JP4270812B2 - エレベータ換気装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータの故障に伴う正規電源の停電時に乗りかご内を換気するエレベータ換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、建物の高層化に伴い、エレベータの高速化とともに乗り心地の快適さが要求されている。建物の高さが300mを越えた場合、エレベータの乗客は昇降中の気圧の変化によって不快を感じる場合がある。また、昇降速度が非常に高速化してくると、乗客の聴覚機能に生理的な影響を与える可能性もある。
【0003】
そこで、以上のような影響を極力低減化する観点から、乗りかご外部の気圧に応じて乗りかご内部の気圧を変化させる気圧制御装置が提案されている。
【0004】
このエレベータは、図8に示すように乗りかご1上部に当該乗りかご1内部を加圧する給気ブロア2及び乗りかご1内部を減圧する排気ブロア3が設けられ、例えば超高層建物の最上階から最下階に一気に降下する際、降下の前半は給気ブロア2を駆動して乗りかご1内を加圧制御し、降下の後半では排気ブロア3を駆動して乗りかご1内部を減圧制御する構成となっている。
【0005】
つまり、乗りかご1の急降下に際し、乗りかご1外部の気圧が図9中に破線で示すように変化し、降下途中で単位時間当りの気圧変化量が最も大きくなるのに対し、乗りかご1内部の気圧は同図実線で示すように単位時間当たりの気圧変化量が一定となるように給気ブロア2及び排気ブロア3を駆動制御し、乗りかご内部の乗客の聴覚機能に与える生理的な影響を緩和させている。
【0006】
ところで、乗りかご1内の気圧を最適な状態に変化させるためには、乗りかご1内部の気密性を高める必要がある。
【0007】
従来、乗りかご1の気密性を高める技術としては、次の2つの気密性保持技術が考えられている。その1つは、乗りかご1のかご室とドアパネルとの交差部分を覆うように遮音板が設けられ、かご室とドアパネルとの隙間を塞ぐ技術であり(特公昭58−2155号)、他の1つは、乗りかご1のかご室からドアパネル側に曲状に形成され、ドアパネル側に密着するような密着材を設けた技術がある(特開平6−247675号)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のような技術においては、何れも乗りかご内外の空気を完全に遮蔽することが目的であり、エレベータの故障によって停止し、乗客が閉じ込められた状態で電源が停電したことが考えられていない。通常使用されている正規の電源から乗りかご内に電力が供給されている場合、気圧制御用のブロア2,3の駆動により給排気が可能となるので、乗りかご内が酸素不足となることがない。
【0009】
しかし、エレベータの故障内容に応じて正規の電源が停電する場合も考えられる。このような状況下では、気圧制御用のブロア2,3の駆動制御が不可能となり、またエレベータの乗りかご自体が気密性の高い構造となっているので、乗りかご内の換気が不能となると、乗りかご内の酸素濃度が低下し、乗客に不快感を与えるだけでなく、安全性を損なう可能性も考えられる。
【0010】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、エレベータの故障に伴う正規電源の停電時に乗りかご内の換気を実現し、乗客の安全性を確保するエレベータ換気装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係わるエレベータ換気装置は、所要の電力を供給可能な電池電源装置と、この電池電源装置の出力側に設けられ、常時は制御盤または正規電源からの電力に基づいて開状態を保持するスイッチと、前記正規電源の停電時に前記スイッチを閉状態とし、このスイッチの閉状態時に前記電池電源装置からの電力により前記加圧手段と前記減圧手段とを交互に駆動し、前記乗りかご内を強制換気する換気駆動手段とを有する強制換気用換気手段を備えた構成である。
【0012】
この発明は以上のような構成とすることにより、常時使用されている正規電源が停電した場合、その正規電源の停電信号を受けたことを条件に電池電源装置からの電力により前記加圧手段と前記減圧手段とを交互に動作させるので、停電時でも乗りかご内を強制換気することが可能となり、乗客の安全性を確保することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0020】
