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JP4325863B2 - ヘアードライヤー - Google Patents

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Description

本発明は、乾燥風を利用したベンチュリー作用によって外気を導入できる形態のヘアードライヤー、なかでも風洞筒を兼ねる本体ケースの周囲に外気取入れ口が設けられているヘアードライヤーに関する。
この種のヘアードライヤーとして、吹出しグリルの近傍に外気取入れ口を開口した形態のものがある(特許文献1、2)。そこでは、吹出しグリルの近傍に臨む本体ケースの筒壁に、複数個の外気取入れ口を開口し、乾燥風のベンチュリー作用によって外気を導入している。このように、吹出しグリルの近傍に外気取入れ口が開口していると、ヒーターで加熱された乾燥風に、相対湿度が高い外気を混入させて髪に適度の湿気を与えながら髪の乾燥を行える。
実開昭51−110789号公報(第2頁、第2図) 実開昭63−83104号公報(第2頁、第1図(ハ))
吹出しグリルの近傍に外気取入れ口を有するヘアードライヤーによれば、外気を乾燥風とともに髪に吹き付けることができる。しかし、外気取入れ口が吹出しグリルの近傍に存在するので、髪乾燥時に髪の一部が外気取入れ口から本体ケース内へ吸い込まれ、毛先が加熱されて髪を傷めることがある。外気取入れ口が髪で塞がれたり、あるいは本体ケースをつかんで髪乾燥を行うとき、外気取入れ口が指先や手のひらで塞がれて、外気を充分に導入できないこともある。
上記のような不具合を解消するには、外気取入れ口を吹出しグリルから充分に離れた位置に設けることで髪の吸い込みを抑止できるが、実際には難しい。ヒーターで加熱された乾燥風に外気を混入するには、ヒーターユニットと吹出しグリルとの間のケース周壁に外気取入れ口を設ける必要があるが、多くの場合、ヒーターユニットの端部近傍に吹出しグリルが配置してあるので、吹出しグリルから充分に離れた位置に外気取入れ口を設けることができない。例えば、ヒーターユニットの中途部外面に外気取入れ口を設けることは容易であるが、その場合には、吸い込んだ外気が加熱されて相対湿度が低下するため、湿気を補給することができない。吹出しグリルの一部が髪などで塞がれて、通風抵抗が増加するとき、乾燥風の一部が外気取入れ口から吹き出すおそれもある。
本発明の目的は、ヒーターで加熱された乾燥風に外気を混入できるようにしながら、髪の吸い込みを確実に防止できて、使い勝手のよいヘアードライヤーを提供することにある。本発明の目的は、本体ケースの構造強度を向上して、頑丈で壊れにくいヘアードライヤーを提供することにある。
本発明のヘアードライヤーは、一端に吸込み口6が開口して、他端に吹出し口7が開口している筒状の本体ケース1を備えており、その内部に、ファン9と、ファン駆動用のモーター10と、ヒーターユニット11とが配されている。本体ケース1の外面には、ファン9で生起した乾燥風のベンチュリー作用で外気を導入する外気導入通路25を設ける。外気導入通路25の出口32が吹出し口7の周囲に開口している。本体ケース1は、筒状の内ケース1Aと、内ケース1Aに外嵌装着される筒状の外ケース1Bとで二重筒状に構成する。内ケース1Aの後端が吸込み口6となっている。内ケース1Aと外ケース1Bとの間に、外気導入通路25を形成する。外気導入通路25の入口31は、図2に示すように、内ケース1Aの前後方向中央部と該内ケース1Aの後端の吸込み口6との間で、該吸込み口6から前方へ少なくとも所定距離Lだけ離れた位置に開口している。外気導入通路25の入口31は、ヒーターユニット11の後端よりも後方寄りの位置に開口されている。
吹出し口7へ向かって先すぼまり状に形成した内ケース1Aの周面には、出口32へ向かって凹み深さが増加する内溝26を形成し、入口31から出口32の近傍にわたって、内溝26の外面を覆う外溝27を外ケース1Bに膨出形成し、入口31から出口32に到る外気導入通路25の断面積をほぼ同じに設定することができる。
内ケース1Aには透明の外ケース1Bを外嵌装着し、内ケース1Aと外ケース1Bとの嵌合面に装飾シート37を介装することができる。外気導入通路25の入口31には、外溝27の内面を受け止める複数個のリブ30を形成する。複数個のリブ30は、それぞれ前後方向に長い板壁で形成し、上下多段状に配置することができる。
