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JP4327588B2 - ディーゼルハイブリッド車両の制御方法及びその制御装置 - Google Patents

ディーゼルハイブリッド車両の制御方法及びその制御装置 Download PDF

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この発明は、ディーゼルハイブリッド車両の制御方法及びその制御装置に関し、更に詳しくは、PM捕集装置が詰まりかけている状態においてエンジン負荷の過渡状態を低減し、スモークの発生を抑制することができるディーゼルハイブリッド車両の制御方法及びその制御装置に関する。
近年、地球環境の保全や省資源の観点から、ディーゼルハイブリッド車両の開発が行われている。たとえば、このディーゼルハイブリッド車両は、ディーゼルエンジンと、このディーゼルエンジン出力による発電またはバッテリ電力によるエンジン出力のアシストを行うモータジェネレータと、排気ガス中の粒子状物質(以下、PMと略称する)を捕集するPM捕集装置と、排気ガス再循環装置(EGR装置)とを備えたものが公知である(たとえば、特許文献1参照)。
このようなディーゼルハイブリッド車両の制御方法において、エンジン定常走行から急加速する場合、通常は排気ガス再循環装置(EGR装置)のOFF制御が実施され、できるだけ新気を吸入して出力に変え、スモークの発生を抑制する制御がなされている。
また、PM捕集装置の再生制御は、通常、所定の運転領域になるまでは実行されず、その再生タイミングが来るまでは、再生制御を待つようにプログラムされている。したがって、PM捕集装置にPMが所定量堆積しても、この再生タイミングがすぐに来れば、PM捕集装置は再生され、スモークの発生は抑制される。
なお、関連する技術として、ディーゼルハイブリッド車両において、排気ガス中に含まれるPM成分が所定値以下となるようにディーゼルエンジンを運転するとともに、当該エンジンの不足トルクをモータジェネレータにより調節するものが提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特開平11−271311号公報 特開2002−115576号公報
上記従来技術にあっては、PMが所定量を超えて堆積しているのにもかかわらず、この再生タイミングが来ない場合には、これを待つ間はスモークの発生を極力抑制する必要がある。しかしながら、エンジン負荷の過渡時には吸気が追いつかず筒内が酸素不足となるので、スモークの発生を十分に低減できないという課題があった。
特に、PM捕集装置が詰まりかけている状態、すなわちPMの堆積量が所定量を超えている状態では、スモークの発生によりPMが過捕集され、更なるスモークの発生を引き起こすとともに、触媒を担持しているPM捕集装置ではPMの詰まり過ぎにより、その再生時に触媒が過熱溶損してしまう虞があった。このため、エンジン負荷の過渡状態を低減してスモークの発生を極力抑制したいという要請があった。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、PM捕集装置が詰まりかけている状態においてエンジン負荷の過渡状態を低減し、スモークの発生を抑制することができるディーゼルハイブリッド車両の制御方法及びその制御装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明の請求項1に係るディーゼルハイブリッド車両の制御方法は、ディーゼルエンジンと、前記ディーゼルエンジン出力による発電またはバッテリ電力による前記ディーゼルエンジン出力のアシストを行うモータジェネレータと、排気ガス中の粒子状物質を捕集するPM捕集装置とを備えたディーゼルハイブリッド車両の制御方法において、前記PM捕集装置の前記粒子状物質の堆積量が所定量を超え、かつドライバーの要求による前記ディーゼルエンジンへのドライバー要求負荷が過渡状態となる場合には、当該堆積量が所定量以下となるように前記PM捕集装置の再生制御が実行されるまでの間、先ず前記ディーゼルエンジンの要求負荷を前記ドライバー要求負荷よりも上げた後、当該ディーゼルエンジンの要求負荷を前記ドライバー要求負荷の過渡時移行負荷勾配よりも小さな勾配となるように制御し、当該ディーゼルエンジンの制御の際に、前記ドライバー要求負荷が実現されるよう当該ドライバー要求負荷と前記ディーゼルエンジンの要求負荷の差に応じて前記モータジェネレータを回生制御又は力行制御することを特徴とするものである。