JP4281132B2 - 固体撮像素子 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば内部に凹レンズ構造を形成した固体撮像素子に係わる。
【0002】
【従来の技術】
近年、カラー用固体撮像素子においては、素子の小型化に伴い、素子内にカラーフィルターを形成し、このカラーフィルターの上にさらにマイクロレンズを形成した、いわゆるオンチップレンズ構造を採って、入射光をこのマイクロレンズで集光することによりセンサ(受光部)における感度の向上を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そして、上述のオンチップレンズ構造を有する固体撮像素子において、さらに表面のマイクロレンズと受光部との間に、集光する特性を持つ第2のレンズ構造を設けているものがある。
この第2のレンズ構造としては、例えば屈折率が異なる2層の境界面を凹面として、ここに凹レンズを形成する凹レンズ構造等が挙げられる。
【0004】
図7に上述の表面層と受光部との間に凹レンズ構造を形成した固体撮像素子の一例の概略図を示す。
この固体撮像素子50は、半導体基体51内にセンサ(受光部)52が形成され、この受光部52以外の半導体基体51上には絶縁膜53を介して転送電極54が形成されている。転送電極54上には層間絶縁膜55を介して遮光膜56が形成され、この遮光膜56は転送電極54への光の入射を防止する。また、遮光膜56には受光部52上に開口が設けられて、受光部52に光が入射するようにしている。
そして、遮光膜56を覆って例えばBPSG(ボロンリンシリケートガラス)膜57が形成され、このBPSG膜57は遮光膜56による段差に対応して表面に凹凸を有し、ちょうど受光部52上の部分が凹部になっている。
【0005】
BPSG膜57上には例えばSiN膜(屈折率n=1.9〜2.0)等による高屈折率層58が形成されて、ここに凹レンズ構造(いわゆる層内レンズ)が形成される。
【0006】
高屈折率層58の上面は平坦化され、パッシベーション膜59を介してカラーフィルター60が形成されている。さらにカラーフィルター60上にはマイクロレンズ61が形成されている。
【0007】
この場合、凹レンズ表面即ちBPSG膜57と高屈折率層58の2層の境界面に入射した光が、受光部52上に集光するよう、BPSG膜57と高屈折率層58との屈折率の関係を調整する必要がある。
一般的に、凹レンズであることを考慮すると、受光部52上に集光させるためには、レンズ表面を境界として、下地のBPSG膜57の屈折率よりも、上層の高屈折率層58の屈折率の方が、大きくなるように調整される。
【0008】
しかしながら、斜め方向から凹レンズ表面に光が入射した場合、その入射角度によっては、凹レンズ構造を形成しない構造の場合にはないような、大きな角度で凹レンズ表面に入射することがある。
このため、入射角度によっては、凹レンズ表面で光が全反射を起こすことが予測でき、これによって、感度の向上が不十分になってしまうおそれがある。
【0009】
上述の問題の解決のために、本発明においては、入射光を受光部に広く入射するように導くことにより、高い感度を有する固体撮像素子を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の固体撮像素子は、センサ開口から最表面層の間に凹レンズ構造を有する層が設けられ、凹レンズ構造の底部に溝が掘られた構造が設けられ、この溝が掘られた構造内を含んで、凹レンズ構造を構成する高屈折率材料層が形成されて成る構成である。
【0011】
上述の本発明の固体撮像素子の構成によれば、凹レンズ構造の底部に溝が掘られた構造が設けられたことにより、凹レンズ構造の底部に大きい入射角度で入る光が全反射せず溝が掘られた構造によってセンサ開口へ導かれるので、センサにおける受光量の増加を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明は、センサ開口から最表面層の間に凹レンズ構造を有する層が設けられ、凹レンズ構造の底部に溝が掘られた構造が設けられ、溝が掘られた構造内を含んで、凹レンズ構造を構成する高屈折率材料層が形成されて成る固体撮像素子である。
【0018】
また本発明は、上記固体撮像素子において、溝が掘られた構造内を含んで、凹レンズ構造下に形成された層間絶縁層の表面にパッシベーション膜が形成され、パッシベーション膜上に凹レンズ構造を構成する高屈折率材料層が形成された構成とする。
【0019】
また本発明は、上記固体撮像素子において、さらに高屈折率材料層が樹脂から成る構成とする。
また本発明は、上記固体撮像素子において、さらにパッシベーション膜がSiN膜である構成とする。
また本発明は、上記固体撮像素子において、溝が掘られた構造の底部に臨んでエッチングストッパ膜が形成されて成る構成とする。
【0021】
