JP4230239B2 - ボトムロック式組立紙箱 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばショートケーキのような形崩れし易い生菓子類等を収容するのに好適なボトムロック式組立紙箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、生菓子類の持ち帰り用紙箱として、例えば図8(イ)に示すようなボトムロック式組立紙箱(D)が汎用されている。この紙箱(D)は、図8(ロ)の展開状態で示すように、四周側面を構成する4つの側板部(31)〜(34)が直線状に連設され、これらの各下縁に底蓋フラップ(35)〜(38)、幅広の側板部(31)(33)の上縁に把手付き上蓋フラップ(39)(40)、幅狭の側板部(32)(34)の上縁に蓋止めフラップ(41)(42)をそれぞれ延設した一枚の紙板からなり、側板部(31)〜(34)を境界の縦折罫線(i)で折り曲げ、一端側の側板部(31)の側縁に設けた貼着片(43)を他端側の側板部(34)に接着すると共に、底蓋フラップ(35)〜(38)を基部の横折罫線(j)で内側へ折り曲げ、底蓋フラップ(35)(37)の隅角部に45度の斜め折罫線(k)を介して設けた止着片(35a)(37a)を各々隣接する底蓋フラップ(36)(38)に接着している。
【0003】
このようなボトムロック式組立紙箱(D)では、止着片(35a)(37a)にて接続した底蓋フラップ(35)(36)の対と同(37)(38)の対が各々L字形の底半部を構成し、これら両底半部が折畳み状態において45度の斜め折罫線(k)で上方へ山折りにして箱内側へ折り込まれており、この折畳み状態から紙箱を組み立てる際、平行四辺形状に偏平化していた側板部(31)〜(34)を拡げて矩形枠状にすることにより、両底半部が自然に平坦化しながら互いに係合して底蓋を形成するため、組み立てをワンタッチ操作で容易に迅速に行えるという利点がある。
【0004】
ところが、このような従来汎用のボトムロック式組立紙箱(D)にあっては、上蓋フラップ(39)(40)を開いて開放した上部から収容物の出し入れを行うことから、収容物がショートケーキのような形崩れし易いものである場合、変形させずに出し入れするのが難しく、とりわけ持ち帰った消費者が取り出す際、往々にして形が崩れて興趣を削ぐ結果になるという問題があった。
【0005】
そこで、ショートケーキのような形崩れし易い収容物の出し入れを容易にするために、ボトムロック式組立紙箱において、一側板部とその両側の側板部との縦折罫線に沿ってミシン目を入れ、収容物を取り出す際に該一側板部を両側のミシン目で切り離して外側へ傾倒させることにより、上面から側面にわたって開放する構成(特許文献1)としたり、一側板部をその両側の隣接側板部から分離して且つ片側の隣接側板部に対して底蓋フラップのみで繋がった形態とし、この一側板部の両側に連設した側方延長部の先端に設けた舌片を、両側の隣接側板部に設けたスリットに挿入係止して箱を組み立て、収容物を取り出す際に該一側板部を外側へ傾倒させることにより、前記同様に上面から側面にわたって開放する構成(特許文献2)としたものが提案されている。
【0006】
また、所謂B式ケースとして、矩形の底板部の四辺に各々側板部が延設され、一方の対向する両側板部に45度の斜め折罫線を有し、これら両側板部の該斜め折罫線から先側の部分と、他方の対向する両側板部の内の一側板部の両側に設けた側片とが接着され、残る一側板部はその両側板部と分離しており、折畳み状態で前記一方の対向する両側板部が斜め折罫線で内側へ折り込まれると共に、組立状態において前記分離した側板部を外側へ傾倒させることにより、前記同様に上面から側面にわたって開放するようにしたものも使用されている。更に、B式ケースとして、外側へ傾倒して側面を開放する側板部と、その両側の斜め折罫線を有する側板部との間に、同様の斜め折罫線を有して折畳み状態で内側へ折り込まれるL字形の連結片を設けたものが提案されている(特許文献3)。