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明の請求項2に係るディーゼルハイブリッド車両の制御装置は、ディーゼルエンジンと、前記ディーゼルエンジンの出力による発電またはバッテリ電力による前記ディーゼルエンジン出力のアシストを行うモータジェネレータと、排気ガス中の粒子状物質を捕集するPM捕集装置とを備えたディーゼルハイブリッド車両の制御装置において、前記PM捕集装置の前記粒子状物質の堆積量が所定量を超え、かつドライバーの要求による前記ディーゼルエンジンへのドライバー要求負荷が過渡状態となる場合に、当該堆積量が所定量以下となるように前記PM捕集装置の再生制御が実行されるまでの間、前記ディーゼルエンジンの要求負荷を前記ドライバー要求負荷よりも上げた後、当該ディーゼルエンジンの要求負荷を前記ドライバー要求負荷の過渡時移行負荷勾配よりも小さな勾配となるように制御する手段と、当該手段による前記ディーゼルエンジンの制御の際に、前記ドライバー要求負荷が実現されるよう当該ドライバー要求負荷と前記ディーゼルエンジンの要求負荷の差に応じて前記モータジェネレータを回生制御又は力行制御する手段とを設けたことを特徴とするものである。
この発明に係るディーゼルハイブリッド車両の制御方法(請求項1)によれば、PM捕集装置が詰まりかけている状態において、エンジン負荷の過渡時におけるトルクの過不足をモータジェネレータの回生・力行運転により調節することで、エンジン負荷の過渡状態を低減し、スモークの発生を抑制することができる。
また、この発明に係るディーゼルハイブリッド車両の制御装置(請求項2)によっても、PM捕集装置が詰まりかけている状態において、エンジン負荷の過渡時におけるトルクの過不足をモータジェネレータの回生・力行運転により調節することで、エンジン負荷の過渡状態を低減し、スモークの発生を抑制することができる。
以下に、この発明に係るディーゼルハイブリッド車両の制御方法及びその制御装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
先ず、前輪駆動車(FF車)であるディーゼルハイブリッド車両の概略構成について図3に基づいて説明する。ここで、図3は、ディーゼルハイブリッド車両の概略構成を示す模式図である。
ディーゼルハイブリッド車両10には、車両前部に走行駆動源としてのディーゼルエンジン11が設けられている。このディーゼルエンジン11は、コモンレール方式の燃料噴射システム(図示せず)により燃料噴射量が制御され、吸入空気量はエアフロメータ(図示せず)により検出されるようになっている。また、このディーゼルエンジン11は、排気ガス再循環装置(EGR装置)も備えている。
また、ディーゼルエンジン11の排気通路には、排気ガス中のPMおよび窒素酸化物(NOx)を浄化するために、吸蔵還元型NOx触媒を担持したパティキュレートフィルタ(以下、単にPM捕集装置と称する)が設けられている(図示せず)。この排気通路におけるPM捕集装置の上流側と下流側には、それぞれ圧力センサ(図示せず)が設けられ、その差圧を検出することにより、PMのフィルタへの堆積量を推定できるように構成されている。
また、このPM捕集装置には、触媒床温を検出する温度センサ(図示せず)も設けられている。PM捕集装置の再生制御は、たとえばNOx還元時に発生する活性酸素を利用し、化学変化によりPMを連続浄化する等、公知技術によって行っている。
ディーゼルエンジン11で発生する駆動力は、自動変速可能な有段変速機(以下、MMT(マルチモードマニュアルトランスミッション)と記す)12およびドライブシャフト14を介して主駆動輪としての前輪13に伝達されるようになっている。このMMT12は、走行状態に応じてギヤ段の変速操作をアクチュエータで電気的に自動制御するものである。すなわち、トルクコンバータは搭載されていない。