図1に示す固体撮像素子20は、本発明の固体撮像素子の一実施の形態の1画素に対応する素子の断面図である。
【0022】
この固体撮像素子20は、半導体基体1内にセンサ(受光部)2が形成され、この受光部2以外の半導体基体1上には絶縁膜3を介して転送電極4が形成されている。転送電極4上には層間絶縁膜5を介して遮光膜6が形成され、この遮光膜6は転送電極4への光の入射を防止する。また、遮光膜6には受光部2上に開口が設けられて、受光部2に光が入射するようにしている。
また、前述の図7に示した例と同様に、遮光膜6を覆って、遮光膜6による段差に対応した凹凸を表面に有する例えばBPSG(屈折率n=1.4〜1.5)等からなる層間絶縁層7が形成されている。
【0023】
そして、本実施の形態においては、さらにこのBPSG等からなる層間絶縁層7の受光部5上の部分に井戸状の掘り込み構造21が形成されて成る。
井戸状の掘り込み構造21の周囲の部分は、前述の図7に示した例と同様に、凹レンズ構造(いわゆる層内レンズ)となっている。即ち、層内レンズ中央の底部に井戸状の掘り込み構造21が形成される。
層間絶縁層7上には、例えばSiN膜(屈折率n=1.9〜2.0)等による高屈折率層8が形成されて、これらの2層7,8の界面において光が屈折もしくは全反射する。
この場合も、受光部2上に集光させるために、層間絶縁層膜7の屈折率よりも、上層の高屈折率層8の屈折率の方が大きくなるように調整されている。
【0024】
さらに、本実施の形態においては、センサ2上の井戸状の掘り込み構造21の底部に臨む位置にエッチングストッパ膜12が形成されている。
【0025】
このエッチングストッパ膜12は、層間絶縁層7とのエッチングの選択比が採れる材料によって形成し、層間絶縁層7に井戸状の掘り込み構造21を形成するエッチングの際にエッチングを停止させる深さを一定にする。
これにより、井戸状の掘り込み構造(以下井戸構造と称する)21の深さh(図2参照)が一定の深さに規制される。
【0026】
層間絶縁層7を例えば上述のようにBPSGにより形成する場合には、エッチングストッパ膜12を例えばSiNによって形成することにより、充分なエッチング選択比を有し、ここでエッチングを停止させることができる。
さらに、エッチングの際にセンサ2表面にダメージを与えることがない。
【0027】
また、SiN等入射光に対する反射率が低い材料によりエッチングストッパ膜12を形成したときには、エッチングストッパ膜12に低反射膜としての機能を兼ね備えることができる。
【0028】
後は前述の例と同様に、高屈折率層8の上面は平坦化され、パッシベーション膜9を介してカラーフィルター10が形成されている。さらにカラーフィルター10上にはマイクロレンズ11が形成されている。
【0029】
尚、井戸状の掘り込み構造21の深さhは、井戸構造21の下方の絶縁膜3との間の距離が数100nm程度以下になるまで深く掘り込んで形成することが望ましい。従って、エッチングストッパ膜12の膜厚は、好ましくは数100nm程度以下に形成する。
【0030】
また、井戸構造21内に入射する光の入射角を、井戸構造21の側壁21aに対して極力大きい角度とするために、図2に示すように、井戸構造21のアスペクト比即ち井戸構造21の深さhと基板面方向の幅dの比h/dをできるだけ大きくする必要がある。
従って、このとき井戸構造21の基板面方向の幅dは、受光部2上の遮光膜6の開口幅wよりも小さく形成するのが望ましい。
【0031】
上述のような高いアスペクト比h/dで井戸構造21を形成した場合、井戸構造21内に入射した光は、アスペクト比h/dが高いために、入射角度が井戸構造21の側壁21aに対して小さくなり、全反射を起こしやすくなる。
【0032】
また、一度、井戸構造21の側壁21aで全反射を起こした場合、井戸構造21を構成する2層7,8の材料の屈折率と井戸構造21のアスペクト比h/dとを考慮に入れると、図2に示すように、側壁21aで全反射を起こした入射光Lが井戸構造21の底部21bに到達するまで全反射を繰り返すと考えられる。即ち、井戸構造21により一種の導波管を形成できることになる。
そして、井戸構造21を受光部2近傍まで掘り下げて形成することにより、井戸構造21内に入射した光を極力漏らすことなく受光部2に誘導することができる。
【0033】
また、上述の全反射成分の増加により、層間絶縁層7を透過して遮光膜6に入射する率が減少する。
従って、遮光膜6に入射した光の反射に起因する感度低下を抑制することができる。
【0034】
また、通常、層内レンズは、図8に図7の構成における入射光の伝搬経路を示すように、本来は遮光膜56に入射するような入射光L2 を受光部52上に導く働きがある。
【0035】
そして、図3に示すように、上述の実施の形態における井戸構造21は、遮光膜6に入射する入射光L2 を受光部2に導くこともでき、上述の層内レンズの効果を損なわない。
【0036】