【0007】
【特許文献1】
登録実用新案第3037084号公報
【0008】
【特許文献2】
特開平7−257551号公報
【0009】
【特許文献3】
実開平5−62418号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記提案の一側板部とその両側の側板部との縦折罫線に沿ってミシン目を入れたボトムロック式組立紙箱では、収容物を取り出す際に該一側板部を両側のミシン目で切り離すのに手間がかかる上、この切り離し時に収容物に触れて形崩れを生じたり、切り離し部分がいびつになったりし易いという難点がある。また、前記提案の一側板部を両側の隣接側板部から分離したボトムロック式組立紙箱では、折畳み状態から組み立てる際に前記両側の側方延長部の舌片をスリットに挿入係止させる必要があり、このために手間がかかって本来のワンタッチ操作による組み立てを行えず、しかも分離した一側板部にずれを生じて底がロックされずに開き易い上、収容物を取り出す際にも舌片をスリットから抜き、更に該一側板部の両側の側方延長部を外へ引き出す必要があるから、その操作に非常に手間がかかると共に、この引き出す側方延長部が収容物に触れて形崩れを生じる懸念がある。一方、前記のB式ケースでは、折畳み状態において斜め折罫線で内側へ折り込まれていた両側の側板部に折り癖が残ることから、組立状態での周囲3面が直立状態にならず、箱としての外観体裁ならびに収容物の安定性に劣るという難点がある。
【0011】
この発明は、上述の事情に鑑みて、組立紙箱として、ボトムロック式による本来のワンタッチ操作による組み立てを行え、しかも組立状態で箱上面から側面にわたって開放でき、もってショートケーキのような形崩れし易い収容物でも支障なく容易に出し入れ可能であり、また外観体裁及び形態安定性に優れるものを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明に係るボトムロック式組立紙箱は、一枚の紙板からなり、四周の一側面が外側へ傾倒して開放する可開放側板部をなし、展開状態において、3つの非開放側板部が直線的に連設され、これら非開放側板部の連設方向に対して可開放側板部が直角に配置し、各側板部の下縁よりボトムロック式の底蓋を形成する底蓋フラップが延設され、前記連設された一端側の非開放側板部と可開放側板部とが45度の斜め折罫線を介して連続した互いの底蓋フラップによって繋がると共に、前記連設された他端側の非開放側板部の側縁に延長フラップが延設され、この延長フラップの下縁に突設された舌片が可開放側板部の内面に止着されてなるものとしている。
【0013】
このようなボトムロック式組立紙箱では、可開放側板部は、3つの非開放側板部の連設方向に対して直角に配置し、一端側の非開放側板部と45度の斜め折罫線を介して底蓋フラップで繋がっているから、組立状態において独立に外側へ傾倒させることができ、もって箱上面から側面にわたって開放できる。しかして、該可開放側板部は、左右の片側で隣接する非開放側板部に底蓋フラップを介して繋がると共に、反対側でも隣接する非開放側板部に延長フラップを介して繋がっているから、組み立て時にずれを生じない。従って、組立状態の紙箱は、底蓋が確実にロックされると共に、四周側面が直立してしっかりした矩形枠を構成する。
【0014】
請求項2の発明は、上記請求項1のボトムロック式組立紙箱において、前記舌片は、45度の斜め折罫線を有し、この折罫線よりも先端側を止着部として可開放側板部の内面に止着されてなるものとしている。この場合、可開放側板部を外側へ傾倒させた段階では舌片全体が可開放側板部に沿う形になり、直立した延長フラップが左右方向に沿う向きで側方開放幅を狭める形になっているが、舌片が斜め折罫線で折り畳まれる形で延長フラップから舌片への直角の移行部分を180度反転させることができ、この反転によって延長フラップが前後方向に沿う向きに変わって、非開放側板部と一平面を形成することとなり、側方開放幅を狭めることがない。
