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JP2002005412A - 排ガス再燃焼式の燃焼装置 - Google Patents

排ガス再燃焼式の燃焼装置

Info

Publication number
JP2002005412A
JP2002005412A JP2000182572A JP2000182572A JP2002005412A JP 2002005412 A JP2002005412 A JP 2002005412A JP 2000182572 A JP2000182572 A JP 2000182572A JP 2000182572 A JP2000182572 A JP 2000182572A JP 2002005412 A JP2002005412 A JP 2002005412A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion
exhaust gas
containing gas
oxygen
supply port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000182572A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Ogura
啓宏 小倉
Yasuro Tanaka
康郎 田中
Yoshinobu Nagata
善信 永田
Hiroshi Kobayashi
廣 小林
Yutaka Takamatsu
豊 高松
Minoru Soejima
稔 副島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Volcano Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Volcano Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd, Volcano Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP2000182572A priority Critical patent/JP2002005412A/ja
Publication of JP2002005412A publication Critical patent/JP2002005412A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Combustion Of Fluid Fuel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原動機排ガスを用いて燃料を燃焼させる通常
燃焼状態と空気のみにて燃料を燃焼させる臨時燃焼状態
とに切り換え自在にしながら、価格の低廉化及び熱効率
の向上を図り得る排ガス再燃焼式の燃焼装置を提供す
る。 【解決手段】 原動機から排出された原動機排ガス又は
送風手段1からの空気を主酸素含有ガス供給口5より燃
焼室51内に供給し、且つ、原動機排ガスを補助酸素含
有ガス供給口7より燃焼室51内に供給して、バーナ本
体4からの燃料を燃焼させる通常燃焼を行う燃焼制御手
段FCが設けられた構成において、燃焼制御手段FC
が、バーナ本体4からの燃料の全量を燃焼させるに足る
空気を主酸素含有ガス供給口5より燃焼室51内に供給
し、且つ、被加熱部Rを通過した後の授熱排ガスを補助
酸素含有ガス供給口7より燃焼室51内に供給して、バ
ーナ本体4からの燃料を燃焼させる臨時燃焼状態に切り
換え自在に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被加熱部の加熱用
の燃焼室に臨んで配置される燃料供給用のバーナ本体、
そのバーナ本体の周囲に配置される主酸素含有ガス供給
口、及び、その主酸素含有ガス供給口よりも前記バーナ
本体から離れて配置される補助酸素含有ガス供給口を備
えるバーナが設けられ、燃焼式の原動機から排出された
原動機排ガス又は送風手段からの空気を前記主酸素含有
ガス供給口より前記燃焼室内に供給し、且つ、前記原動
機排ガスを前記補助酸素含有ガス供給口より前記燃焼室
内に供給して、前記バーナ本体からの燃料を燃焼させる
通常燃焼を行う燃焼制御手段が設けられた排ガス再燃焼
式の燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる排ガス再燃焼式の燃焼装置(以
下、単に燃焼装置と称する場合がある)は、燃焼式の原
動機としてのガスタービン等からの原動機排ガスを用い
て燃料を燃焼させることにより、原動機排ガスを追焚し
て、その追焚原動機排ガスにより、被加熱部としての排
熱ボイラ等を加熱するものである。
【0003】ちなみに、受入対象となる原動機排ガス中
の酸素含有率が、例えば10〜18%(重量百分率、以
下同様)程度であれば、原動機排ガスのみでバーナ本体
からの燃料を燃焼させることができるので、燃焼制御手
段は、主酸素含有ガス供給口及び補助酸素含有ガス供給
口の両方より、原動機排ガスを燃焼室内に供給して、バ
ーナ本体からの燃料を燃焼させる通常燃焼を行うように
構成してある。又、受入対象となる原動機排ガス中の酸
素含有率が、例えば10%よりも小さいときは、原動機
排ガスのみでは、バーナ本体からの燃料を安定燃焼させ
難いので、燃焼制御手段は、主酸素含有ガス供給口より
空気を燃焼室内に供給し、且つ、補助酸素含有ガス供給
口より原動機排ガスを燃焼室内に供給して、バーナ本体
からの燃料を燃焼させる通常燃焼を行うように構成して
ある。
【0004】原動機排ガスのみで通常燃焼を行う場合、
及び、原動機排ガスと空気とにより通常燃焼を行う場合
のいずれにおいても、主酸素含有ガス供給口からの原動
機排ガス又は空気の供給量は、バーナ本体からの燃料の
全てを燃焼させるのに必要な量の酸素を供給できるのに
相当する量よりも少なくして、燃焼用酸素の不足分は、
補助酸素含有ガス供給口からの原動機排ガスにて補うよ
うにして、所謂、緩慢燃焼を起こさせることにより火炎
温度を低くして、NOxの発生を抑制している。又、原
動機排ガスと空気とにより通常燃焼を行う場合において
は、空気の供給量を極力少なくするようにして、排気損
