JP4190721B2 - 無給油式スクリュー圧縮機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、無給油式スクリュー圧縮機に係わり、特に、高速回転に適した油ポンプを内蔵した無給油式スクリュー圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の無給油式スクリュー圧縮機は、汎用誘導モータで駆動されるものが多く、この汎用誘導モータは、回転速度が電源周波数に依存されるため、毎分3000回転あるいは3600回転程度で回転するようになっている。一方、無給油式スクリュー圧縮機の回転速度は、汎用誘導モータの回転の3〜8倍の回転が必要とされている。よって、回転速度を増加させるために、圧縮機のスクリューロータは、汎用誘導モータの回転を歯車等により構成した増速機を介して増速駆動されるようになっている。
【0003】
したがって、無給油式スクリュー圧縮機は、軸受や同期歯車を備えており、これらの潤滑冷却を目的に油が供給されている。その供給手段としてトロコイド式などの油ポンプが設置されている。油ポンプは、増速機の入力(低速)軸に付加した増速機取付け形や、あるいは別置きポンプとして圧縮機に付属されている別置き形がある。
【0004】
例えば、特開2000-97186号公報に開示されている無給油式スクリュー圧縮機は、増速機を使用せず高速モータで直接駆動されるが、油ポンプは圧縮機本体とは別に設けられている。また、特開平4-8889号公報に開示されているスクリュー圧縮機は、スクリューロータの軸あるいはスクリュー歯の端面にねじ溝あるいは螺旋溝を形成して油ポンプの作用を持たせている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開2000-97186号公報に開示の無給油式スクリュー圧縮機は、油ポンプと該油ポンプを駆動するモータとが別に必要で、圧縮機全体として大きくなり、小型軽量化が難しい。また、別設置モータやポンプ各部の軸受が必要で動力損失も増してしまう。
【0006】
また、高速モータで駆動される無給油式スクリュー圧縮機の雄雌ロータは、最高回転速度が毎分20000回転を超えることもあり、通常の歯車ポンプのような容積式ポンプでは、振動騒音や信頼性の観点から直結し同じ回転速度で駆動することは原理的に成立しない。また、ポンプ駆動用に減速機等を設置すれば、やはり小型軽量化に反することになる。
【0007】
また、無給油式スクリュー圧縮機は、吐き出し温度が非常に高くなるため、ロータの熱変形も大きい。ロータやロータ軸は軸方向に熱変形で伸び縮みする。さらに高速回転体であるため軸方向振動もある。したがって、ロータ軸の一部を油ポンプの軸に使用するには、このような熱変形や振動変位を吸収できる油ポンプであることが必要である。
【0008】
特開平4-8889号公報に開示のスクリュー圧縮機の油ポンプは、スクリューロータの端面ギャップに油を供給し、このギャップを経由するガスの内部漏れを低減する目的で設けられている。したがって、給油手段には軸シールを付属せず、給油経路は軸表面に沿って、端面ギャップに向かうのみであり、軸受や同期歯車などへの給油は不可能である。
【0009】
また、設置位置が、ロータのスクリュー歯部と高圧側軸受との間に限られる。したがって、圧縮機全体の配置に関しては自由度が小さい。
【0010】
本発明の目的は、高速回転に適した油ポンプを内蔵したにもかかわらず、簡単な構造で、かつ小型軽量な無給油式スクリュー圧縮機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明における無給油式スクリュー圧縮機は、モータと、該モータと連結し回転する雄雌一対のロータと、前記雄雌一対のロータに対し前記モータと反対側に配置され前記雄雌一対のロータのうち前記モータのモータ軸と連結した一方のロータの回転を他方のロータに伝達する歯車部と、該歯車部及び前記両ロータを支える軸受部に油を供給する油ポンプと、前記雄雌一対のロータ、歯車部、軸受部及び油ポンプを収納するケーシングとを有すものであって、前記雄雌一対のロータと前記歯車部は、前記雄雌一対のロータで圧縮するガスの低圧口と高圧口を有する高圧側ケーシングに収納され、前記雄雌一対のロータの駆動側軸は低圧側のケーシングに収納され、前記油ポンプを、前記雄雌一対のロータに対し前記歯車部と反対側の前記他方のロータの軸端部に設け、前記油ポンプは、前記他方のロータのロータ軸の回転によって前記油を昇圧する非接触式ビスコポンプと、前記昇圧した油をシールする非接触式軸封装置とを有することを特徴としている。
