者収容ノードとして機能する場合、前記発側電話端末からの回線切断信号を受信した後着側電話端末からの回線切断信号を受信までの期間内に、当該発側電話端末からの前記着側電話端末以外の電話端末に対する発呼信号を受信した場合又は前記着側電話端末以外の電話端末からの着呼信号を受信した場合、これら発呼信号及び着呼信号に対して拒否応答を行うことを特徴とするIP電話サーバ。
- 複数の電話端末を収容する複数の加入者収容ノードを具え、電話端末が発呼すると、発信側加入者収容ノード及び着信側加入者収容ノードを介して着側電話端末に対して着呼信号が伝達され、着呼信号を受信した着側電話端末は着信側加入者収容ノードに応答信号を送信し、当該着信側加入者収容ノードから発信側加入者収容ノードに応答信号が転送され、発側電話端末と着側電話端末との間において通信が行われる公衆電話網の回線保留及び再呼出しシステムにおいて、
前記各加入者収容ノードは、収容する電話端末の識別情報及び回線保留呼出しサービスを受ける電話端末であるか否かを識別する情報を含む加入者情報を記憶したデータベースと、収容する電話端末に着呼があった際、当該着信した電話端末が回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末の場合発側電話端末及び着側電話端末の識別情報を記憶する第1の記憶手段と、着側電話端末からの応答信号に回線保留再呼出しサービスの対象であることを表す情報を付加する手段と、着信側の加入者収容ノードから応答信号を受信した際、当該呼が回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末の組であることを表す情報を記憶する第2の記憶手段とを具え、
着信側の加入者収容ノードは、収容する電話端末から応答信号を受信した際、前記データベースを検索して当該着側電話端末が回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末か否かを判定し、回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末の場合発側電話端末及び着側電話端末の識別情報を前記第1の記憶手段に記憶し、着側電話端末からの応答信号に回線保留再呼出しサービスの対象であることを表す情報を付加して発信側の加入者収容ノードに転送し、
前記応答信号を受信した発信側の加入者収容ノードは、当該呼が保留再呼出しサービスの対象であること並びに当該呼の発側電話端末及び着側電話端末の識別情報を前記第2の記憶手段に記憶し、
着側電話端末からの応答信号が発側電話端末に転送されると、発側電話端末と着側電話端末との間において回線リソースが確保されて通信が行われ、該発側電話端末から回線切断信号が発生した場合、前記回線リソースが解放されるが、着信側及び発信側の加入者収 容ノードは、着側電話端末からの回線切断信号を受信するまで前記第1の記憶手段及び第2の記憶手段に記憶した情報を保持し続けることを特徴とする公衆電話網の回線保留再呼出しシステム。 - 請求項7に記載の公衆電話網の回線保留再呼出しシステムにおいて、
前記着信側の加入者収容ノードは、発側電話端末から発生した回線切断信号を受信しても前記第1の記憶手段に記憶した情報を保持し続け、その後着側電話端末から再呼出し発呼信号を受信した際前記第1の記憶手段に記憶されている情報に基づいて当該再呼出し発呼信号を発信側の加入者収容ノードに転送し、当該発信側の加入者収容ノードは、前記第2の記憶手段に記憶されている情報に基づいて発側電話端末に発呼信号を送信し、
前記発信側の加入者収容ノードは、発側電話端末から回線切断信号を受信した後、着側電話端末から発生した回線切断信号を受信するまでの期間内に、前記発側電話端末から新たな発呼信号を受信しても当該発呼について拒否応答すると共に前記着側電話端末以外の電話端末から当該発側電話端末宛の着呼信号を受信しても当該着呼信号について拒否応答を行うことを特徴とする公衆電話網の回線保留再呼出しシステム。 - 複数の電話端末を収容する複数の加入者収容ノードを具え、電話端末が発呼すると、発信側加入者収容ノード及び着信側加入者収容ノードを介して着側電話端末に対して着呼信号が伝達され、着呼信号を受信した着側電話端末は着信側加入者収容ノードに応答信号を送信し、当該着信側加入者収容ノードから発信側加入者収容ノードに応答信号が転送され、発側電話端末と着側電話端末との間において通信が行われる電話網の回線保留及び再呼出しシステムにおいて、
前記電話網は、IP電話網及び公衆電話網を含み、
IP電話網に収容される着信側の加入者収容ノードと公衆電話網に収容される着信側の加入者収容ノードとの間における通信の回線保留及び再呼出しを行う場合、又は、公衆電話網に収容される着信側の加入者収容ノードとIP電話網に収容される着信側の加入者収容ノードとの間における通信の回線保留及び再呼出しを行う場合に、
前記各加入者収容ノードは、収容する電話端末の識別情報及び回線保留呼出しサービスを受ける電話端末であるか否かを識別する情報を含む加入者情報を記憶したデータベースと、収容する電話端末に着呼があった際、当該着信した電話端末が回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末の場合発側電話端末及び着側電話端末の識別情報を記憶する第1の記憶手段と、着側電話端末からの応答信号に回線保留再呼出しサービスの対象であることを表す情報を付加する手段と、着信側の加入者収容ノードから応答信号を受信した際、当該呼が回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末の組であることを表す情報を記憶する第2の記憶手段とを具え、
