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JP4391151B2 - 昇降キャリッジのティルト構造 - Google Patents

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本発明は、フォークリフトの昇降キャリッジ自体に、荷役フォークのティルト機能を付加した昇降キャリッジのティルト構造に関する。
図7(a)に示すように、3方向スタッカーフォークリフトVは、その車幅方向に間隔を開けて2本のマストMを立ち上げ、これらのマストMに昇降自在に支持される昇降キャリッジCにより、同図(b)に示すように、荷役フォークFが昇降キャリッジCに対して横向きになるよう旋回(ローテイト)させると共に、昇降キャリッジCと共に荷役フォークFを、車幅方向へ移動(シフト)させることができる。
荷役フォークFをティルトさせるには、マストMを矢印Xで指した前後方向へ傾斜することで行えるが、上記のように荷役フォークFが横向きの状態では、マストMを傾斜させても、このティルトを行うことはできない。そこで、図8に示すように、荷役フォークFをその上端を回動支点Pとして昇降キャリッジCのローテイト用直立軸Rに接合し、同荷役フォークFを昇降キャリッジCの下部に設けた油圧シリンダHによって直接に矢印Yで指した方向にティルトさせることが試みられている。これに係る技術が下記の特許文献に開示されている。
実開昭55−172297号公報
上記の3方向スタッカーフォークリフトVは、回動支点Pから油圧シリンダHの作用点までの距離を所望に設定する必要性から、油圧シリンダHをローテイト用直立軸Rの下方、即ち昇降キャリッジCの外側に配置しなければならない。このため、昇降キャリッジCに内装した図に表れていない油圧ポンプから油圧シリンダHへ圧油を供給するための油圧配管を、昇降キャリッジCの外側に露出させることが避けられず、同油圧配管が昇降キャリッジCの動作中に不用意に荷物等に引っ掛かる恐れがある。また、昇降キャリッジCの動作に伴う油圧配管の大きな撓みや変形が頻繁に繰り返されるので、例えば、油圧配管としてゴムホースを適用した場合、この寿命が極端に短くなるという問題がある。
更には、油圧配管が自在に撓んだり変形できるように、油圧配管の昇降キャリッジCから露出する部分は、ある程度弛ませて緩やかに湾曲させておく必要がある。このように弛んだ状態で露出した油圧配管は、マストMの後部にあるステップSに乗り込んだオペレータの視界を妨げるという問題がある。
本発明の目的は、上記の諸問題に鑑みて、油圧配管を昇降キャリッジに内装した昇降キャリッジのティルト構造を提供することにある。
本発明は、フォークを水平面上で旋回自在に支持するローテイト用直立軸と、該直立軸に支持され前記フォークの先端が上下方向に回動自在となるようフォークの後端を支持するティルト用水平軸と、該水平軸から離間して配置され前記直立軸に支持された油圧シリンダと、該油圧シリンダに圧油を供給する油圧経路とを備え、前記油圧シリンダにより前記フォークをティルトさせるキャリッジのティルト構造であって、前記油圧経路が、前記直立軸の端面まで圧油を供給する油圧管路と、前記直立軸の端面から軸方向の途中まで延び該軸方向の途中の周面に開口を有する軸内経路と、前記油圧管路を前記直立軸の端面に接続するスイベル管継手と、前記軸内経路の前記開口に一端を接続し他端を前記油圧シリンダに接続する軸外管路とを備えることを特徴とする。
更に、本発明に係る昇降キャリッジのティルト構造は、前記油圧管路の送り側又は戻り側の一方の経路が、前記直立軸の上端面に接続し、他方の経路が、前記直立軸の下端面に接続し、前記直立軸に、前記上端面及び下端面から軸方向の途中まで各々延び該軸方向の途中の周面に個別の開口を各々開放した2本の軸内経路を形成し、該2本の軸内経路のそれぞれの開口が、2本の前記軸外管路を各々経て、前記油圧シリンダの送り側ポート、及び戻り側ポートに各々接続したことを特徴とする。
