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JP4343037B2 - 熱風発生装置 - Google Patents

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JP4343037B2
JP4343037B2 JP2004175367A JP2004175367A JP4343037B2 JP 4343037 B2 JP4343037 B2 JP 4343037B2 JP 2004175367 A JP2004175367 A JP 2004175367A JP 2004175367 A JP2004175367 A JP 2004175367A JP 4343037 B2 JP4343037 B2 JP 4343037B2
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Description

本発明は、酸素を含有する排気ガスを用いて燃焼を行い、この燃焼により熱風を発生させるよう構成された熱風発生装置に関する。
図5、図6に示すごとく、ガスタービン96等の排気ガスA1が流れる排気ダクト95内に配設し、排気ガスA1を燃焼用空気として用いて燃焼を行い、熱風を発生させるエアヒートバーナ9がある。そして、上記排気ダクト95は、ボイラ97等に接続しておき、上記熱風によりこのボイラ97等の加熱を行っている。これによれば、上記排気ガスA1の熱を利用して、効率的にボイラ97等の加熱を行うことができる。このようなエアヒートバーナ9としては、例えば、特許文献1に示すものがある。
そして、上記エアヒートバーナ9においては、ガスタービン96等の停止時にも、燃焼が行えるよう排気ダクト95には、送風機94により常温空気A2を供給するための空気ダクト941を合流させている。また、排気ガスA1を用いた燃焼と、常温空気A2を用いた燃焼とが行えるようにするために、エアヒートバーナ9と上記排気ダクト95との間の間隙951には、可動式の開閉板93を配設している。
そして、図5に示すごとく、ガスタービン96等の運転時には、上記開閉板93を操作して上記間隙951を開け、この間隙951より排気ガスA1の一部をバイパスさせると共に排気ガスA1の残りをエアヒートバーナ9に供給して燃焼を行っている。また、図6に示すごとく、ガスタービン96等の停止時には、開閉板93を操作して間隙951を閉じ、常温空気A2のほとんどをエアヒートバーナ9に供給して燃焼を行っている。
しかしながら、上記排気ダクト95内を流れる排気ガスA1の酸素濃度は、ガスタービン96等の運転状態によって変動する。そのため、ガスタービン96の運転状態によっては、エアヒートバーナ9へ供給する排気ガスA1の酸素濃度が、エアヒートバーナにおいて安定燃焼するために十分ではなくなるおそれがあり、上記熱風を安定して発生させるためには更なる工夫が必要となる。
特許第2967314号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、排気ダクト内を流れる排気ガスの酸素濃度を監視し、安定して効率よく熱風を発生させることができる熱風発生装置を提供しようとするものである。
第1の発明は、酸素を含有する排気ガスが流れる排気ダクト内にエアヒートバーナを配設してなり、該エアヒートバーナから噴出させた燃料ガスと上記排気ガスの一部とを燃焼させ、該燃焼による燃焼ガスと上記排気ガスの残部とを混合させて熱風を発生させるよう構成してなる熱風発生装置において、
上記エアヒートバーナは、上記燃料ガスを上記排気ダクト内に噴出させるための燃料噴出ヘッダーと、上記排気ガスを上記排気ダクト内に噴出させるための排気ガス噴出筒とを有しており、
上記排気ガス噴出筒には、上記排気ガスの一部を当該排気ガス噴出筒へ強制送風するための排気ファンが接続されていると共に、該排気ファンの吸込口は、吸込管を介して、上記エアヒートバーナが配設された位置よりも上流側の上記排気ダクト内に接続されており、