本発明のヘアードライヤーにおいては、ファン9、モーター10、ヒーターユニット11などを収容する本体ケース1の外面に外気導入通路25を設けて、その出口32が吹出し口7の周囲で開口しているので、ファン9で生起した乾燥風のベンチュリー作用によって、外気導入通路25から連続的に導入した外気を乾燥風とともに送出供給できる。このとき導入される外気は、過熱された乾燥風に比べて相対湿度が高いので、髪に適度の湿気を与えながら髪の乾燥や整髪を行える。
さらに、外気導入通路25の入口31は、本体ケース1の前後方向中央部と吸込み口6との間で、吸込み口6から前方へ少なくとも所定距離Lだけ離れた位置に開口しており、入口31を吹出し口7から充分に離れた位置に設けてあるので、例えば髪乾燥時に髪の一部が本体ケース1の外面に被さって入口31を塞いでしまうのをよく防止できる。本体ケース1の周面を片手でつかんでヘアードライヤーを使用する場合にも、てのひらや指先によって入口31が塞がれるのを防止できる。
外気導入通路25が、本体ケース1の外面に乾燥風の通路とは別の区画として形成されているので、外気導入通路25の内部を常に低温状態に維持できる。したがって長い髪の一部が外気導入通路25に吸い込まれることがあっても、髪が加熱されて傷むのを確実に防止できる。なお、本発明において、吸込み口6から前方へ所定距離Lだけ離れた位置とは、ファン9によって吸込み口6から吸い込まれる空気の流れによって、外気導入通路25に入り込もうとする外気が誘引されない距離を意味する。
内ケース1Aと、これに外嵌装着される外ケース1Bとで本体ケース1を構成して、両ケース1A・1B間に外気導入通路25が形成されていると、二重筒状の本体ケース1によってより高度の断熱作用を発揮できるので、使用時の安全性を向上し、あるいはヘアードライヤーの熱負荷を向上できる利点がある。両ケース1A・1Bの間に形成した外気導入通路25を通過する常温の外気によって、通路周壁とその周辺壁を低温状態に維持できるので、本体ケース1の周面をつかんだ状態でヘアードライヤーを使用する場合でも、使用者に熱さを感じさせることがない。二重筒状の本体ケース1によれば、その構造強度が向上し、その分だけ頑丈で壊れにくいヘアードライヤーを提供できる。
内ケース1Aの周面に凹み形成した内溝26と、内溝26の外面を覆う状態で外ケース1Bに膨出形成した外溝27とで外気導入通路25を形成し、内溝26の凹み深さを出口32へ向かって増加し、さらに外溝27を入口31から出口32の近傍にわたって膨出形成して、入口31から出口32に到る外気導入通路25の断面積をほぼ同じに設定した通路構造によれば、外気導入通路25の内部における外気の流動抵抗を小さくできるので、乾燥風のベンチュリー作用のみで外気を導入しているにもかかわらず、より効果的に外気を導入できる。また、外溝27の膨出範囲が入口31から出口32の近傍に限られているので、外ケース1Bの前部断面を円形に形成することができ、これによりヘアードライヤーの付属品である吹出しノズル34を外ケース1Bの前端に容易に外嵌装着し、装着した状態のままの吹出しノズル34を回転操作して、乾燥風の収束方向を容易に変更できる。
内ケース1Aと透明の外ケース1Bとの嵌合面に装飾シート37を介装したヘアードライヤーによれば、透明の外ケース1Bを介して装飾シート37を見通すことができるので、例えば、外ケース1Bが着色されたプラスチック成形品で形成してある場合や、装飾シート37がケース外面に配置してある場合などに比べて、深みのある呈色状態が得られ、装飾シート37による意匠効果が向上する。色や模様が異なる装飾シート37をいくつか用意しておけば、デザイン上の印象が異なる複数種のヘアードライヤーを容易にシリーズ化できる利点もある。
外気導入通路25の入口31に複数個のリブ30を設け、これらのリブ30で外溝27の内面を受け止める通路構造によれば、外溝27が他物と衝突するような場合の衝撃は、リブ30を介して内ケース1Aにも負担させることができるので、外ケース1Bに膨出形成された外溝27、なかでも入口31の周辺壁部分が破損するのを確実に防止できる。複数個のリブ30によって入口31の開口が複数に区分されるので、異物が外気導入通路25の内部に入り込むのをリブ30で規制できる利点もある。