失の抑制により、熱効率を向上するようにしている。
【0005】尚、原動機排ガスは発生する量の全量を燃
焼装置に受け入れるのが望ましく、一方、被加熱部の加
熱負荷が変動する場合がある。そのような場合は、原動
機排ガスは発生量の全量を受け入れながら、加熱負荷に
応じて、バーナ本体からの燃料供給量を調整するように
するが、バーナ本体からの燃料を燃焼させるための酸素
含有ガスを主酸素含有ガス供給口と補助酸素含有ガス供
給口とから分けて供給するようにしてあるので、加熱負
荷が小さくなって燃料供給量が少なくなっても、安定燃
焼させることができる。
【0006】ところで、点検や故障等のために、原動機
を停止させる場合は、原動機排ガスの供給が停止する。
そのように原動機排ガスの供給停止中でも、被加熱部の
加熱を継続する必要がある場合は、空気のみにてバーナ
本体からの燃料を燃焼させる必要がある。
【0007】そこで、従来の燃焼装置では、燃焼制御手
段は、バーナ本体からの燃料の全量を燃焼させるに足る
空気を主酸素含有ガス供給口より燃焼室内に供給し、且
つ、常温の空気を補助酸素含有ガス供給口より燃焼室内
に供給して、バーナ本体からの燃料を燃焼させる臨時燃
焼状態に切り換え自在なように構成していた。ちなみ
に、常温の空気を補助酸素含有ガス供給口より燃焼室内
に供給するのは、高温の燃焼室内の気体(以下、燃焼室
内気と称する場合がある)が補助酸素含有ガス供給口か
らバーナ内に逆流して、バーナを構成するバーナ構成材
が焼損するのを防止するためである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来では、臨
時燃焼状態においては、常温の空気を補助酸素含有ガス
供給口より燃焼室内に供給することになるので、燃焼室
内気の温度が低下すると共に、排気損失が大きくなっ
て、熱効率が低下するという問題があった。尚、燃焼室
内気の逆流を防止すべく常温の空気を補助酸素含有ガス
供給口より燃焼室内に供給する代わりに、バーナ構成材
に高耐熱材を用いて、補助酸素含有ガス供給口からの燃
焼室内気の逆流を容認する場合が考えられる。しかしな
がら、バーナ構成材として高価な高耐熱材を用いるの
で、燃焼装置の価格が高くなり、実用的なものではな
い。
【0009】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、原動機排ガスを用いて燃料を燃
焼させる通常燃焼状態と空気のみにて燃料を燃焼させる
臨時燃焼状態とに切り換え自在にしながら、価格の低廉
化及び熱効率の向上を図り得る排ガス再燃焼式の燃焼装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】〔請求項1記載の発明〕
請求項1に記載の特徴構成は、前記燃焼制御手段が、前
記バーナ本体からの燃料の全量を燃焼させるに足る空気
を前記主酸素含有ガス供給口より前記燃焼室内に供給
し、且つ、前記被加熱部を通過した後の脱熱排ガスを前
記補助酸素含有ガス供給口より前記燃焼室内に供給し
て、前記バーナ本体からの燃料を燃焼させる臨時燃焼状
態に切り換え自在に構成されていることにある。請求項
1に記載の特徴構成によれば、臨時燃焼状態において
は、バーナ本体からの燃料の全量を燃焼させるに足る空
気が主酸素含有ガス供給口より燃焼室内に供給され、且
つ、被加熱部を通過した後の脱熱排ガスが補助酸素含有
ガス供給口より燃焼室内に供給されて、バーナ本体から
の燃料が燃焼する。そして、被加熱部を通過した後の温
度が低下した脱熱排ガスが補助酸素含有ガス供給口より
燃焼室内に供給されることにより、高温の燃焼室内気が
補助酸素含有ガス供給口からバーナ内に逆流するのが防
止されるので、バーナ構成材に高耐熱材を用いなくと
も、バーナ構成材の焼損を防止することができる。しか
も、被加熱部に対して授熱して温度が低下しているもの
の、常温の空気よりも高温の脱熱排ガスが、補助酸素含
有ガス供給口より燃焼室内に供給されるので、従来のよ
うに常温の空気が供給される場合に比べて、燃焼室内気
の温度低下を抑制することができると共に、排気損失を
小さくすることができる。従って、原動機排ガスを用い
て燃料を燃焼させる通常燃焼状態と空気のみにて燃料を
燃焼させる臨時燃焼状態とに切り換え自在なようにしな
がら、価格の低廉化及び熱効率の向上を図り得る排ガス
再燃焼式の燃焼装置を提供することができるようになっ
た。
【0011】〔請求項2記載の発明〕請求項2に記載の
特徴構成は、前記バーナが、前記バーナ本体に連通する
燃料導入管、前記主酸素含有ガス供給口に連通する主酸
素含有ガス導入路、及び、前記補助酸素含有ガス供給口
に連通する補助酸素含有ガス導入路を備えたバーナユニ
ットに構成され、そのバーナユニットに対して、燃料供
給用の燃料供給管、前記送風手段、前記原動機から原動
機排ガスが供給される原動機排ガス供給路、及び、前記
被加熱部を通過した後の脱熱排ガスを前記補助酸素含有
ガス供給口より前記燃焼室内に供給すべく導く脱熱排ガ
ス還元路夫々が接続されていることにある。請求項2に
記載の特徴構成によれば、バーナが、バーナ本体に連通
する燃料導入管、主酸素含有ガス供給口に連通する主酸
素含有ガス導入路、及び、補助酸素含有ガス供給口に連
通する補助酸素含有ガス導入路を備えたバーナユニット
に構成されていて、そのバーナユニットを燃焼室に対し
て取り付けることができるので、所定の位置関係で配置
する必要があるバーナ本体、主酸素含有ガス供給口及び
補助酸素含有ガス供給口を、簡単に適正状態に配置する
ことができる。しかも、燃料供給用の燃料供給管、送風
手段、原動機から原動機排ガスが供給される原動機排ガ
ス供給路、及び、被加熱部を通過した後の脱熱排ガスを
補助酸素含有ガス供給口より前記燃焼室内に供給すべく
導く脱熱排ガス還元路は、バーナユニットに対して接続
することができるので、その作業が簡単である。これに
対して、バーナ本体、主酸素含有ガス供給口及び補助酸
素含有ガス供給口を夫々、別体に構成する場合は、それ
ら別体のバーナ本体、主酸素含有ガス供給口及び補助酸
素含有ガス供給口を、燃焼室に対して所定の位置関係で
配置する作業が複雑となる。又、バーナ本体に対して燃
料供給管を、主酸素含有ガス供給口に対して送風手段か
らの送風路及び原動機排ガス供給路を、並びに、補助酸
