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JP4240031B2 - スパイラルアンテナ - Google Patents

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Description

この発明は、プリント基板上にアンテナが形成されたスパイラルアンテナに関するもので、特にアンテナのはんだ付け作業等による短絡を防止するスパイラルアンテナに関するものである。
従来のスパイラルアンテナとしては、例えば下記の特許文献1に示すものがある。この特許文献1を参照し、従来のスパイラルアンテナの構成と動作について簡単に説明する。
図21は、一般的なスパイラルアンテナの斜視図である。図22は、図21に示したスパイラルアンテナをI−I位置より切断した断面図である。
図21及び図22において、100は円筒形のケースであり、このケース100の開口側の端部には、アンテナ素子となる第1のアーム101a及び第2のアーム101bが、中央部から外周に向けて交互にスパイラル状にエッチングされたプリント基板102が設けられている。またプリント基板102の中央部には表裏に向けてスルーホール103が設けられている。このスルーホール103には、第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bが表裏にエッチングされた棒状の給電基板105の一端が挿入され、他端はケース100を介して給電コネクタ106に接続されている。
図23は、図22において、プリント基板102と給電基板105の接続部(A部)の拡大図であり、ここでは特許文献1に記載された従来構成を示している。
図23において、スルーホール103の内面及び端部に、第1のアーム101a及び第2のアーム101bの給電位置となる第1のランド107a及び第2のランド107bが形成されている。そしてスルーホール103には、給電基板105が所定の位置まで挿入された後、第1の給電パターン104aと第1のランド107a及び第2の給電パターン104bと第2のランド107bが、それぞれはんだ108a,108bにより接合されている。
以上のように構成されたスパイラルアンテナの動作は次の通りである。給電コネクタ106から給電された電力は、給電基板105の第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bを介して、それぞれ第1のアーム101a及び第2のアーム101bがエッチングされたプリント基板(誘電体基板)102に、第1のランド107a及び第2のランド107bを介して180度の位相差でもって平衡給電される。そしてプリント基板102の中央部を中心として、プリント基板102上の任意の半径rが、λ/2π(λは波長)になった時、換言すれば円周2πrが波長λに等しい時に、その波長λに相当する周波数f(f=光の速度/λ)の電波が、そこから放射される。すなわち、プリント基板102の中央付近からは高い周波数帯の電波が放射され、外周付近からは低い周波数帯の電波が放射される。これにより広帯域特性が得られるものである。
特開平9−135117号公報(第7図)
従来のスパイラルアンテナは上記のように構成されているため、例えばよく用いられる高周波帯域用においては、第1のアーム101aと第2のアーム101bの間隔、第1のランド107aと第2のランド107bの間隔、第1のアーム101aと第2のランド部107bの間隔,第2のアーム101bと第1のランド部107aの間隔などが、スルーホール103の近傍のおいては数mm以下と非常に狭くなる。そのため、第1の給電パターン104aと第1のランド部107a及び第2の給電パターン104bと第2のランド部107bを、それぞれ第1のはんだ108a及び第2のはんだ108bにより接合する場合に、はんだの回り込み等により、アンテナ素子間(例えば、第1のアーム101aと第2のアーム101bの間)が短絡する問題があった。また、この短絡を防止するために、はんだ付け作業に細心の注意を払わなければならず、結果、はんだ付け作業に時間がかかる問題もあった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、給電基板の給電パターンとプリント基板のランド部の接続部を、はんだ付け作業を無くした構成とすることにより、給電基板の給電パターンとプリント基板のランド部の短絡を防止するとともに、作業時間の改善を実現したスパイラルアンテナを提供することを目的とする。
この発明に係るスパイラルアンテナは、アンテナ素子となるスパイラル状の第1のアーム及び第2のアームの一端が表裏方向に貫通したスルーホールに形成された第1のランド及び第2のランドにそれぞれ接続されたプリント基板と、スルーホールに挿入可能で、第1の給電パターン及び第2の給電パターンが表裏に形成された給電基板と、スルーホールの挿入する際の給電基板の所定の位置で、第1のランド及び第2のランドあるいは第1の給電パターン及び第2の給電パターンの少なくとも一方に、弾性により生じる押圧を利用して、第1のランドと第1の給電パターン及び第2のランドと第2の給電パターンを、それぞれ導通を有して接続する接続部を備えたものである。
この発明によれば、プリント基板のスルーホールに形成された第1のランド及び第2のランド、またはスルーホールに挿入自在の給電基板の表裏に形成された第1及び第2の給電パターンの少なくとも一方に、弾性により生じる押圧を利用して、第1のランドと第1の給電パターン及び第2のランドと第2の給電パターンを、それぞれ導通を有して接続する接続部を備えた構成にしたので、はんだを用いることが無くなり、結果、プリント基板のランド部と給電基板の給電パターンの短絡が防止され、またはんだ付け作業が無くなるため、作業時間の削減も実現されたスパイラルアンテナを得ることができる。
以下、この発明に係る実施の形態について説明する。なお以下に説明する実施の形態において、前述の従来技術の説明で示した図21及び図22については、この発明に係る実施の形態においても同等の構成を示すものであるため、同一の符号を付して、説明は省略する。以下では、この発明を示すプリント基板と給電基板の接続部(A部)について詳細を説明する。
実施の形態1
