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JP4232703B2 - ディジタルミキサ装置 - Google Patents

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JP4232703B2
JP4232703B2 JP2004205984A JP2004205984A JP4232703B2 JP 4232703 B2 JP4232703 B2 JP 4232703B2 JP 2004205984 A JP2004205984 A JP 2004205984A JP 2004205984 A JP2004205984 A JP 2004205984A JP 4232703 B2 JP4232703 B2 JP 4232703B2
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Description

本発明は、エフェクタを備えたディジタルミキサ装置に関するものである。
複数チャンネルのオーディオ信号を、それぞれ複数の入力チャンネル信号処理部(以下、入力チャンネル部という)に入力し、各入力チャンネル部の信号をディジタルミキシング(混合)して1または複数のミックス出力チャンネル信号処理部(以下、ミックス出力チャンネル部という)を経て出力するディジタルミキサ装置が知られている(非特許文献1参照)。
そのディジタルミキシングに際し、操作者は、各入力チャンネル部およびまたは各ミックス出力チャンネル部の任意のチャンネル部に、内蔵あるいは外付けのエフェクタを挿入して、オーディオ信号に種々のエフェクト(効果)を付加することができる。
操作者は、また、表示器に当該エフェクタの編集画面を呼び出して、当該エフェクタのパラメータを編集することができる。
その際、編集処理中のエフェクタを通った信号をモニタし、そのエフェクタによる信号の特性を知りたい場合がある。特に、編集対象として所定のエフェクタを選択操作したときには、このエフェクタを通った信号をモニタしたい。
操作者は、まず、そのエフェクタの挿入されているチャンネルを確認した上で、次に、そのチャンネルの信号がキュー(CUE)される状態にモニタを設定する必要があるので、操作が煩雑であった。
特に、制御パネルの大きさの制約から、各チャンネルの操作部がレイヤ構造のチャンネル・ストリップ(chストリップ)になっている場合、レイヤを切り替えなければ、任意のチャンネルのCUEオン・スイッチを操作できなかった。
「CS1D 操作マニュアル(基本操作編),(ソフトウエア編)Ver.1.41」、[online]、ヤマハ株式会社、インターネット<http://www2.yamaha.co.jp/manual/pdf/pa/japan/mixers/CS1DJ.pdf>
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたもので、編集対象選択操作に連動して自動的に当該エフェクタの挿入されているチャンネル部の信号をモニタできるとともに、従来と同様にモニタ対象選択操作に応じて所望のチャンネル部の信号をモニタすることもできる、連動モードを設けたディジタルミキサ装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、請求項1に記載の発明においては、ディジタルミキサ装置であって、モニタ手段と、複数のエフェクタと、該複数のエフェクタのそれぞれについて、挿入対象指定操作に応じて、当該エフェクタを、複数の入力チャンネル部のうちの前記挿入対象指定操作で指定されたチャンネル部に挿入させるエフェクタ挿入設定手段と、編集対象選択操作に応じてエフェクタを編集する編集設定手段と、連動モードおよび非連動モードの何れか一方のモードを設定するモード手段と、前記連動モードに設定されている場合は、前記編集対象選択操作に応じて1つのエフェクタが選択されたとき、当該エフェクタが挿入されているチャンネル部の信号をモニタ出力するよう前記モニタ手段を制御する一方、前記非連動モードに設定されている場合は、前記編集対象選択操作に応じて1つのエフェクタが選択されたとき、前記モニタ手段に対する制御を行わない連動制御手段とを有するものである。
従って、連動モード、非連動モードのいずれのモードであっても、従来と同様に、操作者がモニタ対象選択操作を行うことにより、所望の入力チャンネルをモニタ(CUE)する機能を備えている。
上述した従来の機能に加えて、連動モードに設定されている場合は、複数のエフェクタの1つを編集対象として選択することにより、そのエフェクタの挿入されている入力チャンネルを自動的にモニタ(CUE)することができる。すなわち、モニタ対象選択操作をしなくても、当該入力チャンネルが自動的にモニタ出力される。
従って、そのエフェクタを通った信号を自動的にモニタするための操作が簡単になる。仮に、当該チャンネルの、エフェクタを通る前の信号がモニタ出力される状態に設定されていたとしても、この状態からエフェクタを通った信号がモニタ出力されるように設定を切り替える操作は簡単である。
また、非連動モードに設定すれば、従来のディジタルミキサ装置と同様に、編集対象としてエフェクタが選択されても、それに応じてモニタ(CUE)の状態が変化しないので、従来と同じ操作感覚でディジタルミキサ装置を扱うことができるという効果がある。
請求項2に記載の発明においては、ディジタルミキサ装置であって、モニタ手段と、複数のエフェクタと、該複数のエフェクタのそれぞれについて、挿入対象指定操作に応じて、当該エフェクタを、複数の入力チャンネル部および複数の出力チャンネル部のうちの前記挿入対象指定操作で指定されたチャンネル部に挿入させるエフェクタ挿入設定手段と、編集対象選択操作に応じてエフェクタを編集する編集設定手段と、連動モードおよび非連動モードの何れか一方のモードを設定するモード手段と、前記連動モードに設定されている場合は、前記編集対象選択操作に応じて1つのエフェクタが選択されたとき、当該エフェクタが挿入されているチャンネル部の信号をモニタ出力するよう前記モニタ手段を制御する一方、前記非連動モードに設定されている場合は、前記編集対象選択操作に応じて1つのエフェクタが選択されたとき、前記モニタ手段に対する制御を行わない連動制御手段とを有するものである。
従って、エフェクタの挿入されているチャンネルが出力チャンネルであっても、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を奏する。
請求項3に記載の発明においては、請求項1または請求項2に記載のディジタルミキサ装置において、前記挿入対象指定操作では、何れのチャンネル部にも挿入しないという指定を行うことも可能であり、前記連動制御手段は、前記連動モードに設定されている場合に、前記編集設定手段において前記編集対象操作に応じて1つのエフェクタが選択されたとしても、当該エフェクタが何れのチャンネル部にも挿入されていなければ、前記モニタ手段に対する制御を行わないものである。
従って、連動モードであったとしても、選択されたエフェクタが何れの入力チャンネルにも挿入されていなければ、そのエフェクタを選択してもモニタ(CUE)の状態を変化させないようにできる。