【0015】
請求項3の発明は、上記請求項2のボトムロック式組立紙箱において、前記舌片の斜め折罫線に沿って、部分的にスリットが設けられてなる構成としている。この場合、スリットの存在によって前記の延長フラップから舌片への直角の移行部分の180度反転がより容易になる。
【0016】
請求項4の発明は、上記請求項1〜3のいずれかのボトムロック式組立紙箱において、前記一端側の非開放側板部と可開放側板部との互いに連続した底蓋フラップによってL字形の底半部が構成され、前記連設された中央と他端側の非開放側板部の底蓋フラップ同士が、その一方の隅角部に45度の斜め折罫線を介して設けた止着片によって互いに連結されてL字形の底半部を構成し、両底半部は、紙箱の組立状態において互いに係合して底蓋を形成すると共に、紙箱の折畳み状態において各々前記斜め折罫線で上方へ山折りにして箱内側へ折り込まれるように構成されている。この場合、紙箱の折畳み状態から組立状態への移行に伴い、底蓋が折り込み状態から円滑に姿勢転換して確実なロック状態になる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係るボトムロック式組立紙箱の実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。図1〜図5は第一実施形態、図6は第二実施形態、図7は第三実施形態を示す。なお、これら第一〜第三実施形態のボトムロック式組立紙箱における同義の構成部分には同一符号を附し、その部分の説明は、第一実施形態での記述で代表し、第二及び第三実施形態では特に取り上げる場合を除いて省略するものとする。また、図1(イ)、図7(イ)の組立状態に対し、図1(イ)、図7(イ)の展開状態は箱背面が中央に位置した外面側であるために左右が逆になっているが、以下における左右は組立状態の左右を基準にする。
【0018】
第一実施形態のボトムロック式組立紙箱(A)は、正面開放型であり、図1(イ)に示すように、四周側面を構成する4つの側板部(1)〜(4)の内、正面の側板部(1)が外側へ傾倒して上面から正面にわたって開放するようになっている。しかして、この紙箱(A)は、図1(ロ)で展開状態として示す一枚の紙板(A’)より組立形成されている。
【0019】
すなわち、この紙箱(A)の展開状態では、右側面、背面、左側面を構成する非開放側板部(2)〜(4)が縦折罫線(a)を介して直線状に連設され、この連設方向に対して正面を構成する可開放側板部(1)が直角に配置し、これら側板部(1)〜(4)の各下縁に横折罫線(b)を介して底蓋フラップ(5)〜(8)が延設され、正面及び背面の側板部(1)(3)の上縁に横折罫線(c)を介して把手付き上蓋フラップ(9)(10)が、右及び左側面の側板部(2)(4)の上縁に横折罫線(c)を介して蓋止めフラップ(11)(12)が、それぞれ延設されている。なお、折罫線の縦横は組立状態を基準にしている。
【0020】
また、右及び左側面の側板部(2)(4)の側端には縦折罫線(a)を介して延長フラップ(13)(14)が延設され、その左側延長フラップ(14)の下縁には横折罫線(d)を介して舌片(15)が突設されている。そして、この舌片(15)には、側板部(4)側のコーナー部から横折罫線(d)に対して45度の角度で伸びる斜め折罫線(e)が設けられると共に、この斜め折罫線(e)に沿う中央側にスリット(16)が形成されている。
【0021】
一方、正面の可開放側板部(1)と隣接する右側面の非開放側板部(2)とは、両者の境界コーナー部から横折罫線(b)に対して45度の角度で伸びる斜め折罫線(f)を介して連続した互いの底蓋フラップ(5)(6)によって繋がっている。また、背面の非開放側板部(3)より延出する底蓋フラップ(7)には、側板部(4)側のコーナー部から横折罫線(b)に対して45度の角度で伸びる斜め折罫線(g)を介して略三角形の止着片(17)が連設されている。