素含有ガス供給口に対して原動機排ガス供給路及び脱熱
排ガス還元路を、夫々、直接に接続する必要があるの
で、その作業も複雑なものとなる。従って、通常燃焼状
態と臨時燃焼状態とに切り換え自在なようにしながら、
燃焼装置の設置構成を簡略化する上で好ましい具体構成
を提供することができる。
【0012】〔請求項3記載の発明〕請求項3に記載の
特徴構成は、前記被加熱部が、排熱ボイラの主熱交換器
と、その主熱交換器を通過した脱熱排ガスが通過するよ
うに位置して、前記主熱交換器に供給される水を予熱す
るための給水予熱用熱交換器にて構成され、前記燃焼制
御手段が、前記給水予熱用熱交換器を通過した後の脱熱
排ガスを前記補助酸素含有ガス供給口より前記燃焼室内
に供給するように構成されていることにある。請求項3
に記載の特徴構成によれば、臨時燃焼状態においては、
主熱交換器を通過し、更に、その主熱交換器よりも下流
側に位置する給水予熱用熱交換器を通過して、一層温度
が低下した脱熱排ガスが、補助酸素含有ガス供給口に対
して導入されて燃焼室内に供給される。従って、排熱ボ
イラを加熱するための燃焼装置に本発明を適用する場合
に、特に、燃焼室内気の逆流防止用として、給水予熱用
熱交換器を通過した後の一層温度が低下した脱熱排ガス
を扱うようにすることにより、脱熱排ガスを補助酸素含
有ガス供給口に対して導くための構成材の耐熱仕様を低
く設定することができて、実施コストを低減することが
できるので好ましい。
【0013】〔請求項4記載の発明〕請求項4に記載の
特徴構成は、前記燃焼室内の気体が前記補助酸素含有ガ
ス供給口に逆流するのを事前に検知する逆流検知手段が
設けられ、前記燃焼制御手段が、前記補助酸素含有ガス
供給口より前記燃焼室内に還元する前記脱熱排ガスの還
元量を調節自在なように構成されると共に、前記逆流検
知手段の検知情報に基づいて、前記燃焼室内の気体が前
記補助酸素含有ガス供給口に逆流するのを防止すべく、
前記脱熱排ガスの還元量を調節するように構成されてい
ることにある。請求項4に記載の特徴構成によれば、臨
時燃焼状態においては、逆流検知手段の検知情報に基づ
いて、燃焼室内気が補助酸素含有ガス供給口に逆流する
のを防止するように、脱熱排ガスの還元量が自動調整さ
れる。従って、通常燃焼状態と臨時燃焼状態とに切り換
え自在なようにしながら、臨時燃焼状態においては、燃
焼室内気の逆流が防止できる適切な状態に自動的に維持
することができるようになった。
【0014】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下、本発明を
コージェネレーションシステムにおける排熱ボイラ加熱
用として用いる排気再燃焼式の燃焼装置に適用する場合
についての実施の形態を説明するが、先ず、第1の実施
の形態を図1ないし図3に基づいて説明する。図1に示
すように、コージェネレーションシステムは、燃焼式の
原動機としてのガスタービンGT、そのガスタービンG
Tにて駆動される発電機EG、ガスタービンGTからの
排ガス(原動機排ガスに相当し、以下、タービン排ガス
と略記する場合がある)を用いて燃料ガスを燃焼させ
て、タービン排ガスを追焚する本発明による燃焼装置F
S、及び、その燃焼装置FSにて加熱される排熱ボイラ
SB等を備えて、発電機EGから電力を得ると共に、タ
ービン排ガスから排熱を回収して、排熱ボイラSBから
蒸気を得るように構成してある。尚、第1実施形態にお
いては、タービン排ガスの酸素含有率が10〜18%程
度であり、後述するバーナBにおいては、タービン排ガ
スのみで燃料ガスを燃焼させることができる。又、ター
ビン排ガスの温度は、500°C程度である。
【0015】ガスタービンGTは、吸気路41から吸気
される空気を圧縮する圧縮機42と、その圧縮機42か
らの圧縮空気によって燃料ガス供給路43を通じて供給
される燃料ガスを燃焼させる燃焼器44と、その燃焼器
44からの燃焼ガスにより駆動されるタービン部45等
を備えて構成し、そのタービン部45によって、発電機
EG及び圧縮機42を駆動するように構成してある。
【0016】排熱ボイラSBは、燃焼室51と、その燃
焼室51内の高温(例えば900°C以上)の燃焼室内
気が通過するように配置された多数の水管からなるボイ
ラ本体(主熱交換器に相当する)52と、そのボイラ本
体52を通過した後の脱熱排ガスを煙突53に案内する
排気ダクト54内に配置されたエコノマイザ55(給水
予熱用熱交換器に相当する)等を備えて構成してある。
そして、燃焼室51内の高温の燃焼室内気を、ボイラ本
体52、エコノマイザ55の順に通過させると共に、給
水路56を通じて供給される水を、エコノマイザ55に
て予熱した後、ボイラ本体52に通流させて加熱して、
発生した蒸気を蒸気送出路57を通じて蒸気利用先(図
示せず)に供給するように構成してある。
【0017】図2及び図3に基づいて、燃焼装置FSに
ついて説明を加える。燃焼装置FSは、燃料ガスをター
ビン排ガスや空気により燃焼させるバーナB、そのバー
ナBに燃焼用空気を供給するための送風手段としての燃
焼用送風機1、そのバーナBに被加熱部を通過した後の
脱熱排ガスを供給する排ガス還元用送風機2、燃焼装置
FSの各種制御を司るバーナ制御部3等を備えて構成し
てある。
【0018】バーナBには、排熱ボイラSBの燃焼室5
1に臨んで配置される燃料供給用のバーナ本体としての
ガスノズル4、そのガスノズル4の周囲に配置される主
酸素含有ガス供給口としての一次酸素含有ガス供給口
5、その一次酸素含有ガス供給口5よりもガスノズル4
から離れて配置される二次酸素含有ガス供給口6、及
び、その二次酸素含有ガス供給口6よりもガスノズル4
から離れて配置される補助酸素含有ガス供給口としての
三次酸素含有ガス供給口7を備えてある。
【0019】箱状のバーナケーシング8の前面部(排熱
ボイラSB側)に、ガスノズル4、一次酸素含有ガス供
給口5、二次酸素含有ガス供給口6及び三次酸素含有ガ
ス供給口7を設け、バーナケーシング8の内部に、ガス
ノズル4に連通する燃料ガス導入管9、一次酸素含有ガ
ス供給口5に連通する主酸素含有ガス導入路としての一
次酸素含有ガス導入路10、二次酸素含有ガス供給口6
に連通する二次酸素含有ガス導入路11、及び、三次酸
素含有ガス供給口7に連通する補助酸素含有ガス導入路
としての三次酸素含有ガス導入路12を形成し、並び