図1から図3は、この発明の実施の形態1に係るプリント基板と給電基板の接続部(A部)の構成及び動作を説明するものである。図1から図3において、図1はプリント基板に給電基板を挿入する前の状態を示し、図2はプリント基板に給電基板を挿入中の状態を示し、図3はプリント基板に給電基板を挿入した後の状態を示す。また図1から図3において、プリント基板102のスルーホール103に挿入される側の給電基板105の端部には、第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bにそれぞれ固定されるとともに、給電基板105の長手方向(スルーホール103方向)に所定の長さ延設された第1の接触用導体1a及び及び第2の接触用導体1bが設けられている。
この第1及び第2の接触用導体1a,1bは、それぞれ第1及び第2のランド107a,107bが形成されたスルーホール103に沿った方向で、スルーホール103に挿入可能な状態で設けられている。
また第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bは、それぞれ第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bに接続され固定されている。これにより、第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bは、第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bとの接続位置を基点として、第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bが、それぞれ第1のランド107a及び第2のランド107bからスルーホール103の内側方向に付勢された場合は、第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bの先端がスルーホール103の内側方向に変位することを可能にし、またスルーホール103の内側方向への付勢が解除された場合には、第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bは、それぞれ第1のランド107a及び第2のランド107bに強く当接するような弾性を有している。
また第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bの先端部には、それぞれスルーホール103への挿入を容易にするために、スルーホール103に傾斜を有して最初に当接する第1のテーパ2a及び第2のテーパ2bが設けられている。また、第1の接触用導体1aと第1の給電パターン104a、及び第2の接触用導体1bと第2の給電パターン104bの接続位置には、それぞれ第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bがスルーホール103に、過剰に挿入されるのを防止するための第1のストッパー3a及び第2のストッパー3bが設けられている。ここでは、第1のテーパ2aと第1のストッパー3a、及び第2のテーパ2bと第2のストッパー3bに挟まれた範囲が、それぞれ第1のランド107a及び第2のランド107bに当接する範囲となる。
プリント基板102のスルーホール103に給電基板105を挿入する場合の挿入動作は次の通りである。
図1に示す状態において、スルーホール103の方向に給電基板105を移動させると、まず第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bの先端部にそれぞれ設けられた第1のテーパ2a及び第2のテーパ2bが、スルーホール103に設けられた第1のランド107a及び第2のランド107bの端部にそれぞれ当接する。
さらに給電基板105をスルーホール103方向に移動させると、第1の接触用導体1aの第1のテーパ2a、及び第2の接触用導体1bの第2のテーパ2bは、それぞれ第1のランド107a及び第2のランド107bからスルーホール103の内側方向に付勢される。そして図2に示すように、第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bは、それぞれ第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bとの接続位置を基点として、スルーホール103の内側方向に、第1のテーパ2a及び第2のテーパ2bが、それぞれスルーホール103内面に形成された第1のランド107a及び第2のランド107bに当接する位置まで閉脚し、その状態でもって、スルーホール103内を摺動する。
さらに給電基板105をスルーホール103方向に移動させると、第1のテーパ2a及び第2のテーパ2bがスルーホール103を通過し、第1のテーパ2a及び第2のテーパ2bに対して働いていたスルーホール103の内側方向の付勢力が解除される。そして図3に示すように、第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bは、その弾性により、スルーホール103の内側から外側方向に変位し、それぞれ第1のランド107a及び第2のランド107bを強く押圧した状態で保持される。
これにより、給電基板105の第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bから、それぞれ第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1b、ならびに第1のランド107a及び第2のランド107bを介してアンテナ素子である第1のアーム101a及び第2のアーム101bに所定の電力が供給される。
なお、さらに給電基板105をスルーホール103方向に移動させた場合は、第1の接触用導体1aと第1の給電パターン104a及び第2の接触用導体1bと第2の給電パターン104bの接続位置にそれぞれ設けられた第1のストッパー3a及び第2のストッパー3bがプリント基板102に当接する。このため、これ以上、給電基板105がスルーホール103方向に移動することはない。これにより、第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bがそれぞれ第1のランド107a及び第2のランド107bに当接する範囲は、第1のテーパ部2aと第1のストッパー3aに挟まれた範囲、及び第2のテーパ2bと第2のストッパー3bに挟まれた範囲となる。この範囲は、給電基板105の温度変化に伴う長手方向の伸縮を吸収可能な範囲で設定される。