【0022】
この展開状態の紙板(A’)からの紙箱(A)の組み立ては、非開放側板部(2)〜(4)及び延長フラップ(13)(14)を各縦折罫線(a)で90度に折り曲げると共に、底蓋フラップ(6)〜(8)を各横折罫線(b)で内側へ90度に折り曲げ、底蓋フラップ(7)の止着片(17)を隣接する側板部(4)側の底蓋フラップ(8)に接着する一方、横折罫線(d)で内側へ90度に折り曲げた舌片(15)の斜め折罫線(e)よりも先端側の略三角形の部分を止着部(15a)とし、この止着部(15a)を図3に示すように水平になった可開放側板部(1)の内面に接着すればよい。
【0023】
図4(イ)(ロ)は、この組立状態の紙箱(A)における可開放側板部(1)と上蓋フラップ(9)(10)及び蓋止めフラップ(11)(12)を水平にした状態での底面図と平面図であり、両図の破線ハッチングを施した部分が接着部を示す。しかして、可開放側板部(1)と非開放側板部(2)との互いに連続した底蓋フラップ(5)(6)によってL字形の底半部(18)が構成されると共に、非開放側板部(3)(4)の止着片(17)を介して連結した底蓋フラップ(7)(8)によってL字形の底半部(19)が構成されており、図4(イ)(ロ)に示すように、紙箱(A)の組立状態において両底半部(18)(19)が互いに係合してロックされた底蓋を形成している。なお、両底半部(18)(19)の中央部(18a)(18b)は互いに噛み合う係嵌形状に設定している。
【0024】
このようなボトムロック式組立紙箱(A)の未使用段階では、保管や運搬時の嵩を低くするために偏平な折畳み状態として取り扱われる。この折畳み状態では、側板部(1)〜(4)からなる四周枠を図5(イ)の如く平行四辺形状にして偏平化するが、両底半部(18)(19)の斜め折罫線(f)(g)に上方へ凸の折り癖を付けることにより、両底半部(18)(19)が上方へ山折りにして箱内側へ折り込まれるようにする。しかして、可開放側板部(1)は図5(ロ)の矢印で示すように横折罫線(b)で上に折り返し、図5(ハ)の如く他の非開放側板部(2)〜(4)と一緒に重ね合わせることにより、紙箱(A)全体がコンパクトな折畳み形態となる。
【0025】
この折畳み状態の紙箱(A)を使用する際は、平行四辺形状に折り畳まれていた側板部(1)〜(4)からなる四周枠を拡げて矩形枠状にし、可開放側板部(1)を外側へ傾倒させればよい。これにより、箱内側へ折り込まれていた両底半部(18)(19)が自然に平坦化しながら互いに係合して底蓋を形成するため、組み立てはワンタッチ操作で容易に迅速に行える。
【0026】
かくして組立状態とした紙箱(A)は、上面から正面にわたって開放しているが、この段階では図3に示すように延長フラップ(13)(14)が左右方向に沿う向きになって正面側の開放幅を狭める形になっているため、必要とあらば両延長フラップ(13)(14)を外向きに開いて開放幅を拡げればよい。すなわち、特に延長フラップ(14)は舌片(15)で可開放側板部(1)に接着しているが、その接着は舌片(15)の全体ではなく斜め折罫線(e)から先の止着部(15a)でなされているから、指を掛けて前へ引くだけの簡単な操作により、該舌片(15)が斜め折罫線(e)で折り畳まれる形で、延長フラップ(14)から舌片(15)への直角の移行部分つまり横折罫線(d)での折りを180度反転させることができ、これによって図1(イ)に示すように延長フラップ(14)が側方開放幅を狭めない前後方向に沿う向きに変わる。なお、舌片(15)の斜め折罫線(e)にはスリット(16)を設けていることにより、上記の反転操作をより軽く容易に行える。
【0027】