に、バーナケーシング8の後面部に、一次酸素含有ガス
導入路10、二次酸素含有ガス導入路11及び三次酸素
含有ガス導入路12夫々の始端部に連通するタービン排
ガス受入部13を設けて、バーナユニットBUを形成し
てある。
【0020】つまり、バーナBを、ガスノズル4に連通
する燃料ガス導入管9、一次酸素含有ガス供給口5に連
通する一次酸素含有ガス導入路10、二次酸素含有ガス
供給口6に連通する二次酸素含有ガス導入路11、及
び、三次酸素含有ガス供給口7に連通する三次酸素含有
ガス導入路12を備えたバーナユニットBUに構成して
ある。
【0021】一次酸素含有ガス供給口5は、環状に形成
し、ガスノズル4は、その環状の一次酸素含有ガス供給
口5の中心に配置してある。二次酸素含有ガス供給口6
は、環状の一次酸素含有ガス供給口5の周囲に位置する
環状に形成し、三次酸素含有ガス供給口7は、二次酸素
含有ガス供給口6の周囲に位置する環状に形成してあ
る。
【0022】二次酸素含有ガス導入路11におけるター
ビン排ガス受入部13との連通部には、その連通部を開
閉する二次ダンパ15を設け、三次酸素含有ガス導入路
12におけるタービン排ガス受入部13との連通部に
は、その連通部を開閉する三次ダンパ16を設けてあ
る。一次酸素含有ガス供給口5には、一次スワラ17を
設け、二次酸素含有ガス供給口6には、二次スワラ18
を設けてある。
【0023】三次酸素含有ガス導入路12内の温度を検
出するように、逆流検知用温度センサ19を設けてあ
る。つまり、高温の燃焼室内気が三次酸素含有ガス供給
口7に流入して逆流すると、三次酸素含有ガス導入路1
2内の温度が上昇するので、逆流検知用温度センサ19
の検出温度に基づいて、高温の燃焼室内気が三次酸素含
有ガス供給口7に逆流するのを事前に検知することがで
きるのである。従って、逆流検知用温度センサ19が、
燃焼室内気が三次酸素含有ガス供給口7に逆流するのを
事前に検知する逆流検知手段として機能する。
【0024】そして、上述のように構成したバーナユニ
ットBUを、その前面部が、排熱ボイラSBの燃焼室5
1の炉壁に設けたバーナ取り付け用の開口部に臨む姿勢
で、燃焼室51の炉壁に取り付ける。
【0025】タービン排ガス受入部13に対して、ガス
タービンGTからタービン排ガスが供給される原動機排
ガス供給路としてのタービン排ガス供給路20、及び、
燃焼用送風機1から空気が供給される燃焼用空気供給路
21を接続し、タービン排ガス供給路20にはタービン
排ガス用ダンパ22を、燃焼用空気供給路21には空気
用ダンパ23を夫々介装してある。燃焼用送風機1は、
インバータ制御部による回転速度の調節により、送風
量、つまり、燃焼用空気の供給量を調節できるように構
成してある。燃料ガス導入管9には、都市ガス等の燃料
ガスを供給する燃料ガス供給管24(燃料供給管に相当
する)を接続し、その燃料ガス供給管24には、燃料ガ
スの供給を断続する開閉弁25、及び、燃料ガス供給量
を調節する比例弁26を介装してある。
【0026】排熱ボイラSBの排気ダクト54における
ボイラ本体52とエコノマイザ55との間に対応する部
分と、バーナユニットBUの三次酸素含有ガス導入路1
2における三次ダンパ16よりも下流側に対応する部分
とを接続する状態で、脱熱排ガス還元路27を設けてあ
る。排ガス還元用送風機2は、排気ダクト54に対して
吸引作用するように、その脱熱排ガス還元路27に設
け、更に、脱熱排ガス還元路27には、その流路を開閉
する脱熱排ガス用ダンパ28を介装してある。そして、
排ガス還元用送風機2の通風作用により、ボイラ本体5
2を通過し、エコノマイザ55を通過する前の脱熱排ガ
スを、三次酸素含有ガス供給口7から燃焼室51内に供
給するように構成してある。つまり、第1実施形態にお
いては、ボイラ本体52が被加熱部Rに相当する。ボイ
ラ本体52を通過し、エコノマイザ55を通過する前の
脱熱排ガスの温度は、300°C程度であり、この程度
の温度の脱熱排ガスであれば、脱熱排ガス還元路27や
バーナ構成材に高価な高耐熱材を用いる必要がない。
尚、排ガス還元用送風機2は、インバータ制御部により
回転速度の調節が自在であり、その排ガス還元用送風機
2の回転速度の調節により、脱熱排ガスを三次酸素含有
ガス供給口7から燃焼室51内に供給して還元する還元
量を調節するように構成してある。
【0027】次に、バーナ制御部3の制御作動について
説明する。バーナ制御部3には、ガスタービンGTを制
御するタービン制御部46から出力される、ガスタービ
ンGTが稼働中か否かのタービン稼動情報、排熱ボイラ
SBの加熱負荷を圧力にて検出するボイラ圧力センサ5
8の検出情報、逆流検知用温度センサ19の検出情報が
夫々入力される。又、バーナ制御部3には、操作盤29
から各種制御指令が入力される。尚、操作盤29には、
通常燃焼モードから臨時燃焼モードへの切り換えを指令
する臨時燃焼モード切り換え指令スイッチ、及び、臨時
燃焼モードから通常燃焼モードへの復帰を指令する通常
燃焼モード復帰指令スイッチ等(図示省略)が設けられ
ている。又、バーナ制御部3からは、燃焼用送風機1、
排ガス還元用送風機2、二次ダンパ15、三次ダンパ1
6、タービン排ガス用ダンパ22、空気用ダンパ23、
脱熱排ガス用ダンパ28、開閉弁25及び比例弁26夫
々に対する作動制御用の制御信号が出力される。
【0028】そして、バーナ制御部3は、タービン制御
部46からガスタービンGTが稼働中であることを示す
タービン稼動信号が出力されているときは、図2に示す
ように、タービン排ガス用ダンパ22、二次ダンパ15
及び三次ダンパ16を開状態とし、空気用ダンパ23及
び脱熱排ガス用ダンパ28を閉状態にすると共に、燃焼
用送風機1及び排ガス還元用送風機2を停止させて、タ
ービン排ガスを一次酸素含有ガス供給口5、二次酸素含
有ガス供給口6及び三次酸素含有ガス供給口7の夫々よ
り燃焼室51内に供給して、ガスノズル4からの燃料ガ
スを燃焼させる通常燃焼モードを実行する。尚、図2に
おいて、タービン排ガスの流れを実線矢印にて示す。
【0029】タービン制御部46からの信号が、タービ
ン稼動信号から、ガスタービンGTが停止したことを示
すタービン停止信号に切り換わると、バーナ制御部3
は、図3に示すように、タービン排ガス用ダンパ22、