着信側の加入者収容ノードは、収容する電話端末から応答信号を受信した際、前記データベースを検索して当該着側電話端末が回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末か否かを判定し、回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末の場合発側電話端末及び着側電話端末の識別情報を前記第1の記憶手段に記憶し、着側電話端末からの応答信号に回線保留再呼出しサービスの対象であることを表す情報を付加して発信側の加入者収容ノードに転送し、
前記応答信号を受信した発信側の加入者収容ノードは、当該呼が保留再呼出しサービスの対象であること並びに当該呼の発側電話端末及び着側電話端末の識別情報を前記第2の記憶手段に記憶し、
着信側及び発信側の加入者収容ノードは、着側電話端末からの回線切断信号を受信するまで前記第1の記憶手段及び第2の記憶手段に記憶した情報を保持し続けることを特徴とする電話網の回線保留再呼出しシステム。 - 複数の電話端末を収容する、発信側加入者収容部及び着信側加入者収容部を有する加入者収容ノードを具え、電話端末が発呼すると、前記発信側加入者収容部及び前記着信側加入者収容部を介して着側電話端末に対して着呼信号が伝達され、着呼信号を受信した着側電話端末は前記着信側加入者収容部に応答信号を送信し、前記着信側加入者収容部から前記発信側加入者収容部に応答信号が転送され、発側電話端末と着側電話端 末との間において通信が行われるIP電話網の回線保留及び再呼出しシステムにおいて、
前記加入者収容ノードは、収容する電話端末の識別情報及び回線保留呼出しサービスを受ける電話端末であるか否かを識別する情報を含む加入者情報を記憶したデータベースと、収容する電話端末に着呼があった際、当該着信した電話端末が回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末の場合発側電話端末及び着側電話端末の識別情報を記憶する第1の記憶手段と、着側電話端末からの応答信号に回線保留再呼出しサービスの対象であることを表す情報を付加する手段と、前記着信側加入者収容部から応答信号を受信した際、当該呼が回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末の組であることを表す情報を記憶する第2の記憶手段とを具え、
前記着信側加入者収容部は、収容する電話端末から応答信号を受信した際、前記データベースを検索して当該着側電話端末が回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末か否かを判定し、回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末の場合発側電話端末及び着側電話端末の識別情報を前記第1の記憶手段に記憶し、着側電話端末からの応答信号に回線保留再呼出しサービスの対象であることを表す情報を付加して前記発信側加入者収容部に転送し、
前記応答信号を受信した前記発信側加入者収容部は、当該呼が保留再呼出しサービスの対象であること並びに当該呼の発側電話端末及び着側電話端末の識別情報を前記第2の記憶手段に記憶し、
前記発信側加入者収容部及び前記着信側加入者収容部は、着側電話端末からの回線切断信号を受信するまで前記第1の記憶手段及び第2の記憶手段に記憶した情報を保持し続けることを特徴とするIP電話網の回線保留再呼出しシステム。 - 複数の電話端末を収容するための発信側加入者収容部及び着信側加入者収容部を有し、回線保留再呼出しサービス機能を有するIP電話網に用いられるIP電話サーバであって、
収容する電話端末の識別情報及び回線保留呼出しサービスを受ける電話端末であるか否かを識別する情報を含む加入者情報を記憶したデータベースと、収容する電話端末に着呼があった際、当該着信した電話端末が回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末の場合、これら発側電話端末及び着側電話端末の識別情報を記憶する第1の記憶手段と、着側電話端末から応答信号を受信した際、当該着側電話端末が回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末の場合その旨を表す情報を応答信号に付加して前記発信側加入者収容部に転送する手段と、前記着信側加入者収容部から応答信号を受信した際、当該呼が回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末の組であることを表す情報を記憶する第2の記憶手段とを具え、
前記着信側加入者収容部は、収容する電話端末宛の発呼信号を受信した際、前記データベースを検索して当該着側電話端末が回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末か否かを判定し、回線保留再呼出しサービスを受ける電話端末の場合発側電話端末及び着側電話端末の識別情報を前記第1の記憶手段に記憶し、着側電話端末からの応答信号に回線保留再呼出しサービスの対象であることを表す情報を付加して前記発信側加入者収容部に転送し、
着側電話端末からの応答信号を受信した前記発信側加入者収容部は、当該呼が保留再呼出しサービスの対象であること並びに当該呼の発側電話端末及び着側電話端末の識別情報を前記第2の記憶手段に記憶し、
前記発信側加入者収容部及び前記着信側加入者収容部は、着側電話端末からの回線切断信号を受信するまで前記第1の記憶手段及び第2の記憶手段に記憶した情報を保持し続けることを特徴とするIP電話サーバ。
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