このように紙箱(A)が上面から正面にわたって開放するため、収容物を正面側から箱内に入れ込むことができる。従って、収容物がショートケーキのような形崩れし易いものであっても、変形を生じさせることなく容易に確実に能率よく収容することが可能となる。
【0028】
しかして、収容物を内部に納めた後は、延長フラップ(14)を内向きに戻して可開放側板部(1)を垂直に立て、把手付き上蓋フラップ(9)(10)を横折罫線(c)で内側へ折り曲げ、両側から蓋止めフラップ(11)(12)で係止して図2で示す手提げ箱形態とし、持ち帰り用として顧客に手渡される。
【0029】
なお、上蓋フラップ(9)(10)と蓋止めフラップ(11)(12)による手提げ式の蓋部は、従来からの周知構造である。すなわち、上蓋フラップ(9)(10)の上部側には横折罫線(h)を介して把手部(20)(21)が連設されており、両把手部(20)(21)を内面同士で突き合わせる形で、紙箱(A)の上面側を上蓋フラップ(9)(10)で封鎖し、把手部(20)に切り込み形成した突片(22)を把手部(21)の切り抜き孔(23)に挿入して把手を構成し、蓋止めフラップ(11)(12)を内側へ折り曲げて、これら蓋止めフラップ(11)(12)に切り込み形成された係止スリット(24)に、突き合わせた両把手部(20)(21)の左右両端の係止突起(25)を挿入して係止させるが、これに先だって蓋止めフラップ(11)(12)の基部中央に切り込み形成された半円形の受け片(26)を内側へ折り曲げておき、両受け片(26)(26)で両上蓋フラップ(9)(10)の突き合わせ部を受け止めるようにする。
【0030】
しかして、この手提げ箱形態とした紙箱(A)より収容物を取り出すには、蓋止めフラップ(11)(12)を外側へ開いて係止スリット(24)から係止突起(25)を抜出させ、両上蓋フラップ(9)(10)を開いて可開放側板部(1)を外側へ傾倒させて図3に示す状態とし、更に両延長フラップ(13)(14)を外向きに開いて図1(イ)の如く開放幅を拡げればよい。これにより、収容物を正面側から前方へ引き出し可能となるため、該収容物がショートケーキのような形崩れし易いものであっても、また取扱いに不慣れな消費者であっても、変形を生じさせることなく容易に取り出すことができる。
【0031】
しかも、このような紙箱(A)では、可開放側板部(1)が、左右の片側で隣接する非開放側板部(2)に底蓋フラップ(5)(5)を介して繋がると共に、反対側でも隣接する非開放側板部(4)に延長フラップ(14)を介して繋がっているから、折畳み状態から箱型に組み立てる時にずれを生じず、組立状態で底蓋が確実にロックされるため、持ち運ぶ途中で底が開いて収容物を落とすような懸念がない上、四周側面が直立してしっかりした矩形枠を構成するから、外観体裁がよく、箱の歪みや変形による収容物の形崩れ防止される。
【0032】
第二実施形態のボトムロック式組立紙箱(B)は、側方開放型であり、図6(イ)に示すように、四周側面を構成する4つの側板部(1)〜(4)の内、右側面の側板部(1)が外側へ傾倒して上面から右側面にわたって開放するようになっている。しかして、この紙箱(B)は、図6(ロ)で外面側から見た展開状態として示す一枚の紙板(B’)より組立形成されている。すなわち、この紙箱(B)の展開状態では、正面、左側面、背面を構成する非開放側板部(2)〜(4)が直線状に連設され、この連設方向に対して右側面を構成する可開放側板部(1)が直角に配置し、前記第一実施形態と同様に、これら側板部(1)〜(4)の各下縁に底蓋フラップ(5)〜(8)が延設され、正面及び背面の側板部(2)(4)の上縁に把手付き上蓋フラップ(9)(10)が、右及び左側面の側板部(1)(3)の上縁に蓋止めフラップ(11)(12)が、それぞれ延設されている。
【0033】