二次ダンパ15及び三次ダンパ16を閉状態とし、空気
用ダンパ23及び脱熱排ガス用ダンパ28を開状態にす
ると共に、燃焼用送風機1及び排ガス還元用送風機2を
作動させて、ガスノズル4からの燃料ガスの全量を燃焼
させるに足る空気を一次酸素含有ガス供給口5より燃焼
室51に供給し、且つ、ボイラ本体52を通過した後の
脱熱排ガスを三次酸素含有ガス供給口7より燃焼室51
内に供給して、ガスノズル4からの燃料ガスを燃焼させ
る臨時燃焼モードを実行する。尚、図3において、空気
の流れを破線の矢印にて、脱熱排ガスの流れを一点鎖線
の矢印にて夫々示す。
【0030】又、臨時燃焼モードの実行中は、逆流検知
用温度センサ19の検出温度が逆流防止用の設定温度範
囲内に維持するように、排ガス還元用送風機2の回転速
度を調節する。尚、逆流防止用の設定温度範囲として
は、三次酸素含有ガス供給口7への燃焼室内気の逆流を
防止できる状態で、排ガス還元用送風機2の回転速度を
可及的に遅くすることができる温度範囲に設定する。従
って、排ガス還元用送風機2の消費電力を可及的に少な
くしながら、三次酸素含有ガス供給口7への燃焼室内気
の逆流を自動的に防止することができる。
【0031】又、バーナ制御部3は、操作盤29の臨時
燃焼モード切り換え指令スイッチから臨時燃焼モードへ
の切り換えが指令されると、通常燃焼モードから臨時燃
焼モードに切り換え、通常燃焼モード復帰指令スイッチ
から通常燃焼モードへの復帰が指令されると、臨時燃焼
モードから通常燃焼モードに切り換える。ちなみに、ガ
スタービンGTをメンテナンス等により停止させるとき
に、臨時燃焼モード切り換え指令スイッチを用いて、臨
時燃焼モードに切り換える。又、ガスタービンGTが停
止している状態から、正常に稼動する状態となると、通
常燃焼モード復帰指令スイッチにより、通常燃焼モード
に切り換える。
【0032】通常燃焼モードの実行中及び臨時燃焼モー
ドの実行中のいずれにおいても、バーナ制御部3は、ボ
イラ圧力センサ58の検出圧力が設定圧力になるよう
に、比例弁26を調節して、バーナBの燃焼量を調節
し、臨時燃焼モードの実行中においては、燃焼用空気量
が燃焼量に応じた量になるように、燃焼用送風機1を制
御する。
【0033】従って、燃焼制御手段FCは、バーナ制御
部3、排ガス還元用送風機2、二次ダンパ15、三次ダ
ンパ16、タービン排ガス用ダンパ22、空気用ダンパ
23及び脱熱排ガス用ダンパ28にて構成してある。
【0034】尚、臨時燃焼モードにおいては、二次酸素
含有ガス供給口6からは、燃焼室51に対して何も供給
されないが、その二次酸素含有ガス供給口6に連なる二
次酸素含有ガス導入路11の始端開口部が二次ダンパ1
5により閉じられていること、及び、二次酸素含有ガス
導入路11の両側の一次酸素含有ガス導入路10及び三
次酸素含有ガス導入路12を気体が通流していることか
ら、ドラフトが防止されるので、燃焼室内気が二次酸素
含有ガス導入路11を流動することはない。又、燃焼室
内気が二次酸素含有ガス供給口6から二次酸素含有ガス
導入路11内に流入したとしても、ドラフトがないの
で、流入した燃焼室内気は二次酸素含有ガス導入路11
内に止まると共に、二次酸素含有ガス導入路11の両側
の一次酸素含有ガス導入路10及び三次酸素含有ガス導
入路12は気体が通流しているので、その冷却作用によ
り、バーナユニットBUが過熱されることがない。
【0035】以下、本発明の第2及び第3の各実施形態
を説明するが、第1実施形態と同じ構成要素や同じ作用
を有する構成要素については、重複説明を避けるため
に、同じ符号を付すことにより説明を省略し、主とし
て、第1実施形態と異なる構成を説明する。
【0036】〔第2実施形態〕以下、図4及び図5に基
づいて、第2の実施の形態を説明する。この第2実施形
態においても、タービン排ガスの酸素含有率が10〜1
8%程度であり、バーナBにおいては、タービン排ガス
のみで燃料ガスを燃焼させることができる。バーナユニ
ットBUは、下記に説明する構成以外は、上述の第1実
施形態と同様に構成してある。即ち、一次酸素含有ガス
導入路10におけるタービン排ガス受入部13との連通
部には、その連通部を開閉する一次ダンパ14を設け、
タービン排ガス受入部13とは別箇所において一次酸素
含有ガス導入路10の始端部に連通する空気受入部30
を設け、又、一次酸素含有ガス導入路10における空気
受入部30との連通部にその連通部を開閉する空気排ガ
ス切換用ダンパ31を設けてある。更に、複数の処理対
象ガス噴出口32を、夫々が燃焼室51に臨む状態で、
一次酸素含有ガス供給口5内において、ガスノズル4の
周囲に並べて設け、各処理対象ガス噴出口32には、処
理対象ガス導入管33を連通接続すると共に、各処理対
象ガス導入管33の始端開口部に連通する処理対象ガス
受入部34を設けてある。二次スワラ18は、省略して
いる。
【0037】上述のように構成したバーナユニットBU
を、第1実施形態と同様に、その前面部が、排熱ボイラ
SBの燃焼室51の炉壁に設けたバーナ取り付け用の開
口部に臨む姿勢で、燃焼室51の炉壁に取り付ける。
【0038】タービン排ガス供給路20をタービン排ガ
ス受入部13に接続し、脱熱排ガス還元路27は、排熱
ボイラSBの排気ダクト54におけるエコノマイザ55
よりも下流側に対応する部分と、タービン排ガス受入部
13とに接続し、燃焼用空気供給路21は、空気受入部
30に接続する。つまり、第2実施形態においては、ボ
イラ本体52及びエコノマイザ55を通過した後の脱熱
排ガスを、三次酸素含有ガス供給口7から燃焼室51内
に供給するように構成してあり、ボイラ本体52及びエ
コノマイザ55が被加熱部Rに相当する。尚、エコノマ
イザ55を通過した後の脱熱排ガスの温度は150°C
程度であり、ボイラ本体52を通過しエコノマイザ55
を通過する前の脱熱排ガスに比べて、温度が更に低下し
ているので、排ガス還元用送風機2、脱熱排ガス還元路
27やバーナ構成材の耐熱仕様を一層低く設定すること
ができ、コスト面で有利となる。
【0039】燃料ガス導入管9には、燃料ガス供給管2
4を接続する。又、処理対象ガス受入部34には、塗装
ブースで発生したガス等、脱臭処理対象の処理対象ガス
が供給される処理対象ガス供給路35を接続する。
【0040】バーナ制御部3からは、燃焼用送風機1、