上記吸込管には、空気を導入するための空気導入口が開口されていると共に、該空気導入口には、該空気導入口の開度を調節するための空気導入弁が配設されており、
上記排気ファンは、上記排気ガスに上記空気を混合させて、当該排気ガスの酸素濃度を調節した調節排気ガスを吐き出すよう構成されていると共に、当該排気ファンの吐出口には、該排気ファンから吐き出された上記調節排気ガスの酸素濃度を検出する酸素センサが配設されており、
上記熱風発生装置を制御する制御装置は、上記酸素センサによって検出した酸素濃度が、上記エアヒートバーナにおいて安定燃焼可能な安定燃焼酸素濃度以上になるよう上記空気導入弁の開度を調節するよう構成されていることを特徴とする熱風発生装置にある(請求項1)。
本発明の熱風発生装置は、エアヒートバーナへ供給する排気ガスがエアヒートバーナにおいて安定燃焼可能な酸素濃度以上になるように、排気ガスに空気を混合させることにより、安定して熱風を発生させるものである。
すなわち、上記熱風発生装置により熱風を発生させる際には、ガスタービン等の運転によって生じた排気ガスが排気ダクト内を流れている。そして、排気ダクト内を流れる排気ガスの一部は、エアヒートバーナの配設位置に到達する前に、上記吸込管を介して上記吸込口から上記排気ファンに吸い込まれる。このとき、排気ファンにおいては、空気と排気ガスとが混合され、酸素濃度が調節された調節排気ガスが吐き出される。
ここで、本発明においては、上記空気導入口の開度は上記空気導入弁によって調節が可能であり、排気ファンの吐出口から吐き出される上記調節排気ガスの酸素濃度は上記酸素センサによって検出が可能である。そして、熱風発生装置を制御する制御装置は、酸素センサによって検出した調節排気ガスの酸素濃度が、エアヒートバーナにおいて安定燃焼可能な安定燃焼酸素濃度以上になるよう空気導入弁の開度を調節する。
そのため、例えば、排気ダクト内を流れる排気ガスの酸素濃度が大きく変動し、この酸素濃度が低くなったときでも、排気ファンにおいては、排気ガスに適切な量の空気を混合することができる。そのため、排気ファンは、エアヒートバーナにおける排気ガス噴出筒へ、安定燃焼酸素濃度以上に維持された調節排気ガスを供給することができる。
そして、エアヒートバーナにおいては、燃料ガスを上記燃料噴出ヘッダーから噴出させると共に、安定燃焼酸素濃度以上に維持された調節排気ガスを上記排気ガス噴出筒から噴出させて、これらを燃焼させることができる。
そのため、エアヒートバーナにおいては、上記排気ダクト内における排気ガスの酸素濃度の変動に拘わらず、安定して燃焼を行うことができる。また、エアヒートバーナにおいては、排気ガスにおける残存酸素及び熱エネルギーを利用して燃焼を行うことができ、上記熱風発生装置の熱利用効率を向上させることができる。
また、排気ダクト内を流れ、排気ファンへ吸い込まれなかった残りの排気ガスは、エアヒートバーナと排気ダクトとの間の間隙を通過して、排気ダクトの下流側に向かって流れる。そして、上記エアヒートバーナの下流側においては、エアヒートバーナにおける燃焼により生じた燃焼ガスと、上記間隙を下流側に向かって流れる排気ガスとが混合されて、上記排気ダクト内に熱風を発生させることができる。
それ故、本発明の熱風発生装置によれば、排気ダクト内を流れる排気ガスの酸素濃度を監視し、安定して効率よく熱風を発生させることができる。
第2の発明は、酸素を含有する排気ガスが流れる排気ダクト内にエアヒートバーナを配設してなり、該エアヒートバーナから噴出させた燃料ガスと上記排気ガスの一部とを燃焼させ、該燃焼による燃焼ガスと上記排気ガスの残部とを混合させて熱風を発生させるよう構成してなる熱風発生装置において、
上記エアヒートバーナは、上記燃料ガスを上記排気ダクト内に噴出させるための燃料噴出ヘッダーと、該燃料噴出ヘッダーの下流側に配設され、上記排気ガスの一部を上記燃料噴出ヘッダーから噴出された上記燃料ガスへ向けて噴出させるための排気ガス噴出プレートとを有しており、