また、正面及び背面の側板部(2)(4)の側端には延長フラップ(13)(14)が延設され、その左側延長フラップ(14)の下縁には前記第一実施形態と同様の舌片(15)が突設されている。一方、右側面の可開放側板部(1)と隣接する正面の非開放側板部(2)とは、両者の境界コーナー部から横折罫線(b)に対して45度の角度で伸びる斜め折罫線(f)を介して連続した互いの底蓋フラップ(5)(6)によって繋がっており、背面の非開放側板部(4)より延出する底蓋フラップ(8)には、斜め折罫線(g)を介して略三角形の止着片(17)が連設されている。そして、紙箱(B)は、前記第一実施形態と同様に、展開状態の紙板(B’)から、底蓋フラップ(8)の止着片(17)を隣接する側板部(3)側の底蓋フラップ(7)に接着すると共に、舌片(15)の止着部(15a)を可開放側板部(1)の内面に接着して箱形態にしている。
【0034】
このような紙箱(B)は、前記第一実施形態と同様に、未使用時には、側板部(1)〜(4)からなる四周枠を平行四辺形状に偏平化して、底半部(18)(19)が斜め折罫線(f)(g)で上方へ山折りにして箱内側へ折り込まれ、可開放側板部(1)が他の非開放側板部(2)〜(4)と一緒に重なり合ったコンパクトな折畳み形態にできると共に、使用時には、側板部(1)〜(4)の四周枠を拡げて矩形枠状にするだけのワンタッチ操作により、両底半部(18)(19)が自然に平坦化しながら互いに係合して底蓋を形成する。
【0035】
かくして組立状態とした紙箱(B)は、可開放側板部(1)を外側へ傾倒させ、両延長フラップ(13)(14)を図6(イ)の実線に示す内向きから同仮想線で示す外向きに開いて側方の開放幅を拡げる。この時、延長フラップ(14)は舌片(15)で可開放側板部(1)に接着しているが、その接着は斜め折罫線(e)から先の止着部(15a)でなされているから、指を掛けて前へ引くだけの簡単な操作により、横折罫線(d)での折りを180度反転させて背面に沿う向きに変わる。
【0036】
このように紙箱(B)が上面から右側面にわたって開放するため、収容物を右側面側から箱内に入れ込むことができる。従って、収容物がショートケーキのような形崩れし易いものであっても、変形を生じさせることなく容易に確実に能率よく収容することが可能となる。また、この収容後に図2の如く手提げ箱形態とした紙箱(B)より収容物を取り出す際にも、蓋止めフラップ(11)(12)を外側へ開いて係止スリット(23)から係止突起(24)を抜出させ、両上蓋フラップ(9)(10)を開いて可開放側板部(1)を外側へ傾倒させ、両延長フラップ(13)(14)を外向きに開いて図6(イ)の如く開放幅を拡げることにより、収容物を変形させずに容易に取り出すことができる。更に、第一実施形態のものと同様に、折畳み状態から箱型に組み立てる時に底蓋が確実にロックされ、持ち運ぶ途中で底が開いて収容物を落とす懸念がなく、四周側面が直立して形態的にしっかりした箱となり、外観体裁がよく、箱の歪みや変形による収容物の形崩れも防止される。
【0037】
第三実施形態のボトムロック式組立紙箱(C)は、上蓋差し込み型であり、図7(イ)に示すように、四周側面を構成する4つの側板部(1)〜(4)の内、正面の側板部(1)が外側へ傾倒して上面から正面にわたって開放するようになっており、図7(ロ)で外面側から見た展開状態として示す一枚の紙板(C’)より組立形成されている。
【0038】
この紙箱(C)は、上蓋が差し込み式であること以外は第一実施形態と全く同様構成であり、展開状態において右側面、背面、左側面を構成する非開放側板部(2)〜(4)が直線状に連設され、この連設方向に対して正面を構成する可開放側板部(1)が直角に配置し、これら側板部(1)〜(4)の各下縁に底蓋フラップ(5)〜(8)が延設され、正面の可開放側板部(1)と隣接する右側面の非開放側板部(2)とが45度の斜め折罫線(f)を介して連続した互いの底蓋フラップ(5)(6)によって繋がり、右及び左側面の側板部(2)(4)の側端には延長フラップ(13)(14)が延設され、その左側延長フラップ(14)の下縁には第一及び第二実施形態と同様の舌片(15)が突設され、また底蓋フラップ(7)に斜め折罫線(g)を介して止着片(17)が連設されている。そして、正面の側板部(1)の上縁に差し込み式上蓋フラップ(27)が連設されているが、背面の側板部(2)の上縁はそのまま端縁となり、また右及び左側面の側板部(2)(4)の上縁には横長帯片状の蓋受けフラップ(28)が延設されている。