【0016】
好ましくは、前記非接触式軸封装置は、フローティングタイプのスリーブシール、あるいは、溝のねじれ方向が前記ビスコポンプのねじ溝のねじれ方向と逆に形成したねじ溝を有するビスコシールであることを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態例に係る無給油式スクリュー圧縮機を、図を用いて説明する。
【0018】
本発明の第一の実施の形態例を、図1〜図4を用いて説明する。図1は、本発明の第一の実施の形態例に係る無給油式スクリュー圧縮機の構成を示し、油ポンプを内蔵し、高速モータで駆動される無給油式スクリュー圧縮機の水平断面を示す。図2は、図1の無給油式スクリュー圧縮機に内蔵された油ポンプの垂直断面を示し、図3は、図2の油ポンプの流量・差圧特性の説明図であり、図4は、図3の油ポンプの流量・差圧特性を示す図である。
【0019】
図1に示すように、圧縮機本体1は、平行な二軸の回りを互いにかみ合って回転する雄ロータ2と雌ロータ3と、両ロータの歯溝部を収納し、ガスの低圧口と高圧口(いずれも図示せず)を有したケーシング4と、両ロータの駆動側軸を収納した低圧側ケーシング5などより構成される。
【0020】
図1において両ロータの歯部を基準に左方向を低圧側、右方向を高圧側と称する。雄ロータ2と雌ロータ3の軸部は、低圧側軸受7と高圧側軸受8とにより回転自在に支持されている。なお、本無給油式スクリュー圧縮機機が圧縮するガスは、気体一般を対象とするものの、適用例として、最も広く用いられる空気を想定して、以下説明する。
【0021】
雄ロータ2と雌ロータ3との高圧側軸端には、一対の同期歯車9、10が固定されており2つのロータを同期回転させる。2つのロータの歯は噛み合ってはいるが、その間には微少なすきまが確保され、厳密には非接触状態にある。したがって、駆動トルクは一方のロータ、すなわち雌ロータ3から同期歯車9、10の噛み合いを経由して他方のロータ、すなわち雄ロータ2に伝達される。
【0022】
軸受や歯車へは潤滑と冷却を目的に給油する必要がある。一方、無給油式圧縮機は、油混入のない清浄な圧縮空気を供給することを任務としており、クリュー歯の歯溝に形成される圧縮室への油の侵入は許されない。そこで、低圧側軸受7と雄ロータ2及び雌ロータ3の歯溝部との間、および高圧側軸受8と雄ロータ2及び雌ロータ3の歯溝部との間には、非接触式軸封装置を設けている。これらの非接触式軸封装置は、圧縮ガスシール11と油きり12とにより構成される。
【0023】
これにより、圧縮室への油の侵入が防止でき、また、逆に圧縮室から油ポンプ6へのガスの流入を阻止することができる。
【0024】
冷却促進を目的にケーシング4の外周にはフィン13を設ける。
【0025】
高速モータ21は、ロータコア22が固定されたモータ軸23と、モータ軸23を回転自在に支持するため、モータケーシング27に設けられた負荷側軸受24とカバー28に設けられた反負荷側軸受25とを備えている。
【0026】
これらの軸受には潤滑油が強制給油され、負荷側軸受24、反負荷側軸受25とロータコア22との間には非接触式油きり29が設けられている。また、ロータコア22に対向した位置にステータコア26がモータケーシング27に固定され、モータケーシング27には冷却ジャケット30が設けられ、冷却水またはクーラント液などが供給される。
【0027】
雌ロータ3とモータ軸23の軸端には軸用スプラインと穴用スプラインが設けられ、互いにかみ合ってスプラインカップリング31を構成している。
【0028】
雄ロータ2の駆動側軸41の低圧側に形成されたスペースに、給油手段である油ポンプ6を駆動側軸41に設ける。油ポンプ6は駆動側軸41の回転によって潤滑油を昇圧する機能を備えている。
【0029】
油ポンプ6は、雄ロータ2の駆動側軸41の熱変形や振動変位を吸収し、また、圧縮室への油の侵入を阻止すると共に、軸受や同期歯車9、10に十分な給油量を確保する能力を有している。
【0030】
図2は、油ポンプ6の構造を示す。雄ロータ2の駆動側軸41にはスリーブ42が固定され、円筒ころ軸受7の内輪を軸方向に固定している。ポンプケーシング43は、ボルト(図示せず)によってケーシングの一部を形成する低圧側ケーシング5に固定され、円筒ころ軸受7の外輪を軸方向に押している。
【0031】
ポンプケーシング43には、スリーブ42と同心にビスコポンプ44がはめ込まれ、ポンプカバー46をボルト(図示せず)によってポンプケーシング43に締め付けることにより、軸方向に固定される。
【0032】
ビスコポンプ44によって昇圧された油が、はめ合い部を通って漏れないようにOリング47が設けられている。