複数個のリブ30がそれぞれ前後方向に長い板壁で形成されて、上下多段状に配置されている通路構造によれば、外気導入通路25に吸い込まれる外気の流動方向をリブ30の壁面に沿って整流できるので、外気導入通路25内における外気の流れを円滑化し、乾燥風のベンチュリー作用による外気の誘引効果を増進できる。
(実施例) 図1ないし図6は本発明に係るヘアードライヤーの実施例を示す。図2においてヘアードライヤーは、前後端が開口する横長筒状の本体ケース1と、その下面後ろ側に設けたグリップ2を備えている。
グリップ2の前後面には、上下スライド可能なスイッチノブ3・4を設けてあり、前側のスイッチノブ3を切り換え操作することにより、乾燥風の風量および温度を制御でき、後ろ側のスイッチノブ4を切り換え操作することによりイオン発生装置12への通電状態をオン・オフできる。グリップ2は、軸5を介して本体ケース1に連結してあり、図2に想像線で示すように、軸5を中心にして折り畳み操作して本体ケース1に沿わせることができる。
図3において本体ケース1は、乾燥風の風洞を兼ねる内ケース1Aと、内ケース1Aに外嵌装着される外ケース1Bとで二重筒状に形成してあり、その後端に吸込み口6が開口し、前端に吹出し口7が開口している。
内ケース1Aは、吹出し口7の側へ向かって先すぼまり状に形成されるテーパー筒体からなり、筒体の下面後部にグリップ2用の連結枠28が一体に突出形成されている。外ケース1Bは、内ケース1Aと同様の吹出し口7の側へ向かって先すぼまり状に形成した、透明プラスチック材製のテーパー筒体からなる。
図4において本体ケース1の内部には、吸込み口6から吹出し口7の側へ向かって、軸流型のファン9と、ファン9を駆動するモーター10と、ヒーターユニット11と、イオン発生装置12とが配置してある。符号13はモーターホルダーであり、その中央に設けた円筒状のケース内に、モーター10と、イオン発生装置12のトランスユニット12bとを収容してある。
吸込み口6は、パンチングメタルで形成した吸込みグリル16で覆われており、吹出し口7はプレス成形した吹出しグリル17で覆われている。吹出しグリル17の内面に組み付けた電極ホルダー18の中央に、イオン発生装置12の電極ユニット12aを装着してある。ヒーターユニット11は、モーターホルダー13の周囲に配置固定される6個の絶縁枠21と、その周囲に巻き付け装着されたヒーター線22と、ヒーター線22の外面を覆う円筒状のカバー23などで構成してある。
ヒーターユニット11で加熱された乾燥風に、乾燥風に比べて相対湿度が高い外気を混入させるために、本体ケース1の外面の左右2箇所には外気導入通路25が設けられている。詳しくは、図3および図4に示すように、内ケース1Aの周面左右に内溝26を凹み形成し、内溝26の外面を覆う外溝27を外ケース1Bに膨出形成して、これら両溝26・27で外気導入通路25を形成した。
内溝26は、断面が部分円弧状の溝底壁を有し、内ケース1Aの後端寄りからケース前端にわたって形成する。内溝26の上下幅は、溝後ろ側で大きく、溝前端に近付くほど小さく設定してある。同様に、内溝26の凹み深さは、溝後ろ側で浅く、溝前端に近付くほど深く形成されている。内溝26の後端寄りには、5個のリブ30が上下多段状に一体形成してある。各リブ30は、それぞれ前後方向に長い水平の板壁で形成されて、平行に突設してある。
外ケース1Bの前後長さは、内ケース1Aの前後長さより短い。そのため、外ケース1Bを内ケース1Aに外嵌装着した状態では、外溝27の斜めになった後端がリブ30の後端寄りと交差して、外気導入通路25の入口31を構成する。入口31の内面をリブ30で受け止めることにより、外溝27が内向きに撓み変形するのをリブ30で規制して、落下衝撃などによる外溝周壁の破損を効果的に防止できる。リブ30は異物が外気導入通路25へ入り込むのを防止し、外気導入通路25に入り込む外気を整流する作用とを発揮する。
外溝27の上下幅は入口31の付近で最も大きく、先の内溝26と同じ幅に設定され、外ケース1Bの前端から一定距離離れた位置において放物線状に収束している。同様に外溝27の膨出寸法は、入口31の付近で最も大きく、外ケース1Bの前端から一定距離離れた位置においてゼロとして、他の筒壁に溶け込ませてある。