更に、本発明に係る昇降キャリッジのティルト構造は、荷役フォークが、前記フォーク後端から下方へ延びる垂下部と、該垂下部から前記フォーク先端に延びる荷受部とを備え、前記フォーク後端が前記水平軸の両端の間にて支持され、一対の腕部の上端を軸受部としそれぞれの下端同士の間を揺動片で連結して成るU型支持枠を、前記軸受部を前記水平軸の両端に回動自在に各々接続して、前記揺動片を前記水平軸の下方へ吊り下げ、該揺動片を前記荷役フォークの垂下部に前記荷受部の反対側から当接し、前記油圧シリンダが、前記揺動片を前記荷役フォークの垂下部に押し付けることを特徴とする。
本発明に係る昇降キャリッジのティルト構造によれば、直立軸の端面まで油圧を供給する油圧管路が、スイベル管継手を介して直立軸の軸内経路に接続されているので、油圧経路を構成する油圧管路、スイベル管継手、軸内経路、及び軸外経路を確実に接続しつつ、油圧管路に対して直立軸を自由に回転させることができる。しかも、直立軸に結合された油圧シリンダは、直立軸と共に回動するので、直立軸の周面の開口と油圧シリンダとの間を接続する軸外管路は、これら直立軸と油圧シリンダとに対して静止した状態を保ち、軸外管路が撓んだり変形することはない。
従って、軸外管路として、例えばゴムホーに比較して膨張係数の低い鋼管等を適用することが可能となり、これにより油圧経路における圧力の損失を最小限に抑えることができる。或いは、軸外管路としてゴムホースを適用した場合でも、これが頻繁に変形する等して劣化が進むことがないので、昇降キャリッジに係るメンテナンスの頻度やその箇所を減らすことができる。
また、油圧経路がキャリッジの外側に露出する箇所が少なく、油圧経路が昇降キャリッジから大きくはみ出すこもない。このため、油圧経路が昇降キャリッジの動作中に荷物等に引っ掛かる恐れが無い。しかも、昇降キャリッジの後方でこれを操縦するオペレータの視界に油圧経路が殆ど入ることが無い。従って、オペレータは荷役作業に専念することができる。
更に、本発明に係る昇降キャリッジのティルト構造によれば、一方の油圧管路を直立軸の上端面に接続し、他方の油圧管路を直立軸の下端面に接続し、これらが直立軸の2本の軸内経路、更には2本の軸外管路を各々経て、油圧シリンダの送り側ポート、及び戻り側ポートに各々続しているので、油圧シリンダの作動ロッドを、油圧の圧縮力により駆動させることができる。従って、同作動ロッドの進退動作を高速化し、しかも作動ロッドに大きな負荷が加わっても油圧シリンダの円滑な動作を維持することができる。
更に、本発明に係る昇降キャリッジのティルト構造は、荷役フォークのフォーク後端が水平軸の両端の間にて支持され、同水平軸の両端に、U型支持枠の一対の腕部を回動自在に各々接続した状態で、水平軸の下方へ吊り下がる揺動片を、油圧シリンダにより荷役フォークの垂下部に押し付けるように構成し、この押し付け力によって荷役フォークをティルト動作させるものである。
従って、直立軸の真下に配置した1機の油圧シリンダによって荷役フォークの垂下部を同時に押し付けることも可能である。この場合、昇降キャリッジの両側には、水平軸と荷役フォークが位置するだけであるので、昇降キャリッジの後方でこれを操縦するオペレータの視野を妨げるものが殆ど無く、オペレータの視界が一層良好になる。しかも、このように、荷役フォークのティルト動作を1機の油圧シリンダだけで賄う場合には、昇降キャリッジの部品群に占める重量物の数を抑え、昇降キャリッジ自体の軽量化を達成することができる。
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る昇降キャリッジのティルト構造1は、荷役フォーク2を旋回自在に支持するローテイト用直立軸3と、この直立軸3に荷役フォーク2のフォーク後端20を回動自在に支持するティルト用水平軸4と、この水平軸4から下方へ離間して配置されT型ブラケット5を介して直立軸3に結合された油圧シリンダ6と、油圧シリンダ6に圧油を供給する油圧経路7とを備えるものである。油圧シリンダ6は、水平軸4を支点にして、荷役フォーク2をそのフォーク先端21が上下する方向へ回動させることりより、荷役フォーク2をティルト動作させるものである。