(第1の実施の形態)
図1は本発明に係わるエレベータ換気装置の一実施の形態を説明する乗りかごの斜視図である。
【0021】
同図において1は乗客を乗せて昇降する乗りかご1であって、この乗りかご1は、かご床4、このかご床4に立設される側面パネル5、この側面パネル5上部に跨るように被せられた天井6、乗りかご正面にドア開口部分の両側に立設される入口柱7、当該ドア開口部分に摺動可能に設けられるかごドアパネル8及びこのかごドアパネル8上部と天井6との隙間を塞ぐ幕板9などによって構成され、かご室内部の気密制御を実現するために、非常に高い気密性を保つように組立てられている。
【0022】
また、乗りかご1の上部には前述したように当該乗りかご1内を加圧する給気ブロア2及び乗りかご1内を減圧する排気ブロア3が設置され、通常使用されている正規の電源の電力を用いてブロア2,3を駆動制御し、乗りかご内部の空気量を変化することにより、かご室内の気圧を制御する構成となっている。
【0023】
さらに、乗りかご1の天井6には少なくとも1つ以上の換気手段10が設けられている。
【0024】
この換気手段10は、図1のA−A矢視断面で表わす図2に示すように、天井6の所要個所に例えば方形状に形成された1つ以上の換気窓11が開口され、この換気窓11を挟む一方天井6側には窓開閉装置12が設置され、同じく換気窓11を挟む他方天井6側にはロック装置13が設置されている。
【0025】
窓開閉装置12は、所要の高さを有する支持ブロック12aと、この支持ブロック12aを固定端として回動可能に取付けられ、当該支持ブロック12aとは反対側に係合部材12bを設けた換気窓板12cと、この換気窓板12cの上部位置に設置された滑車12dと、換気窓板12cに固定支持されて滑車12dに掛け渡されたワイヤ12eの端部に吊り下げられたおもり12fとによって構成されている。
【0026】
一方、ロック装置13は、電磁石13aと、この電磁石13a内に進退自在に貫通されるアーム13bと、正規電源の供給時に電磁石13aの電磁力によってアーム13bが前進し前記換気窓板12cの係合部材12bに係合ロックし、正規電源の停電時には自身の弾性力によってアーム13bを後退させてロックを解除する弾性部材13cとが設けられている。
【0027】
なお、換気窓11となる開口部分の縁部分には天井6と換気窓板12bとの気密性を保持するために例えば気密保持用パッキン14が添着されている。
【0028】
このような換気手段10においては、正規電源の供給時,図2(a)に示すように、電磁石13aの電磁力によりアーム13bが前進し、換気窓板12cに付設される係合部材12bに係合するので、換気窓板12cが換気窓11を閉じた状態でロックされている。このとき、換気窓板12cは気密保持用パッキン14を押し付ける状態で閉じているために、乗りかご内部は密閉状態になっている。
【0029】
しかし、エレベータの故障により乗りかご1が昇降路内で停止し、正規電源が停電したとき、電磁石13aの電磁力が働かなくなり、逆に弾性部材13cの弾性力によってアーム13bが後退し、アーム13bが換気窓板12cの係合部材12bから外れてロックが解除されるので、滑車12dに掛け渡されたワイヤ12eに吊り下げられているおもり12fの重量により、換気窓板12cが持ち上げられ、換気窓11が開いた状態となり、乗りかご1内の換気が可能となる。
【0030】
従って、以上のような実施の形態によれば、エレベータの故障による停止とともに停電により乗りかご内に乗客が閉じ込められたとき、その正規電源の停電信号を受けて電磁石13aの電磁力が働かなくなり、弾性部材13cがその弾性力によりアーム13bが係合部材12bから外れてロックが解除されるので、換気窓11が開放し乗りかご内の空気は外気と循環し、自然換気の状態に設定することができる。
【0031】
よって、乗りかご1内に閉じ込められた乗客が酸素不足になることがなく、ひいては乗客の安心感ないし安全を確保することができる。
【0032】
(第2の実施の形態)
図3は本発明に係わるエレベータ換気装置の他の実施の形態を説明する乗りかごの斜視図である。
【0033】
この乗りかご1は、図1と同様にかご床4、側面パネル5、天井6、入口柱7、かごドアパネル8及び幕板9などによって構成され、非常に高い気密性を保持するように組立てられている。また、乗りかご1上部に給気ブロア2、排気ブロア3が設けられ、乗りかご1内の空気量を変化することにより、かご室内の気圧を制御する構成となっている。