また、給電基板105をプリント基板102から抜く場合は、図3において、第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bを、例えば指などによりスルーホール103の内側方向につまむことにより、容易に抜くことが可能である。
この実施の形態1によれば、プリント基板102のスルーホール103側に位置した給電基板105上に形成された第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bの端部に、それぞれ固定され接続された第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bを、スルーホール103に挿入可能な程度に所定の長さ延設され、第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bとの接続位置を基点として、第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bが、それぞれ第1のランド107a及び第2のランド107bからスルーホール103の内側方向に付勢力された場合は、第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bの先端がスルーホール103の内側方向に変位することを可能にし、またスルーホール103の内側方向への付勢が解除された場合には、第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bは、それぞれ第1のランド107a及び第2のランド107bを強く押圧するような弾性を有するようにして、プリント基板102と給電基板105の接続部(A部)を構成したので、はんだを用いることが無くなることがなくなり、結果、プリント基板のランド部と給電基板の給電パターンの短絡が防止され、またはんだ付け作業が無くなるので、作業時間の削減も実現されたスパイラルアンテナが得られる効果がある。
実施の形態2
実施の形態1によれば、給電基板105の第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bの端部に、それぞれ固定され延設された第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bを用いたものを示したが、例えば、図4〜図6に示すように、第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bの間に、弾性部材を設けた構成としてもよい。ここでは、弾性部材の一例として、「く」の字状の非導電性の板ばね4を示している。またこの場合、実施の形態1で示した、第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bが有する弾性は、板ばね4が有するため、無くてもよい。なお、図4はプリント基板に給電基板を挿入する前の状態を示し、図5はプリント基板に給電基板を挿入中の状態を示し、図6はプリント基板に給電基板を挿入した後の状態を示す。また、図4から図6に用いた符合のうち、実施の形態1で示した符号と同一のものは、同一または相当品を示し、説明は省略する。
プリント基板102のスルーホール103に給電基板105を挿入する場合の挿入動作は次の通りである。
図4に示す状態において、プリント基板102のスルーホール103方向に給電基板105を移動させると、まず第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bの先端部にそれぞれ設けられた第1のテーパ2a及び第2のテーパ2bが、それぞれスルーホール103に設けられた第1のランド107a及び第2のランド107bの端部に当接する。この時、板ばね4は、ランド部接触用導体1a,1bの間に「く」の字状に挿入された状態にある。
さらに給電基板105をスルーホール103方向に移動させると、第1の接触用導体1aの第1のテーパ2a、及び第2の接触用導体1bの第2のテーパ部2bは、それぞれ第1のランド107a及び第2のランド107bからスルーホール103の内側方向に付勢される。そして図5に示すように、第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bは、それぞれ第1の給電パターン104a及び第2の接触用導体104bとの接続位置を基点として、スルーホール103の内側方向に、第1のテーパ2a及び第2のテーパ2bが、それぞれスルーホール103内面に形成された第1のランド部107a及び第2のランド107bに当接する位置まで閉脚し、その状態でもって、スルーホール103内を摺動する。この時、板ばね4は、図5に示すような開脚状態となる。この開脚状態において、第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bには、板ばね4からスルーホール103の外側方向に弾性力が働く。
さらに給電基板105をスルーホール103方向に移動させると、第1のテーパ2a及び第2のテーパ2bがスルーホール103を通過し、第1のテーパ2a及び第2のテーパ2bに働いていたスルーホール103の内側方向の付勢が解除される。そして図3に示すように、第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bは、板ばね4からスルーホール103の外側方向へ働く弾性力により、スルーホール103の内側から外側方向に変位し、それぞれ第1のランド107a及び第2のランド107bを押圧した状態で保持される。
これにより、給電基板105の第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bから、それぞれ第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1b、ならびに第1のランド107a及び第2のランド107bを介してアンテナ素子である第1のアーム101a及び第2のアーム101bに所定の電力が供給される。その他の動作については実施の形態1で示した動作と同じである。