油圧経路7は、直立軸3の端面30,31まで圧油を供給する油圧管路8,9と、直立軸3の端面30,31から矢印Zで指した軸方向の途中まで延び同軸方向の途中の周面に開口10,11を開放した軸内経路12,13と、油圧管路8,9を直立軸3の軸内経路12,13に各々接続するスイベル管継手14,15と、軸内経路12,13の開口10,11に一端を各々接続し他端を油圧シリンダ6に各々接続した軸外管路16,17とから構成されている。
ここで、「接続」とは、特に断らない限り、管路又は経路の接合部を、周知の管継手を用いて、又は溶接等を施すことにより繋ぎ合わせることである。また、スイベル管継手14,15としては、周知の360°自在回転式管継手を適用できる。
当該ティルト構造1の本体は、フォークリフトの車台等に立ち上げたマスト101に、複数のローラ102を介して上下方向へ移動自在にベース部103を係合している。ベース部103は、車幅方向へ延びる一対の水平レール104を固定し、更に、一対の水平レール104に、車幅方向へ延びる2本のラックギア105を各々固定している。一方、一対の水平レール104には、それぞれ複数の溝部106を形成している。これらの溝部106内にローラ(同符号)が係合し、このローラを介してヘッド部107が車幅方向に移動自在にベース部103に取付けられている。
ヘッド部107は、2本のラックギア105に各々噛み合う一対のピニオン108を設けた主軸109と、一対のピニオン108の片方に出力軸のピニオン119を噛み合わせた第1の油圧モータ110と、直立軸3にギヤ列111を介して回転力を付与する第2の油圧モータ112とを備えている。これら第1,第2の油圧モータ110,112は、油圧経路7と共通のマニホールド113に各々接続している。マニホールド113には、図中の左側に在って図に表れていない油圧発生ユニットから主供給管70を経て油圧が供給される。この油圧発生ユニットは、油圧ポンプ、リザーバタンク、方向制御弁、及びこれらを接続する配管類を一体にして成る周知の装置である。
荷役フォーク2のシフト動作は、第1の油圧モータ110を起動させ、ヘッド部107を車幅方向へ走行させることにより行える。荷役フォーク2のローテイト動作は、第2の油圧モータ112を起動させて直立軸3を回動させ、この直立軸3の回動に伴わせて、T型ブラケット5、油圧シリンダ6、及び荷役フォーク2を一緒に旋回させることにより行える。
一方の油圧管路8は、直立軸3の上方に向いた端面(以下で「上端面」と記す。)30に接続している。他方の油圧管路9は、直立軸3の下方に向いた端面(以下で「下端面」と記す。)31に、スイベル管継手14,15を介して回転自在に接続している。これら2本の油圧管路8,9は、それぞれ送り側又は戻り側の経路を交互に担う鋼管である。
即ち、マニホールド113から、一方の油圧管路8を経て油圧シリンダ6の送り側ポート60へ油圧が供給されると、油圧シリンダ6の作動ロッド61が荷役フォーク2へ向けて前進するのと同時に、油圧シリンダ6の戻り側ポート62から、他方の油圧管路9へ作動油が排出される。反対に、マニホールド113から、他方の油圧管路9を経て油圧シリンダ6の戻り側ポート62へ油圧が供給されると、作動ロッド61が荷役フォーク2から後退するのと同時に、油圧シリンダ6の戻り側ポート62から、他方の油圧管路9へ作動油が排出される。
軸内経路12,13は、互いに直立軸3の軸方向の途中で分断された個別の経路である。詳しくは、図3に示すように、直立軸3は、上端面30からその下方の軸方向の途中まで延び同軸方向の途中の周面に開口10を開放した軸内経路12を形成している。更に、直立軸3は、下端面31からその上方の軸方向の途中まで延び同軸方向の途中の周面に開口11を開放した軸内経路13を形成している。直立軸3の周面における荷役フォーク2へ向けられる箇所には、平面部32を形成し、平面部32の適所に複数のネジ孔33を形成している。