上述した各請求項に記載のディジタルミキサ装置において、前記エフェクタは、操作者によってエフェクタ機能のオンオフを制御されるものである場合がある。前記連動制御手段は、編集対象選択操作に応じて選択されたエフェクタの機能のオンオフ状態にかかわらず、当該エフェクタが挿入されているチャンネル部の信号をモニタ出力させる機能を持つことができる。
このような構成にすれば、編集対象選択操作に応じて選択されたエフェクタの挿入によって信号がどのよう変化するかを、容易に確かめることが可能になるので、エフェクタの編集が容易になる。
本発明によれば、連動モードを設定すれば、編集対象選択操作に連動して自動的に当該エフェクタの挿入されているチャンネル部の信号をモニタできるとともに、従来と同様に、操作者によるモニタ対象選択操作に応じて所望の1または複数のチャンネル部の信号をモニタすることもできるという効果がある。非連動モードに設定すれば、従来と同じ使用感覚でディジタルミキサ装置を扱うことができるという効果がある。
図1は、本発明の実施の一形態であるディジタルミキサ装置の信号処理あるいは機能のブロック図である。
この実施の形態のディジタルミキサ装置は、信号を入力し、この信号の特性を制御する複数の入力チャンネル部4の出力信号を、複数のミックス出力チャンネル部7で、個別にミキシンングし、ミキシングした信号の特性を制御して出力する。
図中、1はA(アナログ信号)入力部であり、複数の入力端子からアナログ信号を入力し、それぞれ、A/D変換して出力する。2はD(ディジタル信号)入力部であり、複数の入力端子からディジタル信号を入力してそれぞれを出力する。
入力パッチ部3は、パッチ制御部13により制御されて、入力部(A入力部1,D入力部2)からの複数の出力のそれぞれを入力チャンネル部4の48チャンネルの各入力の少なくとも1つに選択的に結線する(1つの出力は複数の入力チャンネル部4に結線できる)。
それととともに、エフェクタ部11の各エフェクタ11(x)(xは例えばx=1,2,3,…,12)を、複数の入力チャンネル部4あるいは複数のミックス出力チャンネル部7の任意のチャンネル部の挿入位置へ挿入するための結線を行う。
各入力チャンネル部4は、入力した信号の特性を制御して、出力信号を選択的に複数(12本)のミックスバス5の少なくとも1つに出力する。このミックスバス5において信号が混合されることになる。各ミックスバス5の信号は、ミックスバス5に1対1対応する複数(12チャンネル)のミックス出力チャンネル部7に入力される。
この複数のミックス出力チャンネル部7において、ミックスバス5から入力した混合信号の特性を制御して、出力パッチ部8に出力する。
出力パッチ部8は、パッチ制御部13により制御されて、ミックス出力チャンネル部7の12チャンネルの出力を、A(アナログ信号)出力部9およびD(ディジタル信号)出力部10の、複数ある入力の少なくとも1つに選択的に結線する(1つミックス出力チャンネル部7の出力は出力部の複数の入力に結線できる)。
それととともに、出力パッチ部8は、エフェクタ部11の個々のエフェクタ11(x)を入力チャンネル部4またはミックス出力チャンネル部7の挿入位置へ挿入するための結線を行う。
A出力部9は、複数のディジタル信号を、D/A変換器によりアナログ信号に変換した上で、それぞれ、複数の出力端子に出力する。D出力部10は、複数のディジタル信号を、それぞれ、そのまま、複数の出力端子に出力する。
説明の簡略化のため、エフェクタ部11は、複数個(12個)の同一種類のエフェクタ11(x)(例えば、モノラル構成のグラフィック・イコライザ)で構成されるものとする。なお、外付けのエフェクタであるときは、外付けの端子を介して入力パッチ部3および出力パッチ部8に接続される。
各エフェクタ11(x)を、どの入力チャンネル部4あるいはミックス出力チャンネル部7に挿入するか、および、そのチャンネル部の信号経路中のどの位置に挿入するかは、操作者による挿入先選択操作に応じて設定できる。信号経路中には、エフェクタを挿入するためのインサーション・アウト・ポイント,インサーション・イン・ポイントが設けられている。
図示の例において、あるエフェクタ11(x)を所望のエフェクタ挿入位置4aまたは7aに挿入しようとする場合は、入力パッチ部3および出力パッチ部8における結線を、パッチ制御部13により制御して行う。
ただし、各エフェクタ部11には、図2を参照して後述するように、エフェクタ・オン・スイッチ11a(x)があり、これがオンの場合にのみ、挿入されたエフェクタ11(x)が機能し、これがオフの場合に、当該エフェクタ11(x)は「スルー」される(当該エフェクタ11(x)は、切り離され、当該エフェクタ11(x)への入力側が当該エフェクタ11(x)の出力側に直結される)。
各入力チャンネル部4および各ミックス出力チャンネル部7には、それぞれ、CUEスイッチ4b,7bが設けられ、これがオンのとき、信号経路における、ある取り出し位置(CUEポイント)の信号をCUEバス6に出力する。
モニタ部16は、モニタ設定部17およびモニタ用ミキサ18を有する。CUEスイッチ4b,7bの設定は、モニタ設定部17において、操作者によるCUEモニタ対象選択操作に応じて行われる。
CUEバス6において、1つの信号または複数の信号が混合されて、モニタ用ミキサ18に入力される。
モニタ用ミキサ18において、通常のモニタ信号は、例えば、出力パッチ部8に供給されているミックス出力チャンネル部7の出力信号などのうち、任意の1ないし複数の信号が選択的に混合されて出力される。選択は、モニタ設定部17において、操作者によるモニタ対象選択操作に応じて行われる。
このモニタ信号は、モニタ用A(アナログ信号)出力部19に出力され、D/A変換器によりアナログ信号に変換され、操作者用モニタ(スピーカあるいはヘッドフォン)に供給される。
ここで、CUEモニタが設定されると、通常のモニタ信号に代わってCUEバス6から供給される信号がモニタ信号として出力される。
すなわち、モニタ対象選択操作により選択された信号がモニタされている状態において、CUEモニタ対象選択操作に応じて、モニタ設定部17が、入力チャンネル部4のいずれかのCUEスイッチ4b、または、ミックス出力チャンネル部7のいずれかのCUEスイッチ7bをオンに設定したとする。
すると、それまで操作者用モニタに供給されていた信号、例えば、ミックス出力チャンネル部7からの信号などがオフまたは減衰され、その代わりに、CUEバス6からの信号が出力されるように、モニタ用ミキサ18が制御される。
以下、モニタ設定部17によりモニタ対象として選択された信号がモニタされている通常のモニタ状態を「CUEオフ状態」と呼び、その信号が、モニタ用ミキサ18においてオフまたは減衰されてCUEバス6からの信号がモニタ(CUEモニタ)されている状態を「CUEオン状態」(CUE ACTIVE)と呼ぶ。
なお、CUEモニタ専用の出力端子を備える場合もあり、この場合、CUEバス6の混合信号は、モニタ用A出力部19ではなく、常時、この専用の出力端子に出力される。
上述した各エフェクタ11の特性は、操作者によって編集設定できる。エフェクタ編集設定部12が起動されているときは、エフェクタの編集画面を図示しない表示器に表示させる。操作者による編集対象選択操作に応じて、複数のエフェクタ11の中から編集対象が設定される。操作者は表示器を見ながら、エフェクタのパララメータを変更できる。
モード部14は、操作者によるモード選択操作に応じて、連動モードまたは非連動モードの何れか一方のモードを設定する。