一方、図8において、層内レンズではレンズの凹面における全反射のために、センサに入射しない光L3 があるが、上述の実施の形態によれば、そこの部分に井戸構造21の入口があるために、このような入射光L3 が全反射せず井戸構造21に入り込むことから、層内レンズ構造と比較して受光部に入射する光量が増加して、固体撮像素子の感度の向上が図られる。
【0037】
尚、さらに感度を上げる場合には、井戸構造21の側壁に例えばAl,W等の反射膜を形成すれば、側壁を透過する成分をなくして感度を上げることができる。このような反射膜は、例えば全面に薄膜として反射膜を形成した後、異方性エッチングを行うことにより、井戸構造の側壁のみに残して形成することができる。
【0038】
上述の井戸構造21は、次のようにして形成することができる。
まず、従来公知の方法により、半導体基板1の内部に受光部2や電荷転送部、チャネルストップ領域等の各領域(図示せず)を形成するとともに、半導体基板1の表面にゲート絶縁膜3、その上に転送電極4、層間絶縁膜5、遮光膜6を順次形成した後、受光部2上に対応する部分の遮光膜6に開口を形成する。
【0039】
次に、この受光部2上の遮光膜6の開口の部分に、例えばSiN膜等のエッチングストッパ膜12を形成する。
【0040】
続いて、遮光膜6及びエッチングストッパ膜12を覆って、全面的に例えばBPSG膜(屈折率n=1.4〜1.5)等の層間絶縁層7を堆積する。
その後、例えば熱処理により層間絶縁層7をリフローさせることにより、遮光膜6による段差に対応した凹凸を表面に有し、受光部2上に凹部が形成された層内レンズ形状を作成する。
【0041】
図7の構造においては、この直後に、レンズ特性を得るために、層間絶縁層7よりも屈折率の大きい材料、例えばシリコン窒化膜等を形成していた。
これに対して、本実施の形態では、ここで層間絶縁層7に対してパターニングを行い、リフローさせた層間絶縁層7の凹凸の内、凹部の最も高さが低い部分に、異方性エッチングによって先に形成したエッチングストッパ膜12に達するまで垂直に掘り込み、エッチングストッパ膜12に底部が臨む井戸構造21を形成する。
【0042】
次に、井戸構造21を埋めて層間絶縁層7上に高屈折率層8を形成し、層内レンズの凹レンズ構造を形成する。
その後は、高屈折率層8の表面を平坦化して、パッシベーション膜9を介してカラーフィルタ10を形成する。
さらに、カラーフィルタ10の上に、マイクロレンズ11の材料からなる層を形成し、リフローを行ってマイクロレンズ11のレンズ形状に整える。
このようにして図1に示す固体撮像素子20の構造を形成することができる。
【0043】
次に、本発明の固体撮像素子の他の実施の形態の1画素に対応する素子の断面図を図4に示す。
この固体撮像素子30では特に、井戸構造21の内部を含んで、層間絶縁層7の表面にパッシベーション膜9が形成され、このパッシベーション膜9上に高屈折率層8が形成されて成る。
高屈折率層8の上には、直接カラーフィルタ10が形成されている。
【0044】
層内凸レンズ構造を構成する高屈折率層8には、例えば先の実施の形態で挙げたSiNの他に、例えばポリイミド系樹脂等の熱溶融性透明樹脂を用いることができる。
【0045】
このような熱溶融性透明樹脂によって高屈折率層8を構成する場合には、例えばスピンコート等の塗布法により高屈折率層8を形成することができる。
また、スピンコートにより形成することにより、同時に高屈折率層8表面の平坦化を容易に行うことができる。従って高屈折率層8上に直接カラーフィルター10を形成することが可能になる。
【0046】
そして、このような樹脂は、層間絶縁層7を前述のように例えばBPSG等により形成しているときには、層間絶縁層7上に直接形成すると良好な成膜が難しくなる。
そこで、例えばプラズマにより形成したSiN膜から成るパッシベーション膜9を、井戸構造21内を含んで層間絶縁層7上に形成しておいて、その上に樹脂から成る高屈折率層8を形成する。
このようにパッシベーション膜9を介して樹脂から成る高屈折率層8を形成することにより、高屈折率層8を容易に良好な成膜状態で形成することが可能となる。
【0047】
その他の構成は、先の図1に示した実施の形態の固体撮像素子20と同様であるので、同一符号を付して重複説明を省略する。
【0048】
上述の各実施の形態の固体撮像素子20,30においては、井戸構造21の底部に臨むエッチングストッパ膜12が形成された構成を採ることにより、層間絶縁層の異方性エッチングの均一性を向上させることができ、井戸構造21の深さの再現性を向上させることができる。
従って、井戸構造21の深さhを各画素や半導体ウエハ内の各位置においてばらつきをなくして均一にすることができ、その結果良好な特性の固体撮像素子20,30を得ることができる。
【0049】