T型ブラケット5は、図4及び図5に示すように、複数ピースの鋼板又は鋼帯を溶接する等して接ぎ合わせた略T字形の構造体である。その水平延出部50の両端のエンドプレート51と、水平延出部50から下方へ延出する一対の支柱フランジ部52との対応する位置には、上記の水平軸4を挿通した状態で支持する軸受孔53を各々形成している。一対の支柱フランジ部52の間には正面プレート部54を掛け渡している。正面プレート部54は、同図に表れている反対側の面、即ち符号54Aで指した面を、直立軸3の平面部32に密接する。正面プレート部54における上記のネジ孔33に対応する位置には、ネジ挿通孔55を穿孔している。ネジ挿通孔55に、図1に表したボルト56を挿通すると共に、ボルト56を直立軸3のネジ孔33に締め付けることにより、T型ブラケット5が直立軸3に固定されている。
一対の支柱フランジ部52は、それぞれの下方に一対のカバー片57を延出し、一対のカバー片57の間のホルダー部58に、油圧シリンダ6を収納できる。ホルダー部58は、図に詳しく表れていないが、油圧シリンダ6を位置決めして固定するためのマウントを内部に具備している。図5に例示のホルダー部58は、油圧シリンダ6に係るメンテナンスを考慮して、その下方へ開放しているが、図4に示すように、ホルダー部58の下面を塞ぎ、油圧シリンダ6を隠蔽しても良い。
荷役フォーク2は、図1及び図2に示すように、そのフォーク後端20から下方へ延びる垂下部22と、垂下部22からフォーク先端21まで延びる荷受部23とを備えるものであり、全体として略L字型の形状である。フォーク後端20には、鋼管(同符号)が溶接され、この鋼管に水平軸4を挿通させた状態で、フォーク後端20は水平軸4に回動自在に支持されている。更に、当該キャリッジ構造1は、図4によく表れているように、一対の腕部180のそれぞれの上端を、水平軸4の両端を回転自在に挿通可能な軸受部181とし、それぞれの下端同士の間を、車幅方向に延びる揺動片182にて連結して成るU型支持枠18を備えている。
上記のように、一対の腕部180のそれぞれの上端を水平軸4の両端40に回動自在に各々接続した状態で、揺動片182は、水平軸4の下方へ吊り下がり、荷役フォーク2の垂下部22に荷受部23の反対側から当接している。揺動片182の高さ位置は、直立軸3の真下に1機配置した油圧シリンダ6の作動ロッド61の高さに一致している。
油圧シリンダ6が作動ロッド61を前進させると、作動ロッド61が、揺動片182を介して荷役フォーク2の垂下部22に、これをフォーク先端21側へ押し付ける方向へ力を加えることになる。これにより、荷役フォーク2が、水平軸4を支点にしてフォーク先端21を上昇させた傾斜姿勢となる。反対に、油圧シリンダ6が作動ロッド61を後退させると、上記の力が除去されるので、荷役フォーク2が自重によってフォーク先端20側を降下させた傾斜姿勢となり、これに伴ってU型支持枠18の揺動片182も押し戻される。
以上の説明では、作動ロッド61、揺動片182、及び垂下部22を単に接触させているが、これらの接点をピン接合する等しても良い。これにより、荷役フォーク2が上記何れの方向に回動する場合でも、作動ロッド61の進退動に従わせて、荷役フォーク2を強制的に駆動することができる。また、図4には、4体の荷役フォーク2を表しているが、これは、フォーク後端20の上部からピン24を抜き取ることで、荷役フォーク2の位置を水平軸4に沿ってスライドできることを示唆している。この他、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々なる改良,修正,変形を加えた態様で実施できる。
例えば、油圧管路9、軸内経路13と、スイベル管継手15、及び軸外管路17を省略し、油圧管路8、軸内経路12と、スイベル管継手14、及び軸外管路16からなる油圧経路7を経て、油圧発生ユニットから供給される油圧により、油圧シリンダ6の作動ロッド61を前進させ、これを後退させる時は、荷役フォーク2の荷重によって作動ロッド61を油圧シリンダ6の内方へ押し戻すよう構成し、この過程で油圧シリンダ6から排出される作動油を、再び同油圧経路7を経て、油圧発生ユニットへ帰還させても良い。つまり、油圧経路7は1機の油圧シリンダ6毎に必ずしも2系統設けなくても良く、このような単純な構成は当該昇降キャリッジ構造1の一層の簡略化に貢献する。