ディーゼルエンジン11は、このMMT12から指令される要求エンジントルクを出力するために、その燃料噴射量や吸入空気量等が制御されるように構成されている。ディーゼルエンジン11の要求燃料噴射量は、たとえば、エンジンの回転数およびアクセル開度からマップに基づいて決定され、燃料噴射が実行されるようになっている。その際、エンジン回転数および吸入空気量から、スモークリミットを超えないような燃料噴射量がマップに基づいて決定される。
また、ディーゼルハイブリッド車両10には、ディーゼルエンジン11とMMT12間の動力伝達の接離を行うクラッチ12aが備えられており、走行状態に応じて接離操作をアクチュエータで電気的に自動制御されるようになっている。
また、駆動力を分けて伝達するトランスファ15には、プロペラシャフト16が連結され、その末端には駆動系歯車装置(ギヤトレーン)を一体化したモータジェネレータ(MG)17が連結されている。後輪18は、駆動輪である前輪13に連れ回されるだけの構成となっている。なお、本実施例では、モータジェネレータ17を、トランスファ15およびプロペラシャフト16を介して車両後部に搭載したものを示したが、これらを介さずに車両前部のドライブシャフト14側に搭載してもよい。
このモータジェネレータ17は、インバータ19を介し、充放電可能な二次電池であるバッテリ20と接続されている。また、このモータジェネレータ17は、走行駆動源であるモータとして機能する力行運転モードと、発電機として機能する回生運転モードとの2つの運転状態をとり得るように構成されている。
たとえば、このモータジェネレータ17は、力行運転モードではバッテリ20からの電力供給を受けて、プロペラシャフト16を介しドライブシャフト14を駆動するための動力を発生する。また、回生運転モードでは、モータジェネレータ17は、プロペラシャフト16を介してディーゼルエンジン11あるいはドライブシャフト14から伝達される駆動力を電力に変換し、バッテリ20を充電する。
なお、モータジェネレータ17が力行運転モードあるいは回生運転モードのいずれかで運転されるかは、バッテリ20の充電状態SOC(State of Charge)をも勘案して決定される。
以上のように構成されたディーゼルハイブリッド車両10は、図示しない電子制御ユニット(ECU)によって各構成要素とともに以下のように基本制御され、種々の状態で走行することができる。
たとえば、ディーゼルハイブリッド車両10が走行を始めた比較的低速な状態では、ディーゼルエンジン11を停止したまま、モータジェネレータ17を力行することにより走行(EV走行)する。そして、走行開始後にディーゼルハイブリッド車両10が所定の速度もしくは負荷に達すると、モータジェネレータ17を用いてディーゼルエンジン11をクランキングして始動し、当該ディーゼルエンジン11を用いた運転に移行する。
定常運転時には、通常は、ディーゼルエンジン11がドライブシャフト14の要求動力とほぼ等しい出力を発生するように運転される。このとき、ディーゼルエンジン11の出力のほぼすべてがドライブシャフト14に伝えられる。
一方、バッテリ20の充電状態SOCが予め定められた基準値以下に低下している場合や、後述するようにPM捕集装置の粒子状物質の堆積量が所定量を超え、かつPM捕集装置を再生するタイミングでない場合には、ディーゼルエンジン11がドライブシャフト14の要求動力以上の出力で運転され、その余剰動力の一部はモータジェネレータ17によって電力として回生され、バッテリ20の充電に利用される。そして、ディーゼルエンジン11の出力トルクが不足する場合には、モータジェネレータ17の駆動によって不足分のトルクがアシストされ、必要トルクが確保される。
また、上記ディーゼルハイブリッド車両10は、燃料の節約と排気エミッションの低減を図るために、いわゆるエコラン(エコノミー&エコロジーランニング)制御もなされる。すなわち、たとえば、交差点における信号待ち等でディーゼルハイブリッド車両10が停車した場合に、所定の停止条件下でディーゼルエンジン11を自動停止させ、その後、所定の再始動条件下(たとえば、アクセルペダルを踏み込んだとき)でディーゼルエンジン11を再始動させる制御もなされる。