この実施の形態2によれば、プリント基板102のスルーホール103側に位置した給電基板105上に形成された第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bの端部に、それぞれ接続された第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bを、スルーホール103に挿入可能に所定の長さ延設するとともに、第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bの間に非導電性の弾性部材を設けて、第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bとの接続位置を基点として、第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bが、それぞれ第1のランド107a及び第2のランド107bからスルーホール103の内側方向に付勢された場合は、第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bの先端がスルーホール103の内側方向に変位することを可能にし、またスルーホール103の内側方向への付勢が解除された場合は、第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bは、それぞれ第1のランド107a及び第2のランド107bを強く押圧するような弾性を有するようにして、プリント基板102と給電基板105の接続部(A部)を構成したので、実施の形態1と同等の効果を奏する。
なお、この実施の形態2によれば、弾性部材として、「く」の字状の板ばね4を用いたものを示したが、要は、第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bが、図6に示すような閉脚状態の時に、スルーホール103の外側方向に弾性力が働くものならば何でもよく、例えば、図7に示すようなゴム球などの弾性球5や、図8に示すような非導電性のつるまきばね6などを用いてもよい。
実施の形態3
実施の形態1によれば、給電基板105の第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bの端部に、それぞれ固定され延設された第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bを用いたものを示したが、第1の接触用導体1a及び第2の接触用導体1bを、図9及び図10に示すように、給電基板105に形成された第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bの端部から、それぞれ給電基板105方向に屈曲させて、末広状に所定の長さ延設させるとともに、その途中から給電基板105に向かって「く」の字状の屈曲させ、その先端を第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bに当接させることにより弾性を有した第1の接触用導体7a及び第2の接触用導体7bを用いてもよい。なお図9はプリント基板に給電基板を挿入する前の状態を示し、図10はプリント基板に給電基板を挿入した後の状態を示す。また、図9及び図10に用いた符合のうち、実施の形態1で示した符号と同一のものは、同一または相当品を示し、説明は省略する。
プリント基板102のスルーホール103に給電基板105を挿入する場合の挿入動作は次の通りである。
図9に示す状態において、プリント基板102のスルーホール103方向に給電基板105を移動させると、第1の接触用導体7a及び第2の接触用導体7bの末広状の一部分が、それぞれスルーホール103に設けられた第1のランド107a及び第2のランド107bの端部に当接する。
さらに給電基板105をスルーホール103方向に移動させると、第1の接触用導体7a及び第2の接触用導体7bは、それぞれ第1のランド107a及び第2のランド107bからスルーホール103の内側方向に付勢される。このため第1の接触用導体7a及び第2の接触用導体7bは、その弾性により、図10に示すように、第1の接触用導体7a及び第2の接触用導体7bの外形が、スルーホール103に挿入可能な程度まで変位する。そしてこの変位した状態で、第1の接触用導体7aは第1のランド107aを、第2の接触用導体7bは第2のランド107bを強く押圧した状態で保持される。
これにより、給電基板105の第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bから、それぞれ第1の接触用導体7a及び第2の接触用導体7b、ならびに第1のランド107a及び第2のランド107bを介してアンテナ素子である第1のアーム101a及び第2のアーム101bに所定の電力が供給される。
この実施の形態3によれば、プリント基板102のスルーホール103側に位置した給電基板105の表裏に形成された第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bの端部から、それぞれ給電基板105方向に屈曲させて、末広状に所定の長さ延設させるとともに、その途中から給電基板105に向かって「く」の字状に屈曲させて、その先端を第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bに当接させることにより弾性を有した「く」の字状の第1の接触用導体7a及び第2の接触用導体7bを設けて、この弾性により第1の接触用導体7a及び第2の接触用導体7bが、それぞれ第1のランド107a及び第2のランド107bを強く押圧するようにプリント基板102と給電基板105の接続部(A部)を構成したので、実施の形態1と同等の効果を奏する。
実施の形態4
実施の形態3によれば、プリント基板102のスルーホール103側に位置した給電基板105上に形成された第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bの端部から、それぞれ給電基板105方向に屈曲させて末広状に所定の長さ延伸して設けるとともに、その途中から給電基板105に向かって「く」の字状に屈曲させて、その先端を第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bに当接させた第1の接触用導体7a及び第2の接触用導体7bを設けたものを示したが、第1の接触用導体7a及び第2の接触用導体7bを、図11及び図12に示すように、第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bの端部から、それぞれ所定の曲率を有して給電基板105方向に湾曲させた後、末広状に所定の長さ延設させることにより弾性を有した第1の接触用導体8a及び第2の接触用導体8bを用いてもよい。なお図11はプリント基板に給電基板を挿入する前の状態を示し、図12はプリント基板に給電基板を挿入した後の状態を示す。また、図11及び図12に用いた符合のうち、実施の形態1で示した符号と同一のものは、同一または相当品を示し、説明は省略する。