【0034】
この換気手段10における実施の形態は、かごドアパネル8の閉時に互いに上下の関係をもって重ね合わさるように、両かごドアパネル8の突き合わせ上部に取付けられ、それぞれ重ね合わされる面部に長孔21la,21haが形成されたドア開範囲規制部材21l,21hと、所要の電力を供給可能な非常時用電池電源装置22と、この電池電源装置22の出力側に設けられ、常時は制御盤(図示せず)その他の正規電源等からの電力に基づいて開状態を保持し、正規電源の停電時に閉状態となるスイッチ(図示せず)と、スイッチが閉状態となって電池電源装置22から電力を受けたとき、両かごドアパネル8側からそれぞれ延びるドア開範囲規制部材21l,21h先端部の重ね合わされた部分に形成されている長孔21la,21haにストップピン23aを挿入するストッパ装置23とによって構成されている。なお、ドア開範囲規制部材21l,21hの長孔21la,21haは、乗客の開操作により開けられるかごドアパネル8のドア開範囲を規制するための長さとなる。つまり、この長孔の長さは、かごドアパネル8を開けたとき、外部との換気が可能である一方、乗りかご内の乗客にとって危険な状態とならない程度のドア開範囲を意味する長さである。
【0035】
また、正規電源の停電時、電池電源装置22の出力の一部を利用し、通常の状態においてかごドアパネル8を開閉する正規電源に還元し、かごドアパネル8を規制されたドア開範囲内で自動的に開く構成とするすることも可能である。
【0036】
従って、以上のような換気手段10では、エレベータの運転時、従来と何ら変らない状態で運行されるが、故障によりエレベータが停止し、制御盤などの正規電源からの給電が行われなくなると、乗りかご内に乗客が閉じ込められた状態となる。
【0037】
このとき、正規電源から給電が行われなくなると、電池電源装置22の出力ラインに接続されるスイッチが閉状態となるので、電池電源装置22からの電力がストッパ装置23に供給される。その結果、ストッパ装置23が動作し、ストップピン23aを前進させるので、当該ストップピン23aは2つのドア開範囲規制部材21l,21hに形成される長孔21la,21haに挿入される。よって、この停止段階またはその後、乗客が酸素不足等によって不快な状態となったとき、両かごドアパネル8を開ける開操作を行うと、ドア開範囲規制部材21l,21hの長孔21la,21haの長さに相当する分だけ両かごドアパネル8が開く。このかごドアパネル8の開き量は、乗客が昇降路に落下するおそれが無く、かつかご室内の換気が十分に保たれるような、例えば10〜15cmが適当である。
【0038】
図4は、ストッパ装置23が動作し、かごドアパネル8が長孔21la,21haの長さに規制される長さ分だけ開いた状態を示している。
【0039】
なお、前述したように、給電が行われなくなったとき、電池電源装置22の出力の一部を所定時間内だけかごドアパネル8開閉時の正規電源に還元すれば、かごドアパネル8をドア開範囲内で自動的に開けることができる。
【0040】
従って、以上のような実施の形態によれば、乗りかご1内に乗客が閉じ込められた状態でも、人為的叉は自動的に両かごドアパネル8を開けることができ、ひいては乗りかご内を確実に換気でき、乗客の安全性を確保できる。
【0041】
(第3の実施の形態:請求項1対応)
図5は本発明に係わるエレベータ換気装置のさらに他の実施の形態を説明する乗りかごの斜視図である。
【0042】
この乗りかご1は、図1と同様にかご床4、側面パネル5、天井6、入口柱7、かごドアパネル8及び幕板9などによって構成され、非常に高い気密性を保持するように組立てられている。また、乗りかご1上部に給気ブロア2、排気ブロア3が設けられ、乗りかご内の空気量を変化することにより、かご室内の気圧を制御する構成となっている。
【0043】
この換気手段10における実施の形態は、既に気圧制御に使用されている給気ブロア2、排気ブロア3を有効に利用し、乗りかご1内の換気を行う構成である。
【0044】
具体的には、所要の電力を供給可能な非常時用電池電源装置31と、この電池電源装置31の出力側に設けられ、常時は制御盤(図示せず)その他の正規電源等からの電力に基づいて開状態を保持し、正規電源の停電時に閉状態となるスイッチ(図示せず)と、このスイッチの閉状態時に電池電源装置22から所定の時間ごとに交互に給気ブロア2と排気ブロア3とを駆動運転することにより、乗りかご内の空気を給排気し、かご室内の換気を行うものである。