以上が本発明に係るディーゼルハイブリッド車両10の基本構成および基本制御動作である。
つぎに、本発明の要部である制御方法について図1に基づいて説明する。ここで、図1は、ディーゼルハイブリッド車両の制御方法を示すフローチャートである。上述したように、PM捕集装置の再生制御は、通常、所定の運転領域になるまでは実行されず、その再生タイミングが来るまでは、再生制御を待つようにプログラムされている。したがって、PM捕集装置にPMが所定量堆積しても、この再生タイミングがすぐに来れば、PM捕集装置は再生され、スモークの発生が抑制されるので問題はない。
しかしながら、PMが所定量を超えて堆積しているのにもかかわらず、この再生タイミングが来ない場合には、これを待つ間はスモークの発生を極力抑制する必要がある。それは、このような状態でディーゼルエンジン11を過渡運転してスモークを発生させていると、PMを過捕集してしまうとともに、PM捕集装置の再生時に触媒が過熱溶損してしまう虞があるからである。
そこで、先ず、PM捕集装置が詰まりかけているか、すなわち、PMの堆積量が所定量を超えているか否かを判断する(ステップS10)。PMの堆積量が所定量を超えていなければ、スモークの発生が抑制され、本実施例に係る制御を行う必要がないので、制御を終了する(ステップS10否定)。
一方、PMの堆積量が所定量を超えているならば(ステップS10肯定)、PM捕集装置の再生制御(図1中においては、PM再生制御と称してある)を所定期間内にすでに実行したか否かを判断する(ステップS11)。この再生制御を実行しているならば、スモークの発生が抑制され、本実施例に係る制御を行う必要がないので、制御を終了する(ステップS11肯定)。
PM捕集装置の再生制御を実行していないならば(ステップS11否定)、この再生制御が実行されるまでの間、後述するディーゼルエンジン11とモータジェネレータ17の駆動制御により(ステップS12)、ディーゼルエンジン11の過渡運転状態を低減し、スモークの発生を抑制する。
つぎに、このステップS12における制御を図2に基づいて更に詳しく説明する。ここで、図2は、このステップS12におけるディーゼルエンジンの制御方法を示す説明図である。なお、説明の便宜上、図2中には、符号A,B,C,C’を付し、線分ABと線分CC’との交点Pを付してある。また、全負荷ラインを示してある。
通常、ディーゼルエンジン11は、ドライバーが要求するトルク(エンジン出力)を出すように制御されている。図2に示すように、たとえば、MMT12のギヤ段を3速に固定し、時速30kmで定常運転している状態Aから、時速80kmの状態Bに急加速するような過渡時の場合を考える。すると、ギヤ段が固定状態であるため、状態Aから状態Bに移行するに従ってエンジン回転数が上がっていき、速度が大きいほど高いトルクが必要となる。
このような加速時には、通常、排気ガス再循環装置(EGR装置)のOFF制御が実施され、できるだけ新気を吸入して出力に変え、スモークの発生を抑制する制御がなされている。但し、このような過渡時には吸気が追いつかず、ディーゼルエンジン11の筒内が酸素不足となるので、ある一定期間はスモークが排出されてしまう。
そこで、このようなディーゼルエンジン11の過渡運転状態を低減し、スモークの発生を抑制するために、以下のようにディーゼルエンジン11とモータジェネレータ17を駆動制御する。すなわち、上記時速30kmで定常運転している状態Aでは、ディーゼルエンジン11には、それに相応するトルクが要求されているが、ここではエンジン負荷をCの状態にまで上げ、その際の余剰出力(図中の三角形ACPの面積に相当)を用いてモータジェネレータ17により回生し、バッテリ20の充電状態SOCを上げる。