一方、各画素毎において或いは半導体ウエハ内の位置において、井戸構造21の深さに少々ばらつきがあっても、このばらつきによって生じる固体撮像素子の諸特性への影響が、固体撮像素子全体に要求される条件を充分満たす程度にとどまる場合には、必ずしも井戸構造21の深さを均一にしなくてもよい。
この場合には、エッチングストッパ膜12を省略することが可能となる。
【0050】
この場合の固体撮像素子の構成を図5に示す。
図5に示すように、この固体撮像素子41では、井戸構造21の底部と絶縁膜3との間に層間絶縁層7が残っている。
【0051】
そして、この層間絶縁層7の厚さにより、固体撮像素子の各画素における特性が影響される。
好ましくは、井戸構造21の底部と絶縁膜3との間に残る層間絶縁層7の厚さが100nm程度以下になるように異方性エッチングを行って井戸構造21を形成する。
【0052】
また、このエッチングストッパ膜12を省略した図5の構成に対して、図4に示した実施の形態と同様に層間絶縁層7表面にパッシベーション膜9を形成した構成の固体撮像素子42を図6に示す。
この場合も先の図4に示した固体撮像素子30と同様に、パッシベーション膜9を介することにより、樹脂から成る高屈折率層8を良好な成膜状態で形成することができる。
【0053】
尚、この図6の構成では、井戸構造21をセンサ2上の絶縁膜3にほぼ達する程度に形成している。このような構成でパッシベーション膜9に前述のプラズマによるSiN膜を用いることにより、パッシベーション膜9を低反射膜として機能させることも可能になる。
【0054】
本発明の固体撮像素子及びその製造方法は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取り得る。
【0055】
【発明の効果】
上述の本発明による固体撮像素子によれば、センサ開口上に凹レンズ構造を設けた固体撮像素子において、凹レンズ底部に井戸状の掘り込み構造を設けることにより、凹レンズ底部での全反射を防ぎ、凹レンズ底部に入射した光を受光部に導くことができるため、受光量を増加させることができ、感度を向上させることができる。
【0057】
また、上述の本発明によれば、井戸状の掘り込み構造内を含んで、層間絶縁層の表面にパッシベーション膜を形成してその上に高屈折率材料層を形成することにより、層間絶縁層上に良好な成膜状態で高屈折率材料層を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による固体撮像素子の一実施の形態の概略構成図(一画素の断面図)である。
【図2】図1における井戸構造を説明する図である。
【図3】図1の固体撮像素子における入射光の伝搬経路を示す図である。
【図4】本発明による固体撮像素子の他の実施の形態の概略構成図(一画素の断面図)である。
【図5】エッチングストッパ膜を省略した構成の固体撮像素子の概略構成図(一画素の断面図)である。
【図6】エッチングストッパ膜を省略した構成の他の固体撮像素子の概略構成図(一画素の断面図)である。
【図7】層内レンズを形成した固体撮像素子の一例の概略構成図(一画素の断面図)である。
【図8】図7の固体撮像素子における入射光の伝搬経路を示す図である。
【符号の説明】
1 半導体基体、2 受光部(センサ)、3 絶縁膜、4 転送電極、5 層間絶縁膜、6 遮光膜、7 層間絶縁層、8 高屈折率層、9 パッシベーション膜、10 カラーフィルター、11 マイクロレンズ、12 エッチングストッパ膜、20,30,41,42 固体撮像素子、21 井戸構造、50 固体撮像素子、51 半導体基体、52 受光部(センサ)、53 絶縁膜、54 転送電極、55 層間絶縁膜、56 遮光膜、57 BPSG膜、58 高屈折率層、59 パッシベーション膜、60 カラーフィルター、61 マイクロレンズ、L,L1 ,L2 ,L3 入射光、d 井戸構造の幅、h 井戸構造の高さ、w 遮光膜の開口の幅
Claims (5)
- センサ開口から最表面層の間に凹レンズ構造を有する層が設けられた固体撮像素子において、
上記凹レンズ構造の底部に溝が掘られた構造が設けられ、
上記溝が掘られた構造内を含んで、上記凹レンズ構造を構成する高屈折率材料層が形成されて成る
固体撮像素子。 - 上記溝が掘られた構造内を含んで、上記凹レンズ構造下に形成された層間絶縁層の表面にパッシベーション膜が形成され、上記パッシベーション膜上に上記凹レンズ構造を構成する高屈折率材料層が形成されて成る請求項1に記載の固体撮像素子。
- 上記高屈折率材料層は樹脂から成る請求項2に記載の固体撮像素子。
- 上記パッシベーション膜がSiN膜である請求項2に記載の固体撮像素子。
- 上記溝が掘られた構造の底部に臨んでエッチングストッパ膜が形成されて成る請求項1に記載の固体撮像素子。
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1998
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