【0045】
従って、このエレベータ換御装置によれば、正規電源の給電が行われなくなったとき、電池電源装置31の出力を利用し、既に設置される気圧制御に使用されている給気ブロア2、排気ブロア3を有効に利用し、乗りかご内の空気を給排気するので、乗りかご内に乗客が閉じ込められた状態でも、確実に乗りかご内を換気でき、乗客の安全性を確保できる。
【0046】
(第4の実施の形態)
図6は本発明に係わるエレベータ換御装置のさらに他の実施の形態を説明する乗りかごの斜視図である。
【0047】
この乗りかご1は、図1と同様にかご床4、側面パネル5、天井6、入口柱7、かごドアパネル8及び幕板9などによって構成され、非常に高い気密性を保持するように組立てられている。また、乗りかご1上部に給気ブロア2、排気ブロア3が設けられ、乗りかご1内の空気量を変化することにより、かご室内の気圧を制御する構成となっている。
【0048】
この換気手段10における実施の形態は、具体的には図2に示すように、天井6の所要個所に例えば方形状に形成された換気窓41が開口され、この換気窓41は乗りかご内側から所定の手順により開閉可能な換気窓板42により高い気密性を保持するように閉塞されている。
【0049】
また、乗りかご1の天井6の所要個所には、非常用電池電源装置43と、この電池電源装置43の出力側に設けられ、常時は制御盤(図示せず)その他の正規電源等からの電力に基づいて開状態を保持し、正規電源の停電時に閉状態となるスイッチ44と、換気窓板42を開ける手順を示すメッセージが記録され、スイッチ44を通して電池電源装置43の電力が供給された場合、再生モードとなり、メッセージ情報を再生出力するメッセージ再生装置45と、このメッセージ再生装置45から出力されるメッセージ情報を音声出力する音声発生器46とが設けられている。
【0050】
なお、乗りかご1内には豆電球等の停電灯が取付けられ、停電灯用電池電源の僅かな電力を利用し、非常時に停電灯が点灯する構成となっている。
【0051】
従って、以上のようなエレベータ換御装置では、エレベータの運転時、従来と何ら変らない状態で運行が行われているが、故障によりエレベータが停止し、制御盤などの正規電源からの給電が行われなくなると、乗りかご内に乗客が閉じ込められた状態となる。
【0052】
このとき、正規電源からの給電が行われなくなると、電池電源装置43の出力ラインに接続されるスイッチ44が閉状態となり、電池電源装置43からの電力がメッセージ再生装置45に供給される。このメッセージ再生装置45は、既に乗りかご内から所定の手順により換気窓板42を開けるメッセージが記録されているので、電池電源装置43から電力の供給を受けると、再生動作を実行し、音声発生器46から換気窓板42の開け方をメッセージとして繰り返し発生する。
【0053】
乗客はそのメッセージ内容に従って乗りかご1内から所定の手順で開操作を実行すれば、換気窓板42を容易に開けることが可能となる。
【0054】
よって、正規電源から給電が行われなくなったとき、自動的に音声発生器46から換気窓板42の開け方をメッセージ出力するので、乗りかご内に閉じ込められた乗客は、そのメッセージ内容に従って開操作すれば、乗りかご内の換気が可能となり、ひいては乗客の安全性を確保できる。
【0055】
(第5の実施の形態)
図7は本発明に係わるエレベータ換御装置のさらに他の実施の形態を説明する乗りかごの斜視図である。
【0056】
この乗りかご1は、図1と同様にかご床4、側面パネル5、天井6、入口柱7、かごドアパネル8及び幕板9などによって構成され、非常に高い気密性を保持するように組立てられている。乗りかご1上部には給気ブロア2、排気ブロア3が設けられ、乗りかご内の空気量を変化することにより、かご室内の気圧を制御する構成となっている。
【0057】
この換気手段における実施の形態は、第4の実施の形態と同様に電池電源装置43、スイッチ44、メッセージ再生装置45及び音声発生器46が設けられている点は同じである。
【0058】