上記燃料噴出ヘッダーには、該燃料噴出ヘッダーに上記燃料ガスを供給する燃料供給管が接続されていると共に、該燃料供給管には、これを開閉可能なガス遮断弁が配設されており、
上記排気ダクトには、上記エアヒートバーナを配設した位置よりも上流側に、当該排気ダクト内を流れる上記排気ガスの酸素濃度を検出する酸素センサが配設されており、
上記熱風発生装置を制御する制御装置は、上記酸素センサによって検出した酸素濃度が、上記エアヒートバーナにおいて安定燃焼可能な安定燃焼酸素濃度未満になったときには、上記ガス遮断弁を閉じるよう構成されていることを特徴とする熱風発生装置にある(請求項3)。
本発明の熱風発生装置は、酸素を含有する排気ガスを利用して安定して熱風を発生させることができ、エアヒートバーナへ供給する排気ガスがエアヒートバーナにおいて安定燃焼可能な酸素濃度未満になったときには、エアヒートバーナにおける燃焼を停止することができるものである。
すなわち、本発明においては、上記ガス遮断弁によって燃料噴出ヘッダーへの燃料ガスの供給及び供給の停止が可能であり、上記酸素センサによって排気ダクト内を流れる排気ガスの酸素濃度を検出することが可能である。
そして、熱風発生装置を制御する制御装置は、排気ダクト内を流れる排気ガスの酸素濃度が大きく変動し、酸素センサによって検出した酸素濃度が、エアヒートバーナにおいて安定燃焼可能な安定燃焼酸素濃度未満になったときには、上記ガス遮断弁を閉じて、エアヒートバーナへの燃料ガスの供給を遮断する。
そのため、エアヒートバーナにおいては、上記安定燃焼酸素濃度以上の排気ガスのみを用いて燃焼を行うことができ、排気ガスの酸素濃度が、エアヒートバーナにおいて安定燃焼が困難な低い濃度になったときには、エアヒートバーナにおける燃焼を停止させることができる。
そして、エアヒートバーナの下流側においては、安定燃焼酸素濃度以上の排気ガスのみを用いて、排気ダクト内に熱風を発生させることができる。
それ故、本発明の熱風発生装置によっても、排気ダクト内を流れる排気ガスの酸素濃度を監視し、安定して効率よく熱風を発生させることができる。
上述した本発明における好ましい実施の形態につき説明する。
上記第1の発明において、上記排気ファンの吐出口には、該排気ファンから吐き出された上記調節排気ガスの温度を検出する温度センサが配設されており、上記制御装置は、上記酸素センサによって検出した酸素濃度が、上記エアヒートバーナにおいて安定燃焼可能な安定燃焼酸素濃度以上になると共に、上記温度センサによって検出した温度が、上記エアヒートバーナにおいて安定燃焼可能な安定燃焼温度以上になるよう上記空気導入弁の開度を調節するよう構成することが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記排気ファンは、上記安定燃焼酸素濃度以上であると共に上記安定燃焼温度以上である調節排気ガスをエアヒートバーナへ供給することができる。そのため、熱風発生装置は、一層安定して効率よく熱風を発生させることができる。
また、上記第2の発明において、上記排気ダクトには、上記エアヒートバーナを配設した位置よりも上流側に、当該排気ダクト内を流れる上記排気ガスの温度を検出する温度センサが配設されており、上記制御装置は、上記酸素センサによって検出した酸素濃度が、上記エアヒートバーナにおいて安定燃焼可能な安定燃焼酸素濃度未満になったとき、又は上記温度センサによって検出した温度が、上記エアヒートバーナにおいて安定燃焼可能な安定燃焼温度未満になったときには、上記ガス遮断弁を閉じるよう構成することが好ましい(請求項4)。
この場合には、エアヒートバーナにおいては、安定燃焼酸素濃度以上であると共に安定燃焼温度以上である排気ガスのみを用いて、排気ダクト内に熱風を発生させることができる。そのため、熱風発生装置は、一層安定して効率よく熱風を発生させることができる。
また、上記第1、第2の発明において、上記エアヒートバーナの燃料噴出ヘッダーから噴出させる燃料ガスは、都市ガス、LPGの他、各種の気体燃料とすることができる。