連動モードに設定されている場合、連動制御部15は、エフェクタ編集設定部12において、操作者による編集対象選択操作に応じて所定のエフェクタ(以後、当該エフェクタという)11(x)が選択されたときは、モニタ部16(モニタ設定部17)を制御することにより、当該エフェクタ11(x)が挿入されている先のチャンネル部(入力チャンネル部4または出力チャンネル部7)の信号経路上の信号をCUEバス6に出力するようにCUEスイッチ4bまたは7bを制御し、これをCUEモニタ(連動CUEモニタ)信号としてモニタ用ミキサ18に供給する。
当該エフェクタ11(x)が挿入されている先のチャンネル部がいずれのチャンネル部であるかの情報は、パッチ制御部(エフェクタ挿入設定部)13から得られる。
モニタ用ミキサ18においては、通常のモニタ信号よりもCUEモニタ信号を優先して出力する。従って、当該エフェクタ11(x)が挿入されている先のチャンネル部の信号経路上の信号が、モニタ用A出力部19から出力され、操作者用モニタに供給される。
一方、非連動モードに設定されている場合、連動制御部15は、エフェクタ編集設定部12において編集対象選択操作に応じて当該エフェクタ11(x)が選択されたときでも、モニタ設定部17に対する制御を行わない。
モニタ設定部17は、非連動モードが設定されているときはもちろん、連動モードが設定されているときでも、連動制御部15により制御されるときでなければ、従来と同様に、操作者による、通常のモニタ対象選択操作またはCUEモニタ対象選択操作に応じて選択されるチャンネル部の信号経路上の信号を、モニタ用ミキサ18を介して、モニタ用A出力部19から出力させる。
以上の通り、連動モードに設定されているときに、編集対象選択操作に応じて当該エフェクタ11(x)が選択されたときには、その編集画面を、図示しない表示器に表示させるとともに、選択された当該エフェクタ11(x)が、そのパラメータに基づいて処理したオーディオ信号の音を、操作者用モニタで確かめることができる。従って、操作者は、CUEモニタ対象選択操作,モニタ対象選択操作を行わなくて済む。従来と同じ操作感覚でディジタルミキサ装置を扱いたいときは、非連動モードに設定すればよい。
その際、選択操作された当該エフェクタ11(x)のエフェクタ・オン・スイッチ11a(x)がオンにされている場合に限らず、オフにされていて選択操作された当該エフェクタ11(x)が機能していない場合でもモニタされるように、モニタ設定部17を自動設定するとよい。
選択操作された当該エフェクタ11(x)のパラメータ編集画面には、エフェクタ・オン・スイッチ11a(x)をオンオフするボタン(図5の77)も配置されているので、仮にエフェクタ・オン・スイッチ11a(x)がオフにされていても、それをオンにすることは容易である。
また、エフェクタ・オン・スイッチ11a(x)のオンオフを交互に切替えながらモニタし、エフェクタの効果を確認しながら、選択操作されたエフェクタのパラメータの編集を行うことができる。
図2(a)は図1に示した入力チャンネル部4、図2(b)はミックス出力チャンネル部7の各1チャンネルの信号処理部を示すブロック構成図である。エフェクタ11(x)は、一例としてGEQ(グラフィック・イコライザ)であるとして説明する。
図2(a)において、まず、エフェクタ11(x)が挿入されていないときの信号経路を説明する。
入力パッチ部3から当該入力チャンネル部4に入力される信号は、ATT(減衰器)21においてレベル調整される。次いで、4バンドPEQ(パラメトリック・イコライザ)22において周波数特性が調整される。
COMP(コンプレッサ)23では、入力される信号のレベルを検出し、検出されたレベルに基づき、小信号のゲインに比べ大信号入力時のゲインを下げるように振幅圧縮が行われる。
フェーダ部24においては、ミキシングのためのレベル調整が行われる。
chオンスイッチ25において、この入力チャンネル部4の出力供給のオンオフが制御される。
さらに、各バスへのセンド調整部26において、複数の各ミックスバス5への出力信号供給のオンオフ制御、供給レベルの調整が行われる。ペアとなるミックスバスへの出力信号のゲイン比率を調整するパン制御が行われることもある。
次に、ある1つのエフェクタ11(x)が挿入される場合、エフェクタ11(x)は、その挿入先のチャンネル部の信号経路上に予め決められている複数のインサーション・ポイント(×印のある位置)のうちから選択された挿入位置4aに挿入される。この入力チャンネル部の信号経路は、挿入位置4aで切断され、その挿入位置4aの直前のインサート・アウトの出力は、出力パッチ部8によりエフェクタ11(x)の入力に結線され、エフェクタ11(x)の出力は、入力パッチ部3により挿入位置4aの直後のインサート・インの入力側に結線される。
エフェクタ11(x)は、エフェクタ・オン・スイッチ11a(x)を備え、エフェクタ11(x)が挿入されているときでも、そのエフェクタ・オン・スイッチ11a(x)をオフにすれば、その機能をオフにし、エフェクタ11(x)が挿入されていないときと同じ状態、すなわち、入出力が直結されて、インサート・アウトからの信号がそのままインサート・インに入る(「スルー」する)ように制御される。
エフェクタ・オン・スイッチ11a(x)がオンであれば、このエフェクタ11(x)の挿入先として設定された入力チャンネル部では、設定された挿入位置4aの前のブロックの出力信号をそのエフェクタ11(x)に供給し、そのエフェクタ11(x)はその信号に対して効果を付与し、効果の付与された信号は、設定された挿入位置4aの次ブロックへ供給される。
一方、モニタ設定部17におけるCUEポイント設定に応じて、CUE設定スイッチ27において、各入力チャンネル部4におけるフェーダ部24の前位置、後位置、chオンスイッチ25の後位置等、がCUEポイントとして設定され、CUEスイッチ4bを経由して、CUEバス6に供給される。ここで、CUEポイント設定操作は、入力チャンネル部4毎に独立して行われてもよいし、全ての入力チャンネル部4で共通して行われてもよい。
上述した説明は、図2(b)に示すミックス出力チャンネル部7についても、ほぼ同様である。ただし、ミックス出力チャンネル部7の信号の出力先は出力パッチ部8であり、ミックスバス5へは出力しないので、センド調整部は備えていない。また、CUEポイントとしては、各ミックス出力チャンネル部のフェーダ部33の前位置、後位置、chオンスイッチ34の後位置等、が選択可能であり、CUE設定スイッチ35において選択されたCUEポイントからの信号が、CUEスイッチ7bを経由して、CUEバス6に供給される。
図3は、図1に示した実施の一形態のコントロールパネルの一部を示す説明図である。
本発明に関係しない操作子は省略している。
図中、41はディスプレイアクセス部であり、複数の異なるパラメータ編集画面に対応した複数のスイッチが配列されている。各スイッチの操作に応じて、操作されたスイッチに対応したパラメータ編集画面が表示器(ディスプレイ)42に表示される。
431,432,433,…は、複数(図示の例では12本)のchストリップである。レイヤセクション部44にある複数のレイヤSW(「マスタ」,「レイヤ1」,「レイヤ2」,…,「レイヤ4」)の中の1つを操作することにより、chストリップ431,432,433,…に、チャンネル部(入力チャンネル部4またはミックス出力チャンネル部7)の一部が割り当てられる。