【0033】
ビスコポンプ44によって昇圧された油の軸封装置は、フローティングタイプのスリーブシール54、ばね装置55とから構成される。
【0034】
フローティングタイプのスリーブシール54は、ばね装置55によって軸方向にポンプケーシング43の端面56に押付けられ、また、スリーブシール54はスリーブ42とは狭いすきまを介して対向している。
【0035】
ポンプカバー46には油吸込み管49がねじこまれ、ビスコポンプ44のランタンリング部50で集められた昇圧油は油吐出し管51より冷却器(図示せず)へと導かれ、そこから各軸受、同期歯車9、10及びスプラインカップリング31各部に供給され、これらを潤滑する。
【0036】
油吸込み管49は、図3に示すように油ポンプ6の下に設けられた油だまり61へ、吸込み油ストレーナ(図示せず)を介して接続される。
【0037】
ビスコポンプ44には、破線で示す方向に矩形ねじがそれらの内周に設けられており、スリーブ42の外周とは狭いすきまを介して対向し、ねじ溝ポンプを形成している。また、ポンプケーシング43には排油室52、排油通路53が設けられ、軸受7の排油は排油室52、排油通路53を経由して速やかに排油される。
【0038】
次に、本実施の形態例の動作について、説明する。
【0039】
高速モータ21は、起動後、油ポンプ6の吸込み管49及びポンプ内の空気を追出すため、予め定められた回転速度まで速やかに昇速され、油ポンプ6の吐出し通路に設けられた油圧センサ(図示せず)が昇圧を確認した後、所定の回転速度に制御される。
その後の高速モータ21の制御は、圧縮機の吐出し空気圧力を一定の保ちたい場合は、吐出し空気圧力センサの出力に応じて回転数制御を行い、吐出し空気圧力と吐出し空気風量の両方を関連づけて制御したい場合は、予め設定されマイコンなどに記憶された回転数と吐出し空気圧力との関係に従って目標吐出し圧力を変化させながら回転数制御を行う。
【0040】
図3及び図4を用いて、油ポンプ6の流量・差圧特性を説明する。図3において、ポンプ中心より油だまり61の油面62までの距離をHとし、油面62及び排油室52の空気圧力をPa(ほぼ大気圧)、ビスコポンプ44の吸込み室63の圧力をPs、ポンプの吐出し圧力をPdとし、ビスコポンプ44を流れる油流量をQp、スリーブシール54を流れる油流量をQs、吐出し油流量をQとすると、Q=Qp+Qsである。
【0041】
図4のΔPをPd−Paとし、γを油の比重とすると、ビスコポンプ44のΔP〜Qp特性は直線ACで表せる。A点は最大流量Qpmの点であり、C点はポンプの封止圧力ΔPpmよりγHを引いた圧力の点である。また、スリーブシール54のΔP〜Qs特性は直線ODで表わされる。太線AEは油ポンプ6のΔP〜Q特性を示し、ポンプの吐出し油流量はビスコポンプ44の吐出し油流量からスリーブシール54からの漏れ量を引いたものであり、E点ではポンプの吐出し油流量はゼロとなる。
【0042】
駆動側軸41の回転速度が下がると、回転速度の比に比例して図4を原点Oに向かって縮小した特性となり、油の温度が上がって粘度が低下すると、ほぼ粘度に比例して図4の縦方向を縮小した特性となる。
【0043】
本実施の形態例において、油ポンプ6にねじ溝を有するビスコポンプ44を用い、非接触軸封としてフローティングタイプのスリーブシール54を用いているので、変位を各部材が吸収し、雄ロータ2に軸方向振動及び軸方向の熱変形があっても、その影響を排除した油ポンプを実現できる。フローティングタイプのスリーブシール54は、駆動側軸41との間のすきまを小さくでき、スリーブシール54からの油漏れを少なくできる効果もある。
【0044】
さらに、ねじ溝ポンプの吸込み口を軸端側に設けたので、空気が作動中に漏れ込んでくることがなく、安定なポンプ作用を行うことができる。
【0045】
次に、図5及び図6を用いて、本発明の第二の実施の形態例を説明する。なお、第1の実施の形態例に共通する事項は説明を省略する。図5は、本発明の第二の実施の形態例に係る無給油式スクリュー圧縮機に内蔵された油ポンプの垂直断面を示し、図6は、図5の油ポンプの流量・差圧特性を示す図である。
【0046】
図5において、図2と同じ部品には同じ符号を付けて示す。第一の実施の形態例におけるフローティングタイプのスリーブシールに代えてビスコシール45を用いたのが本実施の形態例の特徴である。
【0047】
ビスコシール45の背面をシールするOリング48を設けている。また、ビスコシール45に設けたねじ溝のねじれ方向はビスコポンプ44のねじ溝のねじれ方向と逆にしておく。両ねじ溝とも、スリーブ42の外周とは狭いすきまを介して対向し、ねじ溝ポンプ及びねじ溝シールを形成している。