また、上記酸素を含有する排気ガスは、ガスタービンから排気される排気ガスとすることができる。そして、ガスタービンとしては、発電能力が25〜300kWである再生サイクルのマイクロガスタービンを用いることができる。
また、上記排気ガスは、ガスタービンの排気ガス以外にも、水切り乾燥炉又は塗装乾燥炉等から排気される排気ガスとすることもできる。
また、上記排気ダクト内を流れる排気ガスの酸素濃度は、16〜19%(vol%)とすることができ、上記安定燃焼酸素濃度は、17%(vol%)とすることができる。また、排気ダクト内を流れる排気ガスの温度は、250〜300℃とすることができ、上記安定燃焼温度は、250℃とすることができる。
以下に、本発明の熱風発生装置にかかる実施例につき、図面と共に説明する。
(実施例1)
本例の熱風発生装置1は、図1、図2に示すごとく、酸素を含有する排気ガスA1が流れる排気ダクト71内にエアヒートバーナ2を配設してなる。そして、熱風発生装置1は、エアヒートバーナ2から噴出させた燃料ガスFと上記排気ガスA1の一部とを燃焼させ、この燃焼による燃焼ガスGと上記排気ガスA1の残部とを混合させて熱風Hを発生させるよう構成されている。
図2に示すごとく、エアヒートバーナ2は、燃料ガスFを排気ダクト71内に噴出させるための燃料噴出ヘッダー3と、排気ガスA1を排気ダクト71内に噴出させるための排気ガス噴出筒4とを有している。
また、図1に示すごとく、排気ガス噴出筒4には、排気ダクト71内を流れる排気ガスA1の一部を当該排気ガス噴出筒4へ強制送風するための排気ファン5が接続されている。この排気ファン5の吸込口501は、吸込管51を介して、エアヒートバーナ2が配設された位置よりも上流側の排気ダクト71内に接続されている。
また、上記吸込管51には、空気A2を導入するための空気導入口511が開口されており、空気導入口511には、その開度を調節するための空気導入弁512が配設されている。
また、排気ファン5は、その吸込口501から吸い込んだ排気ガスA1に、空気導入口511から導入した空気A2を混合させて、当該排気ガスA1の酸素濃度を調節した調節排気ガスA3を吐き出すよう構成されている。また、排気ファン5の吐出口502には、この排気ファン5から吐き出された調節排気ガスA3の酸素濃度を検出する酸素センサ61が配設されている。
また、上記熱風発生装置1は、この熱風発生装置1における熱風発生動作を制御する制御装置6を有している。この制御装置6は、酸素センサ61によって検出した調節排気ガスA3の酸素濃度が、エアヒートバーナ2において安定燃焼可能な安定燃焼酸素濃度Or以上になるよう空気導入弁512の開度を調節(制御)するよう構成されている。
以下に、これを詳説する。
図1に示すごとく、本例の熱風発生装置1は、排気ガスA1に空気A2を混合させて、エアヒートバーナ2へ供給する排気ガスA1を適切に調節し、安定して熱風Hを発生させるものである。
本例の排気ガスA1は、都市ガスを燃料として動作するガスタービン72から排気される排気ガスA1である。また、エアヒートバーナ2の燃料噴出ヘッダー3に供給する燃料ガスFは都市ガスである。また、本例のガスタービン72は、発電能力が25〜300kWである再生サイクルのマイクロガスタービンである。
図1に示すごとく、上記排気ファン5の吐出口502は、吐出管52を介して、エアヒートバーナ2の排気ガス噴出筒4と接続されている。そして、上記酸素センサ61は、吐出管52内を流れる調節排気ガスA3の酸素濃度を検出するよう構成されており、この酸素センサ61によって検出した酸素濃度データは、制御装置6に送信されるよう構成されている。
また、上記吐出管52には、排気ファン5から吐き出された調節排気ガスA3の温度を検出する温度センサ62が配設されている。そして、温度センサ62によって検出した温度データは、制御装置6に送信されるよう構成されている。
また、図1に示すごとく、本例の空気導入弁512は、空気導入口511を開閉する回動プレート(ダンパ)513と、制御装置6からの信号によって回動プレート513を回動させるモータ514とによって構成されている。