また、図6は、既に普及しているフォークリフトに当該昇降キャリッジ構造1を適用した例を概念的に表している。図中の符号500は、上記のT型ブラケット5に相当する部品であり、一枚物の鉄板を主体とするパックプレートである。これが上記のT型ブラケット5に比較して重量物であることに加え、オペレータの視界を少々遮るという点で若干の制約はあるが、既成の直立軸3に適切な穿孔を施し、パックプレート500の表面に沿わせて軸外管路16,17を配管するだけで、極めて簡単に油圧経路7を構成できるという利点がある。
本発明の実施の形態に係る昇降キャリッジのティルト構造の断面図。 本発明の実施の形態に係る昇降キャリッジのティルト構造の要部の断面図。 本発明の実施の形態に係る昇降キャリッジのティルト構造に適用したローテイト軸の側面図。 本発明の実施の形態に係る昇降キャリッジのティルト構造の要部の背面図。 本発明の実施の形態に係る昇降キャリッジのティルト構造に適用した支持体の斜視図。 本発明の実施の形態に係る昇降キャリッジのティルト構造の他の例を示す断面図。 従来の昇降キャリッジを搭載したフォークリフトの側面図、及びその要部の斜視図。 図7のd部の詳細を示す側面図。
符号の説明
1:ティルト構造
2:荷役フォーク
3:直立軸
4:水平軸
6:油圧シリンダ
7:油圧経路
8,9:油圧管路
10,11:開口
12,13:軸内経路
14,15:スイベル管継手
16,17:軸外管路
18:U型支持枠
20:フォーク後端
21:フォーク先端
22:垂下部
23:荷受部
30,31:端面
40:両端
180:腕部
181:軸受部
182:揺動片

Claims (3)

  1. フォークを水平面上で旋回自在に支持するローテイト用直立軸と、該直立軸に支持され前記フォークの先端が上下方向に回動自在となるようフォークの後端を支持するティルト用水平軸と、該水平軸から離間して配置され前記直立軸に支持された油圧シリンダと、該油圧シリンダに圧油を供給する油圧経路とを備え、前記油圧シリンダにより前記フォークをティルトさせるキャリッジのティルト構造であって、
    前記油圧経路が、前記直立軸の端面まで圧油を供給する油圧管路と、前記直立軸の端面から軸方向の途中まで延び該軸方向の途中の周面に開口を有する軸内経路と、前記油圧管路を前記直立軸の端面に接続するスイベル管継手と、前記軸内経路の前記開口に一端を接続し他端を前記油圧シリンダに接続する軸外管路とを備えることを特徴とする昇降キャリッジのティルト構造。
  2. 前記油圧管路の送り側又は戻り側の一方の経路が、前記直立軸の上端面に接続し、他方の経路が、前記直立軸の下端面に接続し、
    前記直立軸に、前記上端面及び下端面から軸方向の途中まで各々延び該軸方向の途中の周面に個別の開口を各々開放した2本の軸内経路を形成し、
    前記2本の軸内経路のそれぞれの開口が、2本の前記軸外管路を各々経て、前記油圧シリンダの送り側ポート、及び戻り側ポートに各々接続したことを特徴とする請求項1に記載の昇降キャリッジのティルト構造
  3. 荷役フォークが、前記フォーク後端から下方へ延びる垂下部と、該垂下部から前記フォーク先端に延びる荷受部とを備え、前記フォーク後端が前記水平軸の両端の間にて支持され、
    一対の腕部の上端を軸受部としそれぞれの下端同士の間を揺動片で連結して成るU型支持枠を、前記軸受部を前記水平軸の両端に回動自在に各々接続して、前記揺動片を前記水平軸の下方へ吊り下げ、該揺動片を前記荷役フォークの垂下部に前記荷受部の反対側から当接し、
    前記油圧シリンダが、前記揺動片を前記荷役フォークの垂下部に押し付けることを特徴とする請求項1又は2に記載の昇降キャリッジのティルト構造。
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