排ガス還元用送風機2、二次ダンパ15、三次ダンパ1
6、タービン排ガス用ダンパ22、空気用ダンパ23、
脱熱排ガス用ダンパ28、開閉弁25及び比例弁26夫
々に対する作動制御用の制御信号に加えて、一次ダンパ
14及び空気排ガス切換用ダンパ31夫々に対する作動
制御用の制御信号も出力される。
【0041】バーナ制御部3は、タービン制御部46か
らガスタービンGTが稼働中であることを示すタービン
稼動信号が出力されているときは、図4に示すように、
タービン排ガス用ダンパ22、一次ダンパ14、二次ダ
ンパ15及び三次ダンパ16を開状態とし、空気用ダン
パ23、空気排ガス切換用ダンパ31及び脱熱排ガス用
ダンパ28を閉状態にすると共に、燃焼用送風機1及び
排ガス還元用送風機2を停止させて、タービン排ガスを
一次酸素含有ガス供給口5、二次酸素含有ガス供給口6
及び三次酸素含有ガス供給口7の夫々より燃焼室51内
に供給して、ガスノズル4からの燃料ガスを燃焼させる
通常燃焼モードを実行する。尚、図4において、タービ
ン排ガスの流れを実線矢印にて示す。
【0042】タービン制御部46からの信号が、タービ
ン稼動信号から、ガスタービンGTが停止したことを示
すタービン停止信号に切り換わると、バーナ制御部3
は、図5に示すように、タービン排ガス用ダンパ22、
一次ダンパ14及び二次ダンパ15を閉状態とし、空気
用ダンパ23、空気排ガス切換用ダンパ31、3次ダン
パ16及び脱熱排ガス用ダンパ28を開状態にすると共
に、燃焼用送風機1及び排ガス還元用送風機2を作動さ
せて、ガスノズル4からの燃料ガスの全量を燃焼させる
に足る空気を一次酸素含有ガス供給口5より燃焼室51
に供給し、且つ、エコノマイザ55を通過した後の脱熱
排ガスを三次酸素含有ガス供給口7より燃焼室51内に
供給して、ガスノズル4からの燃料ガスを燃焼させる臨
時燃焼モードを実行する。尚、図5において、空気の流
れを破線の矢印にて、脱熱排ガスの流れを一点鎖線の矢
印にて夫々示す。
【0043】処理対象ガスが各処理対象ガス噴出口32
より燃焼室51に供給されて、処理対象ガスが脱臭処理
される。
【0044】バーナ制御部3は、臨時燃焼モードの実行
中は、逆流検知用温度センサ19の検出温度が逆流防止
用の設定温度範囲内に維持するように、排ガス還元用送
風機2の回転速度を調節する。
【0045】又、バーナ制御部3は、操作盤29の臨時
燃焼モード切り換え指令スイッチから臨時燃焼モードへ
の切り換えが指令されると、通常燃焼モードから臨時燃
焼モードに切り換え、通常燃焼モード復帰指令スイッチ
から通常燃焼モードへの復帰が指令されると、臨時燃焼
モードから通常燃焼モードに切り換える。
【0046】従って、燃焼制御手段FCは、バーナ制御
部3、排ガス還元用送風機2、一次ダンパ14、二次ダ
ンパ15、三次ダンパ16、空気排ガス切換用ダンパ3
1、タービン排ガス用ダンパ22、空気用ダンパ23及
び脱熱排ガス用ダンパ28にて構成してある。
【0047】尚、第1実施形態と同様に、臨時燃焼モー
ドにおいては、二次酸素含有ガス供給口6からは、燃焼
室51に対して何も供給されないが、第1実施形態にお
いて説明したのと同様の理由で、バーナユニットBUが
過熱されることがない。
【0048】〔第3実施形態〕以下、図6及び図7に基
づいて、第3の実施の形態を説明する。この第3実施形
態においては、タービン排ガスの酸素含有率が10%よ
りも小さく、バーナBにおいては、タービン排ガスのみ
で燃料ガスを燃焼させることができず、燃焼用酸素の不
足分を補うべく、燃焼用空気をバーナBに供給する必要
がある。タービン排ガスの温度は、500°C程度であ
る。バーナユニットBUは、下記に説明する構成以外
は、上述の第1実施形態と同様に構成してある。即ち、
タービン排ガス受入部13は、三次酸素含有ガス導入路
12の始端部にのみ連通するように設け、一次酸素含有
ガス導入路10の始端部及び二次酸素含有ガス導入路1
1の始端部に連通する空気受入部30を設けてある。一
次酸素含有ガス導入路10における空気受入部30との
連通部には、その連通部を開閉する一次ダンパ14を設
け 二次酸素含有ガス導入路11における空気受入部3
0との連通部には、その連通部を開閉する二次ダンパ1
5を設け、三次酸素含有ガス導入路12におけるタービ
ン排ガス受入部13との連通部には、その連通部を開閉
する三次ダンパ16を設けてある。二次スワラ18は、
省略している。
【0049】上述のように構成したバーナユニットBU
を、第1実施形態と同様に、その前面部が、排熱ボイラ
SBの燃焼室51の炉壁に設けたバーナ取り付け用の開
口部に臨む姿勢で、燃焼室51の炉壁に取り付ける。
【0050】タービン排ガス供給路20をタービン排ガ
ス受入部13に接続し、脱熱排ガス還元路27は、排熱
ボイラSBの排気ダクト54におけるボイラ本体52と
エコノマイザ55との間に対応する部分と、タービン排
ガス受入部13とに接続し、燃焼用空気供給路21は、
空気受入部30に接続する。つまり、第3実施形態にお
いては、ボイラ本体52が被加熱部Rに相当する。燃料
ガス導入管9には、燃料ガス供給管24を接続する。
【0051】バーナ制御部3からは、燃焼用送風機1、
排ガス還元用送風機2、二次ダンパ15、三次ダンパ1
6、タービン排ガス用ダンパ22、空気用ダンパ23、
脱熱排ガス用ダンパ28、開閉弁25及び比例弁26夫
々に対する作動制御用の制御信号に加えて、一次ダンパ
14に対する作動制御用の制御信号も出力される。
【0052】バーナ制御部3は、タービン制御部46か
らガスタービンGTが稼働中であることを示すタービン
稼動信号が出力されているときは、図6に示すように、
タービン排ガス用ダンパ22、空気用ダンパ23、一次
ダンパ14及び三次ダンパ16を開状態とし、二次ダン
パ15及び脱熱排ガス用ダンパ28を閉状態にすると共
に、燃焼用送風機1を作動させ、排ガス還元用送風機2
を停止させて、タービン排ガスを三次酸素含有ガス供給
口7より燃焼室51内に供給して、空気を一次酸素含有
ガス供給口5より燃焼室51内に供給して、ガスノズル
4からの燃料ガスを燃焼させる通常燃焼モードを実行す
る。尚、図6において、タービン排ガスの流れを実線矢
印にて、空気の流れを破線矢印にて夫々示す。尚、一次
酸素含有ガス供給口5からは、ガスノズル4からの燃料