図2において外気導入通路25の入口31は、本体ケース1の前後方向中央部(a寸法位置)と吸込み口6との間で、吸込み口6から前方へ少なくとも所定距離Lだけ離れた位置に開口する。所定距離Lとは、ファン9によって吸込み口6から吸い込まれる空気の流れによって、外気導入通路25に入り込もうとする外気が誘引されない距離を意味する。
上記のように、外溝27の膨出範囲を外ケース1Bの前端より後方に制限することにより、外ケース1Bの前部筒壁を断面円形にできるので、ヘアードライヤーの付属部品である吹出しノズル34(図2参照)は、外ケース1Bの前端に容易に外嵌装着できる。装着した状態のままの吹出しノズル34を回転操作して、乾燥風の収束方向を変更できる。
図4および図6に示すように、外気導入通路25の出口32は、吹出しグリル17の周囲外面の左右で開口しており、出口32の周囲は、内ケース1Aの前端から僅かに突出する外ケース1Bの筒壁で囲まれている。
内ケース1Aと外ケース1Bとの間に外気導入通路25を形成し、内溝26の凹み深さを出口32へ向かって漸増させ、外溝27の膨出寸法を入口31に近い側ほど増加させてあると、入口31から出口32に到る外気導入通路25の断面積をほぼ均等化できるので、外気導入通路25における外気の流れを円滑化できる。
内ケース1Aの左右に内溝26を形成すると、溝壁内面がヒーター線22の配置空間に突出する。しかし、溝壁内面と対応する個所においては、図5に示すように、ヒーター線22が他の部分よりケース中心側に位置するので、ヒーター線22が溝壁内面と接触干渉することはない。
本体ケース1は内ケース1Aと外ケース1Bとで内外二重に構成するが、そのことを利用して両ケース1A・1B間に装飾シート37を配置し、外観上の装飾性アップを図っている。装飾シート37は台形状に切断された軟質樹脂製の着色シートからなり、外気導入通路25を除く内ケース1Aと外ケース1Bとの嵌合面に介装した。
先に説明したように外ケース1Bは透明なプラスチック材で形成してあるので、外ケース1Bを介して装飾シート37を見ることにより、深みのある呈色状態が得られる。必要に応じて色や模様が異なる装飾シート37を用意しておくことにより、デザイン上の印象が異なる複数種のヘアードライヤーをシリーズ商品化できる。
装飾シート37が軟質樹脂シートで形成されていると、内ケース1Aと外ケース1Bとの嵌合隙間を装飾シート37で塞ぐことができるので、外気導入通路25内における外気の流れを整然としたものにして、外気を乾燥風に対して効果的に混入できる。
使用状態において、ファン9で生起された乾燥風は、ヒーターユニット11で加熱されて温風化され、内ケース1Aによって絞られた状態で吹出し口7から吹き出される。このとき、乾燥風のベンチュリー作用によって、外気導入通路25の出口32付近の空気を誘引する。出口32付近の空気が乾燥風によって誘引されると、外気導入通路25内の圧力が低下するため、入口31から外気が流れ込む。このように、外気は乾燥風を利用したベンチュリー作用によって、乾燥風に混入した状態で送給され、髪に湿気を補給する。イオン発生装置12を同時に作動させて、マイナスイオンを電極ユニット12aから放出する場合には、外気導入通路25から湿気を多く含む外気が導入されるので、その湿気にマイナスイオンを付着させて、髪に適度の湿り気を与えながら整髪することができる。
髪の乾燥や整髪を行う場合に、髪が乾燥風に吹き飛ばされて舞い上がり本体ケース1の外面に被さることがある。こうした場合でも、吹出し口7から充分に離れた吸込み口6寄りのケース後部に入口31が位置していると、髪が入口31から外気導入通路25内へ吸い込まれるのをよく防止でき、髪によって入口31が塞がれることもない。仮に、毛先が外気導入通路25内へ吸い込まれたとしても、通路内を通過する低温の外気に晒されるだけであるので、髪が熱によって変質することはない。吹出し口7から吹き出されたのち、頭部に当って反転した温風が、入口31から吸い込まれるのも確実に防止できる。