「マスタ」レイヤが選択されているときは第1〜第12ミックス出力チャンネル、「レイヤ1」〜「レイヤ4」が選択されているときは「第1〜第12入力チャンネル」〜「第37〜第48入力チャンネル」が、それぞれ、chストリップ431,432,433,…に割り当てられる。
各chストリップ431,432,433,…内の操作子は、全てのchストリップに共通であるので、chストリップ431内の操作子について説明する。
43aは、図2に示したchオンスイッチ25,34に相当する操作子である。
43bはチャンネルフェーダ(chフェーダ)、43cはその摘みであり、割り当てられているチャンネルの信号のレベルを制御する。
43dは、図1,図2に示した4b,7bに相当するCUEスイッチである。自照式であり、CUEスイッチがオン状態になっているチャンネルのCUEスイッチ43dは点灯し、その他のオフ状態のCUEスイッチ43dは消灯する。
CUE機能は、「ラストCUE」と「ミックスCUE」のいずれかのモードで動作する。以下、「ラストCUE」の場合を説明する。
「ラストCUE」では、CUEモニタ対象として、最後に選択されたチャンネルのみがCUEモニタされる。
「CUEオフ状態」において、あるchストリップ(例えば、431)のCUEスイッチ43dが操作されたとき、すなわち、そのchストリップに割り当てられているチャンネル(「レイヤ2」が選択されているとき、第1入力チャンネルとなる)がCUEモニタ対象として選択されたとき、モニタ用ミキサ18を「CUEオフ状態」から「CUEオン状態」に移行させるとともに、その選択されたチャンネル(第1入力チャンネル)のCUEスイッチ4bまたは7b(CUEスイッチ4b)がオンされる。
また、「CUEオン状態」において、CUEスイッチ43dがオフ状態のchストリップ(例えば、432)のCUEスイッチ43dが操作されたとき、すなわち、現在、CUEモニタ対象として選択されているチャンネル(第1入力チャンネル)とは別のチャンネル(例えば、第2入力チャンネル)が選択されたとき、それまでCUEモニタ対象として選択されていたチャンネル(第1入力チャンネル)のCUEスイッチ4bまたは7bがオフされるとともに、新たに選択されたチャンネル(第2入力チャンネル)のCUEスイッチ4bまたは7b(CUEスイッチ4b)がオンされる。
さらにまた、「CUEオン状態」において、CUEスイッチ43dがオン状態のchストリップ(例えば、431)のCUEスイッチ43dが操作されたとき、すなわち、現在、CUEモニタ対象として選択されているチャンネル(「レイヤ2」が選択されているとき、第1入力チャンネルとなる)が再び選択されたとき、そのチャンネルのCUEスイッチ4bまたは7b(CUEスイッチ4b)をオフにするとともに、モニタ用ミキサ18を「CUEオン状態」から「CUEオフ状態」に移行させる。すなわち、同じCUEスイッチ43dを続けて操作すると、対応するCUEスイッチ4bまたは7b(CUEスイッチ4b)がトグルでオンオフされる。
45a〜45dは、カーソルスイッチである。表示器42に表示されたものを指示するポインティングデバイスであって、数値やテキストの入力枠に置かれるカーソルや、ボタン型操作子やフェーダ型操作子へのフォーカス等を移動させる。これらとともに、あるいはこれに代えて、タッチパッドやマウスなどのポインティングデバイスを用いることもできる。
DEC(デクリメント)スイッチ46,INC(インクリメント)スイッチ47は、ポインティングデバイスにより指示された数値を増減させたり、指示されたボタン型操作子をオンオフさせたり、指示されたフェーダ型操作子等の操作量を変化させたりして、対応するパラメータ値を設定する。
48は、ロータリーエンコーダ(パラメータホイール)であって、同様に、指示された数値を増減させたり、指示された操作子を操作させたりして、対応するパラメータ値を設定する。
ENTERスイッチ49は、指示されたボタン型操作子をオンオフさせて、対応するパラメータ値を設定したり、指示された操作子のポップアップウインドウを開いたりする。
図4は、図1に示した信号処理または機能を実現するディジタルミキサ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック構成図である。
図中、51はバス、52はCPU(Central Processing Unit)である。53はフラッシュメモリであり、制御プログラムやプリセットデータが書換え可能に記憶されている。RAM(Random Access Memory)54に制御プログラムをロードしてから実行するようにしてもよい。
CPU52が、この制御プログラムを実行することにより、図1に示したエフェクタ編集設定部12、パッチ制御部13、モード部14、連動制御部15、モニタ設定部17等の機能を実現するとともに、ディジタルミキサ装置の装置全体を制御する。
RAM54には、ワーキングメモリ領域を設ける。この領域には、図3に示したコントロールパネル上の各種の操作子等によって設定される、エフェクタのパラメータをはじめとする各種パラメータの現在値を含む、ディジタルミキサ装置の現在の動作を制御するための動作データを記憶するカレントメモリ領域が含まれる。
55は表示器であって、図3に示した表示器42の他、図1,図2に示したCUEスイッチ4b,7b(図3ではCUEスイッチ43d)等、各種スイッチに設けられた発光ダイオードを含む。
56は電動フェーダであり、図3に示したchフェーダ43cに対応する。57はその他の操作子である。
58はアナログやディジタルの波形信号を、外部から入力してディジタル信号処理部(DSP)60に送ったり、DSP60から受け取った信号を外部へ出力したりするための波形入出力インタフェース部であって、図1に示したA入力部1、D入力部2、A出力部9、D出力部10、モニタA出力部19等を含む。
59は操作者用モニタであって、DSP60から出力されるモニタ信号を、波形入出力インタフェース部58内のモニタ用A出力部19を介して入力し、スピーカあるいはヘッドフォンで操作者にモニタさせる。
DSP60は、図1に示した入力パッチ部3,複数の入力チャンネル部4,ミックスバス5,CUEバス6,複数のミックス出力チャンネル部7,出力パッチ部8,モニタ用ミキサ18等で表される信号処理の機能を実現する。
61は、その他の入出力インタフェース部であって、例えば、ここに外部接続されたパーソナルコンピュータ上で当該ディジタルミキサ装置の制御アプリケーションを起動し、該パーソナルコンピュータの表示器に表示される画面において、マウス等を用いて、図示の本体側の動作を遠隔制御することができる。
図5は、図1に示した実施の一形態において、エフェクタを編集設定する一具体例を示す表示画面の説明図である。この実施の形態では、挿入されるエフェクタは、モノラル構成のグラフィック・イコライザ(GEQ)である。
図中、71はGUI(Graphical User Interface)を用いてGEQのパラメータを編集するGEQ編集画面であり、図3に示したディスプレイアクセス部41の複数のスイッチのうち、これに対応したものを操作することにより、表示器42に表示される。
タブ72aは、表示されている画面がGEQパラメータの編集画面であることを示している。
タブ72bは、GEQアサインの画面に移動するためのタブである。GEQアサインの画面の図示は省略するが、当該ディジタルミキサ装置が備える全12個のGEQの情報が一度に表示される画面であり、この画面では12個のGEQの挿入チャンネル、GEQのオンオフ等を、相互に比較しながら設定することができる。