そして、制御装置6は、酸素センサ61によって検出した調節排気ガスA3の酸素濃度及び温度センサ62によって検出した調節排気ガスA3の温度に基づいて、上記モータ514を操作することにより、空気導入弁512の開度を調節するよう構成されている。
また、本例の空気導入弁512は、制御装置6からの出力信号を受けて、空気導入口511の開閉を行う開閉弁である。
また、排気ダクト71は、ガスタービン72と乾燥炉73とを接続しており、エアヒートバーナ2によって発生させた熱風Hは、乾燥炉73内に供給して、乾燥炉73内に配置した種々の対象物の乾燥を行うことができる。
図2に示すごとく、本例のエアヒートバーナ2は、上記燃料噴出ヘッダー3と上記排気ガス噴出筒4とを有している。
排気ガス噴出筒4は、燃料噴出ヘッダー3を覆うようにして形成されており、燃料噴出ヘッダー3の下流側には、上記調節排気ガスA3を噴出させるための一対の排気ガス噴出プレート40が配設されている。
また、一対の排気ガス噴出プレート40は、燃料噴出ヘッダー3の下流側において、この下流側に向けて各排気ガス噴出プレート40同士の間の間隔を広げるようにして配設されている。また、排気ガス噴出筒4の先端開口部401と、燃料噴出ヘッダー3との間は、一対の排気ガス噴出プレート40によって閉塞されている。そして、各排気ガス噴出プレート40には、調節排気ガスA3を噴出させるための多数の排気ガス噴出穴41が形成されている。
また、燃料噴出ヘッダー3には、排気ダクト71の下流側に向けて燃料ガスFを噴出させるための複数の燃料噴出穴31が形成されている。また、燃料噴出ヘッダー3には、これに燃料ガスFを供給するための燃料供給管32が接続されている。
また、本例の制御装置6は、酸素センサ61によって検出した酸素濃度が上記安定燃焼酸素濃度Or以上になると共に、温度センサ62によって検出した温度が、エアヒートバーナ2において安定燃焼可能な安定燃焼温度Tr以上になるよう上記空気導入弁512の開度を調節するよう構成されている。
図3は、排気ガスA1(調節排気ガスA3)の温度を横軸にとり、排気ガスA1(調節排気ガスA3)の酸素濃度を縦軸にとって、エアヒートバーナ2における安定燃焼可能な安定燃焼範囲Sを斜線からなるハッチングで示したグラフである。
同図において、安定燃焼範囲Sは、排気ガスA1の酸素濃度が所定値(安定燃焼酸素濃度Or)以上であると共に排気ガスA1の温度が所定値(安定燃焼温度Tr)以上である範囲として形成される。
排気ガスA1の温度と排気ガスA1の酸素濃度とは反比例の関係にあり、排気ガスA1の状態を安定燃焼状態に維持するためには、排気ガスA1の温度が高くなると排気ガスA1の酸素濃度を低くすることができ、これとは逆に、排気ガスA1の温度が低くなると排気ガスA1の酸素濃度を高くしなければならないことがわかる。
そして、本例においては、制御装置6が空気導入弁512の開度を制御する際の安定燃焼酸素濃度Or及び安定燃焼温度Trは、安定燃焼範囲Sの下限ラインL1よりも大きな値とする。
また、空気導入弁512の開度を大きくして排気ファン5に導入する空気量を多くすると、調節排気ガスA3の酸素濃度が上昇する一方、調節排気ガスA3の温度は低下する。これにより、制御装置6は、酸素センサ61によって検出した調節排気ガスA3の酸素濃度及び温度センサ62によって検出した調節排気ガスA3の温度が、安定燃焼範囲Sの下限ラインL1よりも大きな値になるよう上記空気導入弁512の開度を調節することができる。
次に、上記熱風発生装置1を用いて熱風Hを発生させる動作及びその作用効果につき説明する。
図1に示すごとく、上記熱風発生装置1により熱風Hを発生させる際には、ガスタービン72の運転によって生じた排気ガスA1が排気ダクト71内を流れている。そして、排気ダクト71内を流れる排気ガスA1の一部は、エアヒートバーナ2の配設位置に到達する前に、吸込管51を介して吸込口501から排気ファン5に吸い込まれる。このとき、排気ファン5においては、空気A2と排気ガスA1とが混合され、酸素濃度が調節された調節排気ガスA3が吐き出される。