プリント基板102のスルーホール103に給電基板105を挿入する場合の挿入動作は次の通りである。
図11に示す状態において、プリント基板102のスルーホール103方向に給電基板105を移動させると、第1の接触用導体8a及び第2の接触用導体8bの末広状の一部分が、それぞれスルーホール103に設けられた第1のランド107a及び第2のランド107bの端部に当接する。
さらに給電基板105をスルーホール103方向に移動させると、第1の接触用導体8a及び第2の接触用導体8bは、それぞれ第1のランド107a及び第2のランド107bからスルーホール103の内側方向に付勢される。このため第1の接触用導体8a及び第2の接触用導体8bは、その弾性により、図12に示すように、第1の接触用導体7a及び第2の接触用導体7b外形が、スルーホール103に挿入可能な程度まで変位する。そしてこの変位した状態で、第1の接触用導体8aは第1のランド107aを、第2の接触用導体8bは第2のランド107bを強く押圧した状態で保持される。
これにより、給電基板105の第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bから、それぞれ第1の接触用導体8a及び第2の接触用導体8b、ならびに第1のランド107a及び第2のランド107bを介してアンテナ素子である第1のアーム101a及び第2のアーム101bに所定の電力が供給される。
この実施の形態4によれば、プリント基板102のスルーホール103側に位置した給電基板105上に形成された第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bの端部から、それぞれ所定の曲率を有して給電基板105方向に湾曲させた後、末広状に所定の長さ延設させることにより弾性を有した第1の接触用導体8a及び第2の接触用導体8bを設けて、この弾性により第1の接触用導体8a及び第2の接触用導体8bが、それぞれ第1のランド107a及び第2のランド107bを強く押圧するようにプリント基板102と給電基板105の接続部(A部)を構成したので、実施の形態1と同等の効果を奏する。
実施の形態1〜4によれば、給電基板側に、弾性を有するランド部接触用導体を備えて、ランド部を押圧する構成のものを示したが、ランド部側に弾性を有する接触用導体を備えて、給電基板の給電パターンを押圧する構成にすることも可能である。以下では、この実施の形態について説明する。
実施の形態5
図13及び図14は、この実施の形態5に係るプリント基板と給電基板の接続部(A部)の構成及び動作を説明するものである。図13及び図14において、図13はプリント基板に給電基板を挿入する前の状態を示し、図14はプリント基板に給電基板を挿入した後の状態を示す。また図13及び図14において、プリント基板102のスルーホール103に形成された第1のランド107a及び第2のランド107bの給電基板側の端部からは、それぞれスルーホール103の内側方向で、かつ給電基板105の反対方向に所定の傾斜と長さを有して延設されるとともに、その途中からスルーホール103の内面方向に「く」の字状に屈曲され、その先端をスルーホール103の内面、あるいはスルーホール103の内面に形成された第1のランド107a及び第2のランド107bに当接させることにより弾性を有した第3の接触用導体9a及び第4の接触用導体9bが設けられている。なお、図13及び図14に用いた符合のうち、実施の形態1で示した符号と同一のものは、同一または相当品を示し、説明は省略する。
プリント基板102のスルーホール103に給電基板105を挿入する場合の挿入動作は次の通りである。
図13に示す状態において、プリント基板102のスルーホール103方向に給電基板105を移動させると、第1のランド107a及び第2のランド107bの端部に導通を有して固定された第3接触用導体9a及び第4の接触用導体9bが、それぞれ給電基板105の第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bに当接する。
さらに給電基板105をスルーホール103方向に移動させると、第3の接触用導体9a及び第4の接触用導体9bには、それぞれ給電基板105の第1の給電パターン107a及び第2の給電パターン107bからスルーホール103の内側方向に付勢される。このため第3の接触用導体9a及び第4の接触用導体9bは、その弾性により、図14に示すように、スルーホール103の内面方向に給電基板105が挿入可能な程度まで変位する。そしてこの変位した状態で、第3の接触用導体9aは第1の給電パターン104aを、第4の接触用導体9bは第2の給電パターン104bを強く押圧した状態で所定位置に保持される。
これにより、給電基板105の第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bから、それぞれ第3の接触用導体9a及び第4の接触用導体9b、ならびに第1のランド107a及び第2のランド107bを介してアンテナ素子である第1のアーム101a及び第2のアーム101bに所定の電力が供給される。
なお、図13及び図14においては、アンテナ素子である第1のアーム101a及び第2のアーム101bがプリント基板102の下面側に形成されているが、プリント基板102は、誘電体基板であるので、第1のアーム101a及び第2のアーム101bから電波は放射可能である。
この実施の形態5によれば、プリント基板102のスルーホール103に形成された第1のランド107a及び第2のランド107bの給電基板105側の端部から、それぞれスルーホール103の内側方向で、かつ給電基板105の反対方向に所定の傾斜と長さを有して延設されるとともに、その途中からスルーホール103の内面方向に「く」の字状に屈曲され、その先端をスルーホール103の内面、あるいはスルーホールの内面に形成された第1のランド107a及び第2のランド107bに当接させることにより弾性を有した第3の接触用導体9a及び第4の接触用導体9bを設けて、この弾性により第3の接触用導体9a及び第4の接触用導体9bが、それぞれ第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bを強く押圧するようにプリント基板102と給電基板105の接続部(A部)を構成したので、実施の形態1と同等の効果を奏する。