【0039】
そして、紙箱(C)は、前記第一及び第二実施形態と同様に、展開状態の紙板(C’)から、底蓋フラップ(8)の止着片(17)を隣接する側板部(3)側の底蓋フラップ(7)に接着すると共に、舌片(15)の止着部(15a)を可開放側板部(1)の内面に接着して箱形態にしており、未使用時には、側板部(1)〜(4)からなる四周枠を平行四辺形状に偏平化して、底半部(18)(19)が斜め折罫線(f)(g)で上方へ山折りにして箱内側へ折り込まれ、可開放側板部(1)が他の非開放側板部(2)〜(4)と一緒に重なり合ったコンパクトな折畳み形態にできると共に、使用時には、側板部(1)〜(4)の四周枠を拡げて矩形枠状にするだけのワンタッチ操作により、両底半部(18)(19)が自然に平坦化しながら互いに係合して底蓋を形成する。
【0040】
かくして組立状態とした紙箱(C)は、差し込み式上蓋フラップ(27)と一体に可開放側板部(1)を外側へ傾倒させ、両延長フラップ(13)(14)を図7(イ)の実線に示す内向きから同仮想線で示す外向きに開いて正面の開放幅を拡げる。この時、延長フラップ(14)は舌片(15)の斜め折罫線(e)から先の止着部(15a)で可開放側板部(1)に接着しているから、指を掛けて前へ引くだけの簡単な操作により、横折罫線(d)での折りを180度反転させて前後方向に沿う向きに変わる。
【0041】
このように紙箱(C)が上面から正面にわたって開放するため、収容物を正面から箱内に入れ込むことができる。従って、収容物がショートケーキのような形崩れし易いものであっても、変形を生じさせることなく容易に確実に能率よく収容することが可能となる。また、この収容した収容物を取り出す際にも、差し込み式上蓋フラップ(27)と一体に可開放側板部(1)を外側へ傾倒させ、両延長フラップ(13)(14)を外向きに開いて図7(イ)の如く開放幅を拡げることにより、ショートケーキのような形崩れし易い収容物でも変形させずに容易に取り出すことができる。更に、第一及び第二実施形態のものと同様に、折畳み状態から箱型に組み立てる時に底蓋が確実にロックされ、持ち運ぶ途中で底が開いて収容物を落とす懸念がなく、四周側面が直立して形態的にしっかりした箱となり、外観体裁がよく、箱の歪みや変形による収容物の形崩れも防止される。
【0042】
この発明に係るボトムロック式組立紙箱は、上述した第一〜第三実施形態の構成に限らず、例えば上蓋の形状や係止構造、底蓋を構成する底半部同士の係合形態等、細部構成については種々設計変更可能である。なお、斜め及び縦横の折罫線には、曲げを容易にするために切れ目やミシン目を入れるようにしてもよい。また、可開放側板部(1)に対する舌片(15)の止着、ならびに止着片(17)と隣接する底蓋フラップとの止着には、接着剤による接着以外にステッチ留めや粘着テープ等の他の止着手段を採用できる。
【0043】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、ボトムロック式組立紙箱として、折畳み状態からワンタッチ操作によって容易に箱を組み立てでき、しかも組立状態で一側板部を独立に外側へ傾倒して側方に開放できるから、ショートケーキのような形崩れし易い収容物でも形を損なわずに容易に出し入れでき、また底蓋のロックが確実になされるため、持ち運び中にそこが開いて収容物を落とすような懸念がない上、四周側面が直立して外観体裁がよく、形態安定性に優れるものが提供される。
【0044】
請求項2の発明によれば、上記のボトムロック式組立紙箱において、開放する側板部に接続したフラップの向きを変えて側方開放幅を広くとることができ、もって収容物の出し入れをより容易に行える。