そして、制御装置6は、上記酸素センサ61により、排気ファン5の吐出口502から吐き出される調節排気ガスA3の酸素濃度を検出すると共に、上記温度センサ62により、排気ファン5の吐出口502から吐き出される調節排気ガスA3の温度を検出する。
そして、制御装置6は、酸素センサ61によって検出した酸素濃度が安定燃焼酸素濃度Or以上になると共に、温度センサ62によって検出した温度が安定燃焼可能な安定燃焼温度Tr以上になるよう上記空気導入弁512の開度を調節する。
これにより、排気ダクト71内を流れる排気ガスA1の酸素濃度又は温度が大きく変動し、この酸素濃度又は温度が低くなったときでも、排気ファン5においては、排気ガスA1に適切な量の空気A2を混合することができる。そのため、排気ファン5は、エアヒートバーナ2における排気ガス噴出筒4へ、安定燃焼酸素濃度Or以上であると共に安定燃焼温度Tr以上に維持された調節排気ガスA3を供給することができる。
また、排気ファン5から吐き出される調節排気ガスA3の吐出流量は、所定の流量以上に維持される。そのため、排気ダクト71内を流れる排気ガスA1の流量が小さくなったときでも、排気ガス噴出筒4へは、所定の流量以上に維持された調節排気ガスA3を供給することができる。
そして、エアヒートバーナ2においては、燃料ガスFを燃料噴出ヘッダー3から噴出させると共に、安定燃焼酸素濃度Or以上であると共に安定燃焼温度Tr以上に維持された調節排気ガスA3を排気ガス噴出筒4から噴出させて、これらを燃焼させることができる。
そのため、エアヒートバーナ2においては、排気ダクト71内における排気ガスA1の酸素濃度又は温度の変動、並びに排気ダクト71内における排気ガスA1の流量の変動に拘わらず、安定して燃焼を行うことができる。また、エアヒートバーナ2においては、排気ガスA1における残存酸素及び熱エネルギーを利用して燃焼を行うことができ、熱風発生装置1の熱利用効率を向上させることができる。
また、排気ダクト71内を流れ、排気ファン5へ吸い込まれなかった残りの排気ガスA1は、エアヒートバーナ2と排気ダクト71との間の間隙711を通過して、排気ダクト71の下流側に向かって流れる。そして、エアヒートバーナ2の下流側においては、エアヒートバーナ2における燃焼により生じた燃焼ガスGと、上記間隙711を下流側に向かって流れる排気ガスA1とが混合されて、排気ダクト71内に熱風Hを発生させることができる。
それ故、本例の熱風発生装置1によれば、排気ダクト71内を流れる排気ガスA1の酸素濃度及び温度を監視し、安定して効率よく熱風Hを発生させることができる。
(実施例2)
本例は、上記排気ファン5を用いずに熱風発生装置1を構成した例である。
すなわち、図4に示すごとく、本例のエアヒートバーナ2は、燃料ガスFを排気ダクト71内に噴出させるための燃料噴出ヘッダー3と、この燃料噴出ヘッダー3の下流側に配設された一対の排気ガス噴出プレート40とを有している。一対の排気ガス噴出プレート40は、燃料噴出ヘッダー3の下流側において、この下流側に向けて各排気ガス噴出プレート40同士の間の間隔を広げるようにして配設されており、調節排気ガスA3を噴出させるための多数の排気ガス噴出穴41を有している。
また、図4に示すごとく、燃料噴出ヘッダー3には、これに燃料ガスFを供給する燃料供給管32が接続されていると共に、燃料供給管32には、これを開閉可能なガス遮断弁33が配設されている。また、排気ダクト71には、エアヒートバーナ2を配設した位置よりも上流側に、当該排気ダクト71内を流れる排気ガスA1の酸素濃度を検出する酸素センサ61と、当該排気ダクト71内を流れる排気ガスA1の温度を検出する温度センサ62とが配設されている。
そして、ガス遮断弁33は、制御装置6によって制御可能であり、酸素センサ61によって検出した酸素濃度データ及び温度センサ62によって検出した温度データは、いずれも制御装置6に送信されるよう構成されている。