ガスの全量を燃焼させるのに必要な量よりも少ない量の
空気を供給し、燃焼用酸素の不足分は、三次酸素含有ガ
ス供給口7から燃焼室51に供給されるタービン排ガス
中の酸素にて補う。
【0053】タービン制御部46からの信号が、タービ
ン稼動信号から、ガスタービンGTが停止したことを示
すタービン停止信号に切り換わると、バーナ制御部3
は、図7に示すように、タービン排ガス用ダンパ22を
閉状態とし、一次ダンパ14、二次ダンパ15、三次ダ
ンパ16、空気用ダンパ23及び脱熱排ガス用ダンパ2
8を開状態にすると共に、燃焼用送風機1及び排ガス還
元用送風機2を作動させて、ガスノズル4からの燃料ガ
スの全量を燃焼させるに足る空気を一次酸素含有ガス供
給口5及び二次酸素供給口6より燃焼室51に供給し、
且つ、ボイラ本体52を通過した後の脱熱排ガスを三次
酸素含有ガス供給口7より燃焼室51内に供給して、ガ
スノズル4からの燃料ガスを燃焼させる臨時燃焼モード
を実行する。尚、図7において、空気の流れを破線の矢
印にて、脱熱排ガスの流れを一点鎖線の矢印にて夫々示
す。
【0054】バーナ制御部3は、臨時燃焼モードの実行
中は、逆流検知用温度センサ19の検出温度が逆流防止
用の設定温度範囲内に維持するように、排ガス還元用送
風機2の回転速度を調節する。
【0055】又、バーナ制御部3は、操作盤29の臨時
燃焼モード切り換え指令スイッチから臨時燃焼モードへ
の切り換えが指令されると、通常燃焼モードから臨時燃
焼モードに切り換え、通常燃焼モード復帰指令スイッチ
から通常燃焼モードへの復帰が指令されると、臨時燃焼
モードから通常燃焼モードに切り換える。
【0056】従って、燃焼制御手段FCは、バーナ制御
部3、排ガス還元用送風機2、一次ダンパ14、二次ダ
ンパ15、三次ダンパ16、タービン排ガス用ダンパ2
2、空気用ダンパ23及び脱熱排ガス用ダンパ28にて
構成してある。
【0057】尚、通常燃焼モードにおいては、二次酸素
含有ガス供給口6からは、燃焼室51に対して何も供給
されないが、第1実施形態において説明したのと同様の
理由で、バーナユニットBUが過熱されることがない。
【0058】〔別実施形態〕次に別実施形態を説明す
る。 (イ) 第1実施形態では、臨時燃焼モードにおいて
は、二次酸素含有ガス供給口6からは、燃焼室51に対
して何も供給されないように構成する場合について例示
したが、臨時燃焼モードにおいて、二次酸素含有ガス供
給口6から燃焼室51に対して、空気又は脱熱排ガスが
供給されるように構成しても良い。空気を供給する場合
は、二次ダンパ15を開作動し、脱熱排ガスを供給する
場合は、脱熱排ガス還元路27を、二次酸素含有ガス導
入路11における二次ダンパ15よりも下流側に対応す
る部分、及び、三次酸素含有ガス導入路12における三
次ダンパ16よりも下流側に対応する部分夫々に連通す
るように接続する。
【0059】第2実施形態では、臨時燃焼モードにおい
ては、二次酸素含有ガス供給口6からは、燃焼室51に
対して何も供給されないように構成する場合について例
示したが、臨時燃焼モードにおいて、二次酸素含有ガス
供給口6から燃焼室51に対して、空気又は脱熱排ガス
が供給されるように構成しても良い。脱熱排ガスを供給
する場合は、二次ダンパ15を開作動し、空気を供給す
る場合は、空気受入部30を、一次酸素含有ガス導入路
10の始端部、及び、二次酸素含有ガス導入路11の始
端部夫々に連通するように設けると共に、二次酸素含有
ガス導入路11における空気受入部30との連通部に
も、空気排ガス切換用ダンパ31を設け、臨時燃焼モー
ドにおいては、その空気排ガス切換用ダンパ31を開作
動する。
【0060】(ロ) 上記の実施形態において、タービ
ン制御部46からの信号が、タービン停止信号からター
ビン稼動信号に切り換わると、バーナ制御部3により、
臨時燃焼モードから通常燃焼モードに自動的に切り換え
るように構成しても良い。
【0061】(ハ) 一次酸素含有ガス供給口5、二次
酸素含有ガス供給口6及び三次酸素含有ガス供給口7夫
々の形状は、上記の実施形態において例示した形状に限
定されるものではなく、適宜変更可能である。例えば、
複数の一次酸素含有ガス供給口5を、ガスノズル4の周
囲に並べて設けても良い。又、複数の二次酸素含有ガス
供給口6を、一次酸素含有ガス供給口5の周囲に並べて
設けても良い。又、複数の三次酸素含有ガス供給口7
を、二次酸素含有ガス供給口6の周囲に並べて設けても
良い。又、2個の矩形状の三次酸素含有ガス供給口7
を、二次酸素含有ガス供給口6の両側に振り分けて配置
しても良い。
【0062】(ニ) 上記の実施形態において、二次酸
素含有ガス供給口6、及び、それに関連する構成を省略
しても良い。
【0063】(ホ) 逆流検知手段の具体構成として
は、上記の実施形態において例示した逆流検知用温度セ
ンサ19に限定されるものではない。例えば、燃焼室内
気が三次酸素含有ガス供給口7に逆流して、三次酸素含
有ガス導入路12内を流動すると、三次酸素含有ガス導
入路12内の圧力が変化するので、三次酸素含有ガス導
入路12内の圧力を検出する圧力センサーを、逆流検知
手段として機能させるように設けても良い。
【0064】(ヘ) 第1及び第3の各実施形態におい
て、脱熱排ガス還元路27を、排熱ボイラSBの排気ダ
クト54におけるエコノマイザ55よりも下流側に対応
する部分に接続して、ボイラ本体52及びエコノマイザ
55を通過した後の脱熱排ガスを三次酸素含有ガス供給
口7から燃焼室51内に供給するように構成しても良
い。この場合は、ボイラ本体52及びエコノマイザ55
が被加熱部Rに相当する。第2実施形態において、脱熱
排ガス還元路27を、排熱ボイラSBの排気ダクト54
におけるボイラ本体52とエコノマイザ55との間に対
応する部分に接続して、ボイラ本体52を通過し、エコ
ノマイザ55を通過する前の脱熱排ガスを、三次酸素含
有ガス供給口7から燃焼室51内に供給するように構成
しても良い。この場合は、ボイラ本体52が被加熱部R
に相当する。
【0065】(ト) 被加熱部Rを通過した後の脱熱排
ガスを取り出す位置は、上記の実施形態において例示し
た位置に限定されるものではなく、適宜変更可能である
が、温度が、150〜300°Cの範囲にまで低下した
位置で取り出すように構成するのが、排ガス還元用送風