特に異なるところは、乗りかご1の天井6に人間の手で強引に押したときに破壊可能な例えばアルミ薄膜などの破壊膜51を設けることにより、メッセージ再生装置45には一般的な注意事項とともに無理せずに人間の力で容易に破壊する破壊手順を説明するメッセージが記録され、給電が行われなくなったとき、自動的に電池電源装置43から電力の供給を受けたとき、再生動作を実行し、音声発生器46から破壊手順をメッセージとして繰り返し発生する。乗客はそのメッセージ内容に従ってかご室内側から所定の手順で押すことにより、破壊膜51を容易に破ることが可能となる。
【0059】
よって、給電が行われなくなったとき、自動的に音声発生器46から破壊手順がメッセージ出力されるので、かご室内に閉じ込められた乗客は、そのメッセージ内容に従って破壊膜51を破壊することにより、確実のかご室内の換気を行うことが可能となり、ひいては乗客の安全性を確保できる。
【0060】
なお、本願発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0061】
例えばかご室の所定個所に酸素ボンベを格納し、給電が行われなくなったとき、自動的に電池電源装置43からの電力供給により、メッセージ再生装置45を動作し、音声発生器46から酸素ボンベの格納場所や取扱い方法とをメッセージ出力することにより、乗客自身の操作により、かご室内に酸素を供給するようにしてもよい。
【0062】
また、故障により正規電源から給電が行われなくなったとき、自動的に音声発生器46から故障時の対応方法を音声によるメッセージで乗客に通知することも可能である。
【0063】
その他、各実施の形態は可能な限り組み合わせて実施することが可能であり、その場合には組み合わせによる効果が得られる。さらに、上記各実施の形態には種々の上位,下位段階の発明が含まれており、開示された複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得るものである。例えば問題点を解決するための手段に記載される全構成要件から幾つかの構成要件が省略されうることで発明が抽出された場合には、その抽出された発明を実施する場合には省略部分が周知慣用技術で適宜補われるものである。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、エレベータが故障停止した場合でも、自動的或いは人為的にかご室内の換気を可能とし、乗客の安全性を確保できるエレベータ換気装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態としてのエレベータ換気装置を備えた乗りかごの斜視図。
【図2】 図1に示す乗りかごに備えたエレベータ換気装置の一実施の形態を示す構成図。
【図3】 本発明の他の実施の形態としてのエレベータ換気装置を備えた乗りかごの斜視図。
【図4】 図3に示す乗りかごに備えたエレベータ換気装置の他の実施の形態を示す構成図。
【図5】 本発明のさらに他の実施の形態としてのエレベータ換気装置を備えた乗りかごの斜視図。
【図6】 本発明のさらに他の実施の形態としてのエレベータ換気装置を備えた乗りかごの斜視図。
【図7】 本発明のさらに他の実施の形態としてのエレベータ換気装置を備えた乗りかごの斜視図。
【図8】 気圧制御システムを備えた従来の乗りかごの斜視図。
【図9】 乗りかご降下時のかご外部及び図8で示す気圧制御システムで気圧制御されたかご内部の気圧の変化状態を示す図。
【符号の説明】
1…乗りかご
2…給気ブロア
3…排気ブロア
4…かご床
5…側面パネル
6…天井
8…かごドアパネル
10…換気手段
11,41…換気窓
12…窓開閉装置
12c,42…換気窓板
13…ロック装置
21l,21h…ドア開範囲規制部材
22,31…電池電源装置
23…ストッパ装置
43…電池電源装置
44…スイッチ
45…メッセージ再生装置
46…音声発生器
51…破壊膜
Claims (1)
- 気密性を保持するように構成された乗りかごの内部を、加圧・減圧手段を用いて気圧制御するエレベータにおいて、
所要の電力を供給可能な電池電源装置と、この電池電源装置の出力側に設けられ、常時は制御盤または正規電源からの電力に基づいて開状態を保持するスイッチと、前記正規電源の停電時に前記スイッチを閉状態とし、このスイッチの閉状態時に前記電池電源装置からの電力により前記加圧手段と前記減圧手段とを交互に駆動し、前記乗りかご内を強制換気する換気駆動手段とを有する強制換気用換気手段を備えたことを特徴とするエレベータ換気装置。
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