実施の形態6
実施の形態5によれば、スルーホール103に形成された第1のランド107a及び第2のランド107bの給電基板105側の端部から、それぞれスルーホール103の内側方向で、かつ給電基板105の反対方向に所定の傾斜と長さを有して延設されるとともに、その途中からスルーホール103の内面方向に「く」の字状に屈曲され、その先端をスルーホール103の内面、あるいはスルーホールの内面に形成された第1のランド107a及び第2のランド107bに当接させることにより弾性を有した第3の接触用導体9a及び第4の接触用導体9bを設けたものを示したが、第3の接触用導体9a及び第4の接触用導体9bを、図15及び図16に示すように、第1のランド107a及び第2のランド107bの給電基板105側の端部から、それぞれ所定の曲率の曲率を有して給電基板105の反対方向に湾曲した後、所定の長さ延設することにより弾性を有した第3の接触用導体10a及び第4の接触用導体10bを用いてもよい。なお図15はプリント基板に給電基板を挿入する前の状態を示し、図16はプリント基板に給電基板を挿入した後の状態を示す。また、図11及び図12に用いた符合のうち、実施の形態1で示した符号と同一のものは、同一または相当品を示し、説明は省略する。
プリント基板102のスルーホール103に給電基板105を挿入する場合の挿入動作は次の通りである。
図15に示す状態において、プリント基板102のスルーホール103方向に給電基板105を移動させると、第1のランド107a及び第2のランド107bの端部に導通を有して固定された第3の接触用導体10a及び第4の接触用導体10bが、それぞれ給電基板105の第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bに当接する。
さらに給電基板105をスルーホール103方向に移動させると、第3の接触用導体10a及び第4の接触用導体10bは、それぞれ第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bからスルーホール103の内側方向に付勢される。このため第3の接触用導体10a及び第4の接触用導体10bは、その弾性により、図16に示すように、スルーホール103の内面方向に給電基板105が挿入可能な程度まで変位する。そしてこの変位した状態で、第3の接触用導体10aは第1の給電パターン104aを、第4の接触用導体10bは第2の給電パターン10bを強く押圧した状態で、所定位置に保持される。
これにより、給電基板105の第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bから、それぞれ第3の接触用導体10a及び第4の接触用導体10b、ならびに第1のランド107a及び第2のランド107bを介してアンテナ素子である第1のアーム101a及び第2のアーム101bに所定の電力が供給される。
なお、図15及び図16においては、アンテナ素子である第1のアーム101a及び第2のアーム101bがプリント基板102の下面側に形成されているが、プリント基板102は誘電体基板であるので、第1のアーム101a及び第2のアーム101bから電波は放射可能である。
この実施の形態6によれば、スルーホール103に形成された第1のランド107a及び第2のランド107bの給電基板105側の端部から、それぞれ所定の曲率の曲率を有して給電基板105の反対方向に湾曲した後、所定の長さ延設することにより弾性を有した第3の接触用導体10a及び第4の接触用導体10bを設けて、この弾性により第3の接触用導体10a及び第4の接触用導体10bが、それぞれ第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bを強く押圧するようにプリント基板102と給電基板105の接続部(A部)を構成したので、実施の形態1と同等の効果を奏する。
実施の形態1から4によれば、給電基板側に弾性を有する接触用導体を備えて、ランド部を押圧する構成のものを示し、実施の形態5及び6によれば、ランド部側に弾性を有した接触用導体を備えて、給電基板の給電パターンを押圧する構成のものを示したが、実施の形態1から4と実施の形態5及び6の構成を組合わせることも当然可能である。以下では、この実施の形態について説明する。
実施の形態7
図17は、この発明の実施の形態7に係るプリント基板と給電基板の接続部(A部)の構成を説明するものである。この実施の形態は、実施の形態3で示した第1の接触用導体7a及び第2の接触用導体7bと実施の形態5で示した第3の接触用導体9a及び第4の接触用導体9bを組合わせたものである。この実施の形態においては、図17に示すように、弾性を有した第1の接触用導体7aと第3の接触用導体9a及び第2の接触用導体7bと第4の接触用導体9bが互いに押圧し合うように当接するように構成される。
これにより給電基板105の第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bに供給された所定の電力は、第1の接触用導体7a,第2の接触用導体7b及び第3の接触用導体9a,第4の接触用導体9bならびに第1のランド107a,第2のランド107bを介してプリント基板102にエッチングされたアンテナ素子である第1のアーム101a及び第2のアーム101bに供給される。そしてこの構成により実施の形態1と同等の効果を奏することが出来る。なお図17で用いた符合は、実施の形態3及び実施の形態5で示した符号と同一であるため、符号の説明は省略する。
実施の形態8
図18は、この発明の実施の形態8に係るプリント基板と給電基板の接続部(A部)の構成を説明するものである。この実施の形態は、実施の形態3で示した第1の接触用導体7a及び第2の接触用導体7bと実施の形態6で示した第3の接触用導体10a及び第4の接触用導体10bを組合わせたものである。この実施の形態においては、図18に示すように、弾性を有した第1の接触用導体7aと第3の接触用導体10a及び第2の接触用導体7bと第4の接触用導体10bが互いに押圧し合うように構成される。