機2、脱熱排ガス還元路27やバーナ構成材の耐熱仕様
を低く設定すると共に、排ガス還元用送風機2の消費電
力を低減する面で有利である。
【0066】(チ) 燃焼式の原動機の具体例として
は、上記の実施形態において例示したガスタービンGT
に限定されるものではなく、ガスエンジン等でも良い。
又、被加熱部Rの具体例としては、上記の実施形態にお
いて例示した排熱ボイラSBのボイラ本体52やエコノ
マイザー55に限定されるものではなく、例えば、各種
の加熱用の炉でも良い。 (リ) 上記の実施形態においては、バーナBを都市ガ
ス等のガス燃料を燃焼させるように構成する場合につい
て例示したが、液体燃料を燃焼させるように構成した
り、ガス燃料と液体燃料を混焼させるように構成しても
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態にかかる排ガス再燃焼式の燃焼装
置を用いたコージェネレーションシステムを示す系統図
【図2】第1実施形態にかかる排ガス再燃焼式の燃焼装
置の構成、及び、通常燃焼モードでの制御状態を示す系
統図
【図3】第1実施形態にかかる排ガス再燃焼式の燃焼装
置における臨時燃焼モードでの制御状態を示す系統図
【図4】第2実施形態にかかる排ガス再燃焼式の燃焼装
置の構成、及び、通常燃焼モードでの制御状態を示す系
統図
【図5】第2実施形態にかかる排ガス再燃焼式の燃焼装
置における臨時燃焼モードでの制御状態を示す系統図
【図6】第3実施形態にかかる排ガス再燃焼式の燃焼装
置の構成、及び、通常燃焼モードでの制御状態を示す系
統図
【図7】第3実施形態にかかる排ガス再燃焼式の燃焼装
置における臨時燃焼モードでの制御状態を示す系統図
【符号の説明】
1 送風手段 4 バーナ本体 5 主酸素含有ガス供給口 7 補助酸素含有ガス供給口 9 燃料導入管 10 主酸素含有ガス導入路 12 補助酸素含有ガス導入路 19 逆流検知手段 20 原動機排ガス供給路 24 燃料供給管 27 脱熱排ガス還元路 51 燃焼室 52 主熱交換器(ボイラ本体) 55 給水予熱用熱交換器(エコノマイザ) B バーナ SU バーナユニット FC 燃焼制御手段 GT 燃焼式の原動機 R 被加熱部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 康郎 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 永田 善信 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 小林 廣 大阪府大阪市淀川区野中北1丁目3番38号 ボルカノ株式会社内 (72)発明者 高松 豊 大阪府大阪市淀川区野中北1丁目3番38号 ボルカノ株式会社内 (72)発明者 副島 稔 大阪府大阪市淀川区野中北1丁目3番38号 ボルカノ株式会社内 Fターム(参考) 3K091 AA18 BB02 BB26 CC06 CC07 CC22 GA27 GA29 GA30 GA42 GA53 GA56

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加熱部の加熱用の燃焼室に臨んで配置
    される燃料供給用のバーナ本体、そのバーナ本体の周囲
    に配置される主酸素含有ガス供給口、及び、その主酸素
    含有ガス供給口よりも前記バーナ本体から離れて配置さ
    れる補助酸素含有ガス供給口を備えるバーナが設けら
    れ、 燃焼式の原動機から排出された原動機排ガス又は送風手
    段からの空気を前記主酸素含有ガス供給口より前記燃焼
    室内に供給し、且つ、前記原動機排ガスを前記補助酸素
    含有ガス供給口より前記燃焼室内に供給して、前記バー
    ナ本体からの燃料を燃焼させる通常燃焼を行う燃焼制御
    手段が設けられた排ガス再燃焼式の燃焼装置であって、 前記燃焼制御手段が、前記バーナ本体からの燃料の全量
    を燃焼させるに足る空気を前記主酸素含有ガス供給口よ
    り前記燃焼室内に供給し、且つ、前記被加熱部を通過し
    た後の脱熱排ガスを前記補助酸素含有ガス供給口より前
    記燃焼室内に供給して、前記バーナ本体からの燃料を燃
    焼させる臨時燃焼状態に切り換え自在に構成されている
    排ガス再燃焼式の燃焼装置。
  2. 【請求項2】 前記バーナが、前記バーナ本体に連通す
    る燃料導入管、前記主酸素含有ガス供給口に連通する主
    酸素含有ガス導入路、及び、前記補助酸素含有ガス供給
    口に連通する補助酸素含有ガス導入路を備えたバーナユ
    ニットに構成され、 そのバーナユニットに対して、燃料供給用の燃料供給
    管、前記送風手段、前記原動機から原動機排ガスが供給
    される原動機排ガス供給路、及び、前記被加熱部を通過
    した後の脱熱排ガスを前記補助酸素含有ガス供給口より
    前記燃焼室内に供給すべく導く脱熱排ガス還元路夫々が
    接続されている請求項1記載の排ガス再燃焼式の燃焼装
    置。
  3. 【請求項3】 前記被加熱部が、排熱ボイラの主熱交換
    器と、その主熱交換器を通過した脱熱排ガスが通過する
    ように位置して、前記主熱交換器に供給される水を予熱
    するための給水予熱用熱交換器にて構成され、 前記燃焼制御手段が、前記給水予熱用熱交換器を通過し
    た後の脱熱排ガスを前記補助酸素含有ガス供給口より前
    記燃焼室内に供給するように構成されている請求項1又
    は2記載の排ガス再燃焼式の燃焼装置。
  4. 【請求項4】 前記燃焼室内の気体が前記補助酸素含有
    ガス供給口に逆流するのを事前に検知する逆流検知手段
    が設けられ、 前記燃焼制御手段が、前記補助酸素含有ガス供給口より
    前記燃焼室内に還元する前記脱熱排ガスの還元量を調節
    自在なように構成されると共に、前記逆流検知手段の検
    知情報に基づいて、前記燃焼室内の気体が前記補助酸素
    含有ガス供給口に逆流するのを防止すべく、前記脱熱排
    ガスの還元量を調節するように構成されている請求項1
    〜3のいずれか1項に記載の排ガス再燃焼式の燃焼装
    置。
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