【0045】
請求項3の発明によれば、上記のボトムロック式組立紙箱において、開放する側板部に接続したフラップの向きの転換をより容易に行える。
【0046】
請求項4の発明によれば、上記のボトムロック式組立紙箱において、折畳み状態から箱を組み立てる際の底蓋のロックがより確実になされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第一実施形態に係る正面開放型のボトムロック式組立紙箱を示し、(イ)図は箱を開いた状態の斜視図、(ロ)図は展開図である。
【図2】 同組立紙箱の閉じた状態の斜視図である。
【図3】 同組立紙箱を折畳み状態から箱形態に組み立てた段階の斜視図である。
【図4】 同組立紙箱の上蓋フラップ及び蓋止めフラップと可開放側板部を水平に開いた状態を示し、(イ)図は底面図、(ロ)図は平面図である。
【図5】 同組立紙箱の折畳み動作を示し、(イ)図は四周枠を平行四辺形状に偏平化する途上の平面図、(ロ)図は四周枠を偏平に折り畳んだ段階の正面図、(ハ)図は全体を折り畳んだ状態の正面図である。
【図6】 この発明の第二実施形態に係る側方開放型のボトムロック式組立紙箱を示し、(イ)図は箱を開いた状態の斜視図、(ロ)図は展開図である。
【図7】 この発明の第三実施形態に係る上蓋差し込み型のボトムロック式組立紙箱を示し、(イ)図は箱を開いた状態の斜視図、(ロ)図は展開図である。
【図8】 従来の一般的なボトムロック式組立紙箱を示し、(イ)図は箱を開いた状態の斜視図、(ロ)図は展開図である。
【符号の説明】
1 ・・・・・・可開放側板部
2〜4・・・・・非開放側板部
5〜8・・・・・底蓋フラップ
9,10・・・・上蓋フラップ
11,12・・・蓋止めフラップ
13,14・・・延長フラップ
15・・・・・・舌片
15a・・・・・止着部
16・・・・・・スリット
17・・・・・・止着片
18,19・・・底半部
27・・・・・・差し込み式上蓋フラップ
28・・・・・・蓋受けフラップ
A〜C・・・・・ボトムロック式組立紙箱
A’〜C’・・・紙板
a ・・・・・・縦折罫線
b〜d,h・・・横折罫線
e〜g・・・・・斜め折罫線
Claims (4)
- 一枚の紙板からなり、四周の一側面が外側へ傾倒して開放する可開放側板部をなし、
展開状態において、3つの非開放側板部が直線的に連設され、これら非開放側板部の連設方向に対して可開放側板部が直角に配置し、各側板部の下縁よりボトムロック式の底蓋を形成する底蓋フラップが延設され、
前記連設された一端側の非開放側板部と可開放側板部とが45度の斜め折罫線を介して連続した互いの底蓋フラップによって繋がると共に、前記連設された他端側の非開放側板部の側縁に延長フラップが延設され、この延長フラップの下縁に突設された舌片が可開放側板部の内面に止着されてなるボトムロック式組立紙箱。 - 前記舌片は、45度の斜め折罫線を有し、この折罫線よりも先端側を止着部として可開放側板部の内面に止着されてなる請求項1記載のボトムロック式組立紙箱。
- 前記舌片の斜め折罫線に沿って、部分的にスリットが設けられてなる請求項2記載のボトムロック式組立紙箱。
- 前記一端側の非開放側板部と可開放側板部との互いに連続した底蓋フラップによってL字形の底半部が構成され、前記連設された中央と他端側の非開放側板部の底蓋フラップ同士が、その一方の隅角部に45度の斜め折罫線を介して設けた止着片によって互いに連結されてL字形の底半部を構成し、
両底半部は、紙箱の組立状態において互いに係合して底蓋を形成すると共に、紙箱の折畳み状態において各々前記斜め折罫線で上方へ山折りにして箱内側へ折り込まれるように構成されてなる請求項1〜3のいずれかに記載のボトムロック式組立紙箱。
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