本例の制御装置6は、酸素センサ61によって検出した排気ガスA1の酸素濃度が、エアヒートバーナ2において安定燃焼可能な安定燃焼酸素濃度Or未満になったとき、又は温度センサ62によって検出した排気ガスA1の温度が、エアヒートバーナ2において安定燃焼可能な安定燃焼温度Tr未満になったときには、ガス遮断弁33を閉じるよう構成されている。
そして、本例の熱風発生装置1により熱風Hを発生させる際には、排気ダクト71内を排気ガスA1が流れている状態において、ガス遮断弁33を開けて、燃料噴出ヘッダー3へ燃料ガスFを供給する。このとき、排気ダクト71内を流れる排気ガスA1の一部は、一対の排気ガス噴出プレート40に衝突した後、各排気ガス噴出プレート40における各排気ガス噴出穴41から、燃料噴出ヘッダー3における各燃料噴出穴31から噴出された燃料ガスFに向けて噴出される。そして、エアヒートバーナ2において、燃料ガスFと排気ダクト71内を流れる排気ガスA1の一部とにより燃焼が行われる。
そして、制御装置6は、酸素センサ61により、排気ダクト71内を流れる排気ガスA1の酸素濃度を検出すると共に、温度センサ62により、排気ダクト71内を流れる排気ガスA1の温度を検出する。このとき、排気ダクト71内を流れる排気ガスA1の酸素濃度又は温度が大きく変動し、酸素センサ61によって検出した酸素濃度が安定燃焼酸素濃度Or未満になったとき、又は温度センサ62によって検出した温度が安定燃焼温度Tr未満になったときには、制御装置6は、ガス遮断弁33を閉じてエアヒートバーナ2への燃料ガスFの供給を遮断する。
そのため、エアヒートバーナ2においては、安定燃焼酸素濃度Or以上であると共に安定燃焼温度Tr以上である排気ガスA1のみを用いて燃焼を行うことができる。そして、排気ガスA1の酸素濃度又は温度が、エアヒートバーナ2において安定燃焼が困難な低い値になったときには、エアヒートバーナ2における燃焼を直ちに停止させることができる。
そして、エアヒートバーナ2の下流側においては、安定燃焼酸素濃度Or以上であると共に安定燃焼温度Tr以上である排気ガスA1のみを用いて、排気ダクト71内に熱風Hを発生させることができる。
それ故、本例の熱風発生装置1によっても、排気ダクト71内を流れる排気ガスA1の酸素濃度及び温度を監視し、安定して効率よく熱風Hを発生させることができる。
本例においても、その他の構成は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
なお、上記実施例1、2において、エアヒートバーナ2において燃焼を行う際の排気ガスA1の温度が250℃以上であると予め想定される場合には、制御装置6は、上記温度センサ62は用いずに上記酸素センサ61のみを用いて、上記空気導入弁512の開度の制御を行うことができる。
実施例1における、熱風発生装置を示す説明図。 実施例1における、エアヒートバーナを示す説明図。 実施例1における、排気ガスの温度を横軸にとり、排気ガスの酸素濃度を縦軸にとって、エアヒートバーナにおける安定燃焼範囲を示すグラフ。 実施例2における、熱風発生装置を示す説明図。 従来例における、開閉板を開けた状態のエアヒートバーナを示す説明図。 従来例における、開閉板を閉じた状態のエアヒートバーナを示す説明図。
符号の説明
1 熱風発生装置
2 エアヒートバーナ
3 燃料噴出ヘッダー
33 ガス遮断弁
4 排気ガス噴出筒
40 排気ガス噴出プレート
5 排気ファン
501 吸込口
502 吐出口
51 吸込管
511 空気導入口
512 空気導入弁
6 制御装置
61 酸素センサ
62 温度センサ
71 排気ダクト
711 間隙
72 ガスタービン
Or 安定燃焼酸素濃度
Tr 安定燃焼温度
F 燃料ガス
A1 排気ガス
A2 空気(フレッシュエアー)
A3 調節排気ガス
G 燃焼ガス
H 熱風

Claims (4)