73はGEQ選択ボタン、74は選択された当該GEQ(x)の番号xを表示する表示部である。
図3に示したカーソルスイッチ45a〜45dを操作すると、GEQ編集画面71上に表示されているフォーカス(例えば、赤い枠で表示されるが、図示していない)が、ボタンあるいはGEQフェーダの表示部品(ユーザインタフェース部品)の位置を順次移動して行き、どのボタンあるいはGEQフェーダが選択されるのかを示す。
GEQ選択ボタン73を選択した後、図3に示したENTERスイッチ49を操作すると、ポップアップウインドウが開き、エフェクタGEQ(1)〜GEQ(12)のリストが表示される。
カーソルスイッチ45a〜45dを操作することにより、リスト上から所望のエフェクタを指定し、ENTERスイッチ49を操作すると、編集対象の当該GEQ(x)を選択することができる。ここで、当該GEQ(x)を変更したいときは、カレントメモリに記憶されている現在の当該GEQ(x)とは異なるものを選択すればよい。
表示部74に、当該GEQ(x)の番号xが表示されるとともに、GEQ編集画面71上の各種ボタン、フェーダ、周波数特性等の表示は、全てその選択された当該GEQ(x)の設定状態に応じた表示に変更される。
75は挿入チャンネル選択ボタン、76は現在、選択されている当該GEQ(x)の挿入先として設定されているチャンネルの番号(ICH(x))を表示する表示部である。
挿入チャンネル選択ボタン75のポップアップウインドウを開き、CH1〜CH48,MIX1〜MIX12,NO ASSIGNのリストが表示される。CH1とは異なるチャンネルを選択したときは、その選択されたチャンネルが当該GEQ(x)の挿入先として設定されるとともに、表示部76にそのチャンネルの番号が表示される。
77は当該GEQ(x)の機能をオンオフするエフェクタ・オン・ボタン「GEQ ON」である。図2を参照して説明したエフェクタ・オン・スイッチ11a(x)に相当する。エフェクタ・オン・ボタン77を指示し、さらに、ENTERスイッチ49の操作でオンオフを反転したり、あるいは、DECスイッチ46の操作でオフに設定したり、INCスイッチ47の操作でオンに設定したりすることができる。
エフェクタ・オン・ボタン77がオフであっても、当該GEQ(x)の設定(パラメータの値)はカレントメモリに記憶されており、エフェクタ・オン・ボタン77がオンされれば、その設定に基づく当該GEQ(x)の処理が、図4のDSP60で直ちに開始される。オンかオフかは、オンオフによって変化するボタンの色等で判別できる。
82は、20Hzから20kHzまでが31分割された各周波数帯域にゲインを設定する複数のイコライザ・フェーダ(EQフェーダ)の表示領域である。
81は、カレントメモリに記憶されている当該GEQ(x)の各種パラメータにより制御された当該GEQ(x)の周波数特性をグラフ表示する領域である。
80は、当該GEQ(x)により処理されて出力される当該GEQ(x)の出力信号の周波数スペクトルの表示領域である。当該GEQ(x)が挿入されているポイントを通過する信号の周波数スペクトルが表示される。エフェクタ・オン・ボタン77がオフのときは、当該GEQ(x)が「スルー」されるので、当該GEQ(x)への入力側が当該当該GEQ(x)の出力側に直結されている状態における、挿入ポイントを通過する信号の周波数スペクトルが表示される。
図1に示したモード部14により、連動制御部15の連動機能がオンされている場合(連動モード)、編集対象の当該エフェクタ11(x)である、当該GEQ(x)が選択されると、それに連動して、選択されたエフェクタが挿入されているチャンネル部が連動CUEモニタされる。
この連動CUEモニタは、パネル上のCUEスイッチ43dの操作により行われたCUEモニタではない。従って、意図しないCUEモニタとなる場合もあるから、連動CUEモニタにされる前の状態に簡単に戻せることが望まれる。
そこで、図5に示した、CUE UNDOボタン78、CUE REDOボタン79を設けてもよい。
CUE UNDOボタン78を指示して反転させることにより、操作者の選択による元のCUEモニタ状態に戻せるようになっている。
その後、CUE UNDOボタン78により取り消された連動CUEモニタを再実行したい場合は、CUE REDOボタン79を指示して反転させればよい。
図6〜図10は、図1に示した実施の一形態の動作例を説明するフローチャートである。
図4に示したCPU52が制御プログラムに従い、カレントメモリに対する設定動作と、設定値のDSP60への転送動作を行い、DSP60は、設定値に従って信号の特性制御および混合処理を行う。
上述した制御プログラムは、電源投入後、初期設定を行う。「画面制御タスク」、「パネル操作子制御タスク」、「メモリ制御タスク」、「DSP制御タスク」、「その他の制御タスク」が実行される。各タスクは、それぞれ、各種のイベントにより駆動される。
図6(a)は、レイヤセクション部44のj番目のレイヤSW(j=0:マスタ、1:レイヤ1、2:レイヤ2、…)が操作されたときに実行されるオンイベント処理のフローチャートである。
S91において、カレントメモリにおいて、現レイヤナンバを記憶するレジスタLNにレイヤSWの番号jを入れる。
S92において、レイヤセクション部44では、レジスタLNに記憶された現レイヤナンバに対応したレイヤSWのみを点灯させる。
S93において、現レイヤナンバのレイヤ中に、chオン状態のチャンネルが含まれていれば、このチャンネルが割り当てられたchストリップ43上のchオンスイッチ43aを点灯させる。
また、オン状態のCUEチャンネルが含まれていれば、このCUEチャンネルが割り当てられたchストリップ43上のCUEスイッチ43dを点灯させる。
また、現レイヤナンバのレイヤ中に含まれている各チャンネルの音量パラメータに応じた位置になるように、各チャンネルが割り当てられたchストリップ43上のchフェーダ43bの摘み43cをモータ駆動で制御する。
図6(b)は、chフェーダ(i)(図3に示したchフェーダ43b)が操作されたときに実行される操作イベント処理のフローチャートである。iは、そのchフェーダ(i)が属するchストリップの番号(i=1,2,3,…12)である。
S101において、chフェーダ(i)の摘み43cの位置に応じて、レジスタLNに記憶された現レイヤにおける、chストリップ(i)に割り当てられた番号CH(LN,i)のチャンネルの、カレントメモリに記憶された音量パラメータを変更する。
S102において、図1に示される信号処理のうち、上述した番号CH(LN,i)のチャンネルの信号ゲインが、変更された音量パラメータに応じたものとなるようにDSP60を制御する。
図6(c)は、chストリップ(i)のCUEスイッチ(i)(図3に示したCUEスイッチ43d)が操作されたときに実行されるオンイベント処理のフローチャートである。
S111において、カレントメモリにある、CUEモニタするチャンネルの番号を記憶するレジスタccに、CUEスイッチ(i)の操作がなされたchストリップ(i)に割り当てられているチャンネルの番号CH(LN,i)を入れる。ここで、チャンネル番号CH(LN,i)は、入力チャンネルと出力チャンネルに通しで付与されており、また、チャンネル番号CH(LN,i)=0は、いずれのチャンネルも選択されていない(NO ASSIGN)ことを示す。