これにより給電基板105の第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bに供給された所定の電力は、第1の接触用導体7a,第2の接触用導体7b及び第3の接触用導体10a,第4の接触用導体10bならびに第1のランド107a,第2のランド107bを介してプリント基板102にエッチングされたアンテナ素子である第1のアーム101a及び第2のアーム101bに供給される。そしてこの構成により実施の形態1と同等の効果を奏することが出来る。なお図18で用いた符合は、実施の形態3及び実施の形態6で示した符号と同一であるため、符号の説明は省略する。
実施の形態9
図19は、この発明の実施の形態9に係るプリント基板と給電基板の接続部(A部)の構成を説明するものである。この実施の形態は、実施の形態4で示した第1の接触用導体8a及び第2の接触用導体8bと実施の形態5で示した第3の接触用導体9a及び第4の接触用導体9bを組合わせたものである。この実施の形態においては、図19に示すように、弾性を有した第1の接触用導体8aと第3の接触用導体9a及び第2の接触用導体8bと第4の接触用導体9bが互いに押圧し合うように構成される。
これにより給電基板105の第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bに供給された所定の電力は、第1の接触用導体8a,第2の接触用導体8b及び第3の接触用導体9a,第4の接触用導体9bならびに第1のランド107a,第2のランド107bを介してプリント基板102にエッチングされたアンテナ素子である第1のアーム101a及び第2のアーム101bに供給される。そしてこの構成により実施の形態1と同等の効果を奏することが出来る。なお図19で用いた符合は、実施の形態4及び実施の形態5で示した符号と同一であるため、符号の説明は省略する。
実施の形態10
図20は、この発明の実施の形態10に係るプリント基板と給電基板の接続部(A部)の構成を説明するものである。この実施の形態は、実施の形態4で示した第1の接触用導体8a及び第2の接触用導体8bと実施の形態6で示した第3の接触用導体10a及び第4の接触用導体10bを組合わせたものである。この実施の形態においては、図20に示すように、弾性を有した第1の接触用導体8aと第3の接触用導体10a及び第2の接触用導体8bと第4の接触用導体10bが互いに押圧し合うように構成される。
これにより給電基板105の第1の給電パターン104a及び第2の給電パターン104bに供給された所定の電力は、第1の接触用導体8a,第2の接触用導体8b及び第3の接触用導体10a,第4の接触用導体10bならびに第1のランド107a,第2のランド107bを介してプリント基板102にエッチングされたアンテナ素子である第1のアーム101a及び第2のアーム101bに供給される。そしてこの構成により実施の形態1と同等の効果を奏することが出来る。なお図20で用いた符合は、実施の形態4及び実施の形態6で示した符号と同一であるため、符号の説明は省略する。
この発明の実施の形態1に係るプリント基板と給電基板の接続部の接続動作を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1に係るプリント基板と給電基板の接続部の接続動作を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1に係るプリント基板と給電基板の接続部の構成を示す構成図である。 この発明の実施の形態2に係るプリント基板と給電基板の接続部の接続動作を説明する説明図である。 この発明の実施の形態2に係るプリント基板と給電基板の接続部の接続動作を説明する説明図である。 この発明の実施の形態2に係るプリント基板と給電基板の接続部の構成を示す構成図である。 この発明の実施の形態2に係るプリント基板と給電基板の接続部の他の構成例を示す説明図である。 この発明の実施の形態2に係るプリント基板と給電基板の接続部の他の構成例を示す説明図である。 この発明の実施の形態3に係るプリント基板と給電基板の接続部の接続動作を説明する説明図である。 この発明の実施の形態3に係るプリント基板と給電基板の接続部の構成を示す構成図である。 この発明の実施の形態4に係るプリント基板と給電基板の接続部の接続動作を説明する説明図である。 この発明の実施の形態4に係るプリント基板と給電基板の接続部の構成を示す構成図である。 この発明の実施の形態5に係るプリント基板と給電基板の接続部の接続動作を説明する説明図である。 この発明の実施の形態5に係るプリント基板と給電基板の接続部の構成を示す構成図である。 この発明の実施の形態6に係るプリント基板と給電基板の接続部の接続動作を説明する説明図である。 この発明の実施の形態6に係るプリント基板と給電基板の接続部の構成を示す構成図である。 この発明の実施の形態7に係るプリント基板と給電基板の接続部の構成を示す構成図である。 この発明の実施の形態8に係るプリント基板と給電基板の接続部の構成を示す構成図である。 この発明の実施の形態9に係るプリント基板と給電基板の接続部の構成を示す構成図である。 この発明の実施の形態10に係るプリント基板と給電基板の接続部の構成を示す構成図である。 一般的なスパイラルアンテナの構成を示す斜視図である。 一般的なスパイラルアンテナの構成を示す断面構成図である。 従来のプリント基板と給電基板の接続部の構成を示す構成図である。
符号の説明
1a 第1の接触用導体
1b 第2の接触用導体
2a 第1のテーパ
2b 第2のテーパ
3a 第1のストッパー
3b 第2のストッパー
100 円筒形のケース
101a アンテナ素子である第1のアーム
101b アンテナ素子である第2のアーム
102 プリント基板
103 スルーホール
104a 第1の給電パターン
104b 第2の給電パターン
105 給電基板
106 給電コネクタ
107a 第1のランド
107b 第2のランド


Claims (13)

  1. アンテナ素子となるスパイラル状の第1及び第2のアームが形成され、前記第1及び第2のアームの一端が表裏方向に貫通したスルーホールに設けられた第1及び第2のランドにそれぞれ接続されたプリント基板と、
    表裏に第1及び第2の給電パターンが形成され、前記スルーホールに対して挿入可能に設けられた給電基板と、