  1. 酸素を含有する排気ガスが流れる排気ダクト内にエアヒートバーナを配設してなり、該エアヒートバーナから噴出させた燃料ガスと上記排気ガスの一部とを燃焼させ、該燃焼による燃焼ガスと上記排気ガスの残部とを混合させて熱風を発生させるよう構成してなる熱風発生装置において、
    上記エアヒートバーナは、上記燃料ガスを上記排気ダクト内に噴出させるための燃料噴出ヘッダーと、上記排気ガスを上記排気ダクト内に噴出させるための排気ガス噴出筒とを有しており、
    上記排気ガス噴出筒には、上記排気ガスの一部を当該排気ガス噴出筒へ強制送風するための排気ファンが接続されていると共に、該排気ファンの吸込口は、吸込管を介して、上記エアヒートバーナが配設された位置よりも上流側の上記排気ダクト内に接続されており、
    上記吸込管には、空気を導入するための空気導入口が開口されていると共に、該空気導入口には、該空気導入口の開度を調節するための空気導入弁が配設されており、
    上記排気ファンは、上記排気ガスに上記空気を混合させて、当該排気ガスの酸素濃度を調節した調節排気ガスを吐き出すよう構成されていると共に、当該排気ファンの吐出口には、該排気ファンから吐き出された上記調節排気ガスの酸素濃度を検出する酸素センサが配設されており、
    上記熱風発生装置を制御する制御装置は、上記酸素センサによって検出した酸素濃度が、上記エアヒートバーナにおいて安定燃焼可能な安定燃焼酸素濃度以上になるよう上記空気導入弁の開度を調節するよう構成されていることを特徴とする熱風発生装置。
  2. 請求項1において、上記排気ファンの吐出口には、該排気ファンから吐き出された上記調節排気ガスの温度を検出する温度センサが配設されており、
    上記制御装置は、上記酸素センサによって検出した酸素濃度が、上記エアヒートバーナにおいて安定燃焼可能な安定燃焼酸素濃度以上になると共に、上記温度センサによって検出した温度が、上記エアヒートバーナにおいて安定燃焼可能な安定燃焼温度以上になるよう上記空気導入弁の開度を調節するよう構成されていることを特徴とする熱風発生装置。
  3. 酸素を含有する排気ガスが流れる排気ダクト内にエアヒートバーナを配設してなり、該エアヒートバーナから噴出させた燃料ガスと上記排気ガスの一部とを燃焼させ、該燃焼による燃焼ガスと上記排気ガスの残部とを混合させて熱風を発生させるよう構成してなる熱風発生装置において、
    上記エアヒートバーナは、上記燃料ガスを上記排気ダクト内に噴出させるための燃料噴出ヘッダーと、該燃料噴出ヘッダーの下流側に配設され、上記排気ガスの一部を上記燃料噴出ヘッダーから噴出された上記燃料ガスへ向けて噴出させるための排気ガス噴出プレートとを有しており、
    上記燃料噴出ヘッダーには、該燃料噴出ヘッダーに上記燃料ガスを供給する燃料供給管が接続されていると共に、該燃料供給管には、これを開閉可能なガス遮断弁が配設されており、
    上記排気ダクトには、上記エアヒートバーナを配設した位置よりも上流側に、当該排気ダクト内を流れる上記排気ガスの酸素濃度を検出する酸素センサが配設されており、
    上記熱風発生装置を制御する制御装置は、上記酸素センサによって検出した酸素濃度が、上記エアヒートバーナにおいて安定燃焼可能な安定燃焼酸素濃度未満になったときには、上記ガス遮断弁を閉じるよう構成されていることを特徴とする熱風発生装置。
  4. 請求項3において、上記排気ダクトには、上記エアヒートバーナを配設した位置よりも上流側に、当該排気ダクト内を流れる上記排気ガスの温度を検出する温度センサが配設されており、
    上記制御装置は、上記酸素センサによって検出した酸素濃度が、上記エアヒートバーナにおいて安定燃焼可能な安定燃焼酸素濃度未満になったとき、又は上記温度センサによって検出した温度が、上記エアヒートバーナにおいて安定燃焼可能な安定燃焼温度未満になったときには、上記ガス遮断弁を閉じるよう構成されていることを特徴とする熱風発生装置。
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