S112において、ccに記憶されたCUEモニタするチャンネルの番号がccoに記憶されたCUE モニタするチャンネルの番号に等しいか否かを判定する。ccoは、直前にCUEモニタされたチャンネルの番号を記憶するレジスタである。
等しければ、直前にCUEモニタされたチャンネルの割り当てられたchストリップのCUEスイッチが続けて操作されたことになる。
従って、S113に処理を進めて、ccおよびccoにゼロを入れて、CUEのオン/オフ状態を反転させる。CUE CH(CUEチャンネル)の番号0は「CUEオフ状態」を示している。
S115において、全てのCUEスイッチ43dを消灯する。
S116において、モニタ用ミキサ18から、モニタ対象選択操作に応じて選択されている信号が出力されるように、DSP60を制御する。
一方、S112において、ccとccoとが等しくなければ、S114に処理を進め、cco←ccとして、今回CUEモニタするCUE CHの番号をレジスタccoに入れる。S117において、ccの示すチャンネルが割り当てられたchストリップ43のCUEスイッチ43dを点灯し、それ以外のCUEスイッチ43dを消灯する。
S118において、ccの示す単一のCUE CHのCUEポイントの信号が、CUEバス6を介してモニタされるよう、DSP60で実行されている信号処理中の各入力チャンネル部4、ミックス出力チャンネル部7のCUEスイッチ4bまたは7b、モニタ用ミキサ18を制御する。
以上、図6(a)〜図6(c)に示した処理は、次の図7〜図10に示すエフェクタ編集設定処理が実行中であるか否かにかかわらず、それぞれの起動条件が満たされれば実行されるものである。
図7は、GEQ編集ボタンのオンイベント処理のフローチャートである。
図示しないGEQアサイン画面においてGEQ編集ボタンがオン操作されたとき、あるいは、図3に示したディスプレイアクセス部41にあるGEQ編集スイッチがオン操作されたときに実行されるイベント処理である。
S121において、図5に示されるGEQ編集画面71を表示する。ここで、編集対象の当該GEQ(x)の番号xを記憶するレジスタxには、このGEQ編集画面71が前回表示されたときなどにおいて、最後に編集対象となっていた当該GEQ(x)の番号x(x=1,2,…,12)が記憶されている。
S122において、パラメータ変更操作があれば、S123において、パラメータ変更処理を行い、S124に処理を進める。パラメータ変更操作とは、図3のカーソルスイッチ45a〜45d、DECスイッチ46、INCスイッチ47、ロータリーエンコーダ48、ENTERスイッチ49等により、図5のGEQ編集画面71上の各種ボタン、フェーダ等を操作することである。
S123における3種類の主要なパラメータの変更操作とその処理については、図8〜図10を参照して後述する。
パラメータ変更操作がなければS124に処理を進め、図3に示したディスプレイアクセス部41の中にあるスイッチ操作等により表示画面切換操作があれば別の画面に移動させるが、そうでなければS122に処理を戻す。
図8は、図5に示した挿入チャンネル選択ボタン75に関連して説明した、当該GEQ(x)の挿入先のチャンネル選択操作に応じて実行されるイベント処理のフローチャートである。
S131において、選択操作により選択された挿入先チャンネルの番号を、カレントメモリ上のレジスタICH(x)に入れる。
S132において、図5に示した、挿入先チャンネルの番号を表示する表示部76を更新する。
S133において、この挿入先チャンネルの番号がゼロ(NO ASSIGN)か否かを判定する。
ゼロであれば、S134に処理を進め、当該GEQ(x)の機能が停止されるようにDSP60を制御する。
挿入先チャンネルの番号がゼロでなければ、S135に処理を進め、当該GEQ(x)のオンオフを示すレジスタがオンに設定されているか否かを判定する(図5に示したエフェクタ・オン・ボタン77によってオンオフされる)。
オンに設定されていれば、S136に処理を進め、当該GEQ(x)がICH(x)のチャンネル部の挿入ポイントに挿入されるように、DSP60を制御する。
オンに設定されていなければ、S137に処理を進め、当該GEQ(x)がICH(x)の示すチャンネル部の挿入ポイントに挿入されるようにするものの、信号が当該GEQ(x)を「スルー」される(そのまま通過する)ように、DSP60を制御する。
なお、S134におけるように、ICH(x)の示す挿入先チャンネルの番号がゼロ(NO ASSIGN)であったり、S137におけるように、当該GEQ(x)がオフに設定されていたりする場合でも、当該GEQ(x)の動作に必要とされるパラメータは、カレントメモリに記憶されている。
従って、その後、ICH(x)に、有効なチャンネルの番号が設定されたり、当該GEQ(x)がオンに設定されたりすれば、DSP60では、カレントメモリに記憶されているパラメータを用いて、当該GEQ(x)の信号処理を直ちに開始することができる。
図9は、図5のGEQ選択ボタン73に関連して説明した、編集対象の当該GEQ(x)を選択する操作に応じて実行されるイベント処理のフローチャートである。
S141において、選択操作された当該GEQ(x)の番号をカレントメモリ上のレジスタxに入れる。
S142において、GEQ編集画面71上の各種ボタン、フェーダ、周波数特性のグラフ表示等が、カレントメモリに記憶された当該GEQ(x)のパラメータに応じて更新されるとともに、xの示す番号に応じて、表示部74の表示が更新される。
S143において、エフェクタ(GEQ)機能とCUEモニタ機能とを連動させる連動モードになっているか、連動させない非連動モードになっているかを判定する。
モードは予め設定されているものとする。例えば、ディスプレイアクセス部41の所定のスイッチ操作に応じて表示器42に表示される、図示しないプレファレンス設定画面において、操作者の操作に応じて、いずれか一方に設定することができる。
連動モードでないときは、このフローを終了する。
連動モードであるときは、S144において、選択操作された当該GEQ(x)の挿入先のチャンネルが無い(ICH(x)=0:NO ASSIGN)か否かを判定する。挿入先のチャンネルがあるとき(ICH(x)≠0)はS145に処理を進める。ここで、ICH(x)は、図7に示した、GEQ編集ボタンのオンイベントがある以前に、最後に編集対象となっていた当該GEQ(x)の挿入先のチャンネル番号、あるいは、GEQ編集ボタンのオンイベント後、図8に示した挿入ch選択操作のイベントによりS131で設定された挿入先のチャンネル番号である。
S145において、ICH(x)が示す挿入先チャンネルの番号をレジスタccおよびccoに入力することにより、ICH(x)が示す挿入先チャンネルの番号のチャンネル部をCUEモニタ対象のチャンネル部として、図6(c)を参照して説明したCUEスイッチ(i)のオンイベント処理と同等の処理が実行される。
すなわち、ICH(x)が示す挿入先チャンネル部の取り出し位置(CUEポイント)の信号が、当該GEQ(x)の選択操作に連動してCUEモニタ(連動CUEモニタ)される。ただし、図6(c)のS112に相当する判断は行われないで、S117,S118に対応したS146,S147の処理を行う。