    前記スルーホールへの前記給電基板の所定の挿入位置において、前記第1及び第2のランドあるいは前記第1及び第2の給電パターンの少なくとも一方に、弾性による押圧により、前記第1のランドと前記第1の給電パターン及び前記第2のランドと前記第2の給電パターンを、それぞれ導通を有して接続する接続部を備えたことを特徴とするスパイラルアンテナ。
  2. 接続部は、前記第1及び第2の給電パターンの端部からそれぞれ所定の長さ延設されるとともに、前記第1及び第2の給電パターンの端部に固定されることにより、前記第1及び第2のランドを、それぞれ押圧可能にする弾性を有した第1及び第2の接触用導体を備えたことを特徴とする請求項1に記載のスパイラルアンテナ。
  3. 接続部は、前記第1及び第2の給電パターンの端部から、それぞれ延設された第1及び第2の接触用導体と、前記第1及び第2の接触用導体の間に設けられ、前記第1及び第2のランドを、それぞれ前記第1及び第2の接触用導体を介して押圧可能にする弾性を有した弾性部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載のスパイラルアンテナ。
  4. 第1及び第2の接触用導体の先端に、それぞれ前記スルーホールへ傾斜を有して最初に当接し、前記スルーホールへの前記給電基板の挿入を容易にするための第1及び第2のテーパを備えたことを特徴とする請求項2又は3のいずれか1項に記載のスパイラルアンテナ。
  5. 第1及び第2の給電パターンの前記端部に、それぞれ前記第1及び第2の接触用導体の
    前記スルーホールへの過剰な挿入を阻止するための第1及び第2のストッパーを備えたことを特徴とする請求項4に記載のスパイラルアンテナ。
  6. 接続部は、前記第1及び第2の給電パターンの端部から、それぞれ前記給電基板側に屈曲されて末広状に所定の長さ延設されるとともに、その途中から前記給電基板側に「く」の字状に屈曲され、その先端を前記第1及び第2の給電パターンに当接させることにより、前記第1及び第2のランドを、それぞれ押圧可能にする弾性を有した第1及び第2の接触用導体を備えたことを特徴とする請求項1記載のスパイラルアンテナ。
  7. 接続部は、前記第1及び第2の給電パターンの端部から、それぞれ所定の曲率を有して前記給電基板側に湾曲された後、末広状に所定の長さ延設させることにより、前記第1及び第2のランドを、それぞれ押圧可能にする弾性を有した第1及び第2の接触用導体を備えたことを特徴とする請求項1記載のスパイラルアンテナ。
  8. 接続部は、前記第1及び第2のランドから、それぞれ前記スルーホールの内側方向で、前記給電基板の反対方向に屈曲されて所定の傾斜と長さを有して延設されるとともに、その途中から前記スルーホールの内面側に「く」の字状に屈曲され、その先端を前記スルーホールの内面に当接させることにより、前記第1及び第2の給電パターンを、それぞれ押圧可能にする弾性を有した第3及び第4の接触用導体を備えたことを特徴とする請求項1記載のスパイラルアンテナ。
  9. 接続部は、前記第1及び第2のランドから、それぞれ前記スルーホールの内側方向で、所定の曲率を有して前記給電基板の反対方向に湾曲された後、所定の長さ延設されることにより、前記第1及び第2の給電パターンを、それぞれ押圧可能にする弾性を有した第3及び第4の接触用導体を備えたことを特徴とする請求項1記載のスパイラルアンテナ。
  10. 接続部は、前記第1及び第2の給電パターンの端部から、それぞれ前記給電基板側に屈曲されて末広状に所定の長さ延設されるとともに、その途中から前記給電基板側に「く」の字状に屈曲され、その先端を前記第1及び第2の給電パターンに当接させることにより弾性を有した第1及び第2の接触用導体と、
    前記第1及び第2のランドから、それぞれ前記スルーホールの内側方向で、前記給電基板の反対方向に屈曲されて所定の傾斜と長さを有して延設されるとともに、その途中から前記スルーホールの内面側に「く」の字状に屈曲され、その先端を前記スルーホールの内面に当接させることにより弾性を有した第3及び第4の接触用導体とを備え、
    前記第1と第3の接触用導体及び前記第2と第4の接触用導体が互いに押圧し合うように構成したことを特徴とする請求項1記載のスパイラルアンテナ。
  11. 接続部は、前記第1及び第2の給電パターンの端部から、それぞれ前記給電基板側に屈曲されて末広状に所定の長さ延設されるとともに、その途中から前記給電基板側に「く」の字状に屈曲され、その先端を前記第1及び第2の給電パターンに当接させることにより弾性を有した第1及び第2の接触用導体と、
    前記第1及び第2のランドから、それぞれ前記スルーホールの内側方向で、所定の曲率を有して前記給電基板の反対方向に湾曲させた後、所定の長さ延設させることにより弾性を有した第3及び第4の接触用導体とを備え、
    前記第1と第3の接触用導体及び前記第2と第4の接触用導体が互いに押圧し合うように構成したことを特徴とする請求項1記載のスパイラルアンテナ。
  12. 接続部は、前記第1及び第2の給電パターンの端部から、それぞれ所定の曲率を有して前記給電基板側に湾曲された後、末広状に所定の長さ延設させることにより弾性を有した第1及び第2の接触用導体と、
    前記第1及び第2のランドから、それぞれ前記スルーホールの内側方向で、前記給電基板の反対方向に屈曲されて所定の傾斜と長さを有して延設されるとともに、その途中から前記スルーホールの内面側に「く」の字状に屈曲され、その先端を前記スルーホールの内面に当接させることにより弾性を有した第3及び第4の接触用導体とを備え、
    前記第1と第3の接触用導体及び前記第2と第4の接触用導体が互いに押圧し合うように構成したことを特徴とする請求項1記載のスパイラルアンテナ。
  13. 接続部は、前記第1及び第2の給電パターンの端部から、それぞれ所定の曲率を有して前記給電基板側に湾曲された後、末広状に所定の長さ延設させることにより弾性を有した第1及び第2の接触用導体と、
    前記第1及び第2のランドから、それぞれ前記スルーホールの内側方向で、所定の曲率を有して前記給電基板の反対方向に湾曲させた後、所定の長さ延設させることにより弾性を有した第3及び第4の接触用導体とを備え、
    前記第1と第3の接触用導体及び前記第2と第4の接触用導体が互いに押圧し合うように構成したことを特徴とする請求項1記載のスパイラルアンテナ。

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