そして、状態Cからエンジントルクを実質的にほぼ一定に保ちながら、時速80kmの状態C’まで加速する。トルクをあまり変えることなく加速しているため、図中の三角形PBC’の面積に相当する出力が不足するが、この不足分の出力に対しては、上記回収した余剰出力(図中の三角形ACPの面積に相当)を有効活用するとともに、必要に応じてバッテリ電力を用いてモータジェネレータ17によりトルクアシストすることで対処することができる。
このように制御すれば、状態Aから状態Bへのトルク勾配よりも、状態Cから状態C’へのトルク勾配の方がきわめて小さいので、ディーゼルエンジン11による過渡運転状態を大幅に低減することができ、スモークの発生を抑制することができる。したがって、PMの過捕集や、PM捕集装置の再生時における触媒溶損の発生等を抑制することができる。
なお、上記実施例においては、PM捕集装置として、排気ガス中のPMおよびNOxを浄化するために、NOx触媒を担持したパティキュレートフィルタを用いるものとして説明したが、これに限定されず、NOx触媒に代えて酸化触媒を担持したパティキュレートフィルタや、これらの触媒を担持しないパティキュレートフィルタを用いてもよい。
以上のように、この発明に係るディーゼルハイブリッド車両の制御方法及びその制御装置は、PM捕集装置を備えたディーゼルハイブリッド車両の制御に有用であり、特に、PM捕集装置の再生制御が実行されるまでの間、エンジン負荷の過渡状態を低減し、スモークの発生を抑制する制御に適している。
ディーゼルハイブリッド車両の制御方法を示すフローチャートである。 図1のステップS12におけるディーゼルエンジンの制御方法を示す説明図である。 ディーゼルハイブリッド車両の概略構成を示す模式図である。
符号の説明
10 ディーゼルハイブリッド車両
11 ディーゼルエンジン
12 MMT
12a クラッチ
13 前輪
14 ドライブシャフト
15 トランスファ
16 プロペラシャフト
17 モータジェネレータ
18 後輪
19 インバータ
20 バッテリ

Claims (2)

  1. ディーゼルエンジンと、前記ディーゼルエンジン出力による発電またはバッテリ電力による前記ディーゼルエンジン出力のアシストを行うモータジェネレータと、排気ガス中の粒子状物質を捕集するPM捕集装置とを備えたディーゼルハイブリッド車両の制御方法において、
    前記PM捕集装置の前記粒子状物質の堆積量が所定量を超え、かつドライバーの要求による前記ディーゼルエンジンへのドライバー要求負荷が過渡状態となる場合には、当該堆積量が所定量以下となるように前記PM捕集装置の再生制御が実行されるまでの間、先ず前記ディーゼルエンジンの要求負荷を前記ドライバー要求負荷よりも上げた後、当該ディーゼルエンジンの要求負荷を前記ドライバー要求負荷の過渡時移行負荷勾配よりも小さな勾配となるように制御し、当該ディーゼルエンジンの制御の際に、前記ドライバー要求負荷が実現されるよう当該ドライバー要求負荷と前記ディーゼルエンジンの要求負荷の差に応じて前記モータジェネレータを回生制御又は力行制御することを特徴とするディーゼルハイブリッド車両の制御方法。
  2. ディーゼルエンジンと、前記ディーゼルエンジンの出力による発電またはバッテリ電力による前記ディーゼルエンジン出力のアシストを行うモータジェネレータと、排気ガス中の粒子状物質を捕集するPM捕集装置とを備えたディーゼルハイブリッド車両の制御装置において、
    前記PM捕集装置の前記粒子状物質の堆積量が所定量を超え、かつドライバーの要求による前記ディーゼルエンジンへのドライバー要求負荷が過渡状態となる場合に、当該堆積量が所定量以下となるように前記PM捕集装置の再生制御が実行されるまでの間、前記ディーゼルエンジンの要求負荷を前記ドライバー要求負荷よりも上げた後、当該ディーゼルエンジンの要求負荷を前記ドライバー要求負荷の過渡時移行負荷勾配よりも小さな勾配となるように制御する手段と、当該手段による前記ディーゼルエンジンの制御の際に、前記ドライバー要求負荷が実現されるよう当該ドライバー要求負荷と前記ディーゼルエンジンの要求負荷の差に応じて前記モータジェネレータを回生制御又は力行制御する手段とを設けたことを特徴とするディーゼルハイブリッド車両の制御装置。
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