言い換えれば、直前がどういう状態かにかかわらず、ICH(x)が示す挿入チャンネル部のCUEスイッチ4bまたは7bがオンされることになるとともに、モニタ用ミキサ18が「CUEオン状態」に設定され、ICH(x)が示す挿入先チャンネル部の取り出し位置(CUEポイント)の信号が、CUEバス6とモニタ用ミキサ18を介して、操作者用モニタに出力される。
なお、図1を参照して説明したように、ディジタルミキサ装置が連動モードであれば、選択操作された当該エフェクタ11(x)(GEQ(x))のエフェクタ・オン・スイッチ11a(x)(図5に示したエフェクタ・オン・ボタン77)がオフであっても、当該エフェクタ11(x)(GEQ(x))の挿入チャンネル(ICH(x))のCUEポイントの信号がCUEモニタされる。
一方、S144において選択操作された当該GEQ(x)の挿入先のチャンネルが「NO ASSIGN」(ICH(x)=0)であったときは、モニタ部に対する制御を行わないで、このフローを終了する。
図10は、編集対象である当該GEQ(x)のパラメータを編集して信号の特性を変化させる編集操作の一例である。
図5に示したGEQ編集画面71の31の周波数帯域に対応した31本のイコライザ・フェーダのうち、k番目のEQフェーダ(k)の摘みが操作された際に実行されるイベント処理のフローチャートである。
S151において、カレントメモリに記憶されている、当該GEQ(x)のk番目の周波数帯域のゲインのパラメータ値を、操作された当該EQフェーダ(k)の摘み位置に応じて更新し、S152において、図5のGEQ編集画面71の当該GEQ(x)の周波数特性のグラフ表示や当該EQフェーダ(k)の摘みの表示を更新する。
S153において、当該GEQ(x)の周波数特性が、更新されたゲイン値に応じた周波数特性となるように、該ゲインに応じてDSP60を制御する。
上述した実施の形態では、連動モードが設定されエフェクタ編集設定部12が起動されているときに編集対象の当該エフェクタ11(x)である当該GEQ(x)が選択操作されたときは、当該GEQ(x)が挿入されている先のチャンネル部の信号をモニタ出力させていた。
このような場合に加えて、図7を参照して説明した、GEQ編集ボタンのオンイベントが検出されることにより、エフェクタ編集設定部12が起動されたときに、編集対象の当該GEQ(x)が挿入されているチャンネルがあれば、この挿入されているチャンネル部(入力チャンネル部4または出力チャンネル部7)の信号をCUEモニタ出力させるようにしてもよい。
また、図8を参照して説明した、挿入ch選択操作のイベントが検出されることにより、編集対象の当該GEQ(x)の挿入先のチャンネル部が選択されたときは、選択されたこの挿入先のチャンネル部(入力チャンネル部4または出力チャンネル部7)の信号をモニタ出力させるようにしてもよい。
なお、連動モードに設定されている場合、編集対象の選択操作に応じて当該GEQ(x)が選択されたとき、既に、この当該GEQ(x)が挿入されているチャンネル部の信号がモニタ出力されている状態であった場合には、モニタ手段に対する新たな処理をする必要は特にない。
図1に示した連動制御部15が、編集対象の当該エフェクタ11(x)の挿入されているチャンネル部の信号をモニタ出力するようモニタ設定部17を制御するとは、このような結果的に新たな処理をする必要がない場合を含む。
上述した説明では、エフェクタの挿入対象として、入力チャンネルch1〜ch48と出力チャンネルMIX1〜MIX12が選択できるようになっていたが、入力チャンネルのみがエフェクタの挿入対象として選択できるようになっていてもよい。その場合、挿入対象として入力チャンネルが選択されていなければ、何れのチャンネルも挿入されていない状態(NO ASSIGN)となる。
上述した説明では、エフェクタの挿入位置はチャンネル毎に独立、または、全チャンネル共通に設定されるとしたが、エフェクタ毎に挿入位置を設定するようにしてもよい。
上述した説明では、説明を簡単にするために、図1において、出力系としてミックスバス5のみを備えているが、ステレオミックスバスや、マトリックスバスなどを備える場合がある。
この場合、エフェクタを、それらのバスのミックス出力チャンネル部7へ挿入することが可能である。
上述した説明では、「ラストCUE」の動作についてのみ具体的に説明した。しかし、同様の機能は、「ミックスCUE」においても実現できる。
「ミックスCUE」では、同じグループ内のチャンネル部がCUEモニタ対象として順次選択された場合、その選択された複数のチャンネル部が同時にCUEモニタされる。
図3においては、入力チャンネル部4のグループ、ミックス出力チャンネル部7のグループがある。この他、複数のステレオミックス部、複数のマトリックス出力部も、それぞれ、グループを構成する。
「CUEオフ状態」において、あるchストリップのCUEスイッチ43dが操作されたとき、すなわち、そのchストリップに割り当てられているチャンネルがCUEモニタ対象として選択されたとき、モニタ用ミキサ18を「CUEオフ状態」から「CUEオン状態」に移行させるとともに、その選択されたチャンネルのCUEスイッチ4bまたは7bがオンされる。
また、「CUEオン状態」において、CUEスイッチ43dがオフ状態のchストリップのCUEスイッチ43dが操作されたとき、すなわち、現在、CUEモニタ対象として選択されているチャンネルとは別のチャンネルが新たに選択されたとき、新たに選択されたチャンネルが、それまでCUE対象として選択されていたチャンネルと同一グループであれば、そのCUEスイッチ4bまたは7bをオン状態に保ったままにする。
また、新たに選択されたチャンネルが、異なるグループであれば、そのCUEスイッチ4bまたは7bをクリア(オフ)しつつ、その新たに選択されたチャンネルのCUEスイッチ4bまたは7bをオンにする。
さらにまた、「CUEオン状態」において、CUEスイッチ43dがオン状態のchストリップのCUEスイッチ43dが操作されたとき、すなわち、現在、CUE対象として選択されているチャンネルが再び選択されたとき、そのチャンネルのCUEスイッチ4bまたは7bがオフされる。すなわち、この「ミックスCUE」においても、既にオンされているCUEスイッチ43dが操作されたときは、そのCUEスイッチ43dはオフされる。
この時点で他にCUEスイッチ4bまたは7bがオンにされているチャンネルが存在しなければ、モニタ用ミキサ18を「CUEオン状態」から「CUEオフ状態」に移行させる。
上述した「ミックスCUE」の場合、連動モードにおいて、モニタ用ミキサ18が「CUEオフ状態」で、エフェクタ編集設定部12が起動されていてGEQ編集画面71が開いている状態において、編集対象として当該GEQ(x)が選択操作されたときは、「CUEオン状態」に移行させるとともに、当該GEQ(x)の挿入先のチャンネル部(ICH(x)が挿入先チャンネルの番号を示す)のCUEスイッチ4bまたは7bをオンして、当該挿入先のチャンネルの信号がCUEモニタされるよう制御する。これは、「ラストCUE」の場合の動作とほぼ同じである。
一方、連動モードにおいて、「CUEオン状態」(いずれかの1または複数のチャンネルがCUEモニタされている状態)で、エフェクタ編集設定部12が起動されていてGEQ編集画面71が開いている状態において、編集対象として当該GEQ(x)が選択された場合は、その挿入先のチャンネル部がいずれのグループに属しているかにかかわらず、それまでオン状態であったCUEスイッチ4bまたは7bを全てオフにして、それまでのミックスCUEの状態をクリアし、挿入チャンネルのCUEスイッチのみをオンにして、当該挿入チャンネルの信号が、「ミックスCUE」における1つ目のCUEチャンネルとして連動CUEモニタされるように制御する。