本体ケース1の周面を片手で握って髪乾燥を行うことがあるが、本体ケース1は内ケース1Aと外ケース1Bとで内外二重に構成されているので、両ケース1A・1Bで断熱作用を発揮して、ヒーター線22の熱が外ケース1Bに伝わるのを確実に防止でき、本体ケース1の周面が熱くなるのをよく防止できる。とくに、内溝26と外溝27の膨出壁とは、外気導入通路25を通過する外気によって冷却されるので、左右の外溝27の外面をつかむようにして本体ケース1の周面を握って使用すると、ヘアードライヤーを長時間にわたって連続運転するような場合でも、熱さを感じることがないうえ、外溝27の外面に指先を掛けるとき、膨出壁が滑止めとして機能できる利点もある。
上記の実施例では、外気導入通路25を本体ケース1の周面左右に設けたが、本体ケース1の周面の一個所に限って外気導入通路25を設けてもよい。その場合の外ケース1Bは断面半円状に形成することができる。必要があれば、外気導入通路25は3個以上設けることができる。
外気導入通路25は内溝26と外溝27とで構成する必要はなく、いずれか一方の溝と溝開口を塞ぐ壁とで区画することができる。外溝27は外側方へ膨出する部分円弧状の壁で形成する必要はなく、上下に長い断面コ字状の壁や台形状の壁で形成して、その膨出寸法を小さくしてもよい。外気導入通路25は、本体ケース1とはパイプやダクト体などで形成することができる。リブ30は外ケース1Bと一体に形成することができ、必要に応じてリブ30を内ケース1Aと外ケース1Bとに分けて形成しておき、互い違い状に隣接配置することができる。
本発明のヘアードライヤーの原理構造を示す一部破断平面図である。 ヘアードライヤーの側面図である。 本体ケースの分解斜視図である。 図2におけるA―A線断面図である。 図2におけるB―B線断面図である。 ヘアードライヤーの正面図である。
符号の説明
1 本体ケース
1A 本体ケースの内ケース
1B 本体ケースの外ケース
6 吸込み口
7 吹出し口
9 ファン
10 モーター
11 ヒーターユニット
25 外気導入通路
26 内溝
27 外溝
31 入口
32 出口

Claims (5)

  1. 一端に吸込み口(6)が開口して他端に吹出し口(7)が開口している本体ケース(1)の内部に、ファン(9)と、ファン駆動用のモーター(10)と、ヒーターユニット(11)とが配されているヘアードライヤーであって、
    本体ケース(1)の外面に、ファン(9)で生起した乾燥風のベンチュリー作用で外気を導入する外気導入通路(25)が設けられ、外気導入通路(25)の出口(32)が吹出し口(7)の周囲に開口しており、
    本体ケース(1)が筒状の内ケース(1A)と、内ケース(1A)に外嵌装着される筒状の外ケース(1B)とで二重筒状に構成され、内ケース(1A)の後端が吸込み口(6)となっており、
    内ケース(1A)と外ケース(1B)との間に、外気導入通路(25)が形成されており、
    外気導入通路(25)の入口(31)が、内ケース(1A)の前後方向中央部と該内ケース(1A)の後端の吸込み口(6)との間で、該吸込み口(6)から前方へ少なくとも所定距離(L)だけ離れた位置に開口しており、
    外気導入通路(25)の入口(31)が、ヒーターユニット(11)の後端よりも後方寄りの位置に開口されていることを特徴とするヘアードライヤー。
  2. 吹出し口(7)へ向かって先すぼまり状に形成した内ケース(1A)の周面に、出口(32)へ向かって凹み深さが増加する内溝(26)が形成されており、
    入口(31)から出口(32)の近傍にわたって、内溝(26)の外面を覆う外溝(27)が外ケース(1B)に膨出形成されており、
    入口(31)から出口(32)に到る外気導入通路(25)の断面積が、ほぼ同じに設定してある請求項1記載のヘアードライヤー。
  3. 内ケース(1A)に透明の外ケース(1B)が外嵌装着されており、
    内ケース(1A)と外ケース(1B)との嵌合面に装飾シート(37)が介装されている請求項1または2記載のヘアードライヤー。
  4. 外気導入通路(25)の入口(31)に、外溝(27)の内面を受け止める複数個のリブ(30)が形成されている請求項1、2または3記載のヘアードライヤー。
  5. 複数個のリブ(30)が、それぞれが前後方向に長い板壁で形成されて、上下多段状に配置してある請求項4記載のヘアードライヤー
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