【0048】
図6を用いて、油ポンプ6の流量・差圧特性を説明する。記号は図3と同じ記号を使用している。ビスコポンプ44のΔP〜Qp特性は直線ACでほぼ表せ、ビスコシール45のΔP〜Qs特性は折れ線OFGで表せる。F点はビスコシール45の封止圧力ΔPsmの点であり、OF間はQs=0である。直線GFはビスコシール45の最大流量Qsmを表すK点とF点を結ぶ直線の延長線である。太線AHJは油ポンプ6のΔP〜Q特性を示し、AH間はビスコシール45よりの漏れがないため、ポンプの吐出し油流量はビスコポンプ44の油流量に等しい。HJ間はビスコシール45よりの漏れが発生し、J点ではポンプの吐出し油流量はゼロとなる。
【0049】
駆動側軸41の回転速度が下がると、回転速度の比に比例して図6を原点Oに向かって縮小した特性となり、油の温度が上がって粘度が低下すると、ほぼ粘度に比例して図6の縦方向を縮小した特性となる。ビスコポンプ44の矩形ねじ部の最適化に関しては、文献(ASME Journal of Tribology、 Vol。 112、 April 1990、 p409-414)に詳しい。
【0050】
本実施の形態例では、非接触軸封としてビスコシール45を用いており、その封止圧力まで油の漏れが生じないという効果がある。
【0051】
本発明の本実施の形態例では、油ポンプは、雄ロータの駆動側の軸端に設けられているが、無給油式スクリュー圧縮機では、雄ロータ或いは雌ロータのどちらかの軸端近傍に空いたスペースができるので、そこに設置すればよい。
【0052】
また、高速モータとして高周波モータを使用したが、電気自動車などに用いられている永久磁石式同期モータなどモータの種類は問わない。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、油ポンプを、雄ロータ或いは雌ロータのどちらかの軸端近傍にできたスペースに配置し、かつロータの軸端部に設けることができる。この結果、圧縮機全体のスペースファクタが良くなり、かつ構造が簡単になり、無給油式スクリュー圧縮機の軽量小形化を図ることができる。
【0054】
また、油ポンプをロータ軸に直結して設けることができるので、動力損失を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態例に係る無給油式スクリュー圧縮機の水平断面図である。
【図2】図1の無給油式スクリュー圧縮機に内蔵された油ポンプの垂直断面である。
【図3】図2の油ポンプの流量・差圧特性の説明図である。
【図4】図3の油ポンプの流量・差圧特性を示す図である。
【図5】本発明の第二の実施の形態例に係る無給油式スクリュー圧縮機に内蔵された油ポンプの垂直断面である。
【図6】図5の油ポンプの流量・差圧特性を示す図である。
【符号の説明】
1…圧縮機本体、2…雄ロータ、3…雌ロータ、4…ケーシング、5…低圧側ケーシング、6…油ポンプ、9,10…同期歯車、21…高速モータ、41…駆動側軸、42…スリーブ、43…ポンプケーシング、44…ビスコポンプ、45…ビスコシール、46…ポンプカバー、49…油吸込み管、51…油吐出し管、54…スリーブシール
Claims (2)
- モータと、該モータと連結し回転する雄雌一対のロータと、前記雄雌一対のロータに対し前記モータと反対側に配置され前記雄雌一対のロータのうち前記モータのモータ軸と連結した一方のロータの回転を他方のロータに伝達する歯車部と、該歯車部及び前記両ロータを支える軸受部に油を供給する油ポンプと、前記雄雌一対のロータ、歯車部、軸受部及び油ポンプを収納するケーシングとを有する無給油式スクリュー圧縮機において、前記雄雌一対のロータと前記歯車部は、前記雄雌一対のロータで圧縮するガスの低圧口と高圧口を有する高圧側ケーシングに収納され、前記雄雌一対のロータの駆動側軸は低圧側のケーシングに収納され、前記油ポンプを、前記雄雌一対のロータに対し前記歯車部と反対側の前記他方のロータの軸端部に設け、前記油ポンプは、前記他方のロータのロータ軸の回転によって前記油を昇圧する非接触式ビスコポンプと、前記昇圧した油をシールする非接触式軸封装置とを有することを特徴とする無給油式スクリュー圧縮機。
- 請求項1において、前記非接触式軸封装置は、フローティングタイプのスリーブシール、あるいは、溝のねじれ方向が前記ビスコポンプのねじ溝のねじれ方向と逆に形成したねじ溝を有するビスコシールであることを特徴とする無給油式スクリュー圧縮機。
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