なお、ディジタルミキサ装置が非連動モードであるとき、あるいは、挿入先のチャンネルが「NO ASSIGN」(ICH(x)=0)であるときは、「ラストCUE」と同様に、現在のCUEの状態(CUEスイッチ4b,7bのオン/オフ状態、および、モニタ用ミキサ18のCUEオン/オフ状態)を変更しない。
上述した説明では、信号処理部の信号経路に挿入されるエフェクタの一例として、グラフィック・イコライザを示したが、信号の特性を変更するものであれば、これに限られない。コンプレッサ、エコー、リバーブ、ディストーション等のエフェクタであってもよい。
また、挿入先のチャンネルが設定されていない(ICH(x)=0:NO ASSIGN)エフェクタについては、通常のパッチングのように、任意にパッチング可能としてもよい。例えば、任意のミックス出力チャンネル部7の出力を、出力パッチ部8で、上述したエフェクタの入力側へパッチし、かつ、このエフェクタの出力側を、入力パッチ部3で、任意の入力チャンネル部の入力側へパッチするようにして、ミックス出力チャンネル部7と入力チャンネル部4にまたがって、エフェクタが挿入されるようにしてもよい。
また、上述した説明では、編集対象のエフェクタの選択に連動してCUEモニタ機能を制御することにより、当該エフェクタの挿入チャンネルの信号をCUEモニタするようになっていた。
これに代えて、編集対象のエフェクタの選択に連動して、当該エフェクタの挿入チャンネルを通常のモニタ対象として選択するようにしてもよい。しかし、本発明のようにCUEモニタ機能で実現すれば、通常のモニタ対象の設定状態が保存されているので、特別な設計変更を施さなくても、通常のモニタ対象に戻せるので使いやすい。
また、パーソナルコンピュータ上で実行されるディジタル・オーディオ・ワークステーション(DAW)ソフトウエア等には、オーディオ信号をミキシングするソフトウエアミキサが備えられている。本発明は、そのような、ソフトウエアミキサに対して適用することもできる。
本発明の実施の一形態であるディジタルミキサ装置の信号処理あるいは機能のブロック図である。 図1に示した入力チャンネル部、ミックス出力チャンネル部の各1チャンネルの信号処理部を示すブロック構成図である。 図1に示した実施の一形態のコントロールパネルの一部を示す説明図である。 図1に示した信号処理または機能を実現するディジタルミキサ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック構成図である。 図1に示した実施の一形態において、エフェクタを編集設定する一具体例を示す表示画面の説明図である。 図1に示した実施の一形態の動作例を説明する第1のフローチャートである。 図1に示した実施の一形態の動作例を説明する第2のフローチャートである。 図1に示した実施の一形態の動作例を説明する第3のフローチャートである。 図1に示した実施の一形態の動作例を説明する第4のフローチャートである。 図1に示した実施の一形態の動作例を説明する第5のフローチャートである。
符号の説明
4…入力チャンネル部、4a…エフェクタ挿入位置、4b…CUEスイッチ、7…ミックス出力チャンネル部、7a…エフェクタ挿入位置、7b…CUEスイッチ、11…エフェクタ、11a…エフェクタ・オン・スイッチ、12…エフェクタ編集設定部、13…パッチ制御部(エフェクタ挿入設定部)、14…モード部、15…連動制御部、16…モニタ部、17…モニタ設定部、18…モニタ用ミキサ、19…モニタ用A出力部

Claims (3)

  1. 信号を入力し該信号の特性を制御する複数の入力チャンネル部の出力信号をミキシングして出力するディジタルミキサ装置であって、
    モニタ対象選択操作に応じて、前記複数の入力チャンネル部のうちの1または複数のチャンネル部の信号をモニタ出力に出力するモニタ手段と、
    複数のエフェクタと、
    該複数のエフェクタのそれぞれについて、挿入対象指定操作に応じて、当該エフェクタを、前記複数の入力チャンネル部のうちの前記挿入対象指定操作で指定されたチャンネル部に挿入させるエフェクタ挿入設定手段と、
    編集対象選択操作に応じて、前記複数のエフェクタのうちの前記編集対象選択操作で選択されたエフェクタの編集画面を表示器に表示させながら、該エフェクタを編集する編集設定手段と、
    連動モードおよび非連動モードの何れか一方のモードを設定するモード手段と、
    前記連動モードに設定されている場合は、前記編集設定手段において前記編集対象選択操作に応じて1つのエフェクタが選択されたとき、当該エフェクタが挿入されているチャンネル部の信号をモニタ出力するよう前記モニタ手段を制御する一方、前記非連動モードに設定されている場合は、前記編集設定手段において前記編集対象選択操作に応じて1つのエフェクタが選択されたとき、前記モニタ手段に対する制御を行わない連動制御手段と
    を有することを特徴とするディジタルミキサ装置。
  2. 信号を入力し該信号の特性を制御する複数の入力チャンネル部の出力信号を複数のバスでミキシングして、該複数のバスに対応する複数の出力チャンネル部から出力するディジタルミキサ装置であって、
    モニタ対象選択操作に応じて、前記複数の入力チャンネル部および複数の出力チャンネル部のうちの1または複数のチャンネル部の信号をモニタ出力に出力するモニタ手段と、
    複数のエフェクタと、
    該複数のエフェクタのそれぞれについて、挿入対象指定操作に応じて、当該エフェクタを、前記複数の入力チャンネル部および複数の出力チャンネル部のうちの前記挿入対象指定操作で指定されたチャンネル部に挿入させるエフェクタ挿入設定手段と、
    編集対象選択操作に応じて、前記複数のエフェクタのうちの前記編集対象選択操作で選択されたエフェクタの編集画面を表示器に表示させながら、該エフェクタを編集する編集設定手段と、
    連動モードおよび非連動モードの何れか一方のモードを設定するモード手段と、
    前記連動モードに設定されている場合は、前記編集設定手段において前記編集対象選択操作に応じて1つのエフェクタが選択されたとき、当該エフェクタが挿入されているチャンネル部の信号をモニタ出力するよう前記モニタ手段を制御する一方、前記非連動モードに設定されている場合は、前記編集設定手段において前記編集対象選択操作に応じて1つのエフェクタが選択されたとき、前記モニタ手段に対する制御を行わない連動制御手段と
    を有することを特徴とするディジタルミキサ装置。
  3. 前記挿入対象指定操作では、何れのチャンネル部にも挿入しないという指定を行うことも可能であり、
    前記連動制御手段は、前記連動モードに設定されている場合に、前記編集設定手段において前記編集対象操作に応じて1つのエフェクタが選択されたとしても、当該エフェクタが何れのチャンネル部にも挿入されていなければ、前記モニタ手段に対する制御を行わないこと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のディジタルミキサ装置。
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